JP3109065U - フード付き傘 - Google Patents

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Abstract

【課題】雨天時において、手荷物等が傘の面積からはみ出た場合、又は強風等により雨が斜めから降ってきた場合でも該手荷物等が雨に濡れるのを防ぐ。
【解決手段】傘の傘骨の先端部に接続部材を設けると共に、該接続部材に延長用傘布接着傘骨を回動可能に軸支して、該延長用傘布接着傘骨の延長方向への回動により傘の一部若しくは全体の面積を延長拡大することができ、また、該延長用傘布接着傘骨を接続部で垂直とし垂れ下げた状態とすると該部分をフードとして用いることができ、さらに、後方への回動により前記延長用傘布接着傘骨を傘の内側に回収可能として、通常の傘として用いることができる。
【選択図】図9

Description

本考案は、雨天時に用いる雨よけ傘、及び、晴天時に用いる日傘に関するものである。
雨天時に用いる雨よけ傘、及び、晴天時に用いる日傘は日常の生活において用いられているものであるが、通常傘を用いる場合は手荷物、かばん等を有しない状態で使用していることを前提としているといえるものである。
しかし、実際には手荷物やかばんを持ちながら同時に傘を用いるのがほとんどであり、これらを所持している場合は傘が雨をよけることができる有効面積をはみ出してしまう場合が多く、気づかない内に濡れてしまう場合がある。これらが高級品であるような場合はその価値に打撃を与えてしまうこととなり、また、背中に背負うかばんのようなものは傘からはみ出しているか否かに気を配ることが困難であるために中に入っている書類等が濡れてしまったりすることは経験的事実が示すものである。
従って、傘全体及びこのようにはみ出している拠所について部分的に雨よけ部分の面積を延長するか、若しくは延長した部分を垂れ下げてフードとして用いることができれば該部分への雨の侵入を防止することができこのような弊害を回避することができるものである。
また、日傘の場合においては、上述のように所定の角度からの日光の侵入を防止することのみならず外部から見られるのを防止することができ、さらに傘布に模様等の意匠を施せばデザイン的にも優れたものとなる。
本考案は、係る要望、需要に答えるべく開発されたもので、通常に用いられる傘の先親骨の先端部を通常の露先に替えて接続部材を具備する関節機構に置き換え、これを用いて傘本体に用いられる傘布と同様の傘布を接着した傘骨を継ぎ足すことにより雨よけ部を全体若しくは部分的に延長できるようにすると共に、該延長部を関節機構により折り曲げて垂れ下げることを可能とし、該部を全体若しくは部分的なフードとして用いることができるようにした雨よけ若しくは日よけ傘を提供するものである。
本考案は、これらを達成するために通常の傘骨の構造を具備する傘の外周全体若しく一部の先親骨の先端部に傘の面積を拡大するための延長用傘布接着傘骨と、前記通常の傘骨の構造を具備する傘の外周全体若しくは一部の先親骨の先端部に傘の面積を拡大するための延長用傘布接着傘骨と、前記傘の先親骨の先端部に前記延長用傘布接着傘骨の一端部を回動可能に軸支連結すると共に該軸支連結した部分を回転軸として前後に回動自在とした関節機構を具備し、前記延長用傘布接着骨傘を延長方向へ回動させると雨よけ部の全体若しくは一部を延長することができ、同様に前記延長用傘布接着傘骨を下方へ回動させて前記関節機構において折り曲げた状態にして垂直に垂らすと、前記延長用傘布接着傘骨を傘の外周全体若しくは一部のフードとして用いることができるようにしたこととするものである。
また、通常の傘骨の構造を具備する傘の外周全体若しくは一部の先親骨の先端部に傘の面積を拡大するための延長用傘布接着傘骨と、前記傘の先親骨の先端部に取り付けられ、横部両端壁相互に連通する回動軸棒及び前記延長用傘布接着傘骨の直径と同寸法の嵌合溝を具備する断面凹型の弾性連結部材と該弾性連結部材の回動軸棒を前記延長用傘布接着傘骨の一端に穿設された貫通孔に挿通して前記延長用傘布接着傘骨を回動可能となるよう前記傘の先親骨の先端部に軸支連結することによって構成される関節機構を具備し、前記軸支連結した部分を回転軸として前後に回動自在として、前記延長用傘布接着傘骨を延長方向へ回動させ前記断面凹型の弾性連結部材の弾力性を用いた挟持嵌着により固定すると雨よけ部の全体若しくは一部を延長することができ、同様に前記延長用傘布接着傘骨を下方へ回動させて前記関節機構において折り曲げた状態にして垂直に垂らすと、前記延長用傘布接着傘骨を傘の外周全体若しくは一部のフードとして用いることができるようにしたこととするものである。
本考案に係る傘を用いれば、人の身体若しくは荷物が傘の面積からはみ出てる部分について傘の面積を部分的に延長し、該部が雨に濡れる、若しくは日が当たるのを防止することができる。
また、延長部分を関節機構部を介して折り曲げることができるようにして傘の外周全体若しく一部をフードとして用いることにより、斜めから降ってくる雨の侵入を防止できると共に外部から容易に視認できないようにすることにも役立つ。さらに、フード部分に装飾を施せば装飾性の高い傘としても用いることができる。
本考案に係る傘は上述のように構成されているため、通常の傘として用いるのみならず、一時的に一部及び全部を延長することができるため、強風時等にも雨に濡れるのを防止することができる等の広い用途を有する。
以下、本考案に係る傘の実施例について、図面を参考にしながら詳細に説明する。
図1は、延長用傘布接着傘骨を表したものであり、該延長用傘布接着傘骨は延長傘骨Aとこれを傘の先端部と連結する関節機構部B、及びこれに取り付けられる傘布Cによって構成されていて該部分のみが通常の傘の構造と異なり、該部分を除けば傘は通常と同様の手順で開閉することができる。本考案は、従来利用されてきた通常の傘の先親骨の先端部に延長用傘布接着傘骨を取り付けることによって傘の雨よけ面積を延長することを目的とするものであるからである。
よって、延長傘骨Aは通常用いられている傘の傘骨と同等の重量、若しくはこれより軽量であることが要求され、その材質も通常の傘の傘骨と同様の金属等であるか、又は樹脂等による高剛性を具備するものであることが望ましい。本実施例においては通常の傘の傘骨と同様の金属を用いている。
また、傘布Cも特殊な模様・形状等を施して用いるような特殊な用途を有する場合を除く他は通常用いられている傘布と同様の素材・ビニール等を用いるのがコスト的にも望ましい。
なお、傘布Cの延長傘骨Aへの接着は通常の傘と同様に糸で結び付けるか接着材を用いて張り付ける。
図2は本考案の実施例に係る関節機構部Bを示したもので、該関節機構部Bは先親骨の先端に螺結合、又は接着によって取り付けられる断面凹型の連結部材1と、該連結部材1の横部の両端壁に相互に連通する回動軸棒2及び、該回動軸棒2を挿通する延長傘骨Aの一端に穿設された貫通孔3によって構成されている。
連結部材1はわずかに変形可能な程度の弾力性を有する樹脂等により形成されており、通常の露先としても兼用することもできることから危険を防止するため先端部又は全体を丸みを有する形態としてもよい。また、該連結部材1は図3に示すように長手方向に長溝4a、4bを具備し、回動軸棒2は中央部に具備している。
回動軸棒2は延長傘骨Aの貫通孔3を回動可能に軸支するためのもので、軸支された延長傘骨Aは図4に示すように貫通孔3を支点として縦方向前後に回動が可能となる。
長溝4a、4bは延長傘骨Aを挟持固定するための部分で、このうち長溝4aは延長方向に対して固定するためのもので、反対に位置する長溝4bは折りたたみ方向に固定するためのものである。長溝4a、4bの溝幅は延長傘骨Aの幅よりわずかに狭く、延長傘骨Aを圧入した場合には連結部材1の有する弾力性により溝幅が横に割れて一時的に広くなるようになっている。
図2及び図5において連結部材1の中心部には長溝4a、4bと前後において連通する嵌合溝6a、6bが設けられており、該嵌合溝6a、6bにおいて上記圧入した延長傘骨Aを嵌着固定するようになっていて、嵌着すると溝幅が広くなっていた長溝4a、4bはもとの状態に戻ることとなる。これにより嵌合溝6aに延長傘骨Aを嵌着した場合は図6に示すように、延長傘骨Aは傘骨の延長線上に張られることとなって容易に外れたりすることはなくなり、雨粒が当たった程度では嵌合が外れて関節機構部Bが折れたりするようなことはない。
また、嵌合溝6aから延長傘骨Aを取り外して回動し、嵌合溝6bに嵌着すると図7のように折りたたんだ状態となり、延長傘骨Aを傘の裏側へ収納することができる。
係る収納した状態においては外観上は通常の傘と同様となり、連結部材1は通常用いられている露先と外観上同一となる。そのため、特に延長して用いる必要がない場合は、通常の雨よけ傘若しくは日傘と同様に用いることができると共に通常の傘と同様に折りたたんで収容することができる。
図8は延長用傘布接着傘骨を地面に対して垂直に垂らしていわゆるフードの状態としたものを示したもので、係る状態における関節機構部Bは上述のように固定されたものではなく遊嵌された状態であり、延長用傘布接着傘骨は垂れ下がっている。
そのため、強風時に雨粒が斜めから降って来た場合でも垂直の延長用傘布接着傘骨によってこのような雨粒によって濡れるのを防止することができ、さらに背中に背負うランドセルやナップサック等の荷物の上に回動させて寄り掛からせればこれらに対して雨粒が直接当たるのを防ぐことができる。
なお、係る状態では延長用傘布接着傘骨の先端が刺さらないようにするため先端を丸い形状とした先端部5を具備している。
傘布Cは、雨よけの延長として用いる場合は原則として図9のように通常の傘の外周と同様の形状にして用いるが、日傘として用いる場合等においては特殊な形状や模様等を付加して用いることもできる。例えば、延長部分の長さをそれぞれ変更して全体を特殊な形状としたり、延長部分のみ模様を付加したりして用いることもできる。
また、一部のみ延長することのみならず全体を延長することも可能であるので、雨が強くなってきた場合に一時的に傘の口径を大きくすることが出来る他、種々の用途に応じた使い分けが可能である。
本考案に係るフード付き傘は、延長用傘布接着傘骨を垂直に垂らしたフード状態を通常の状態とすると、係る状態ですでに強風時に斜めから降ってくる雨を防ぐことができる。また、手荷物等を所持している場合等においてこれらが傘からはみ出る場合は延長傘骨Aを延長方向へ回動させると共に連結部材bの長溝4aに圧入させる。連結部材Bは弾力性を有することから圧入により長溝4aは左右に開きながら延長傘骨Aを挟持し、その後、延長傘骨Aは嵌合溝6aに嵌り挟持嵌着される。
これにより延長傘骨Aは延長状態で強固に固定され、傘の面積は該部分において延長拡大される。
また、該部分が不用になった場合は、前記とは逆方向に回動させて延長傘骨Aを嵌合溝6aから取り外し、そのまま前記と同様の方法で延長傘骨Aを嵌合溝6bに挟持嵌着させる。
これにより、延長傘骨は傘の裏側に折りたたまれた状態で固定されて傘骨と一体化せしめられ、傘自体は通常と同様の状態でそのまま利用でき、傘全体をたたむ時は通常と同様の取り扱いでたたみ込むことができる。
本考案に係る傘における延長用傘布接着傘骨の構成図である。 延長用傘布接着傘骨を傘に連結する関節機構部の部品を表した図である。 関節機構部における連結部材の構成図である。 関節機構部において延長用傘布接着傘骨を垂直に垂らした場合を示した図である。 関節機構部を関節動作させた場合を示した図である。 関節機構部を回動させた場合を示した斜視図である。 関節機構部を内側に折りたたんだ場合の傘を示した図である。 フード状にした場合の傘を示した図である。 傘の半径を拡大した場合を表した図である。
符号の説明
A 延長傘骨
B 関節機構部
C 傘布
1 連結部材
2 回動軸棒
3 貫通孔
4a、4b 長溝
5 延長傘骨の先端部
6a、6b 嵌合溝
7 先親骨

Claims (2)

  1. 通常の傘骨の構造を具備する傘の外周全体若しくは一部の先親骨の先端部に傘の面積を拡大するための延長用傘布接着傘骨と、前記傘の先親骨の先端部に前記延長用傘布接着傘骨の一端部を回動可能に軸支連結すると共に該軸支連結した部分を回転軸として前後に回動自在とした関節機構を具備し、前記延長用傘布接着骨傘を延長方向へ回動させると雨よけ部の全体若しくは一部を延長することができ、同様に前記延長用傘布接着傘骨を下方へ回動させて前記関節機構において折り曲げた状態にして垂直に垂らすと、前記延長用傘布接着傘骨を傘の外周全体若しくは一部のフードとして用いることができるようにしたこととした傘。
  2. 通常の傘骨の構造を具備する傘の外周全体若しくは一部の先親骨の先端部に傘の面積を拡大するための延長用傘布接着傘骨と、前記傘の先親骨の先端部に取り付けられ、横部両端壁相互に連通する回動軸棒及び前記延長用傘布接着傘骨の直径と同寸法の嵌合溝を具備する断面凹型の弾性連結部材と該弾性連結部材の回動軸棒を前記延長用傘布接着傘骨の一端に穿設された貫通孔に挿通して前記延長用傘布接着傘骨を回動可能となるよう前記傘の先親骨の先端部に軸支連結することによって構成される関節機構を具備し、前記軸支連結した部分を回転軸として前後に回動自在として、前記延長用傘布接着傘骨を延長方向へ回動させ前記断面凹型の弾性連結部材の弾力性を用いた挟持嵌着により固定すると雨よけ部の全体若しくは一部を延長することができ、同様に前記延長用傘布接着傘骨を下方へ回動させて前記関節機構において折り曲げた状態にして垂直に垂らすと、前記延長用傘布接着傘骨を傘の外周全体若しくは一部のフードとして用いることができるようにしたこととした傘。
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