JP3108827U - クランプ及び医療用具 - Google Patents

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一徳 宮崎
又一郎 又見
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Abstract

【課題】外からの衝撃等を受けても容易に外れることはなく、チューブを強固にクランプすることができるクランプ及び医療用具を提供すること。
【解決手段】底部(2)の後方から立ち上がる屈曲部(8a)に封止部材(3)を延設し、底部(2)の前方から立ち上がる屈曲部(8b)に係止部(6)を延設し、当該係止部(6)の背面に鋸歯形状の係合部5aを形成し、封止部材(3)の先端部に係合突部(4)を形成し、当該係合突部(4)の前面に、前記係合部(5a)に噛み合わせることのできる鋸歯形状の係合部(5b)を形成したクランプ(1)。
【選択図】図1

Description

本考案は、クランプ及びクランプを装着した透析用血液回路や高カロリー輸液バッグ、輸液セット等の医療用具の改良に関する。
透析用血液回路や高カロリー輸液バッグ、輸液セット等を構成するチューブに装着するクランプを、より確実で強固に閉塞する方法として、特許文献1から特許文献2に記載されたような発明が開示されている。
例えば、特許文献1に記載のクランプは、第一挟持部(本願の封止部材に相当)の凸状係合部4の側部に複数の係合突起13、14を設け、第二の挟持部(本願の底部に相当)から立ち上がる壁部4の前面に係止溝15を形成し、係合突起13を係止溝15に係止することで、クランプをチューブに固定し、さらに係合突起14を係止溝15に係止することで、チューブを完全に閉塞するようにしている。
特許文献2に記載のクランプ(以下、以下一部本願の文言使用)は、底部の前方から立ち上がる屈曲部に延設された係止部の上部に、封止部材の係合突部が係止できる第1の係止部(溝)を形成し、さらに係止部の下部に、第2の係止部を形成し、封止部材の係合突部を第1の掛止部に係止したときは、クランプがチューブに固定され、封止部材の係合突部を第2の掛止部に係止したときは、チューブを閉塞するようにしている。
しかしながらこれらのクランプでは、係合突起13(14)と係止溝15、封止部材の係合突部と第1(第2)の係止部は、一箇所で接触するのみであるから、外から衝撃をうけた場合や、必要以上の径の大きいチューブをクランプする場合、チューブの反発弾性により、チューブの係止が緩んでしまう懸念がある。
特公平05−23792号公報(第7欄、図6、図7参照) 特開平10−169618号公報(第3頁、図7、図8)
解決しようとする問題点は、係合突起13(14)と係止溝15、封止部材の先端部と第1(第2)の係止部は、一箇所で接触するのみであるから、チューブの係止が緩んで、チューブのずれが生じたり、チューブを完全に閉塞できない点である。
[1]本考案は、底部(2)の後方から立ち上がる屈曲部(8a)に封止部材(3)を延設し、
底部(2)の前方から立ち上がる屈曲部(8b)に係止部(6)を延設し、
当該係止部(6)の背面に鋸歯形状の係合部5aを形成し、
封止部材(3)の先端部に係合突部(4)を形成し、当該係合突部(4)の前面に、前記係合部(5a)に噛み合わせることのできる鋸歯形状の係合部(5b)を形成したクランプ(1)を提供する。
[2]本考案は、封止部材(3)に、底部(2)側に向けて挟持部(7)を突設し、底部(2)に封止部材(3)側に向けて前記挟持部(7)と対向する位置に挟持部(9)を突設し、
前記二つの挟持部(7)と挟持部(9)の対向する先端部を、凸部(7a)と凹部(9b)に形成した[1]に記載のクランプ(1)を提供する。
[3]本考案は、[1]ないし[2]記載のクランプ(1)において、底部(2)を後方に延設して、当該後方延設部(23)から屈曲部(8a)に沿って立ち上がるようにチューブ閉塞部材(20)を形成したクランプ(11)を提供する。
[4]チューブ閉塞部材(20)は、板状に形成され、略中央部に上部から下部に亘る切込溝(21)を形成し、当該切込溝(21)の幅を、上部を広く、下部を狭く形成した[3]に記載のクランプ(11)を提供する。
[5]本考案は、[1]ないし[4]に記載のクランプ(1、11)をチューブの途中に装着した医療用具を提供する。
クランプ1は、係合部5a、5bをお互いに噛み合う鋸歯形状に形成することにより、係合突部4と係止部6を、強固な係止状態を維持することができる。少なくとも複数の突部と溝が噛み合った数の分だけ、強固な係止状態とすることができる。これにより、チューブを強固に閉塞できる。
複数の突部と溝から構成される鋸歯形状の係合部5a、5bが相互に複数噛み合うことで、従来の単一の突部を溝にスライドさせながら係合させる場合よりも、はるかに、強固な係止状態を維持することができる。従来の単一の突部を溝の係合よりも、少なくとも複数の突部と溝がかみ合った数の倍数だけ、強固な係止状態となる。
このため外からの衝撃等を受けても容易に外れることはなく、チューブを強固にクランプすることができる。
また挟持部7と挟持部9の先端部を凸部7aと凹部9aに形成することにより、チューブを固定してクランプすることができ、より確実に安定してチューブをクランプすることができる。
またクランプ11のように、チューブ閉塞部材20を併設することにより、万が一、誤って突起部6aを押し広げる等により、係合部5a、5bが緩んだりしても、このチューブ閉塞部材20の切込溝21に挟持しておくことにより、閉塞状態がなおも保持できるので安全である。
図1は、本考案のクランプ1のチューブを挟持する前の状態の正面図、図2は、本考案のクランプ1のチューブを挟持した状態の正面図、図3は、本考案のクランプ1の左側面図である。
クランプ1は、底部2の後方から立ち上がる屈曲部8aに封止部材3を延設し、底部2の前方から立ち上がる屈曲部8bに係止部6を延設している。
当該係止部6の背面には、鋸歯形状の係合部5aを形成している。
封止部材3の先端部に係合突部4を形成し、当該係合突部4の前面に、前記係合部5aに噛み合わせることのできる鋸歯形状の係合部5bを形成している。
屈曲部8a、8bには、チューブを挿通するための開口部10a、10bが設けられている。
本考案のクランプ1は、複数の突部と溝から構成される鋸歯形状の係合部5a、5bが相互に複数噛み合うことで、従来の単一の突部を溝にスライドさせながら係合させる場合よりも、はるかに、強固な係止状態を維持することができる。従来の単一の突部を溝の係合よりも、少なくとも複数の突部と溝が噛み合った数の倍数だけ、強固な係止状態となる。
このため外からの衝撃等を受けても容易に外れることはなく、チューブを強固にクランプすることができる。
また係止部6の上部には、取手6aが形成され、取手6aを、前方に押し広げることにより鋸歯形状の係合部5a、5の係合を容易に解除することができる。取手6aを、前方に押し広げないかぎり、係合部5a、5の係合は、容易に解除されない。
[係合部5a、5b]
鋸歯形状の係合部5a、5bの形状(縦と横の係合幅、突部と溝の数と大きさ(高さと深さ))は、前記目的を達成できれば、チューブ等のサイズに合わせて自在に設定・調節できる。
例えばチューブのサイズが大きい場合など、係合部5aと係合部5bの全部の歯が噛み合わなくても、確実に係合することができ、チューブを強固に閉塞できる。また、チューブが細径の場合などは、係合突部4を通常よりも少し強く押し下げることで、サイズが大きい場合と同様に、チューブを強固に閉塞することができる。
[挟持部7、9及び凸部7a、凹部9a]
封止部材3に、底部2側に向けて挟持部7を突設し、底部2に封止部材3側に向けて前記挟持部7と対向する位置に挟持部9を突設し、前記二つの挟持部7と挟持部9の対向する先端部を、凸部7aと凹部9bに形成している。図1から図3の例示では、挟持部7の先端部が凸部7a、挟持部9の先端部が凹部9bに形成されているが、挟持部7の先端部が凹部、挟持部9の先端部を凸部に形成しても良い。
挟持部7(9)の凹部9b(7b)に、チューブを固定してから、クランプできるので、チューブがずれることなく、確実に挟持することができる。
また凸部7a及び凹部9aの形状は、図3に例示するように略半円状が好ましいが、チューブを確実に挟持できる形状であれば、何でも良い。略矩形状でも良い。
本考案のクランプ1を構成する材質は、反発弾性を有する合成樹脂であり、成形が容易なものであればよい。
クランプ1をチューブに挿通させたとき、係合突部4と係止部6が全くの開放状態であれば、クランプ1はチューブ上を自由に移動させることができる。
また、係合突部4を押圧する際、軽い力で押圧し、少しだけ押し下げて係合部5aと係合部5bを浅く噛み合わせた場合は、クランプ1をチューブ上に固定できるだけでチューブは閉塞されないが、さらに係合突部4を押し下げることにより係合部5a、5bが深く噛み合い、チューブを確実完全に閉塞させることができる。
なお、閉塞させたチューブを再び開放する際は、突起部6aを外側へ押し広げることで、係合部5aと5bの噛み合わせが外れ、再び開放状態へと戻すことができる。
[クランプ11]
図4、図5は本考案のクランプ11のその他の実施例を示す概略図で、図4はクランプ11のチューブを挟持する前の状態の正面図、図5は本考案のクランプ11のチューブTを挟持した状態の正面図、図6は本考案のクランプ11の右側面図である。
クランプ11は、さらに確実にチューブTを閉塞するために、クランプ1の挟持部7、9に加えて、チューブ閉塞部材20を一体成形等により付加したものである。
すなわち、図4、5に例示するように、底部2を後方に延設して、当該後方延設部23から屈曲部8aに沿って立ち上がるようにチューブ閉塞部材20を形成している。チューブ閉塞部材20は、板状に形成され略中央部に上部から下部に亘る切込溝21を形成している。切込溝21の幅は上部が広く下部が狭くなっている。チューブTを切込溝21の上部から下部にスライドさせることにより、チューブの液体流路を遮断することができる。
さらに詳述すれば、チューブ閉塞部材20の切込溝21は、略V字形状に形成し、開口部10aに挿通したチューブTを、切込溝21に装着する。さらにチューブTを切込溝21の下部の細い部分へと強くチューブTを挟み込むことで、チューブTを簡単容易かつ確実に閉塞することが可能である。
このチューブ閉塞部材20の切込溝21にチューブTを挟み込んでおくことで、挟持部7、9に挟持するだけの場合よりも、より安全確実にチューブを閉塞することができる。
例えば、誤って突起部6aを押し広げる等により、係合部5a、5bが緩んだりしても、このチューブ閉塞部材20の切込溝21に挟み込んでおくことにより、閉塞状態がなおも保持できて安全である。
本考案のクランプ1のチューブを挟持する前の状態の正面図 本考案のクランプ1のチューブを挟持した状態の正面図 本考案のクランプ1の左側面図 本考案のクランプ11のチューブを挟持する前の状態の正面図 本考案のクランプ11のチューブを挟持した状態の正面図 本考案のクランプ11の右側面図
符号の説明
1、11 クランプ
2 底部
3 封止部材
4 係合突部
5a、5b 係合部
6 係止部
6a 取手
7 挟持部
7a 凸部
8a、8b 屈曲部
9 挟持部
9b 凹部
10a、10b 開口部
20 チューブ閉塞部材
21 切込溝
22 後方延設部
T チューブ

Claims (5)

  1. 底部(2)の後方から立ち上がる屈曲部(8a)に封止部材(3)を延設し、
    底部(2)の前方から立ち上がる屈曲部(8b)に係止部(6)を延設し、
    当該係止部(6)の背面に鋸歯形状の係合部5aを形成し、
    封止部材(3)の先端部に係合突部(4)を形成し、当該係合突部(4)の前面に、前記係合部(5a)に噛み合わせることのできる鋸歯形状の係合部(5b)を形成した、ことを特徴とするクランプ(1)。
  2. 封止部材(3)に、底部(2)側に向けて挟持部(7)を突設し、底部(2)に封止部材(3)側に向けて前記挟持部(7)と対向する位置に挟持部(9)を突設し、
    前記二つの挟持部(7)と挟持部(9)の対向する先端部を、凸部(7a)と凹部(9b)に形成したことを特徴とする請求項1に記載のクランプ(1)。
  3. 請求項1ないし請求項2記載のクランプ(1)において、底部(2)を後方に延設して、当該後方延設部(23)から屈曲部(8a)に沿って立ち上がるようにチューブ閉塞部材(20)を形成したことを特徴するクランプ(11)。
  4. チューブ閉塞部材(20)は、板状に形成され、略中央部に上部から下部に亘る切込溝(21)を形成し、当該切込溝(21)の幅を、上部を広く、下部を狭く形成したことを特徴する請求項3に記載のクランプ(11)。
  5. 請求項1ないし請求項4に記載のクランプ(1、11)をチューブの途中に装着したことを特徴とする医療用具。
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