JP3116046U - クランプ及び医療用具 - Google Patents

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Abstract

【課題】封止部材を底部方向に押し下げる際の障害となりにくく、チューブを挟持しやすいとともに、安定が良く、外部から強い衝撃等を受ける機会が少ないクランプ及び医療用具を提供すること。
【解決手段】底部(2)と前記封止部材(3)を、相互に連結する屈曲部(8)を介して一体に形成し、前記封止部材(3)の先端に係合突部(4)を形成し、前記底部(2)の前記屈曲部(8)と反対側に、上方向に立ち上がる連結部(14)を形成し、当該連結部(14)の上部に前記係合突部(4)に係合する係止部(6)を形成し、前記屈曲部(8)と前記連結部(14)にチューブ(T)の挿入孔(10a、10b)を形成し、前記封止部材(3)と前記底部(2)の間に、チューブ保持部材(15)を配置したクランプ(1)。
【選択図】図1

Description

本考案はクランプ及び該クランプを装着した透析用血液回路や高カロリー輸液バックや輸液セット等の医療用具の改良に関する。
出願人は、特許文献1に、チューブを押圧挟持する際に、封止部材の係合突部が左右にガタつかないようにするために、係合突部の両外側に壁を形成した発明を開示した。そして同文献には、チューブがクランプの側面からはみ出さないように、(底部と係止部の)連結部の両側に壁を形成し、当該壁によりクランプを開閉する際のチューブのはみ出しを防ぐことができる旨を開示している。
また特許文献2には、医療用可撓管締付け装置(本考案のクランプに相当)において、挟持部の両側に壁を形成し、クランプを開閉する際のチューブの動きを阻止し、チューブを確実に、閉塞できるようにした発明が開示されている。
特許文献1のように、連結部の底部と係止部の連結部の両側に壁を形成した形態では、封止部材を底部方向に押し下げて、チューブを閉塞する際に、当該壁が封止部材の下方向の移動を妨げ、チューブを挟持しずらいという難点がある。
また特許文献2のように、(上下の)挟持部の両側に壁を形成した形態では、上または下の挟持部のどちらか一方に、壁を連結しないといけない(上下に連結するとチューブを閉止できない)ので、壁の安定が悪くなる。例えばガタついて、外部から強い衝撃等を受けると破損する懸念がある。
特開2001−259030号(図7、図2、図4) 特開平5−329210号(図1から図3)
本考案が解決しようとする問題点は、チューブを閉塞する際に当該壁が封止部材の下方向の移動を妨げチューブを挟持しずらい、壁の安定が悪く、例えばガタついて、外部から強い衝撃等を受けると破損する懸念がある。
[1]本考案は、チューブを押圧挟持してチューブを閉塞することができる挟持部(7a)を、下部に形成した封止部材(3)と、
前記封止部材(3)に形成した挟持部(7a)とともに、チューブを押圧挟持してチューブを閉塞することができる挟持部(7b)を、上部に形成した底部(2)を有し、
前記底部(2)と前記封止部材(3)を、相互に連結する屈曲部(8)を介して一体に形成し、
前記封止部材(3)の先端に係合突部(4)を形成し、
前記底部(2)の前記屈曲部(8)と反対側に、上方向に立ち上がる連結部(14)を形成し、当該連結部(14)の上部に前記係合突部(4)に係合する係止部(6)を形成し、
前記屈曲部(8)と前記連結部(14)にチューブ(T)の挿入孔(10a、10b)を形成し、
前記封止部材(3)と前記底部(2)の間に、チューブ保持部材(15)を配置したクランプ(1)を提供する。
[2]本考案は、チューブ保持部材(15)の幅(W1)は、前記封止部材(3)と前記底部(2)の幅(W2)と比較して同程度ないしそれ以下に形成されている[1]に記載のクランプ(1)を提供する。
[3]本考案は、チューブ保持部材(15)は、底部(2)天面または封止部材(3)底面に突設され、環状もしくは円筒状もしくは矩形状に形成されている[1]ないし[2]に記載のクランプ(1)を提供する。
[4]本考案は、前記係合突部(4)の両外側に壁(9)を形成し、
前記係止部(6)の下部に、係合溝(5)を形成し、
前記係合突部(4)の壁(9)の両側内壁面が、前記係止部(6)及び前記連結部(14)の両側外壁面に沿って係入し、前記係合突部(4)の先端天壁面が前記係合溝(5)の上部に隣接する係止部(6)の底部壁面と係合し、
前記壁(9)の両側内壁面が、前記係合突部(4)の左右の動きをブロックして、左右に動かないように固定できるように形成した[1]ないし[3]に記載のクランプ(1)を提供する。
[5]本考案は、前記[1]ないし[4]に記載のクランプ(1)を装着した医療用具を提供する。
本考案のクランプ1は、封止部材3と底部2の間に、チューブ保持部材15を配置することにより、従来の(底部と係止部の)連結部の両側に壁を形成したものと比較して、チューブ保持部材15が、封止部材を底部方向に押し下げる際の障害となりにくく、チューブを挟持しやすいものとなる。
また、チューブ保持部材15はクランプの内側に配置されるので、従来の挟持部の両側に壁を形成したもの(クランプの外側に壁を形成したもの)と比較して、安定が良く、外部から強い衝撃等を受ける機会が少なく、破損する懸念もない。
図1と図2は、本考案のクランプの概略図で、図1はチューブにクランプを装着した状態、図2はチューブTをクランプで閉塞した状態を示している。
本考案のクランプ1は、従来のクランプと同様に、チューブを押圧挟持してチューブを閉塞することができる挟持部7aを、下部に形成した封止部材3を具備する。
さらに前記封止部材3に形成した挟持部7aとともに、チューブを押圧挟持してチューブを閉塞することができる挟持部7bを、上部に形成した底部2を具備する。
前記底部2と前記封止部材3を、相互に連結する屈曲部8を介して一体に形成している。
前記封止部材3の先端に係合突部4を形成し、前記底部2の前記屈曲部8と反対側に、上方向に立ち上がる連結部14を形成し、当該連結部14の上部に前記係合突部4に係合する係止部6を形成している。
前記屈曲部8と前記連結部14にチューブTの挿入孔10a、10bを形成している。
本考案のクランプ1の特徴は、前記封止部材3と前記底部2の間に、チューブ保持部材15を配置している点である。
チューブ保持部材15の幅W1は、前記封止部材3と前記底部2の幅W2と比較して同程度ないしそれ以下に形成するのが良いが、若干はみ出しても良い。
チューブ保持部材15は、図1の例示では、封止部材3底面に突設され、環状に形成され、必要により、一端にチューブ装着溝17を形成しているが、封止部材3底面に突設しても良いし、円筒状もしくは矩形状(図3参照)に形成しても良い。
チューブ装着溝17は省略しても良い。
またチューブ保持部材15は、図1の例示では、挟持部7a、7bと屈曲部8との間に配置されているが、図3に例示するように、挟持部7a、7bと連結部14の間に配置しても良い。
また本考案のクランプ1は、従来のクランプと同様に、前記封止部材3の先端に該封止部材3と同じ幅の係合突部4を設け、係止部6及び連結部14の両外壁側に亘って壁9を形成するのが良い。
係合突部4の両側壁面は前記壁9の両側内壁面に沿って係入し、前記係合突部4の先端天壁面が前記係合溝5の上部に隣接する係止部6の底部壁面と係合する。前記壁9の両側内壁面が、前記係合突部4の左右の動きをブロックするので、係合突部4は左右に動くことはなくなる。
更に詳述すれば、封止部材3を下方に押した時、係合突部4の両側外壁面は前記壁9の両側内壁面に沿って係入されると共に前記係合突部4の先端は誘導面13に沿って係入するので、前記係合突部4は左右に動くことなく係合溝5と係合することができる。
更に前記係合突部4の先端天壁面が前記係合溝5の上部に隣接する係止部6の底部壁面と係合することで、屈曲部8の力が前記係合突部4に伝導しないので、前記チューブ15も挟持部7a、7bから外れることなく確実にチューブTを閉塞することができる。
前記クランプ1に使用される材質はポリプロピレンやポリアセタール等の合成樹脂で、成形が容易にでき且つ軽く屈曲部8のような反発弾性を有することができる合成樹脂の材質であれば特に限定しない。
クランプ1は透析用血液回路や高カロリー輸液バックや輸液セット等の医療用具に装着することができ、該医療用具の構成部品のチューブに装着したクランプ1を用いて押圧挟持した時に確実にチューブの流路を遮断することができる。
本考案のクランプの概略図 本考案のクランプの概略図 本考案のクランプのその他の実施例を示す概略図
符号の説明
1 クランプ
2 底部
3 封止部材
4 係合突部
5 係合溝
6 係止部
7a、7b 挟持部
8 屈曲部
9 壁
10a、10b 挿入孔
14 連結部
15 チューブ保持部
T チューブ

Claims (5)

  1. チューブを押圧挟持してチューブを閉塞することができる挟持部(7a)を、下部に形成した封止部材(3)と、
    前記封止部材(3)に形成した挟持部(7a)とともに、チューブを押圧挟持してチューブを閉塞することができる挟持部(7b)を、上部に形成した底部(2)を有し、
    前記底部(2)と前記封止部材(3)を、相互に連結する屈曲部(8)を介して一体に形成し、
    前記封止部材(3)の先端に係合突部(4)を形成し、
    前記底部(2)の前記屈曲部(8)と反対側に、上方向に立ち上がる連結部(14)を形成し、当該連結部(14)の上部に前記係合突部(4)に係合する係止部(6)を形成し、
    前記屈曲部(8)と前記連結部(14)にチューブ(T)の挿入孔(10a、10b)を形成し、
    前記封止部材(3)と前記底部(2)の間に、チューブ保持部材(15)を配置した、ことを特徴とするクランプ(1)。
  2. チューブ保持部材(15)の幅(W1)は、前記封止部材(3)と前記底部(2)の幅(W2)と比較して同程度ないしそれ以下に形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載のクランプ(1)。
  3. チューブ保持部材(15)は、底部(2)天面または封止部材(3)底面に突設され、環状もしくは円筒状もしくは矩形状に形成されている、ことを特徴とする請求項1ないし請求項2に記載のクランプ(1)。
  4. 前記係合突部(4)の両外側に壁(9)を形成し、
    前記係止部(6)の下部に、係合溝(5)を形成し、
    前記係合突部(4)の壁(9)の両側内壁面が、前記係止部(6)及び前記連結部(14)の両側外壁面に沿って係入し、前記係合突部(4)の先端天壁面が前記係合溝(5)の上部に隣接する係止部(6)の底部壁面と係合し、
    前記壁(9)の両側内壁面が、前記係合突部(4)の左右の動きをブロックして、左右に動かないように固定できるように形成した、ことを特徴とする請求項1ないし請求項3に記載のクランプ(1)。
  5. 前記請求項1ないし4に記載のクランプ(1)を装着したことを特徴とする医療用具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3134511U (ja) * 2007-06-05 2007-08-16 川澄化学工業株式会社 クランプ及び医療用具
JP2009119160A (ja) * 2007-11-19 2009-06-04 Nipro Corp クランプ
JP2009119161A (ja) * 2007-11-19 2009-06-04 Nipro Corp 輸液装置
CN109172944A (zh) * 2018-09-17 2019-01-11 苏州林华医疗器械股份有限公司 一种输液管路止流夹

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