JP2010003550A - コネクタ - Google Patents
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- H01R13/50—Bases; Cases formed as an integral body
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Abstract
【課題】ケースへの取付作業を簡易化できるコネクタを提供する。
【解決手段】電気接続箱1は、溝部にパッキン3の上端部を収納したコネクタ4を、接続部22の取付孔24にスナップフィット43を挿通させてケース2に取り付けて構成される。コネクタ4のスナップフィット43は、係止部の外周面を取付孔24の内面に押圧されると溝部を縮幅させて外径を縮経させ、取付孔24の下方に係止部を突出させる。接続部22の下端面から下方に突出した係止部は、取付孔24に挿通されてその上端面を取付孔24の周縁に係止させる。コネクタ4に相手方のコネクタのハウジングが装着されると、その相手方コネクタの備える端子と外部接続用端子2aとが接続され、ハウジング21に内蔵された電子部品が外部接続される。
【選択図】図1
【解決手段】電気接続箱1は、溝部にパッキン3の上端部を収納したコネクタ4を、接続部22の取付孔24にスナップフィット43を挿通させてケース2に取り付けて構成される。コネクタ4のスナップフィット43は、係止部の外周面を取付孔24の内面に押圧されると溝部を縮幅させて外径を縮経させ、取付孔24の下方に係止部を突出させる。接続部22の下端面から下方に突出した係止部は、取付孔24に挿通されてその上端面を取付孔24の周縁に係止させる。コネクタ4に相手方のコネクタのハウジングが装着されると、その相手方コネクタの備える端子と外部接続用端子2aとが接続され、ハウジング21に内蔵された電子部品が外部接続される。
【選択図】図1
Description
本発明は、ケースに取り付けて用いられるコネクタに関する。
下記の特許文献1に示すコネクタ組立体では、基板を収納するケースの開口に、コネクタの嵌込部を嵌め込んでコネクタをケースに押し当て、押し当てた箇所を超音波溶着することで、コネクタをケースに接合している。
超音波溶着を用いた上記特許文献1に記載のコネクタの取付構造では、接合後にケースとコネクタとの位置調整ができないことから、両者の位置決めを慎重に行う必要があり、取付作業に手間がかかった。
本発明は斯かる課題に鑑みてなされたもので、上記課題を解決できるコネクタを提供することを目的とする。
このような目的を達成するために、本発明のコネクタは、ケースに取り付けて用いられるコネクタであって、前記コネクタの取り付けられた前記ケースの平坦面に突き合わせられる鍔部と、前記鍔部に設けられて、前記平坦面に開口した取付孔に挿通される挿通部材と、前記挿通部材に形成され、弾性変形することで外径を縮径させて前記取付孔に挿通された後、弾性復帰して前記取付孔の周縁に係止される係止部材とを備えることを特徴とする。
また、本発明は、前記ケースの前記平坦面に相対向するように前記鍔部に形成され、前記コネクタ内に収容される部材を囲うように形成される溝と、前記溝内に収容されるシール部材とを備えることを特徴とする。
また、本発明は、前記ケースの前記平坦面に相対向するように前記鍔部に形成され、前記コネクタ内に収容される部材を囲うように形成される溝と、前記溝内に収容されるシール部材とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、コネクタの挿通部材をケースの取付孔に挿入すると、係止部材が取付孔の周縁に係止してコネクタがケースに固定されるので、コネクタのケースへの取付作業を簡易化できる。
以下、図面を参照して、本発明の最良の形態を説明する。
図1は本実施形態の電気接続箱1の上方からの分解斜視図である。図2は、電気接続箱1が備えるコネクタ4の下方からの斜視図である。図3は、パッキン3及びコネクタ4をケース2に組み付けた電気接続箱1の上方からの斜視図である。なお、以下の説明で用いる上下,前後,左右の各方向は説明に用いる各図に示している。この上下,前後,左右は説明のために記載したもので、実際の配置と異なってよいことはもちろんである。
図1は本実施形態の電気接続箱1の上方からの分解斜視図である。図2は、電気接続箱1が備えるコネクタ4の下方からの斜視図である。図3は、パッキン3及びコネクタ4をケース2に組み付けた電気接続箱1の上方からの斜視図である。なお、以下の説明で用いる上下,前後,左右の各方向は説明に用いる各図に示している。この上下,前後,左右は説明のために記載したもので、実際の配置と異なってよいことはもちろんである。
図1に示すように、電気接続箱1は、電子部品を収納するケース2と、ケース2の外部接続用端子2aを収納するコネクタ4と、ケース2とコネクタ4との間をシールするパッキン3とを備えている。
ケース2は、四角箱状のハウジング21と、ハウジング21の前端面の下縁から前方に延出した接続部22とを備えている。接続部22の平坦な上面及び下面からは、外部接続用端子2aが上下方向に延びている。接続部22の上面から延びる外部接続用端子2aは、前後に2列に並んで左右方向に配列されている。外部接続用端子2aの配列位置の左右に位置する接続部22の上面からは、信号送出のためのバスバー23が上方に延びている。外部接続用端子2a及びバスバー23の配設位置の前後及び左右の側方に位置する接続部22には、後述するコネクタ4のスナップフィット43の挿通される取付孔24が形成されている。
コネクタ4は、略四角筒状の本体41と、本体41の下縁から本体41の前後左右の側方へ鍔状に延びた取付部42とを備えている。図2に示すように、取付部42の平坦な下面には、取付部42の内縁に沿って延びて環状を呈した溝部42aが設けられている。溝部42aには、パッキン3の上端部が収納される。溝部42aよりも外方に位置する取付部42の前後及び左右の各辺部には、スナップフィット43が設けられる。
スナップフィット43は、取付部42の下面から円筒状を呈して下方に延びており、先端部には係止部44が備えられている。係止部44は、スナップフィット43の先端部を拡径させた後、先端側にかけてを徐々に縮経させて構成されている。係止部44の先端部には、係止部44の先端面から上方に延びて係止部44を前後方向に2分する溝部44aが備えられている。係止部44は、前後方向から外周面に力が働くと、溝部44aを縮幅させて弾性変形し、外径を縮経させる。
電気接続箱1は、溝部42aにパッキン3の上端部を収納したコネクタ4を、図3に示すように、接続部22の取付孔24にスナップフィット43を挿通させてケース2に取り付けて構成される。コネクタ4のスナップフィット43は、係止部44の外周面を取付孔24の内面に押圧されると溝部44aを縮幅させて外径を縮経させ、取付孔24の下方に係止部44を突出させる。接続部22の下端面から下方に突出した係止部44は、取付孔24に挿通されてその上端面を取付孔24の周縁に係止させる。ケース2は、スナップフィット43の係止部44と取付部42の下端面とで取付部42を挟み込んで、コネクタ4に固定される。コネクタ4に相手方のコネクタのハウジングが装着されると、その相手方コネクタの備える端子と外部接続用端子2aとが接続され、ハウジング21に内蔵された電子部品が外部接続される。
本実施形態によれば、コネクタ4のスナップフィット43をケース2の取付孔24に挿入すると、係止部44が取付孔24の周縁に係止してコネクタ4がケース2に固定されるので、コネクタ4のケース2への取付作業を簡易化できる。しかも、ケース2の接続部22の平坦な上面に突き合わせられた取付部42の下端面と、スナップフィット43の係止部44とで取付部42を挟み込むことで、コネクタ4がケース2に位置決めされることから、ケース2に取り付けられたコネクタ4のケース2に対する位置ずれを抑えることもできる。また、平坦な接続部22の上面と取付部42の下端面とが突き合わせられることで、コネクタ4が接続部22に支持されることから、接続部22の上面に対するコネクタ4の傾きを抑えて、コネクタ4とケース2との間の位置ずれを抑えることができる。
また、本実施形態によれば、取付孔24の周縁への係止部44の係止によりコネクタ4がケース2に固着されるので、取付孔24内でのスナップフィット43の挿通位置を調整することで、ケース2に対するコネクタ4の取付位置の微調整もできる。
また、本実施形態によれば、取付孔24から突出したスナップフィット43の係止部44を、溝部44aが縮幅する方向(前後方向)に摘んで係止部44を縮径させ、又は、溝部44aが縮幅するように係止部44を引き抜くという簡単な操作で、スナップフィット43を取付孔24から抜き出して、コネクタ4をケース2から取り外すこともできる。
また、本実施形態によれば、ケース2とコネクタ4との間に介装されたパッキン3の弾性力により、係止部44が取付孔24の周縁に押し付けられることで、ケース2に対するコネクタ4の取付位置のずれを抑えることができる。
上記実施形態では、係止部44が溝部44aにより前後方向に2分されている場合について説明した。しかしながら、係止部44の構成は、弾性変形することで外径を縮径させて取付孔24に挿通された後、弾性復帰して取付孔24の周縁に係止されるのであれば、任意である。例えば、前後左右方向に4分されていてもよい。また、スナップフィット43の形状も任意であり、上記実施形態のように円筒状を呈している必要はない。また、コネクタ4のスナップフィット43及びケース2の取付孔24の数量も任意であり、4つずつである必要はない。また、上記実施形態では、ケース2とコネクタ4との間にパッキン3を介装させた場合について説明したが、パッキン3を備えない構成としてもよい。
1 電気接続箱
2 ケース
2a 外部接続用端子
22 接続部
24 取付孔(鍔部)
3 パッキン
4 コネクタ
43 スナップフィット
42 取付部
44 係止部
44a 溝部
2 ケース
2a 外部接続用端子
22 接続部
24 取付孔(鍔部)
3 パッキン
4 コネクタ
43 スナップフィット
42 取付部
44 係止部
44a 溝部
Claims (2)
- ケースに取り付けて用いられるコネクタであって、
前記コネクタの取り付けられた前記ケースの平坦面に突き合わせられる鍔部と、
前記鍔部に設けられて、前記平坦面に開口した取付孔に挿通される挿通部材と、
前記挿通部材に形成され、弾性変形することで外径を縮径させて前記取付孔に挿通された後、弾性復帰して前記取付孔の周縁に係止される係止部材とを備えることを特徴とするコネクタ。 - 前記ケースの前記平坦面に相対向するように前記鍔部に形成され、前記コネクタ内に収容される部材を囲うように形成される溝と、
前記溝内に収容されるシール部材とを備えることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008161627A JP2010003550A (ja) | 2008-06-20 | 2008-06-20 | コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008161627A JP2010003550A (ja) | 2008-06-20 | 2008-06-20 | コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010003550A true JP2010003550A (ja) | 2010-01-07 |
Family
ID=41585110
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008161627A Pending JP2010003550A (ja) | 2008-06-20 | 2008-06-20 | コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2010003550A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013042799A1 (en) | 2011-09-22 | 2013-03-28 | Yazaki Corporation | Connector and integrally molded product |
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2008
- 2008-06-20 JP JP2008161627A patent/JP2010003550A/ja active Pending
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JP7351659B2 (ja) | 2019-07-04 | 2023-09-27 | ダイヤゼブラ電機株式会社 | 電子制御装置 |
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