JP3108784B2 - 警告用表示装置 - Google Patents

警告用表示装置

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JP3108784B2
JP3108784B2 JP03295106A JP29510691A JP3108784B2 JP 3108784 B2 JP3108784 B2 JP 3108784B2 JP 03295106 A JP03295106 A JP 03295106A JP 29510691 A JP29510691 A JP 29510691A JP 3108784 B2 JP3108784 B2 JP 3108784B2
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正夫 黒田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は反射板と発光源とを併用
した警告用表示装置に関するものであって、主に道路に
一時的に設置して交通規制のための警告を行なう表示装
置として利用される。
【0002】
【従来の技術】例えば道路工事や交通事故のため道路の
一部または全部を閉鎖する場合、道路の特定路線または
特定区間への進入を禁止する表示装置を一時的に設置す
ることは周知である。
【0003】このような警告のための表示装置は人の注
意をひく必要があるので、発光ダイオードや電球の多数
個を使用して所定のパターンで点滅させるほかに、これ
らの発光源に加えて反射板を使用して反射光によっても
認識させることができるようにしたものである。
【0004】図4は現在実用に供されている反射板と発
光源とを併用した表示装置を概略的に示したものであっ
て、光輝アルミニウム合金などからなる反射板52をパ
ネル51の表面に積層固定し、この反射板52の表面に
突出させて発光ダイオードを使用した発光源53の多数
個を配置した構成であり、パネル51を道路面に直角に
立ててその裏面に設置した制御回路により発光源53を
所定のパターンで点滅させるものである。
【0005】このような表示装置を用いて警告を行なう
とき、晝夜を問わず遠方から認識できるように発光源5
3を常時点滅させるのが普通であり、殊に夜間において
は自動車が接近してその前照灯が反射板52を照射した
とき、反射光によって反射板52が形成している表示像
を明瞭に表示させ注意をうながすものである。
【0006】一方、このような表示装置において、反射
板52としてすぐれた反射特性と適度の強度とをもつ光
輝アルミニウム合金を使用し、発光源53として消費電
力がきわめて少なく且つ繰返し点滅しても断線や発熱の
心配がない発光ダイオードを使用することが好ましいこ
とは既に知られている所である。
【0007】ところが、発光ダイオードを用いた発光源
はかなりの輝度をもっているが、自動車の前照灯が反射
板を照射したとき、反射板の表面に配置されている発光
源が発する光よりも反射板が反射する光の方が一般に高
光度であり、そのために発光源の出射光が反射板の反射
光に隠されて見えなくなってしまう。従って、所定の文
字、記号または図形からなる表示像を形成した反射板
と、その表示像と相似または表示像の輪郭の線上に多数
個の発光源を点状に配置した表示装置を、夜間において
発光源の出射光により遠方から認識しても、接近したと
き反射板の反射光のみが見えるため発光源による警告が
解除されたもの、或いは別の表示装置が出現したもの、
と思わせやすく自動車の運転を誤らせる原因となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、光の反射により警告効果を増大可能な反射
板と遠方から認識容易な発光源とを併用し、発光源を反
射板の表面に配置した従来の警告用の表示装置では、夜
間に自動車が接近してその前照灯が反射板を照射したと
き発光源の出射光が消失して表示が変更されたように思
わせやすく、交通安全の面で問題がある、という点であ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は所定の表示像を形成した反射板をパネルの
表面に重ねて固定するとともに、この反射板を囲んでそ
の周縁に沿う溝をパネルに設け、多数個の発光源を溝内
にパネル表面から突出させることなく配置する、という
構成とし、反射板に光が照射しても発光源の出射光を消
失させることなく認識させ正確な警告を行なう、という
目的を達成させるようにした。
【0010】
【作用】パネルを道路面に直角に立てて電源を接続し発
光源を所定のパターンで点滅させ警告を行なう。夜間に
自動車が接近して前照灯が反射板を照射すると反射板全
体が反射光を発し、その周囲の発光源からの出射光は消
失することなく認識される。
【0011】
【実施例】図1、2、3を参照して本発明の実施例を説
明すると、中空板状のパネル1の表面板11に所定の表
示像、即ち自動車を誘導する矢印の形状に形成された光
輝アルミニウム合金からなる反射板2が重ねられ、その
外側周縁部に重ねた押え枠21を表面板11にねじ止め
または接着することによって固定されている。
【0012】反射板2が形成する矢の尾端と矢尻の後端
とを除いて反射板2を囲みその周縁に沿って延びる溝1
2がパネル1に形成されており、細長い光源部材3がパ
ネル1の裏面側から溝12に嵌込まれている。
【0013】即ち、光源部材3は表面に低い反射性を有
する基板31の表面にレンズで覆った発光ダイオードか
らなる発光源32の多数個を小さい間隔で一列に点状に
配置するとともに、裏面に発光ダイオードを点灯させる
配線を設けた配線板33を重ね合せた構成であり、基板
31と発光源32とを溝12に嵌込んで配線板33をパ
ネル1の裏面板13にねじ止めにより取外し可能に固定
した。発光源32は表面板11から突出することなく溝
12の内部に配置され、溝12を塞いで裏面に露出した
配線板33は裏面板13にねじ止めにより取外し可能に
固定した端面円弧形のカバー部材14によって覆われて
いる。
【0014】矢印形状の反射板2を囲んだ溝12は四個
であり、それぞれに嵌込まれた四個の光源部材3は裏面
板13に固定した定電圧・定電流回路34と点滅制御回
路35とによって点滅する。即ち、6Vまたは12Vの
電池或いは交流100Vの電源を定電圧・定電流回路3
4に導電線36によって供給し、定格の電圧・電流に調
整した電力を点滅制御回路35に送って予め設定したパ
ターンで点滅するように制御した信号を信号線37によ
り各光源部材3に供給するものであり、例えば反射板2
が形成する矢の両側二個ずつの光源部材3の発光源32
が矢の尾端から先端へ向かって順に点灯して発光する動
作を繰返させることにより、矢印の方向へ自動車を走行
させることを示唆する。
【0015】尚、表面板11の反射板2を囲んだ部分に
は低い反射性を有する低反射層22が全面に亘って設け
てある。
【0016】このような構成の本実施例は、道路工事の
ため走行路線を変更させるため道路面に一時的に直立状
態で設置するか、または山岳地帯における道路の路肩に
恒久的に直立状態で設置して使用するものであって、電
源を接続して発光源32を所定のパターンで点滅させる
ことにより遠方からも認識させる。夜間に自動車が接近
してその前照灯が反射板2を照射するとその全面が高光
度の反射光を発し矢印の形状を明瞭に現出させる。この
とき、反射板2の周囲で点滅する発光源32からの出射
光は反射光と重ならないため消失することがなく、従っ
て反射光が走行路線変更個所或いは急カーブ地点に接近
したことを知らせるとともに、出射光が表示に変更のな
いことを理解させ、自動車の運転を誤らせない。
【0017】また、反射板2および光源部材3の外側方
に設けられた低反射層22は反射板2と同時に反射光を
発しパネル1の全体形状をぼんやりと現出させるが、こ
の低反射層22はなくてもよい。更に、発光源32は点
滅を繰返すことなく点灯したままとする場合には電球で
あっても差支えない。
【0018】次に、発光源32は溝12の内部に配置さ
れパネル1の表面から突出していないので、使用中に倒
れたり自動車などが接触することがあっても破損しない
ばかりか、運搬および保管時に直接積み重ねておくこと
ができる、という利点がある。
【0019】尚、本実施例では配線板33のカバー部材
14を端面円弧形としたので、表面の反射板2を傷つけ
ることなく滑らせて互いに積み重ねたり、或いは積み重
ね状態のものを引出すことができ、取扱いに便利であ
る。
【0020】
【発明の効果】本発明によると、反射板の外側に沿って
発光源を配置したことにより、自動車の前照灯が反射板
を照射しても発光源からの出射光は反射板の反射光によ
って消失することがなく、このため出射光による警告を
継続したまま反射光によって走行路線変更個所などに接
近したことを認識させ、誤解により自動車の運転を誤ら
せる不都合をなくして交通安全に寄与するものである。
また、発光源を溝内に配置しパネル表面から突出させな
いことにより、衝突などによる破損がなくなるとともに
直接積み重ねることができ取扱いに便利である、という
利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す正面図である。
【図2】図1の背面図である。
【図3】図1の拡大断面部分図である。
【図4】従来例の正面略図および側面略図である。
【符号の説明】
1 パネル 12 溝 2 反射板 3 光源部材 32 発光源

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の表示像を形成した反射板がパネル
    の表面に重ねて固定されているとともに、前記反射板を
    囲んでその周縁に沿って延びる溝が前記パネルに設けら
    れており、多数個の発光源が前記溝内に前記パネルの表
    面から突出することなく配置されていることを特徴とす
    る警告用表示装置。
JP03295106A 1991-10-15 1991-10-15 警告用表示装置 Expired - Fee Related JP3108784B2 (ja)

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