JP3108694U - 重力応用式ドアクローザー - Google Patents

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【課題】各種の大きさのドアに対応でき、安価、構造簡単なドアクローザーを提供する。
【解決手段】壁3側に取り付けバンド9によって取り付けられた筒状のガイドパイプ8内で上下昇降自在に垂下され先端におもり7を付けた紐6と、この紐6を引き回すためのドア2上部の壁3側に取り付けられた縦方向に回転する滑車4a及びドア2の開閉時に紐6が追従するように横方向に回転する滑車4bで構成する滑車部4と、該滑車部4を介してドア2の自由端上部に取り付けられた紐6を係着する金具5とを備え、前記おもり7の重力を応用してドア2を常に閉じ方向へ牽引するドアクローザー1を構成している。
【選択図】図1

Description

一般的な家庭等のドアクローザーに係り、詳しくはおもりの重力により常にドアを閉じ方向へ牽引する重力応用式ドアクローザーに関する。
現代社会の建築様式は洋風化し、部屋を仕切る扉は引き戸から開き戸(以後、ドアと記述)が多く使用されるようになってきた。
また、生活環境の質の向上から冷・暖房設備が普及すると同時に、壁内のみならず天井・床下にも断熱材を敷設し、さらに断熱効果を得るため乾燥空気等を充填した二重構造の窓を採用するなど室内住空間の快適性が求められている。
このため、一般家庭用建築家屋のドアにもその上部にばね式又は空気式のドアを自動的に閉じるドアクローザーを採用し、常にドアをキチンと閉じるような構造にしている例が散見される。
特開平10−292720号公報
しかし、前記ばね式又は空気式のドアクローザーは、素人では取り付け、調整が困難で、かつ特殊工具が必要である。また、ドアの開閉に相当の力を要し、老人や子供には容易に開閉できないだけでなく、出入り時には強力にドアを閉じようとする力が働くため、ドアに挟まれてしまう等危険な状況を生ずる恐れもあった。
また、おもりの重力を応用したドアクローザーもあるが、おもりや紐が露出していたり、各種の大きさのドアに対応でき、さらに閉じるときの力を調整できるものが開発されていないなどの問題があった。
本願考案者は、上記に鑑み鋭意研究の結果、次の手段によりこの課題を解決した。
(1)先端におもりを付けた紐をドアに隣接する壁面に垂設し、同紐の他端側をドア上部の壁側に取り付けられた滑車部を介してドアの自由端上部に取り付けられた金具に係着し、前記おもりの重力でドアを常に閉じ方向へ牽引するドアクローザーにおいて、
前記おもりが、前記壁面に固定して垂設された筒状のガイドパイプ内で上下昇降自在に垂下されてなることを特徴とする重力応用式ドアクローザー。
(2)前記おもりが、1又は複数個のおもりを組み合わせて構成されてなることを特徴とする前項(1)に記載の重力応用式ドアクローザー。
(3)複数個の前記おもりが、それぞれおもり同士が螺着されてなることを特徴とする前項(1)又は(2)に記載の重力応用式ドアクローザー。
(4)前記おもりが、その雌ねじ面にドライバ用溝が設けられてなることを特徴とする前項(1)〜(3)のいずれか1項に記載の重力応用式ドアクローザー。
本願発明によれば、次のような効果が発揮される。
1.本願考案の請求項1の発明によれば、
前記おもりが、前記壁面に固定して垂設された筒状のガイドパイプ内で上下昇降自在に垂下されているので、不用意に紐又はおもりに手が触れて紐が切れおもりが足もとに落下したり、子供のいたずらから防御でき、また、道具や家具等が近辺に立てかけられてもガイドパイプにより守られスムースにおもりが作動し初期の目的を達することができる。
さらに、ドアクローザーとして、ばね式、空気式等があるが、ドアの開閉に相当の力を要し、老人や子供には容易に開閉できないだけでなく、出入り時には強力にドアを閉じようとする力が働くため、ドアに挟まれてしまう等危険な状況を生ずる恐れもあったが、本願考案によれば、開閉の開始からその終了まで一定の力で閉じる力が作用し、かつ静かに開閉できるため危険が少ない。
さらにまた、安価で、かつ構造が簡単で、特殊工具が不要なため素人にも簡単に取り付けることができる。
2.本願考案の請求項2の発明によれば、
前記請求項1の効果に加えて、前記おもりが、1又は複数個のおもりを組み合わせて構成されているので、おもりの数を選択することによりあらゆるドアの大きさに対する作動力に対応することができると同時に、ドアを閉じるときのスピードを調整できる。
3.本願考案の請求項3の発明によれば、
前記請求項1及び2の効果に加えて、複数個の前記おもりが、それぞれおもり同士が螺着される構造なので、紐を引き上げておもりを簡単に着脱でき、交換作業が容易である。
4.本願考案の請求項4の発明によれば、
前記請求項1〜3の効果に加えて、前記おもりが、その雌ねじ面にドライバ用溝が設けられているので、ドライバ又はコイン等で容易に着脱でき、専用工具等を必要としない。
本願考案を実施するための最良の形態を実施例図に基づいて説明する。図1は本願考案実施例のドアクローザーを装着したドアの斜視図、図2は同考案実施例のおもりの外観図である。
図1において、壁3側に取り付けバンド9によって取り付けられた筒状のガイドパイプ8内で上下昇降自在に垂下され先端におもり7を付けた紐6と、この紐6を引き回すためのドア2上部の壁3側に取り付けられた縦方向に回転する滑車4a及びドア2の開閉時に紐6が追従するように横方向に回転する滑車4bで構成する滑車部4と、該滑車部4を介してドア2の自由端上部に取り付けられた紐6を係着する金具5とを備え、前記おもり7の重力を応用してドア2を常に閉じ方向へ牽引するドアクローザー1を構成している。
図2において、前記おもり7は、1又は複数個のおもり7を組み合わせて構成されているが、最初の1個のおもり7は100グラム程度が好ましく、2個目以降は50グラム程度の重量として付加していけば、図1におけるドア2の大きさに対する作動力や、ドア2の閉じるときのスピードを調整できる。
複数個の前記おもり7は、その最上部には紐6を係着する吊り下げリング10を備え、それぞれのおもり7同士を螺着するため、最上部のおもり7aには雌ねじ11を切っておき、それ以降の下側になるおもり7b、7cは、おもり7の上側は雄ねじ12とし、下側は雌ねじ11とすることが好ましい。
さらに、その雌ねじ11面にドライバ又はコイン幅の溝13を設けておけば、おもり7同士を螺着する場合に特殊な工具を使用することなく、マイナスドライバ又はコインで複数のおもり7を積み重ね組み立てることができる。
前記おもり7の材料は比重の大きい鉛を用いることが好ましく、その結果おもり7を小型化でき、かつガイドパイプ8も細い形状として目立たなくすることができると同時に材料費低減が可能になる。
壁側に取り付けられた筒状のガイドパイプ内でおもりが上下昇降自在に垂下されているので、不用意に紐又はおもりに手が触れて紐が切れおもりが足もとに落下したり、子供のいたずらから防御でき、また、道具や家具等が近辺に立てかけられてもガイドパイプにより守られスムースにおもりが作動するなど、住環境に優しく、簡単で安価なドアクローザーを提供できるので、住宅産業に利用できる。
本願考案実施例のドアクローザーを装着したドアの斜視図。 同考案実施例のおもりの外観図。
符号の説明
1:ドアクローザー
2:ドア
3:壁
4:滑車部
4a、4b:滑車
5:金具
6:紐
7:おもり
7a、7b、7c:おもり
8:ガイドパイプ
9:取り付けバンド
10:吊り下げリング
11:雌ねじ
12:雄ねじ
13:溝

Claims (4)

  1. 先端におもりを付けた紐をドアに隣接する壁面に垂設し、同紐の他端側をドア上部の壁側に取り付けられた滑車部を介してドアの自由端上部に取り付けられた金具に係着し、前記おもりの重力でドアを常に閉じ方向へ牽引するドアクローザーにおいて、
    前記おもりが、前記壁面に固定して垂設された筒状のガイドパイプ内で上下昇降自在に垂下されてなることを特徴とする重力応用式ドアクローザー。
  2. 前記おもりが、1又は複数個のおもりを組み合わせて構成されてなることを特徴とする請求項1に記載の重力応用式ドアクローザー。
  3. 複数個の前記おもりが、それぞれおもり同士が螺着されてなることを特徴とする請求項1又は2に記載の重力応用式ドアクローザー。
  4. 前記おもりが、その雌ねじ面にドライバ用溝が設けられてなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の重力応用式ドアクローザー。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016089362A (ja) * 2014-10-30 2016-05-23 鹿島建設株式会社 仮設足場の昇降口扉板の開閉方法及び装置
JP2016094696A (ja) * 2014-11-12 2016-05-26 積水樹脂株式会社 間仕切りユニット
JP6182703B1 (ja) * 2017-03-07 2017-08-16 中島 秀夫 増改築工事で骨組みを損傷せず手でも開閉できる電動片開き戸。
CN113367503A (zh) * 2021-06-17 2021-09-10 海盐顺顺运输有限公司 一种移动式智能物流仓储配送柜

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