JP3108614B2 - 作業車 - Google Patents

作業車

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JP3108614B2
JP3108614B2 JP07262653A JP26265395A JP3108614B2 JP 3108614 B2 JP3108614 B2 JP 3108614B2 JP 07262653 A JP07262653 A JP 07262653A JP 26265395 A JP26265395 A JP 26265395A JP 3108614 B2 JP3108614 B2 JP 3108614B2
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良造 今西
信行 山下
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一明 黒原
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗用芝刈機やトラ
クタなどの作業車に関し、詳しくは、ボンネットにより
覆われたエンジンルーム内に、上部に冷却ファンを備え
た縦軸型のエンジンを配置するとともに、ファンカバー
上面の冷却風取入口の上方にボックス型の防塵網を配設
してエンジンの上方からエンジン冷却風を吸引すべく構
成し、さらに、エンジンの前方にエアークリーナを配置
してある作業車に関する。
【0002】
【従来の技術】ファンカバー上面の冷却風取入口にボッ
クス型の防塵網を備えた構造のものは、例えば、特開平
4‐166422号公報に示されるように、ファンカバ
ー上面の冷却風取入口に偏平の防塵網を設けた構造のも
のに比して、防塵面積が広い為、防塵網の早期の目詰ま
りを抑制し得る利点を有する。上記のように、ファンカ
バー上面の冷却風取入口にボックス型の防塵網を設けた
構造のものとして、本出願人は、先に、特願平7‐22
6153号を特許出願したものであるが、この構造のも
のは、図5に示すように、エアークリーナ14の吸気口
14aをボックス型の防塵網19内に突入させて防塵網
19の清浄空気を吸引するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】エアークリーナの吸気
口が防塵網の上面に近接することから、エアークリーナ
の吸気による負圧作用により吸気口上部の防塵網上面部
分が早期に目詰まりし易くなる不都合がある。そこで、
上記欠点を抑制する手段として、防塵網を上下方向に大
きくすると、それに付随してエンジンボンネットを大き
くしなければならず、機体全体の大型化を招く不都合が
生じる。本発明の目的は、エアークリーナの吸気構造を
工夫して、エアークリーナの吸気口上部の防塵網の早期
の目詰まりを抑制する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、前記エアークリーナの吸気口と前記ボックス型防塵
網の底面とを接続筒を介して連通接続するとともに、前
記接続筒を、エアークリーナの吸気口より大径に構成
し、且つ、防塵網側から延出してある。 〔作用〕エアークリーナの吸気口より大径の接続筒を防
塵網側から延出してあるから、エアークリーナの吸気口
と防塵網の上面との相対間隔が広がって吸引による負圧
作用が防塵網上面に及び難くなる。 〔効果〕上記構成の結果、防塵網の大型化を招くことな
くクエアークリーナの吸気口と防塵網上面との相対間隔
を広くすることができ、エアークリーナの吸気による負
圧作用が防塵網上面に及ぶことが抑制され、エアークリ
ーナ吸気口上部の防塵網上面部分が早期に目詰まりする
ことを抑制し得る。
【0005】
【発明の実施の形態】図1は、走行機体1の前・後輪
2,3の間にモーアMを装備したミッドマウント型の乗
用芝刈機を示し、この乗用芝刈機は、機体前部のエンジ
ンボンネット4内に出力軸を下方に向けて突出した縦軸
型のエンジンEを配備し、そのエンジンEの出力軸から
ベルト伝動装置5を介してモーアMに動力を伝達するよ
うになっている。前記モーアMは、車体フレーム1a
に、手動レバー6によって昇降操作されるリンク機構R
を介して昇降可能に装着されている。7は、ボンネット
4に設けられた前部ライト、8はスロットルレバー、9
は燃料タンクである。
【0006】図2に示すように、ボンネット4と操縦パ
ネル17とによって覆われたエンジンルームに配設のエ
ンジンEは、上部にラジエータ11並びにラジエータ冷
却ファン12を備えた水冷式のガソリンエンジンであっ
て、ラジエータ11の上部にボックス型の防塵網19を
備えている。そして、前記エンジンルーム内には、エン
ジンEの前方にエアークリーナ14、キャブレター1
5、マフラー16等が配備されており、ラジエータ冷却
ファン12によって、エンジンルームの後部壁を形成す
る操縦パネル17に形成のリアグリルとサイドグリルの
吸気口17Aよりエンジン冷却風を吸引して、ラジエー
タ11を冷却した後、ボンネット4前面の排気口4aよ
り機外に排出、或いは、キャブレター15、マフラー1
6を冷却した後、マフラーカバー18に形成の排気口1
8Aより機外に排出されるようになっている。
【0007】前記防塵網19は、エンジンEに対して後
方にオーバーハングする状態で設けられており、底面の
中央にラジエータ11に連通する開口部19gが形成さ
れており、開口部19gの周りには、クッション材27
が介在されている。前記ファンカバー20は、上面に冷
却風取入口20aを備え、前面並びに底面に排気口が設
けられている。
【0008】前記ボックス型の防塵網19は、ラジエー
タ11の背面側に係合機構Cを介して係合され、防塵網
19前端の遮熱板21が、横軸芯X周りに揺動自在な上
部ボンネット4Aの内面によって押さえ付けられて固定
されている。前記係合機構Cは、図4に示すように、ラ
ジエータ11の背面側に設けられた背面視T字型のプレ
ート22と前記防塵網19の底面側に設けられた背面視
門型の係合部材23から構成されており、係合部材23
から後方に突出する折曲片23aをT字型プレート22
の左右両端の腕部22aに係合可能に構成してある。
【0009】そして、この乗用芝刈機においては、エア
ークリーナ14の吸気を、防塵網19内の清浄空気を吸
引するようになっており、前記エアークリーナ14の吸
気による負圧作用が前記防塵網19の上面に強く及ばな
いように、防塵網19とエアークリーナ14とを以下の
如く接続してある。つまり、図3に示すように、エアー
クリーナ本体から突出する吸気口14aの突出長さを短
くし、且つ、防塵網19の底面からエアークリーナ14
側に向けて接続筒25を延出してある。前記接続筒25
は、エアークリーナ14の吸気口14aよりも大径で、
且つ、その下端をエアークリーナ14の吸気口14aに
嵌合接続してある。
【0010】上記構造によれば、冷却ファン12により
操縦パネル17に形成の吸気口17Aよりエンジン冷却
風を吸引して、防塵網19で塵埃を除去した後、ラジエ
ータ11を冷却して、ファンカバー20によりエンジン
冷却風を前方並びに下方に排出してエンジンボンネット
4前面の排気口4a及びマフラーカバー18の排気口1
8Aより機外に吹き出すこととなる。
【0011】そして、前記エアークリーナ14は、接続
筒25を介して防塵網19内の清浄空気を吸引すること
となる。斯かる場合、エアークリーナ14の吸気口14
aと防塵網19の上面とは相対間隔が広いので、エアー
クリーナ14の吸気による負圧作用が防塵網19の上面
に及ぶことが抑制されることとなる。
【0012】〔別実施の形態〕上記実施の形態において
は、接続筒を防塵網から一体的に延出したものを例示し
たが、別体に形成したものを取付けても良い。
【0013】また、上記実施の形態においては、エンジ
ンの上部にラジエーターを備えた水冷式のエンジンに付
いて例示したが、エンジンの上部に冷却ファンを備えた
空冷式のエンジンであっても良い。
【0014】さらに、上記実施の形態においては、ボン
ネットと操縦パネルにより覆われたエンジンルーム内に
エンジンを配置したが、エンジンルームが、ボンネット
と操縦パネルとに区画されている場合には、ボンネット
内に配置した形式のものであっても良い。斯かる場合に
は、ボンネット上面に吸気口を設けてボンネットの上部
から吸引することとなる。
【0015】さらにまた、作業車としてはトラクタであ
ってもよい。
【0016】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用芝刈機の全体側面図
【図2】ボンネット内の縦断側面図
【図3】要部の拡大側面図
【図4】防塵ネットの係合構造を示す縦断背面図
【図5】従来構造の一部を示す縦断側面図
【符号の説明】
4 ボンネット 12 冷却ファン 14 エアークリーナ 14a 吸気口 19 ボックス型防塵網 20 ファンカバー 20a 冷却風取入口 E エンジン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒原 一明 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (56)参考文献 特開 平9−66745(JP,A) 特開 平4−166422(JP,A) 特開 昭61−268523(JP,A) 特開 平2−81717(JP,A) 特開 平4−66327(JP,A) 特開 平8−150842(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60K 11/06 B60K 11/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボンネット(4)により覆われたエンジ
    ンルーム内に、上部に冷却ファン(12)を備えた縦軸
    型のエンジン(E)を配置するとともに、ファンカバー
    (20)上面の冷却風取入口(20a)の上方にボック
    ス型の防塵網(19)を配設してエンジン(E)の上方
    からエンジン冷却風を吸引すべく構成し、さらに、エン
    ジン(E)の前方にエアークリーナ(14)を配置して
    ある作業車であって、前記エアークリーナ(14)の吸
    気口(14a)と前記ボックス型防塵網(19)の底面
    とを接続筒(25)を介して連通接続するとともに、前
    記接続筒(25)を、エアークリーナ(14)の吸気口
    (14a)より大径に構成し、且つ、防塵網(19)側
    から延出してある作業車。
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