JP3108578B2 - 映像信号処理回路 - Google Patents

映像信号処理回路

Info

Publication number
JP3108578B2
JP3108578B2 JP06055435A JP5543594A JP3108578B2 JP 3108578 B2 JP3108578 B2 JP 3108578B2 JP 06055435 A JP06055435 A JP 06055435A JP 5543594 A JP5543594 A JP 5543594A JP 3108578 B2 JP3108578 B2 JP 3108578B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
video signal
digital
clock
color
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP06055435A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07264628A (ja
Inventor
正彦 馬渡
一雅 池田
隆史 古賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP06055435A priority Critical patent/JP3108578B2/ja
Publication of JPH07264628A publication Critical patent/JPH07264628A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3108578B2 publication Critical patent/JP3108578B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオテープレコーダ
(以下、VTRという)等に使用され、時間軸変動を含
む信号を処理する映像信号処理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にVTRは、映像信号を回転ヘッド
により磁気テープに記録し、また再生しているが、その
映像信号は、その回転ヘッドドラムの回転ムラや、ビデ
オテープの伸び・振動に起因する時間軸の変動を含んで
いる。家庭用VTRにおいては、輝度信号FM変調波と
低域変換搬送色信号とを重畳して記録している。再生過
程においては、低域変換搬送波色信号を元の搬送波色信
号に変換する時に、副搬送波のみ時間軸が安定化され、
輝度信号やその色ベースバンド信号(搬送色信号のエン
ベローブ信号)は時間軸変動を含んでいる。
【0003】本発明の基本概要は、時間軸変動を含む映
像信号を、時間軸変動を含む映像信号に変換することで
ある。詳しくは、時間軸変動を含む−nライン映像信号
をn水平ライン遅延した映像信号を得ることであり、か
つ時間軸変動を含むゼロライン映像信号との画素を一致
させることである。
【0004】従来この時間軸変動を含む−nライン映像
信号をn水平ライン遅延された映像信号を得、かつ時間
軸変動を含むゼロライン映像信号との画素を一致させる
映像信号処理回路を、家庭用VTRの再生ノイズリダク
ションに採用した例を、図6に基づいて説明する。
【0005】入力映像信号(101 )は、同期分離回路10
2 に供給される。同期分離回路102は、入力映像信号(1
01 )から水平同期信号H(103 )を抽出し、H−PL
L(Horizontal-Phase Locked Loop)104 に供給する。
H−PLL104 は、入力の水平同期信号周波数に位相同
期した第1のクロックCK1(105 )を発生する。ま
た、入力映像信号(101 )は、アナログ−ディジタル変
換器AD106 にて、ディジタル映像信号DVS(113 )
に変化される。このディジタル映像信号DVS(113 )
は、映像信号処理回路107 を経、更にディジタル−アナ
ログ変換器DA108 にてアナログ信号となり出力映像信
号(109 )となる。
【0006】映像信号処理回路107 にあるディジタル・
メモリ110 は、先入れ先出し方式によってデータを書き
込み・読み出しを行うようにメモリ制御回路111 にて制
御される。ここで、AD106 、映像信号処理回路107 、
DA108 は第1のクロックCK1(105 )にて動作す
る。メモリ制御回路111 から発生されるメモリ・アドレ
ス(112 )をある一定数で巡回すると、メモリ110 から
の読み出し信号は、その一定数に相当するクロック数分
の遅れを生じることができ、例えば1フレーム遅延を得
ることができる。図6の例では、この遅延した映像信号
と現在入力されているディジタル映像信号DVS(113
)との差を、第1の引き算器114 で減算する。これに
より、フレーム非相関成分を得て、雑音抽出回路115 に
供給する。雑音抽出回路115 は、雑音と動きの成分を分
離して、第2の引き算器116 に雑音を供給する。第2の
引き算器116 は、ディジタル映像信号DVS(113 )か
ら雑音を減算し、ディジタル映像信号DVS(113 )の
雑音成分を除去する。
【0007】図7は、家庭用VTRで再生された搬送色
信号に対するノイズリダクションの従来例である。図6
は同一の機能は同一名称及び番号で示す。前述したよう
に、家庭用VTRの再生搬送色信号は、副搬送波のみ時
間軸が安定化され、色ベースバンド信号(搬送色信号の
エンベローブ信号)は時間軸変動を含んでいる。ノイズ
リダクションは、色ベースバンド信号(搬送色信号のエ
ンベロープ信号と等価)のフレーム非相関を得て雑音抽
出を行う必要があるので、一度色ベースバンド信号に変
換した後に行う。
【0008】入力映像信号(101 )は、同期分離回路10
2 に供給される。同期分離回路102は、入力映像信号(1
01 )から水平同期信号H(103 )を抽出し、H−PL
L104 に供給する。H−PLL104 は、入力の水平同期
信号周波数に位相同期した第1のクロックCK1(105
)を発生する。また、搬送色信号(122 )のバースト
位相に位相ロックした第2のクロックCK2(133 )を
発生するため、同期分離回路102 からのバースト抜き取
り信号BG(120 )とその入力搬送色信号(122)とを
入力するB−PLL( Burst−PLL)121 を備えてい
る。入力搬送色信号(122 )は、アナログ−ディジタル変
換器AD123 にてディジタル信号に変換された後、色復
調回路DEC124 、第1のサンプルレート変換器SRC
125 、ノイズリダクション回路134 、第2のサンプルレ
ート変換器SRC129 、色変調器ENC130 を経、ディ
ジタル−アナログ変換器DA131 にて雑音低減された搬
送色信号(132 )を出力している。
【0009】ノイズリダクション回路134は、巡回型
のフィルターを構成しており、構成要素の各機能は、図
6と同様であるので説明は省略する。ここで、AD123
、DEC124 、SRC125 の一部、SRC129 の一
部、ENC130 及びDA131 を駆動するクロックは、バ
ースト位相に位相ロックした第2のクロックCK2(13
3)を用いている。また、SRC125 の一部、ノイズリ
ダクション回路134 及びSRC129 の一部を駆動するク
ロックは、水平同期信号周波数に位相同期した第1のク
ロックCK1(105 )を用いている。このように2つの
クロックを用いる理由は、前述したように搬送色信号
(122 )の副搬送波の時間軸は安定しており、DEC12
4 は、第2のクロックCK2(133 )がバースト位相に
クロックしているので、回路構成が簡単で済み、特に第
2のクロックCK2(133 )の周波数がバースト周波数
の4倍で、位相クロックしているとDEC124 及びEN
C130 は回路構成が簡単なゲートで組め、そしてノイズ
リダクションを、色ベースバンドで行う為である。第1
と第2のクロックCK1(105 )とクロックCK2(13
3)は、非同期関係にあるのでデータ処理レートの変換
器が必要で、第1のSRC125 は、第2のクロックCK
2(133 )のレートから第1のクロックCK1(105 )
のレートに変換し、第2のSRC129 は逆に、第1のク
ロックCK1(105)から第2のクロックCK2(133
)のレートに変換している。
【0010】図6及び図7でのメモリ制御は、水平サン
プル数を910 、垂直ライン数を525とすると、メモリ・
アドレスの1巡のクロック数は、910 ×525 =477750と
なるようにメモリ制御回路111 を組めば良い。これによ
り1フレーム遅延の映像信号が得られ、それは書き込み
の(現在の)映像信号の時間軸に一致している。
【0011】図6及び図7に示す方法により、時間軸変
動を含む−nライン映像信号のn水平ライン遅延した信
号を得ることができるとともに、時間軸変動を含むゼロ
ライン映像信号との画素を一致させることができるが、
これら従来例では、次に述べる欠点を有する。
【0012】まず、第1に同期分離回路及び水平同期信
号に位相ロックしたクロックを発生するH−PLLが必
要である。第2に色信号処理では、色復調・変調の為
に、バースト位相に位相同期したクロックを発生するP
LLが必要である。第3に、信号の伝送レートを変換す
る2つのサンプルレート変換器が必要である。第4に、
色信号処理の他の方法は、水平同期信号に位相ロックし
たクロックで色復調・変調を行う事であるが、サンプル
レート変換器が不要の長所を持つ代わりに、正弦波・余
弦波の発生器や乗算器が必要となり、ディジタル回路規
模が大きくなる短所を持っている。
【0013】本発明の基本概要は、1つの安定した固定
クロックを用いて、時間軸変動を含む−nライン映像信
号をn水平ライン遅延した信号を得ることであり、かつ
時間軸変動を含むゼロライン映像信号との画素を一致さ
せることである。メモリを用いて、時間軸変動を補正す
ることは、時間軸補正装置(タイムベースコレクタ(以
下TBCと略記))と呼ばれ、目的に応じて色々な方法
が発明されている。
【0014】例えば、公告特許昭60-51317では時間軸変
動を有する映像信号を、同じ時間変動を有するクロック
にて書き込み、安定した固定クロックにて読みだしを行
い時間変動を吸収する主メモリ装置と、主メモリ装置と
同じように書き込み・読み出し制御を行い、速度誤差を
同様に記憶する速度誤差メモリ装置を持ち、読み出され
た速度誤差に従って主メモリ装置の読みだしクロックの
位相を制御する方法が提示されている。
【0015】また、公開特許平4-47783 では、時間変動
を持つ映像信号の水平ブランキング期間に、速度誤差デ
ータを付加して、映像信号と速度誤差を書き込み・読み
だしを行い映像信号の時間変動を吸収するメモリ装置
と、そのメモリ装置から読みだしたデータから速度誤差
データを抜き取り、映像信号の速度補正を行う方法が提
示されている。
【0016】また、公開特許平3-273782では、安定した
固定クロックを用いて書き込み・安定した固定クロック
を用いて読みだしを行い時間変動を吸収するメモリ装置
に対して、そのメモリ装置に書き込みを行う映像信号の
同期信号毎に、そのメモリ装置のアドレスを確定させ、
1クロックまでの時間軸補正をそのメモリ装置にて行
い、1クロック以内の時間軸誤差、映像信号補間にて時
間軸の補正が行えるように、速度誤差検出を含む方法が
提示されている。
【0017】また、公開特許平2-33295 では、安定した
固定周波数信号を位相シフト回路により1クロック以内
の時間精度を得て、同期信号によりそのクロック位相を
決定し輝度信号の書き込みクロックとしている。色信号
は色副搬送波の2倍の周波数を持つクロックに同期した
色信号用のリセットパルスのタイミングで、時間軸補正
のメモリに書き込みを行っている。
【0018】また、公開特許平4-61485 では、時間軸補
正精度で規定された(高い周波数の)クロックによりA
D変換された映像信号から、1H毎の時間軸誤差及び速
度誤差を検出して、それら両誤差に対応する映像信号
を、再度サンプリング(レートは映像信号帯域を伝送可
能な速度)を行って(このとき映像信号補間と同等の結
果が得られる)、メモリ装置に書き込み・読みだしを行
い、時間軸の安定化を図っている。
【0019】上記TBCの基本概念は、時間軸変動を含
む映像信号を、時間軸変動を含まない映像信号に変換し
ている。そして時間軸変動の補正誤差を如何に測定し、
操作するかにある。
【0020】図8は、家庭用VTRから再生された映像
信号の概要を示す。図8(a)は、バーストに位相同期
したバースト周波数(fsc)の4倍の周波数(4fsc)
のクロックを水平に910 個ずつ並べたフレームであり、
標準のTV信号のフレームを示す。図8(b)は再生さ
れた映像信号のフレームであり、搬送色信号の色ベース
バンド信号のフレームを示す。再生搬送色信号の副搬送
波は、図8(a)となる。前述したように副搬送波のみ
時間軸が安定され、輝度信号やその色ベースバンド信号
(搬送色信号のエンベロープ信号)は時間軸変動を含ん
でいることを示す。図6及び図7で示した従来例が、水
平同期信号に位相同期したクロックを用いて処理を行っ
ているのは、図8(b)のフレームの概念で処理してい
るためである。TBCの目的は、図8(b)の映像信号
を図8(a)の映像信号に変換することである。
【0021】前述した本発明の概要を図8で説明する
と、図8(a)のクロックを用いて、図8(b)の信号
をn水平ライン遅延させて信号処理を行うことである。
【0022】ここで第1の問題がある。それは、図8
(a)に示す水平周期Th1と、図8(b)に示す水平
周期Th2の時間が一致せず、水平周期Th2をバース
ト位相と同期した4fscのクロックで計測した場合、各
水平ライン毎にサンプル数が異ってくる。すなわち、各
水平ライン毎に1水平ライン分の映像信号データ量が異
なる可変長となる。公開特許平3-273782では、複数のラ
インメモリ装置に書き込みを行う映像信号の同期信号毎
に、その各ラインメモリ装置のアドレスを確定させて、
可変長データに対処している。1フレーム等のライン数
が大きい場合には、汎用の大容量RAM、あるいは大容
量FIFO(First In First Out)メモリを利用した方
が、価格が安いが、この場合メモリアドレスが連続であ
り各水平ラインのこの公開特許の例のようにアドレスを
確定させることはできなくなる。
【0023】また第2の問題がある。前述したように図
8(a)のバースト位相同期した4fscのクロックを用
いる事で色復調・変調の回路構成が簡単になり、サンプ
ルレート変換器が不要になるが、図8(c)、(d)及
び(e)に示すように色ベースバンド信号の不一致が発
生する。図8(c)はクロック4fscと色復調したDE
C・OUTの時系列を示す。簡単な復調回路の復調出力
は、R−Y信号とB−Y信号の時間多重として出力され
る。図8(d)は、映像信号のある水平同期信号部のメ
モリの書き込み・読み出しを示す。水平同期信号H−S
ync の次の4fscクロックの色差信号は、R−Y信号で
ある。図8(e)は、n水平ライン時間後の水平同期信
号部のメモリの書き込み・読み出しを示す。水平同期信
号H−Sync の次の4fscクロックの色差信号は、B−
Y信号でありメモリに書き込むと同時に読み出した信号
との処理を行うが、読みだした色差信号は、R−Y信号
であり演算処理ができない。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、時
間軸変動を含む映像信号を、バースト位相に位相同期し
た固定クロックを用いて、色信号復調を行い、時間軸変
動を含む−nライン映像信号をn水平ライン遅延した信
号を得、時間軸変動を含むゼロライン映像信号との画素
を一致させようとすると、各水平ライン毎に1水平ライ
ン分の映像信号データ量が異なる可変長となる。また、
搬送色信号の復調軸が一致しない。
【0025】本発明は、安定した固定クロックを用い、
かつ汎用の大容量RAM、あるいは大容量FIFO(Fi
rst In First Out)メモリを利用して、時間軸変動を含
む−nライン映像信号をn水平ライン遅延した信号を
得、時間軸変動を含むゼロライン映像信号との画素を一
致させる映像信号処理回路を提供することを目的とす
る。
【0026】本発明は、また色信号復調を行い、時間軸
変動を含む−nラインの色差信号をn水平ライン遅延し
た信号を得て、時間軸変動を含むゼロライン色差信号と
の画素を一致させる映像信号処理回路を提供することを
目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】
(第1の構成例)入力の映像信号から水平同期信号を得
る同期分離手段と、安定した周波数のクロックを発生す
るクロック発生手段と、前記映像信号をディジタル映像
信号に変換するアナログ−ディジタル変換手段と、前記
クロック発生手段からのクロックに基づいて、前記ディ
ジタル映像信号を書き込み並びに読み出すことにより、
前記ディジタル映像信号を遅延させるディジタル・メモ
リ手段と、前記同期分離手段からの前記水平同期信号と
各々一定の時間関係にある書き込み水平ブランキング信
号と読み出し水平ブランキング信号を発生するブランキ
ング信号発生手段と、前記書き込み水平ブランキング信
号の終了時点から次の開始時点までの間前記ディジタル
・メモリ手段に前記ディジタル映像信号を書き込ませ、
前記読み出し水平ブランキング信号の終了時点から次の
開始時点までの間前記ディジタル・メモリ手段から前記
ディジタル映像信号を読み出させるメモリ制御手段とを
具備する。
【0028】(第2の構成例)色副搬送波のみ時間軸が
安定し、輝度信号及びその色ベースバンド信号が時間軸
変動を含んでいる入力映像信号と、この映像信号よりn
ライン遅延(nは1以上の整数)した信号との画素を一
致させる映像信号処理回路において、入力の前記映像信
号から水平同期信号を得る同期分離手段と、安定した周
波数のクロックを発生するクロック発生手段と、前記映
像信号をディジタル映像信号に変換するアナログ−ディ
ジタル変換手段と、前記クロック発生手段からのクロッ
クに基づいて、前記ディジタル映像信号を書き込み並び
に読み出すことにより、前記ディジタル映像信号を遅延
させるディジタル・メモリ手段と、前記同期分離手段か
らの前記水平同期信号と各々一定の時間関係にある書き
込み水平ブランキング信号と読み出し水平ブランキング
信号を発生するブランキング信号発生手段と、前記書き
込み水平ブランキング信号の終了時点から次の開始時点
までの間前記ディジタル・メモリ手段に前記ディジタル
映像信号を書き込ませ、前記読み出し水平ブランキング
信号の終了時点から次の開始時点までの間前記ディジタ
ル・メモリ手段から前記ディジタル映像信号を読み出さ
せるメモリ制御手段とを具備する。
【0029】(第3の構成例)色副搬送波のみ時間軸が
安定、輝度信号及びその色ベースバンド信号が時間軸変
動を含んでいる入力映像信号と、この映像信号よりnラ
イン遅延(nは1以上の整数)した信号との画素を一致
させる映像信号処理回路において、入力の前記映像信号
から水平同期信号を得る同期分離手段と、前記色副搬送
波の4m倍(mは1以上の正整数)のクロックを発生す
るクロック発生手段と、入力の搬送色信号をディジタル
信号に変換するアナログ−ディジタル変換手段と、前記
変換されたディジタル搬送色信号を復調し、色差信号を
時間多重で出力する色復調手段と、前記クロック発生手
段からのクロックに基づいて、前記色復調手段からの前
記色差信号を書き込み並びに読み出すことにより、前記
色差信号を遅延させるディジタル・メモリ手段と、前記
同期分離手段からの前記水平同期信号と各々一定の時間
関係にある書き込み水平ブランキング信号と読み出し水
平ブランキング信号を発生するブランキング信号発生手
段と、前記書き込み水平ブランキング信号の終了時点か
ら次の開始時点までの間前記ディジタル・メモリ手段に
前記色差信号を書き込ませ、前記読み出し水平ブランキ
ング信号の終了時点から次の開始時点までの間前記ディ
ジタル・メモリ手段から前記色差信号を読み出させるメ
モリ制御手段と、前記ディジタル・メモリ手段の出力で
ある色差信号を内挿する内挿手段とを具備し、前記ディ
ジタル・メモリ手段に書き込む色差信号と、前記内挿手
段の出力である色差信号との画素を一致させるようにし
たことを特徴とする。
【0030】
【作用】
(第1及び第2の構成例)前記クロック発生手段からク
ロックに基づいて、前記ディジタル・メモリ手段は、前
記ディジタル映像信号を書き込み並びに読み出す。
【0031】この時、前記メモリ制御手段は、前記書き
込み水平ブランキング信号の終了時点からの次の開始時
点までの間、前記ディジタル・メモリ手段に前記ディジ
タル映像信号が書き込まれる様制御する。
【0032】そして、前記メモリ制御手段は、前記読み
出し水平ブランキング信号の終了時点から次の開始時点
の間までの間、前記ディジタル・メモリ手段から前記デ
ィジタル映像信号が読み出される様制御する。
【0033】これにより、前記ディジタル・メモリに書
き込むディジタル映像信号と、読み出される映像信号と
の画素が一致する。
【0034】(第3の構成例)前記復調手段により、前
記ディジタル搬送色信号を復調して、時間多重の色差信
号を生成する。前記クロック発生手段からのクロックに
基づいて、前記ディジタル・メモリは、前記色差信号を
書き込み並びに読み出す。
【0035】この時、前記メモリ制御手段は、前記書き
込み水平ブランキング信号の終了時点から次の開始時点
までの間、前記ディジタル・メモリ手段に前記色差信号
が書き込まれる様制御する。
【0036】そして、前記メモリ制御手段は、前記読み
出し水平ブランキング信号の終了時点から次の開始時点
までの間、前記ディジタル・メモリ手段から前記色差信
号が読み出される様制御する。
【0037】更に、前記内挿手段により、前記ディジタ
ル・メモリ手段の出力である色差信号を内挿し、書き込
む色差信号順と一致するよう選択する。以上により、前
記ディジタル・メモリ手段に書き込む色差信号と前記内
挿手段の出力である色差信号の画素が一致する。
【0038】
【実施例】本発明の映像信号処理回路の第1の実施例を
図1に示す。入力映像信号(10)は、アナログ・ディジ
タル変換器AD1に供給され、4fscCK(クロック)
(14)に従ってディジタル映像信号(18)に変換され
る。また映像信号(10)は、同期分離回路2に供給さ
れ、水平同期信号H−Sync (13)、垂直同期信号V−
Sync (23)及びバースト抜き取り信号BG(21)が生
成される。B−PLL(Burst −PLL)3は、バース
ト抜き取り信号BG(21)と搬送色信号(22)から4f
scCK(クロック)(14)を生成する。尚、B−PLL
3の代りに、安定した4fscCK(クロック)を発生す
る水晶発振器でもよい。
【0039】ディジタル映像信号(18)は、FIFOメ
モリ(例えばテキサス・インストルメント社製TMS4
C1050NL)4のデータ入力DIに供給される。書き込
み制御回路WSQ6は、書き込み水平ブランキングパル
スHWBL(15)と4fscCK(14)及びフレームパル
ス(24)が供給され、書き込みクロックWCK(16)と
1フレームに1回のメモリ・リセットライトRSTW信
号(25)をメモリ4に供給する。
【0040】読み出し制御回路RSQ7は、読み出し水
平ブランキングパルスHRBL(17)と4fscCK(1
4)とフレームパルス(24)及び書き込み制御回路WS
Q6からのリセット信号(26)が供給され、読み出しク
ロックRCK(20)と1フレームに1回のメモリ・リセ
ットリードRSTR信号(27)をメモリ4に供給する。
これにより、ディジタル映像信号(18)は、1フレーム
遅延後、読み出しデータ(19)となってメモリ4の出力
端DOに読み出される。
【0041】ここで、ブランキング信号発生回路5は、
前述の同期分離回路2からのH−Sync (13)と垂直同
期信号V−Sync (23)を受けて、上述の書き込み水平
ブランキングパルスHWBL(15)、読み出し水平ブラ
ンキングパルスHRSL(17)及びフレームパルス(2
4)を生成する。この書き込み並びに読み出し水平ブラ
ンキング信号HWBL(15)、HRBL(17)は、書き
込みクロックWCK(16)並びに読み出しクロックRC
K(20)の1水平ライン当りのクロック数(絵柄部分の
書き込み画素数)を一定数となるようにしている。ま
た、フレームパルス(24)は、基本的に、入力された垂
直同期信号V−Sync (23)をクロックとして1/2分
周した信号である。
【0042】更に、図2のタイムチャートを使用して、
図1の映像信号処理回路の動作を説明する。映像信号
(10)の1水平周期の時間内での4fscCK(14)のク
ロック数は、ライン毎の画素数(11)として表すことが
できる。図2上では、909 、910 、911 画素と変化して
いることを示す。連続するメモリアドレス(12)は、あ
る水平同期信号時刻でのアドレスをxとすると、次の水
平同期信号時刻でx+900 、次はx+1800、次はx+27
00となる。ここで900 は、1水平ライン当たりの書き込
み画素数であるが、特に限定するものではない。
【0043】水平同期信号部分を拡大して説明する。水
平同期信号H−Sync (13)を、4fscCK(14)にて
同期化し、一定の4fscCK(14)のクロック数後に、
書き込み水平ブランキングパルスHWBL(15)をL
(ロー)レベルにし、その後4fscCK(14)の900 ク
ロック数後にH(ハイ)レベルにする。この書き込み水
平ブランキングパルスGWBL(15)のL(ロー)レベ
ル区間のみ、書き込みクロック(16)が発生され、ディ
ジタル映像信号(18)を、メモリ4に書き込む。同様
に、水平同期信号H−Sync (13)を、4fscCK(1
4)のクロックに同期化し、一定の4fscCK(14)の
クロック数後に、読み出し水平ブランキングパルスHR
BL(17)をL(ロー)レベルにし、その後4fscCK
(14)の900クロック数後にH(ハイ)レベルにする。
この読み出し水平ブランキングパルスHRBL(17)の
L(ロー)レベル期間のみ、読み出しパルス(20)が発
生され、メモリ4から読み出しデータ(19)を読み出
す。尚、自明のことではあるが、書き込み水平ブランキ
ングパルスHWBL(15)と読み出し水平ブランキング
パルスHRBL(17)とは同一パルスではない。
【0044】以上の動作により、ディジタル映像信号
(18)と読み出しデータ(19)の時間を合わせる事がで
きる。尚、図1中のフレームパルス(24)は、メモリ4
へのメモリ・リセットライトRSTW信号(25)及びメ
モリ・リセットリードRSTR信号(27)をフレーム単
位で発生させる為の制御信号であり、詳細な説明は省略
する。
【0045】図3は、搬送色信号に対しての映像信号処
理回路の構成を示す。図4は、図3の内挿フィルター53
を拡大して示す。図5は、図3の映像信号処理回路の動
作を説明するタイム・チャートである。図1と同様な機
能の回路や同様な信号は、同一番号を付しており、詳細
な説明は省略する。そして、図5も参照しながら説明す
る。
【0046】水平同期信号H−Sync (13)と4fscC
K(クロック)(14)は、図1の同期分離回路2とB−
PLL3により生成する。
【0047】搬送色信号(22)は、アナログ−ディジタ
ル変換器AD1でディジタル搬送色信号に変換する。色
復調回路DEC29は、このディジタル搬送色信号をfsc
CK(クロック)(42)のタイミングで復調し、色差信
号(35)を時間多重で出力する。このfscCK(クロッ
ク)(42)は、分周回路33において、4fscCK(クロ
ック)(14)を分周して生成する。また分周回路33は、
2fscCK(クロック)(41)を生成する。
【0048】ディジタル搬送色信号(35)は、途中で最
上位桁MSBから7ビットまでの信号と、最下位桁LS
Bの1ビットの信号に枝分かれする。そして、最下位桁
LSBの1ビットは、第1のスイッチSW31の一方の入
力信号となる。第1のスイッチSW31の他方の入力信号
は2fscCK(クロック)(41)である。第1のスイッ
チSW31の制御信号は、書き込み制御回路WSQ6から
のWSパルス(43)である。このWSパルス(43)を受
けて、第1のスイッチ31は、1水平期間毎にFIFOメ
モリ4への書き込むデータ(40)の最初のデータの最下
位桁LSBの1ビットとして2fscCK(クロック)
(41)を挿入する。そのWSパルス(43)が発生してい
ない間、第1のスイッチSW31は、書き込みデータ(4
0)の最下位桁LSBの1ビットとして、前述した枝分
かれた最下位桁LSBの1ビットを挿入する。
【0049】書き込み制御回路WSQ6には、書き込み
水平ブランキングパルスHWBL(15)、4fscCK
(クロック)(14)及びフレームパルス(24)が供給さ
れており、これにより書き込み制御回路WSQ6は、書
き込みクロックWCK(16)と1フレームに1回のメモ
リ・リセットライトRSTW信号(25)をFIFOメモ
リ4に供給する。そして、また書きみ制御回路WDSQ
6は、上述のWSパルス(43)を発生する。
【0050】読み出し制御回路RSQ7は、読み出し水
平ブランキングパルスHRBL(17)、4fscCK(ク
ロック)(14)及びフレームパルス(24)が供給されて
おり、これにより読み出し制御回路RSQ7は、読み出
しクロックRCK(20)と1フレームに1回のメモリ・
リセットリードRSTR信号(27)をFIFOメモリ4
に供給する。そして、また読み出し制御回路RSQ7
は、後述するRSパルス(45)を発生する。
【0051】読み出しデータ(19)は、色差信号であり
これが第1のレジスタ51に供給されている。そして、こ
のレジスタ51は、RSパルス(45)により1水平期間毎
に読み出しデータ(19)の最初のデータの最下位桁LS
Bの1ビットを抜き出し、RSSパルス(57)を出力す
る。このRSSパルス(57)により、1フレーム前に最
初に書き込まれた色差信号がR−YかB−Yを判定でき
る。そしてRSSパルス(57)は、エクスクルーシブ
(exclusive )OR回路55の一方の入力端に供給され
る。
【0052】更に、読み出しデータ(19)は、次段の内
挿フィルタ53に供給される。この内挿フィルタ53の構成
を図4で拡大し、かつその動作を図5に基づいて説明す
る。時間多重された色差信号(19)は、第2、第3、第
4のレジスタ61、62、63及び加算器64に順次伝送され
る。第2のレジスタ61の出力は、第4のレジスタ63の出
力と加算され、第2のスイッチSW65の一方の入力とな
る。第2のスイッチSW65の他方の入力は、第3のレジ
スタ62の出力である。第2のスイッチSW65の出力は、
第5のレジスタ66に供給される。第2乃至4のレジスタ
61、62、63の動作タイミング、及び第2のスイッチSW
65の切り換えタイミングは、2fscCK(クロック)
(41)である。第5のレジスタ66の動作タイミングは、
4fscCK(クロック)(14)である。第2のレジスタ
61の出力が、図5の第1分離データ(81)であり、第5
のレジスタ66の出力が、図5の第1内挿データ(83)で
ある。また、時間多重した色差信号(19)は、第6、第
7、第8のレジスタ70、71、72及び加算器73に順次伝送
される。第6のレジスタ70の出力は、第8のレジスタ72
の出力と加算され、第3のスイッチSW74の一方の入力
となる。第3のスイッチSW74の他方の入力は、第7の
レジスタ71の出力である。第3のスイッチSW74の出力
は、第9のレジスタ75に供給される。第6乃至第8のレ
ジスタ70、71、72の動作タイミング、及び第3のスイッ
チSW74の切り換えタイミングは、2fscCK(クロッ
ク)(41)をインバータ76で反転したクロックである。
第9のレジスタ75の動作タイミングは、4fscCK(ク
ロック)(14)である。第6のレジスタ70の出力が、図
5の第2分離データ(82)であり、第9のレジスタ75の
出力が、図5の第2内挿データ(84)である。
【0053】第1及び第2の内挿データ(83)、(84)
は、第4のスイッチSW77の両入力となる。前述のエク
スクルーシブOR回路55は、RSSパルス(57)の他
に、2fscCK(41)の供給を受けて、これら両者をエ
クスクルーシブORする。このエクスクルーシブOR回
路55の出力により、第4のスイッチSW77が切り換わ
り、図5の出力(85)となる。
【0054】以上により、色復調された色差信号(35)
と内挿フィルタ53の出力色差信号(85)との時間合わせ
をすることができる。
【0055】
【発明の効果】以上述べた様に、水平同期信号と一定の
時間関係にある書き込み水平ブランキングパルスHWB
L(15)の終了時点から次の開始時点までの間、ディジ
タル映像信号(18)をFIFOメモリ4に書き込み、水
平同期信号と一定の時間関係にある読み出し水平ブラン
キングパルスHRBL(17)の終了時点から次の開始時
点までの間、FIFOメモリ4からディジタル映像信号
(19)を読み出している。これにより、FIFOメモリ
4に書き込むディジタル映像信号と、読み出す映像信号
との画素が一致する。この結果、汎用の大容量FIFO
メモリ或いは大容量RAMを利用して、時間軸変動を含
む−nライン映像信号のn水平ライン遅延信号を得て、
時間軸変動を含むゼロライン映像信号との画素を一致さ
せる事ができる。
【0056】また、時間軸変動を含む搬送色信号を、バ
ースト位相に位相同期した1つの固定クロックを用い
て、色信号復調を行い、時間軸変動を含む−nライン色
差信号をn水平ライン遅延した信号を得、時間軸変動を
含むゼロラインの色差信号との画素を一致させることが
できる。
【0057】更に、従来必要であったサンプルレート変
換器、或いは乗算器を用いた色復調・変調器は不要とな
り、ディジタル回路の規模を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の映像信号処理回路の第1の実施例を示
す図である。
【図2】図1の映像信号処理回路の動作を説明するタイ
ム・チャートである。
【図3】本発明の映像信号処理回路の他の構成を示す図
である。
【図4】図3の映像信号処理回路の内挿フィルターを拡
大した図である。
【図5】図3の映像信号処理回路の動作を説明するタイ
ム・チャートである。
【図6】従来の映像信号処理回路であるノズルリダクシ
ョン回路の構成図である。
【図7】従来の映像信号処理回路であるノズルリダクシ
ョン回路の他の構成図である。
【図8】映像信号処理回路の動作を示す概念図である。
【符号の説明】
1…アナログ−ディジタル変換器、2…同期分離回路、
3…B(Burst )−PLL、4…FIFOメモリ、5…
ブランキング信号発生回路、6…書き込み制御回路WS
Q、7…読み出し制御回路RSQ、29…色復調回路DE
C、31…第1のスイッチSW、33…分周回路、51…第1
のレジスタ、53…内挿フィルター、55…エクスクルーシ
ブ(exclusive )OR回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古賀 隆史 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株式会社東芝 マルチメディア技術研究 所内 (56)参考文献 特開 昭60−100893(JP,A) 特開 平3−186090(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 9/79 - 9/898 H04N 5/76 - 5/907 H04N 5/91 - 5/956

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力の映像信号から水平同期信号を得る
    同期分離手段と、 安定した周波数のクロックを発生するクロック発生手段
    と、 前記映像信号をディジタル映像信号に変換するアナログ
    −ディジタル変換手段と、 前記クロック発生手段からのクロックに基づいて、前記
    ディジタル映像信号を書き込み並びに読み出すことによ
    り、前記ディジタル映像信号を遅延させるディジタル・
    メモリ手段と、 前記同期分離手段からの前記水平同期信号と各々一定の
    時間関係にある書き込み水平ブランキング信号と読み出
    し水平ブランキング信号を発生するブランキング信号発
    生手段と、 前記書き込み水平ブランキング信号の終了時点から次の
    開始時点までの間前記ディジタル・メモリ手段に前記デ
    ィジタル映像信号を書き込ませ、前記読み出し水平ブラ
    ンキング信号の終了時点から次の開始時点までの間前記
    ディジタル・メモリ手段から前記ディジタル映像信号を
    読み出させるメモリ制御手段とを具備したことを特徴と
    した映像信号処理回路。
  2. 【請求項2】 色副搬送波のみ時間軸が安定し、輝度信
    号及びその色ベースバンド信号が時間軸変動を含んでい
    る入力映像信号と、この映像信号よりnライン遅延(n
    は1以上の整数)した信号との画素を一致させる映像信
    号処理回路において、 入力の前記映像信号から水平同期信号を得る同期分離手
    段と、 安定した周波数のクロックを発生するクロック発生手段
    と、 前記映像信号をディジタル映像信号に変換するアナログ
    −ディジタル変換手段と、 前記クロック発生手段からのクロックに基づいて、前記
    ディジタル映像信号を書き込み並びに読み出すことによ
    り、前記ディジタル映像信号を遅延させるディジタル・
    メモリ手段と、 前記同期分離手段からの前記水平同期信号と各々一定の
    時間関係にある書き込み水平ブランキング信号と読み出
    し水平ブランキング信号を発生するブランキング信号発
    生手段と、 前記書き込み水平ブランキング信号の終了時点から次の
    開始時点までの間前記ディジタル・メモリ手段に前記デ
    ィジタル映像信号を書き込ませ、前記読み出し水平ブラ
    ンキング信号の終了時点から次の開始時点までの間前記
    ディジタル・メモリ手段から前記ディジタル映像信号を
    読み出させるメモリ制御手段とを具備したことを特徴と
    する映像信号処理回路。
  3. 【請求項3】 色副搬送波のみ時間軸が安定し、輝度信
    号及びその色ベースバンド信号が時間軸変動を含んでい
    る入力映像信号と、この映像信号よりnライン遅延(n
    は1以上の整数)した信号との画素を一致させる映像信
    号処理回路において、 入力の前記映像信号から水平同期信号を得る同期分離手
    段と、 前記色副搬送波の4m倍(mは1以上の正整数)のクロ
    ックを発生するクロック発生手段と、 入力の搬送色信号をディジタル信号に変換するアナログ
    −ディジタル変換手段と、 前記変換されたディジタル搬送色信号を復調し、色差信
    号を時間多重で出力する色復調手段と、 前記クロック発生手段からのクロックに基づいて、前記
    色復調手段からの前記色差信号を書き込み並びに読み出
    すことにより、前記色差信号を遅延させるディジタル・
    メモリ手段と、 前記同期分離手段からの前記水平同期信号と各々一定の
    時間関係にある書き込み水平ブランキング信号と読み出
    し水平ブランキング信号を発生するブランキング信号発
    生手段と、 前記書き込み水平ブランキング信号の終了時点から次の
    開始時点までの間前記ディジタル・メモリ手段に前記色
    差信号を書き込ませ、前記読み出し水平ブランキング信
    号の終了時点から次の開始時点までの間前記ディジタル
    ・メモリ手段から前記色差信号を読み出させるメモリ制
    御手段と、 前記ディジタル・メモリ手段の出力である色差信号を内
    挿する内挿手段とを具備し、 前記ディジタル・メモリ手段に書き込む色差信号と、前
    記内挿手段の出力である色差信号との画素を一致させる
    ようにしたことを特徴とする映像信号処理回路。
JP06055435A 1994-03-25 1994-03-25 映像信号処理回路 Expired - Fee Related JP3108578B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06055435A JP3108578B2 (ja) 1994-03-25 1994-03-25 映像信号処理回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06055435A JP3108578B2 (ja) 1994-03-25 1994-03-25 映像信号処理回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07264628A JPH07264628A (ja) 1995-10-13
JP3108578B2 true JP3108578B2 (ja) 2000-11-13

Family

ID=12998521

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06055435A Expired - Fee Related JP3108578B2 (ja) 1994-03-25 1994-03-25 映像信号処理回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3108578B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07264628A (ja) 1995-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4712130A (en) Chrominance signal frequency converter as for a pix-in-pix television receiver
FI80180B (fi) Kompression av bildelement i en videobild av reducerad storlek.
US4646151A (en) Television frame synchronizer with independently controllable input/output rates
US4514760A (en) Digital television receiver with time-multiplexed analog-to-digital converter
KR930011589B1 (ko) 비디오 신호 프로세싱 시스템
JPH0125276B2 (ja)
US5142377A (en) Time base correction apparatus
US5063437A (en) Method and apparatus for processing a color video signal
JP3213959B2 (ja) テレビジョン信号処理装置
JP3108578B2 (ja) 映像信号処理回路
JP3108569B2 (ja) 映像信号処理回路
JPH07177536A (ja) ディジタルタイムベースコレクタ
JP2554633B2 (ja) デジタルデータ変換方法
US4885642A (en) Method and apparatus for digitally recording and reproducing a color video signal for a SECAM system
JP3382453B2 (ja) 映像信号処理装置
JP3143463B2 (ja) 画像処理装置
JP2530655Y2 (ja) 走査線変換回路
JP2601870B2 (ja) カラー映像信号の処理方法及び装置
JP3183884B2 (ja) テレビジョン受像機
JP2570706B2 (ja) デイジタル色信号処理回路
KR0141121B1 (ko) 디지탈 영상기록재생장치
JPH0681327B2 (ja) 画像メモリ装置
JPH06225334A (ja) 磁気記録再生装置
JPH09205656A (ja) 映像信号サンプリングレート変換装置
JPH08265798A (ja) タイムベースコレクタ回路

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070908

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080908

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees