JP3108504U - バンドの留め構造およびそれを備えたバンド - Google Patents

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Abstract

【課題】 親バンドと複数の小穴を有する剣先バンドを備えたバンドであっても、バンドとくに小穴付近を傷めないバンドに優しい留め構造を提供することにある。
【解決手段】 本考案のバンドの留め構造10は、剣先バンド30の先端31と相対する親バンド20の端部21から延設体22を介して設けられた起立部25を備える。また、親バンド20端部21には、略コ字形の美錠26が回動可能に取り付けられ、剣先バンド30の小穴32に通した起立部25と係合するようになっている。この美錠26と起立部25の係合により、剣先バンド30と親バンド20が留め合わされる。
【選択図】 図1

Description

本考案は、親バンドと複数の小穴を有する剣先バンドを備えたバンドの留め構造に関するものである。
皮革バンドや樹脂バンドなどは、美錠を備えた親バンドと複数の小穴を有する剣先バンドからなり、この美錠と小穴を介して親バンドと剣先バンドを留める構造となっている(特許文献1の図3および図4を参照)。
実開昭62−200922号公報
しかし、この従来のバンドの留め構造では、構造上バンドが傷みやすくなっている。すなわち、図4(A)は従来のバンドの留め構造50を平面からみた平面図であるが、剣先バンド51の小穴52に通したツク棒53を美錠54の小判穴55に掛止めすることで、親バンド56と剣先バンド51を留めるようになっている。しかしこのような構造であると、剣先バンド51の小穴52付近が美錠54とくにその角に強く当接し、その当接部分が傷みやすくなる。通常、剣先バンド51よりも美錠54の方が硬い材質からなっているので、どうしても剣先バンドの方が傷んでしまう。
そこで、本考案は、このような親バンドと複数の小穴を有する剣先バンドを備えたバンドであっても、バンドとくに小穴付近を傷めないバンドに優しい留め構造を提供するものである。
上記目的を達成するために、第一の考案は、親バンドと複数の小穴を有する剣先バンドを留めるバンドの留め構造にあって、剣先バンド先端と相対する親バンドの端部から延設して設けられた起立部と、当該親バンド端部に回動可能に取り付けられ、剣先バンドの小穴に通した起立部と係合し、剣先バンドと親バンドを留め合わせる美錠とを備えたことを特徴とするものである。ここで、「親バンド」とは、腕時計の場合でいう12時側につくバンドをいい、「剣先バンド」とは、6時側につくバンドをいう。
第二の考案は、美錠には、プッシュ式留具を備えて起立部と係合させることを特徴とするものである。ここで、「プッシュ式留具」とは、一般的な腕時計バンドで使用されているものであり、具体的には、交差させた一対の鉤型片を互いに外側へ付勢させてその交差部分で起立部を挟み込みながら、鉤型片を内側へ押圧することで起立部の挟み込みを解除する起立部挿入孔を有するものである。
第三の考案は、起立部を親バンドの端部から延設して設けるための延設体は、親バンドの端部へ取付固定するために、略コ字形に形成された取付口を備えたことを特徴とするものである。
第四の考案は、上記第一から第三のバンドの留め構造を備えたバンドである。この「バンド」には、時計バンドの他に、服飾や身飾品などで使用されるバンド、荷造りのために使用されるバンドなど、様々な用途のバンド類(「バンド」の名称の有無を問わない)を含むものである。
本考案によれば、以下のような効果を有する。
(1)本考案のバンドの留め構造は、剣先バンド先端と相対する親バンドの端部から延設して設けられた起立部と、当該親バンド端部に回動可能に取り付けられ、剣先バンドの小穴に通した起立部と係合する美錠とが、剣先バンドを上から押さえ付けるような状態になるので、剣先バンドの一部分が強く美錠と当接することがない。このため、バンドに加わるストレスが従来技術よりも少なく、バンドの傷みを防止できる。
(2)従来技術のように、ツク棒がバンド表面に出ないので、外観的なデザインがすっきりしたものになる。
(3)美錠にプッシュ式留具を備えることで、バンドの着脱が容易になる。
本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1および図2は、本考案のバンド留めの構造を示す説明図であり、図1は親バンド20と剣先バンド30を留め合わせる前の状態を示し、図2は親バンド20と剣先バンド30を留め合わせた後の状態(説明の都合上、剣先バンド30は省略した)を示したものである。
図1に示すように、本考案のバンドの留め構造10は、剣先バンド30の先端31と相対する親バンド20の端部21から延設体22を介して設けられた起立部25を備える。この延設体22は、図3に示すように、略コ字形に形成された取付口23を備え親バンド20の端部21へ取付固定されている。このため、延設体22の先端部に設けられた起立部25は、親バンド20の端部21の延長線上にあっても回転せずに、後記する美錠26との係合が安定する。
また、親バンド20端部21には、略コ字形の美錠26が回動可能に取り付けられ、剣先バンド30の小穴32に通した起立部25と係合するようになっている。この美錠26と起立部25の係合により、剣先バンド30と親バンド20が留め合わされる。ここで、美錠26にプッシュ式留具27を備えることで、ワンタッチでバンドの着脱が行え、着脱操作が容易になる。
図4(B)は、本考案のバンドの留め構造を平面からみた平面図である。図4(A)に示す従来のバンドの留め構造50と比較すると、本考案のバンドの留め構造10では、起立部25と係合する美錠26が、剣先バンド30を上から押さえ付けるような状態になっているだけで、とくに剣先バンド30の一部分が強く美錠26と当接することがない。このため、バンドに加わるストレスが従来技術よりも少なく、その結果バンドの傷みを防止できる。また、デザインとしても従来の留め構造50と比べて非常にすっきりしている。
本考案は、ひろくバンド類の留め構造として利用できるものであり、時計バンドの他に、服飾や身飾品などで使用されるバンド、荷造りのために使用されるバンドなど、様々な用途のバンド類(「バンド」の名称の有無を問わない)に利用できる。
本考案のバンド留め構造を示す説明図。 本考案のバンド留め構造を示す説明図。 親パーツへの延設体の取付方法を示す説明図。 (A)従来のバンドの留め構造を示す平面図、(B)本考案のバンドの留め構造を示す平面図。
符号の説明
10 バンドの留め構造
20 親バンド 21 端部 22 延設体 23 取付口
25 起立部 26 美錠 27 プッシュ式留具
30 剣先バンド 31 先端 32 小穴
50 従来のバンドの留め構造 51 剣先バンド 52 小穴
53 ツク棒 54 美錠 55 小判穴 56 親バンド

Claims (4)

  1. 親バンドと複数の小穴を有する剣先バンドを留めるバンドの留め構造であって、
    剣先バンド先端と相対する親バンドの端部から延設して設けられた起立部と、
    当該親バンド端部に回動可能に取り付けられ、剣先バンドの小穴に通した起立部と係合し、剣先バンドと親バンドを留め合わせる美錠とを備えたバンドの留め構造。
  2. 美錠には、プッシュ式留具を備えて起立部と係合させる請求項1記載のバンドの留め構造。
  3. 起立部を親バンドの端部から延設して設けるための延設体は、親バンドの端部へ取付固定するために、略コ字形に形成された取付口を備えた請求項1又は2記載のバンドの留め構造。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載のバンドの留め構造を備えたバンド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107280157A (zh) * 2017-07-26 2017-10-24 广东小天才科技有限公司 表带结构及具有该表带结构的智能手表
CN112120360A (zh) * 2020-09-14 2020-12-25 深圳市盛景基因生物科技有限公司 一种智慧医疗用具有防护结构的智能手环

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