JP3108445B2 - ポリエステル系樹脂組成物 - Google Patents

ポリエステル系樹脂組成物

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JP3108445B2 JP03037692A JP3769291A JP3108445B2 JP 3108445 B2 JP3108445 B2 JP 3108445B2 JP 03037692 A JP03037692 A JP 03037692A JP 3769291 A JP3769291 A JP 3769291A JP 3108445 B2 JP3108445 B2 JP 3108445B2
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喜六 塚田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐熱性、柔軟性があ
り、耐荷重性が大きく、屈曲疲労抵抗が大で、耐油、耐
薬品性、成形性に優れ、さらに圧縮永久歪を改善したポ
リエステル系樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリエステル系樹脂は、ハードセグメン
トに芳香族ポリエルテルを、ソフトセグメントには主と
して非晶性ポリエーテルを使用したマルチブロックポリ
マーであり、幅広い温度範囲で使用でき、耐荷重性が大
きく、屈曲疲労抵抗が大で、耐油、耐薬品性に優れ、成
形加工性も良いという高機能エラストマーであり、電
気、電子部品、自動車部品、工業用部品、雑貨関係、精
密機械部品等に使用されている。しかしながら、加熱条
件下で圧縮変形するパッキング、ショックアブソーバ
ー、コイルチューブなどの材料は、圧縮永久歪が小さい
こと、すなわち復元性の良いことが要求されるが、ポリ
エステル系樹脂は他のゴムに較べて充分で無かった。例
えば、一般的に有機系ゴムの圧縮永久歪は20%以下
(JIS K6301 70℃ 22hrsの条件で測
定)なのに対し、ポリエステル系樹脂のそれは50%内
外でその改善が強く要求されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような状況に鑑
み、本発明はポリエステル系樹脂から製造したパッキン
グ、ショックアブソーバー、コイルチューブなどの復元
性を良くするため、圧縮永久歪の優れたポリエステル系
樹脂組成物の提供を課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、鋭意研究
を進めた結果、エチルアクリレート含有量(以下EA含
有量という。)が10%以上で50%以下のエチレンエ
チルアクリレートコポリマー(以下、EEAという。)
又は、酢酸ビニル含有量(以下VA含有量という。)が
10%以上で50%以下のエチレン酢酸ビニルコポリマ
ー(以下、EVAという。)に、オルガノポリシロキサ
ンと、有機過酸化物とを添加混練して得られるオルガノ
ポリシロキサン変性エチレンエチルアクリレートコポリ
マー、又はオルガノポリシロキサン変性エチレン酢酸ビ
ニルコポリマーをポリエステル系樹脂に添加することに
より、上記課題の圧縮永久歪が改良されることを見出だ
し、本発明を完成した。すなわち、本発明は、ポリエス
テル系樹脂100重量部に対し、オルガノポリシロキサ
ン変性エチレンエチルアクリレートコポリマー(以下、
EEA変性物という。)、又はオルガノポリシロキサン
変性エチレン酢酸ビニルコポリマー(以下、EVA変性
物という。)を5〜100重量部配合したことを特徴と
するポリエテル系樹脂組成物に関する。
【0005】以下、本発明を詳細に説明する。上記EE
A変性物としては、EA含有量が10%以上で50%以
下のEEA100重量部に対し、 (A)次式(I): SiO (4−a−b)/2 (式中、Rは脂肪族不飽和基、Rは脂肪族不飽和基
を含まない非置換又は置換1価炭化水素基を表し、aお
よびbは次の条件: 0≦a<1、0.5<b<3、1<a+b<3 をみたす数値を表す)で表されるオルガノポリシロキサ
ン10〜800重量部、および (B)有機過酸化物0.002〜1重量部を含有する組
成物を加熱混練してなるEEA変性物である。また、E
VA変性物としては、VA含有量が10%以上で50%
以下のEVA100重量部に対し、 (A)次式(I): SiO (4−a−b)/2 (式中、Rは脂肪族不飽和基、Rは脂肪族不飽和基
を含まない非置換又は置換1価炭化水素基を表し、aお
よびbは次の条件: 0≦a<1、0.5<b<3、1<a+b<3 をみたす数値を表す)で表されるオルガノポリシロキサ
ン10〜800重量部、および (B)有機過酸化物0〜1重量部 を含有する組成物を加熱混練してなるEVA変性物であ
。本発明のEEA変性物において使用するEEAは、
EA含有量が10〜50%のEEAである。EA含有量
が10%未満では、それから得られたEEA変性物をポ
リエステル系樹脂に加えたとき、圧縮永久歪が余り改良
されない。EA含有量が50%よりも多いとEEAはE
EA自体のベトツキ、ブロッキングがひどく、混練が難
しく、実際的でない。EEAとしては、通常の市販品を
用いることができる。本発明のEVA変性物に使用する
EVAは、VA含有量が10〜50%のEVAである。
VA含有量が10%未満では、得られるEVA変性物を
ポリエステル系樹脂に加えたときに、圧縮永久歪がそれ
ほど改善されない。VA含有量が50%よりも多いとE
VAはそれ自体ベトツキ、混練が困難である。EVAと
しては、通常の市販品を用いることができる。
【0006】本発明において使用するオルガノポリシロ
キサンとは、上記式Iで表され、この中で、R1 基とし
てはビニル基、アリル基、アクリル基、メタクリル基等
が例示され、R2 としてはメチル基、エチル基、プロピ
ル基等のアルキル基、フェニル基、トリル基等のアリー
ル基、シクロヘキシル基、シクロブチル基等のシクロア
ルキル基及びこれら炭化水素基の炭素原子に結合した水
素原子を部分的にハロゲン原子、シアノ基、メルカプト
基等で置換した基等が例示されるが、これらはその同種
又は異種の組合せでもよい。また、上記式I中、aは0
または0より大でかつ1未満である。この範囲は、aが
1以上であると本発明により製造された成形品が硬くな
りすぎることによる。aは好適には0.0004〜0.
06である。上記式I中、bは0.5より大で、かつ3
未満である。この範囲は0.5以下であると、本発明に
おける組成物の混練が難しく加工性が劣り、3以上であ
ると本発明により製造された成形品が硬くなりすぎ望ま
しくないことによる。bは好適には1〜2である。本発
明におけるオルガノポリシロキサンの分子構造は、上記
式Iで表されるものであれば、直鎖状、分岐鎖状、環
状、網状、立体網状等のいずれのものであってよい。こ
のようなオルガノポリシロキサンとしては、例えばシリ
コーンゴムの引裂強度改良剤として市販されている、い
わゆるシリコーンガムストックを挙げることができる。
また、本発明において使用される直鎖状のオルガノポリ
シロキサンとしては、 一般式:
【化1】 (式中、Rは非置換又は置換1価炭化水素基を表し、n
は10以上の数を表す)で表され、一般にシリコーンオ
イルと呼称されるものがある。上記式中のRはアルキル
基、アリール基および水素原子から選ばれる基であり、
メチル基、エチル基、n−プロピル基、i−プロピル
基、n−ブチル基、i−ブチル基、t−ブチル基、フェ
ニル基、水素原子が代表的なものである。分子中の全て
のRが同一であっても、一部のRが別の基であってもよ
く、Rの一部がビニル基、水酸基であってもよい。nは
10以上であり、そして100〜1000が好適であ
る。nが10未満であると、ポリエチレンとの混練が困
難である。本発明において使用される上記式Iで表され
るオルガノポリシロキサン系重合体の23℃における粘
度は10CS以上、好ましくは103 〜106 CSのも
のが望ましい。10CSより低い粘度の場合加熱混練が
難しく、成形品の表面からオルガノポリシロキサン系重
合体が滲み出す場合がある。
【0007】本発明において用い得る有機過酸化物は分
解温度が半減期10分間で100〜220℃のもの、す
なわち10分間半減温度(TP )が100〜220℃の
ものが好ましく、このようなものとしては例えば次のも
のを挙げることができる[ただし、カッコ内は分解温度
(℃)である]:t−ブチルペルオキシイソプロピルカ
ーボネート(135)、t−ブチルペルオキシラウレー
ト(140)、2,5−ジメチル−2,5−ジ(ベンゾ
イルペルオキシ)ヘキサン(140)、t−ブチルペル
オキシアセテート(140)、ジ−t−ブチルジペルオ
キシフタレート(140)、t−ブチルペルオキシマレ
イン酸(140)、シクロヘキサノンペルオキシド(1
45)、t−ブチルペルオキシベンゾエート(14
5)、ジクミルペルオキシド(150)、2,5−ジメ
チル−2,5−ジ(t−ブチルペルオキシ)ヘキサン
(155)、t−ブチルクミルペルオキシド(15
5),t−ブチルヒドロペルオキシド(158)、ジ−
t−ブチルペルオキシド(160)、2,5−ジメチル
−2,5−ジ(t−ブチルペルオキシ)ヘキシン−3
(170)、ジ−イソプロピルベンゼンヒドロペルオキ
シド(170)、p−メンタンヒドロペルオキシド(1
80)、2,5−ジメチルヘキサン−2,5−ジヒドロ
ペルオキシド(213)。
【0008】本発明において、オルガノポリシロキサン
の量は、EEAあるいはEVA100重量部に対して1
0〜800重量部である。10重量部未満であるとポリ
エステル系樹脂組成物の圧縮永久歪の改良効果が乏し
く、また800重量部を越えると、ポリエステル系樹脂
組成物への溶解性が悪くなる。本発明において、有機過
酸化物の量は、EEA100重量部に対して0.002
〜1重量部である。0.002重量部未満では、変性反
応が起こりがたく、1重量部以上加えても反応効果の向
上がほとんど認められない。逆に添加量が多いとEEA
変性品にゲルが増え好ましくない。EVAの場合、0〜
1重量部で0でも良い。また、通常用いられる架橋助剤
を有機過酸化物と併用することが出来る。本発明におい
て、混練は160℃以上200℃以下で行うことが望ま
しい。混練はバンバリーミキサー、2軸押出機、その他
通常の混練機で行うことができる。
【0009】以上の方法で得られたEEA変性物を、以
下のポリエステル系樹脂組成物とともに使用する。EV
A変性物についても同様である。本発明において使用さ
れるポリエステル系樹脂は通常その主鎖中に芳香族ポリ
エステルと脂肪族ポリエステルまたは脂肪族ポリエーテ
ルを含むものであり、ASTMD−1525で測定され
るビカット軟化点が150℃以下のものが望ましい。こ
れらのポリエステル系樹脂としては市販のものを使用で
きる。本発明において、EEA変性物又はEVA変性物
の配合量は、ポリエステル系樹脂100重量部に対し5
〜100部である。5重量部未満では圧縮永久歪の改良
効果が少なく、100重量部を越えると機械的強度が低
下することがある。本発明において、ポリエステル系樹
脂とEEA変性物又はEVA変性物の混合は、公知の方
法を用いて行われる。例えば、単軸押出機、二軸押出
機、ロール、バンバリーミキサー、ニーダー、ヘンシェ
ルミキサー等が用いられる。
【0010】得られたポリエステル系樹脂の成形加工
は、公知の方法、例えば、射出成形、押出し成形、発泡
成形、回転成形、圧縮成形等によりおこなわれ、電気、
電子部品、自動車部品用、工業用部品、雑貨関係、精密
機械部品等に使用される。特にパッキング、ショックア
ブソーバー、コイルチューブなど、圧縮永久歪が小さく
優れているものが要求される場合に好適である。本発明
のポリエステル系樹脂組成物には、通常用いられる樹脂
用添加剤を加えても良い。例えば、酸化防止剤、滑剤、
有機、無機の各種顔料、紫外線防止剤、分散剤、中和
剤、増核剤、流れ性改良剤、染料、カーボンブラック、
難燃剤、アスベスト、ガラス繊維、チタン酸ウイスカ
ー、タルク、シリカ、炭酸カルシウム、軽石、シリカア
ルミナ、カオリン、雲母等を本発明のポリエステル系樹
脂組成物から作った成形品の物性を損なわない範囲で添
加してもよい。
【0011】
【実施例】次に実施例に基づいて本発明をさらに詳細に
説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。 実施例 1 EA含有量が25%のEEA(日本ユニカー製 NUC
−6570)100重量部と、23℃における粘度が3
00000CSで、メチルビニルシリコーン含有量が
1.0%のシリコーンガムストック 70重量部と有機
過酸化物(日本油脂製 パーヘキシン25B)0.1重
量部および酸化防止剤(チバガイギー製Irganox
1010)0.02重量部を、バンバリーミキサーによ
り180℃、15分間混練し、混練物を押出機で押出
し、ペレット化したEEA変成物を得た。このペレット
のメルトフローインデックスをJIS−K6760に準
拠して測定した。又このペレットを熱プレス成形機で1
80℃、100kg/cm2で、加圧し、シートを成形
し、該シート引張り強さ及び伸びもJIS−K6760
に準拠して測定した。 実施例 2〜3 シリコーンガムストック量を表1に示すように代えた以
外は、実施例1と同様な操作を繰り返した。 比較例 1〜3 EEAをEA含有量7%のもの(日本ユニカー製 NU
C−6220)に代えた以外は、実施例1と同様な操作
を繰り返した。上記実施例1〜3及び比較例1〜3にお
いて製造した、EEA変性物の生成条件および評価の結
果を表1にまとめて示す。
【0012】
【表1】
【0013】次にこれらのEEA変性物をポリエステル
系樹脂に配合したポリエステル系樹脂組成物に関して行
った例を示す。 実施例 4 MFRが15g/10min.のポリエステル系樹脂
(東洋紡績(株)製 ペルプレンP−30B)100重
量部に対し、実施例1で得られたEEA変性物ペレット
を40重量部添加し、ヘンシェルミキサーで20分間混
合した。この混合物をシリンダー温度190℃の40m
m2軸押出機で押し出し、ペレット化した。その後、プ
レス温度180℃、圧縮圧力100Kg/cm2 、でプ
レス成形し、圧縮永久歪(JIS K6301 70
℃、22hrs)の測定をおこなった。 実施例 5〜7 EEA変性物ペレットの添加量を変えた以外は実施例4
と全く同様な操作を繰り返した。 実施例 8〜9 実施例2〜3で得られたEEA変性物ペレットを用いた
以外は実施例4と全く同様な操作を繰り返した。 比較例 4〜6 比較例1〜3で得られたEEA変性物ペレットを用いた
以外は実施例4と全く同様な操作を繰り返した。 比較例 7〜8 EEA変性物の代わりに、変性しない、未変性のEEA
(前記 NUC−6570)を用いて、実施例4と同様
な操作を繰り返した。 比較例 9 ポリエステル系樹脂ペルプレンP−30Bのみを用いて
上記と同様の測定を行った。これらの実施例4〜9及び
比較例4〜9の試験条件および結果を表2にまとめて示
す。
【0014】
【表2】
【0015】実施例 10〜11 EEAをVA含有量20%のEVA(日本ユニカー製
NUC−3460)に変え、シリコンガムストック量を
表2に示すようにした以外は、実施例1と同様な操作を
繰り返した。 比較例 10〜11 EEAをVA含有量5%のEVA(日本ユニカー製 N
UC−3808)に変え、シリコンガムストック量を表
2に示すようにした以外は、実施例1と同様な操作を繰
り返した。上記実施例10〜11および比較例10〜1
1において製造した、EVA変性物の生成条件および評
価の結果を表3にまとめて示す。
【0016】
【表3】
【0017】次にこれらのEVA変性物をポリエステル
系樹脂に配合したポリエステル系樹脂組成物に関して行
った例を示す。 実施例 12〜13 EEA変性物ペレットを実施例10〜11で得られたE
VA変性物ペレットに変えた以外は実施例4と同様な操
作を繰り返した。 比較例 12〜13 EEA変性物ペレットを比較例10〜11で得られたE
VA変性物ペレットに変えた以外は実施例4と同様な操
作を繰り返した。これらの実施例12〜13および比較
例12〜13の試験条件および結果を表4にまとめて示
す。
【0018】
【表4】
【0019】
【発明の効果】本発明のポリエステル系樹脂組成物は、
オルガノポリシロキサン変性エチレンエチルアクリレー
トコポリマー、又はオルガノポリシロキサン変性エチレ
ン酢酸ビニルコポリマーを添加しているので、圧縮永久
歪が小さく、電気、電子部品、自動車部品用、工業用部
品、雑貨関係、精密機械部品等の中で、特にパッキン
グ、ショックアブソーバー、コイルチューブなど、圧縮
永久歪が小さいものが要求される分野に広く適用可能で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 67/00 - 67/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエステル系樹脂100重量部に対し
    てオルガノポリシロキサン変性エチレンエチルアクリレ
    ートコポリマーを5〜100重量部配合したポリエステ
    ル系樹脂組成物であって、オルガノポリシロキサン変性
    エチレンエチルアクリレートコポリマーが、エチルアク
    リレート含有量が10%以上であって50%以下である
    エチレンエチルアクリレートコポリマー100重量部に
    対し、(A)次式(I): SiO (4−a−b)/2 (式中、R は脂肪族不飽和基、R は脂肪族不飽和基
    を含まない非置換又は置換1価炭化水素基を表し、aお
    よびbは次の条件: 0≦a<1、0.5<b<3、1<a+b<3 をみたす数値を表す)で表されるオルガノポリシロキサ
    ン10〜800重量部、 (B)有機過酸化物0.002〜1重量部を添加してな
    る組成物を加熱混練して製造されたオルガノポリシロキ
    サン変性エチレンエチルアクリレートコポリマーである
    ことを特徴とするポリエステル系樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 ポリエステル系樹脂100重量部に対し
    てオルガノポリシロキサン変性エチレン酢酸ビニルコポ
    リマーを5〜100重量部配合したポリエステル系樹脂
    組成物であって、オルガノポリシロキサン変性エチレン
    酢酸ビニルコポリマーが、酢酸ビニル含有量が10%以
    上であって50%以下であるエチレン酢酸ビニルコポリ
    マー100重量部に対し、 (A)次式(I): SiO (4−a−b)/2 (式中、R は脂肪族不飽和基、R は脂肪族不飽和基
    を含まない非置換又は置換1価炭化水素基を表し、aお
    よびbは次の条件: 0≦a<1、0.5<b<3、1<a+b<3 をみたす数値を表す)で表されるオルガノポリシロキサ
    ン10〜800重量部、(B)有機過酸化物0〜1重量
    部を添加してなる組成物を加熱混練して製造されたオル
    ガノポリシロキサン変性エ チレン酢酸ビニルコポリマー
    であることを特徴とするポリエステル系樹脂組成物。
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