JPH04359952A - アクリルゴム組成物 - Google Patents
アクリルゴム組成物Info
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- JPH04359952A JPH04359952A JP16372291A JP16372291A JPH04359952A JP H04359952 A JPH04359952 A JP H04359952A JP 16372291 A JP16372291 A JP 16372291A JP 16372291 A JP16372291 A JP 16372291A JP H04359952 A JPH04359952 A JP H04359952A
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Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はアクリルゴム組成物に関
するものである。
するものである。
【０００２】
【従来の技術】アクリルゴムは耐油性および耐熱性が良
好なゴムとして自動車部品用途を中心に広い分野で使用
されている。しかし、加硫特に２次加硫に長時間を要す
る、また、通常のアクリルゴムは有機過酸化物で加硫で
きないために他の有機過酸化物で加硫可能なゴムとのブ
レンドによる共加硫が困難であるなどの問題があった。
好なゴムとして自動車部品用途を中心に広い分野で使用
されている。しかし、加硫特に２次加硫に長時間を要す
る、また、通常のアクリルゴムは有機過酸化物で加硫で
きないために他の有機過酸化物で加硫可能なゴムとのブ
レンドによる共加硫が困難であるなどの問題があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記従来技術
の技術的課題を背景になされたもので、アクリルゴムと
不飽和アミンとを化学的に反応させることにより、安価
かつ容易に加硫性のよい有機過酸化物で加硫可能なアク
リルゴム組成物を提供することを目的とする。
の技術的課題を背景になされたもので、アクリルゴムと
不飽和アミンとを化学的に反応させることにより、安価
かつ容易に加硫性のよい有機過酸化物で加硫可能なアク
リルゴム組成物を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は（Ａ）ア
クリルゴム （Ｂ）不飽和アミン化合物またはその誘導体（Ｃ）有機
過酸化物 を含むアクリルゴム組成物により達成される。
クリルゴム （Ｂ）不飽和アミン化合物またはその誘導体（Ｃ）有機
過酸化物 を含むアクリルゴム組成物により達成される。
【０００５】本発明に使用されるアクリルゴムは架橋部
位としてエポキシ基や活性塩素を含有するものであり、
ポリアミン化合物により加硫または部分的に加硫するも
のであればすべて使用可能である。また、アクリル酸エ
ステルを主成分とする他の不飽和モノマーとの共重合体
も使用可能である。
位としてエポキシ基や活性塩素を含有するものであり、
ポリアミン化合物により加硫または部分的に加硫するも
のであればすべて使用可能である。また、アクリル酸エ
ステルを主成分とする他の不飽和モノマーとの共重合体
も使用可能である。
【０００６】本発明に使用される（Ｂ）成分の不飽和ア
ミン化合物またはその誘導体は１分子内にそれぞれ、少
なくとも１個以上の炭素−炭素不飽和結合およびアミノ
基を有する化合物で、アミノ基はシッフ塩基やカルバミ
ン酸塩等の誘導体としたものでもよい。（Ｂ）成分中の
アミノ基は、ポリアミン加硫と同じ反応機構により（Ａ
）成分と化学的に結合し、不飽和基が（Ａ）成分に導入
される。この不飽和結合を（Ｃ）成分の有機過酸化物で
の架橋点として用いることができる。
ミン化合物またはその誘導体は１分子内にそれぞれ、少
なくとも１個以上の炭素−炭素不飽和結合およびアミノ
基を有する化合物で、アミノ基はシッフ塩基やカルバミ
ン酸塩等の誘導体としたものでもよい。（Ｂ）成分中の
アミノ基は、ポリアミン加硫と同じ反応機構により（Ａ
）成分と化学的に結合し、不飽和基が（Ａ）成分に導入
される。この不飽和結合を（Ｃ）成分の有機過酸化物で
の架橋点として用いることができる。
【０００７】不飽和アミン化合物中のアミノ基の個数は
、１個以上であるが、好ましくは２個以下、さらに好ま
しくは１個である。不飽和アミン化合物中のアミノ基が
２個以上の場合は、その一部またはすべてをシッフ塩基
やカルバミン酸塩等の誘導体とすることが好ましい。 （Ｂ）成分の使用量は、加硫ゴムの要求物性に応じて決
定されるもので特に限定されるものではない。（Ａ）成
分１００重量部当り、（Ｂ）成分０．５〜１０重量部が
通常使用する量である。
、１個以上であるが、好ましくは２個以下、さらに好ま
しくは１個である。不飽和アミン化合物中のアミノ基が
２個以上の場合は、その一部またはすべてをシッフ塩基
やカルバミン酸塩等の誘導体とすることが好ましい。 （Ｂ）成分の使用量は、加硫ゴムの要求物性に応じて決
定されるもので特に限定されるものではない。（Ａ）成
分１００重量部当り、（Ｂ）成分０．５〜１０重量部が
通常使用する量である。
【０００８】本発明に使用される（Ｃ）成分の有機過酸
化物は加硫剤として作用する。有機過酸化物としては、
一般には熱や酸化還元系の存在で容易にパーオキシラジ
カルを発生するものが良く、フッ素ゴムや他のゴムの加
硫剤として用いられる有機過酸化物はすべて使用可能で
ある。中でも好ましくは、ジアルキルタイプの有機過酸
化物が用いられる。一般に活性、−Ｏ−Ｏ−の量、分解
温度などから種類ならびに使用量が選ばれる。（Ｃ）成
分は（Ａ）成分１００重量部当り０．１〜５重量部程度
が通常の使用量である。
化物は加硫剤として作用する。有機過酸化物としては、
一般には熱や酸化還元系の存在で容易にパーオキシラジ
カルを発生するものが良く、フッ素ゴムや他のゴムの加
硫剤として用いられる有機過酸化物はすべて使用可能で
ある。中でも好ましくは、ジアルキルタイプの有機過酸
化物が用いられる。一般に活性、−Ｏ−Ｏ−の量、分解
温度などから種類ならびに使用量が選ばれる。（Ｃ）成
分は（Ａ）成分１００重量部当り０．１〜５重量部程度
が通常の使用量である。
【０００９】また、有機過酸化物加硫においては、不飽
和多官能化合物等の架橋助剤もしくは共架橋剤を適宜使
用することが可能である。これらは、パーオキシラジカ
ルとポリマーラジカルとに対して反応活性を有するもの
であれば、原則的に有効であり、その種類は制限されな
い。不飽和多官能化合物としては、トリアリルイソシア
ヌレート、ジアリルフタレートなどが例示される。
和多官能化合物等の架橋助剤もしくは共架橋剤を適宜使
用することが可能である。これらは、パーオキシラジカ
ルとポリマーラジカルとに対して反応活性を有するもの
であれば、原則的に有効であり、その種類は制限されな
い。不飽和多官能化合物としては、トリアリルイソシア
ヌレート、ジアリルフタレートなどが例示される。
【００１０】本発明のアクリルゴム組成物には用途に応
じて各種の充填剤、加工助剤、加硫助剤、酸化防止剤、
顔料、滑剤その他アクリルゴムに添加される各種の添加
剤を添加することもできる。
じて各種の充填剤、加工助剤、加硫助剤、酸化防止剤、
顔料、滑剤その他アクリルゴムに添加される各種の添加
剤を添加することもできる。
【００１１】本発明の組成物は、通常の混合装置で（Ａ
）成分、（Ｂ）成分および（Ｃ）成分を混合するだけで
容易に得られる。（Ａ）成分と（Ｂ）成分との反応を促
進するためには混合時に加熱してもよい。
）成分、（Ｂ）成分および（Ｃ）成分を混合するだけで
容易に得られる。（Ａ）成分と（Ｂ）成分との反応を促
進するためには混合時に加熱してもよい。
【００１２】本発明の組成物は、例えば圧縮成形、トラ
ンスファー成形、射出成形、押出成形、カレンダー成形
等の各種の成形方法によって成形することができる。
ンスファー成形、射出成形、押出成形、カレンダー成形
等の各種の成形方法によって成形することができる。
【００１３】本発明の組成物は、有機過酸化物で加硫可
能な他のゴムとブレンドして共加硫することも可能であ
る。
能な他のゴムとブレンドして共加硫することも可能であ
る。
【００１４】
【実施例】以下に実施例を挙げ本発明をさらに詳細に説
明する。
明する。
【００１５】実施例１〜３、比較例１
表１の組成（重量部）に従い、ニーダーにて１５分間均
一に混練してアクリルゴム組成物を得た。これらの組成
物を２本ロールにて練り、１７０℃で１５分間プレス加
硫し、その後１５０℃オーブン中で２時間２次加硫して
加硫物を得た。物性は表１に併記した。
一に混練してアクリルゴム組成物を得た。これらの組成
物を２本ロールにて練り、１７０℃で１５分間プレス加
硫し、その後１５０℃オーブン中で２時間２次加硫して
加硫物を得た。物性は表１に併記した。
【００１６】
【表１】
【００１７】なお、表１において、Ａ−１はアクリルゴ
ム（日本ゼオン製 Ｎｉｐｏｌ ＡＲ５３ ）、充填剤
はシースト１１６、Ｂ−１はアリルアミン、Ｂ−２はシ
ンナミリデンアリルアミン、Ｂ−３は２，４−ジビニル
−６−アミノトリアジン、ＴＡＩＣはトリアリルイソシ
アヌレート、老化防止剤はユニロイヤル社製 ナウガ
ード４４５、Ｃ−１は有機過酸化物（日本油脂製 パ
ーヘキサ２．５Ｂ）であり、物性はＪＩＳ Ｋ６３０
１に従い測定した。
ム（日本ゼオン製 Ｎｉｐｏｌ ＡＲ５３ ）、充填剤
はシースト１１６、Ｂ−１はアリルアミン、Ｂ−２はシ
ンナミリデンアリルアミン、Ｂ−３は２，４−ジビニル
−６−アミノトリアジン、ＴＡＩＣはトリアリルイソシ
アヌレート、老化防止剤はユニロイヤル社製 ナウガ
ード４４５、Ｃ−１は有機過酸化物（日本油脂製 パ
ーヘキサ２．５Ｂ）であり、物性はＪＩＳ Ｋ６３０
１に従い測定した。
【００１８】
【発明の効果】本発明のアクリルゴム組成物は、通常の
アクリルゴムを安価にしかも容易に有機過酸化物での加
硫を可能としたもので、他の有機過酸化物加硫型のゴム
とのブレンドによる共加硫も可能となり、工業的有用性
は極めて高い。また、本発明のアクリルゴム組成物は、
自動車部品用途をはじめとして、一般工業部品用途まで
広い範囲で好適に使用できる。
アクリルゴムを安価にしかも容易に有機過酸化物での加
硫を可能としたもので、他の有機過酸化物加硫型のゴム
とのブレンドによる共加硫も可能となり、工業的有用性
は極めて高い。また、本発明のアクリルゴム組成物は、
自動車部品用途をはじめとして、一般工業部品用途まで
広い範囲で好適に使用できる。
Claims (1)
- 【請求項１】（Ａ）アクリルゴム （Ｂ）不飽和アミン化合物またはその誘導体（Ｃ）有機
過酸化物 を含むアクリルゴム組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16372291A JPH04359952A (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | アクリルゴム組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16372291A JPH04359952A (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | アクリルゴム組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04359952A true JPH04359952A (ja) | 1992-12-14 |
Family
ID=15779421
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16372291A Withdrawn JPH04359952A (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | アクリルゴム組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04359952A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000053638A1 (en) * | 1999-03-10 | 2000-09-14 | Commonwealth Scientific And Industrial Research Organisation | Surface modification of vulcanised rubber objects |
| AU756869B2 (en) * | 1999-03-10 | 2003-01-23 | Commonwealth Scientific And Industrial Research Organisation | Surface modification of vulcanised rubber objects |
| JP2004526036A (ja) * | 2001-04-16 | 2004-08-26 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | アクリルエステル共重合体の架橋方法 |
-
1991
- 1991-06-07 JP JP16372291A patent/JPH04359952A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000053638A1 (en) * | 1999-03-10 | 2000-09-14 | Commonwealth Scientific And Industrial Research Organisation | Surface modification of vulcanised rubber objects |
| AU756869B2 (en) * | 1999-03-10 | 2003-01-23 | Commonwealth Scientific And Industrial Research Organisation | Surface modification of vulcanised rubber objects |
| JP2004526036A (ja) * | 2001-04-16 | 2004-08-26 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | アクリルエステル共重合体の架橋方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980903 |