JP3108352B2 - エンジン駆動動力装置 - Google Patents

エンジン駆動動力装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内燃機関、すな
わちエンジンの動力によって被駆動装置を駆動するエン
ジン駆動動力装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のエンジン駆動動力装置として
は、エンジンを動力源とする自動車やエンジンを動力源
とする圧縮部で加圧した冷媒により冷/暖房を行うヒー
トポンプ空調装置などがある。
【0003】こうしたエンジン駆動動力装置を、上記の
ヒートポンプ空調装置として構成したものでは、オイル
交換などのメンテナンス間隔を拡大する傾向がある。こ
のため、エンジンオイルの総保有量を増加する傾向があ
る。
【0004】エンジンオイルを貯溜するためにエンジン
の底部付近に設けるオイルパンは、設置スペースなどの
観点からその大きさは制限されるので、補給用に未使用
のエンジンオイルを貯溜するサブタンクを別途設け、こ
こから電磁弁などを介してオイルパンに未使用のエンジ
ンオイルを補給することで、エンジンオイルの総保有量
を確保する方法が一般化しつつある。
【0005】しかし、従来は本体側のオイルパンの容量
の方が、サブタンクの容量より大きかったため、電磁弁
などの補給手段が「開」動作時に閉じたままであっても
オイルパン内のエンジンオイルが著しく不足することが
なく、したがってエンジンオイルが著しく劣化してエン
ジンの破損に繋がるような大きなダメージを受けること
はなかったし、「閉」動作時に開いたままであってもエ
ンジンオイルがオイルパンから溢れることはなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、メンテ
ナンス間隔をさらに拡大するため、サブタンクの容量を
オイルパンの容量と同程度か、それより大きくする傾向
があり、電磁弁などの補給手段が誤動作すると、汚れた
エンジンオイルで運転を続けてエンジンを破損したり、
エンジンオイルが溢れるなどの不都合が起きると云った
問題点があり、これら問題点の解決が課題となってい
た。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記のよう
なエンジンオイルを貯溜するオイルパンをエンジンの底
部付近に設けると共に、前記オイルパンとは別体にオイ
ルサブタンクを設け、さらに、前記オイルパン内におけ
るエンジンオイルの所要の油面低下情報に基づいて前記
オイルサブタンクから前記オイルパンへのオイル補給を
行ない、前記オイルパン内におけるエンジンオイルの所
要の油面上昇情報に基づいて前記オイル補給を停止する
エンジンオイル補給手段を備えるように構成して被駆動
装置をエンジンの動力により駆動するエンジン駆動動力
装置において、
【0008】前記エンジンオイル補給手段を、前記油面
低下情報の入力時からエンジンを所定時間運転したのち
前記オイル補給を行ない、前記油面上昇情報の入力時か
ら所定時間が経過したのち前記オイル補給を終了するよ
うに構成した第1の構成のエンジン駆動動力装置と、
【0009】前記オイル補給を所定時間行っても前記油
面上昇情報が入力されないときに異常を表示する、異常
発生表示手段を備えるようにした第2の構成のエンジン
駆動動力装置と、
【0010】エンジンを所定時間運転しても前記油面低
下情報が入力されないときに異常を表示する、異常発生
表示手段を備えるようにした第3の構成のエンジン駆動
動力装置と、を提供することにより、上記の課題を解決
し得るようにしたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の一
実施形態を説明する。図3は本発明になるエンジン駆動
動力装置を、エンジン駆動ヒートポンプ空調装置とした
一例であり、51は例えば天然ガスを燃料とするエンジ
ン1によって駆動される圧縮機、52は四方弁、53は
室外熱交換器、54はレシーバタンク、55は冷媒制御
弁、56は室内熱交換器、57はアキュームレータ、5
8は膨張弁であり、これら機器単体は従来周知のものと
特に変わるものではなく、順次連結して破線で示した暖
房回路と、実線で示した冷房回路とを形成している。な
お、59は室外送風機、60は室内送風機である。
【0012】そして、図4に示したように、エンジン1
の底部に設けるオイルパン2と、未使用のエンジンオイ
ルで満たしたオイルサブタンク3とを、電磁弁5を介し
て接続する。
【0013】また、オイルパン2には、内部に貯溜する
エンジンオイルの液面、すなわち油面が検出できる油面
スイッチ4を設けると共に、この油面スイッチ4が出力
する信号に基づいて、電磁弁5の開閉を制御する制御器
6を設置する。
【0014】制御器6としては、例えば図5に示したよ
うに、油面スイッチ4が出力する油面情報を入力し、信
号変換して中央演算処理装置(以下CPUと云う)6B
へ出力する入力インターフェイス6Aと、所定の演算プ
ログラムなどを記憶している記憶装置(以下ROMと云
う)6Cと、CPU6Bからの信号を入力して電磁弁5
などへ所要の信号を出力する出力インターフェイス6D
と、所定時間毎に信号を出力し、所要時間が計時できる
タイマ機能を備えた時計回路6Eと、油面スイッチ4が
検出した油面情報、時計回路6Eによって計時した時間
などを記憶する読込/消去可能な記憶装置(以下RAM
と云う)6Fと、所要の警報を文字などによって出力す
ることのできる液晶表示部6Gと、を備えたものを使用
する。
【0015】そして、ROM6Cには、油面スイッチ4
から入力する油面情報に基づいて、電磁弁5を開閉制御
したり、液晶表示部6Gに所要の警報を出力するため
の、例えば図1に示す制御プログラムを記憶する。
【0016】なお、この図1の制御に使用する油面スイ
ッチ4は、1フロート・1接点タイプの構造が簡単なフ
ロートスイッチであり、例えば図6に示したように、油
面が所定の低レベルより一旦低くなると所定の高レベル
を回復するまでは低レベルを意味する、例えば1Vを出
力し続け、油面が所定の高レベルより一旦高くなると今
度は所定の低レベルに下がるまで高レベルを意味する、
例えば5Vを出力し続けるように構成されている。
【0017】以下、図1に基づいて制御器6による電磁
弁5などの制御例を説明すると、ステップS1では、第
1の計時として時計回路6Eのタイマ機能によりエンジ
ン1が運転している時の累計時間の計時を開始し、この
計時時間T1を電磁弁5が閉じている状態、すなわち電
磁弁「閉」時間としてRAM6Fに逐次更新・記憶す
る。
【0018】ステップS2では、油面スイッチ4の状態
を判定し、油面が低下しているときを意味する1Vが油
面スイッチ4から出力されているときにはステップS3
に移行し、油面が上昇しているときを意味する5Vが油
面スイッチ4から出力されているときにはステップS1
1に移行する。
【0019】ステップS3では、ステップS1で開始し
た第1の計時である電磁弁「閉」計時を停止すると共
に、RAM6Fに記憶している計時時間T1を消去し、
且つ、第2の計時としてエンジン1が運転している累計
時間の計時を時計回路6Eのタイマ機能により開始し、
この計時時間T2をエンジン「運転」時間としてRAM
6Fに逐次更新・記憶する。
【0020】ステップS4では、この計時時間T2が所
定時間、例えば100時間に達したか否かを判定し、所
定時間に達するのを待ってステップS5に移行する。
【0021】ステップS5では、ステップS3で開始し
た第2の計時であるエンジン「運転」計時を停止すると
共に、RAM6Fに記憶している計時時間T2を消去す
る。
【0022】ステップS6では、時計回路6Eのタイマ
機能による第3の計時を開始し、この計時時間T3を電
磁弁5が開放している時間であるとしてRAM6Fに逐
次更新・記憶すると共に、電磁弁5を開放してオイルサ
ブタンク3からエンジン1のオイルパン2に未使用のエ
ンジンオイルを供給する。
【0023】ステップS7では、ステップS2と同様に
油面スイッチ4の状態を判定し、油面上昇しているとき
を意味する5Vが油面スイッチ4から出力されていると
きにはステップS8に移行し、油面が低下しているとき
を意味する1Vが油面スイッチ4から出力されていると
きにはステップS13に移行する。
【0024】ステップS8では、ステップS6で開始し
た第3の計時である電磁弁「開」計時を停止すると共
に、RAM6Fに記憶している計時時間T3を消去し、
且つ、時計回路6Eのタイマ機能により第4の計時を開
始し、この計時時間T4を油面「高」時間としてRAM
6Fに逐次更新・記憶する。
【0025】ステップS9では、この計時時間T4が所
定時間、例えば2分に達したか否かを判定し、所定時間
に達するのを待ってステップS10に移行する。
【0026】ステップS10では、ステップS8で開始
した第4の計時である油面「高」計時を停止すると共
に、RAM6Fに記憶している計時時間T4を消去し、
且つ、電磁弁5を閉じてオイルサブタンク3からエンジ
ン1のオイルパン2へのエンジンオイルの供給を停止し
て、ステップS1に戻る。
【0027】ステップS11は、ステップS1で計時を
開始しRAM6Fに記憶してある計時時間T1が所定時
間、例えば1000時間に達したか否かを判定し、達し
たときにはステップS12に移行し、そうでないときに
はステップS2に戻る。
【0028】ステップS12では、エンジン1を所定時
間(この場合は1000時間)運転してもオイルパン2
の油面が低レベルまで低下しないことになるので、ステ
ップS1で開始した第1の計時である電磁弁「閉」計時
を中止すると共に、RAM6Fに記憶している計時時間
T1を消去し、且つ、オイルサブタンク3からオイルパ
ン2に電磁弁6を通ってエンジンオイルが流れ込んでい
る、油面スイッチ4が壊れている(油面「低」の表示が
できない)、などの可能性があるので、この旨の警報を
液晶表示部6Gに出力する。
【0029】ステップS13では、RAM6Fに記憶し
てある計時時間T3が所定時間、例えば20分に達した
か否かを判定し、達したときにはステップS14に移行
し、そうでないときにはステップS7に戻る。
【0030】ステップS12では、電磁弁5を所定時間
(この場合は20分)開放してもオイルパン2の油面が
高レベルまで上昇していないことになるので、ステップ
S6で開始した第3の計時である電磁弁「開」計時を中
止すると共に、RAM6Fに記憶している計時時間T3
を消去する。また、電磁弁5を閉じると共に、オイルサ
ブタンク3が空になっている、電磁弁6が閉じている、
油面スイッチ4が壊れている(油面「高」の表示ができ
ない)、などの可能性があるのでこの旨の警報を液晶表
示部6Gに出力する。
【0031】また、油面スイッチ4として、オイルパン
2のエンジンオイルの液面がオイルサブタンク3から未
使用のエンジンオイルの補給を開始すべき限界とする所
定の下限L以下に低下したときと、この補給を停止すべ
き限界とする所要の上限H以上に上昇したときに、それ
ぞれ所要の信号を出力するタイプのものを使用したとき
には、電磁弁5などを制御器6により例えば図2に示し
たように制御する。
【0032】すなわち、ステップS51では、第1の計
時として時計回路6Eのタイマ機能によりエンジン1が
運転している時の累計時間の計時を開始し、この計時時
間T1を電磁弁5が閉じている状態、すなわち電磁弁
「閉」時間としてRAM6Fに逐次更新・記憶する。
【0033】ステップS52では、オイルパン2へのエ
ンジンオイルの補給を開始すべき下限Lを油面スイッチ
4が検出しているか否かを判定し、油面スイッチ4が下
限Lを検出しているときにはステップS53に移行し、
そうでないときにはステップS56に移行する。
【0034】ステップS53では、ステップS51で開
始した第1の計時である電磁弁「閉」計時を停止すると
共に、RAM6Fに記憶している計時時間T1を消去
し、且つ、時計回路6Eによる第2の計時を開始し、こ
の計時時間T2を電磁弁5が開放している時間であると
してRAM6Fに逐次更新・記憶すると共に、電磁弁5
を開放してオイルサブタンク3からエンジン1のオイル
パン2に未使用のエンジンオイルを供給する。
【0035】ステップS54では、オイルパン2へのエ
ンジンオイルの補給を停止すべき上限Hを油面スイッチ
4が検出しているか否かを判定し、油面スイッチ4が上
限Hを検出しているときにはステップS55に移行し、
そうでないときにはステップS58に移行する。
【0036】ステップS55では、ステップS53で開
始した第2の計時である電磁弁「開」計時を停止すると
共に、RAM6Fに記憶している計時時間T2を消去
し、且つ、電磁弁5を閉じてオイルサブタンク3からエ
ンジン1のオイルパン2へのエンジンオイルの供給を停
止して、ステップS51に戻る。
【0037】ステップS56は、ステップS51で計時
を開始しRAM6Fに記憶してある計時時間T1が所定
時間、例えば1000時間に達したか否かを判定し、達
したときにはステップS57に移行し、そうでないとき
にはステップS52に戻る。
【0038】ステップS57では、エンジン1を所定時
間(この場合は1000時間)運転してもオイルパン2
の油面が低レベルまで低下していないことになるので、
ステップS51で開始した第1の計時である電磁弁
「閉」計時を中止すると共に、RAM6Fに記憶してい
る計時時間T1を消去し、且つ、オイルサブタンク3か
らオイルパン2に電磁弁6を通ってエンジンオイルが流
れ込んでいる、油面スイッチ4が壊れている(油面
「低」の表示ができない)、などの可能性があるので、
この旨の警報を液晶表示部6Gに出力する。
【0039】ステップS58では、RAM6Fに記憶し
てある計時時間T2が所定時間、例えば20分に達した
か否かを判定し、達したときにはステップS59に移行
し、そうでないときにはステップS54に戻る。
【0040】ステップS59では、電磁弁5を所定時間
(この場合は20分)開放してもオイルパン2の油面が
高レベルまで上昇していないことになるので、ステップ
S53で開始した第2の計時である電磁弁「開」計時を
中止すると共に、RAM6Fに記憶している計時時間T
2を消去する。また、電磁弁5を閉じると共に、オイル
サブタンク3が空になっている、電磁弁5が閉じてい
る、油面スイッチ4が壊れている(油面「高」の表示が
できない)、などの可能性があるのでこの旨の警報を液
晶表示部6Gに出力する。
【0041】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
るものではないので、特許請求の範囲に記載の趣旨に沿
って各種の変形実施が可能であり、例えば電磁弁5に代
えてポンプを制御器6によって制御可能に設置すること
もできる。
【0042】
【発明の効果】上記したように、エンジンオイルを貯溜
するオイルパンをエンジンの底部付近に設けると共に、
前記オイルパンとは別体にオイルサブタンクを設け、さ
らに、前記オイルパン内におけるエンジンオイルの所要
の油面低下情報に基づいて前記オイルサブタンクから前
記オイルパンへのオイル補給を行ない、前記オイルパン
内におけるエンジンオイルの所要の油面上昇情報に基づ
いて前記オイル補給を停止するエンジンオイル補給手段
を備えるように構成して被駆動装置をエンジンの動力に
より駆動するエンジン駆動動力装置において、
【0043】第1の発明は、前記油面低下情報の入力時
からエンジンを所定時間運転したのち前記オイル補給を
行ない、前記油面上昇情報の入力時から所定時間が経過
したのち前記オイル補給を終了するように、前記エンジ
ンオイル補給手段を構成したエンジン駆動動力装置であ
り、
【0044】第2の発明は、前記オイル補給を所定時間
行っても前記油面上昇情報が入力されないときに異常を
表示する、異常発生表示手段を備えるようにしたエンジ
ン駆動動力装置であり、
【0045】第3の発明は、エンジンを所定時間運転し
ても前記油面低下情報が入力されないときに異常を表示
する、異常発生表示手段を備えるようにしたエンジン駆
動動力装置であるので、
【0046】第1の発明においては、構造が簡単な1フ
ロート・1接点タイプのフロートスイッチによって、オ
イルパン内におけるエンジンオイルの油面情報を得るよ
うにしても、オイルサブタンクからオイルパンにオイル
を供給する電磁弁や電動ポンプなどのエンジンオイル補
給手段は図1のように制御されて、オイルパン内の油面
の乱れによる不必要な起動/停止回数が減少するので、
エンジンオイル補給手段を構成する電磁弁や電動ポンプ
などの寿命を延ばすことができる。
【0047】また、第2の発明においては、電磁弁や電
動ポンプなどのエンジンオイル補給手段が起動しない、
管路が閉塞している、油面情報が出力されなくなってい
る、オイルサブタンクか空になっている、なとの不都合
が生じて、オイル補給を所定時間行っても油面上昇情報
が入力されないときには、異常発生表示手段に異常の発
生が表示されるので、速やかな対処が可能になる。
【0048】また、第3の発明においては、オイルサブ
タンクからオイルパンにエンジンオイルが漏れている、
油面低下情報が出力されなくなっている、なとの不都合
が生じて、エンジンを所定時間運転しても油面低下情報
が入力されないときには、異常発生表示手段に異常の発
生が表示されるので、速やかな対処が可能になる。
【0049】また、第2および第3の発明においては、
オイルパン内におけるエンジンオイルの油面情報を、オ
イルサブタンクから未使用のエンジンオイルの補給を開
始すべき限界とする所定の下限より低下したときと、こ
の補給を停止すべき限界とする所要の上限を越えて上昇
したときに、それぞれ所要の信号が出力するように構成
することも可能であり、このように構成したときには、
電磁弁や電動ポンプなどのオイル補給手段を図2のよう
に制御することによって、オイルサブタンクからオイル
パンへのエンジンオイルの供給/停止が速やかに行える
ので、オイルパン内でエンジンオイルが不足したり、過
剰に供給されると云ったことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態を示すフローチャートである。
【図2】他の実施形態を示すフローチャートである。
【図3】全体の構成を示す説明図である。
【図4】要部の構成を示す説明図である。
【図5】制御装置の構成を示す説明図である。
【図6】油面検出手段の機能を示す説明図である。
【符号の説明】
1 エンジン 2 オイルパン 3 オイルサブタンク 4 油面スイッチ 5 電磁弁 6 制御器 6A 入力インターフェイス 6B 中央演算処理装置(CPU) 6C 記憶装置(ROM) 6D 出力インターフェイス 6E 時計回路 6F 記憶装置(RAM) 6G 液晶表示部 51 圧縮機 51 四方弁 53 室外熱交換器 53 レシーバタンク 54 冷媒制御弁 55 室内熱交換器 57 アキュームレータ 58 膨張弁 59 室外送風機 60 室内送風機

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンオイルを貯溜するオイルパンを
    エンジンの底部付近に設けると共に、前記オイルパンと
    は別体にオイルサブタンクを設け、さらに、前記オイル
    パン内におけるエンジンオイルの所要の油面低下情報に
    基づいて前記オイルサブタンクから前記オイルパンへの
    オイル補給を行ない、前記オイルパン内におけるエンジ
    ンオイルの所要の油面上昇情報に基づいて前記オイル補
    給を停止するエンジンオイル補給手段を備えるように構
    成して被駆動装置をエンジンの動力により駆動するエン
    ジン駆動動力装置において、前記油面低下情報の入力時
    からエンジンを所定時間運転したのち前記オイル補給を
    行ない、前記油面上昇情報の入力時から所定時間が経過
    したのち前記オイル補給を終了するように、前記エンジ
    ンオイル補給手段を構成したことを特徴とするエンジン
    駆動動力装置。
  2. 【請求項2】 エンジンオイルを貯溜するオイルパンを
    エンジンの底部付近に設けると共に、前記オイルパンと
    は別体にオイルサブタンクを設け、さらに、前記オイル
    パン内におけるエンジンオイルの所要の油面低下情報に
    基づいて前記オイルサブタンクから前記オイルパンへの
    オイル補給を行ない、前記オイルパン内におけるエンジ
    ンオイルの所要の油面上昇情報に基づいて前記オイル補
    給を停止するエンジンオイル補給手段を備えるように構
    成して被駆動装置をエンジンの動力により駆動するエン
    ジン駆動動力装置において、前記オイル補給を所定時間
    行っても前記油面上昇情報が入力されないときに異常を
    表示する、異常発生表示手段を備えたことを特徴とする
    エンジン駆動動力装置。
  3. 【請求項3】 エンジンオイルを貯溜するオイルパンを
    エンジンの底部付近に設けると共に、前記オイルパンと
    は別体にオイルサブタンクを設け、さらに、前記オイル
    パン内におけるエンジンオイルの所要の油面低下情報に
    基づいて前記オイルサブタンクから前記オイルパンへの
    オイル補給を行ない、前記オイルパン内におけるエンジ
    ンオイルの所要の油面上昇情報に基づいて前記オイル補
    給を停止するエンジンオイル補給手段を備えるように構
    成して被駆動装置をエンジンの動力により駆動するエン
    ジン駆動動力装置において、エンジンを所定時間運転し
    ても前記油面低下情報が入力されないときに異常を表示
    する、異常発生表示手段を備えたことを特徴とするエン
    ジン駆動動力装置。
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KR20220121198A (ko) 제빙기

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