JP3323372B2 - 潤滑油自動供給装置付きエンジン - Google Patents
潤滑油自動供給装置付きエンジンInfo
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Description
置付きエンジンに関し、詳しくは、潤滑油供給源での潤
滑油の劣化を抑制できるとともに、オイルパンの潤滑油
交換作業を自動化できるものに関する。
技術として図4に示すものがある。これは、本発明と同
様、次のような基本構造を備えている。すなわち、潤滑
油供給源101に電動ポンプ102を備えた潤滑油供給
通路103を介してエンジン104のオイルパン105
に潤滑油を自動供給するようにしてある。
単一のタンクで構成し、このタンクをブリーザ装置10
1dを備えた密閉構造にし、上記オイルパン105に油
量検出手段108を設け、上記潤滑油供給源101から
潤滑油出口通路101aを導出し、この潤滑油出口通路
101aを上記潤滑油供給通路103に接続し、この潤
滑油出口通路101aに通路開閉手段110を設け、上
記油量検出手段108と上記通路開閉手段110と上記
電動ポンプ102とをそれぞれ制御手段111に連携さ
せ、オイルパン105の油量が規定値になったことを油
量検出手段108が検出した後、制御手段111によ
り、通路開閉手段110を制御して、潤滑油出口通路1
01aを開通させるとともに、電動ポンプ102を駆動
制御して、潤滑油供給源101からオイルパン105に
規定量まで潤滑油を供給するようにしてある。また、オ
イルパン105のドレンコック105aは手動式であ
り、オイルパン105の潤滑油交換作業は自動化されて
いない。
の問題がある。 潤滑油供給源101として単一のタンクを用いるの
で、十分な潤滑油供給期間を確保するために、比較的大
容量のタンクを用いる必要があり、このタンク内の潤滑
油を使い切るまで比較的長期間かかる。このため、この
タンク内の残留潤滑油は、オイルパン105に供給した
潤滑油と入れ替わりにブリーザ装置101dからタンク
内に流入してきた空気と長期間にわたって接触し、酸化
によって劣化しやすい。
動化されていないため、所定の潤滑油交換時期に、ドレ
ンコック105aをあけ、オイルパン105の潤滑油を
別途用意した廃油タンク116に排出し、潤滑油供給源
101からオイルパン105に潤滑油を供給する作業
を、いずれも手動操作によって行う必要があり、潤滑油
交換作業が面倒であるとともに、潤滑油交換時期の管理
が必要になる。
ある。
の劣化を抑制できるとともに、オイルパンの潤滑油交換
作業を自動化できる、潤滑油自動供給装置付きエンジン
を提供することにある。
給源1から電動ポンプ2を備えた潤滑油供給通路3を介
してエンジン4のオイルパン5に潤滑油を自動供給する
ようにした、潤滑油自動供給装置付きエンジンにおい
て、次のようにしたことを特徴とする。
ク6と第2タンク7とを備えた複数のタンクで構成し、
この第1タンク6と第2タンク7とをいずれもブリーザ
装置6d・7dを備えた密閉構造にし、上記オイルパン
5に油量検出手段8を設けるとともに所定個所に上記第
1タンク6の残油検出手段9を設け、上記第1タンク6
から第1潤滑油出口通路6aを導出するとともに、上記
第2タンク7から第2潤滑油出口通路7aを導出し、こ
の第1潤滑油出口通路6aと第2潤滑油出口通路7aと
をそれぞれ上記潤滑油供給通路3に接続し、上記第1タ
ンク6から廃油入口通路6bを導出し、この廃油入口通
路6bを上記オイルパン5に接続し、上記第1潤滑油出
口通路6aと第2潤滑油出口通路7aと廃油入口通路6
bに通路開閉手段10を設け、上記油量検出手段8と上
記残油検出手段9と上記通路開閉手段10と上記電動ポ
ンプ2とを制御手段11にそれぞれ連携させてある。
所定の油量検査時にオイルパン5の油量が規定量未満に
なったことを油量検出手段8で検出した後、制御手段1
1により、通路開閉手段10を制御するとともに、電動
ポンプ2を駆動制御して、第1タンク6からオイルパン
5に規定量まで潤滑油を供給する。
を残油検出手段9で検出した後、制御手段11により、
通路開閉手段10を制御して、オイルパン5から第1タ
ンク6に潤滑油を排出する。
を油量検出手段8で検出した後、制御手段11により、
通路開閉手段10を制御するとともに、電動ポンプ2を
駆動制御して、第2タンク7のみからオイルパン5に規
定量まで潤滑油を供給するようにしたことを特徴とす
る。
した潤滑油自動供給装置付きエンジンにおいて、図1に
示すように、上記オイルパン5を、上記エンジン4のク
ランクケース14の下部に装着したメインオイルパン5
aと、このメインオイルパン5aとは別のサブオイルパ
ン5bとで構成し、このメインオイルパン5aとサブオ
イルパン5bとを通油路15で連通させ、この通油路1
5を介して上記メインオイルパン5aとサブオイルパン
5bの相互間で潤滑油が循環するようにしたことを特徴
とする。
参照)。 潤滑油供給源1として第1タンク6と第2タンク7と
を備えた複数のタンクを用いるので、多量の潤滑油も比
較的小容量のタンクに分配して収容することができ、第
1タンク6内の潤滑油を使い切るまで比較的短期間しか
かからない。このため、この第1タンク6内の残留潤滑
油は、オイルパン5に供給された潤滑油と入れ替わりに
ブリーザ装置6dから第1タンク6内に流入してきた空
気と比較的短期間しか接触せず、酸化による劣化が抑制
される。また、第2タンク7の潤滑油は、第1タンク6
内の潤滑油を使い切るまでは使用されないため、その
間、空気の流入もなく、酸化による劣化が抑制される。
5から第1タンク6に潤滑油を排出し、第2タンク7か
らオイルパン5に潤滑油を供給する操作がいずれも自動
的に行われ、オイルパン5内の潤滑油交換が自動化され
るので、手動操作による面倒な潤滑油交換作業が不要に
なるとともに、潤滑油交換時期の管理が不要になる。
して再利用するので、廃油タンクを別途用意する必要が
ない。
作用効果に加え、次の作用効果を奏する(図1参照)。 オイルパン5の容量を大きくできるので、オイルパン
5内での潤滑油の劣化速度を低下させることができる。
いて説明する。この実施形態では、エンジンを駆動源と
する冷暖房装置である、いわゆるエンジンヒートポンプ
を用いており、エンジン4で圧縮器(図外)を駆動し、
この圧縮器で圧縮した冷媒を熱交換器(図外)に供給し
て、冷暖房を行うようになっている。エンジン4にはガ
スエンジンを用いているが、ディーゼルエンジンやガス
エンジン以外の火花点火式エンジンを用いてもよい。
備え、図1に示すように、潤滑油供給源1から電動ポン
プ2を備えた潤滑油供給通路3を介してエンジン4のオ
イルパン5に潤滑油を自動供給するようにしてある。
クケース14の下部に装着したメインオイルパン5a
と、このメインオイルパン5aとは別のサブオイルパン
5bとで構成し、このメインオイルパン5aとサブオイ
ルパン5bとを通油路15で連通させ、この通油路15
を介して上記メインオイルパン5aとサブオイルパン5
bの相互間で潤滑油が循環するようにしてある。このた
め、オイルパン5の容量を大きくできるので、オイルパ
ン5内での潤滑油の劣化速度を低下させることができ
る。
bの相互間での潤滑油の循環は次のようにして行われ
る。メインオイルパン5aとサブオイルパン5bとを横
並びに配置し、これら内部の潤滑油の各油面が同一高さ
となるようにしてある。ガスヒートポンプは、室温の変
動等に応じ、1日に数回、エンジン4の運転と停止が繰
り返される。このため、エンジン運転開始時にはメイン
オイルパン5aの潤滑油がエンジン4内部に汲み上げら
れ、メインオイルパン5a内の油面高さが一時的に低く
なるため、サブオイルパン5bからメインオイルパン5
aに潤滑油が移動する。また、エンジン停止時にはエン
ジン内部の潤滑油がメインオイルパン5aに流下し、メ
インオイルパン5a内の油面高さが一時的に高くなるた
め、メインオイルパン5aからサブオイルパン5bに潤
滑油が移動する。
サブオイルパン5bとの相互間で潤滑油が自然循環す
る。メインオイルパン5aとサブオイルパン5bの相互
間での潤滑油の循環は、循環ポンプ(図外)によって強
制的に行ってもよい。
滑油の劣化を抑制するとともに、オイルパン5の潤滑油
交換作業を自動化するため、次のような構成を採用し
た。すなわち、上記潤滑油補給源1を第1タンク6と第
2タンク7とを備えた複数のタンクで構成し、この第1
タンク6と第2タンク7とをいずれもブリーザ装置6d
・7dを備えた密閉構造にし、上記オイルパン5に油量
検出手段8を設けるとともに所定個所に上記第1タンク
6の残油検出手段9を設け、上記第1タンク6から第1
潤滑油出口通路6aを導出するとともに、上記第2タン
ク7から第2潤滑油出口通路7aを導出し、この第1潤
滑油出口通路6aと第2潤滑油出口通路7aとをそれぞ
れ上記潤滑油供給通路3に接続してある。
弁を用いており、電動ポンプ2で第1タンク6または第
2タンク7の潤滑油を吸引した場合にのみ開弁して、外
気を吸い込む。初期設定では第1タンク6と第2タンク
7には潤滑油を充満させておく。また、潤滑油を充満さ
せない場合には、油面上空間に窒素ガス等の不活性なガ
スを充填しておいてもよい。残油検出手段9は第1タン
ク6内に設けている。第1タンク6からオイルパン5に
潤滑油を供給を開始して所定時間経過してもオイルパン
5の油量が規定量に達しない場合には、第1タンク6が
空であると推定できるので、オイルパン8の油量検出手
段8を第1タンク6の残油検出手段9にも兼用してよ
い。
路6bを導出し、この廃油入口通路6bを上記オイルパ
ン5に接続し、上記第1潤滑油出口通路6aと第2潤滑
油出口通路7aと廃油入口通路6bに通路開閉手段10
を設け、上記油量検出手段8と上記残油検出手段9と上
記通路開閉手段10と上記電動ポンプ2とを制御手段1
1にそれぞれ連携させてある。通路開閉手段10には、
第1潤滑油出口通路6aに設けた第1給油弁10aと、
第2潤滑油出口通路7aに設けた第2給油弁10bと、
廃油入口通路6bに設けた廃油弁10cとを用いてお
り、初期設定ではこれらを全て閉弁状態としてある。
す通りである。すなわち、第1タンク6が空になるまで
は、ステップS1でオイルパン5の油量が規定量未満か
どうかを判断し、その判断が肯定的である場合には、ス
テップS2で第1タンク6のみからオイルパン5に潤滑
油を供給し、ステップS3でオイルパン5の油量が規定
値に達したかどうかが判断され、その判断が肯定的であ
る場合には、ステップS4でオイルパン5への潤滑油の
供給を停止し、ステップS1に戻る。そして、ステップ
S3での判断が否定的である場合には、ステップS5で第
1タンク6が空かどうかが判断され、その判断が否定的
である場合にはステップS2に戻る。
は、所定の油量検査時にオイルパン5の油量が規定量未
満になったことを油量検出手段8で検出した後、制御手
段11により、通路開閉手段10を制御するとともに、
電動ポンプ2を駆動制御して、第1タンク6のみからオ
イルパン5に規定量まで潤滑油を供給する。通路開閉手
段10は、第1給油弁10aのみを開弁し、第2給油弁
10bと廃油弁10cは閉弁状態を維持するように制御
される。オイルパン5の油量が規定値に達すると、これ
を油量検出手段8が検出した後、制御手段11により、
第1給油弁10aを閉弁するとともに、電動ポンプ2を
停止制御し、オイルパン5への潤滑油の供給を停止す
る。第1タンク6からオイルパン5への潤滑油供給を開
始してから所定時間経過してもオイルパン5の油量が規
定量に達しない場合には、残油検出手段9により第1タ
ンク6が空かどうかを検出し、空でない場合には、再
度、第1タンク6からオイルパン5に潤滑油を供給す
る。
00時間を経過する毎に定期的に行われる。ステップS
1での判断が否定的である場合には、その判断時点から
運転時間の累計が200時間経過した後、再度、ステッ
プS1の判断が行われる。この実施形態では、潤滑油消
費量は運転時間1時間当たり5ccと予想され、200
時間経過によって1リットル程度消費されると予想され
る。第1タンク6の容量は50リットルに設定してお
り、第1タンク6が空になるまで、1万時間程度の運転
が可能と予想される。
かが判断され、その判断が肯定的である場合には、ステ
ップS6で長期運転停止期間に入ったかどうかが判断さ
れ、その判断が肯定的である場合には、ステップS7で
オイルパン5から第1タンク6に潤滑油を排出する。す
なわち、冷暖房に使用するエンジンヒートポンプの場
合、頻繁に使用される夏季や冬季には、潤滑油交換のた
めに運転を突然停止させるわけにはいかないので、運転
が長期にわたって停止される春季や秋季まで待ってオイ
ル交換を行う趣旨である。
これを残油検出手段8で検出し、その後において、運転
停止状態が所定期間(例えば1週間)継続した場合、こ
れを所定の運転監視手段で検出し、長期運転停止期間に
入ったものとみなし、制御手段11により、通路開閉手
段10を制御して、オイルパン5から第1タンク6に潤
滑油を排出する。通路開閉手段10は、廃油弁10cの
みが開弁され、第1給油弁10aと第2給油弁10bと
が閉弁状態を維持するように制御される。オイルパン5
内の潤滑油は、オイルパン5よりも低い位置にある第1
タンク6に自然に流れ落ちる。この実施形態では、メイ
ンオイルパン5aの容量は4.5リットル、サブオイル
パン5bの容量は5.5リットルで、オイルパン5の合
計容量は10リットルである。オイルパン5の潤滑油
は、容量50リットルの第1タンク6に十分な余裕をも
って排出できる。
には、ステップS8でオイルパン5の油量が下限値以下
かどうかが判断される。この判断が肯定的である場合に
は、長期運転期間に入っていなくても、ステップS7で
オイルパン5から第1タンク6に潤滑油を排出する。具
体的には、オイルパン5の油量が下限値(例えば15リ
ットル)以下になると、これを油量手段8が検出した
後、制御手段11により、通路開閉手段10を制御し
て、オイルパン5から第1タンク6に潤滑油を排出す
る。尚、運転中にステップS8の肯定的判断がなされた
場合には、ステップS7に行く前に、制御手段11によ
り、エンジン停止手段13を制御して、エンジン4を強
制的に停止させる。ステップS8での判断が否定的であ
る場合には、ステップS6に戻る。
なると、ステップS9で第2タンク7のみからオイルパ
ン5に規定量まで潤滑油を供給する。具体的には、オイ
ルパン5が空になると、これを油量検出手段8で検出し
た後、制御手段11により、通路開閉手段10を制御す
るとともに、電動ポンプ2を駆動制御して、第2タンク
7のみからオイルパン5に規定量まで潤滑油を供給す
る。通路開閉手段10は、第2給油弁10bのみが開弁
され、第1給油弁10aと廃油弁10cとが閉弁状態を
維持するように制御される。オイルパン5の油量が規定
量に達すると、これを油量検出手段8が検出したことに
基づいて、制御手段11が第2給油弁10bを閉弁する
とともに、電動ポンプ2を停止制御し、オイルパン5へ
の潤滑油の供給を停止する。
に停止させている場合には、ステップS9でオイルパン
5に規定量まで潤滑油を供給した後、エンジン4を再始
動する。具体的には、オイルパン5に潤滑油が規定量ま
で供給されると、これを油量検出手段8が検出した後、
制御手段11により、エンジン始動手段12を制御し
て、エンジン4を再始動させる。
は、ステップS1からステップS5までの制御と同様にし
て行う。すなわち、第2タンク7が空になるまでは、ス
テップS10でオイルパン5の油量が規定量未満かどうか
を判断し、その判断が肯定的である場合には、ステップ
S11で第2タンク7のみからオイルパン5に潤滑油を供
給し、ステップS12でオイルパン5の油量が規定値に達
したかどうかが判断され、その判断が肯定的である場合
には、ステップS13でオイルパン5への潤滑油の供給を
停止し、ステップS10に戻る。そして、ステップS12で
の判断が否定的である場合には、ステップS14で第2タ
ンク7が空かどうかが判断され、その判断が否定的であ
る場合にはステップS11に戻る。
は、所定の油量検査時にオイルパン5の油量が規定量未
満になったことを油量検出手段8で検出した後、制御手
段11により、通路開閉手段10を制御するとともに、
電動ポンプ2を駆動制御して、第1タンク7のみからオ
イルパン5に規定量まで潤滑油を供給する。通路開閉手
段10は、第2給油弁10bのみを開弁し、第1給油弁
10aと廃油弁10cは閉弁状態を維持するように制御
される。オイルパン5の油量が規定量に達すると、これ
を油量検出手段8が検出した後、制御手段11が第2給
油弁10bを閉弁するとともに、電動ポンプ2を停止制
御し、オイルパン5への潤滑油の供給を停止する。第2
タンク7からオイルパン5への潤滑油供給を開始してか
ら所定時間経過してもオイルパン5の油量が規定量に達
しない場合には、所定個所に設けた残油検出手段18に
より第2タンク7が空かどうかを検出し、空でない場合
には、再度、第2タンク7からオイルパン5に潤滑油を
供給する。
ンク7内に設けている。尚、第2タンク7からオイルパ
ン5に潤滑油の供給を開始して所定時間経過しても、オ
イルパン5の油量が規定量に達しない場合には、第2タ
ンク7が空であると推定できるので、オイルパン8の油
量検出手段8を第2タンク7の残油検出手段18にも兼
用してよい。
00時間を経過する毎に行われる。ステップS10での判
断が否定的である場合には、その判断時点から運転時間
の累計が200時間経過した後、再度、ステップS10の
判断が行われる。この実施形態では、第2タンク7の容
量も第1タンク6と同様50リットルに設定している。
第2タンク7からは潤滑油交換時に10リットルの潤滑
油がオイルパン5に供給され、残り40リットルは定期
的にオイルパン5に供給され、第2タンク7が空になる
まで、8千時間程度の運転が可能と予想される。
かが判断され、判断が肯定的である場合には、ステップ
S15で警報を発する。具体的には、第2タンク7が空に
なったことを残油検出手段18で検出したことに基づい
て、制御手段11により、警報機17を作動制御して、
警報を発するようにしてある。ステップS14での判断が
否定的である場合には、ステップS11に戻る。
ように、ケーシング19内にエンジン4や圧縮機20等
を収容して構成されており、ケーシング19の床部21
に潤滑油供給源1である第1タンク6と第2タンク7と
を収容している。このため、ケーシング19内のスペー
スを有効利用できる。
きエンジンの模式図である。
ートである。
プの外観図である。
路、4…エンジン、5…オイルパン、5a…メインオイ
ルパン、5b…サブオイルパン、6…第1タンク、6a
…第1潤滑油出口通路、6b…廃油入口通路、6d…ブ
リーザ装置、7…第2タンク、7a…第2潤滑油出口通
路、7d…ブリーザ装置、8…油量検出手段、9…残油
検出手段、10…通路開閉手段、10a…第1給油弁、
10b…第2給油弁、10c…廃油弁、11…制御手
段、14…クランクケース、15…通油路。
Claims (2)
- 【請求項1】 潤滑油供給源(1)から電動ポンプ(2)を
備えた潤滑油供給通路(3)を介してエンジン(4)のオイ
ルパン(5)に潤滑油を自動供給するようにした、潤滑油
自動供給装置付きエンジンにおいて、 上記潤滑油補給源(1)を第1タンク(6)と第2タンク
(7)とを備えた複数のタンクで構成し、この第1タンク
(6)と第2タンク(7)とをいずれもブリーザ装置(6d)
・(7d)を備えた密閉構造にし、上記オイルパン(5)に
油量検出手段(8)を設けるとともに所定個所に上記第1
タンク(6)の残油検出手段(9)を設け、上記第1タンク
(6)から第1潤滑油出口通路(6a)を導出するととも
に、上記第2タンク(7)から第2潤滑油出口通路(7a)
を導出し、この第1潤滑油出口通路(6a)と第2潤滑油
出口通路(7a)とをそれぞれ上記潤滑油供給通路(3)に
接続し、上記第1タンク(6)から廃油入口通路(6b)を
導出し、この廃油入口通路(6b)を上記オイルパン(5)
に接続し、上記第1潤滑油出口通路(6a)と第2潤滑油
出口通路(7a)と廃油入口通路(6b)に通路開閉手段
(10)を設け、上記油量検出手段(8)と上記残油検出手
段(9)と上記通路開閉手段(10)と上記電動ポンプ(2)
とを制御手段(11)にそれぞれ連携させ、 第1タンク(6)が空になるまでは、所定の油量検査時に
オイルパン(5)の油量が規定量未満になったことを油量
検出手段(8)で検出した後、制御手段(11)により、通
路開閉手段(10)を制御するとともに、電動ポンプ(2)
を駆動制御して、第1タンク(6)のみからオイルパン
(5)に規定量まで潤滑油を供給し、 第1タンク(6)が空になると、これを残油検出手段(9)
で検出した後、制御手段(11)により、通路開閉手段
(10)を制御して、オイルパン(5)から第1タンク(6)
に潤滑油を排出し、 オイルパン(5)が空になると、これを油量検出手段(8)
で検出した後、制御手段(11)により、通路開閉手段
(10)を制御するとともに、電動ポンプ(2)を駆動制御
して、第2タンク(7)のみからオイルパン(5)に規定量
まで潤滑油を供給するようにした、ことを特徴とする潤
滑油自動供給装置付きエンジン。 - 【請求項2】 請求項1に記載した潤滑油自動供給装置
付きエンジンにおいて、上記オイルパン(5)を、上記エ
ンジン(4)のクランクケース(14)の下部に装着したメ
インオイルパン(5a)と、このメインオイルパン(5a)
とは別のサブオイルパン(5b)とで構成し、このメイン
オイルパン(5a)とサブオイルパン(5b)とを通油路
(15)で連通させ、この通油路(15)を介してメインオ
イルパン(5a)とサブオイルパン(5b)の相互間で潤滑
油が循環するようにした、ことを特徴とする潤滑油自動
供給装置付きエンジン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP25961395A JP3323372B2 (ja) | 1995-10-06 | 1995-10-06 | 潤滑油自動供給装置付きエンジン |
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JP25961395A JP3323372B2 (ja) | 1995-10-06 | 1995-10-06 | 潤滑油自動供給装置付きエンジン |
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JPH09100711A JPH09100711A (ja) | 1997-04-15 |
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Country Status (1)
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CN105927312A (zh) * | 2016-05-31 | 2016-09-07 | 飞尔特能源(东莞)有限公司 | 润滑油自动补给与清洁装置以及补给与清洁方法 |
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1995
- 1995-10-06 JP JP25961395A patent/JP3323372B2/ja not_active Expired - Fee Related
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