JP3108124B2 - デジタル変調信号復調回路 - Google Patents

デジタル変調信号復調回路

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JP3108124B2 JP03118814A JP11881491A JP3108124B2 JP 3108124 B2 JP3108124 B2 JP 3108124B2 JP 03118814 A JP03118814 A JP 03118814A JP 11881491 A JP11881491 A JP 11881491A JP 3108124 B2 JP3108124 B2 JP 3108124B2
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光文 吉本
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Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル変調信号復調
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にデジタル信号の変調信号は、次の
ように表すことができる。
【0003】
【数1】
【0004】上記の式から明らかなように、変調信号
は、2つの直交した成分の和で表すことが出来、直交検
波器等の復調回路にてベースバンド信号を復調すること
ができる。尚、上式の第1項は変調信号の同相(I相)
成分、第2項は変調信号の直交位相(Q相)成分と一般
に称される。
【0005】斯る変調信号を復調する従来回路につい
て、図3を参照して説明する。
【0006】図3において、1は受信信号が供給される
入力端子、2は入力端子1から供給された受信信号を分
配する分配器、3は搬送波信号を発生する搬送波信号発
生回路、4は分配器2にて分配された受信信号と搬送波
信号発生回路3からの搬送波信号を掛け合わせる第1ミ
キサ、5は分配器2にて分配された受信信号とπ/2移
相回路6にてπ/2移相された搬送波信号を掛け合わせ
る第2ミキサ、7は第1ミキサ4からの出力をデジタル
信号に変換する第1アナログ/デジタル変換回路、8は
第2ミキサ5からの出力をデジタル信号に変換する第2
アナログ/デジタル変換回路である。
【0007】入力端子1に入力された受信信号(変調信
号)は、分配器2にて分配された後、第1ミキサ4及び
第2ミキサ5に供給される。第1ミキサ4は、受信信号
と搬送波信号発生回路3からの搬送波信号を掛け合わ
せ、同相成分(I相成分)を抽出し、第2ミキサ5は、
受信信号とπ/2移相された搬送波信号を掛け合わせ、
直交位相成分(Q相成分)を抽出する。斯様に抽出され
た信号は、各々デジタル信号に変換された後、後段回路
へ供給される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来回路で
は、復調動作が、アナログ信号にて行われるため、回路
構成が大きくなるとともに、搬送波信号をπ/2シフト
する移相器における移相量の誤差等にて復調を正確に行
い得ない虞があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題に鑑み、本発
明は、受信信号が入力される入力端子と、この入力端子
から入力された受信信号をデジタル信号に変換するアナ
ログ/デジタル変換手段と、搬送波信号の周波数よりも
高い周波数を有するクロック信号に基づき駆動され、搬
送波信号の位相に関する情報を出力する搬送波位相情報
出力手段と、前記アナログ/デジタル変換手段より出力
されたデジタル信号と搬送波位相情報とをアドレスと
し、該アドレスに対応して受信信号と搬送波信号との乗
算データを格納する第1及び第2記憶手段と、前記第2
記憶手段に供給される位相情報を第1記憶手段に供給さ
れる位相情報に対してπ/2だけ移相する移相手段とを
具備し、第1記憶手段にて受信信号の同相成分の復調信
号を、第2記憶手段にて受信信号の直交位相成分の復調
信号を得るようにしたことを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明によれば、デジタル信号に変換された受
信信号と搬送波位相情報とをアドレスとし、第1記憶手
段と第2記憶手段から前記受信信号と搬送波信号との乗
算データを得る。このとき、第1記憶手段に供給される
位相情報と第2記憶手段に供給される位相情報とをπ/
2だけ異ならせることにより、各記憶手段からI相及び
Q相のデータを得ることが出来る。
【0011】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示すブロック図
で、10は受信信号が供給される入力端子、11は入力
端子10から供給された受信信号をデジタル信号に変換
するアナログ/デジタル変換回路、12は搬送波信号の
周波数の2n 倍の周波数を有するクロック信号に基づき
計数を行い、計数値が2n になったとき、リセットされ
る搬送波位相カウンタで、計数値が0のとき、搬送波位
相が0であることを示す情報を出力し、計数値が2n
とき、搬送波位相が2πであることを示す情報を出力す
る搬送波位相の位相情報を出力する手段となる。13は
搬送波位相カウンタ12からの出力信号(搬送波位相情
報)をπ/2(即ち、2n /4クロック)だけ遅延させ
ることにより、搬送波位相をπ/2移相する移相回路、
14はアナログ/デジタル変換回路11からの出力信号
が上位アドレスとして、また搬送波位相カウンタ12か
らの搬送波位相情報が下位アドレスとして供給され、指
定されたアドレスに基づき受信信号と搬送波信号とを乗
算したデータ(即ち、搬送波位相カウンタ12から供給
される搬送波位相における搬送波信号の振幅と受信信号
の振幅とを乗算した値)を導出する第1記憶装置、15
はアナログ/デジタル変換回路11からの出力信号が上
位アドレスとして、また移相回路13にてπ/2移相さ
れた搬送波位相情報が下位アドレスとして供給され、指
定されたアドレスに基づき受信信号と搬送波信号とを乗
算したデータを導出する第2記憶装置、16は第1記憶
装置14からのデータを出力するデータバス、17は第
2記憶装置15からのデータを出力するデータバスであ
る。
【0012】ここで、第1記憶装置14及び第2記憶装
置15は同じ構成を有しており、例えば図2に示すごと
く構成されている。尚、図2は、搬送波位相カウンタ1
2が搬送波信号の周波数の8倍(即ち、nが3の場合)
の周波数で計数されるようにした場合のデータを示して
おり、受信信号を示す各デジタルデータ(例えば、デジ
タルデータA)は、各データがnビットであれば、2n
通りの値を有することは云うまでもない。
【0013】次に、動作について説明する。
【0014】入力端子10より入力された受信信号は、
アナログ/デジタル変換回路11にてデジタル信号に変
換された後、第1記憶装置14及び第2記憶装置15の
上位アドレスとして供給される。また、第1記憶装置1
4及び第2記憶装置15の下位アドレスには、搬送波の
位相情報(上述した8倍の周波数を有するクロック信号
を計数するようにした場合には、3ビットのデータとな
る)が供給される。
【0015】今、位相カウンタ12の値が、10進数で
7を示す「111」(即ち、搬送波信号の位相が7π/
4)であると仮定し、その時のアナログ/デジタル変換
回路11からの出力データがHであったと仮定すると、
このデジタルデータH(上位アドレス)と搬送波位相カ
ウンタ12の計数値「111」(下位アドレス)に対応
して記憶されたデータ(即ち、H×sin7π/4)が
第1記憶装置14から導出される。一方、第2記憶装置
15の下位アドレスには、移相回路13にてπ/2だけ
移相された搬送波の位相情報(即ち、10進数で5を示
す計数値「101」)が供給され、前述のデジタルデー
タHと位相情報に対応して記憶されたデータ(即ち、H
×sin5π/4)が第2記憶装置15から導出され
る。
【0016】斯くして、第1記憶装置14からベースバ
ンド信号のI相成分が、また第2記憶装置15からベー
スバンド信号のQ相成分が出力され、各々後段回路へ供
給される。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、デジタル信号に変換さ
れた受信信号と搬送波信号の位相情報とに基づき搬送波
信号と受信信号との乗算データを第1記憶装置及び第2
記憶装置から導出すると共に、第1記憶装置に供給され
る位相情報と第2記憶装置に供給される位相情報とをπ
/2だけ異ならせるようにしたので、各相成分を正確に
復調することができる。また、全てデジタル回路にて構
成することができるので、IC化に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】記憶装置の記憶内容の一例を示す図である。
【図3】従来例を示す図である。
【符号の説明】
10 入力端子 11 アナログ/デジタル変換回路 12 搬送波位相カウンタ(搬送波位相情報出力手
段) 13 移相回路 14 第1記憶装置 15 第2記憶装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浜 光司 守口市京阪本通2丁目18番地 三洋電機 株式会社内 (72)発明者 小坂 明雄 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥 取三洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−153942(JP,A) 特開 平3−99548(JP,A) 特開 平1−225213(JP,A) 特開 平1−93914(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 27/22 H04L 27/38

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信信号が入力される入力端子と、この
    入力端子から入力された受信信号をデジタル信号に変換
    するアナログ/デジタル変換手段と、搬送波信号の周波
    数よりも高い周波数を有するクロック信号に基づき計数
    を行い、搬送波信号の位相に関する情報を出力する搬送
    波位相情報出力手段と、前記アナログ/デジタル変換手
    段より出力されたデジタル信号と搬送波位相情報とをア
    ドレスとし、該アドレスに対応して受信信号と搬送波信
    号との乗算データを格納する第1及び第2記憶手段と、
    前記第2記憶手段に供給される位相情報を第1記憶手段
    に供給される位相情報に対してπ/2だけ移相する移相
    手段とを具備し、第1記憶手段にて受信信号の同相成分
    の復調信号を、第2記憶手段にて受信信号の直交位相成
    分の復調信号を得るようにしたことを特徴とするデジタ
    ル変調信号復調回路。
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