JP3148319B2 - 変調位相検出装置及び復調装置 - Google Patents
変調位相検出装置及び復調装置Info
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- JP3148319B2 JP3148319B2 JP35550291A JP35550291A JP3148319B2 JP 3148319 B2 JP3148319 B2 JP 3148319B2 JP 35550291 A JP35550291 A JP 35550291A JP 35550291 A JP35550291 A JP 35550291A JP 3148319 B2 JP3148319 B2 JP 3148319B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は変調位相検出装置及びそ
れを使用した復調装置に関する。
れを使用した復調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、受信した変調信号の位相情報を検
出するには、シフトレジスタにより位相シフトさせたn
相の基準信号と受信信号とを位相比較する手法(「全デ
ィジタル化ACT同期検波回路」,電子情報通信学会,
無線通信システム研究会RCS89−64)、アナログ
直交検波器を用いて受信信号を直交検波し、受信信号の
I成分とQ成分とを取り出した後に角度演算等により位
相情報を得る手法(「PSK ベースバンド遅延検波復調器
の構成と特性」, 1991電子情報通信学会春季全国大会B3
60) 等が知られている。
出するには、シフトレジスタにより位相シフトさせたn
相の基準信号と受信信号とを位相比較する手法(「全デ
ィジタル化ACT同期検波回路」,電子情報通信学会,
無線通信システム研究会RCS89−64)、アナログ
直交検波器を用いて受信信号を直交検波し、受信信号の
I成分とQ成分とを取り出した後に角度演算等により位
相情報を得る手法(「PSK ベースバンド遅延検波復調器
の構成と特性」, 1991電子情報通信学会春季全国大会B3
60) 等が知られている。
【0003】前者は、構成は単純であるが、位相の分解
能が低い。一方、後者は位相の分解能は高いが、アナロ
グ直交検波器を使用しているため、受信信号を二つのミ
キサーに分割する分割器と、受信信号と搬送波とを掛け
合わせるミキサーと、搬送波の位相をπ/2遅延させる
位相器と、ミキサーの出力からベースバンド成分を分離
するローパスフィルタ等のアナログ素子が必要になる。
能が低い。一方、後者は位相の分解能は高いが、アナロ
グ直交検波器を使用しているため、受信信号を二つのミ
キサーに分割する分割器と、受信信号と搬送波とを掛け
合わせるミキサーと、搬送波の位相をπ/2遅延させる
位相器と、ミキサーの出力からベースバンド成分を分離
するローパスフィルタ等のアナログ素子が必要になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】変調位相検出装置によ
り変調信号の位相検出を行う際に、位相の分解能を高く
すると、上述のようにアナログ直交検波器が必要にな
り、装置の小型化を困難にする要因となっている。
り変調信号の位相検出を行う際に、位相の分解能を高く
すると、上述のようにアナログ直交検波器が必要にな
り、装置の小型化を困難にする要因となっている。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、直交検波器あるいはフィルタ等のアナログ
素子を必要とせず、構成の全てをディジタル化すること
により、位相の分解能が高く、且つ容易にIC化が可能な
変調位相検出装置の提供を目的とする。
ものであり、直交検波器あるいはフィルタ等のアナログ
素子を必要とせず、構成の全てをディジタル化すること
により、位相の分解能が高く、且つ容易にIC化が可能な
変調位相検出装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の変調位相検出装
置は、位相変位を有する変調方式の変調信号を振幅制限
する振幅制限手段と、該振幅制限手段により振幅制限さ
れた信号をサンプリングするサンプリング手段と、該サ
ンプリング手段によりサンプリングされたデータをシフ
ト入力するシフトレジスタと、前記サンプリング手段に
よりサンプリングされたデータパタンをアドレスとして
各データパタンに対応する変調信号の位相情報を予め格
納してある記憶手段とを備え、所定時間に亙って前記振
幅制限手段へ入力された変調信号を処理したデータを前
記シフトレジスタに保持し、このシフトレジスタに保持
されたデータを並列データとして出力してそのデータパ
タンをアドレスとして前記記憶手段から変調波の位相情
報を出力すべくなしてあることを特徴とする。また、サ
ンプリング手段によるサンプリング周波数を搬送波の周
波数と同期させる構成も採っている。
置は、位相変位を有する変調方式の変調信号を振幅制限
する振幅制限手段と、該振幅制限手段により振幅制限さ
れた信号をサンプリングするサンプリング手段と、該サ
ンプリング手段によりサンプリングされたデータをシフ
ト入力するシフトレジスタと、前記サンプリング手段に
よりサンプリングされたデータパタンをアドレスとして
各データパタンに対応する変調信号の位相情報を予め格
納してある記憶手段とを備え、所定時間に亙って前記振
幅制限手段へ入力された変調信号を処理したデータを前
記シフトレジスタに保持し、このシフトレジスタに保持
されたデータを並列データとして出力してそのデータパ
タンをアドレスとして前記記憶手段から変調波の位相情
報を出力すべくなしてあることを特徴とする。また、サ
ンプリング手段によるサンプリング周波数を搬送波の周
波数と同期させる構成も採っている。
【0007】また本発明の変調位相検出装置を使用した
復調装置は、上述の変調位相検出装置と、前記記憶手段
から出力された位相情報を前記記憶手段に与えられるデ
ータの1乃至数周期遅延させる遅延手段と、該遅延手段
から出力される位相情報と前記記憶手段から出力される
位相情報との差を出力する手段とを備え、該手段から得
られる1乃至数周期の位相変化に基づいて受信信号の検
波を行うべくなしてあることを特徴とする。
復調装置は、上述の変調位相検出装置と、前記記憶手段
から出力された位相情報を前記記憶手段に与えられるデ
ータの1乃至数周期遅延させる遅延手段と、該遅延手段
から出力される位相情報と前記記憶手段から出力される
位相情報との差を出力する手段とを備え、該手段から得
られる1乃至数周期の位相変化に基づいて受信信号の検
波を行うべくなしてあることを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明の変調位相検出装置では、所定時間に亙
って受信した変調信号が処理されてシフトレジスタに保
持され、これがシフトレジスタから並列出力されること
により並列パターンのデータがアドレスとして記憶手段
に与えられて変調波の位相情報が出力される。またサン
プリング周波数を送信側の搬送波の周波数と同期させる
ことにより、入力された変調信号の絶対位相が得られ
る。
って受信した変調信号が処理されてシフトレジスタに保
持され、これがシフトレジスタから並列出力されること
により並列パターンのデータがアドレスとして記憶手段
に与えられて変調波の位相情報が出力される。またサン
プリング周波数を送信側の搬送波の周波数と同期させる
ことにより、入力された変調信号の絶対位相が得られ
る。
【0009】更に本発明の復調装置では、IC化された変
調位相検出装置を使用することが出来るので、復調装置
そものもIC化することが可能になる。
調位相検出装置を使用することが出来るので、復調装置
そものもIC化することが可能になる。
【0010】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図面に基づ
いて詳述する。図1は本発明の変調位相検出装置の一実
施例の構成を示すブロック図である。
いて詳述する。図1は本発明の変調位相検出装置の一実
施例の構成を示すブロック図である。
【0011】図1において、参照符号1は変調信号が入
力される入力端子、2は変調信号を振幅制限する振幅制
限手段としてのリミッタ、3はリミッタ2の出力をサン
プリングするサンプリング手段としてのラッチ、4はラ
ッチ3のデータをシフトするシフトレジスタ、5はラッ
チ3及びシフトレジスタ4にクロックを供給するクロッ
ク発振器、6はシフトレジスタ4から出力されるパラレ
ルデータを記憶手段であるメモリ7のアドレスとして供
給するデータバスである。また、メモリ7にはデータパ
タンから算出される位相情報がデータパタンに対応する
アドレスに予め書き込まれている。参照符号8はデータ
バスであり、メモリ7から位相情報が出力される。
力される入力端子、2は変調信号を振幅制限する振幅制
限手段としてのリミッタ、3はリミッタ2の出力をサン
プリングするサンプリング手段としてのラッチ、4はラ
ッチ3のデータをシフトするシフトレジスタ、5はラッ
チ3及びシフトレジスタ4にクロックを供給するクロッ
ク発振器、6はシフトレジスタ4から出力されるパラレ
ルデータを記憶手段であるメモリ7のアドレスとして供
給するデータバスである。また、メモリ7にはデータパ
タンから算出される位相情報がデータパタンに対応する
アドレスに予め書き込まれている。参照符号8はデータ
バスであり、メモリ7から位相情報が出力される。
【0012】次に、データパタンからベースバンドデー
タを算出する手法について、図2の模式図を参照して説
明する。
タを算出する手法について、図2の模式図を参照して説
明する。
【0013】図2において、入力端子1から入力された
受信信号はリミッタ2により振幅制限されて方形波に変
換された後、乗算器10, 11に入力されて搬送波と掛け合
わされる。また、乗算器10, 11からの出力は搬送波に同
期した搬送周波数のN倍(但し、Nは2以上の整数)の
周波数のクロックで A/D変換器12, 13によりそれぞれデ
ィジタルデータに変換される。
受信信号はリミッタ2により振幅制限されて方形波に変
換された後、乗算器10, 11に入力されて搬送波と掛け合
わされる。また、乗算器10, 11からの出力は搬送波に同
期した搬送周波数のN倍(但し、Nは2以上の整数)の
周波数のクロックで A/D変換器12, 13によりそれぞれデ
ィジタルデータに変換される。
【0014】なお、図2においては、 A/D変換器の変換
クロックと搬送波とを同期させるために A/D変換器の変
換クロック発振器5を搬送波のN倍とし、そのクロック
をN分周して搬送波を発生している。この際、リミッタ
2の出力データをdi とすると、サンプリングクロック
が搬送波の整数倍で且つ同期していることから、サンプ
リングデータはIチャネルに関してはdi ・cos(2πi/
N)に、Qチャネルに関してはdi ・sin(2πi/N)にそれ
ぞれなる。この時点ではサンプリングデータには、ベー
スバンド信号成分以外の不要成分も含まれているため、
FIRディジタルフィルタ14, 15にサンプリングデータを
それぞれ通して不要成分を取り除く。
クロックと搬送波とを同期させるために A/D変換器の変
換クロック発振器5を搬送波のN倍とし、そのクロック
をN分周して搬送波を発生している。この際、リミッタ
2の出力データをdi とすると、サンプリングクロック
が搬送波の整数倍で且つ同期していることから、サンプ
リングデータはIチャネルに関してはdi ・cos(2πi/
N)に、Qチャネルに関してはdi ・sin(2πi/N)にそれ
ぞれなる。この時点ではサンプリングデータには、ベー
スバンド信号成分以外の不要成分も含まれているため、
FIRディジタルフィルタ14, 15にサンプリングデータを
それぞれ通して不要成分を取り除く。
【0015】ここで、 FIRディジタルフィルタ14, 15は
いずれも図3の模式図に示されているように構成されて
いる。このため、フィルタのタップ係数をai とし、タ
ップ数をMとすると、 FIRディジタルフィルタ14, 15の
出力、即ちベースバンドデータId , Qd はIチャネル
に関しては下記式(1) のように、Qチャネルに関しては
下記式(2) のようにそれぞれなる
いずれも図3の模式図に示されているように構成されて
いる。このため、フィルタのタップ係数をai とし、タ
ップ数をMとすると、 FIRディジタルフィルタ14, 15の
出力、即ちベースバンドデータId , Qd はIチャネル
に関しては下記式(1) のように、Qチャネルに関しては
下記式(2) のようにそれぞれなる
【0016】
【数1】
【0017】
【数2】
【0018】また、リミッタ2の出力がサンプリングさ
れているため、サンプリングデータdi は”0”また
は”1”となり、サンプリングデータの各1データをメ
モリ7の1アドレスに割り当てることが可能になる。式
(1) 及び式(2) において、ai及びsin(2πi/N), cos
(2πi/N)は既知数であるので、式(1) 及び式(2) の
値、即ちベースバンドデータはサンプリングデータdi
により一意的に求めることが可能である。そして式(1)
と式(2) とにより変調信号の位相Θは下記式(3) により
求められる。
れているため、サンプリングデータdi は”0”また
は”1”となり、サンプリングデータの各1データをメ
モリ7の1アドレスに割り当てることが可能になる。式
(1) 及び式(2) において、ai及びsin(2πi/N), cos
(2πi/N)は既知数であるので、式(1) 及び式(2) の
値、即ちベースバンドデータはサンプリングデータdi
により一意的に求めることが可能である。そして式(1)
と式(2) とにより変調信号の位相Θは下記式(3) により
求められる。
【0019】
【数3】
【0020】メモリ7には各サンプリングデータdi を
アドレスとし、各サンプリングデータdi に対応して予
め式(3) により求められた位相Θがデータとして格納さ
れている。次に本発明の変調位相検出装置の動作につい
て図2を参照して説明する。
アドレスとし、各サンプリングデータdi に対応して予
め式(3) により求められた位相Θがデータとして格納さ
れている。次に本発明の変調位相検出装置の動作につい
て図2を参照して説明する。
【0021】入力端子1に入力された受信信号はリミッ
タ2により振幅制限を受け、”0”または”1”のディ
ジタル信号に変換され、クロック発振器5からのクロッ
クに同期してラッチ3にサンプリングされる。ラッチ3
にサンプリングされたデータはシフトレジスタ4に入力
され、クロック発振器5からのクロックに同期して順次
シフトされる。
タ2により振幅制限を受け、”0”または”1”のディ
ジタル信号に変換され、クロック発振器5からのクロッ
クに同期してラッチ3にサンプリングされる。ラッチ3
にサンプリングされたデータはシフトレジスタ4に入力
され、クロック発振器5からのクロックに同期して順次
シフトされる。
【0022】ここで、クロック発振器5の出力は搬送波
の整数倍(但し、2倍以上)の周波数を用いる。そし
て、シフトレジスタ4のデータ列をデータバス6を通じ
てメモリ7のアドレスに入力することにより、メモリ7
からテーブル式の変換により変調信号の位相情報が得ら
れる。ここで具体的には、受信信号の搬送波の周波数は
1.2MHz、クロック発振器出力の周波数は4.8M
Hz(4倍)、そのとき、タップ数Mは4である。
の整数倍(但し、2倍以上)の周波数を用いる。そし
て、シフトレジスタ4のデータ列をデータバス6を通じ
てメモリ7のアドレスに入力することにより、メモリ7
からテーブル式の変換により変調信号の位相情報が得ら
れる。ここで具体的には、受信信号の搬送波の周波数は
1.2MHz、クロック発振器出力の周波数は4.8M
Hz(4倍)、そのとき、タップ数Mは4である。
【0023】図4は上述のような本発明の変調位相検出
装置を使用した本発明の復調装置の構成例を示すブロッ
ク図である。
装置を使用した本発明の復調装置の構成例を示すブロッ
ク図である。
【0024】図4において、参照符号20は上述の図1の
ブロック図にその構成が示されている変調位相検出装置
であり、データバス8へ位相データを出力する。このデ
ータバス8へ出力された位相データは遅延回路21及び減
算器22に与えられており、遅延回路21により1乃至数周
期遅延された位相データも減算器22に与えられている。
減算器22は本発明の変調位相検出装置により検出された
位相データと遅延回路21により遅延された位相データと
を減算することにより得られる位相変化データを出力す
る。この位相変化データはクロック再生・データ判定回
路23に与えられてクロックとデータとが出力される。
ブロック図にその構成が示されている変調位相検出装置
であり、データバス8へ位相データを出力する。このデ
ータバス8へ出力された位相データは遅延回路21及び減
算器22に与えられており、遅延回路21により1乃至数周
期遅延された位相データも減算器22に与えられている。
減算器22は本発明の変調位相検出装置により検出された
位相データと遅延回路21により遅延された位相データと
を減算することにより得られる位相変化データを出力す
る。この位相変化データはクロック再生・データ判定回
路23に与えられてクロックとデータとが出力される。
【0025】
【発明の効果】以上に詳述したように本発明の変調位相
検出装置によれば、直交検波器あるいはフィルタ等のア
ナログ素子が不要になるのみならず、構成も全てディジ
タル回路で構成可能になるので、IC化も容易に実現され
る。
検出装置によれば、直交検波器あるいはフィルタ等のア
ナログ素子が不要になるのみならず、構成も全てディジ
タル回路で構成可能になるので、IC化も容易に実現され
る。
【0026】また、本発明の復調装置によれば、上述の
本発明の変調位相検出装置を使用するので、IC化が可能
になる。
本発明の変調位相検出装置を使用するので、IC化が可能
になる。
【図1】本発明の変調位相検出装置の一実施例の構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図2】データパタンからベースバンドデータを算出す
る手法を説明する模式図である。
る手法を説明する模式図である。
【図3】FIRディジタルフィルタの構成を示す模式図で
ある。
ある。
【図4】本発明の変調位相検出装置を使用した本発明の
復調装置の構成例を示すブロック図である。
復調装置の構成例を示すブロック図である。
1 入力端子 2 リミッタ 3 ラッチ 4 シフトレジスタ 7 メモリ 20 変調位相検出装置 21 遅延回路 22 減算回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浜 光司 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 小坂 明雄 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥 取三洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭55−27799(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03D 3/00 H04L 27/22
Claims (3)
- 【請求項1】 位相変位を有する変調方式の変調信号を
振幅制限する振幅制限手段と、 該振幅制限手段により振幅制限された信号をサンプリン
グするサンプリング手段と、 該サンプリング手段によりサンプリングされたデータを
シフト入力するシフトレジスタと、 前記サンプリング手段によりサンプリングされたデータ
パタンをアドレスとして各データパタンに対応する変調
信号の位相情報を予め格納してある記憶手段とを備え、 所定時間に亙って前記振幅制限手段へ入力された変調信
号を処理したデータを前記シフトレジスタに保持し、こ
のシフトレジスタに保持されたデータを並列データとし
て出力してそのデータパタンをアドレスとして前記記憶
手段から変調波の位相情報を出力すべくなしてあること
を特徴とする変調位相検出装置。 - 【請求項2】 所定のサンプリング周波数の搬送波に搬
送された位相変位を有する変調方式の変調信号を振幅制
限する振幅制限手段と、 該振幅制限手段により振幅制限された信号を前記搬送波
のサンプリング周波数と同期したサンプリング周波数で
サンプリングするサンプリング手段と、 該サンプリング手段によりサンプリングされたデータを
シフト入力するシフトレジスタと、 前記サンプリング手段によりサンプリングされたデータ
パタンをアドレスとして各データパタンに対応する変調
信号の位相情報を予め格納してある記憶手段とを備え、 所定時間に亙って前記振幅制限手段へ入力された変調信
号を処理したデータを前記シフトレジスタに保持し、こ
のシフトレジスタに保持されたデータを並列データとし
て出力してそのデータパタンをアドレスとして前記記憶
手段から変調波の絶対位相情報を出力すべくなしてある
ことを特徴とする変調位相検出装置。 - 【請求項3】 位相変位を有する変調方式の変調信号を
振幅制限する振幅制限手段と、該振幅制限手段により振
幅制限された信号をサンプリングするサンプリング手段
と、該サンプリング手段によりサンプリングされたデー
タをシフト入力するシフトレジスタと、前記サンプリン
グ手段によりサンプリングされたデータパタンをアドレ
スとして各データパタンに対応する変調信号の位相情報
を予め格納してある記憶手段とを有し、所定時間に亙っ
て前記振幅制限手段へ入力された変調信号を処理したデ
ータを前記シフトレジスタに保持し、このシフトレジス
タに保持されたデータを並列データとして出力してその
データパタンをアドレスとして前記記憶手段から変調波
の位相情報を出力すべくなしてある変調位相検出装置
と、 前記記憶手段から出力された位相情報を前記記憶手段に
与えられるデータの1乃至数周期遅延させる遅延手段
と、 該遅延手段から出力される位相情報と前記記憶手段から
出力される位相情報との差を出力する手段とを備え、 該手段から得られる1乃至数周期の位相変化に基づいて
受信信号の検波を行うべくなしてあることを特徴とする
復調装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35550291A JP3148319B2 (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | 変調位相検出装置及び復調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35550291A JP3148319B2 (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | 変調位相検出装置及び復調装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05259741A JPH05259741A (ja) | 1993-10-08 |
JP3148319B2 true JP3148319B2 (ja) | 2001-03-19 |
Family
ID=18444326
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35550291A Expired - Fee Related JP3148319B2 (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | 変調位相検出装置及び復調装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3148319B2 (ja) |
-
1991
- 1991-11-20 JP JP35550291A patent/JP3148319B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05259741A (ja) | 1993-10-08 |
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Legal Events
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