JP3541722B2 - ディジタル信号受信装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はディジタル信号受信装置に係り、特に直交周波数分割多重信号を受信するディジタル信号受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、マルチキャリア伝送の代表として、直交周波数分割多重(OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式が知られている。このOFDM方式は、広い周波数帯域中に、多値QAM(Quadrature Amplitude Modulation)やQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)などの直交変調された信号を複数のキャリアに割り当てて、情報を伝送する方式であり、各種文献(例えば、テレビジョン学会研究報告Vol.17,No.54,pp7−12,BCS’93−33(Sep.1993)など)に詳細に説明されている。
【0003】
図6はかかるOFDM信号を送信するディジタル信号送信装置の一例のブロック図を示す。同図において、送信情報は例えば16QAM変調部1に供給されて、ここで16QAM変調される。この16QAM変調は、周知のように、同相信号Iを横軸に、直交信号Qを縦軸にとったxy座標において、4ビットの入力情報を図6に2で示すような16個の黒丸で示す信号点配置をとる、直交振幅変調である。
【0004】
16QAM変調部1より取り出された16QAM変調されたディジタル情報(I信号及びQ信号)は、マルチキャリア信号生成部3に供給され、ここでI信号及びQ信号共にサンプリング周波数Fsでサンプリングされて、それぞれ図6に4で示す周波数スペクトラムの離散点数Nポイントのマルチキャリア信号に変換された後、IDFT部5に供給される。
【0005】
IDFT部5は入力されたマルチキャリア信号を逆離散フーリエ変換(IDFT)演算することにより、周波数軸上の入力マルチキャリア信号を、図6に6で示すような時間軸上の時系列データである、離散点数Nの実数部信号Reと虚数部信号Imに変換し、それらをディジタル直交変調部7に供給する。ディジタル直交変調部7は、図6に8で示す構成とされており、離散点数Nの実数部信号Reと虚数部信号Imを、周波数Fsで互いに90°位相の異なる2つの搬送波と別々に乗算した信号を加算合成して、図6に10で示す離散点数4Nの1つの時系列信号、すなわちOFDM信号を生成する。このOFDM信号は、D/A変換部9によりアナログ信号に変換され、更に図示しない送信部により所要の送信周波数帯の信号とされた後送信される。
【0006】
図7は従来のディジタル信号受信装置の一例のブロック図及び要部特性図を示す。同図において、11で示す時系列信号である前記OFDM信号は受信されてA/D変換部12に供給され、ここで単位時間当たりのアナログ波形信号が送信装置のディジタル直交変調波形と同じ離散点数4Nになるように、ディジタル化されて離散データ(ディジタルデータ)とされる。この離散データは、13で示す如き構成のディジタル直交復調部14に供給され、ここで離散点の4点で1周期(1/(4Fs))となる余弦波(1,0,−1,0)を順に乗算して実数部信号Reが抽出され、また、離散点の4点で1周期(1/(4Fs))となる正弦波(0,−1,0,1)を順に乗算して虚数部信号Imが抽出される。
【0007】
15に示すように各々離散点数4Nポイントとされている実数部信号Reと虚数部信号Imは、DFT部16に供給されて4Nポイントの離散フーリエ変換(DFT)されることにより、周波数成分が抽出され(周波数軸上のデータに変換され)I信号とQ信号とされる。これら離散点数4NのI信号とQ信号は、マルチキャリア信号抽出部17に供給され、ここでマルチキャリア信号が抽出され、更に16QAM復調部18により16QAM復調されることにより、原データに復元される。
【0008】
図8(A)、(B)は図7のディジタル直交復調部14の出力実数部信号Reと虚数部信号Imのシミュレーション結果を示す。実数部信号Reと虚数部信号Imは共に1データおきにゼロデータを含んでおり、また、実数部信号Reに値があるとき、虚数部信号Imの値はゼロに、逆に虚数部信号Imに値があるとき、実数部信号Reの値はゼロになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、上記の従来のディジタル信号受信装置では、受信復調するディジタル直交変調されたデータは、I信号及びQ信号と、これらに−1を積算した−I信号及び−Q信号をマルチプレクスして伝送される構成であるため、原データの4倍の離散ポイント数となり、更にサンプリング周波数も4倍になる。
【0010】
送信装置で周波数軸成分の信号を時間軸成分の信号に変換するために用いる逆離散フーリエ変換(IDFT)と、受信装置で時間軸成分の信号を周波数軸成分の信号に変換するために用いる離散フーリエ変換(DFT)は、出力信号レベルの増幅回路の有無以外は全く等しい演算を行っており、演算量を少なくした高速離散フーリエ変換(FFT)を用いることが一般的であるが、その場合でも演算回数は離散点数をNで表すと、N・log2N回行わなければならない。従って、仮に送信装置での離散点数が1024ポイントであったとすると、IDFT部5での演算量は10240(=1024・log21024)回行うのに対し、受信装置のDFT部16では離散ポイント数が送信装置のそれの4倍の4096ポイントになるので、演算量は49152(=4096・log24096)回となり、送信装置における演算量の4.8倍もの演算量が必要になる。
【0011】
例えば、動画情報を送信して、受信信号を同じ転送レートで再生する場合、送信装置で行うIDFTの4.8倍のDFT演算を同じシンボル時間内で行わなければならず、よって、再生に必要な転送レートを得るためには、高速演算可能なハードウェアを用いたり、並列処理を行う手段を用いなければならず、回路規模が大きくなりコスト面でも高価になるという問題がある。
【0012】
本発明は以上の点に鑑みなされたもので、サンプリング周波数を低減してハードウェアの負荷を低減し得るディジタル信号受信装置を提供することを目的とする。
【0013】
また、本発明の他の目的は、離散フーリエ演算の演算回数を低減し得るディジタル信号受信装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の目的を達成するため、複数のキャリアに直交変調された信号を割り当てたマルチキャリア信号を受信し、単位時間当たりのアナログ信号波形を予め決められた第1の離散点数の離散データに変換するA/D変換部と、A/D変換部からの離散データを直交復調して、それぞれ第1の離散点数で、かつ、互いに直交する第1及び第2のデータを出力する第1の復調手段と、第1及び第2のデータの一方を入力として受け、その入力データの1サンプルおき毎の値がゼロになるデータ部を除去して、第1の離散点数の半分の第2の離散点数の第3のデータに変換するダウンサンプル部と、第1及び第2のデータの他方を入力として受け、その入力データの1サンプルおき毎の値が存在するデータ部を1サンプル期間ずらして、そのデータ部のみを出力することにより、第2の離散点数の第4のデータに変換するデータ補間部と、時間軸上の信号である第3及び第4のデータから周波数成分を抽出するための離散フーリエ変換を行う演算部と、演算部の出力信号を復調する第2の復調手段とを有する構成としたものである。
【0015】
上記の第1の復調手段から取り出される、離散データを直交復調して得られた互いに直交する第1及び第2のデータは、それぞれ1サンプル期間毎にゼロデータとある値とが交互に現れる時系列データであり、かつ、第1及び第2のデータの一方がゼロデータであるときのサンプル期間では他方のデータがある値を有している関係にある。
【0016】
そこで、本発明は上記の点に着目し、第1及び第2のデータのゼロデータの部分を除去することでデータ量を半分にする。ただし、第1及び第2のデータの一方がゼロデータであるときのサンプル期間では他方のデータがある値を有している関係にあるので、単純にゼロデータを除去するだけでは1サンプル時間分遅延したデータの組み合わせで復号することになり、直交性が崩されてしまう。
【0017】
そこで、本発明では、ダウンサンプル部により、第1及び第2のデータの一方のデータの1サンプルおき毎の値がゼロになるデータ部を除去して、第1の離散点数の半分の第2の離散点数の第3のデータに変換し、データ補間部により第1及び第2のデータの他方のデータの1サンプルおき毎の値が存在するデータ部を1サンプル期間ずらして、そのデータ部のみを出力する。
【0018】
上記のデータ補間部には奇数個のタップを有するトランスバーサルフィルタが用いられる。フィルタ係数(乗算係数)をh(0,1,2,...,M)で表現した場合(Mは偶数)、(M/2)+1番目のタップで左右対称になるようにフィルタ係数(乗算係数)を設定し、フィルタ係数(乗算係数)h(1)、h(3)、h(5)、...、h(M−1)は、h{(M/2)+1}以外は0になるように、上記のトランスバーサルフィルタを設計する。
【0019】
このトランスバーサルフィルタによるデータ補間部により第1及び第2のデータの他方のデータの1サンプルおき毎の値が存在するデータ部を1サンプル期間ずらして、そのデータ部のみを出力することにより、ダウンサンプル部の出力第3のデータと直交性を保った状態で離散点数を半減した第4のデータを得ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面と共に説明する。図1は本発明になるディジタル信号受信装置の一実施の形態のブロック図及び要部特性図を示す。同図中、図7と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。図1において、ディジタル直交復調部14から取り出される、各々離散点数4Nポイントとされている実数部信号Reと虚数部信号Imは、図1に15で示すような時間軸上の信号(時系列データ)であり、実数部信号Reはダウンサンプル部21に供給され、虚数部信号Imはデータ補間部22に供給される。
【0021】
ここで、ディジタル直交復調部14から取り出される、各々離散点数4Nポイントとされている実数部信号Reと虚数部信号Imは、図2に示すような関係にある。図2において、Tはサンプル周期、Iは実数部信号Re、Qは虚数部信号Imを示し、実数部信号Re(I)と虚数部信号Im(Q)は共に1サンプル期間(1データ)おきにゼロデータを含んでおり、また、一方に値があるときは、他方の値はゼロになる関係にある。
【0022】
上記のダウンサンプル部21は、入力された実数部信号Re(I)の値が存在する偶数番目のサンプルのみを取り出し、2サンプル期間同じデータを出力する。すなわち、ダウンサンプル部21は、図3(A)に示すように、D型フリップフロップ28により構成されており、データ入力端子に図3(C)に模式的に示す実数部信号Re(I)が入力され、クロック端子CLKには同図(B)に示すサンプル周期のクロックが入力され、イネーブル端子ENAには同図(D)に示すように、クロックに同期し、かつ、2サンプル周期のイネーブル信号が入力される。このイネーブル信号は、実数部信号Re(I)の値が存在する偶数番目のサンプル期間ハイレベルとされている。これにより、D型フリップフロップ28のQ出力端子からは、イネーブル信号がハイレベルで、クロックが立ち上がった時点の、実数部信号Re(I)の値が存在する偶数番目のサンプルが取り込まれて、2サンプル期間継続する、図3(E)に模式的に示す離散点数2Nの信号が出力される。
【0023】
一方、データ補間部22は、例えば図4に示す如き7タップのFIR型トランスバーサルフィルタにより、T=2nのデータを補間する構成とされている。図4において、ディジタル直交復調部14から取り出された虚数部信号Im(Q)は、6段縦続接続されたD型フリップフロップ301〜306のうちの初段のD型フリップフロップ301のデータ入力端子に供給され、虚数部信号Im(Q)のサンプリング周波数である周波数4Fsのクロック(図3(B)に示したクロックと同じ)により、1クロック毎にD型フリップフロップ301、302、303、...、306という順番で右方向にシフトされると共に、D型フリップフロップ301〜306の各入力信号が乗算器311〜316で所定の係数(図4中に図示)と乗算されて加算器32に供給され、ここでD型フリップフロップ306の出力信号を所定の係数”−7”と乗算する乗算器317の出力信号と加算合成された後、除算器33で1/256倍されて出力端子34へ出力される。
【0024】
トランスバーサルフィルタは、所望データを前後のデータに含まれる過渡応答成分を用いて補間するものであるから、7タップのトランスバーサルフィルタの場合、4番目に求めたいデータ(2n番目)を配置して計算することとなる。また、入力データが虚数部信号Imであり、図5に示したように1サンプル期間おき毎に値が常に0になるので、実際の計算では前後2つずつの積算(計4回)と1回の割り算を行うことになる。
【0025】
ここで、D型フリップフロップ301〜306の各入力信号とD型フリップフロップ306の出力信号をそれぞれ図4に図示するように、Q(4n+3)〜Q(4n−3)とすると、出力端子34へ出力される出力信号y(n)は次式で表される。
【0026】
Q(4n)、Q(4n−2)、Q(4n+2)は常にゼロであるからである。
【0027】
このようにして、データ補間部22は、入力された虚数部信号Im(Q)が図5に示したように偶数番目のサンプルの値のみを有しているので、上式から分かるように、実数部信号Re(I)と同じ奇数番目のサンプル期間で値が存在するように1サンプル期間ずらして、かつ、奇数番目のサンプル期間だけのデータからなる出力信号y(n)を出力する。従って、出力信号y(n)も離散点数が入力の4Nから半分の2Nにされる。
【0028】
このようにして、ダウンサンプル部21から取り出される離散点数2Nの実数部信号Re(I)と、データ補間部22から取り出される離散点数2Nの虚数部信号Im(Q)は、図1に23で示す如き時間軸上の信号である。図5(A)は従来のディジタル直交復調波形Reと、ダウンサンプル部21によりゼロデータを除去して生成したダウンサンプル波形(○印)を合成して出力したシミュレーション結果を示す。また、図5(B)は従来のディジタル直交復調波形Imとデータ補間部22により元々ゼロデータだったタイミングに補間して生成したデータ補間波形(○印)を合成して出力したシミュレーション結果を示す。
【0029】
ダウンサンプル部21より取り出された離散点数2Nの実数部信号Re(I)と、データ補間部22から取り出された離散点数2Nの虚数部信号Im(Q)は、図1のDFT部24に供給されてDFT演算されて周波数軸上のI信号とQ信号に変換される。離散点数2Nの入力データのDFT演算は、FFTを使用した場合、2Nlog2(2N)であるから、N=1024とすると、DFT部24での演算量は22528(=2048・log22048)回となり、従来の演算量である49152回に比べると45.8%に演算量が削減される。
【0030】
【実施例】
例えば、20μsで一組のマルチキャリア信号を連続して受信し、リアルタイムで再生するためには、DFT演算を20μsで済ませなければならない。そのため、N=1024の場合、従来は一つの演算を406.9ps(=20μs/49125)で行わなければならず、高速なハードウェアが必要であるが、上記の実施の形態では一つの演算を887.8ps(=20μs/22528)で行えばよく、低速なハードウェアで構成でき、ハードウェアへの負荷が軽減され、また高転送レートのデータ通信に効果がある。
【0031】
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、例えば、ダウンサンプル部21の入力信号を虚数部信号Im(Q)とし、データ補間部22の入力信号を実数部信号Re(I)としてもよい。この場合、トランスバーサルフィルタにおける乗算係数は図4と同じでよい。ただし、この場合は所望データが4n+1番目になるので、演算結果の出力タイミングを変更する必要がある。この場合の、データ補間部の出力信号y(n)は次式で表される。
【0032】
y(n)={-7×I(4n-2)+71×I(4n)+71×I(4n+2)-7×I(4n+4)}/256
また、16QAMの代わりに256QAMその他の多値QAM、QPSKなどの直交変調された信号をマルチキャリア信号として送受信するシステムの受信装置として、本発明を適用することができる。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ダウンサンプル部の出力第3のデータと直交性を保った状態で離散点数を入力データのそれに比し半減した第4のデータをデータ補間部から得た後、これらを演算部に入力するようにしたため、演算部の演算回数を少なくでき、演算に必要なハードウェアとして低速なものを使用でき、回路規模も小さくでき、更に安価な構成とすることができ、高速転送レートのデータ受信を実現できる。また、本発明によれば、サンプリング周波数も低下させることができるため、ハードウェアへの負荷を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の一実施の形態のブロック図と要部特性図である。
【図2】図1中のディジタル直交復調部の出力データRe、Imの値関係を説明する図である。
【図3】図1中のダウンサンプル部の一例の回路図と、その動作説明用信号波形図である。
【図4】図1中のデータ補間部の一例の回路図である。
【図5】図1の動作説明用のシミレーション結果を示す図である。
【図6】本発明装置が受信する信号を送信する送信装置の一例のブロック図と要部特性図である。
【図7】従来装置の一例のブロック図と要部特性図である。
【図8】図7中のディジタル直交復調部の出力データRe、Imの値関係を説明する図である。
【符号の説明】
12 A/D変換部
14 ディジタル直交復調部
17 マルチキャリア信号抽出部
18 16QAM復調部
21 ダウンサンプル部
22 データ補間部
24 DFT部
28、301〜306 D型フリップフロップ
311〜316 乗算器
32 加算器
33 除算器
Claims (2)
- 複数のキャリアに直交変調された信号を割り当てたマルチキャリア信号を受信し、単位時間当たりのアナログ信号波形を予め決められた第1の離散点数の離散データに変換するA/D変換部と、
前記A/D変換部からの離散データを直交復調して、それぞれ第1の離散点数で、かつ、互いに直交する第1及び第2のデータを出力する第1の復調手段と、前記第1及び第2のデータの一方を入力として受け、その入力データの1サンプルおき毎の値がゼロになるデータ部を除去して、前記第1の離散点数の半分の第2の離散点数の第3のデータに変換するダウンサンプル部と、
前記第1及び第2のデータの一方を入力として受け、その入力データの1サンプルおき毎の値が存在するデータ部を1サンプル期間ずらして、そのデータ部のみを出力することにより、前記第2の離散点数の第4のデータに変換するデータ補間部と、
時間軸上の信号である前記第3及び第4のデータから周波数成分を抽出するための離散フーリエ変換を行う演算部と、
前記演算部の出力信号を復調する第2の復調手段と
を有することを特徴とするディジタル信号受信装置。 - 前記ダウンサンプル部は、入力データがデータ入力端子に入力され、前記入力データのサンプリング周波数と同一の周波数のクロックがクロック端子に入力され、前記クロックの1/2倍の周波数のイネーブル信号がイネーブル端子に入力されるフリップフロップにより構成されており、前記データ補間部は奇数個のタップを有するトランスバーサルフィルタにより構成されていることを特徴とする請求項1記載のディジタル信号受信装置。
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