JP3106338U - 横式直筒ミシン - Google Patents

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Abstract

【課題】 直筒軸方向が操作者に向けられ、且つ直筒の軸が全体のミシンの横式作業プラットフォームの軸方向と垂直である横式直筒ミシンの提供。
【解決手段】 自動糸弛め装置、張力調整機構、自動糸切り双方向電磁石装置及び差動布案内行程制御装置からなり、そのうち、該差動布案内行程制御装置は、横式作業プラットフォーム内に配置され且つ共通軸に駆動される主伝動機構、第1、2押動機構及び揺動機構、第1、2調整機構及び直筒内において共通軸と垂直に配置された第1、2布案内機構で構成され、ミシンの直筒軸方向が操作者に向けられ、且つ直筒の軸と全体のミシンの横式作業プラットフォームの軸方向が垂直とされている。
【選択図】 図1

Description

本考案は一種の横式直筒ミシンに係り、特に、直筒軸方向が操作者に向けられ、且つ直筒の軸が全体のミシンの横式作業プラットフォームの軸方向と垂直である、横式直筒ミシンに関する。
伝統的な工業用高速筒型ミシンの機構設計は、直筒型ミシンと横筒型ミシンに大きく分けられる。直筒型ミシンの筒体の軸方向は操作者に向けられ、全体のミシンの伝動軸の軸方向も同様である。反対に、横筒型ミシンの筒体軸方向は操作者の前方にあって横向きとされている。直筒型ミシンは衣類の袖口、袖口の伸縮帯を塗ったり各種の円形製品を縫うのに使用される。操作の便利性から言うと、直筒ミシンの調整部品は使用時に大部分が直筒前端のミシン機構の阻止を受けるため操作と調整に不利である。
このほか、上述のミシンの伝動運転時に、ミシン内部の機構は潤滑油の供給が必要で、これにより各伝動部品を順調に運転或いは伝動させることができる。潤滑油供給方式は、伝動軸或いは体積の比較的大きな部品内部を中空状として中空部分に綿を充填して潤滑油を滴入し、機構運転時に綿にしみこんだ潤滑油が各機構運転時の潤滑効果を提供し、機構の順調な運転を確保する、というものである。しかし、このような潤滑油供給方式は部品が比較的大きいミシンへの使用に適合するだけで、小型ミシンは機構が小さいため不適合である。
最も重要であることは周知の差動布案内歯の構造は、粗細縫製調整構造により駆動され、ゆえに差動布案内歯の構造は従動式駆動に属し、縫製調整構造と差動布案内歯の構造の間は懸垂アームにより伝動され、縫製調整構造伝動時に差動布案内歯構造が駆動され、このような設計は差動布案内歯構造の差動比を改変する時には、縫製調整構造が差動布案内歯を駆動する揺動幅を増加しなければならない。しかし事実上、連接棒の構造を増加する時、縫製調整構造に伝動する部品が重くなりすぎ、振動や騒音が発生する欠点がある。さらに現在、布の伸縮要求は比較的高く、差動布案内歯構造の差動比も非常に高くなっており、ゆえに差動布案内歯の構造はもはや従動の状態に適合せず、独立して揺動伝動を発生する設計が求められている。
本考案の主要な目的は、上述の欠点を解決し、欠点の存在を無くすことにあり、即ち本考案は共通軸で各伝動機構を駆動し、ならびに共通軸と垂直を呈するよう配置された前布案内歯と後ろ布案内歯を駆動して送歯動作を行なわせ、差動布案内行程制御装置を具えた横式直筒ミシンを構成する。
本考案のもう一つの目的は、第1、2調整機構により第1、2押動機構のオフセット量を調整し、且つ第2押動機構の連動アーム内に軸受とカムが設けられ、カムの偏心駆動を利用し、自ら押動機構を形成する差動方式により、有効にその上の前布案内歯と後ろ布案内歯の相対作業行程を制御し、さらに調整機構を直筒型ミシンの一側に新たに配置し、操作者及び修理者が簡単に調整できるようにすることにある。
本考案のさらに一つの目的は、各機構の伝動に必要な油供給方式の設計を改良し、機構運転下で、相互間で潤滑油が相互に伝送されるようにして機構を順調に運転させられるようにすることにある。
請求項1の考案は、自動糸弛め装置(100)、張力調整機構(200)、自動糸切り双方向電磁石装置(300)及び差動布案内行程制御装置(400)からなる横式直筒ミシンにおいて、
該差動布案内行程制御装置(400)は、主伝動機構(1)と、該主伝動機構(1)に駆動され往復揺動する第1、2押動機構(2、3)と、該第1、2押動機構(2、3)に接続された第1、2調整機構(6、7)と、主伝動機構(1)に駆動される揺動機構(8)と、第2押動機構(3)に駆動されて水平往復スライドし揺動機構(8)に駆動されて上下に褶動して楕円形軌跡を描いて前後に運転すると共に他の各機構と垂直を呈するように配置されならびに相互に伝動する第1、2布案内機構(4、5)と、を具え、
第1、2布案内機構(4、5)とその他の各機構間が垂直に配置されならびに相互に伝動して第1、2布案内機構(4、5)の間の作業行程が制御され、これにより布を案内し、ならびに第1、2調整機構(6、7)により第1、2押動機構(2、3)のオフセット量が調整されて、有効にその相対作業行程が制御されることを特徴とする、横式直筒ミシンとしている。
請求項2の考案は、請求項1記載の横式直筒ミシンにおいて、主伝動機構(1)が共通軸(11)を具え、該共通軸(11)の一端に第1クランク(12)、第2クランク(15)、及び第3クランク(13)が順に嵌合され、該第1クランク(12)が軸受(122)を具えた軸スリーブ(121)に嵌合され、さらに軸スリーブ(121)が共通軸(11)の一端に螺子止めされ、該第3クランク(13)は軸受(141)を具えた軸スリーブ(14)の一端に嵌合され、その後、ワッシャ(123)を介して第1クランク(12)の傍らに組み付けられ、該軸スリーブ(14)のもう一端に軸受(142)が嵌合され、軸受(142)の外周に第2クランク(15)が嵌合され、第2クランク(15)の軸受(14)と反対側に位置決め装置(16)が配置されて共通軸(11)及び下曲針機構(160)が組み付けられ、該共通軸(11)の第1クランク(12)と反対の一端に軸スリーブ(17)が嵌合され、該軸スリーブ(17)に軸受(171)とワッシャ(172)が配置され、軸スリーブ(17)に第4クランク(18)が嵌合され、且つ共通軸(11)に別に第2押動機構(3)の連動アーム(37)、軸受(371)及びカム(372)が嵌合され、該連動アーム(37)がカム(372)の偏心設計により、押動機構の作動方式を達成し、そのうち該第4クランク(18)の一端に組み付け溝(181)が設けられ、軸(182)により二つの連動ブロック(21、61)が枢設され、該連動ブロック(21、61)は第1押動機構(2)と第1調整機構(6)の接続に供され、該第1押動機構(2)は、連動ブロック(21)に枢設された第5クランク(22)を具え、第5クランク(22)に軸スリーブ(23)で軸(24)が嵌合され、軸(24)の別端に第6クランク(25)が設けられ、第6クランク(25)の別端(25’)に位置決め手段(27)により第1プッシュアーム(26)が枢設されならびに第1布案内機構(4)が組み付けられ、該主伝動機構(1)の第2クランク(15)の別端(15’)が第2押動機構(3)に組み付けられ、第2クランクの別端(15’)が枢軸(311)によりクランク(31)の一端(31’)に枢設され、クランク(31)の別端(31”)はミシン内部に固定され、該クランク(31)は軸(32)により駆動され回転し、軸(32)のクランク(31)の一側の位置に軸スリーブ(36)、自潤滑軸受(35)、連動手段(34)及び連動手段(34)内に枢設された連動アーム(37)により、軸(32)のクランク(32)の別側の位置に、自潤滑軸受(39)及び軸スリーブ(38、38’)内に挟まれた連動手段(33)が嵌合され、そのうち、クランク(31)の一側の位置の連動手段(33)が第2調整機構(7)に接続され、第1布案内機構(4)の末端は組み付け手段(42)により第1押動機構(2)の第1プッシュアーム(26)に組み付けられ、該第2布案内機構(5)の末端は第2プッシュアーム(56)により第2押動機構(3)と第2調整機構(7)に接続され、第1調整機構(6)は従動手段(62)を具え、該従動手段(62)に取り付け孔(621、622、623)が設けられ、取り付け孔(621)は位置決め手段(6211)の挿通と位置決めに供され、取り付け孔(622)はスイングレバー式調整部(64)の駆動軸(63)の組み付けに供され、取り付け孔(623)は枢軸(611)で連動ブロック(61)に枢設され、第2調節機構(7)はクランク(71)の一端(711)により前述の連動手段(33)に枢設され、クランク(71)の別端(712)は軸(721)で連動アーム(72)とクランク(73)に枢設され、このクランク(73)の一端(73’)が軸(74)で従動手段(75)に接続され、従動手段(75)に取り付け孔(751、752、753)が開設され、そのうち取り付け孔(751)は軸(74)と接続され、取り付け孔(753)は位置決め手段(76)の挿入と位置決めに供され、取り付け孔(752)はスイングレバー式調整部(79)の駆動軸(78)の組み付けに供され、第2調整機構(7)の連動アーム(72)の別端(72’)は二つのクランク(57、52)の相互伝動により第2布案内機構(5)を駆動し、第1、2布案内機構(4、5)は第1、2スライドアーム(41、51)を具え、第1、2スライドアーム(41、51)の底部に滑り溝(44、54)が設けられて支持軸(55)が組み合わされ、ならびに第1、2スライドアーム(41、51)が支持軸(55)を支点として滑り溝(44、54)の空間を前後にスライドし、さらに第1、2スライドアーム(41、51)の末端に後ろ布案内歯(43)と前布案内歯(53)が設けられ、該第1、2スライドアーム(41、51)が前布案内歯(53)と後ろ布案内歯(43)の別の末端に対応し、軸棒(84)により第1、2スライドアーム(41、51)が揺動機構(8)に組み付けられ、該揺動機構(8)は軸棒(84)に組み付けられる橇板(81)を具え、橇板(81)の別端に組み付け手段(83)により主伝動機構(1)の第1クランク(12)が組み付けられたことを特徴とする、横式直筒ミシンとしている。
請求項3の考案は、請求項1記載の横式直筒ミシンにおいて、主伝動機構(1)、第1、2押動機構(2、3)及び第1、2調整機構(6、7)内に油路(95)と油孔(96)が開設され、各機構の各部品が組み付けられる時に、油孔(96)が連通状態を形成することを特徴とする、横式直筒ミシンとしている。
本考案は、従来の技術の欠点を解決し、欠点の存在を無くしており、即ち本考案は共通軸で各伝動機構を駆動し、ならびに共通軸と垂直を呈するよう配置された前布案内歯と後ろ布案内歯を駆動して送歯動作を行なわせ、差動布案内行程制御装置を具えた横式直筒ミシンを構成している。
本考案はまた、第1、2調整機構により第1、2押動機構のオフセット量を調整し、有効にその上の前布案内歯と後ろ布案内歯の相対作業行程を制御し、さらに調整機構を直筒型ミシンの一側に新たに配置し、操作者及び修理者が簡単に調整できるようにしている。
本考案はさらに、各機構の伝動に必要な油供給方式の設計を改良し、機構運転下で、相互間で潤滑油が相互に伝送されるようにして機構を順調に運転させられるようにしている。
本考案の横式直筒ミシンは、自動糸弛め装置、張力調整機構、自動糸切り双方向電磁石装置及び差動布案内行程制御装置からなり、そのうち、該差動布案内行程制御装置は、横式作業プラットフォーム内に配置され且つ共通軸に駆動される主伝動機構、第1、2押動機構及び揺動機構、第1、2調整機構及び直筒内において共通軸と垂直に配置された第1、2布案内機構で構成され、ミシンの直筒軸方向が操作者に向けられ、且つ直筒の軸と全体のミシンの横式作業プラットフォームの軸方向が垂直とされている。
図1は本考案の横式直筒ミシンの局部外観及び各装置の配置方式表示図である。図示されるように、本考案の横式直筒ミシン(9)は、直筒(92)の軸方向が操作者に向けられ、且つ直筒(92)の軸が全体のミシンの横式作業プラットフォーム(91)の軸方向と垂直とされたミシン(9)である。該ミシン(9)は自動糸弛め装置(100)、張力調整機構(200)、自動糸切り双方向電磁石装置(300)及び差動布案内行程制御装置(400)からなる。
該自動糸弛め装置(100)は、ミシン使用時に、適時に糸の張力を弛めるのに使用され、且つ良好な糸弛め装置及び位置配置を提供する。この自動糸弛め装置(100)は、糸接続セット(101)、動力供給器(102)及び連動機構(103)を具え、該糸接続セット(101)はミシン(9)の上部背側に置かれ、動力供給器(102)(電磁弁)は該糸接続セット(101)の底部に置かれ、該連動機構(103)は糸接続セット(101)と動力供給器(102)を接続し、その動作原理は糸接続セット(101)の糸挟持器(105)の挟持片を弛め、さらに糸掛け器(104)を利用して糸を弛め、糸掛け器(104)が第1位置に設けられる時、糸掛け器(104)が移動を発生せず、糸を引っ張らず、動力供給器(102)が動力を提供して糸掛け器(104)が第2位置に移動すると、糸が糸掛け器(104)の移動の影響により引っ張られ、糸掛け器(104)が第1位置に戻った後に糸が弛められる、というものである。
該張力調整機構(200)は、外接式の下糸を駆動するのに用いられ、ミシン(9)に動力源(201)が設置され、該動力源(201)に第3軸心(202)が接続され、操作者がミシン(9)に向かい合う時、第3軸(202)とミシン(9)の糸掛けアームが同一軸方向で使用者の前方に置かれ、第3軸心(202)が糸掛けアーム下方の落針位置の右側のミシン(9)本体内に位置し、第3軸心(202)の高さがミシン(9)の直筒(92)作業プラットフォームより低く、該第3軸心(202)がミシン(9)の横に延伸されてカム(203)が設けられ、こうして張力調整機構(200)が形成されて下糸の受ける張力の大きさを調整する。
該自動糸切り双方向電磁石装置(300)は、横式直筒ミシン(9)専用の糸切りユニット(301)を具え、双方向電磁石(302)のガイドロッド(303)は、水平移動ロッド(304)に接続され、この水平移動する水平移動ロッド(304)により糸切りユニット(301)が駆動されて糸切り作業を行なう。そのうち、微力バネ(305)はガイドロッド(303)が水平移動ロッド(304)を駆動して原点位置に回復させる時、水平移動ロッド(304)及びそれに駆動される糸切りユニット(301)に正確に原点位置を維持させて、ぐらつきを防止する。ならびに双方向電磁石(302)により糸切りユニット(301)の糸切り刃を駆動して糸切りを行なわせ、さらに微力バネ(305)の補助により、従来の自動糸切り器の糸切りユニットの単方向駆動の動作の不確実な問題を改善する。
図2は差動布案内行程制御装置が横式直筒ミシン内部に配置された側面図である。図示されるように、本考案の横式直筒ミシン(9)の差動布案内行程制御装置(400)は、共通軸(11)に駆動される主伝動機構(1)、第1、2押動機構(2、3)、第1、2押動機構(2、3)及び揺動機構(8)に駆動される第1、2布案内機構(4、5)及び第1、2布案内機構(4、5)の前後差動行程を制御する第1、2調整機構(6、7)で構成されている。そのうち、主伝動機構(1)、第1、2押動機構(2、3)、第1、2調整機構(6、7)はいずれも横式直筒ミシン(9)の横式作業プラットフォーム(91)内部に配置されている。第1、2布案内機構(4、5)は主伝動機構(1)と相互に垂直でならびに横式直筒ミシン(9)の直筒(92)内部に配置される。主伝動機構(1)が外部モータ(図示せず)に駆動された後、第1、2押動機構(2、3)及び揺動機構(8)が駆動されて第1、2布案内機構(4、5)が駆動され楕円形の前後運転を行ない布を案内する。
図3は差動布案内行程制御装置(400)の主伝動機構(1)の立体分解図である。図示されるように、主伝動機構(1)は、共通軸(11)を具え、共通軸(11)の一端に、順に第1クランク(12)、第3クランク(13)、及び第2クランク(15)が順に嵌合されている。該第1クランク(12)は軸受(122)を具えた軸スリーブ(121)に嵌合され、さらに軸スリーブ(121)が共通軸(11)の一端に螺子止めされる。該第3クランク(13)は軸受(141)を具えた軸スリーブ(14)の一端に嵌合され、その後、ワッシャ(123)を介して第1クランク(12)の傍らに組み付けられる。該軸スリーブ(14)のもう一端に軸受(142)が嵌合され、軸受(142)の外周に第2クランク(15)が嵌合され、第2クランク(15)の軸受(14)と反対側に位置決め装置(16)が配置されて共通軸(11)及び下曲針機構(160)が組み付けられ、ならびに横式直筒ミシン(9)の横式作業プラットフォーム(91)内部に組み付けられ、該位置決め装置(16)のクランク(161)に下曲針機構(160)が枢設され、該下曲針機構(160)は末端の曲針(162)の前後位置調節により、複雑な跳び糸或いは糸の貫通動作を行なう。
このほか、前述の第3クランク(13)の別端(13’)に針当機構(130)が設けられ、第2クランク(15)の別端(15’)は第1、3クランク(12、13)の同一方向に配設された第2押動機構(3)に位置する。そのうち、針当機構(130)はミシン(9)のミシン針が下向きに進針してミシン台に至る時、ミシン針を安定させて、ミシン針の高速運動により発生するぐらつきが針折れや目跳びの現象を発生するのを防止する。このほか、針当機構(130)は独立設計が採用され、針当の進退の時間差を単独で調整できる。該針当機構(130)は針当器(131)を具え、針当器(131)は活動体(133)及び前後の針当(134、135)を具え、そのうち後ろの針当(135)は活動体(133)に固定され、前の針当(134)は前述の往復運動と反対方向に揺動し、ミシン針の下向きの進針時に後ろ針当(135)と接近し、これによりミシン針を安定させる。
図4は差動布案内行程制御装置の主伝動機構と第1押動機構と第1調整機構の組立方式を示す立体分解図である。共通軸(11)の第1クランク(12)(図3)と反対の別端に軸スリーブ(17)が嵌合され、軸スリーブ(17)に軸受(171)とワッシャリング(172)が配置され、軸スリーブ(17)に第4クランク(18)が嵌合され、且つ共通軸(11)に別に第2押動機構(3)の連動アーム(37)、軸受(371)及びカム(372)が嵌合され、該連動アーム(37)がカム(372)の偏心設計により、自ら押動機構の差動方式を達成し、そのうち、該第4クランク(18)の一端に組み付け溝(181)が設けられ、軸(182)により二つの連動ブロック(21、61)が枢設され、該連動ブロック(21、61)は第1押動機構(2)と第1調整機構(6)に接続される。
該第1押動機構(2)は、連動ブロック(21)に枢設された第5クランク(22)を具え、第5クランク(22)に軸スリーブ(23)で軸(24)が嵌合され、軸(24)の別端に第6クランク(25)が設けられ、第6クランク(25)の別端(25’)に位置決め手段(27)により第1プッシュアーム(26)が枢設されならびに第1布案内機構(4)が組み付けられる(図7)。
該第1調整機構(6)は従動手段(62)を具え、該従動手段(62)に取り付け孔(621、622、623)が設けられ、取り付け孔(621)は位置決め手段(6211)の挿通と位置決めに供され、取り付け孔(622)はスイングレバー式調整部(64)の駆動軸(63)の組み付けに供され、取り付け孔(623)は枢軸(611)で連動ブロック(61)に枢設され、ならびに主伝動機構(1)に組み付けられる。
図5は差動布案内行程制御装置の第2押動機構と第1押動機構及び第2布案内機構の組立方式を示す立体分解図である。図示されるように、該主伝動機構(1)の第2クランク(15)の別端(15’)が第2押動機構(3)に組み付けられ(図3)、第2クランクの別端(15’)が枢軸(311)によりクランク(31)の一端(31’)に枢設され、クランク(31)の別端(31”)はミシン(図示せず)内部に固定され、該クランク(31)は軸(32)により駆動され回転し、軸(32)のクランク(31)の一側が軸スリーブ(36)、自潤滑軸受(35)、連動手段(34)及び連動手段(34)内に枢設された連動アーム(37)により、軸(32)のクランク(32)の別側の位置に、自潤滑軸受(39)及び軸スリーブ(38、38’)内に挟まれた連動手段(33)が嵌合され、そのうち、クランク(31)の一側の位置の連動手段(33)が第2調整機構(7)に接続されている。
図6は差動布案内行程制御装置の第2調整機構の立体分解図である。図示されるように、第2調整機構(7)は、クランク(71)の一端(711)により前述の連動手段(33)に枢設され、クランク(71)の別端(712)は軸(721)で連動アーム(72)とクランク(73)に枢設され(図5)、クランク(71)の別端(712)に軸(721)により連動アーム(72)とクランク(73)が枢設され、該クランク(73)の一端(73’)が軸(74)で従動手段(75)に接続され、従動手段(75)に取り付け孔(751、752、753)が開設され、そのうち取り付け孔(751)は軸(74)と接続され、取り付け孔(753)は位置決め手段(76)の挿入と位置決めに供され、取り付け孔(752)はスイングレバー式調整部(79)の駆動軸(78)の組み付けに供される。
図7は差動布案内行程制御装置の第2調整機構と第2布案内機構、及び揺動機構と第1布案内機構の組立方式を示す立体分解図である。図示されるように、第2調整機構(7)の連動アーム(72)の別端(72’)は二つのクランク(57、52)の相互伝動により第2布案内機構(5)を駆動する。
該第1、2布案内機構(4、5)は第1、2スライドアーム(41、51)を具え、第1、2スライドアーム(41、51)の底部に滑り溝(44、54)が設けられて支持軸(55)が組み合わされ、ならびに第1、2スライドアーム(41、51)が支持軸(55)を支点として滑り溝(44、54)の空間を前後にスライドし、さらに第1、2スライドアーム(41、51)の末端に後ろ布案内歯(43)と前布案内歯(53)が設けられる。該第1、2スライドアーム(41、51)の前布案内歯(53)と後ろ布案内歯(43)と反対の別端に、軸棒(84)により揺動機構(8)が組み付けられている。
該揺動機構(8)は位置決め手段(82)により固定され、揺動機構(8)の一端が前述の軸棒(84)上の橇板(81)に組み付けられ、該橇板(81)の別端に組み付け手段(83)により主伝動機構(1)の第1クランク(12)(図3)が組み付けられる。前述の第1布案内機構(4)の末端は組み付け手段(42)により第1押動機構(2)の第1プッシュアーム(26)の別端(26’)に組み付けられ(図4)、該第2布案内機構(5)の末端は第2プッシュアーム(56)により第2押動機構(3)と第2調整機構(7)に接続される(図5、6)。
図2に示されるように、共通軸(11)が外部モータにより駆動された後、主伝動機構(1)の各部品が回転し、主伝動機構(1)の第2クランク(15)が第1(2)の各部品を駆動して往復揺動させ、及び第2押動機構(3)が主伝動機構(1)の駆動を受けて、そのカム(371)の偏心設計を利用し同時に偏心揺動を発生し、これにより第1、2布案内機構(4、5)の第1、2スライドアーム(41、51)を駆動して支持軸(55)を支点として滑り溝(44、54)内を水平往復スライドさせる。これと同時に、主伝動機構(1)の第1クランク(12)もまた揺動機構(8)を駆動して第1、2スライドアーム(41、51)を上下に褶動させ、これにより、第1、2押動機構(2、3)と揺動機構(8)が同期に第1、2布案内機構(4、5)を駆動し、これにより第1、2スライドアーム(41、51)を楕円形軌跡を以て前後に運転させ、前布案内歯(53)と後ろ布案内歯(43)を一定の距離を以て移動させ、布を案内させる。
図2、8は差動布案内行程制御装置を横式直筒ミシン内部に配置した側面図と、差動布案内行程制御装置の第1調整機構の調整方式表示図である。図2に示されるように、第1、2調整機構(6、7)のスイングレバー式調整部(64、79)はミシン(9)の横式作業プラットフォーム(91)の側部(911)外に配置される。これにより、操作者は簡単にスイングレバー式調整部(64、79)を駆動して第1、2押動機構(2、3)のオフセット量を調整でき、これにより第1、2布案内機構(4、5)の前布案内歯(53)と後ろ布案内歯(43)の相対作業行程dを制御し、操作者に布の性質により細かい調整を行なわせることができ、ならびにミシンで異なる弾性の布を縫う時の完全な縫製品質を確保することができる。
また、図8に示されるように、第1調整機構(6)を固定し、第2調整機構(7)のスイングレバー式調整部(79)を調整する説明を以下に行なう。スイングレバー式調整部(79)を上向きに押動し、従動手段(75)を駆動して時計回りに回転させると、連動アーム(72)が下向きに牽引され、さらに第5クランク(22)、クランク(52)及び第2プッシュアーム(56)が時計回りに回転し、最後に第2プッシュアーム(56)が第2スライドアーム(51)を駆動して前進させ、これにより前布案内歯(53)、後ろ布案内歯(43)の間の相対作業行程d(差動送り量)が増す。
同様に、第2調整機構(7)を固定し、第1調整機構(6)を調整する時、スイングレバー式調整部(64)を上向きに押動すると、従動手段(61)が駆動されて時計回りに回転し、連動ブロック(21)、第5クランク(22)、第6クランク(25)及び第1プッシュアーム(26)が時計回りに回転し、最後に第1プッシュアーム(26)が第1スライドアーム(41)を駆動し前向きに移動させ、これにより前布案内歯(53)と後ろ布案内歯(43)の間の相対作業行程d(差動送り量)が減少する。
このほか、縫製作業の要求により、同時に第1、2調整機構(6、7)を調整して、前布案内歯(53)、後ろ布案内歯(43)の間に最大或いは最小の相対作業行程d(差動送り量)を達成させることができる。
図9は横式直筒ミシン内部の油供給システム表示図である。図示されるように、各機構の運動を円滑に行なわせ、摩擦抵抗を減らし、磨損を防止するためには、ミシン(9)の各機構内に改善した油供給システム(94)が必要である。本考案の油供給システム(94)は横式直筒ミシン(9)の機台主体(93)内に配置され、オイルポンプセット(941)、濾過器(942)及び複数の送油管(943)で構成されている。オイルポンプセット(941)の下軸とウォーム(9411)の回転により、潤滑油は油盤より送油管(943)を通り濾過器(942)に進入し、強制的にミシン(9)上座(図示せず)及び差動布案内行程制御装置(400)に送られる(図1)。
図10、11は横式直筒ミシンの油路透視図である。図示されるように、該差動布案内行程制御装置(400)の主伝動機構(1)、第1、2押動機構(2、3)、第1、2布案内機構(4、5)、及び第1、2調整機構(6、7)内には油路(95)(粗い点線で表示されている)及び油孔(96)が設けられ、各機構の各部品が組み合わされる時、油孔(96)は連通状態を形成し、潤滑油が各部品を流れ、機構の高速運転下で、相互間の潤滑油の伝送により、各部品間の潤滑が達成され、油孔(96)が別の油孔(96)と連通しない時、油孔(96)はシール手段Aで封じられ(例えば図5の軸(32)の両端に示されるとおり)、これにより漏油現象の発生が防止され、各伝動機構の順調な運転が確保される。
本考案の横式直筒ミシンの局部外観及び各装置の配置方式表示図である。 本考案中、差動布案内行程制御装置の横式直筒ミシン内部における側面図である。 本考案中、差動布案内行程制御装置の主伝動機構立体分解図である。 本考案中、差動布案内行程制御装置の主伝動機構と第1押動機構及び第1調整機構の組立方式を示す立体分解図である。 本考案中、差動布案内行程制御装置の第2押動機構と第1押動機構及び第2布案内機構の組立方式を示す立体分解図である。 本考案中、差動布案内行程制御装置の第2調整機構の立体分解図である。 本考案中、差動布案内行程制御装置の第2調整機構と第2布案内機構、及び揺動機構と第1布案内機構の組立方式を示す立体分解図である。 本考案中、差動布案内行程制御装置の第1調整機構の調整方式表示図である。 本考案の横式直筒ミシン内部の油供給システム表示図である。 本考案の横式直筒ミシン内部の各機構の油路透視図である。 本考案の横式直筒ミシン内部の各機構の油路透視図である。
符号の説明
(9)ミシン
(92)直筒
(91)横式作業プラットフォーム
(100)自動糸弛め装置
(101)糸接続セット
(102)動力供給器
(103)連動機構
(104)糸掛け器
(105)糸挟持器
(200)張力調整機構
(201)動力源
(202)第3軸心
(203)カム
(300)自動糸切り双方向電磁石装置
(301)糸切りユニット
(302)双方向電磁石
(303)ガイドロッド
(304)水平移動ロッド
(305)微力バネ
(400)差動布案内行程制御装置
(1)主伝動機構
(2)第1押動機構
(3)第2押動機構
(4)第1布案内機構
(5)第2布案内機構
(6)第1調整機構
(7)第2調整機構
(8)揺動機構
(11)共通軸
(12)第1クランク
(121)軸スリーブ
(122)軸受
(123)ワッシャ
(13)第3クランク
(13’)別端
(130)針当機構
(131)針当器
(133)活動体
(134、135)針当
(14)軸スリーブ
(141)軸受
(142)軸受
(15)第2クランク
(15’)別端
(16)位置決め装置
(160)下曲針機構
(161)クランク
(162)曲針
(17)軸スリーブ
(171)軸受
(172)ワッシャリング
(18)第4クランク
(181)組み付け溝
(182)軸
(21、61)連動ブロック
(22)第5クランク
(23)軸スリーブ
(24)軸
(25)第6クランク
(25’)別端
(26)第1プッシュアーム
(27)位置決め手段
(611)枢軸
(62)従動手段
(621、622、623)取り付け孔
(6211)位置決め手段
(63)駆動軸
(64)スイングレバー式調整部
(31)クランク
(31’)一端
(31”)別端
(311)枢軸
(32)軸
(33)連動手段
(34)連動手段
(35)自潤滑軸受
(36)軸スリーブ
(37)連動アーム
(38、38’)軸スリーブ
(39)自潤滑軸受
(71)クランク
(711)一端
(712)別端
(72)連動アーム
(72’)別端
(721)軸
(73)クランク
(73’)一端
(74)軸
(75)従動手段
(751、752、753)取り付け孔
(76)位置決め手段
(78)駆動軸
(79)スイングレバー式調整部
(57、52)クランク
(41)第1スライドアーム
(42)組み付け手段
(51)第2スライドアーム
(43)後ろ布案内歯
(44、54)滑り溝
(53)前布案内歯
(55)支持軸
(56)第2プッシュアーム
(81)橇板
(82)位置決め手段
(83)組み付け手段
(84)軸棒
(93)機台主体
(94)油供給システム
(941)オイルポンプセット
(9411)ウォーム
(942)濾過器
(943)送油管
(95)油路
(96)油孔

Claims (3)

  1. 自動糸弛め装置(100)、張力調整機構(200)、自動糸切り双方向電磁石装置(300)及び差動布案内行程制御装置(400)からなる横式直筒ミシンにおいて、
    該差動布案内行程制御装置(400)は、主伝動機構(1)と、該主伝動機構(1)に駆動され往復揺動する第1、2押動機構(2、3)と、該第1、2押動機構(2、3)に接続された第1、2調整機構(6、7)と、主伝動機構(1)に駆動される揺動機構(8)と、第2押動機構(3)に駆動されて水平往復スライドし揺動機構(8)に駆動されて上下に褶動して楕円形軌跡を描いて前後に運転すると共に他の各機構と垂直を呈するように配置されならびに相互に伝動する第1、2布案内機構(4、5)と、を具え、
    第1、2布案内機構(4、5)とその他の各機構間が垂直に配置されならびに相互に伝動して第1、2布案内機構(4、5)の間の作業行程が制御され、これにより布を案内し、ならびに第1、2調整機構(6、7)により第1、2押動機構(2、3)のオフセット量が調整されて、有効にその相対作業行程が制御されることを特徴とする、横式直筒ミシン。
  2. 請求項1記載の横式直筒ミシンにおいて、主伝動機構(1)が共通軸(11)を具え、該共通軸(11)の一端に第1クランク(12)、第2クランク(15)、及び第3クランク(13)が順に嵌合され、該第1クランク(12)が軸受(122)を具えた軸スリーブ(121)に嵌合され、さらに軸スリーブ(121)が共通軸(11)の一端に螺子止めされ、該第3クランク(13)は軸受(141)を具えた軸スリーブ(14)の一端に嵌合され、その後、ワッシャ(123)を介して第1クランク(12)の傍らに組み付けられ、該軸スリーブ(14)のもう一端に軸受(142)が嵌合され、軸受(142)の外周に第2クランク(15)が嵌合され、第2クランク(15)の軸受(14)と反対側に位置決め装置(16)が配置されて共通軸(11)及び下曲針機構(160)が組み付けられ、該共通軸(11)の第1クランク(12)と反対の一端に軸スリーブ(17)が嵌合され、該軸スリーブ(17)に軸受(171)とワッシャ(172)が配置され、軸スリーブ(17)に第4クランク(18)が嵌合され、且つ共通軸(11)に別に第2押動機構(3)の連動アーム(37)、軸受(371)及びカム(372)が嵌合され、該連動アーム(37)がカム(372)の偏心設計により、押動機構の作動方式を達成し、そのうち該第4クランク(18)の一端に組み付け溝(181)が設けられ、軸(182)により二つの連動ブロック(21、61)が枢設され、該連動ブロック(21、61)は第1押動機構(2)と第1調整機構(6)の接続に供され、該第1押動機構(2)は、連動ブロック(21)に枢設された第5クランク(22)を具え、第5クランク(22)に軸スリーブ(23)で軸(24)が嵌合され、軸(24)の別端に第6クランク(25)が設けられ、第6クランク(25)の別端(25’)に位置決め手段(27)により第1プッシュアーム(26)が枢設されならびに第1布案内機構(4)が組み付けられ、該主伝動機構(1)の第2クランク(15)の別端(15’)が第2押動機構(3)に組み付けられ、第2クランクの別端(15’)が枢軸(311)によりクランク(31)の一端(31’)に枢設され、クランク(31)の別端(31”)はミシン内部に固定され、該クランク(31)は軸(32)により駆動され回転し、軸(32)のクランク(31)の一側の位置に軸スリーブ(36)、自潤滑軸受(35)、連動手段(34)及び連動手段(34)内に枢設された連動アーム(37)により、軸(32)のクランク(32)の別側の位置に、自潤滑軸受(39)及び軸スリーブ(38、38’)内に挟まれた連動手段(33)が嵌合され、そのうち、クランク(31)の一側の位置の連動手段(33)が第2調整機構(7)に接続され、第1布案内機構(4)の末端は組み付け手段(42)により第1押動機構(2)の第1プッシュアーム(26)に組み付けられ、該第2布案内機構(5)の末端は第2プッシュアーム(56)により第2押動機構(3)と第2調整機構(7)に接続され、第1調整機構(6)は従動手段(62)を具え、該従動手段(62)に取り付け孔(621、622、623)が設けられ、取り付け孔(621)は位置決め手段(6211)の挿通と位置決めに供され、取り付け孔(622)はスイングレバー式調整部(64)の駆動軸(63)の組み付けに供され、取り付け孔(623)は枢軸(611)で連動ブロック(61)に枢設され、第2調節機構(7)はクランク(71)の一端(711)により前述の連動手段(33)に枢設され、クランク(71)の別端(712)は軸(721)で連動アーム(72)とクランク(73)に枢設され、このクランク(73)の一端(73’)が軸(74)で従動手段(75)に接続され、従動手段(75)に取り付け孔(751、752、753)が開設され、そのうち取り付け孔(751)は軸(74)と接続され、取り付け孔(753)は位置決め手段(76)の挿入と位置決めに供され、取り付け孔(752)はスイングレバー式調整部(79)の駆動軸(78)の組み付けに供され、第2調整機構(7)の連動アーム(72)の別端(72’)は二つのクランク(57、52)の相互伝動により第2布案内機構(5)を駆動し、第1、2布案内機構(4、5)は第1、2スライドアーム(41、51)を具え、第1、2スライドアーム(41、51)の底部に滑り溝(44、54)が設けられて支持軸(55)が組み合わされ、ならびに第1、2スライドアーム(41、51)が支持軸(55)を支点として滑り溝(44、54)の空間を前後にスライドし、さらに第1、2スライドアーム(41、51)の末端に後ろ布案内歯(43)と前布案内歯(53)が設けられ、該第1、2スライドアーム(41、51)が前布案内歯(53)と後ろ布案内歯(43)の別の末端に対応し、軸棒(84)により第1、2スライドアーム(41、51)が揺動機構(8)に組み付けられ、該揺動機構(8)は軸棒(84)に組み付けられる橇板(81)を具え、橇板(81)の別端に組み付け手段(83)により主伝動機構(1)の第1クランク(12)が組み付けられたことを特徴とする、横式直筒ミシン。
  3. 請求項1記載の横式直筒ミシンにおいて、主伝動機構(1)、第1、2押動機構(2、3)及び第1、2調整機構(6、7)内に油路(95)と油孔(96)が開設され、各機構の各部品が組み付けられる時に、油孔(96)が連通状態を形成することを特徴とする、横式直筒ミシン。
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