JP3106070B2 - 字光性ナンバープレート - Google Patents

字光性ナンバープレート

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JP3106070B2
JP3106070B2 JP27994994A JP27994994A JP3106070B2 JP 3106070 B2 JP3106070 B2 JP 3106070B2 JP 27994994 A JP27994994 A JP 27994994A JP 27994994 A JP27994994 A JP 27994994A JP 3106070 B2 JP3106070 B2 JP 3106070B2
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雅昭 松岡
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ワールドオートプレート株式会社
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  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は字光性ナンバープレート、
さらに詳細には、光透過後の文字が地色になりにくい色
で文字が表示される字光性ナンバープレートに関する。
【0002】
【従来技術および問題点】字光性ナンバープレートは図
4及び図5に示すように、偏平なケース1の全面に取り
付けられた開閉枠2に、文字部分3を打ち抜き、その文
字部分に規定の地色に着色さた透明な合成樹脂製文字4
を貼着したナンバープレート本体5を固定すると共に、
ケース1内部に照明灯6を設けて成るものであり、夜間
などにナンバープレート本体5の文字4を前記照明灯6
により光るようにしたものである。
【0003】このような字光性ナンバープレートは前記
合成樹脂製文字4を光らせることにより、遠距離からナ
ンバープレートを識別しうるようにしたものであるが、
照明灯6の真上は強く光り、一方照明灯6より遠い文字
4は暗くなるというように、文字4の光り方にむらを生
じるという欠点があった。
【0004】このため、現在においては、ナンバープレ
ート本体5と照明灯6間に、照明灯6に相当する部分に
黒色塗料7を周囲に行くにしたがって薄くなるように焼
付けた乳白色半透明の光線分散板8(図6)を介在さ
せ、照明灯6真上ないし近傍における光量を減少せしめ
ることにより、文字4が均等に光るようにしている(実
公昭53−16308号)。そして、この光線分散板8
としては、現実には乳白色半透明のポリプロピレン板が
用いられている。
【0005】上述のようなナンバープレートにおいて、
日本においては、たとえば自家用普通乗用車は法律によ
り文字4は緑色であり、ナンバープレート本体5は白色
である。この場合、半透明の合成樹脂製の文字4は照明
灯(電球)6により、同様に緑色に光ることが知られて
いる。
【0006】しかしながら、たとえば自家用軽自動車の
場合、ナンバープレート本体5の色は黄色であり、一方
文字4は黒色になっている。このような色配置の場合、
照明灯6の光を半透明の黒色文字4に透過させ、光らせ
ようとすると、赤みを帯びた文字となり、黒色の文字が
浮かび上がることがないという欠点があった。このため
法律に適合しなくなり、実質上軽自動車のナンバープレ
ートとして使用することはできなかった。
【0007】
【発明の目的】本発明は上述の点に鑑みなされたもので
あり、光を透過したときに文字を構成する合成樹脂の地
色と異なる色彩になる文字を有する字光性ナンバープレ
ートの前記文字を地色で浮かび上がらせる字光性ナンバ
ープレートを提供することを目的とする。
【0008】
【問題点を解決するための手段】したがって本発明によ
る字光性ナンバープレートは、文字部分を打抜き、合成
樹脂文字を前記文字部分に貼着したナンバープレート本
体と、前記ナンバープレート本体の裏面側に配置された
照明灯を有する字光性ナンバープレートにおいて、前記
文字は所定の文字形状と黒色の着色を呈する不透明な文
字部とこの文字部の周囲に設けられた透明又は半透明の
ナンバープレート本体と同色のはみ出し幅5〜10mm
透光部とを有することを特徴とするものである。
【0009】本発明による字光性ナンバープレートの一
実施例を図面に基づき説明する。
【0010】本発明によるナンバープレートは、基本的
には、図4から図6に示すような構造を有している。す
なわち、ケース1の前面に取り付けられた開閉枠2に、
文字部分3を打ち抜き、その文字部分3に規定地色に着
色された合成樹脂文字4を貼着したナンバープレート本
体5固定し、さらにケース1内部に前記文字4を浮き
上がらせるための照明灯6が適当な位置に取り付けられ
た構造を有している。そして照明灯6とナンバープレー
ト本体5の間に、たとえば図6で示したような光分散板
8を設けた構造になっている。
【0011】本発明による字光性ナンバープレートに使
用される文字4は、図1、図2、図3に示されるよう
に、文字4は、所定の文字形状と黒色を呈し、かつ不透
明の文字部41と前記ナンバープレート本体5の色と同
色で、かつ半透明又は透明の透光部42を前記文字部4
1に周囲に有している。この実施例においては、中抜き
部を有する文字「8」の文字が開示されている。
【0012】前記透光部42の文字部41の周囲にはみ
出す幅は、好ましくは5〜10mmであるのがよい。5
mm未満であると、文字4がこの透光部42を透光する
光によって浮き上がらず、遠方から浮き上がった文字を
視認するのが困難になる恐れがあり、一方10mmを越
えると、反対に周囲が明るくなり過ぎて、前記文字部4
1が視認しにくくなる恐れがあるからである。
【0013】前述のように前記文字部41は所定色に着
色され、かつ不透明になっていて、照明灯6の光を透過
しないようになっている。一方透光部42はナンバープ
レーと本体5と同一色に着色されており、さらに光が透
過可能になっていると共に、文字部分3に挿入するため
の足部421が設けられている。さらに前記文字部分3
に足部421が挿入されたときに係止し、かつ文字部分
3と透光部42の透き間より照明灯6の光が漏れないよ
うにするための係止部分422が備えられている。
【0014】さらに、前記文字「8」、「4」、「0」
のように中抜き部分がある文字においては、前記文字部
41の中抜き部分に凹み411を設けるように成型し、
ナンバープレート本体5と同様な金属製の、同一色彩の
中子9を前記凹み411に設置する。このように中子9
を設置することによって、照明灯6の光が前記中抜き部
分から透過することがなくなる。
【0015】中抜き部分のない文字、例えば「1」の場
合は、文字部41の周囲に透光部42を設けたものを、
そのまま前記文字部分3に設置することができる。
【0016】前述のように構成された文字4をナンバー
プレート本体5の文字部分3に挿入し、圧着して製造す
ることができる(図3参照)。
【0017】このような文字4は、たとえば二色成型法
によって容易に製造可能である。
【0018】
【作用】本発明による字光性ナンバープレートによれ
ば、照明灯6を付けたときに、光は透光部42を通過し
て光ることになる。一方文字部41は不透明に構成され
ているので、光を通過させず、前記透光部42の光によ
って浮かび上がることになる。このとき文字部41は白
熱灯の光が透過することはないので、所定色の文字が浮
かび上がることになる。
【0019】このとき、前記「8」のような中抜き部分
がある文字においては、透光部42を構成する樹脂中に
埋設するように形成してもよいが、この場合中抜き部分
は透明又は半透明になり(透光部42の材料が中抜き部
分に充填されるため)、照明灯の光が透過することにな
る。このように中抜き部分からも光が透過すると、遠方
からの視認性が損なわれることになり、好ましくない。
したがって、前記実施例においては、文字部41の中抜
き部分に凹部411を形成させて、金属製の中子9を挿
入し、少なくとも文字部41と同一水平面上になるよう
にしているとともに、光を透過させないようにしてい
る。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による字光
性ナンバープレートによれば、所定の色の不透明な文字
部の周囲に所定幅でナンバープレート本体と同一色の透
光部を設けたため、ナンバープレート本体に取付けられ
た文字を光によって浮かび上がらせ、所定の色で表示す
ることが可能になると言う利点がある。さらに、中抜き
部を有する文字にあっては、前記中抜き部に中子を挿入
することによって、良好に所定色の文字を浮かび上げる
ことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の字光性ナンバープレートの
一部正面図。
【図2】本発明の文字の断面図。
【図3】本発明の文字をナンバープレート本体に熱圧着
したときの断面図。
【図4】従来の字光性ナンバープレートの正面図。
【図5】開閉枠を開いたときの正面図。
【図6】従来の光分散板の正面図。
【符号の説明】
1 ケース 2 開閉枠 3 文字部分 4 文字 41 文字部 42 透光部 421 足部 422 係止部分 5 ナンバープレート本体 6 照明灯 7 塗料(シール) 8 光分散板 9 中子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−127593(JP,A) 特開 平3−186446(JP,A) 実開 昭63−202544(JP,U) 実開 昭58−41641(JP,U) 実開 昭59−82285(JP,U) 実開 昭63−92382(JP,U) 実開 昭61−71547(JP,U) 実開 平3−16545(JP,U) 実開 平2−62586(JP,U) 登録実用新案3007892(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09F 13/04 B60Q 1/56 B60R 13/00 - 13/10 G02B 3/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字部分を打抜き、合成樹脂文字を前記
    文字部分に貼着したナンバープレート本体と、前記ナン
    バープレート本体の裏面側に配置された照明灯を有する
    字光性ナンバープレートにおいて、前記文字は所定の文
    字形状と黒色の着色を呈する不透明な文字部とこの文字
    部の周囲に設けられた透明又は半透明の、ナンバープレ
    ート本体と同色のはみ出し幅5〜10mmの透光部とを有
    することを特徴とする字光性ナンバープレート。
  2. 【請求項2】 前記文字が中抜き部を有する文字である
    とき、前記文字部の中抜き部に、ナンバープレート本体
    と同色の中子を挿入することを特徴とする請求項1記載
    字光性ナンバープレート。
JP27994994A 1994-10-19 1994-10-19 字光性ナンバープレート Expired - Fee Related JP3106070B2 (ja)

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JPH08123342A JPH08123342A (ja) 1996-05-17
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