JP3105484B2 - 密閉型炉および煙道のシール装置 - Google Patents
密閉型炉および煙道のシール装置Info
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- JP3105484B2 JP3105484B2 JP09314761A JP31476197A JP3105484B2 JP 3105484 B2 JP3105484 B2 JP 3105484B2 JP 09314761 A JP09314761 A JP 09314761A JP 31476197 A JP31476197 A JP 31476197A JP 3105484 B2 JP3105484 B2 JP 3105484B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、溶融還元炉や各
所冶金炉やCO、H2 などの可燃性流体を取り扱う化学
プラント用反応炉や可燃性流体を通す煙道などの、炉又
は煙道の開閉部の周囲に相対向する外向きのフランジを
備え、両フランジ間をボルトなどの締め具を介して締め
付ける構造の密閉型炉あるいは煙道におけるフランジ間
のシール装置に関するものである。
所冶金炉やCO、H2 などの可燃性流体を取り扱う化学
プラント用反応炉や可燃性流体を通す煙道などの、炉又
は煙道の開閉部の周囲に相対向する外向きのフランジを
備え、両フランジ間をボルトなどの締め具を介して締め
付ける構造の密閉型炉あるいは煙道におけるフランジ間
のシール装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】たとえば溶融還元プラントでは、炉修な
どのために、炉を上下に分割したり、炉天井部を取り外
せるような構造にすることがある。この種の炉は通常、
開閉部の周囲に外向きのフランジを備えており、両フラ
ンジ間にノンアスベストシート(耐熱性グランドパッキ
ン)かパイプ式パッキンなどのシール部材を介在させた
うえで、フランジ間を締め具等を介して締め付けること
により密封する構造のものが一般的である。また、この
種の炉で使用されているシール部材は、耐熱性が要求さ
れることが多く、硬質ゴムなどからなる弾性変形しにく
い材質のものがほとんどである。
どのために、炉を上下に分割したり、炉天井部を取り外
せるような構造にすることがある。この種の炉は通常、
開閉部の周囲に外向きのフランジを備えており、両フラ
ンジ間にノンアスベストシート(耐熱性グランドパッキ
ン)かパイプ式パッキンなどのシール部材を介在させた
うえで、フランジ間を締め具等を介して締め付けること
により密封する構造のものが一般的である。また、この
種の炉で使用されているシール部材は、耐熱性が要求さ
れることが多く、硬質ゴムなどからなる弾性変形しにく
い材質のものがほとんどである。
【0003】その他の先行技術に、実公平6−3647
7号公報に記載のものがある。同公報に記載のシール装
置は、圧着される環状のパッキン(弾性変形しにくいシ
ール部材)により加圧室を形成してその加圧室内に不活
性ガスを圧入する構造からなる。
7号公報に記載のものがある。同公報に記載のシール装
置は、圧着される環状のパッキン(弾性変形しにくいシ
ール部材)により加圧室を形成してその加圧室内に不活
性ガスを圧入する構造からなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のシール装置(上記公報に記載のものを含む)に
は、次のような改良すべき点がある。
た従来のシール装置(上記公報に記載のものを含む)に
は、次のような改良すべき点がある。
【0005】 上記したパッキンなどの従来のシール
部材は柔軟性を欠くため、一度強く締め付けられると圧
縮変形するので、繰り返し使用するのは無理である。
部材は柔軟性を欠くため、一度強く締め付けられると圧
縮変形するので、繰り返し使用するのは無理である。
【0006】 従来のシール部材は大きな圧下力を加
えて圧縮変形させることによって密着させ、シール機能
を発揮させるので、シール部材を挟み込むフランジの強
度やフランジ同士を締め付けるためのボルト・ナットな
どの締め具の強度を大きくする必要があり、重量が増大
するとともにコストアップになる。
えて圧縮変形させることによって密着させ、シール機能
を発揮させるので、シール部材を挟み込むフランジの強
度やフランジ同士を締め付けるためのボルト・ナットな
どの締め具の強度を大きくする必要があり、重量が増大
するとともにコストアップになる。
【0007】 シール部材をフランジ面に密着させる
必要があるため、フランジ面の仕上げ精度を高くしなけ
ればならないが、フランジの外径が10m以上と大きい
ものになると、機械加工が困難であり、適正な精度を得
にくい。
必要があるため、フランジ面の仕上げ精度を高くしなけ
ればならないが、フランジの外径が10m以上と大きい
ものになると、機械加工が困難であり、適正な精度を得
にくい。
【0008】 熱負荷の大きい炉になると、フランジ
が歪むおそれがあり、シール性が悪化する。
が歪むおそれがあり、シール性が悪化する。
【0009】 上記公報に記載のシール装置は、上記
〜に記載の改良すべき点に加えて、内外二重のパッ
キンのいずれの側からもガス漏れが生じるおそれがある
ために、シールガスの吹き込み量を増やさなければなら
ない。
〜に記載の改良すべき点に加えて、内外二重のパッ
キンのいずれの側からもガス漏れが生じるおそれがある
ために、シールガスの吹き込み量を増やさなければなら
ない。
【0010】 内外のシール部材間を緊締部材で連結
して使用するので、一方のシール部材が損傷しても両方
とも交換する必要があり、不経済である。
して使用するので、一方のシール部材が損傷しても両方
とも交換する必要があり、不経済である。
【0011】この発明は上述の点に鑑みなされたもの
で、シール性が良好で、吹き込むべきガス量が少なくて
すみ、しかもシール部材が繰り返し使用に耐え寿命が長
い、密閉型炉および煙道のシール装置を提供することを
目的としている。
で、シール性が良好で、吹き込むべきガス量が少なくて
すみ、しかもシール部材が繰り返し使用に耐え寿命が長
い、密閉型炉および煙道のシール装置を提供することを
目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明にかかるシール装置は、炉又は煙道の開閉部
の周囲に上下に相対向する外向きのフランジを備え、両
フランジ間をボルトなど締め具を介して締め付ける構造
の密閉型炉および煙道のシール装置において、前記フラ
ンジの相対向面間の内周寄りと外周寄りとにそれぞれ環
状のシール部材を配装するとともに、内外の両シール部
材間に前記炉内圧力よりもわずかに高い圧力のガスの供
給路を設け、前記外周寄りのシール部材を、前記ガス供
給路より導入されるガス圧により弾性変形可能な柔軟性
に富む材質にし、 前記外周寄りのシール部材を配装す
る一対のフランジ面に、環状溝をそれぞれ形成し、該シ
ール部材を両方の環状溝に跨がって装入するとともに、
上部フランジから吊下した支持具により環状の防熱板又
は防熱シール材を吊設することによって、前記柔軟性に
富むシール部材の下面側を支持している。
めに本発明にかかるシール装置は、炉又は煙道の開閉部
の周囲に上下に相対向する外向きのフランジを備え、両
フランジ間をボルトなど締め具を介して締め付ける構造
の密閉型炉および煙道のシール装置において、前記フラ
ンジの相対向面間の内周寄りと外周寄りとにそれぞれ環
状のシール部材を配装するとともに、内外の両シール部
材間に前記炉内圧力よりもわずかに高い圧力のガスの供
給路を設け、前記外周寄りのシール部材を、前記ガス供
給路より導入されるガス圧により弾性変形可能な柔軟性
に富む材質にし、 前記外周寄りのシール部材を配装す
る一対のフランジ面に、環状溝をそれぞれ形成し、該シ
ール部材を両方の環状溝に跨がって装入するとともに、
上部フランジから吊下した支持具により環状の防熱板又
は防熱シール材を吊設することによって、前記柔軟性に
富むシール部材の下面側を支持している。
【0013】上記構成を有するシール装置によれば、外
周側のシール部材は柔軟性に富んで優れた密着性がある
のに加えて、大気圧より高いシール用のガスが外周側シ
ール部材内に供給されることによって、シール部材はフ
ランジ面間に押し付けられて密着されるため、シール性
が高い。なお、内周側のシール部材は外周側に比べて柔
軟性に欠けるのでシール性はやや劣るが、炉内圧(又は
煙道内圧)より高いシール用ガスがシール部材の背面側
に供給されているため、シール部材から炉(又は煙道)
内(以下、単に炉内という)へシール用ガスが流入する
ことはあっても、炉内のガスが内周側のシール部材を通
って漏れ出すことはない。しかも、シール用ガスの圧力
は炉内圧よりもわずかに高くなる程度にしか設定してい
ないので、炉内側へ漏れ出すガス量はわずかであり、供
給するシール用ガスの量を極めて少量に抑えることがで
きる。また、シール用ガス圧の作用によってシール部材
は上下の環状溝の内周面に強く押し付けられて密着する
ので、フランジ間が確実に密封される。そのうえ、締め
具による締め付けは、シール部材が圧縮変形するほど大
きな力で締め付ける必要がないため、締付作業が容易で
あり、またシール部材に作用する圧縮力が従来に比べて
かなり小さくなるので、シール部材の寿命が延び、繰り
返して使用できるようになる。さらに、たとえば下側の
炉の耐火物を補修する際に上側の炉(上下のフランジ
間)を開放したときに、下側の炉内や炉の耐火物などか
らの放射熱を防熱板又は防熱シール材が遮ることによ
り、柔軟性に富むため熱的損傷を受けやすいシール部材
が保護される。
周側のシール部材は柔軟性に富んで優れた密着性がある
のに加えて、大気圧より高いシール用のガスが外周側シ
ール部材内に供給されることによって、シール部材はフ
ランジ面間に押し付けられて密着されるため、シール性
が高い。なお、内周側のシール部材は外周側に比べて柔
軟性に欠けるのでシール性はやや劣るが、炉内圧(又は
煙道内圧)より高いシール用ガスがシール部材の背面側
に供給されているため、シール部材から炉(又は煙道)
内(以下、単に炉内という)へシール用ガスが流入する
ことはあっても、炉内のガスが内周側のシール部材を通
って漏れ出すことはない。しかも、シール用ガスの圧力
は炉内圧よりもわずかに高くなる程度にしか設定してい
ないので、炉内側へ漏れ出すガス量はわずかであり、供
給するシール用ガスの量を極めて少量に抑えることがで
きる。また、シール用ガス圧の作用によってシール部材
は上下の環状溝の内周面に強く押し付けられて密着する
ので、フランジ間が確実に密封される。そのうえ、締め
具による締め付けは、シール部材が圧縮変形するほど大
きな力で締め付ける必要がないため、締付作業が容易で
あり、またシール部材に作用する圧縮力が従来に比べて
かなり小さくなるので、シール部材の寿命が延び、繰り
返して使用できるようになる。さらに、たとえば下側の
炉の耐火物を補修する際に上側の炉(上下のフランジ
間)を開放したときに、下側の炉内や炉の耐火物などか
らの放射熱を防熱板又は防熱シール材が遮ることによ
り、柔軟性に富むため熱的損傷を受けやすいシール部材
が保護される。
【0014】
【0015】
【0016】請求項2記載のように、前記内周寄りのシ
ール部材も、前記供給路より導入されるガス圧により弾
性変形可能な柔軟性に富む材質にすることができる。こ
の場合に、内周寄りのシール部材のさらに内側に、通常
(弾性変形しにくい)のシール部材を配装することもで
きる。
ール部材も、前記供給路より導入されるガス圧により弾
性変形可能な柔軟性に富む材質にすることができる。こ
の場合に、内周寄りのシール部材のさらに内側に、通常
(弾性変形しにくい)のシール部材を配装することもで
きる。
【0017】この構成のシール装置によれば、外周側と
同様に弾性変形しやすい柔軟性に富むシール部材を内周
側にも使用したので、内外両方のシール部材がフランジ
面間に押し付けられて密着されるから、シール性が大幅
に向上するうえに、シール部材間の密閉空間(圧力室)
内に供給されるシール用ガスが漏れ出しにくいので、ガ
ス供給量が大幅に削減される。
同様に弾性変形しやすい柔軟性に富むシール部材を内周
側にも使用したので、内外両方のシール部材がフランジ
面間に押し付けられて密着されるから、シール性が大幅
に向上するうえに、シール部材間の密閉空間(圧力室)
内に供給されるシール用ガスが漏れ出しにくいので、ガ
ス供給量が大幅に削減される。
【0018】請求項3記載のように、前記環状の防熱板
又は防熱シール材を、前記支持具を介して外部駆動力に
より昇降可能に構成することができる。
又は防熱シール材を、前記支持具を介して外部駆動力に
より昇降可能に構成することができる。
【0019】この構成のシール装置によれば、上側炉
(上下のフランジ間)の開放時に、シール部材を防熱板
とともに上昇させることによって、下側炉とシール部材
との距離が開くとともに、シール部材の下面側を防熱板
でカバーするので、下側炉からの高温の放射熱を受けて
も確実に保護され、シール部材を繰り返し使用すること
ができる。
(上下のフランジ間)の開放時に、シール部材を防熱板
とともに上昇させることによって、下側炉とシール部材
との距離が開くとともに、シール部材の下面側を防熱板
でカバーするので、下側炉からの高温の放射熱を受けて
も確実に保護され、シール部材を繰り返し使用すること
ができる。
【0020】請求項4に記載のように、前記フランジ
に、冷却風吹き出し口を前記柔軟性に富むシール部材の
背面に臨ませて設けるとよい。
に、冷却風吹き出し口を前記柔軟性に富むシール部材の
背面に臨ませて設けるとよい。
【0021】この構成のシール装置によれば、フランジ
の開放時に冷却風吹き出し口から冷却空気を吹き込んで
シール部材の特に背面側を冷却することにより、シール
部材の熱による損傷が防止される。
の開放時に冷却風吹き出し口から冷却空気を吹き込んで
シール部材の特に背面側を冷却することにより、シール
部材の熱による損傷が防止される。
【0022】請求項5に記載のように、前記フランジの
前記柔軟性に富むシール部材付近に、冷却ジャケットを
設けることもできる。
前記柔軟性に富むシール部材付近に、冷却ジャケットを
設けることもできる。
【0023】この構成のシール装置によれば、フランジ
内の冷却ジャケットに冷却空気や冷却水を流通させるこ
とにより、シール部材を冷却することができるので、シ
ール部材の熱損傷が防止される。
内の冷却ジャケットに冷却空気や冷却水を流通させるこ
とにより、シール部材を冷却することができるので、シ
ール部材の熱損傷が防止される。
【0024】
【0025】
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる密閉型炉の
シール装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
シール装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0027】図1はシール装置を溶融還元炉のフランジ
間に適用した本発明の参考例を示す要部の拡大断面図で
ある。
間に適用した本発明の参考例を示す要部の拡大断面図で
ある。
【0028】図1に示すように、溶融還元炉1は上下方
向に開閉可能に分割されており、上部還元炉1Aと下部
還元炉1Bとの開口部の周囲に外向きのフランジ2・3
がそれぞれ一体に形成されている。上部還元炉1Aと下
部還元炉1Bを構成する鉄皮の内面には、耐火物1cが
それぞれ内張りされている。フランジ2・3の内周寄り
には、環状のノンアスベスト製シール部材(例えば、耐
熱性グランドパッキン)6が上部フランジ2の下面又は
下部フランジ3の上面に耐熱性接着剤で貼着されてい
る。またフランジ2・3の外周寄りには環状溝4・5が
相対向してそれぞれ形成され、上下の環状溝4・5に跨
がるように、断面長方形で帯状に連続する環状のシール
部材7が配装されている。このシール部材7は、内側の
シール部材6と違って弾性変形しやすい柔軟性に富むシ
ール部材で、たとえば耐熱性のある(耐熱温度150℃
以上)シリコンゴムで形成されている。シール部材7の
外周面の上部付近は上部フランジ2の環状溝4の内周面
に、耐熱性接着剤で溶融還元炉1の開放時に上部フラン
ジ2からシール部材7が落下しない程度に貼着されてい
る。
向に開閉可能に分割されており、上部還元炉1Aと下部
還元炉1Bとの開口部の周囲に外向きのフランジ2・3
がそれぞれ一体に形成されている。上部還元炉1Aと下
部還元炉1Bを構成する鉄皮の内面には、耐火物1cが
それぞれ内張りされている。フランジ2・3の内周寄り
には、環状のノンアスベスト製シール部材(例えば、耐
熱性グランドパッキン)6が上部フランジ2の下面又は
下部フランジ3の上面に耐熱性接着剤で貼着されてい
る。またフランジ2・3の外周寄りには環状溝4・5が
相対向してそれぞれ形成され、上下の環状溝4・5に跨
がるように、断面長方形で帯状に連続する環状のシール
部材7が配装されている。このシール部材7は、内側の
シール部材6と違って弾性変形しやすい柔軟性に富むシ
ール部材で、たとえば耐熱性のある(耐熱温度150℃
以上)シリコンゴムで形成されている。シール部材7の
外周面の上部付近は上部フランジ2の環状溝4の内周面
に、耐熱性接着剤で溶融還元炉1の開放時に上部フラン
ジ2からシール部材7が落下しない程度に貼着されてい
る。
【0029】また、上記の内外のシール部材6と7のほ
ぼ中間位置において、上部フランジ2に上下に貫通する
シールガス供給路(吹き込み孔)8が穿設され、供給路
8の上端開口にシールガス供給管8’が接続されてい
る。シールガスとしては通常、窒素ガスなどの不活性ガ
スが使用されるが、本例の場合、溶融還元炉1内の圧力
が3.0kg/cm2・Gであるので、シールガスの圧力
は炉1の内圧よりわずかに高め、たとえば3.1kg/
cm2・Gに設定される。そして、フランジ2・3の外周
縁部には断面コの字形の締め具9が、円周方向の全周に
わたるかあるいは円周方向に間隔をあけて装着され、締
め具9に備えられた締付機構(図示せず)を締め付ける
ことによって、フランジ2・3間を緊締できるようにな
っている。
ぼ中間位置において、上部フランジ2に上下に貫通する
シールガス供給路(吹き込み孔)8が穿設され、供給路
8の上端開口にシールガス供給管8’が接続されてい
る。シールガスとしては通常、窒素ガスなどの不活性ガ
スが使用されるが、本例の場合、溶融還元炉1内の圧力
が3.0kg/cm2・Gであるので、シールガスの圧力
は炉1の内圧よりわずかに高め、たとえば3.1kg/
cm2・Gに設定される。そして、フランジ2・3の外周
縁部には断面コの字形の締め具9が、円周方向の全周に
わたるかあるいは円周方向に間隔をあけて装着され、締
め具9に備えられた締付機構(図示せず)を締め付ける
ことによって、フランジ2・3間を緊締できるようにな
っている。
【0030】上記のようにして参考例のシール装置10
が構成されるが、このシール装置10によると、外周側
のシール部材7は柔軟性に富んでおり、大気圧よりかな
り高いシールガスが供給されることにより、上下の環状
溝4・5の内周面に強く押し付けられて密着する。この
結果、フランジ2・3間は確実にシールされる。なお、
内周側のシール部材6のシール性はやや劣るが、シール
ガスが供給されているため、炉1内へシールガスが流入
することはあるが、炉1内の高温(通常、1000℃以
上)の可燃性ガスがシール部材6の外側へ漏れ出すこと
はない。しかも、シールガスの圧力を炉1の内圧よりも
わずかに(0.1kg/cm2・G)高くしか設定してい
ないので、供給するシールガスの量は極めて低く抑える
ことができる。また、締め具9による締め付けも、従来
と違ってシール部材6が圧縮変形するほど大きな力で締
め付ける必要がなく、すなわち上下の両フランジ2・3
が炉1の内圧(にほぼ等しい圧力)で押し広げられよう
とする力に対抗できる締め付け力があれば十分であるの
で、締め具9による締め付け作業も容易であり、またシ
ール部材6(シール部材7はもちろんのこと)に作用す
る圧下力が従来に比べて小さくなるので、寿命が延びる
だけでなく、シール部材6およびシール部材7の繰り返
しの使用が可能になる。
が構成されるが、このシール装置10によると、外周側
のシール部材7は柔軟性に富んでおり、大気圧よりかな
り高いシールガスが供給されることにより、上下の環状
溝4・5の内周面に強く押し付けられて密着する。この
結果、フランジ2・3間は確実にシールされる。なお、
内周側のシール部材6のシール性はやや劣るが、シール
ガスが供給されているため、炉1内へシールガスが流入
することはあるが、炉1内の高温(通常、1000℃以
上)の可燃性ガスがシール部材6の外側へ漏れ出すこと
はない。しかも、シールガスの圧力を炉1の内圧よりも
わずかに(0.1kg/cm2・G)高くしか設定してい
ないので、供給するシールガスの量は極めて低く抑える
ことができる。また、締め具9による締め付けも、従来
と違ってシール部材6が圧縮変形するほど大きな力で締
め付ける必要がなく、すなわち上下の両フランジ2・3
が炉1の内圧(にほぼ等しい圧力)で押し広げられよう
とする力に対抗できる締め付け力があれば十分であるの
で、締め具9による締め付け作業も容易であり、またシ
ール部材6(シール部材7はもちろんのこと)に作用す
る圧下力が従来に比べて小さくなるので、寿命が延びる
だけでなく、シール部材6およびシール部材7の繰り返
しの使用が可能になる。
【0031】図2はシール装置についての本発明の第2
参考例を示すもので、図1に対応する断面図である。図
2に示すシール装置20は、たとえば化学プラント用の
炉1内の温度が比較的低い場合に適用されるもので、上
記第1参考例と相違するところは次の点である。すなわ
ち、上記第1参考例のシール装置10において内周側の
弾性変形しにくいシール部材6に代えて、シール部材7
と同様に弾性変形しやすい柔軟性に富むシール部材17
を使用したこと、そしてそのために、フランジ2・3の
内周側にも環状溝14・15を相対向してそれぞれ形成
し、上下の環状溝14・15に跨がるように環状のシー
ル部材17を配装したことである。また、上下の炉1A
・1Bの内面には、耐火物1cに代えて耐薬品性物質1
dをコーティングしている。なお、上記参考例と共通す
る部材には同一の符号を用いて示し、説明を省略してい
る。
参考例を示すもので、図1に対応する断面図である。図
2に示すシール装置20は、たとえば化学プラント用の
炉1内の温度が比較的低い場合に適用されるもので、上
記第1参考例と相違するところは次の点である。すなわ
ち、上記第1参考例のシール装置10において内周側の
弾性変形しにくいシール部材6に代えて、シール部材7
と同様に弾性変形しやすい柔軟性に富むシール部材17
を使用したこと、そしてそのために、フランジ2・3の
内周側にも環状溝14・15を相対向してそれぞれ形成
し、上下の環状溝14・15に跨がるように環状のシー
ル部材17を配装したことである。また、上下の炉1A
・1Bの内面には、耐火物1cに代えて耐薬品性物質1
dをコーティングしている。なお、上記参考例と共通す
る部材には同一の符号を用いて示し、説明を省略してい
る。
【0032】図3はシール装置についての本発明の第3
参考例を示すもので、図1に対応する断面図である。図
3に示すシール装置30は、炉内温度が非常に高いかあ
るいは炉内圧力が非常に高いかする場合に適用されるも
ので、上記第2参考例と相違するところは次の点であ
る。すなわち、上記第2参考例のシール装置20におい
て、内周側のシール部材17のさらに内側に、フランジ
2・3の相対向面に浅い環状溝24・25を形成し、図
4(a)のように厚みの薄いパイプ状の金属製シール部材
26又は図4(b)のようにノンアスベストシートで被覆
したパイプ状シール部材29を環状溝24・25間に跨
がって配装している。また外周寄りのシール部材27は
断面略ブーツ形に形成し、上部フランジ2の下面側にだ
け形成した環状溝28にシール部材27を装入してい
る。なお、その他の構成は第2参考例のシール装置20
と共通しているので、共通する部材には同一の符号を用
いて示し、説明を省略している。またパイプ状のシール
部材26は加圧変形しやすいので、第1参考例のシール
装置10において、内周側のシール部材6の代わりにパ
イプ状シール部材26を使用することができる。
参考例を示すもので、図1に対応する断面図である。図
3に示すシール装置30は、炉内温度が非常に高いかあ
るいは炉内圧力が非常に高いかする場合に適用されるも
ので、上記第2参考例と相違するところは次の点であ
る。すなわち、上記第2参考例のシール装置20におい
て、内周側のシール部材17のさらに内側に、フランジ
2・3の相対向面に浅い環状溝24・25を形成し、図
4(a)のように厚みの薄いパイプ状の金属製シール部材
26又は図4(b)のようにノンアスベストシートで被覆
したパイプ状シール部材29を環状溝24・25間に跨
がって配装している。また外周寄りのシール部材27は
断面略ブーツ形に形成し、上部フランジ2の下面側にだ
け形成した環状溝28にシール部材27を装入してい
る。なお、その他の構成は第2参考例のシール装置20
と共通しているので、共通する部材には同一の符号を用
いて示し、説明を省略している。またパイプ状のシール
部材26は加圧変形しやすいので、第1参考例のシール
装置10において、内周側のシール部材6の代わりにパ
イプ状シール部材26を使用することができる。
【0033】図5は本発明の第1実施例にかかるシール
装置40を示すもので、図1に対応するシール部材7の
周辺部の拡大断面図である。図5に示すように、環状の
断面台形状の、柔軟性に富むシール部材37を上下の環
状溝34・35内に配装しているが、シール部材37の
下側鋭角部を下面側から支持する環状の防熱板38又は
防熱シール材を、支持杆39により上部フランジ2から
吊設している。防熱板38は内面が断熱シート(図示せ
ず)で被覆されており、たとえば下部還元炉1Bの耐火
物1cの補修等で別の下部還元炉1Bに交換する場合に
上部還元炉1Aを開放した際に、炉の耐火物1cなどか
ら放射される放射熱からシール部材37を保護するもの
である。なお、下部の環状溝35の内周面35aは、シ
ール部材37および防熱板38の三角形状の傾斜部に応
じて傾斜させてある。
装置40を示すもので、図1に対応するシール部材7の
周辺部の拡大断面図である。図5に示すように、環状の
断面台形状の、柔軟性に富むシール部材37を上下の環
状溝34・35内に配装しているが、シール部材37の
下側鋭角部を下面側から支持する環状の防熱板38又は
防熱シール材を、支持杆39により上部フランジ2から
吊設している。防熱板38は内面が断熱シート(図示せ
ず)で被覆されており、たとえば下部還元炉1Bの耐火
物1cの補修等で別の下部還元炉1Bに交換する場合に
上部還元炉1Aを開放した際に、炉の耐火物1cなどか
ら放射される放射熱からシール部材37を保護するもの
である。なお、下部の環状溝35の内周面35aは、シ
ール部材37および防熱板38の三角形状の傾斜部に応
じて傾斜させてある。
【0034】図6は本発明の第2実施例にかかるシール
装置50を示すもので、図5に対応するシール部材37
の周辺部の拡大断面図である。第1実施例のシール装置
40と異なるところは、図6に示すように、上部環状溝
34の外側に上部フランジ2を貫通する冷却空気の供給
路(冷却風吹き出し口)51を、シール部材37の背面
に臨ませて穿設し、フランジ2の開放時に冷却空気を吹
き込んでシール部材37を冷却することにより、シール
部材37の熱による損傷を防ぐ機構を加えたことであ
る。さらに、上部フランジ2の環状溝34の近傍に冷却
ジャケット52を設けて、冷却空気や冷却水を流通させ
ることにより、シール部材37の熱損傷を防ぐ機構も加
えている。
装置50を示すもので、図5に対応するシール部材37
の周辺部の拡大断面図である。第1実施例のシール装置
40と異なるところは、図6に示すように、上部環状溝
34の外側に上部フランジ2を貫通する冷却空気の供給
路(冷却風吹き出し口)51を、シール部材37の背面
に臨ませて穿設し、フランジ2の開放時に冷却空気を吹
き込んでシール部材37を冷却することにより、シール
部材37の熱による損傷を防ぐ機構を加えたことであ
る。さらに、上部フランジ2の環状溝34の近傍に冷却
ジャケット52を設けて、冷却空気や冷却水を流通させ
ることにより、シール部材37の熱損傷を防ぐ機構も加
えている。
【0035】図7は本発明の第3実施例にかかるシール
装置60を示すもので、図5に対応するシール部材37
の周辺部の拡大断面図である。第1実施例のシール装置
40と異なるところは、図7に示すように、上側の環状
溝34内の底面にシール部材37の上部を収納可能な凹
所61を環状に形成するとともに、防熱板38の水平リ
ング部38aに円周方向に一定間隔(たとえば1m)で
吊持杆62の下端を取着し、吊持杆62を上部フランジ
2を貫通して上下方向に摺動自在に配設し、フランジ2
の開放時に吊持杆62を炉1の上方に配置した牽引機構
(図示せず)により引き上げてシール部材37を防熱板
38とともに一斉に上昇させるようにしている。なお、
シール部材37の昇降は、上記のような機械的手段の代
わりに、吸引機構を用いて行ってもよい。本例のシール
装置60では、フランジ2の開放時に、柔軟性に富むた
め熱的損傷を受けやすいシール部材37を防熱板38と
ともに上昇させて、シール部材37の上部を環状溝34
内の凹所61に収納するとともに、シール部材37の下
面側を防熱板38でカバーするので、下部還元炉1B等
からの高温の放射熱を受けても保護され、繰り返し使用
することができる。
装置60を示すもので、図5に対応するシール部材37
の周辺部の拡大断面図である。第1実施例のシール装置
40と異なるところは、図7に示すように、上側の環状
溝34内の底面にシール部材37の上部を収納可能な凹
所61を環状に形成するとともに、防熱板38の水平リ
ング部38aに円周方向に一定間隔(たとえば1m)で
吊持杆62の下端を取着し、吊持杆62を上部フランジ
2を貫通して上下方向に摺動自在に配設し、フランジ2
の開放時に吊持杆62を炉1の上方に配置した牽引機構
(図示せず)により引き上げてシール部材37を防熱板
38とともに一斉に上昇させるようにしている。なお、
シール部材37の昇降は、上記のような機械的手段の代
わりに、吸引機構を用いて行ってもよい。本例のシール
装置60では、フランジ2の開放時に、柔軟性に富むた
め熱的損傷を受けやすいシール部材37を防熱板38と
ともに上昇させて、シール部材37の上部を環状溝34
内の凹所61に収納するとともに、シール部材37の下
面側を防熱板38でカバーするので、下部還元炉1B等
からの高温の放射熱を受けても保護され、繰り返し使用
することができる。
【0036】上記に本発明にかかるシール装置の各実施
例を示したが、本発明は下記のように実施することもで
きる。
例を示したが、本発明は下記のように実施することもで
きる。
【0037】(a) 上記実施例では油圧式やネジ式などの
締付機構付きの締め具9により、フランジ2・3間を締
め付けるが、フランジ2・3を貫通するボルトを円周方
向に等間隔に配してナットを螺合したり、フランジ2・
3の一方にネジ孔を設けて他方の貫通孔からボルトを挿
通して締め付けるようにしてもよい。
締付機構付きの締め具9により、フランジ2・3間を締
め付けるが、フランジ2・3を貫通するボルトを円周方
向に等間隔に配してナットを螺合したり、フランジ2・
3の一方にネジ孔を設けて他方の貫通孔からボルトを挿
通して締め付けるようにしてもよい。
【0038】(b) 柔軟性に富むシール部材の材質はシリ
コンゴムに限るものではなく、炉の用途に応じて弾性変
形しやすい天然ゴムや耐熱性のある合成ゴムなどを使用
できる。
コンゴムに限るものではなく、炉の用途に応じて弾性変
形しやすい天然ゴムや耐熱性のある合成ゴムなどを使用
できる。
【0039】(c) 上記した溶融還元炉や化学プラント用
炉に限らず、フランジを備えた密閉型炉や煙道であれ
ば、本発明のシール装置を適用できることは言うまでも
ない。
炉に限らず、フランジを備えた密閉型炉や煙道であれ
ば、本発明のシール装置を適用できることは言うまでも
ない。
【0040】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明にかかる密閉型炉および煙道のシール装置には、
次のような優れた効果がある。
本発明にかかる密閉型炉および煙道のシール装置には、
次のような優れた効果がある。
【0041】(1) 請求項1の発明では、外周側のシール
部材は柔軟性に富み密着性に優れており、かつ大気圧よ
り高いシール用ガスがシール部材内に供給されるので、
シール部材がフランジ面間に押し付けられて密着される
ので、シール性が高い。
部材は柔軟性に富み密着性に優れており、かつ大気圧よ
り高いシール用ガスがシール部材内に供給されるので、
シール部材がフランジ面間に押し付けられて密着される
ので、シール性が高い。
【0042】また、内周側のシール部材は外周側に比べ
て柔軟性に欠け、シール性はやや劣るが、炉内圧より高
いシール用ガスが内周側のシール部材から炉内へが流入
するので、炉内のガスが内周側のシール部材からフラン
ジ間に侵入することがなく、したがって外周側のシール
部材が炉内ガスの影響を受けることがない。しかも、シ
ール用ガスの圧力は炉内圧よりもわずかに高い程度に設
定しているので、炉内側へ漏れ出すガス量はわずかであ
り、供給するシール用ガスの量を極めて少量に抑えるこ
とができる。
て柔軟性に欠け、シール性はやや劣るが、炉内圧より高
いシール用ガスが内周側のシール部材から炉内へが流入
するので、炉内のガスが内周側のシール部材からフラン
ジ間に侵入することがなく、したがって外周側のシール
部材が炉内ガスの影響を受けることがない。しかも、シ
ール用ガスの圧力は炉内圧よりもわずかに高い程度に設
定しているので、炉内側へ漏れ出すガス量はわずかであ
り、供給するシール用ガスの量を極めて少量に抑えるこ
とができる。
【0043】さらに、締め具によるフランジ間の締め付
け力を従来に比べて小さくできるので、締付作業が容易
であり、またフランジの歪みも少なくなるうえ、シール
部材に作用する圧縮力が従来に比べてかなり小さくなる
ので、シール部材の寿命が延び、繰り返しの使用が可能
になり、経済的である。
け力を従来に比べて小さくできるので、締付作業が容易
であり、またフランジの歪みも少なくなるうえ、シール
部材に作用する圧縮力が従来に比べてかなり小さくなる
ので、シール部材の寿命が延び、繰り返しの使用が可能
になり、経済的である。
【0044】そのうえ、シール用ガス圧の作用によって
シール部材は上下の環状溝の内周面に強く押し付けられ
て密着するので、フランジ間が確実に密封され、シール
効果が高い。また、上側炉(フランジ間)を開放したと
きに、下側の炉内や炉の耐火物などからの放射熱を防熱
板又は防熱シール材が遮るので、柔軟性に富むため熱的
損傷を受けやすいシール部材が保護される。
シール部材は上下の環状溝の内周面に強く押し付けられ
て密着するので、フランジ間が確実に密封され、シール
効果が高い。また、上側炉(フランジ間)を開放したと
きに、下側の炉内や炉の耐火物などからの放射熱を防熱
板又は防熱シール材が遮るので、柔軟性に富むため熱的
損傷を受けやすいシール部材が保護される。
【0045】(2) 請求項2記載の発明では、外周側と同
様に弾性変形しやすい柔軟性に富むシール部材を内周側
にも使用したので、内外両方のシール部材がフランジ面
間に押し付けられ密着され、シール性が大幅に向上する
うえに、シール部材間の密閉空間内に供給されるシール
用ガスが漏れ出しにくいので、ガス供給量を大幅に削減
できる。
様に弾性変形しやすい柔軟性に富むシール部材を内周側
にも使用したので、内外両方のシール部材がフランジ面
間に押し付けられ密着され、シール性が大幅に向上する
うえに、シール部材間の密閉空間内に供給されるシール
用ガスが漏れ出しにくいので、ガス供給量を大幅に削減
できる。
【0046】(3) 請求項3記載の発明では、上側炉(フ
ランジ間)の開放時に、シール部材を防熱板とともに上
昇させられるので、下側炉からの距離が開くうえに、シ
ール部材の下面側を防熱板がカバーするから、下側炉か
ら高温の熱が放射されてもシール部材が確実に保護さ
れ、シール部材の寿命が延び、繰り返し使用が可能にな
る。
ランジ間)の開放時に、シール部材を防熱板とともに上
昇させられるので、下側炉からの距離が開くうえに、シ
ール部材の下面側を防熱板がカバーするから、下側炉か
ら高温の熱が放射されてもシール部材が確実に保護さ
れ、シール部材の寿命が延び、繰り返し使用が可能にな
る。
【0047】(4) 請求項4記載の発明では、フランジの
開放時に冷却風吹き出し口から冷却空気を吹き込んでシ
ール部材の特に背面側を冷却するので、シール部材の熱
による損傷や劣化が防止され、寿命が延びる。
開放時に冷却風吹き出し口から冷却空気を吹き込んでシ
ール部材の特に背面側を冷却するので、シール部材の熱
による損傷や劣化が防止され、寿命が延びる。
【0048】(5) 請求項5記載の発明では、フランジ内
の冷却ジャケットに冷却空気や冷却水を流通させること
により、シール部材を冷却することができるので、シー
ル部材の熱による損傷や劣化が一層確実に防止される。
の冷却ジャケットに冷却空気や冷却水を流通させること
により、シール部材を冷却することができるので、シー
ル部材の熱による損傷や劣化が一層確実に防止される。
【0049】
【図1】シール装置を溶融還元炉のフランジ間に適用し
た本発明の第1参考例を示す要部の拡大断面図である。
た本発明の第1参考例を示す要部の拡大断面図である。
【図2】本発明にかかるシール装置の第2参考例を示す
もので、図1に対応する断面図である。
もので、図1に対応する断面図である。
【図3】本発明にかかるシール装置の第3参考例を示す
もので、図1に対応する断面図である。
もので、図1に対応する断面図である。
【図4】図4(a)は厚みの薄いパイプ状の金属製シール
部材を示す正面図、図4(b)はにノンアスベストシート
で被覆したパイプ状シール部材を示す正面図である。
部材を示す正面図、図4(b)はにノンアスベストシート
で被覆したパイプ状シール部材を示す正面図である。
【図5】本発明の第1実施例にかかるシール装置を示す
もので、図1に対応するシール部材7にの周辺部の拡大
断面図である。
もので、図1に対応するシール部材7にの周辺部の拡大
断面図である。
【図6】本発明の第2実施例にかかるシール装置50を
示すもので、図5に対応するシール部材37の周辺部の
拡大断面図である。
示すもので、図5に対応するシール部材37の周辺部の
拡大断面図である。
【図7】本発明の第3実施例にかかるシール装置60を
示すもので、図5に対応するシール部材37の周辺部の
拡大断面図である。
示すもので、図5に対応するシール部材37の周辺部の
拡大断面図である。
1 溶融還元炉 1A 上部炉 1B 下部炉 1c 耐火物 2・3 フランジ 4・5・14・15・24・25・28・34・35
環状溝 6 シール部材 7・17・27・37 シール部材 8 シールガス供給路(吹き込み孔) 8’シールガス供給管 9 締め具 10・20・30・40・50・60 シール装置 26・29 パイプ状シール部材 38 防熱板(防熱シール材) 39 支持杆 51 冷却空気供給路(冷却風吹き出し口) 52 冷却ジャケット 61 凹所 62 吊持杆
環状溝 6 シール部材 7・17・27・37 シール部材 8 シールガス供給路(吹き込み孔) 8’シールガス供給管 9 締め具 10・20・30・40・50・60 シール装置 26・29 パイプ状シール部材 38 防熱板(防熱シール材) 39 支持杆 51 冷却空気供給路(冷却風吹き出し口) 52 冷却ジャケット 61 凹所 62 吊持杆
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−53715(JP,A) 特開 平1−283315(JP,A) 実開 平1−146063(JP,U) 実開 昭62−184397(JP,U) 実公 昭55−48221(JP,Y2) 実公 昭63−39243(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F27D 1/00 F27D 7/06 F27D 17/00 105 F16J 12/00 - 15/56
Claims (5)
- 【請求項1】 炉又は煙道の開閉部の周囲に上下に相対
向する外向きのフランジを備え、両フランジ間をボルト
など締め具を介して締め付ける構造の密閉型炉および煙
道のシール装置において、 前記フランジの相対向面間の内周寄りと外周寄りとにそ
れぞれ環状のシール部材を配装するとともに、内外の両
シール部材間に前記炉内圧力よりもわずかに高い圧力の
ガスの供給路を設け、 前記外周寄りのシール部材を、前記ガス供給路より導入
されるガス圧により弾性変形可能な柔軟性に富む材質に
し、 前記外周寄りのシール部材を配装する一対のフランジ面
に、環状溝をそれぞれ形成し、該シール部材を両方の環
状溝に跨がって装入するとともに、 上部フランジから吊下した支持具により環状の防熱板又
は防熱シール材を吊設することによって、前記柔軟性に
富むシール部材の下面側を支持することを 特徴とする密
閉型炉および煙道のシール装置。 - 【請求項2】 前記内周寄りのシール部材も、前記供給
路より導入されるガス圧により弾性変形可能な柔軟性に
富む材質にした請求項1記載の密閉型炉および煙道のシ
ール装置。 - 【請求項3】 前記環状の防熱板又は防熱シール材を、
前記支持具を介して外部駆動力により昇降可能に構成し
た請求項1又は2記載の密閉型炉および煙道のシール装
置。 - 【請求項4】 前記フランジに、冷却風吹き出し口を前
記柔軟性に富むシール部材の背面に臨ませて設けた請求
項1〜3のいずれかに記載の密閉型炉および煙道のシー
ル装置。 - 【請求項5】 前記フランジの前記柔軟性に富むシール
部材付近に、冷却ジャケットを設けた請求項1〜4のい
ずれかに記載の密閉型炉および煙道のシール装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09314761A JP3105484B2 (ja) | 1997-11-17 | 1997-11-17 | 密閉型炉および煙道のシール装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09314761A JP3105484B2 (ja) | 1997-11-17 | 1997-11-17 | 密閉型炉および煙道のシール装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11148778A JPH11148778A (ja) | 1999-06-02 |
| JP3105484B2 true JP3105484B2 (ja) | 2000-10-30 |
Family
ID=18057274
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09314761A Expired - Fee Related JP3105484B2 (ja) | 1997-11-17 | 1997-11-17 | 密閉型炉および煙道のシール装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3105484B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5245312B2 (ja) * | 2007-07-27 | 2013-07-24 | Jfeスチール株式会社 | 取鍋精錬設備のシール方法およびシール装置 |
| JP2014114849A (ja) * | 2012-12-07 | 2014-06-26 | Ihi Corp | 2重シール部のシール機構 |
| JP6343454B2 (ja) * | 2014-01-30 | 2018-06-13 | 千代田化工建設株式会社 | シール構造およびシール方法 |
-
1997
- 1997-11-17 JP JP09314761A patent/JP3105484B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11148778A (ja) | 1999-06-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |