JP3105322B2 - 光輝性アルミホイールの無色クロメート皮膜形成方法 - Google Patents

光輝性アルミホイールの無色クロメート皮膜形成方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アルミホイールの塗装
前処理方法に関するものである。
【0002】
【従来技術】アルミニウム又はアルミニウム合金の表面
処理方法としては、陽極酸化(アルマイト法)、着色処
理、化学皮膜処理(反応クロメート法、MBV法、ベー
マイト法等)が一般に知られている。アルミホイールを
塗装する場合、耐食性及び塗装密着性の向上のため塗装
前処理として反応クロメート処理、ノンクロメート処理
(有機金属塩皮膜等)、陽極酸化皮膜処理が施されてい
る。
【0003】アルミホイールの光輝性を生かしたクリヤ
ー塗装用前処理を考えた場合、ノンクロメート処理(有
機金属塩皮膜)では耐食性が不足しており、陽極酸化膜
では耐食性は良好であるが皮膜量が多く光沢がなくなる
ため、素材の光輝性を重視したクリヤー塗装用の前処理
としては不向きである。反応クロメート皮膜は優れた耐
食性を有しているが、無色の皮膜外観を求められた場
合、クロム付着量が10mg/m2以下に制限されるた
め糸錆耐食性が不足する。糸錆とは、金属表面の塗膜を
通して水が金属表面に侵入して局部的に電解腐食を起こ
し幅0.1〜0.5mm程度のミミズ這い状の錆が経時
と共に進行して行く状態を言う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のようにアルミホ
イールの素材の光輝性を保持し、且つ塗装後の耐食性並
びに密着性に満足できる前処理方法はまだ見いだされて
いない。本発明の目的はアルミホイール素材の光輝性を
保持し、且つ塗装後耐食性(特に糸錆耐食性)、密着性
に優れた前処理皮膜を形成する前処理方法を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記目的を
達成する為に鋭意研究を重ねた結果、アルミホイールを
特定した濃度の6価クロムイオン、硫酸イオン、フッ素
及びジルコニウムイオンを含有し、且つ特定したpHに
調整した酸性水溶液中で、陰極電解処理することにより
前記目的に適応した無色のクロメート皮膜を得ることが
出来ることを見いだし、且つ該皮膜は塗装後糸錆耐食
性、塗料密着性に優れている事を見いだして本発明を完
成するに至った。
【0006】すなわち、本発明は、アルミホイールの表
面を6価クロムイオン2g/l以上、硫酸イオン20〜
2000ppm、フッ素10〜400ppm及びジルコ
ニウムイオンを20ppm以上含有するpH0.6〜
1.7の酸性溶液を用い、0.5〜15A/dm2の電
流密度で30秒以上陰極電解処理することにより、50
〜250mg/m2のクロム付着量の皮膜を形成させる
ことを特徴とするアルミホイールの無色クロメート皮膜
形成方法を提供する。本発明の構成について具体的に説
明する。
【0007】まず、酸性水溶液を構成する各成分につい
て説明する。6価クロムイオンとしては、無水クロム
酸、重クロム酸、及び重クロム酸のアルカリ金属塩類な
どがあげられ、それらの化合物から任意に1種又は2種
以上を選んで使用でき、その濃度範囲は2〜50g/l
である。6価クロムイオン濃度が2g/l未満では、十
分な耐食性を有するクロメート皮膜が得られず、50g
/lを越えても性能上は問題ないが、排水処理等の負担
がかかり不経済である。また、電解処理を行うにつれ
て、3価のクロムイオンが増加するが、本発明を実施す
るに当たり、皮膜性能上3価のクロムイオンの濃度は影
響が少ないので、特に3価のクロムイオンについては限
定範囲を設ける必要がない。
【0008】硫酸イオンとしては、硫酸、硫酸のアルカ
リ金属塩類が使用でき、その濃度範囲は20〜2000
ppmである。その濃度が20ppm未満では、無色の
クロメート皮膜が形成されない。又、2000ppmを
越えると、クロム付着量が減少し耐食性が低下するので
好ましくない。
【0009】フッ素はフッ素イオン及び/又は、錯フッ
素イオンの形で存在し、フッ素イオンの供給源として
は、例えばフッ化水素酸、錯フッ素イオンの供給源とし
てはケイフッ化水素酸、ジルコンフッ化水素酸、ホウフ
ッ化水素酸等から任意に選んで使用することができる。
フッ素としての濃度範囲は10〜400ppmである。
10ppm未満では塗装後耐食性に優れたクロメート皮
膜を形成せず、400ppmを越えると、電解によるク
ロメート皮膜形成を抑制するので、所望するクロム付着
量が得難くなり、比較的に少ないクロム付着量でも皮膜
が着色してしまう為、クリヤー塗装用として不適当であ
る。
【0010】ジルコニウムイオンは、ジルコニウムフッ
化水素酸及びナトリウム、カリウム、アンモニウム等の
塩、硫酸ジルコニウム等を挙げることができる。本発明
に使用するジルコニウムイオンの濃度は20〜1000
ppmである。その濃度が20ppm未満では、耐糸錆
性の向上が見られず、又、1000ppmを越えても耐
糸錆性の効果は変わらない。
【0011】酸性水溶液のpHはその値を0.6〜1.
7の範囲に限定する。pHをコントロールするために
は、水酸化アンモニウム、アルカリ金属水酸化物、アル
カリ金属炭酸化合物、クロム酸、硫酸、及び硝酸等より
任意に選んで水溶液に加えることが出来る。pHが0.
6未満でも塗装性能上は問題ないが、陰極電解処理する
ことにより処理液のpHが上昇するため、工業生産上常
時pH調整が必要となり維持すること及びコントロール
することが困難である。pHが1.7を越えるとクロメ
ート皮膜付着量が急激に減少し、適性クロム付着量を得
るのが困難となる。
【0012】処理液の温度は特定するものではないが、
より好ましくは30℃〜60℃である。30℃以下で
は、電解による発熱があるため温度維持に冷却が必要と
なり工業生産的には不経済である。60℃より高くして
も、生成する皮膜の特性に大きな変化はないが、電解処
理後、次の水洗工程での洗浄性を低下させるので好まし
くない。
【0013】次に電解処理は被処理物を陰極とし、陽極
にはステンレス、チタン白金等を用いて電解処理を行
う。電解処理の条件は、陰極における電解電流密度を
0.5〜15A/dm2の範囲で行う。電流密度が0.
5A/dm2よりも低いときはクロメート皮膜が形成さ
れ難く、又、15A/dm2より高いと皮膜が着色し、
更に、皮膜の再溶解が起こり、本発明の目的である無色
のクロメート皮膜は得られない。
【0014】電解処理時間は、30秒以上必要である。
電解時間は、形成皮膜量(クロム付着量)を所望の範囲
とするためにコントロールされる。形成皮膜量(クロム
付着量)を変動させる要因としては色々挙げられるが、
本発明の方法においては、処理液の各成分の濃度、p
H、温度、及び電流密度等を、それぞれ本発明の好まし
い条件に固定しておいても、電解時間を変えることによ
り所望のクロム付着量に制御することができる。又、そ
の逆に電解時間を固定して、電流密度を変えることによ
りクロム付着量を制御することもできる。
【0015】本発明における、好ましいクロム付着量範
囲は、50〜250mg/m2である。クロム付着量5
0mg/m2未満では、塗装後耐食性、とくに糸錆性が
劣り、、また、250mg/m2を越えるとクロメート
皮膜が着色し、クリヤー塗装用に適さない。但し、有色
塗装ほ場合は、250mg/m2以上でも使用できる。
【0016】また、本酸性処理液にコロイダルシリカ、
乾式シリカ、珪酸アルカリ金属塩等の化合物を含有させ
ることにより、無色で比較的厚膜のクロメート皮膜を形
成させることもできる。
【0017】本発明により陰極電解処理されたアルミホ
イールは、水洗した後乾燥して、塗装下地用として適用
される。また、必要に応じて、前記水洗と乾燥の間に一
般的に用いられているクロメート水溶液、及び有機化合
物などによる後処理を行うこともできる。
【0018】
【実施例】次に、本発明を実施例と比較例を挙げて具体
的に説明する。試験板は、アルミニウム合金(JIS記
号AC4C、サイズ70×150×7m/m)板の表面
を研削したものを、アルカリ脱脂洗浄して表面を清浄に
した後、電解処理に供した。
【0019】(実施例1〜6)6価クロムイオンを無水
クロム酸で20g/l、硫酸イオンを硫酸で400pp
m、ジルコンフッ酸でフッ素を100ppm、ジルコニ
ウムイオンを80ppm添加した酸性水溶液のpHを水
酸化アンモニウムを用いて表1に示した条件(実施例1
pH0.6〜実施例6pH1.6)に調整した。試験板
を前記酸性水溶液に浸漬し陰極とし、電流密度を2A/
dm2で、60秒通電した。この間水溶液温度は40℃
に循環しながら維持した。通電後、試験板を取り出し水
洗及び純水洗浄を行った後100℃の乾燥炉で5分間乾
燥した。次に試験板に熱硬化型アクリル樹脂クリヤーを
塗装し(膜厚30μ)140℃30分焼付け乾燥後、耐
食性試験(糸錆試験、塩水噴霧試験)を実施した。結果
を表1に示す。また、水溶液とpHとクロム付着量の関
係を図1に示す。
【0020】(比較例1〜3)6価クロムイオンを無水
クロム酸で20g/l、硫酸イオンを硫酸で400pp
m、ジルコンフッ酸を100ppm、ジルコニウムイオ
ンを80ppm添加した酸性水溶液のpHを水酸化アン
モニウムを用いて表1に示した条件(比較例1pH2.
0〜比較例3pH3.0)に調整し、実施例1と同様の
電解処理、塗装を行い、耐食性試験を実施した。結果を
表1に示す。
【0021】(実施例7)6価クロムイオンを無水クロ
ム酸で5g/l、硫酸イオンを硫酸で100ppm、ジ
ルコンフッ酸でフッ素を30ppm、ジルコニウムイオ
ンを24ppm添加した酸性水溶液のpHを水酸化アン
モニウムを用いて1.0に調整し、実施例1と同様の電
解処理、塗装を行い、耐食性試験を実施した。結果を表
1に示す。
【0022】(実施例8)6価クロムイオンを無水クロ
ム酸で50g/l、硫酸イオンを硫酸で1g/l、ジル
コンフッ酸でフッ素を400ppm、ジルコニウムイオ
ンを320ppm添加した酸性水溶液のpHを水酸化ア
ンモニウムを用いて1.0に調整し、実施例1と同様の
電解処理、塗装を行い、耐食性試験を実施した。結果を
表1に示す。
【0023】(実施例9)6価クロムイオンを無水クロ
ム酸で20g/l、硫酸イオンを硫酸で400ppm、
ジルコンフッ酸でフッ素を30ppm、ジルコニウムイ
オンを24ppm添加し、シリカゾルをコロイダルシリ
カ(日産化学製スノーテックス0)で固形分濃度2g/
lとなるように添加した酸性水溶液のpHを水酸化アン
モニウムを用いて1.0に調整し、実施例1と同様の電
解処理、塗装を行い、耐食性試験を実施した。結果を表
2に示す。
【0024】(実施例10)6価クロムイオンを無水ク
ロム酸で20g/l、硫酸イオンを硫酸で400pp
m、ジルコンフッ酸でフッ素を110ppm、ジルコニ
ウムイオンを90ppmとなるように添加した酸性水溶
液のpHを水酸化アンモニウムを用いて1.0に調整し
た。試験板を前記酸性水溶液に浸漬し陰極とし、電流密
度を10A/dm2で30秒間通電した。実施例1と同
様の塗装を行い、耐食性試験を実施した。結果を表2に
示す。
【0025】(比較例4)6価クロムイオンを無水クロ
ム酸で20g/l、硫酸イオンを硫酸で400ppm、
ジルコンフッ酸でフッ素を110ppm、ジルコニウム
イオンを90ppmとなるように添加した酸性水溶液の
pHを水酸化アンモニウムを用いて1.0に調整した。
試験板を前記酸性水溶液に浸漬し陰極とし、電流密度を
20A/dm2で30秒間通電した。実施例1と同様の
塗装を行い、耐食性試験を実施した。結果を表2に示
す。
【0026】(比較例5)6価クロムイオンを無水クロ
ム酸で20g/l、硫酸イオンを硫酸で400ppm、
ジルコンフッ酸でフッ素を110ppm、ジルコニウム
イオンを90ppmとなるように添加した酸性水溶液の
pHを水酸化アンモニウムを用いて1.0に調整した。
試験板を前記酸性水溶液に浸漬し陰極とし、電流密度を
30A/dm2で30秒間通電した。実施例1と同様の
塗装を行い、耐食性試験を実施した。結果を表2に示
す。
【0027】(比較例6)6価クロムイオンを無水クロ
ム酸で10g/l、リン酸イオンをリン酸で15g/
l、硫酸イオンを硫酸ナトリウムで3g/lとなるよう
添加した酸性水溶液に浸漬し陰極とし、電流密度を0.
5A/dm2で3分間通電した。実施例1と同様の塗装
を行い、耐食性試験を実施した。結果を表2に示す。
【0028】(比較例7)試験板をアルカリ脱脂洗浄し
て表面を清浄にした後、反応型クロメート処理(日本パ
ーカライジング製アルクロム3703使用)し、水洗及
び純水洗浄を行った後100℃の乾燥炉で5分間乾燥し
た。次に試験板に熱硬化型アクリル樹脂クリヤーを塗装
し(膜厚30μ)140℃30分焼付け乾燥後、耐食性
試験(糸錆試験、塩水噴霧試験)を実施した。結果を表
2に示す。
【0029】(比較例8)試験板をアルカリ脱脂洗浄、
苛性ソーダエッチング、デスマット処理して表面を清浄
にした後、一般的に使用されているアルマイト処理(硫
酸180g/l、溶存アルミニウム5g/l,浴温25
℃、電流密度1A/dm2の条件で15分間陽極酸化処
理を行う)し、水洗及び純水洗浄を行った後100℃の
乾燥炉で5分間乾燥した。次に試験板に熱硬化型アクリ
ル樹脂クリヤーを塗装し(膜厚30μ)140℃30分
焼付け乾燥後、耐食性試験(糸錆試験、塩水噴霧試験)
を実施した。結果を表2に示す。
【0030】(比較例9)試験板をアルカリ脱脂洗浄し
て表面を清浄にした後、100℃の乾燥炉で5分間乾燥
した。次に試験板に熱硬化型アクリル樹脂クリヤーを塗
装し(膜厚30μ)140℃30分焼付け乾燥後、耐食
性試験(糸錆試験、塩水噴霧試験)を実施した。結果を
表2に示す。
【0031】(評価試験方法) 1)皮膜外観 無処理サンプルを基準として色差計によりJIS−Z8
730に規定されている色差を測定して下記のランクに
分けて評価した。 ◎ 色差 0〜3.2 (目視では変色が確認され
ず) ○ 色差 3.2〜6.5 (僅かに変色が認められ
る) △ 色差 6.5〜13 (明らかに変色が認められ
る) × 色差 13以上 (強く変色が認められる)
【0032】2)クロム付着量 蛍光X線分析装置により測定。
【0033】3)糸錆試験 塗装した試験板にNTカッターで素地まで達するカット
傷をつけた後、 腐食液(1規定塩酸と5%過酸
化水素水の混液)に1分浸漬後常温で乾燥し24時間経
時する。湿潤試験(温度50℃、湿度80%)を100
0時間行った後、カット傷より発生した糸錆の長さを測
定する。 ◎ 最大糸錆長さ2mm以内 ○ 〃 3mm以内 △ 〃 5mm以内 × 〃 5mm以上
【0034】4)塩水噴霧試験(SST) 塗装した試験板にNTカッターで素地まで達するカット
傷をつけた後、 JIS−Z2371に基いて1
000時間行った後、カット傷からの錆やフクレの最大
幅を測定スル。 ◎ 最大フクレ錆幅1mm以内 ○ 〃 2mm以内 △ 〃 3mm以内 × 〃 3mm以上
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、アルミホイール素材の
光輝性を保持し、且つ塗装ご耐食性、密着性に優れた無
色クロメート皮膜を形成させることができ、クリヤー塗
装前処理として、従来問題となっていた耐食性、特に耐
糸錆性を向上させることができる。
【0036】
【表1】
【0037】
【表2】
【図面の簡単な説明】
【図1】電解液のpHとクロム付着量の関係を示す図で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷部 昭彦 東京都中央区日本橋1丁目15番1号 日 本パーカライジング株式会社内 (72)発明者 大山 和幸 東京都中央区日本橋1丁目15番1号 日 本パーカライジング株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C25D 11/38

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミホイールの表面を6価クロムイオ
    ン2g/l以上、硫酸イオン20〜2000ppm、フ
    ッ素10〜400ppm及びジルコニウムイオンを20
    ppm以上含有するpH0.6〜1.7の酸性溶液を用
    い、0.5〜15A/dm2の電流密度で30秒以上陰
    極電解処理することにより、50〜250mg/m2
    クロム付着量の皮膜を形成させることを特徴とするアル
    ミホイールの無色クロメート皮膜形成方法。
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