JP3105019U - 盆栽用造形物 - Google Patents

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Abstract

【課題】観る者に正面(中心)を明確に認識させることができるようにするとともに、持ち運び時に破損し難い盆栽用造形物を得る。
【解決手段】多孔質の天然石又は人造石により前部側に平坦状の裾野部2を形成するとともに、該裾野部2の後部中心部に緩やかに隆起する山部3を形成し、裾野部2に局部的に凹む植栽用の凹部又は孔4を形成する。また、裾野部2に局部的に凹む植栽用の凹部又は孔4を所定の間隔をおいて複数個形成するとともに、各凹部又は孔4を底部側で互いに連通させる。
【選択図】図1

Description

本考案は、草木やコケ類等の植物を植えて観賞できるようにする盆栽用造形物に関するものである。
多孔質の焼成体からなる造形物の表面に草木やコケ類等の植物を植えて観賞できるようにしたものは一般に知られている。しかしながら、従来の造形物は、鋭角的に隆起した凹凸の激しい岩山状あるいは柱状に形成され、これの表面に植物を植えるようにしていたので、正面(中心)が不明確となり、観賞者に観る方向を認識させることが困難となるものであった。また、表面の凹凸の激しいため持ち運び時に破損し易いものであった。
特開平9−121683号公報
本考案は、観る者に正面(中心)を明確に認識させ、観賞効果を高めるとともに、持ち運び時に破損し難い新規な盆栽用造形物を得ることを目的とする。
本考案は上記目的を達成するために、以下の如く構成したものである。即ち、請求項1に係る考案は、多孔質の天然石又は人造石により前部側に平坦状の裾野部を形成するとともに、該裾野部の後部中心部に緩やかに隆起する山部を形成し、前記裾野部に局部的に凹む植栽用の凹部又は孔を形成する構成にしたものである。
また、請求項2に係る考案は、前記裾野部に局部的に凹む植栽用の凹部又は孔を所定の間隔をおいて複数個形成するとともに、各凹部又は孔を底部側で互いに連通させるようにしたものである。
本考案の請求項1に係る考案は、裾野部に形成した凹部又は孔部に植物及び客土を収容し、水、肥料等を補給していくと、上記植物が上記凹部又は孔部内に根付いて成長することになる。この成長した植物の葉、花、つる等により上記裾野部が草原に擬似化し、この擬似化した草原の後部で隆起する山部が富士山に擬似化するとともに、該山部が正面(中心)となり、観る者に正面を明確に認識させることができ、やさしさ、穏やかさに富んだ観賞効果の高い観賞物を得ることができる。また、局部的な突起物が存在しないので、運び時に破損し難いものとなる。
また、請求項2に係る考案は、裾野部に形成した凹部又は孔部が所定の間隔をおいて複数個形成されているので、裾野部に複数種類の植物を植えることができ、観賞効果がより高くなるとともに、成長する植物によって裾野部が迅速に覆われ、商品化が速まることになる。
以下本考案を図に基づいて説明する。図において、図1は本考案の実施例を示す斜視図、図2は図1のII-II断面図である。
図1、図2において、1は吸水性を有する多孔質の天然石、又は人造石により形成された盆栽用造形物であり、前部側に、後部側が切除された平坦な円盤状の裾野部2を形成するとともに、該裾野部2の後部中心部に緩やかに隆起する山部3を形成する。また、上記裾野部2の前部側に複数個、例えば4個の凹部4を形成し、各凹部4の底部を横孔4aにより互いに連通させる。なお、上記各凹部4は上下に貫通する孔としてもよい。
上記盆栽用造形物1を形成する多孔質の天然石は、軽石、溶岩等からなり、また、盆栽用造形物1を形成する多孔質の人造石は、例えば、粒状又は繊維状にした炭、藁等の可燃物を粘土に所定の比率で混入させ、これを焼成して上記可燃物を消失させることにより、内部に多数の空洞部を形成してなる。
上記盆栽用造形物1の大きさは、設置場所、植物の種類等により適宜設定することとするが、本例では観光用のみやげ品に適した大きさとする。即ち、裾野部2は後部が切除された直径約15cmの円盤状とし、山部3は、高さが約15cm、下部(ふもと部)が約10cmとなる円錐状とし、かつ該山部3の下部を滑らかな曲面で上記裾野部2に接続してなる。
上記実施例によれば、裾野部2の各凹部4に背丈の低い草木類(植物)5を植えるとともに、該凹部4及び横孔4aに客土を収容し、定期的に水、肥料等を補給していくと、上記草木類5が各凹部4及び横孔4aに根付いて成長する。また、上記各凹部4以外の裾野部2の平坦部、及び山部3のふもと部にコケ類(植物)6を植えると、上記裾野部2、及び山部3のふもと部が草原に擬似化し、この擬似化した草原の後部で隆起する山部3が富士山に擬似化するとともに、該山部3が正面(中心)となる、やさしさ、穏やかさに富んだ観賞物が形成され、特に、外国人に対して日本を象徴する富士山を擬似化した盆栽のみやげ品として有効となる。なお、上記凹部4内に湿地帯植物を植える際には、該凹部4及び横孔4aの内周面に漆、樹脂等を塗布してこの部に防水機能を持たせるようにしてもよい。
また、上記盆栽用造形物1は、平坦状の裾野部2と該裾野部2から緩やかに隆起する山部3により形成されているので、局部的な突起物が存在しなくなり、持ち運び時に破損し難いものとなる。
本考案の実施例を示す斜視図である。 図1のII-II断面図である。
符号の説明
1 盆栽用造形物
2 裾野部
3 山部
4 凹部(孔部)
4a 横孔
5 草木類(植物)
6 コケ類(植物)

Claims (2)

  1. 多孔質の天然石又は人造石により前部側に平坦状の裾野部(2)を形成するとともに、該裾野部(2)の後部中心部に緩やかに隆起する山部(3)を形成し、前記裾野部(2)に局部的に凹む植栽用の凹部又は孔(4)を形成したことを特徴とする盆栽用造形物。
  2. 裾野部(2)に局部的に凹む植栽用の凹部又は孔(4)を所定の間隔をおいて複数個形成するとともに、各凹部又は孔(4)を底部側で互いに連通させたことを特徴とする請求項1記載の盆栽用造形物。
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