JP3104881B2 - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JP3104881B2 JP22230091A JP22230091A JP3104881B2 JP 3104881 B2 JP3104881 B2 JP 3104881B2 JP 22230091 A JP22230091 A JP 22230091A JP 22230091 A JP22230091 A JP 22230091A JP 3104881 B2 JP3104881 B2 JP 3104881B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真現像装置に関
し、さらに詳しくは一成分系トナーを用いる電子写真
像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】静電潜像保持体に静電潜像を形成し、こ
れを現像剤によって可視化して記録画像を得る電子複写
機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置では、粉
体状の現像剤を用いる乾式の現像装置が広く採用されて
いる。かかる粉体状の現像剤としては、トナーとキャリ
アを有する二成分系現像剤と、キャリアを含まない一成
分系現像剤があり、前者の二成分系現像剤を用いた二成
分現像方法は、比較的安定した良好の画像が得られる反
面、キャリアの劣化やトナーとキャリアの混合比の変動
が発生しやすく、装置の維持管理が煩雑で装置全体の構
造が大型化しやすくなる欠点を有している。
【0003】このような観点から、上述の欠点を有さな
い一成分系現像剤を用いた一成分現像方式が注目されて
いる。一成分現像剤は、トナーのみから成るものと、こ
れに必要に応じて補助剤を外添したトナーと補助剤を混
合したトナーがある。またトナーとしては、その各トナ
ー粒子自体に磁性粉を練り込んだ磁性トナーと磁性粉を
含まない非磁性トナーがある。ここで磁性体は一般に不
透明であるため、フルカラーやマルチカラーを含めたカ
ラー画像を磁性トナーによって形成すると、現像された
可視像が不鮮明になり鮮やかなカラー画像を得ることは
できない。従って、特にカラー現像に対しては非磁性ト
ナーを用いた一成分現像方式を採用することが望まし
い。ところで、一成分現像方式を採用した現像装置にお
いては、一成分系現像剤を現像剤担持体に担持させ搬送
し、この現像剤担持体と静電潜像保持体とが互いに対向
した現像領域において潜像保持体に形成された静電潜像
を現像剤によって可視像化しているが、所定濃度の高品
質な可視像を形成するには充分に帯電した充分な量のト
ナーを現像領域に搬送し、かかるトナーによって潜像を
可視像化する必要がある。
【0004】トナー担持体上に形成されるトナー量はそ
の構成により様々であり、所定濃度を得るために一度に
多量のトナーを搬送する担持体を用いたり、搬送量の不
足を潜像保持体との相対速度比を変えることによって補
っているものもある。いずれにしても、安定した画像を
得るためには担持体上には少なくとも0.3mg/cm
2以上のトナー層が形成される。この場合、トナー層は
単層状態ではなくトナー粒子が何層かに重なって形成さ
れている。従って、担持体のごく表面近傍にあるトナー
と離れているトナーの間にはおのずから帯電に差が生じ
てしまう。すなわち、トナー層の下(担持体の直上)で
は帯電層が高く、上では低いという帯電分布が生じてし
まう。これは、トナー搬送量が多くなるほど顕著とな
り、トナー層の最上層では逆極性トナーが発生し易くな
り、地汚れを発生する原因となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記欠点を解
消するものであり、トナー担持体上に形成されているト
ナー層における偏った帯電量分布をなくし、均一かつ良
好な帯電を示すトナー層を担持体上に形成し、安定した
高品質画像が得られる現像装置を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記目的を
達成するため、すなわちトナー層における帯電の分布を
均一なものとするために、規制部材に着目し検討をした
結果、規制部材の少なくとも表面に担持体の表面を構成
している誘電体と同様の誘電体を用いることが有効であ
ることを見い出した。
【0007】すなわち、本発明によれば、以下の発明が
提供される。補給ローラによって、トナー担持体表面に
トナーを供給すると共にトナー規制部材によりトナー担
持体表面に均一な薄層を形成させ、感光体と接触させる
ことにより、静電潜像を現像する電子写真現像装置にお
いて、トナー担持体とトナー規制部材双方の少なくとも
表面は同じ材料の誘電体とし、かつ、当該トナー担持体
とトナー規制部材の間には以下のような向きの電界が印
加されていることを特徴とする電子写真現像装置。 正帯電性トナーを用いた場合…規制部材からトナー担持体へ 負帯電性トナーを用いた場合…担持体からトナー規制部材へ
【0008】以下、本発明の現像装置を図1に沿って説
明する。図1において、1は容器、2はトナー、3はア
ジテータ、4は補給ローラ、5はトナー担持体、6はト
ナー規制部材、7は静電潜像保持体(感光体)である。
【0009】図1において、トナー容器1の中に非磁性
一成分トナー2が入っている。このトナー2はアジテー
タ3によって補給ローラ4とトナー担持体5により形成
されるトナー貯留部に搬送されたトナー担持体5の表面
に担持される。さらに、トナー規制部材6によって均一
な薄層を形成するとともに所定の極性に摩擦帯電され
る。トナー薄層は静電潜像を保持する保持体(感光体)
7とトナー担持体5とが当接する現像領域に運ばれ、こ
こでトナー担持体から保持体7へトナーが静電的に移動
し、潜像が顕像化される。
【0010】以上のプロセスにおいて、トナー層は規制
部材6によって均一に形成されるが、層内は単層ではな
くトナー粒子が何層かに重なっている。従って、トナー
担持体に近接している下層トナーは良好な帯電を示す
が、そうではない上層のトナーは帯電が低くくなってし
まう。充分な量のトナー層を形成するほどこの傾向が顕
著となり逆極性トナーも増加し、地汚れ、トナー飛散等
を引き起こす原因となっている。請求項1の発明におい
ては、このようなトナー層における帯電分布の偏りを改
善し均一なものとするために、前述の如くトナー担持体
とトナー規制部材との双方の少なくとも表面を同じ誘電
体で構成する現像装置とし、地汚れ、トナー飛散等をな
くすものである。この場合、トナー規制部材とトナーと
の間では、当然ながら非常に良い摩擦帯電が行われる。
つまり、トナーには高い帯電量が付与され、地汚れやト
ナー飛散等を発生しない高品質な画像が得られる。この
場合、担持体と規制部材の間に、正帯電性トナーを用い
た場合には規制部材から担持体へ、また負帯電性トナー
を用いた場合には担持体から規制部材へといった向きの
電界を印加する構成を採ると上記効果が更に向上する。
請求項2の発明はかかる構成を具現化したものである
(図2参照)。すなわち、担持体と規制部材の間におい
てはトナーは規制部材から担持体への電界を受けること
になる。従って、トナーの規制部材への固着が防止され
る。また、トナー層中に逆極性のトナーが存在している
場合、このトナーは上記電界により規制部材に付着せし
められ現像領域に出ていくことがない、したがって地汚
れもより効果的に防止できる。規制部材に付着したこの
逆極性トナーは規制部材との接触により所望の帯電極性
に帯電され、電界により再び担持体上に付着し現像され
る。従って、規制部材上に固着することはない。しかし
ながら、低いながらも一度逆極性に帯電したトナーを所
望の極性に帯電するには時間がかかる。すなわち、帯電
の立ち上がりが若干遅い。そこで、規制部材として図3
に示すような回転体を用いるのが好ましい。図示したと
おり、この回転体規制部材にはクリーニング部材8が設
置されており、これにより規制部材に運ばれてきた余剰
のトナー及び逆極性トナーを掻き落しトナータンクへと
戻す。また、担持体と規制部材との間に印加する電界に
交番電界を用いることにより担持体と規制部材との間で
トナーが振動しこの効果がより引き出されると同時に帯
電量、帯電立ち上がり性も向上する。
【0011】本発明の効果をさらに引き出すたるにトナ
ーとしては流動性の良いものを使用するのが好ましい。
流動性のよいトナーを用いると規制部材における薄層形
成時において、トナー層内のトナー粒子の運動性が良
く、担持体及び規制部材との接触性が上がりより均一に
帯電させることが可能となる。トナーの流動性は凝集度
にして、好ましくは、30%以下(測定法は後述する)
とするのがよい。
【0012】また、本発明において、トナー担持体はロ
ーラ状のものに限らず、例えばベルト状のものでもよ
い。静電潜像保持体も感光体に限らず、静電潜像を保持
しうるもので有ればよい。
【0013】図4には本発明で用いるトナー担持体の一
例を示す。図中21は芯金、22は誘電体層である。芯
金21には従来公知の金属等が使用される。誘電体層2
2にはごく一般的な樹脂またはゴムなどが使用できる
が、トナーとの安定した充分な帯電性、トナー量を得る
ために体積抵抗が108Ω・cm以上のものが好まし
い。
【0014】例えば、樹脂としては、アルキッド樹脂、
塩素化ポリエーテル、塩素化ポリエチレン、エポキシ樹
脂、フッソ樹脂、フェノール樹脂、ポリアミド、ポリカ
ーボネート、ポリエチレン、メタクリル樹脂、ポリプロ
ピレン、ポリスチレン系樹脂、ポリウレタン、ポリ塩化
ビニル、ポリ塩化ビニリデン、シリコーン樹脂等。又、
ゴムとしては、ブタジエンゴム、スチレンブタジエンゴ
ム、エチレンプロピレンゴム、塩化ポリエチレン、エピ
クロルヒドリンゴム、ニトリルゴム、アクリルゴム、ウ
レタンゴム、シリコーンゴム、フッソゴム等が挙げられ
る。耐熱性、耐候性、耐摩耗性等の観点から、シリコー
ン樹脂、フッソ樹脂、シリコーンゴム、フッソゴムが好
ましい。
【0015】本発明におけるトナー担持体の構成は上記
構成に限らず、上記誘電体を少なくとも表面に有してい
れば良く、必要に応じて多層構造をとってもよい。ま
た、形状もローラ状に限定される物ではない。図5に
は、本発明におけるトナー規制部材の一例を示す。図
中、31は支持体、32は誘電体層である。支持体31
は必要に応じて設置するものであり、必要のない場合は
なくてもよい。材質も金属、プラスチック等があるが、
特に限定するものではない。誘電体層32は上記トナー
担持体の表面層に用いたものがそのまま利用できる。構
成は上記構成に限定されるものではなく、少なくとも表
面が担持体表面の誘電体と同じ誘電体にて構成されてい
ればよく、例えば弾性をもたせるために誘電体32と支
持体31の間にスポンジ等の弾性層を設ける等、必要に
応じて付加機能を持たせてもよい。また、形状も図5の
ようなブレード状のものに限らず、例えば図6のような
ローラ状のものでもよい。担持体、規制部材ともに誘電
体層の作製にあたっては従来公知のスプレー塗布、ディ
ッピング、水蒸気加硫、押し出し成型、射出成型等の内
から適切な工法を採用すればよい。
【0016】
【実施例】以下、実施例及び比較例により本発明を詳細
に説明する。 実施例1 (a)トナー担持体の作製 Alの芯金ローラに下記の誘電体形成成分をスプレー塗
布し、100℃、1時間の条件下で硬化、乾燥させ膜厚
50μmの誘電体層を形成し、トナー担持体とした。こ
の誘電体の体積抵抗は3×1015Ω・cmであった。 {誘電体形成成分} エポキシ変性シリコーン樹脂 100重量部 (SR2115;トーレダウコーニングシリコーン社製) 硬化剤 20重量部 (SR2115K;トーレダウコーニングシリコーン社製) 酢酸セロソルブ 300重量部 キシレン 300重量部 (b)トナー規制部材の作製 Al板に上記同様の誘電体形成成分を同様の条件によっ
て50μmの誘電体層を作製し、トナー規制部材とし
た。 (c)使用トナー 下記組成の混合物を溶融混練し、冷却後ハンマーミルを
用いて粗粉砕し、ついでエアージェット方式による微粉
砕機で微粉砕した。得られた微粉砕品を分級して平均粒
径を11μmとして。本粒子100部に対してシリカ微
粉末を0.4部添加混合して本発明のトナーを得た。得
られたトナーの凝集度は22%であった。 {トナー組成} 結着樹脂 スチレン−アクリル系重合体 95部 離型剤 低分子量ポリプロピレン 5部 着色剤 カーボンブラック 8部 帯電制御剤 サリチル酸誘導体亜鉛塩 4部
【0017】トナーの凝集度の測定は以下の方法によっ
た。ホソカワミクロン社製のパウダーテスターを使用し
振動台の上に次の手順で付属品をセットする。 (イ)バイブロシュート (ロ)パッキン (ハ)スペースリング (ニ)フルイ(3種類)上>中>下 (ホ)オサエバー 次にノブナットで固定し、振動台を作動させる。測定条
件は次の通りである。 フルイ目開き(上) 75μm フルイ目開き(中) 45μm フルイ目開き(下) 25μm 振幅目盛り 1μm 試料採取量 10g 振動時間 30秒 測定後、次の計算から凝集度を求める。
【数1】 上記3つの計算値の合計をもって凝集度(%)とする。
すなわち、 凝集度(%)=(a)+(b)+(c)
【0018】以上のトナー担持体、規制部材、トナーを
用い以下の評価を行った。 (トナー帯電量評価) 図1の現像装置において、ブローオフ法によりトナー担
持体のトナー帯電量を測定した。 (トナー付着量) 図1の現像装置において、テープ転写によりトナー担持
体のトナー付着量を測定した。 (画像評価) 図1の現像装置を用い、実機にてテストチャート画像を
出力し、その出力画像をみた。
【0019】実施例2 (a)トナー担持体の作製 Alの芯金ローラに下記の誘電体形成成分をスプレー塗
布し、100℃、1時間の条件下で硬化、乾燥させ膜厚
50μmの誘電体層を形成し、トナー担持体とした。こ
の誘電体の体積抵抗は5×1014Ω・cmであった。 {誘電体形成成分} フッソ系共重合体樹脂(ルミフロン200;旭硝子) 100重量部 コロネートEH 20重量部 トルエン 200重量部 キシレン 200重量部 (b)トナー規制部材の作製 Al板に上記誘電体形成成分を同様の条件によって50
μmの誘電体層を作製し、規制部材とした。 (c)使用トナー 下記組成の混合物を溶融混練し、冷却後ハンマーミルを
用いて粗粉砕し、ついでエアージェット方式による微粉
砕機で微粉砕した。得られた微粉砕品を分級して平均粒
径を12μmとして。本粒子100部に対してシリカ微
粉末を0.6部添加混合して本発明のトナーを得た。本
トナーの凝集度は15%であった。 {トナー組成} 結着樹脂 スチレン−アクリル系重合体 95部 離型剤 低分子量ポリプロピレン 5部 着色剤 カーボンブラック 7部 帯電制御剤 ニグロシン系染料 3部
【0020】実施例3 実施例1における誘電体形成成分に次のものを追加する
他は同じとし、この誘電体を用い、トナー担持体、トナ
ー規制部材を作製した。尚、この誘電体の体積抵抗2×
107Ω・cmであった。 {追加成分} カーボンブラック
50重量部 上記のようにしてトナー担持体、トナー規制部材を用い
る他は実施例1と同様にしてトナー担持体及びトナー規
制部材を作製した。
【0021】実施例4 実施例1におけるトナーのシリカ微粉末の添加量を0.
1部とする他は実施例1と同様にした。このときの、ト
ナーの凝集度は45%であった。
【0022】比較例1 実施例2におけるトナー規制部材の誘電体層を形成しな
い(すなわち、Al板のみ)ほかは実施例2と同様にし
た。
【0023】比較例2 トナー担持体、トナー規制部材、トナーをそれぞれ以下
のものとして比較例2の現像装置を作製した。 トナー担持体・・・・・・実施例3と同じ トナー規制部材・・・・・比較例1と同じ トナー・・・・・・・・・実施例4と同じ
【0024】実施例1〜4及び比較例1〜2の評価結果
を表1にまとめた。
【0025】
【表1】
【0026】実施例5 実施例1において、トナー担持体とトナー規制部材との
間にトナー規制部材からトナー担持体への向きに電界が
印加されるようにした以外は実施例1と同様にした。
【0027】実施例6 実施例2において、トナー担持体と規制部材との間にト
ナー規制部材からトナー担持体への向きに電界が印加さ
れるようにした以外は実施例2と同様にした。
【0028】実施例7 実施例1におけるトナー規制部材をsus製の芯金ロー
ル上に誘電体を同様にしてコーティングし作製し、図3
の現像装置とするほかは同様にした。
【0029】比較例3 実施例5におけるトナー規制部材をフロート状態とする
ほかは同様にした。上記トナー担持体、トナー規制部
材、トナーを用いて以下の評価を行った。その結果を表
2に示す。 (トナー帯電量評価) 図2の現像装置において、ブローオフ法により担持体1
回転及び10回転での担持体上のトナー帯電量を測定し
た。 (トナー付着量) 図2の現像装置において、テープ転写により担持体上の
トナー付着量を測定した。 (画像評価) 図2の現像装置を用い、実機にて1万枚ランニングした
ときの画像を調べた。その結果を表2に示す。
【表2】 上記比較例3において、1万枚ランニング後の画像に
は、ところどころに濃度ムラが発生しているが、このと
き、トナー規制部材をとり出して表面を観察したとこ
ろ、トナーがところどころに固着していた。
【0030】
【発明の効果】請求項1の電子写真現像装置は、トナー
担持体とトナー規制部材の双方の少なくとも表面を同じ
誘電体により構成し、かつ担持体と規制部材の間に、正
帯電性トナーを用いた場合には規制部材から担持体へ、
負帯電性トナーを用いた場合には担持体から規制部材へ
の向きの電界が印加されるように構成したことから、地
汚れ、トナー飛散がなく、さらには、トナーの規制部材
への固着が発生せず、長時間の使用によっても均一かつ
安定したトナー帯電、トナー薄層がえられ、良質の画像
が長期にわたって得られる。請求項2の電子写真装置
は、トナーは安定した十分な帯電性であり、及び十分な
トナー量を得る得ることができる。請求項3の発明は、
帯電の立ち上がりが早く、好ましい結果が得られるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る代表的な現像装置の説明図であ
る。
【図2】本発明に係る他の代表的な現像装置の説明図で
ある。
【図3】本発明に係る更に別な現像装置の説明図であ
る。
【図4】本発明に係るトナー担持体の説明図である。
【図5】本発明に係るトナー規制部材の説明図である。
【図6】本発明に係る他のトナー規制部材の説明図であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−45272(JP,A) 特開 昭60−87344(JP,A) 特開 昭59−30563(JP,A) 実開 平2−138759(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 補給ローラによって、トナー担持体表面
    にトナーを供給すると共にトナー規制部材によりトナー
    担持体表面に均一な薄層を形成させ、感光体と接触させ
    ることにより、静電潜像を現像する電子写真現像装置に
    おいて、トナー担持体とトナー規制部材双方の少なくと
    も表面は同じ材料の誘電体とし、かつ、当該トナー担持
    体とトナー規制部材の間には以下のような向きの電界が
    印加されていることを特徴とする電子写真現像装置。 正帯電性トナーを用いた場合…規制部材からトナー担持体へ 負帯電性トナーを用いた場合…担持体からトナー規制部材へ
  2. 【請求項2】 トナー担持体並びにトナー規制部材の少
    なくとも表面を構成する誘電体材料は、体積抵抗が10
    8Ω・cm以上であることを特徴とする請求項1の電子
    写真現像装置。
  3. 【請求項3】 トナー規制部材がクリーニング部材を有
    する回転体からなることを特徴とする請求項に記載の
    電子写真現像装置。
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