JP3104654U - 割りチューブ巻取りピン - Google Patents

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政雄 末広
英行 山安
重男 飯田
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日本コムシス株式会社
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Abstract

【課題】光ファイバケーブルに防護のためにゴム製の割りチューブを被せる作業の作業性を向上させることにある。
【解決手段】光ファイバケーブルに被せるゴム製の割りチューブの開かれた一端部を間に挟み込むとともに、裏返しに開かれたそのゴム製の割りチューブを周囲に巻きつけられるための二本の捧状部2,3と、前記二本の棒状部の同じ側の端部2a,3a同士を弾性的に結合するとともにそれら二本の棒状部を捻る手掛かりとなるための弾性結合部4とを具えてなる、割りチューブ巻取りピン1である。
【選択図】図1

Description

この考案は、光ファイバケーブルに防護のためにゴム製の割りチューブを被せるのに先立ってその割りチューブを開いて裏返しに巻き取るための割りチューブ巻取りピンに関するものである。
光ファイバケーブル本線から分岐した光ファイバケーブルである光ドロップケーブルを建物等まで架設する際には、その光ドロップケーブルに防護のためにゴム製の割りチューブを被せている。
しかしながら、ゴム製の割りチューブを手で開いて光ドロップケーブルに被せる作業は、チューブの弾性で開けた切れ目が戻り易いため容易でなく、特に、U字状に垂れ下がるように架設するものである光ドロップケーブルに対する作業は難しくて、むりに作業すると光ドロップケーブルに力がかかり過ぎで光ケーブルコアが折れてしまい、架設作業からやり直すことになるため、極めて作業性が悪いという問題があった。
この考案は、上記課題を有利に解決することを目的とするものであり、この考案の割りチューブ巻取りピンは、光ファイバケーブルに被せるゴム製の割りチューブの開かれた一端部を間に挟み込むとともに、裏返しに開かれたそのゴム製の割りチューブを周囲に巻きつけられるための二本の捧状部と、前記二本の棒状部の同じ側の端部同士を弾性的に結合するとともにそれら二本の棒状部を捻る手掛かりとなるための弾性結合部と、を具えてなるものである。
光ファイバケーブルに被せるゴム製の割りチューブの一端部を開いて当該割りチューブ巻取りピンの二本の捧状部間に挟み込み、当該割りチューブ巻取りピンの弾性結合部に手を掛けて二本の棒状部を捻ってそれらの棒状部の周囲に割りチューブを開きながら裏返しに巻きつけ、全長に亘って開き終わったらその割りチューブから当該割りチューブ巻取りピンを抜き取ることで、ゴム製の割りチューブを開いて裏返しに巻いた状態にすることができる。
そして、この開いて裏返しに巻いた割りチューブを、光ファイバケーブルに添わせて展ばしながらゴムの弾性で元の筒状に戻してゆくと、光ファイバケーブルに、過度の曲げによる損傷を生じさせることなく容易に割りチューブを被せることができる。
従って、この考案の割りチューブ巻取りピンによれば、光ファイバケーブルに防護のためにゴム製の割りチューブを被せる作業の作業性を大きく向上させることができる。
なお、この考案の割りチューブ巻取りピンにおいては、前記弾性結合部は前記二本の棒状部と別体に形成してそれら棒状部に結合する弾性部材でもよいが、好ましくは前記弾性結合部は、前記二本の棒状部と一体に概略環状に形成された環状部とする。このようにすれば、弾性結合部を容易にかつ安価に構成することができる。
また、この考案の割りチューブ巻取りピンにおいては、前記二本の棒状部の、前記弾性結合部で結合される端部と対抗する端部は、互いに揃っていてもよいが、好ましくはそれらの端部は互いに不揃いに位置するものとする。このようにすれば、二本の棒状部の間にゴム製の割りチューブの開いた一端部を挟み込む際に、二本の棒状部のうちの短い方の棒状部を持って長い方の棒状部の端部を短い方の棒状部から離れるように押すことで、二本の棒状部の間の隙間を容易に拡げることができる。
以下に、この考案の実施の形態を実施例によって、図面に基づき詳細に説明する。ここに、図1は、この考案の割りチューブ巻取りピンの一実施例による割りチューブの巻取り途中の状態を示す斜視図、図2(a),(b),(c)は、上記実施例の割りチューブ巻取りピンを示す正面図、右側面図および、(a)のA−A線に沿う断面図、そして図3は、上記実施例の割りチューブ巻取りピンで開いて裏返しに巻いた割りチューブを光ファイバケーブルに被せる途中の状態を示す説明図である。
図中符号1で示す、この実施例の割りチューブ巻取りピンは、光ファイバケーブルに被せるゴム製の割りチューブ5の切れ目5aから開かれた一端部を間に挟み込むとともに、裏返しに開かれたそのゴム製の割りチューブ5を周囲に巻きつけられるための二本の捧状部2,3と、それら二本の棒状部の同じ側の端部(図2では左端部)2a,3a同士を弾性的に結合するとともにそれら二本の棒状部2,3を捻る手掛かりとなるための,弾性結合部としての環状部4と、を具えてなり、ここにおける環状部4は、この実施例ではSUS304ステンレス鋼製の太さ3mmの丸棒から二本の棒状部2,3と一体に、約直径20mmの概略環状に形成されている。
そしてこの実施例では、上記二本の棒状部2,3の、環状部4で結合される端部2a,3aと対抗する端部2b,3bが、図2(a)に示す如く互いに不揃いに位置するように、棒状部3が棒状部2より長く形成されている。
図1に示すように、光ファイバケーブルに被せるゴム製の割りチューブ5の一端部を切れ目5aから開いてこの実施例の割りチューブ巻取りピン1の二本の捧状部2,3間に挟み込み、この実施例の割りチューブ巻取りピン1の環状部4に手を掛けて二本の棒状部2,3を捻ってそれらの棒状部2,3の周囲に割りチューブ5を開きながら裏返しに巻きつけ、全長に亘って開き終わったらその割りチューブ5からこの実施例の割りチューブ巻取りピン1を抜き取ることで、ゴム製の割りチューブ5をその全長に亘って延在する切れ目5aから開いて裏返しに巻いた状態にすることができる。
そして図3に示すように、この開いて裏返しに巻いた割りチューブ5を、光ファイバケーブルとしての光ドロップケーブル6に添わせて、図中矢印Bで示す如く展ばしながらゴムの弾性で元の筒状に戻してゆくと、光ドロップケーブル6に、過度の曲げによる損傷を生じさせることなく容易に割りチューブ5を被せることができる。
従って、この実施例の割りチューブ巻取りピン1によれば、光ドロップケーブル6に防護のためにゴム製の割りチューブ5を被せる作業の作業性を大きく向上させることができる。
しかも、この実施例の割りチューブ巻取りピン1によれば、弾性結合部が、二本の棒状部2,3と一体に概略環状に形成した環状部4としていることから、弾性結合部を容易にかつ安価に構成することができる。
さらに、この実施例の割りチューブ巻取りピン1によれば、二本の棒状部2,3の、弾性結合部としての環状部4で結合される端部と対抗する端部2b,3bが、互いに不揃いに位置していることから、二本の棒状部2,3の間にゴム製の割りチューブ5の開いた一端部を挟み込む際に、二本の棒状部2,3のうちの短い方の棒状部2を持って長い方の棒状部3の端部3bを短い方の棒状部2から離れるように押すことで、二本の棒状部2,3の間の隙間を容易に拡げることができる。
以上、図示例に基づき説明したが、この考案は上述の例に限定されるものでなく、実用新案登録請求の範囲の記載の範囲内で当業者であれば適宜変更し得るものである。
かくしてこの考案の割りチューブ巻取りピンによれば、光ファイバケーブルに防護のためにゴム製の割りチューブを被せる作業の作業性を大きく向上させることができる。
この考案の割りチューブ巻取りピンの一実施例による割りチューブの巻取り途中の状態を示す斜視図である。 (a),(b),(c)は、上記実施例の割りチューブ巻取りピンを示す正面図、右側面図および、(a)のA−A線に沿う断面図である。 上記実施例の割りチューブ巻取りピンで開いて裏返しに巻いた割りチューブを光ファイバケーブルに被せる途中の状態を示す説明図である。
符号の説明
1 割りチューブ巻取りピン
2,3 棒状部
2a,2b,3a,3b 端部
4 環状部
5 割りチューブ
6 光ドロップケーブル

Claims (3)

  1. 光ファイバケーブルに被せるゴム製の割りチューブの開かれた一端部を間に挟み込むとともに、裏返しに開かれたそのゴム製の割りチューブを周囲に巻きつけられるための二本の捧状部(2,3)と、
    前記二本の棒状部の同じ側の端部(2a,3a)同士を弾性的に結合するとともにそれら二本の棒状部を捻る手掛かりとなるための弾性結合部(4)と、
    を具えてなる、割りチューブ巻取りピン。
  2. 前記弾性結合部は、前記二本の棒状部(2,3)と一体に概略環状に形成された環状部(4)である、請求項1記載の割りチューブ巻取りピン。
  3. 前記二本の棒状部(2,3)の、前記弾性結合部で結合される端部と対抗する端部(2b,3b)は、互いに不揃いに位置している、請求項1または2記載の割りチューブ巻取りピン。
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