JP3104445U - 可搬型小形破砕機 - Google Patents

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素裕 鈴木
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長岡技研株式会社
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Abstract

【課題】 アスファルト廃材,コンクリート廃材,ブロック廃材など、再生砕石に利用可能な廃材が排出される工事現場において、その排出廃材を再生砕石に再生加工できる可搬型の小型破砕機を提供すること。
【解決手段】 下部空間を一輪車などの運搬機が入る大きさに形成すると共に、下端部に走行輪2と昇降式の定置板3を設けたフレーム架台1の上に、電動モータ又は内燃機関を駆動源6として設け、該駆動源6の出力がクラッチ7を介して破砕機構4に伝動されるように形成した破砕装置を設置したこと。
【選択図】図1

Description

本考案は、特に、道路工事現場やビル解体現場などのように、アスファルト廃材やコンクリート廃材、或は、ブロック廃材が生じる工事現場で、前記廃材を、一例として40〜50mm程度に破砕することにより、再生砕石にリサイクルできる可搬型の小形破砕機に関する。
舗装道路の改修や補修工事、或は、ビルの解体工事などの現場では、堀削されたアスファルト廃材やコンクリート廃材が多量に排出されるが、従来はこれらの廃材を専用のダンプトラックなどにより廃材処理工場まで搬送して処理をしている。
しかし、道路改修工事などの現場で生じるアスファルト廃材やコンクリート廃材、或は、ブロック廃材を、それらの排出現場で再生砕石に処理できれば、従来の処理工場までの搬送、或は、その処理工場から再生砕石を必要とする場所への搬出という迂遠なルート運搬を省略でき、省力,省エネルギの両面から好ましい。
そこで本考案では、アスファルト廃材,コンクリート廃材,ブロック廃材など、再生砕石に利用可能な廃材が排出される工事現場において、その排出廃材を再生砕石に再生加工できる可搬型の小型破砕機を提供することを課題とする。
上記課題を解決することを目的としてなされた本考案破砕機の構成は、下部空間を一輪車などの運搬機が入る大きさに形成すると共に、下端部に走行輪と昇降式の定置板を設けたフレーム架台の上に、電動モータ又は内燃機関を駆動源として設け、該駆動源の出力がクラッチを介して破砕機構に伝動されるように形成した破砕装置を設置したことを特徴とするものである。
本考案破砕機では、駆動源の設置部を、電動モータ又は汎用ガソリンエンジンを選択して架装できる構造にしておき、前記モータとエンジンを載せ替えできるようにしておくか、或は、一の設置部に前記モータ又はエンジンの少なくとも一方を常設しておき、他の設置部に、必要なときエンジン又はモータを架装できる構造にしておく、又は、モータとエンジンを併設しておき、それらの出力を選択して破砕機構に伝動するようにすることもできる。
このように、二種の駆動源を必要に応じて使い分けることができることにより、本考案破砕機を工場等に固定的に設置して使用するときはAC電源の電動モータを駆動源として利用し、電源のない工事現場などでは内燃機関を駆動源として利用することができる。
図1は本考案破砕機の一例を後方から見た斜視図、図2は破砕機構の一例を模式的に示した平面図である。
図において、1は正面から見て大略門型をなすフレーム架台で、例えば、チャンネル材や型鋼などを溶接などにより概ね櫓状に組立てて形成されている。このフレーム架台1は、上面1aが後述する破砕機構の設置部に形成され、四隅の4本の脚部1bの下端に、それぞれ走行輪2を設けると共に、各脚部1bにアウトリーガ状にした昇降式の定置板3を設けている。なお、この架台1の下部空間Sには、後述する破砕機構4で破砕された再生砕石を収容して搬出するための、一例として一輪運搬車を出入れすることができる。
4は上記架台1の上面1aに設置した小型の破砕機構で、4aは破砕機構の外筺をなし、破砕刃を収装したケーシング、4bは前記ケーシングの側面に配設した後述するチェーンやスプロケットなどによる伝動機構のカバーである。4cは前記ケーシング4aの上部に形成したコンクリート塊やブロックなどの破砕対象の投入口で、図示した投入口4cは、一例として200×300mm〜250×350mmくらいの大きさの破砕対象の投入を許容する大きさに形成されている。
ケーシング4aの内部には、投入口4cから下方へ向けてテーパ状に狭窄した配置で、破砕用の固定刃5aと揺動歯5bが設けられており、この揺動歯5bの支持軸5cにクランクピン軸(セキセン軸)5dが設けられると共に、このピン軸5dに大径の入力スプロケット5fが設けられて、後述する駆動源(エンジン又はモータ、原動機ともいう)6からの回転力が入力することにより、揺動歯5bが固定刃5aに対して揺動し、両刃5a,5bの間に投入されたコンクリート塊などを破砕するように形成して破砕装置Crの一例が形成されている。ケーシング4a内のの2つの刃5a,5bの下方は、破砕した再生砕石を下方の空間Sへ落下させる再生砕石の取出口5gに形成されている。
6は、架台1の上面1aにおいてケーシング4aの向う側に隣接した平台空間に形成された原動機設置部に配置された汎用ガソリンエンジンで、その出力軸6aは、一例として多板乾式クラッチ7を介して設けられた小径の出力スプロケット6bに接続されている。この出力スプロケット6bと入力スプロケット5fは、伝動機構のカバー4bの内部に収まっており、チェーン6cが両スプロケット6b,5fに掛回されている。
いま、クラッチ7を切った状態でエンジン6を始動し、前記クラッチ7を繋ぐと、出力スプロケット6bから入力スプロケッ5fトにエンジン6の回転力が減速増力して伝動され、これにより、ケーシング4aの内部で揺動歯5bが固定刃5aに対して破砕動作となる接近,離反を繰返す揺動運動をする。従って、この状態で投入口4cからコンクリート塊などの被破砕物を投入すると、前記2つの刃5a,5bによって破砕され、下部の取出口5gから架台1の下に配置された一輪運搬車に40〜50mm大に破砕された再生砕石が落下する。
上記のように、本考案破砕機は、至って小型にまとめられるので、道路工事現場やビル解体現場などにトラック等に載せて容易に搬入することができ、また、そこで排出されるコンクリート塊などの対象をその場で再生砕石に処理することができる。
本考案破砕機は、架台上面に設けた破砕機構のケーシングの向う側に原動機の設置部を設定し、そこに汎用エンジン等の内燃機関、又は、電気モータを選択的に架装できるようにしているので、工場内などのように電源がある場所では、エンジンを電気モータに載せ替えたり、切換えて当該モータ出力による破砕をすることができる。なお、図示しないが、エンジンとモータとを併設しておき、両者の出力を選択的にクラッチを介して出力側に伝動する構成とすることにより、原動機の積み替えをすることなく、原動機の選択使用が可能になる。
本考案は以上の通りであって、破砕機を、下部空間を一輪車などの運搬機が入る大きさに形成すると共に、下端部に走行輪と昇降式の定置板を設けたフレーム架台の上に、電動モータ又は内燃機関を駆動源として設け、該駆動源の出力がクラッチを介して破砕機構に伝動されるように形成した破砕装置を設置することにより、この破砕機はトラックの荷台に積載できる程度の小形に形成され、従って、道路工事現場やビル解体工事現場などに工事現場に持込んで、そのような現場で排出されるコンクリート塊などを、その場で再生砕石に形成することができるという、従来の大型破砕機のように工事現場に持ち込んだり搬送できなかったゆえに従来の大型破砕機では出来なかった工事現場における再生砕石の加工が出来るという利点がある。
また、本考案破砕機は、内燃機関と電気モータを選択的に使用できる構成であるから、使用場所によって原動機を選択でき、従って、破砕機を使用する現場の電気設備条件に拘らず利用することができるメリットがある。
更に、本考案破砕機は、原動機と出力スプロケットの間にクラッチを入れて、破砕時にのみ原動機の出力を破砕機構に伝動するようにしたので、省エネルギ面、並びに、騒音抑制面などにおいて優れている。
本考案破砕機の一例の斜視図。 破砕機構の一例の平面図。
符号の説明
1 フレーム架台
2 走行輪
3 定置板
4 破砕機構
5a 固定刃
5b 揺動歯
6 汎用ガソリンエンジン
7 多板乾式クラッチ

Claims (2)

  1. 下部空間を一輪車などの運搬機が入る大きさに形成すると共に、下端部に走行輪と昇降式の定置板を設けたフレーム架台の上に、電動モータ又は内燃機関を駆動源として設け、該駆動源の出力がクラッチを介して破砕機構に伝動されるように形成した破砕装置を設置したことを特徴とする可搬型小形破砕機。
  2. 駆動源の設置部を、電動モータ又は汎用ガソリンエンジンを選択して架装できる構造に形成した請求項1の可搬型小形破砕機。
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