JP3104403U - 冷温部を有する手押し車 - Google Patents

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Abstract

【課題】ペルチェ素子を用いて冷凍部と加温部を形成し、冷凍品や加温品を長時間保存するため、例えば車両の回転を利用する回転も充電器によりチャージされる手押し車を提供する。
【解決手段】常温部2aを形成すると共に、下方にペルチェ素子6を配置して冷凍部2bと加温部2cとを形成する。なお、ペルチェ素子6の電源部のバッテリ12は外部の充電手段や車輪3の回転によって生ずる回転式充電器14によりチャージされる。
【選択図】図1

Description

本考案は、例えば、新幹線等の列車内等で商品販売用に使用される手押し車に係り、特に、簡便な冷凍部や加温部を保有する冷温部を有する手押し車に関する。
例えば、新幹線内においては、各種の食べ物や飲み物を搭載して列車内を移動する手押し車が用いられている。この手押し車には、常温品、冷凍品、加温品が搭載されている。しかしながら、冷凍品や加温品はそのままの状態ではすぐに常温になるため従来では冷凍品を保管する冷凍庫や保冷庫及び保温庫等が車に搭載され、この中に冷凍品や加温品を収納して運搬する方法が一般にとられている。なお、前記冷凍庫や保冷庫や保温庫は、連続して冷凍状態や加温状態を保持するものではなく、時間と共にその機能が低下する問題点がある。
一方、冷房や暖房を同時に行う手段として従来よりペルチェ素子が用いられている。このペルチェ素子は図3に示すように、p形とn形の熱電半導体を銅電極で接合し、例えば、前記n形の方から直流電流を流すことにより図示のように上方の接合面から下の接合面へ熱を運び、上方側を冷却し下方側を加熱するものである。また、電流の流れ方向を変えることにより冷却及び加熱の側を逆転することができる。
以上の原理構造を有するペルチェ素子を用いることにより、各部の冷暖房が簡単に行われ、その場合の消費電力も小さい。よって従来より各所にペルチェ素子が用いられ、例えば、「特許文献1」,「特許文献2」,「特許文献3」等がある。
特開平7−91797号(図1 特開平8−188078号(図1) 特開2000−185542号(図1)
前記の「特許文献1」等は、いずれもペルチェ素子を用いて「容器の冷却」や「保温保冷用の装置」及び「車両用温冷庫」を行う技術開示するものであるが、いずれも手押し車に対してそのまま適用されるものではない。また、ペルチェ素子を手押し車に用いペルチェ素子の電源部を自動蓄電する簡便構造の公知技術は見当らない。
本考案は、以上の事情に鑑みて考案されたものであり、ペルチェ素子を用いて冷凍部,加温部等を手押し車内に形成すると共に、外部の充電手段や手押し車の移動を利用して発電する充電器によりチャージを行うようにした簡便構造の冷温部を有する手押し車を提供することを目的とする。
本考案は、以上の目的を達成するために、請求項1の考案は、常温品,冷凍品,加温品を搭載して移送する手押し車であって、該手押し車は、品物収納部と車輪及び手押し部等とからなり、前記品物収納部が、ペルチェ素子により形成される冷凍部及び/又は加湿部と、前記常温品を収納する常温部とに画成されたものからなることを特徴とする。
また、請求項2の考案は、前記ペルチェ素子の電源部にはバッテリが設けられ、該バッテリは車両等に設けられている充電手段と、前記車輪の回転により発電する回転式充電器によりチャージされることを特徴とする。
また、請求項3の考案は、前記電源部には、電流の流れ方向を変える電流流れ方向変換部が付設されることを特徴とする。
本考案の請求項1の冷温部を有する手押し車によれば、手押し車の品物収納部にペルチェ素子を配置することにより車内に冷凍部や加温部を簡単に形成でき、かつペルチェ素子を配置しない品物収納部に常温部を画成形成することが簡単に可能になる。
また、本考案の請求項2の冷温部を有する手押し車によれば、手押し車に搭載している電源部のバッテリが外部の充電手段や手押し車の車輪の回転によって生ずる充電器によりチャージされ、バッテリの電力補助が連続的に行われる。これにより、冷凍部や加温部の冷暖房機能を持続させることができる。
また、本考案の請求項3の冷温部を有する手押し車によれば、電流流れ方向変換部を設けることにより冷凍部と加温部を変換させることが容易にでき、必要とする品物の種類の変更に対して柔軟に対応することができる。
以下、本考案の冷温部を有する手押し車の実施の形態を図面を参照して詳述する。
図1は本考案の冷温部を有する手押し車の一実施例を示す。この冷温部を有する手押し車1(以下、単に手押し車1という)は、大別して品物収納部2と、これを支持する車輪3と、手押し部4等とからなる。品物収納部2は図示のように箱体からなり、本実施例では常温部2aと冷凍部2bと加温部2cとからなる。常温部2aと冷凍部2b及び加温部2cとは仕切板5により画成され、冷凍部2bと加温部2cとはペルチェ素子6によって画成される。常温部2aにはA,B,C,D,Eのような常温品7が収納され、冷凍部2bにはイ,ロ,ハのような冷凍品8が収納され、加温部2cにはa,b,cのような加温品9が夫々収納される。また、品物収納部2の上面は開放され常温品7はこの開口部より自由に出入できる。また、冷凍品2bや加温部2cには開閉扉10,11が開閉自在に挿着され、ここから冷凍品8や加温品9が出入される。
品物収納部2にはペルチェ素子6の電源部であるバッテリ12や放熱用のファン13が設けられ、車輪3とバッテリ12との間には車輪3の回転により発電する回転式充電器14が介設される。ペルチェ素子6はバッテリ12に連結され直流電流を受ける。また、ファン13もバッテリ12に連結される。また、ペルチェ素子6とバッテリ12との間には電流流れ方向変換部15が設けられるが、電流流れ方向を変更する必要がない場合はこのものはなくてもよい。また、図示のようにバッテリ12は車両等に設けられている充電手段によりチャージされる。
以上の構造により、バッテリ12からの電力供給によりペルチェ素子が作動し、冷凍部2b内は冷却され、加温部2cが加熱され、これ等に収納されている冷凍品8や加温品9を冷凍及び加温状態に保持することができる。バッテリ12は次第に電力が低下するが、外部の充電手段や手押し車1の移動により発生する回転式充電器14からチャージされる。このため、バッテリ12は放電が少なくなり長時間にわたり冷凍及び加温状態を保持することができる。
図2は、本考案の別の実施例を示すものである。本例の手押し車1aは品物収納部2として常温部2Aと冷凍部2Bのみを有するものからなる。この場合、ペルチェ素子6aは品物収納部2の底面側に配置される。これにより、ペルチェ素子6aによる加熱空気は外部に放熱され、ファン13により放熱効率をより促進することができる。なお、前記実施例と同一符号のものは同一品又は同一機能を有するものであり重複説明は省く。以上の構造により、比較的多量の冷凍品8を長時間保存することができる。
本考案の冷温部を有する手押し車に以上の構造のものからなるが、以上の構造のものに限定するものではなく、同一の技術的範疇のものを含むことは勿論である。
産業上の利用の可能性
本考案は、列車等内で使用される手押し車に限らず常温品,冷凍品,加温品を収納して手動で移動する目的のすべての手押し車に対して適用され、その利用範囲は広い。
本考案の冷温部を有する手押し車の一実施例の全体構造を示す断面図。 本考案の冷温部を有する手押し車の別の実施例の全体構造を示す断面図。 ペルチェ素子の原理を説明するための模式構成図。
符号の説明
1 冷温部を有する手押し車(手押し車)
2 品物収納部
2a 常温部
2A 常温部
2b 冷凍部
2B 冷凍部
2c 加温部
3 車輪
4 手押し部
5 仕切板
6 ペルチェ素子
6a ペルチェ素子
7 常温品
8 冷凍品
9 加温品
10 開閉扉
11 開閉扉
12 バッテリ
13 ファン
14 回転式充電器
15 電流流れ方向変換部
16 外部の充電手段

Claims (3)

  1. 常温品,冷凍品,加温品を搭載して移送する手押し車であって、該手押し車は、品物収納部と車輪及び手押し部等とからなり、前記品物収納部が、ペルチェ素子により形成される冷凍部及び/又は加湿部と、常温品を収納する常温部とに画成されたものからなることを特徴とする冷温部を有する手押し車。
  2. 前記ペルチェ素子の電源部にはバッテリが設けられ、該バッテリは車両等に設けられている充電手段と、前記車輪の回転により発電する回転式充電器によりチャージされることを特徴とする請求項1に記載の冷温部を有する手押し車。
  3. 前記電源部には、電流の流れ方向を変える電流流れ方向変換部が付設されることを特徴とする請求項1又は2に記載の冷温部を有する手押し車。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018040558A (ja) * 2016-09-08 2018-03-15 佐藤 正志 冷蔵保存買い物キャリーカート

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