JP3103547B1 - プロセスカートリッジの再生産方法 - Google Patents
プロセスカートリッジの再生産方法Info
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- JP3103547B1 JP3103547B1 JP11308912A JP30891299A JP3103547B1 JP 3103547 B1 JP3103547 B1 JP 3103547B1 JP 11308912 A JP11308912 A JP 11308912A JP 30891299 A JP30891299 A JP 30891299A JP 3103547 B1 JP3103547 B1 JP 3103547B1
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Abstract
スカートリッジにトナーシールを用いることなく、トナ
ーを充填封止したプロセスカートリッジの再生産が目的
である。 【解決手段】 現像枠体12aのフランジ12a13と
現像枠体12aに固定された現像ブレードの板金10e
2の間に封止部材46を設けた。封止部材46はスポン
ジ、硬化性のシリコンボンド、熱可塑性の高分子材料の
何れかである。トナーシールを施すことなく、トナーを
密封できる。少くとも、現像ローラ10dを外してトナ
ーを充填する。物流によってトナーが漏れるのを防止す
るのに寄与する。
Description
ッジの再生産方法に関する。
とも現像手段としての現像ローラと電子写真感光体とを
一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを電子写
真画像形成装置本体に対して着脱可能とするものをい
う。
写真画像形成プロセスを用いて記録媒体(例えば記録
紙、布等)に画像を形成するものであって例えば、電子
写真複写機、電子写真プリンタ(例えば、LEDプリン
タ、レーザービームプリンタなど)、電子写真ファクシ
ミリ装置、および電子写真ワードプロセッサなどが含ま
れる。
た電子写真画像形成装置においては、電子写真感光体及
び前記電子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的
にカートリッジ化して、このカートリッジを電子写真画
像形成装置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ
方式が採用されている。このプロセスカートリッジ方式
によれば、装置のメンテナンスをサービスマンによらず
にユーザー自身で行うことができるので、格段に操作性
を向上させることができた。そこでこのプロセスカート
リッジ方式は、電子写真画像形成装置において広く用い
られている。
ーを用いて記録媒体に画像を形成するものである。そこ
で、画像形成を行うに従って、トナーを消費する。そし
て、プロセスカートリッジを購入した使用者にとって満
足できる品質の画像を形成することができなくなる程度
までトナーが消費された際に、プロセスカートリッジと
しての商品価値を喪失する。
れて商品価値の喪失したプロセスカートリッジを再び商
品化することのできる、簡易な、プロセスカートリッジ
の再生産方法の実現が望まれていた。
リッジの再生産方法を提供することにある。
ジを運搬する際等に、プロセスカートリッジの外部へト
ナーが漏れ出ることを防止することのできる、プロセス
カートリッジの再生産方法を提供することにある。
できる品質の画像を形成することができなくなる程度ま
でトナーが消費されて、プロセスカートリッジとしての
商品価値を喪失したプロセスカートリッジを再び商品化
することのできる、プロセスカートリッジの再生産方法
を提供することにある。
番号に対応する番号を付して示せば以下のとおりであ
る。
リッジの再生産を行うプロセスカートリッジの再生産方
法ににおいて、(a)プロセスカートリッジの長手方向
の一端と他端とに設けられたピンを取り外して、トナー
収納部とトナー供給開口と現像ローラ及び現像ブレード
を有するトナー現像容器と、電子写真感光体ドラムを有
するクリーニング容器とを分離する容器分離工程と、
(b)分離されたトナー現像容器に取り付けられている
現像ローラを取り外す現像ローラ取り外し工程と、
(c)分離されたトナー現像容器に取り付けられている
現像ブレードを取り外す現像ブレード取り外し工程と、
(d)前記トナー現像容器に現像ブレードを取り付けた
際に、前記現像ブレードの板金の折曲部と前記トナー現
像容器との間に位置するように、トナーが漏れ出るのを
防止する封止部材を前記トナー現像容器に取り付ける封
止部材取り付け工程と、(e)トナー収納部に収納され
たトナーを前記現像ローラへ供給するために設けられた
トナー供給開口から前記トナー収納部内にトナーを充填
するトナー充填工程と、(f)分離されたトナー現像容
器に現像ブレードを取り付ける現像ブレード取り付け工
程と、(g)分離されたトナー現像容器に現像ローラを
取り付ける現像ローラ取り付け工程と、(h)前記ピン
を差し込んで、前記トナー現像容器とクリーニング容器
とを結合する容器結合工程と、を有するプロセスカート
リッジの再生産方法である。
リッジの再生産を行うプロセスカートリッジの再生産方
法において、(a)プロセスカートリッジの長手方向の
一端と他端とに設けられたピンを取り外して、トナー収
納部とトナー供給開口と現像ローラ及び現像ブレードを
有するトナー現像容器と、電子写真感光体ドラムを有す
るクリーニング容器とを分離する容器分離工程と、
(b)分離されたトナー現像容器に取り付けられている
現像ローラを取り外す現像ローラ取り外し工程と、
(c)分離されたトナー現像容器に取り付けられている
現像ブレードを取り外す現像ブレード取り外し工程と、
(d)前記トナー現像容器に現像ブレードを取り付けた
際に、前記現像ブレードの板金の折曲部と前記トナー現
像容器との間に位置するように、トナーが漏れ出るのを
防止する封止部材を前記現像ブレードの折曲部に取り付
ける封止部材取り付け工程と、(e)トナー収納部に収
納されたトナーを前記現像ローラへ供給するために設け
られたトナー供給開口から前記トナー収納部内にトナー
を充填するトナー充填工程と、(f)分離されたトナー
現像容器に前記折曲部に前記封止部材が取り付けられた
現像ブレードを取り付ける現像ブレード取り付け工程
と、(g)分離されたトナー現像容器に現像ローラを取
り付ける現像ローラ取り付け工程と、(h)前記ピンを
差し込んで、前記トナー現像容器とクリーニング容器と
を結合する容器結合工程と、を有するプロセスカートリ
ッジの再生産方法である。
に従って説明する。
及びプロセスカートリッジの全体の構成を説明し、次に
プロセスカートリッジの組立方法を説明する。そして最
後にプロセスカートリッジを分解再組立する際の工程及
び組立てられたプロセスカートリッジについて説明す
る。
とはトナーを使い切ったプロセスカートリッジをトナー
現像容器とクリーニング容器に分離してトナー現像容器
を一部分解して機能的には新たなプロセスカートリッジ
と同様であるが一部異なる構成を持つトナー現像容器を
有するプロセスカートリッジに組立てることをいう。
な画像形成装置について、図1乃至図14を参照して具
体的に説明する。尚、ここでは説明の順序として、まず
プロセスカートリッジ及びこれを用いる画像形成装置の
全体構成について説明し、次にカートリッジ枠体の構成
について説明し、更に枠体の結合構成について説明す
る。
(レーザービームプリンタ)Aは、図4に示すように、
光学系1から画像情報に基づいた情報光をドラム形状の
電子写真感光体へ照射して該感光体に潜像を形成し、こ
の潜像を現像してトナー像を形成する。そして前記トナ
ー像の形成と同期して、記録媒体2を給紙カセット3a
からピックアップローラ3b及びこれに圧接する圧接部
材3cで一枚ずつ分離給送すると共に、搬送ローラ対3
d、レジストローラ対3e等からなる搬送手段3で搬送
し、且つプロセスカートリッジBとしてカートリッジ化
された前記電子写真感光体に形成したトナー像を転写手
段としての転写ローラ4に電圧印加することによって記
録媒体2に転写し、その記録媒体2を搬送ベルト3fに
よって定着手段5へと搬送する。この定着手段5は駆動
ローラ5aと、ヒータ5bを内蔵すると共に支持体5c
によって回転可能に支持された筒状シートで構成した定
着回転5dからなり、通過する記録媒体2に熱及び圧力
を印加して転写トナー像を定着する。そしてこの記録媒
体2を排出ローラ対3g,3hで搬送し、反転搬送経路
を通して排出部6へと排出如く構成している。尚、この
画像形成装置Aは、手差しトレイ3i及びローラ3jに
よって手差し給送も可能となっている。
子写真感光体と、少なくとも1つのプロセス手段を備え
たものである。ここでプロセス手段としては、例えば電
子写真感光体を帯電させる帯電手段、電子写真感光体に
形成された潜像を現像する現像手段、電子写真感光体表
面に残留するトナーをクリーニングするためのクリーニ
ング手段等がある。本実施の形態のプロセスカートリッ
ジBは、図5に示すように、感光層を有する、ドラム形
状の電子写真感光体である電子写真感光体ドラム7を回
転し、帯電手段である帯電ローラ8へ電圧印加して前記
感光体ドラム7の表面を一様に帯電し、この帯電した感
光体ドラム7に対して前記光学系1からの光像を開口部
9を介して露光して潜像を形成し、該潜像を現像手段1
0によって現像するように構成している。
内のトナーを送り手段である回転可能な第1トナー送り
部材10b1及び第2トナー送り部材10b2で送り出
し、固定磁石10cを内蔵した現像部材である現像ロー
ラ10dを回転させると共に、現像ブレード10eによ
って摩擦帯電電荷を付与したトナー層を現像ローラ10
dの表面に形成し、そのトナーを前記潜像に応じて感光
体ドラム7へ転移させることによってトナー像を形成し
て可視像化するものである。ここで、現像ローラ10d
は、感光体ドラム7へトナーを供給するものである。ま
た、現像ブレード10eは、現像ローラ10dの表面に
付着するトナー層の厚さを規制するものである。
性の電圧を印加してトナー像を記録媒体2に転写した後
は、クリーニングブレード11aによって感光体ドラム
7に残留したトナーを掻き落とすと共に、スクイシート
11bによってすくい取り、除去トナー収納部11cへ
集めるクリーニング手段11によって感光体ドラム7上
の残留トナーを除去するように構成している。
等の各部材はトナー現像容器12と、クリーニング容器
13とを結合したカートリッジ枠体内に収容支持されて
カートリッジ化され、装置本体14に装着される。
参照)を中心にして開閉部材15を開くと、図7及び図
8に示すように、カートリッジ装着スペースの左右両側
面に前下がりであって、下方へ膨出する湾曲形状(本実
施の形態では略円弧形状)に形成したガイドレール16
が略対称に設けてあり、その上方にはガイド部材17が
取り付けてある。更に前記ガイドレール16の入口側に
は第1傾斜面16aとこれに続いて前記第1傾斜面16
aよりも大きな傾斜の第2傾斜面16bが形成してあ
る。
ロセスカートリッジBの長手方向両外側面には、ガイド
レール16に沿ってガイドされるガイド部が形成してあ
る。このガイド部は、カートリッジ枠体の長手方向両外
側面の略左右対称位置から突出するように構成したもの
であり、図6に示すように、ボス18とリブ19を一体
化して構成している。前記ボス18及びリブ19は感光
体ドラム7を取り付けるクリーニング容器13に一体的
に形成してあり、ボス18部は感光体ドラム7の回転軸
の延長線上に位置し、リブ19は前記ボス18から連続
してプロセスカートリッジBの挿入方向後方にガイドレ
ール16の形状に合わせて下方へ膨出した湾曲形状(本
実施の形態では略円弧形状)に延設している。
Bを装着する場合には、図9乃至図11に示すように、
開閉部材15を開いてボス18及びリブ19をガイドレ
ール16に沿わせてカートリッジ先端を装置の光学手段
1の下に潜り込ませるように挿入する。ガイドレール1
6は略円弧状に形成してあると共に、その上方にあるガ
イド部材17もこれに倣った形状をしており、且つリブ
19も同様な略円弧状であるために、挿入するに従って
プロセスカートリッジBは略水平になる。更にカートリ
ッジBを押し込むと、装置本体14に設けた突当部材2
0がクリーニング容器13の先端の両端部付近に設けた
当接面21に当接し、次にプロセスカートリッジBのボ
ス18がガイドレール16の終端に形成した受け凹部1
6cに落ち込む。これにより、感光体ドラム7の側端に
固着したドラムギア51a(図27、図28参照)が装
置本体14側の駆動ギア22(図8参照)と噛合し、プ
ロセスカートリッジBへ駆動力を伝達可能となる。
すように、開閉部材15に軸支されると共にねじりコイ
ルばね23で付勢された加圧部材24がクリーニング容
器13のアーム部25に当接し、ねじりコイルばね23
を捩じりながら所定の圧力で加圧する。また、このとき
装置本体14に設けた突当部材20とプロセスカートリ
ッジBの当接面21が当接してプロセスカートリッジB
が位置決め装着される。
合には、図12に示すように、開閉部材15を開くと加
圧部材24による加圧が解除される。この状態のプロセ
スカートリッジのボス18が凹部16cを乗り上げるよ
うに引き上げた後、リブ19をガイドレール16に沿わ
せながらプロセスカートリッジBを図12の反時計回り
方向へ回すように引き上げて取り出すことが出来る。
体の下部には感光体ドラム7が搬送される記録媒体2に
接触するための転写開口13nが形成してあり、カート
リッジ未使用時には前記開口13nをドラムシャッタ部
材28で閉じることにより、感光体ドラム7を保護して
いる。このシャッタ部材28は、図6に示すように、現
像枠体12aの長手方向外側面の一方側に軸26を中心
に回動可能に設けたシャッタアーム27の先端と、カー
トリッジ枠体の長手方向両外側面の回動中心29aを中
心に一端が回動可能に設けたリンク部材29の他端とに
夫々結合されることによって回動可能に支持されてい
る。そして、前述したようにプロセスカートリッジBを
ガイドレール16に沿わせて挿入すると、リンク部材2
9を屈曲して形成した突出部29bがガイドレール16
の第1傾斜面16a、第2傾斜面16bに当接すること
によってシャッタ部材28が開き(図10及び図11参
照)、逆にプロセスカートリッジBを抜きとると前記軸
26に取り付けたねじりコイルばね30(図6参照)の
付勢によってシャッタ部材28が自動的に閉じるように
なっている。
ッジ枠体の構成について説明する。このカートリッジ枠
体はポリスチロール樹脂を射出成形して構成したもので
あり、図13に示すように、現像枠体12aの側部に現
像下枠12bを溶着すると共に、上部に蓋部材12cを
溶着してトナー現像容器12を構成し、このトナー現像
容器12にクリーニング容器13を結合して構成する。
2a1を有すると共に、長手方向一方側面にトナー充填
口12a2を有する。また、現像枠体12aの内部には
長手方向に複数の支持部材12a3が起立して設けてあ
る。ここで、トナー供給開口12a1は、トナー収納部
10a内に収納されているトナーtを、現像ローラ10
dへ供給するためのものである。トナー収納部10d内
のトナーtは、トナー供給開口12a1を通過して現像
ローラ10dへ供給される。
12a内に第1トナー送り部材10b1を組み込んだ後
に、現像容器12に蓋部材12cを溶着する。次に現像
容器12のトナー供給開口12a1の周囲に形成したシ
ール貼付座面12a5にフィルム状のトナーシール31
を溶着して該開口12a1をシールする。その次にトナ
ー充填口12a2からトナーを充填した後、該充填口1
2a2にキャップ32で蓋をしてトナー収納部10aを
密封する。尚、トナー供給開口12a1をシールしたト
ナーシール31は、図14に示すように、開口12a1
の長手方向一方側で折り返し、自由端側を現像枠体12
aに設けたスリット12a8から外部に引き出してお
く。このトナーシール31はプロセスカートリッジBを
使用する際に、前記自由端をもって引き抜き除去するも
のである。
像枠体12aのトナー供給開口12a1の周囲のシール
貼付座面12a5と対向する平面の長手方向の端部の両
端部には夫々例えばフェルトのような弾性シール材が貼
り付けてある。トナーシール31の自由端側にある弾性
シール材はトナーシール31と重なっている。トナーシ
ール31の折り返し側ではトナーシール31に重なるこ
となくシール貼付座面12a5に不図示の弾性シール材
が接する。トナーシール31施工後現像下枠12bと現
像枠体12aはトナー供給開口12a1の上下で長手方
向に線状に超音波溶着される。そして前記弾性シール材
は超音波溶着部に両端が重なるようにして共に超音波加
熱される。この弾性シール材は超音波溶着するために現
像枠体12aに現像下枠体12bを圧接する際に圧縮さ
れる。
ル31が引きぬかれても、スリット12a8からトナー
現像容器12の外部へトナーは洩れないようになってい
る。
12bを溶着し、この現像下枠12bに第2トナー送り
部材10b2を取り付ける。更に現像枠体12aの開口
上部に形成したブレード取付座面12a4の下方に発泡
ウレタンン等からなるシール35を取り付け、ブレード
取付座面12a4に現像ブレード10eをねじ止めして
取り付ける。現像ブレード10eは断面L形のブレード
板金10e2に例えばゴムのような弾性ブレード10e
1を貼り付けたものである。現像ブレード10eのブレ
ード取付座面12a4への取付はブレード板金10e2
の長手方向の両端に設けてある孔10e3を挿通して小
ねじ10e4をブレード取付座面10a4にねじ込む。
なお、ブレード板金10e2の一端側にはブレード取付
座面10a4に設けた不図示の位置決めダボに嵌合する
位置決め孔が設けられていると共に他端側にはブレード
取付座面10a4に一体に設けた不図示の突起に嵌合す
る切り込み10e5が設けられている。
に取り付ける。及び発泡ウレタン等からなる端部シール
34を現像下枠12bの長手方向両端部に取り付ける。
端部シール34は現像ローラ10d及び現像ブレード1
0eの両端部と現像枠体12a間を密封するものであっ
て現像ローラ10dに沿う円弧部34aと、ブレード板
金10e2の長手方向両端部の背面に沿う直線部34b
とを一体としてある。そして、軸受33a,33bに現
像ローラ10dを軸支する。尚、現像枠体12aには前
記軸受33a,33bを固定するための位置決め手段で
ある円弧部12a6が形成してあり、軸受33a,33
bを現像枠体12aに取り付けると、円弧部12a6に
固定される。このために、軸受33a,33bに軸支さ
れる現像ローラ10dは現像枠体12aに精度よく取り
付けられる。
方側には前記キャップ32を覆うようにリンク支持部材
36を取り付け、他方側には感光体ドラム7や現像ロー
ラ10d等に駆動力を伝達するためのギア列(図示せ
ず)を組み付けた後に該ギア列を覆うようにギアカバー
37を取り付ける。このギアカバー37には位置決め軸
37aが設けてあり、この軸37aを軸受33aの孔3
3a1及び現像枠体12aの孔12a7に挿通して位置
決めし、ねじ等によって現像枠体12aに取り付け固定
する。
合部としてのアーム部38が一体的に形成してあり、現
像枠体12aの長手方向他方端に取り付けたギアカバー
37にも結合部としてのアーム部38が形成してある
(図13参照)。
組み付けたトナー現像容器12と、感光体ドラム7や帯
電ローラ8及びクリーニング手段11を構成する各部材
を組み付けたクリーニング容器13とを前記アーム部3
8を介して結合してプロセスカートリッジBを構成す
る。
合構成}次にトナー現像容器12とクリーニング容器1
3の結合構成について、図1乃至図3を参照して説明す
る。尚、図1は両容器12,13の結合を説明するため
の斜視図であり、図2は結合部分の内部の説明図、図3
は結合部分の模式で示す平面図である。また、両容器1
2,13は長手方向両側のアーム部38を介して回動可
能に結合するが、その構成は左右同一であるために、こ
こでは一方側のみについて説明する。
3を結合するための結合部材39は、図2及び図3に示
すように、ばね取付部39aと円筒部39dが一体的に
形成してあり、ばね取付け部39aには圧縮コイルばね
40が取り付けてある。前記円筒部39dはばね取付け
部39aに取り付けた圧縮コイルばね40の外径よりも
大きな直径を有し、頭部にはリブ39bが設けてあると
共に、側部には2個のフランジ39cが設けてある。
天面には凹部38aが形成してあり、この凹部38aは
後述するようにトナー現像容器12とクリーニング容器
13とが回動可能に結合された状態でクリーニング容器
の取付孔13aの下方に位置するように設けてある。ま
た前記アーム部38の先端部には、後述するピン41が
貫通する貫通穴38bが形成してある。
部材39を取り付けるための取付孔13aが設けてあ
る。この取付孔13aは図2及び図3に示すように、前
記結合部材39のフランジ39c及び円筒部39dより
僅かに大きい円筒孔部13a1と切り欠き部13a2と
から形成されている。またクリーニング容器13の外側
壁面13bにはピン41が貫通する孔13cが形成して
あると共に、その内側壁面13dにはピン41を圧入す
るための孔13eが形成してある。前記孔13cと孔1
3eは同軸上で、クリーニング容器13の長手方向他方
側に設けた同様の孔13cと孔13eの中心軸を結んだ
軸線と平行に設けてある。更にクリーニング容器13の
取付孔13aの近傍裏面にリブ13fが設けてある。
クリーニング容器13とを結合する場合には、図2及び
図3に示すように、トナー現像容器12に設けたアーム
部38をクリーニング容器13の結合部へ進入させ、ピ
ン41をクリーニング容器13に設けた孔13cからア
ーム部38の貫通孔38bの順に貫通させ、且つ内側壁
面13dの孔13eに圧入する。これによってトナー現
像容器12とクリーニング容器13とはピン41を中心
にして回動可能に結合される。この状態では感光体ドラ
ム7と現像ローラ10dとは付勢されていないために、
両者の回転状態を確認することが容易になし得る。
0を取り付けた結合部材39を取付孔13aに落とし込
む。この落とし込みに際しては、取付孔13aの切り欠
き部13a2と結合部材39のフランジ39cとを合わ
せ、圧縮コイルばね40の先端を凹部38aの底面に当
て、圧縮コイルばね40の圧縮方向に向って直線的に押
し込み、結合部材39のフランジ39cの上面がリブ1
3fよりも下方になり、且つ円筒部39dが取付孔13
aの円筒孔部13a1にガイドされている位置まで押し
込む。圧縮コイルばね40のばね力に抗して結合部材3
9を押し込んだ状態で結合部材39を90°回転させ、
結合部材39への押圧を解除すると、結合部材39は圧
縮コイルばね40の復元力により、円筒孔部13a1に
沿って上方に押し上げられ、フランジ39cがリブ13
fで挟まれた状態で取付孔13aの下面に突き当たる位
置で停止する。
よってトナー現像容器12に取り付けた現像ローラ10
dがクリーニング容器13に取り付けた感光体ドラム7
側に押圧され、該現像ローラ10dの長手方向両端に取
り付けたスペーサコロ10d1が感光体ドラム7に当接
して感光体ドラム7に対する現像ローラ10dが位置決
めされる。また、このとき感光体ドラム7の側端に固定
したドラムギア51a(図27、図28参照)が現像ロ
ーラ10dの側端に固定した現像ローラギア10fと噛
合し、駆動力の伝達が可能となる。
収納部10aのトナーが使い切られると、そのプロセス
カートリッジBは回収され、次のように再生産される。
部材39の円筒部39dを圧縮コイルばね40のばね力
に抗してばね取付穴13aに向って押し込み、フランジ
39cをリブ13fから下方へ外し、リブ39bを90
度回転すると、クリーニング容器13のばね取付孔13
aの切り欠き部13a2に結合部材39のフランジ39
cが一致する。ここで結合部材39を押し込んでいた力
をぬくと、圧縮コイルばね40のばね力で結合部材39
は一部又は全部がばね取付孔13aから外部へ出る。そ
こで、円筒部39dを手でつまんで引き上げると、圧縮
コイルばね40の取り付けられた状態で結合部材39が
取り外される。
ラ10d間の加圧力はなくなり、トナー現像容器12と
クリーニング容器13はピン41を中心として自在に回
動し得る状態となる。
外しは、プロセスカートリッジBの外部へピン41がで
ている場合は、ピン41をプライヤ等の工具ではさんで
引きぬく。
ング容器13の内部側からピン41を押圧すると内側壁
面13dの孔13eに圧入されているピン41は外方へ
移動する。ピン41は孔13eの一部に嵌合した状態と
なる。又は、孔13eからピン41がぬける。そこで、
クリーニング容器13の外側壁面13bから外方へピン
41が一部でる。この状態でピン41を外側から引きぬ
くとトナー現像容器12とクリーニング容器13は分離
する。
セスカートリッジBの外部からピン41をピン41が内
側壁面13dの孔13eへ圧入してある抵抗に打克って
内部へ向って押し込むと、ピン41が外側壁面13bの
孔13c、トナー現像容器12のアーム部38の貫通孔
38b、内側壁面13dの孔13eをとおりぬけてトナ
ー現像容器12とクリーニング容器13間へ落ちる。
きるが何れも工具が必要である。
長手方向の一端と他端とに設けられたピン41を抜い
て、トナー収納部10aとトナー供給開口12a1と現
像ローラ10d及び現像ブレード10eを有するトナー
現像容器12と、感光体ドラム7を有するクリーニング
容器13とを分離する容器分離工程を終る。分離された
トナー現像容器12及びクリーニング容器13を図15
に示す。
トナー現像容器12は図15、図16に示すように現像
ローラ10d及び現像ブレード10eが取り付けられて
いる。
夫々固定されている現像ホルダ状の軸受33b(図17
参照)、ギアカバー37(図18参照)を取り外す。図
17に示す磁石ホルダを兼ねる軸受33bを現像枠体1
2aに固定している小ねじ44aを取り外して、磁石ホ
ルダを兼ねる軸受33bを長手方向外方へ移動する。こ
れによって現像ローラ10dを支持している軸受33b
は現像ローラ10dから外れる。なお、磁石ホルダとし
て軸受33bは磁石10cの端部のDカット軸部が嵌入
して磁石10cの回転止めとなるD形の孔44bを有す
る。
2aに固定している小ねじ37bを取り外して、ギアカ
バー37を外方へ引き外す。このとき、図13に示すよ
うにギアカバー37の位置決め軸37aが軸受33aの
孔33a1及び現像枠体12aの孔12a7からぬけ出
す。これによって現像枠体12aからギアカバー37が
取り外される。次いで現像ローラ10dの軸10d2か
ら現像ローラギア10fを引きぬく。軸受33aを現像
ローラ10d端から引きぬく。これによって現像ローラ
10dが取り外される。
2に取り付けられている現像ローラ10dを取り外す現
像ローラ取り外し工程が終了する。現像ローラ10dが
取り外された状態を図19に示す。なお、図19ではギ
アカバー37で覆われていたギアはトナー送り部材10
b1と同軸のギア10gを除いて点検のために取り外し
て示してある。
ラ10dが取り外された後は、現像ブレード10eを取
り外す。現像ブレード10eは図19に示す現像ブレー
ド10eを現像枠体12aのブレード取付座面12a4
に固定している小ねじ10e4を取り外した後に、ブレ
ード板金10e2の板面に交叉方向にブレード取付座面
12a4から離れる方向に移動して行う。
器12に取り付けられている現像ブレード10eを取り
外す現像ブレード取り外し工程が終了する。現像ブレー
ド10eを取り外したトナー現像枠体12aは図20に
示されている。
すべきものの取り外しは終る。ドラムシャッタ28は取
り外さなくてもよい。
程)トナーシール31の修復によれば、新品のプロセス
カートリッジと同様のプロセスカートリッジが出来上
る。本発明ではトナーシール31の修復は行わない。ト
ナーシール31を再び取り付けなくても、トナー現像容
器に現像手段を組付けた状態でトナーが洩れないように
密封性があればよい。
の組付けられた新品のトナー現像容器12であってトナ
ーシール31が引きぬかれたトナー現像容器12のトナ
ー密封性についてみる。現像枠体12aと現像下枠12
b間は外部に対して前述した不図示の弾性シール材で密
封状態である。現像ローラ10d及び現像ブレード10
eの回りは、端部シール34が長手方向両端で短手方向
が現像下枠12b及び現像枠体12aとの間がシールさ
れている。この端部シール34間にわたりシール35が
設けられ、ブレード板金10e2と現像枠体12a間を
シールしている。また、ブレード板金10e2と現像ロ
ーラ10d間は長手方向のほぼ全域(端部シール34の
円弧部34a間にわたる)にわたり現像ブレード10e
が現像ローラ10dに接している。そして先に説明はし
なかったが、現像下枠12bのあご部12b1にはあご
シール42が長手方向で端部シール34間の全域にわた
り貼り付けられている。あごシール42は先端が現像ロ
ーラ10dの母線に沿って現像ローラ10dのほぼ全長
にわたって接して設けられている。このあごシール42
と現像ローラ10d間現像ローラ10dから感光体ドラ
ム7に対して転位しなかったトナーがとおりぬけること
はできるが現像室内のトナーはとおりぬけられないよう
になっている。またあごシール42は現像ローラ10d
の周面の移動方向に従う方向に先端が向いており、粉体
流体に対して逆止作用を呈するものである。及び、同じ
く先には説明しなかったが現像ローラ10dに接する現
像ブレード10eの弾性ブレード10e1の両端部に接
するようにシール材45が端部シール34の内側面に接
して設けてある。シール材45の端部はシール35に接
している。
ける現像枠体12aがそったりすると密封性がよくな
い。そこで、トナー現像容器12を再び新品と同性能で
用いるための再組立についてのべる。
6を追加することにより解決できる。図21、図22に
示すようにブレード板金10e2の折曲部10e3に間
をおいて対向した面を持つフランジ12a13が現像枠
体12aに設けてある。このフランジ12a13はブレ
ード板金10e2の全長よりもわずかに長い。
もいう)46をフランジ12a13の下面に接着剤又は
両面テープで貼り付ける。封止部材46はモルトプレー
ンで作られており断面は四角形である。封止部材46の
断面における高さ方向の寸法はブレード板金10e2の
折曲部10e3と現像枠体12aのフランジ12a13
との対向部間の距離より大きくなっている。この寸法は
後述の現像ブレード10eを再び取り付けた際に、ブレ
ード板金10e2に加圧されて充分密封性が高まるだけ
の大きさである。
のアーム部38の根本側の壁面38cを基準とし該壁面
38cより0〜1mmあけて貼りつけてある。そして、
封止部材46は基準側からフランジ12a13に貼付
け、封止部材46は素材の伸縮性を考慮して基準側とは
反対側の壁面12a14にのり上げないように、該壁面
12a14近くまで貼り付ける。
ブレード10eを取り付けた際に、現像ブレード10e
の板金10e2の折曲部10e3とトナー現像容器12
との間に位置するように、トナーが漏れ出るのを防止す
る封止部材46をトナー現像容器12に取り付ける封止
部材取り付け工程を終了する。終了すると図21のよう
になる。
aにトナーを再充填する。このトナー充填は図23に示
すようにトナー供給開口12a1を上に、トナー収納部
10aを下にしてトナー現像容器12を保持して行う。
トナー供給開口12a1にロート47の先端を差込み、
ロート47にトナーボトル48からトナーtを落し込
む。なお、ロート状の本体中にオーガが備えた定量供給
装置を用いると、トナーの補充を効率よく行うことがで
きる。
トナー収納部10a内にトナー充填工程を終了する。
した現像ブレード10eはエアー吸引と同時にエアー吹
き付け等を用いて付着トナーを清掃する。
使用可能か否かを判定する。検査を行った結果、その性
能が所定の基準を満さないものについては、適宜新品と
交換する。
レード板金10e2の折曲部10e3上面を現像枠体1
2aのフランジ12a13下面へ向けて押して封止部材
46を圧縮した状態で、ブレード板金10e2の孔10
e6を現像ブレード取付座面12a4に設けた位置決め
ダボ12a11に嵌めると共に切り込み10e5を現像
枠体12aの突起12a12に嵌め込む。次に小ねじ1
0e4をブレード板金10e2の孔を挿通して現像ブレ
ード取付座面12a4にねじ込み現像ブレード10eを
現像枠体12aに固定する。
2に現像ブレードを取り付ける現像ブレード取付工程を
終了する。
の如くなる。
た現像ローラ10dはエアー吸引と同時にエアー吹き付
け等を用いて付着トナーを清掃する。
用可能か否かを判定する。検査を行った結果、その性能
が所定の基準を満さないものについては、適宜新品と交
換する。
摺擦して摩耗することがある。そこで、開発過程での検
討時又は再生産時において統計的に交換が必要である確
率が高い場合には、検査をすることなしに再生産時に新
品と交換することが作業の効率向上になる。
ラ本体、磁石10c、軸受33a,33b、スペーサコ
ロ10d1、ローラ電極(不図示)及び現像ローラギア
10f等に分解して夫々について行ない、使用可能なも
のを見い出す。使用出来ないものは適宜新品を用いて組
立てる。
に夫々回転自在に支持されたトナー送り部材10b1,
10b2を駆動するための不図示のギア列はギアカバー
37を取り外してあるので、これらギア列も清掃点検し
て良品を用いて使用済又は新品現像ローラ10dよりも
先に再組立する。このギア列は現像ローラギア10fと
噛み合うものである。
取り付けるには次の手順で行なう。
へ嵌め込む。その際、磁石10cの一端を軸受穴よりも
長手方向外部側にあるD形孔44bに磁石10cの一端
の軸部を嵌合する。この磁石10cの一端の軸部はD形
孔44bと同形同寸である。図17に示す小ねじ44a
で磁石ホルダを兼ねる軸受33bを挿通して現像枠体1
2aへねじ込み、軸受33bを現像枠体12aに固定す
る。次に現像ローラ10dの一端のジャーナルである軸
10d2を軸受33bの軸受穴に嵌合する。その次に上
記軸受33bとは長手方向の反対端において現像ローラ
10dの他端のジャーナルである軸10d2に軸受33
aを嵌合すると共に現像枠体12bに軸受33aを合せ
る。そして、軸受33aよりも外部側へ突出した現像ロ
ーラ10dのジャーナル端に設けたD形軸部に同形同寸
の穴を有する現像ローラギア10fを嵌め込む。その次
にギアカバー37の軸37aを軸受33aの孔33a1
及び現像下枠12bの長手方向端部の端板に設けた孔1
2a7に差し込む。そして、図18に示す小ねじ37b
をギアカバー37を挿通して現像下枠12bへねじ込
む。これによって、現像下枠12bにギアカバー37、
軸受33a,33bが固定され、トナー現像容器12に
現像ローラ12が支持される。
12に現像ローラ10dを取り付ける現像ローラ取り付
け工程を終了する。
現像容器12は図24、図25に示される。
したようにトナー現像容器12は新たに施した封止部材
46によって現像ブレード10eのブレード板金10e
2とトナー現像容器12間は密封が充分となる。そして
現像ブレード10eの弾性ブレード10e1と現像ロー
ラ10dの接触により、現像ブレード10eと現像ロー
ラ10d間は密封される。また、あごシール(吹き出し
防止シール)42により現像下枠12bのあご部12b
1と現像ローラ10d間が密封されている。そして、長
手方向の両端ではあごシール42を上に重ねられた一端
を持つ端部シール34が現像ローラ10dの円周に沿っ
て接して現像下枠12bとの間を密封し、更に現像ブレ
ード10eのブレード板金10e2と現像枠体12aと
の間を端部シール34が密封している。そして、封止部
材46と端部シール34が交る点の内隅にシール材45
が施されている(図21参照)。そして、これら各密封
部材(シール部材35及び封止部材46を除く)は再組
立時に点検されて、適宜交換されている。そこで、現像
ローラ10d、現像ブレード10eを有するトナー現像
容器12からは通常の搬送、取り扱いでは内部のトナー
は洩れない。
3の結合工程はトナーシール付のトナー現像容器12と
クリーニング容器13を結合する工程と同様である。そ
こで図1〜図3を借りて説明する。
ム部38をクリーニング容器12の凹部13hに挿入す
る。そして、図2に示すようにアーム部38の貫通孔3
8bをクリーニング容器13の外側壁面13bの孔13
cとを合せる。孔13cと貫通孔38bが合致すると、
貫通孔38bはクリーニング容器13の内側壁面13d
の孔13eと一致する。ここでピン41をクリーニング
容器13の外側壁面13bの孔13c、トナー現像容器
12のアーム部38の孔38bに差込む。その上、更に
クリーニング容器13の内側壁面13dの孔13eにピ
ン41を圧入する。
0を取り付けた結合部材39を取付孔13aに落とし込
む。この落とし込みに際しては、取付孔13aの切り欠
き部13a2と結合部材39のフランジ39cとを合わ
せ、圧縮コイルばね40の先端を凹部38aの底面に当
て、圧縮コイルばね40の圧縮方向に向かって直線的に
押し込み、結合部材39のフランジ39cの上面がリブ
13fよりも下方になり、且つ円筒部39dが取付孔1
3aの円筒孔部13a1にガイドされている位置まで押
し込む。圧縮コイルばね40のばね力に抗して結合部材
39を押し込んだ状態で結合部材39を90°回転さ
せ、結合部材39への押圧を解除すると、結合部材39
は圧縮コイルばね40の復元力により、円筒孔部13a
1に沿って上方に押し上げられ、フランジ39cがリブ
13fで挟まれた状態で取付孔13aの下面に突き当た
る位置で停止する。
よってトナー現像容器12に取り付けた現像ローラ10
dがクリーニング容器13に取り付けた感光体ドラム7
側に押圧され、該現像ローラ10dの長手方向両端に取
り付けたスペーサコロ10d1が感光体ドラム7に当接
して感光体ドラム7に対する現像ローラ10dが位置決
めされる。また、このとき感光体ドラム7側端に固定し
たドラムギア51a(図27参照)が現像ローラ10d
の側端に固定した現像ローラギア10fと噛合し、駆動
力の伝達が可能となる。
することなくプロセスカートリッジの再生産が可能とな
った。
ロセスカートリッジの再生産工程の始めのトナー現像容
器12とクリーニング容器13を分離してからトナー現
像容器12から現像ブレード10eを取り外すまでの工
程、及び現像ブレード10eを再組付けしてから後の再
びトナー現像容器12とクリーニング容器13を結合す
るまでの工程は実施の形態1と同様である。
る。
eを取り外した後には現像ブレード10eに封止部材4
6を取り付ける。
0eのブレード板金10e2の折曲部10e3に封止部
材46を取り付ける。この封止部材46としては実施の
形態1で説明したように断面四角形で同様な大きさで現
像ブレード10eのほぼ全長にわたる。そして実施の形
態1と同様封止部材46の材質はモルトプレーンのよう
な弾性体、即ちスポンジである。
10e2は弾性ブレード10e1よりも両側壁である壁
面38c,12a14近くまであって長い。即ち、現像
ブレード10eの長さとはブレード板金10e2の部分
の長さで全長が定まっている。
ド板金10e2の長手方向の一端から他端(不図示)に
連続して貼り付けられる。封止部材46のブレード板金
10e2への貼り付けは、接着剤又は両面接着テープが
用いられる。封止部材46の折曲部10e3への貼り付
け位置は、ブレード板金10e2の断面でみて折曲部1
0e3と弾性ブレード10e1を貼り付けるブレード貼
り付け部10e7が交わる角近くである。
た現像ブレード10eは現像枠体12aのフランジ12
a13と折曲部10e3を対向するようにして現像ブレ
ード10eをフランジ12a13に押し上げて封止部材
46を折曲部10e3とフランジ12a13との間に圧
縮した状態で現像枠体12aの位置決め突起12a12
にブレード板金10e2の切り込み10e5を合せて嵌
め込み、現像枠体12aの位置決めダボ12a11にブ
レード板金10e2の孔10e6を嵌合する。そして、
小ねじ10e4でもって現像枠体10aに現像ブレード
10eを取り付ける。
器12にトナーシールを再取り付けすることなく封入さ
れているトナーを密封できる。
部材46としてモルトプレーンのような弾性体のスポン
ジを採用した。この実施の形態3では、封止部材46と
して硬化性の高分子材料、熱可塑性の高分子材料を採用
する。
ンボンドを採用できる。また熱可塑性の高分子材料とし
てはホットメルトプラスチックを採用できる。
の高分子材料の施工は次にのべるように行う。
取り外されたトナー現像容器12に再利用又は新品の現
像ブレード10eを取り付ける。この取り付けは新品プ
ロッスカートリッジBの製作工程と同様に現像枠体12
aの位置決め突起12a12に現像ブレード10eの切
り込み10e5を嵌合すると共に位置決めダボ12a1
1に孔10e6を嵌合し、小ねじ10e4を用いて現像
ブレード10eを現像枠体12aに固定する。
3とブレード板金10e2の折曲部10e3の対向する
部分に隙間約3mmが生じている。前記隙間である空間
に硬化性のシリコンボンドを折曲部10e3の長手方向
のほぼ全長にわたり充填施工する。熱可塑性のホットメ
ルトプラスチックを前記隙間である空間に充填するには
加熱工具を用いる。もちろん、前記隙間に折曲部10e
3の長手方向のほぼ全長にわたり施工する。
態1、2と同効のトナー現像容器の密封性がある。
部材46の施工は現像ブレード10eの折曲部10e3
の長手方向のほぼ全長にわたるが現像ブレード10eの
折曲部10e3の長手方向を超えて容器壁面38c,1
2a14に達するように設けてもよい。
容器12の再生産時には分離されたクリーニング容器1
3の再生産が行われる。
クリーニングブレード11aを取り付けたクリーニング
容器13を示す。また図28に感光体ドラム7をクリー
ニング容器13へ組付けた部分を示す。そして、図29
に帯電ローラ8のクリーニング容器13への支持構成を
示す。
周に感光層を有する中空アルミニウム円筒のドラム筒7
aの一方端にフランジ51、他方端にフランジ52が夫
々接着、かしめ等により固定されている。フランジ51
にはドラムギア51aを有する。フランジ52は転写ロ
ーラ駆動ギア52aを有する。フランジ51、52を貫
通しドラム筒7aを挿通するドラム軸53は両端がクリ
ーニング容器13に支持されている。プロセスカートリ
ッジBが画像形成装置本体14に装着されると、ドラム
ギア51aは図8に示す画像形成装置本体14の駆動ギ
ア22と噛み合い、転写ローラギア52aは転写ローラ
4に固定した不図示のギアと噛み合うものである。ま
た、クリーニング容器13とトナー現像容器12の結合
が完了するとドラムギア51aは現像ローラ10dの現
像ローラギア10fと噛合うものである。
の軸8aの周囲に中抵抗のゴムローラを成形したもので
あり、両端に該軸8aが突出している。
はクリーニング容器13に設けたほぼ帯電ローラ8と感
光体ドラム7の中心を結ぶ線上のガイド溝13gに滑合
している帯電ローラ軸受8cに回転自在に嵌合してい
る。該ガイド溝13gの一方端にあるばね座13sと、
該軸受8c間に縮設された圧縮コイルばね部8bで帯電
ローラ軸受8cは感光体ドラム7に向って付勢されるこ
とによって、帯電ローラ8は感光体ドラム7に圧接して
いる。帯電ローラ8は感光体ドラム7に従動回転するよ
うになっている。圧縮コイルばね8bは軸受8cに保持
されている。
触する不図示の電極をプロセスカートリッジB外へ導い
て、その電極の外部接点部を画像形成装置本体14の高
圧電源に通ずる接点部と電気的に接続するようにしてい
る。
ように感光体ドラム7の母線に接する弾性体ブレード1
1a1をブレード板金11a2に固着したものである。
図27に示すようにクリーニングブレード11aはブレ
ード板金11a2の長手方向両端の切り込み11a3を
クリーニング容器13の突起13iに嵌め込み、ブレー
ド板金11a2の孔を挿通して小ねじ11a4をクリー
ニング容器13にねじ込み固定されている。
感光体ドラム7、帯電ローラ8、感光体ドラム7の取り
外しについてのべる。
心孔51b,52bを貫通してクリーニング容器13の
一方端の端壁の孔13kに圧入されているドラム軸53
の該一方端をクリーニング容器13中へ押し込む。する
とドラム軸53の他方端はクリーニング容器13の外方
へ出るのでドラム軸53をプライヤ等を用いて引きぬく
と感光体ドラム7はクリーニング容器13から取り外さ
れる。
ラ8を軸直角方向に平行移動して軸受8cをガイド溝1
3gに沿って移動して引き出すと、ガイド溝13gから
軸受8cが帯電ローラ8を伴って取り外される。軸8a
から軸受8cを抜いて次に圧縮コイルばね8bを取り外
す。上述のようにすると、クリーニングブレード11a
とスクイシート11b間には開口G(図5参照)がほぼ
長手方向全域にわたり生ずる。
8、軸受8cは検査の上再利用か否かを決定し、再利用
可能な場合は後述の組立時に再びクリーニング容器13
に組付け、再利用不可能の場は新品を用いる。ただし、
感光体ドラム7は通常寿命が長くプロセスカートリッジ
Bのトナーを使い切った状態でそのまま使用できるのが
通常である。
ラ8、軸受8c等を取り外されたクリーニング容器13
中に溜った除去トナーを取り除く。
ング容器13の除去トナー収納部11cに溜っているト
ナーの清掃について説明する。
す。この清掃装置70は密閉した筐体70a内にクリー
ニング容器13をセットし、揺動装置73に担持された
衝撃付与装置77でクリーニング容器13に打撃を与
え、吸引装置79でクリーニング容器13中の除去トナ
ーを吸引する。また、揺動装置73で軸76bを中心に
してクリーニング容器13を揺動するものである。
aの詳細図を示す。エアブロック79a全体は、ほぼ中
空に構成されており、クリーニング容器13の開口Gに
対面する密着面79gには、噴出口79d及び吸引口7
9eの部分を除いて、ほぼ全体にゴム状のシール部材7
9bが取り付けられている。エアブロック79aの内側
には、クリーニング容器13にエアを吹き込むための送
気管79cが配設され、該送気管79cの噴出口79d
は、上述密着面79gの長手方向の端部近傍に開口して
いる。さらにエアブロック79aの内側には、吸気管7
9fが配設され、該吸気管79fの吸引口79eは密着
面79gの他方の端部近傍に配設されている。これら噴
出口79d、吸引口79eを有する密着面79gは、後
述の受け台72を介して矢印K3方向に搬送され、清掃
位置M2に配置されたクリーニング容器13のクリーニ
ングブレード11a及びスクイシート11bとに密着
し、両者の先端の間の開口Gを完全に覆うように構成さ
れている。その様子を図31の開口G近傍の二点鎖線で
示すシール範囲A1、エア吹込口A2、エア排出口A3
で示す。これらの二点鎖線で示すシール範囲A1、エア
吹込口A2、エア排出口A3は、それぞれ密着面79
g、噴出口79d、吸引口79eに対応する。このよう
に、吸引装置79は、エアブロック79aに密着された
クリーニング容器13に対し、送気管79cの基端側か
ら供給した圧縮エアQ1を、エア吹込口A2に密着され
た噴出口79dから開口Gを介してクリーニング容器1
3内部に送り込んで、(矢印Q2)、クリーニング容器
13内の除去トナーを飛散させた上、エア排出口A3に
密着された吸引口79eからクリーニング容器13内の
空気とともに除去トナーを吸引し(矢印Q3)、この吸
引した除去トナーを基端側に送り出す(矢印Q4)よう
に構成されている。
エアブロック79aの外部に漏れ出た除去トナーは、図
30に示すように、雰囲気吸引口78を介して、雰囲気
とともに補助吸引装置(不図示)によって吸引するよう
にしている。
0及び動作の流れを示すフローチャート図32を中心
に、そして適宜図31を参照しながら、クリーニング容
器13の清掃方法及び清掃装置70の動作について詳細
に説明する。
始する(S1)。次に、原点位置M1に配置された受け
台72の上面に、清掃対象となるクリーニング容器13
を載せる(S2)。カバー70bを閉じると(S3)、
これを検知センサ(ドアスイッチ)70dが検知し(S
4)、不図示のクランプ装置のエアシリンダがオンされ
て(S5)クリーニング容器13の上面が加圧される。
クリーニング容器13が受け台72に対してクランプさ
れる(S6)。そのピストンロッドが受け台72に直結
されたエアシリンダ75がオンされ(S7)、受け台7
2がスライドベース71上を原点位置M1から揺動装置
73中の清掃位置M2に移動し(S8)、クリーニング
容器13の開口Gが吸引装置79の密着面79gに密着
される(図31参照)。モータ77aがオンされ(S
9)、衝撃付与装置77が起動し、モータ77aの軸に
固定したクランクのピン77bがヨーク77cをヨーク
77cを支持しているピン77dを中心に揺動する。ヨ
ーク77cに固定された板ばねのアーム77eの先端に
固定した凸部材77gによるクリーニング容器13の上
面の点P(図31)に対して打撃が開始される(S1
0)。これにより、クリーニング容器13の内壁に付着
していた除去トナーを強制的に落下させるとともに、除
去トナーを移動しやすいようにする。ロータリアクチュ
エータ76が起動され(S11)、揺動装置73の揺動
台73aが揺動台73aを揺動自在に支持している軸7
6b(ロータリアクチュエータ76の軸とねじれギア対
(不図示)で結合されている)を中心にしてα=0〜8
0度の間を1往復する(S12)。ここで揺動台73a
は位置を調節可能なストッパ71a,71bに当って制
止される。吸引装置79の圧縮空気の制止弁(不図示)
が開かれ、(S13,S14)、噴出口79d(図31
参照)から開口Gを介してクリーニング容器13内に圧
縮空気を吹き込むのと並行して、クリーニング容器13
内の空気を、除去トナーとともに開口Gを介して吸引口
79eから吸引する。これを適宜な時間だけ継続する。
5)。ロータリアクチュエータ76がオフされ(S1
6)、揺動台73aの水平位置N1が確認された後(S
17)、モータ77aがオフされ(S18,S19)、
衝撃付与装置77によるクリーニング容器13の打撃が
終了する。圧縮空気の制止弁が閉じられ(S20,S2
1)、エアシリンダ75が復帰方向に付勢されると(S
22)、清掃位置M2にあった受け台72が原点位置M
1に復帰する(S23)。すると、不図示のクランプ用
エアシリンダがオフされて(S24)、受け台72に対
するクリーニング容器13のクランプが解除される(S
25)。つづいて、カバー70bを開放し(S26)、
筐体70a内からクリーニング容器13を取り出し(S
27)、このクリーニング容器13に対する清掃作業が
完了する。
ーチャートのS9からS18までの間、衝撃付与装置7
7によるクリーニング容器13の打撃は、継続して行わ
れており、これと並行して、クリーニング容器13の揺
動動作、及び除去トナーの吸引が行われている。したが
って、クリーニング容器13の内壁等に付着している除
去トナーをたたき落とすとともに、開口Gに向けて、円
滑に移動させ、さらに噴出口79dから吹き出す圧縮空
気によってクリーニング容器13内の除去トナーを適宜
舞い上がらせ、そして吸引口79eから吸引する。これ
ら一連の動作によって、クリーニング容器13内の除去
トナーを残すことなく確実に抜き取ることができる。
容器13は、クリーニングブレード11aのブレード板
金11a2を挿通してクリーニング容器13にねじ込ん
である小ねじ11a4を取り外してクリーニングブレー
ド11aをクリーニング容器13から外す。次にスクイ
シート11bをクリーニング容器13からはぎ取る。そ
の次にクリーニング容器13内の空気を吸引し乍らクリ
ーニング容器13内へ圧縮空気を吹き付けて清掃する。
その後、新品のスクイシート11bをクリーニング容器
13に貼り付ける。そして新品のクリーニングブレード
11aの切り込み11a3をクリーニング容器13の位
置決め突起13iに嵌め込み、ブレード板金11a2の
孔を挿通して小ねじ11a4をクリーニング容器13に
ねじ込む。
けた軸受8cを嵌合した帯電ローラ8を取り付ける。こ
の取り付けは圧縮コイルばね8bをガイド溝13gに対
して先にして軸受8cをガイド溝13gにはめ込む。そ
の後、感光体ドラム7をクリーニング容器13の長手方
向両端の端壁間に嵌めてフランジ51,52の中心孔5
1b,52bを夫々クリーニング容器13の長手方向両
端の端壁の孔13k,13mに合せ、ドラム軸53を前
記孔13k,51b,52b,13mを挿通して組立て
る。なお、ドラム軸53と孔13kはしまりばめ、ドラ
ム軸53と孔13m,51b,52bは滑合である。即
ちドラム軸53上でユニット化された感光体ドラム7は
自在に回転する。
に説明を補足すれば以下のとおりである。
を行うプロセスカートリッジの再生産方法において、
(a)プロセスカートリッジBの長手方向の一端と他端
とに設けられたピン41を取り外して、トナー収納部1
0aとトナー供給開口12a1と現像ローラ10d及び
現像ブレード10eを有するトナー現像容器12と、電
子写真感光体ドラム7を有するクリーニング容器13と
を分離する容器分離工程と、(b)分離されたトナー現
像容器12に取り付けられている現像ローラ10dを取
り外す現像ローラ取り外し工程と、(c)分離されたト
ナー現像容器12に取り付けられている現像ブレード1
0eを取り外す現像ブレード取り外し工程と、(d)前
記トナー現像容器12に現像ブレード10eを取り付け
た際に、前記現像ブレード10eの板金の折曲部10e
3と前記トナー現像容器12との間に位置するように、
トナーが漏れ出るのを防止する封止部材46を前記トナ
ー現像容器12に取り付ける封止部材取り付け工程と、
(e)トナー収納部10aに収納されたトナーを前記現
像ローラ10dへ供給するために設けられたトナー供給
開口12a1から前記トナー収納部10a内にトナーを
充填するトナー充填工程と、(f)分離されたトナー現
像容器12に現像ブレード10eを取り付ける現像ブレ
ード取り付け工程と、(g)分離されたトナー現像容器
12に現像ローラ10dを取り付ける現像ローラ取り付
け工程と、(h)前記ピン41を差し込んで、前記トナ
ー現像容器12とのクリーニング容器13とを結合する
容器結合工程と、を有するプロセスカートリッジの再生
産方法である。
行うプロセスカートリッジの再生産方法において、
(a)プロセスカートリッジBの長手方向の一端と他端
とに設けられたピン41を取り外して、トナー収納部1
0aとトナー供給開口12a1と現像ローラ10d及び
現像ブレード10eを有するトナー現像容器12と、電
子写真感光体ドラム7を有するクリーニング容器13と
を分離する容器分離工程と、(b)分離されたトナー現
像容器12に取り付けられている現像ローラ10dを取
り外す現像ローラ取り外し工程と、(c)分離されたト
ナー現像容器12に取り付けられている現像ブレード1
0eを取り外す現像ブレード取り外し工程と、(d)前
記トナー現像容器12に現像ブレード10eを取り付け
た際に、前記現像ブレード10eの板金の折曲部10e
3と前記トナー現像容器12との間に位置するように、
トナーが漏れ出るのを防止する封止部材46を前記現像
ブレード10eの折曲部10eに取り付ける封止部材取
り付け工程と、(e)トナー収納部10aに収納された
トナーを前記現像ローラ10dへ供給するために設けら
れたトナー供給開口12a1から前記トナー収納部10
a内にトナーを充填するトナー充填工程と、(f)分離
されたトナー現像容器12に、前記折曲部10e3に前
記封止部材46が取り付けられた現像ブレード10eを
取り付ける現像ブレード取り付け工程と、(g)分離さ
れたトナー現像容器12に現像ローラ10dを取り付け
る現像ローラ取り付け工程と、(h)前記ピン41を差
し込んで、前記トナー現像容器12とクリーニング容器
13とを結合する容器結合工程と、を有するプロセスカ
ートリッジの再生産方法である。
材46を、前記折曲部10e3の長手方向のほぼ全域に
設ける。
て、前記封止部材46は、弾性体、硬化性の高分子材
料、熱可塑性の高分子材料の何れかである。
ジ、硬化性の高分子材料はシリコンボンド、熱可塑性の
高分子材料はホットメルトプラスチックである。
は、直方体のスポンジである。
て、前記封止部材取り付け工程において、前記封止部材
46としての弾性体を、両面テープ、又は、接着剤によ
って取りつける。
て、前記封止部材取り付け工程において、前記封止部材
46としての硬化性の高分子材料、または、熱可塑性の
高分子材料を、前記現像ブレード10dの折曲部10e
3と前記トナー現像容器12とによって構成される空間
に埋め込むことによって取り付ける。
て、前記現像ブレード取り付け工程において、新品の現
像ブレード10e、または、再使用の現像ブレード10
eが取り付けられる。
て、前記現像ローラ取り付け工程において、新品の現像
ローラ10d、または、再使用の現像ローラ10dが取
り付けられる。
いて、前記容器結合工程に先立って、前記クリーニング
容器13から前記電子写真感光体ドラム7、及び、クリ
ーニングブレード11aが取り外される、そして、前記
クリーニング容器13内に収納されている、前記電子写
真感光体ドラム7から除去されたトナーが除去される。
去された後に、前記クリーニング容器13には、新品の
電子写真感光体ドラム7、または、再使用の電子写真感
光体ドラム7、及び、新品のクリーニングブレード11
a、または再使用のクリーニングブレード11aが取り
付けられる。
いて、前記プロセスカートリッジの再生産方法は、トナ
ー収納部10aに収納されているトナーを現像ローラ1
0dへ供給するために設けられたトナー供給開口12a
1を封止するトナーシール31が、前記トナー収納部1
0aに収納されているトナーを前記現像ローラ10dへ
供給するために引き出された状態で行われる。
ジの再生産方法を提供することにある。
ナーが漏れ出ることを防止することのできる、プロセス
カートリッジの再生産方法を提供することにある。
す斜視図である。
の内部断面図である。
を一部断面で示す模式平面図である。
ガイド構成の斜視図である。
ガイド構成の斜視図である。
る状態の斜視図である。
する途中状態の内部の正面図である。
完了した状態の内部の正面図である。
り出す状態を示す正面図である。
斜視図である。
図である。
着方向に対向して見る正面図である。
ラまでを取り外した状態を示す斜視図である。
ドを取り外した状態を示すカートリッジ装着方向に対向
して見る正面図である。
示すカートリッジ装着方向に対向して見る正面図であ
る。
像ブレードを取り付けた斜視図である。
す縦断面図である。
器に現像ローラを取り付けた縦断面図である。
器に現像ローラを取り付けた状態をカートリッジ装着方
向に対向する方向から見る正面図である。
である。
グ容器の斜視図である。
面図である。
ある。
ーラ 3c…圧接部材 3d…搬送ローラ 3e…レジストローラ対 3f…搬
送ベルト 3g,3h…排出ローラ 3j…ローラ 3
i…手差しトレイ 4…転写ローラ 5…定着手段 5a…駆動ローラ 5b…ヒータ 5c
…支持体 5d…定着回転体 6…排出部 7…感光体ドラム 7a…ドラム筒 8…帯電ローラ 8a…軸 8b…圧縮コイルばね 8
c…帯電ローラ軸受 9…露光開口部 10…現像手段 10a…トナー収納部 10b1,1
0b2…トナー送り部材 10c…磁石 10d…現像
ローラ 10d1…スペーサコロ 10d2…軸 10
e…現像ブレード 10e1…弾性ブレード 10e2
…ブレード板金 10e3…折曲部 10e4…小ねじ 10e5…切り
込み 10e6…孔 10e7…ブレード貼り付け部 10f…現像ローラギ
ア 11…クリーニング手段 11a…クリーニングブレー
ド 11a1…弾性体ブレード 11a2…ブレード板
金 11a3…切り込み 11a4…小ねじ 11b…スクイシート 11c…除去トナー収納部 12…トナー現像容器 12a…現像枠体 12a1…
トナー供給開口 12a2…トナー充填開口 12a3
…支持部材 12a4…ブレード取付座面 12a5…
シール貼付座面 12a6…円弧部 12a7…孔 1
2a8…スリット 12a9…孔 12a11…位置決
めダボ 12a12…突起 12a13…フランジ 1
2a14…壁面 12b…現像下枠 12b1…あご部
12c…蓋部材 13…クリーニング容器 13a…ばね取付孔 13a
1…円筒孔部 13a2…切り欠き部 13b…外側
壁面 13c…孔 13d…内側壁面 13e…孔 1
3f…リブ 13g…ガイド溝 13h…凹部 13i
…突起 13k,13m…孔 13n…転写開口 13
s…ばね座 14…装置本体 15…開閉部材 15a…軸 16…ガイドレール 16a…第1傾斜面 16b…第
2傾斜面 16c…凹部 17…ガイド部材 18…ボス 19…リブ 20…突当部材 21…当接面 22…駆動ギア 23…ねじりコイルばね 24…加圧部材 25…アーム部 26…軸 27…シャッタアーム 28…ドラムシャッタ部材 29…リンク部材 29a…回動中心 29b…突出部 30…ねじりコイルばね 31…トナーシール 32…キャップ 33a,33b…軸受 33a1…孔 34…シール 34a…円弧部 34b…直線部 35…シール 36…リンク支持部材 37…ギアカバー 37a…軸 37b…小ねじ 38…アーム部 38a…凹部 38b…貫通孔 38
c…壁面 39…結合部材 39a…ばね取付け部 39b…リブ
39c…フランジ 39d…円筒部 40…圧縮コイルばね 41…ピン 42…あごシール 44a…小ねじ 44b…孔 45…シール材 46…封止部材 47…ロート 48…トナーボトル 51…フランジ 51a…ドラムギア 51b…中心孔 52…フランジ 52a…転写ローラ駆動ギア 52b
…中心孔 53…ドラム軸 70…清掃装置 70a…筺体 70b…カバー 70
d…検知センサ 71…スライドベース 71a,71b…ストッパ 72…受け台 73…揺動装置 73a…揺動台 75…エアシリンダ 76…ロータリアクチュエータ 76b…軸 77…衝撃付与装置 77a…モータ 77b…ピン
77c…ヨーク 77d…ピン 77e…アーム 77
g…凸部材 78…雰囲気吸引口 79…吸引装置 79a…エアブロック 79b…シー
ル部材 79c…送気管 79d…噴出口 79e…吸
引口 79f…吸気管 79g…密着面
Claims (13)
- 【請求項1】 プロセスカートリッジの再生産を行うプ
ロセスカートリッジの再生産方法において、(a)プロ
セスカートリッジの長手方向の一端と他端とに設けられ
たピンを取り外して、トナー収納部とトナー供給開口と
現像ローラ及び現像ブレードを有するトナー現像容器
と、電子写真感光体ドラムを有するクリーニング容器と
を分離する容器分離工程と、(b)分離されたトナー現
像容器に取り付けられている現像ローラを取り外す現像
ローラ取り外し工程と、(c)分離されたトナー現像容
器に取り付けられている現像ブレードを取り外す現像ブ
レード取り外し工程と、(d)前記トナー現像容器に現
像ブレードを取り付けた際に、前記現像ブレードの板金
の折曲部と前記トナー現像容器との間に位置するよう
に、トナーが漏れ出るのを防止する封止部材を前記トナ
ー現像容器に取り付ける封止部材取り付け工程と、
(e)トナー収納部に収納されたトナーを前記現像ロー
ラへ供給するために設けられたトナー供給開口から前記
トナー収納部内にトナーを充填するトナー充填工程と、
(f)分離されたトナー現像容器に現像ブレードを取り
付ける現像ブレード取り付け工程と、(g)分離された
トナー現像容器に現像ローラを取り付ける現像ローラ取
り付け工程と、(h)前記ピンを差し込んで、前記トナ
ー現像容器とクリーニング容器とを結合する容器結合工
程と、 を有するプロセスカートリッジの再生産方法。 - 【請求項2】 プロセスカートリッジの再生産を行うプ
ロセスカートリッジの再生産方法において、(a)プロ
セスカートリッジの長手方向の一端と他端とに設けられ
たピンを取り外して、トナー収納部とトナー供給開口と
現像ローラ及び現像ブレードを有するトナー現像容器
と、電子写真感光体ドラムを有するクリーニング容器と
を分離する容器分離工程と、(b)分離されたトナー現
像容器に取り付けられている現像ローラを取り外す現像
ローラ取り外し工程と、(c)分離されたトナー現像容
器に取り付けられている現像ブレードを取り外す現像ブ
レード取り外し工程と、(d)前記トナー現像容器に現
像ブレードを取り付けた際に、前記現像ブレードの板金
の折曲部と前記トナー現像容器との間に位置するよう
に、トナーが漏れ出るのを防止する封止部材を前記現像
ブレードの折曲部に取り付ける封止部材取り付け工程
と、(e)トナー収納部に収納されたトナーを前記現像
ローラへ供給するために設けられたトナー供給開口から
前記トナー収納部内にトナーを充填するトナー充填工程
と、(f)分離されたトナー現像容器に前記折曲部に前
記封止部材が取り付けられた現像ブレードを取り付ける
現像ブレード取り付け工程と、(g)分離されたトナー
現像容器に現像ローラを取り付ける現像ローラ取り付け
工程と、(h)前記ピンを差し込んで、前記トナー現像
容器とクリーニング容器とを結合する容器結合工程と、 を有するプロセスカートリッジの再生産方法。 - 【請求項3】 前記封止部材を、前記折曲部の長手方向
のほぼ全域に設けることを特徴とする請求項1又は2に
記載のプロセスカートリッジの再生産方法。 - 【請求項4】 前記封止部材は、弾性体、硬化性の高分
子材料、熱可塑性の高分子材料の何れかであることを特
徴とする請求項1から3の何れか1つに記載のプロセス
カートリッジの再生産方法。 - 【請求項5】 前記弾性体はスポンジ、硬化性の高分子
材料はシリコンボンド、熱可塑性の高分子材料はホット
メルトプラスチックである請求項4に記載のプロセスカ
ートリッジの再生産方法。 - 【請求項6】 前記封止部材は、直方体のスポンジであ
ることを特徴とする請求項5に記載のプロセスカートリ
ッジの再生産方法。 - 【請求項7】 前記封止部材取り付け工程において、前
記封止部材としての弾性体を、両面テープ、又は、接着
剤によって取り付ける請求項1から6の何れか1つに記
載のプロセスカートリッジの再生産方法。 - 【請求項8】 前記封止部材取り付け工程において、前
記封止部材としての硬化性の高分子材料、または、熱可
塑性の高分子材料を、前記現像ブレードの折曲部と前記
トナー現像容器とによって構成される空間に埋め込むこ
とによって取り付ける請求項1から6の何れか1つに記
載のプロセスカートリッジの再生産方法。 - 【請求項9】 前記現像ブレード取り付け工程におい
て、新品の現像ブレード、または、再使用の現像ブレー
ドが取り付けられる請求項1から8の何れか1つに記載
のプロセスカートリッジの再生産方法。 - 【請求項10】 前記現像ローラ取り付け工程におい
て、新品の現像ローラ、または、再使用の現像ローラが
取り付けられる請求項1から9の何れか1つに記載のプ
ロセスカートリッジの再生産方法。 - 【請求項11】 前記容器結合工程に先立って、前記ク
リーニング容器から前記電子写真感光体ドラム、及び、
クリーニングブレードが取り外される、そして、前記ク
リーニング容器内に収納されている、前記電子写真感光
体ドラムから除去されたトナーが除去される請求項1か
ら10の何れか1つに記載のプロセスカートリッジの再
生産方法。 - 【請求項12】 前記トナーが除去された後に、前記ク
リーニング容器には、新品の電子写真感光体ドラム、ま
たは、再使用の電子写真感光体ドラム、及び、新品のク
リーニングブレード、または、再使用のクリーニングブ
レードが取り付けられる請求項11に記載のプロセスカ
ートリッジの再生産方法。 - 【請求項13】 前記プロセスカートリッジの再生産方
法は、トナー収納部に収納されているトナーを現像ロー
ラへ供給するために設けられたトナー供給開口を封止す
るトナーシールが、前記トナー収納部に収納されている
トナーを前記現像ローラへ供給するために引き出された
状態で行われる請求項1から12の何れか1つに記載の
プロセスカートリッジの再生産方法。
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