JP3103455B2 - 感光材料取扱装置 - Google Patents

感光材料取扱装置

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JP3103455B2
JP3103455B2 JP05066840A JP6684093A JP3103455B2 JP 3103455 B2 JP3103455 B2 JP 3103455B2 JP 05066840 A JP05066840 A JP 05066840A JP 6684093 A JP6684093 A JP 6684093A JP 3103455 B2 JP3103455 B2 JP 3103455B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は感光材料取扱装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】現在、
市場に流通しているフィルムは、フィルムケースとして
のパトローネのスプールに後端が係止されており、スプ
ールに巻き取られてパトローネ内に収納されている。ま
た、パトローネはフィルムの先端部が引き出された状態
であっても内部に光が侵入しないようにフィルム出入口
が遮光されており、フィルムの先端部は予めパトローネ
内部から所定量引き出されている。画像を撮影する場合
には、フィルムの先端部に設けられたパーフォレーショ
ンをカメラ内に設けられたスプロケットに引っ掛けてカ
メラにセットする。また、画像の撮影が終了したフィル
ムを現像し、フィルムに記録された画像を印画紙に焼付
ける場合にも、フィルムの先端部をパトローネ内部から
所定量引き出し、この状態で各種の写真処理装置にセッ
トして現像等の処理を行う。
【0003】一方、近年、フィルムに磁気記録部を設
け、この磁気記録部にフィルム種類等のフィルムに関す
る情報、現像枚数やユーザを特定する情報等を記録でき
るようにしたフィルムが提案されている。この磁気記録
部が設けられたフィルムでは、従来のようにフィルムを
所定画像コマ毎に切断しフィルムシートに収容した状態
でユーザに返却すると、このフィルムに記録された画像
をプリントする際に磁気記録部が分断されるので、磁気
記録部に記録された情報の読取りが困難になることが予
想される。このため、処理が終了したフィルムを再度パ
トローネ内に巻き取って収納した後にユーザに返却する
ことも提案されている。
【0004】また、上記に関連して写真処理工程の自動
化を考慮し、フィルムの先端部がパトローネ内部に収納
されている状態であってもパトローネからのフィルムの
引出しを自動的に行なえるようにした、新たな構造のパ
トローネ(以下、従来のパトローネと区別するためにカ
ートリッジと称す)も提案されている。このカートリッ
ジは、フィルムの引出しを容易にするためにフィルム出
入口の開口面積が大きく、かつ遮光を開閉するドアで行
うようにしており、フィルムの先端部がカートリッジか
ら引き出された状態では遮光用のドアが開いているの
で、カートリッジ内部に光が侵入してフィルムを感光さ
せてしまう。このため、通常はフィルム先端部をカート
リッジ内に収納させドアを閉じた状態で保存する。
【0005】しかしながら、カートリッジに収納され画
像が露光されたフィルムを既存の写真処理装置で処理す
るためには、フィルムの不要な感光を防止するために、
カートリッジがセットされた後にカートリッジからフィ
ルムを自動的に引き出す機能を写真処理装置に追加する
必要がある。しかしながら、既に稼働している多種かつ
多数の写真処理装置に対して上記のような機能を追加す
ることは、多大なコストを要するので実現することは困
難であった。
【0006】本発明は上記事実を考慮して成されたもの
で、内部に収納した感光材料の先端部が外部に露出した
状態で内部に光が侵入する可能性のあるカートリッジに
収納された感光材料を、既存の写真処理装置で処理させ
ることができる感光材料取扱装置を得ることが目的であ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る感光材料取扱装置は、第1のカートリッ
ジに収納された撮影済でかつ未現像の長尺の感光材料
を、露光させない状態で前記第1のカートリッジから引
出して第1のカートリッジと分離させる分離手段と、前
記分離手段によって第1のカートリッジから分離された
感光材料を露光させない状態で搬送し、感光材料の端部
が外部に露出した状態で内部と外部とを遮光できる第2
のカートリッジの内部へ順次収納させる収納手段と、各
々感光材料の端部または感光材料の予め定められた部位
に設けられたマークを検出する複数の検出手段と、前記
複数の検出手段の検出結果に基づいて感光材料の端部の
位置を各々判断し、各々判断した端部が、前記第2のカ
ートリッジから予め定められた所定距離隔てた位置に位
置したときに前記収納手段による第2のカートリッジへ
の感光材料の収納を停止させる制御手段と、を含んで構
成している。
【0008】
【作用】本発明では、分離手段により、第1のカートリ
ッジに収納された撮影済でかつ未現像の長尺の感光材料
を引出して第1のカートリッジと分離させ、分離させた
感光材料を収納手段によって搬送し、感光材料の端部が
外部に露出した状態で内部と外部とを遮光できる第2の
カートリッジの内部へ順次収納させると共に、感光材料
の端部の位置を判断し、判断した端部が第2のカートリ
ッジから予め定められた所定距離隔てた位置に位置した
ときに、収納手段による第2のカートリッジへの感光材
料の収納を停止させる。
【0009】このため感光材料は、端部が第2のカート
リッジから所定距離隔てた位置で保持されると共に、こ
の状態で第2のカートリッジの内部に光が侵入して第2
のカートリッジに収納された感光材料が不要に感光する
こともない。従って、この第2のカートリッジに収納さ
れた感光材料を既存の写真処理装置で処理させることが
できるので、前記第1のカートリッジが、内部に収納し
た感光材料の端部が外部に露出した状態で内部に光が侵
入するカートリッジであるとしても、該第1のカートリ
ッジに収納された感光材料を既存の写真処理装置で処理
させることが可能となる。
【0010】また、本発明では各々感光材料の端部また
は感光材料の予め定められた部位に設けられたマークを
検出する複数の検出手段を設け、複数の検出手段の検出
結果に基づいて感光材料の端部の位置を各々判断し、各
々判断した端部が第2のカートリッジから予め定められ
た所定距離隔てた位置に位置したときに、収納手段によ
る第2のカートリッジへの感光材料の収納を停止させ
る。このため、例えば複数の検出手段のいずれかの故障
や誤検出等により感光材料の端部の位置を誤判断したと
しても、第2のカートリッジへの感光材料の収納が不充
分な状態で収納手段による感光材料の収納が停止される
ことはない。従って、不要な感光によって前記感光材料
に露光された画像が失われる等の不都合が発生すること
はない。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1には本実施例に係るフィルム10が示
されている。なお、本実施例のフィルム10は、ネガフ
ィルム及びポジフィルムが含まれ、かつカラーフィルム
及び白黒フィルムが含まれる。
【0012】フィルム10は長尺状のベースの一方の面
に乳剤が塗布されて乳剤層が形成されており、図示しな
いカメラ等によって画像10Aが露光記録される。フィ
ルム10の幅方向端部には、フィルムの長手方向に沿っ
て画像10Aに対応する複数のパーフォレーション12
が設けられている。パーフォレーション12は、単一の
画像10Aに対して各々2個のパーフォレーションが対
応しており、画像10Aの長手方向端部に対応する位置
に設けられている。また、フィルムの先端部には複数の
パーフォレーション14が設けられており、パーフォレ
ーシュン12とパーフォレーション14との間には、磁
気トラックS1、S2に対応してパーフォレーション1
6が設けられている。
【0013】また、乳剤層が形成されている面と反対側
の面には、透明な磁性材料が塗布されて磁気記録層が形
成されている。磁気記録層は、フィルム10先端部側の
画像10Aが記録されない部分は磁気トラックS1、S
2として使用され、後端部側の画像10Aが記録されな
い部分は磁気トラックS3、S4として使用される。ま
た、画像10Aに対応する部分は磁気トラックT1、T
2として使用される。トラックS1、S2には、例えば
ネガフィルムかポジフィルムか、カラーフィルムか白黒
フィルムか等を表すフィルム種、DXコード、製造メー
カ名、製造年月日等のようにフィルム1本毎に異なるフ
ィルム情報が記録され、トラックT1、T2には、撮影
日時、光源の種類、画像のアスペクト比、撮影倍率、画
像の天地方向等のように画像10A毎に異なる撮影情報
が記録される。
【0014】図2に示すように、本発明の第1のカート
リッジに対応するカートリッジ18は、略円筒状のカー
トリッジ本体20と、カートリッジ本体20内に回転自
在に支持されたスプール22と、で構成される。カート
リッジ本体20の外周部には突出部20Aが設けられて
おり、突出部20Aの端部にはフィルム10が通過可能
な開口26が形成されている。またスプール22にはス
リット状の貫通孔22Aが設けられており、貫通孔22
Aの内壁には突起24が設けられている。
【0015】図3に示すように、フィルム10の後端部
はフィルム製造時に角部が丸められかつ孔30が穿設さ
れた形状に整形されている。図2(A)に示すように、
フィルム10は、後端部に穿設された孔30にスプール
22の突起26が入り込むことによって後端部がスプー
ル22に係止されており、スプール22が回転されるこ
とによってスプール22の外周に巻付けられてカートリ
ッジ18内部に収納される。
【0016】また突出部20Aの内部には開口26に対
応してカム27が設けられている。カム27の両端は突
出部20Aの外部に露出された露出部27A(図7参
照)に連結されており、露出部27Aを介してカートリ
ッジ本体20に回動可能に支持され、図2(A)に示す
位置または図2(B)に示す位置に回動される。図2
(B)に示す状態ではカム27が開口26を遮蔽してお
り、外部からカートリッジ本体20内に光が侵入するこ
とはなく、カートリッジ本体20内に収納されたフィル
ム10が感光することが防止される。また、カートリッ
ジ18内部からのフィルム10の先端部の引出しは、カ
ム27を図2(A)に示す位置に回動させ、開口26を
開放した状態で行われる。この状態ではカートリッジ本
体20の内部に光が侵入するため、カートリッジ18を
暗室以外で取扱う場合には図2(B)に示す状態、すな
わちフィルム10がカートリッジ本体20内に全て収納
され、カム27が開口26を遮蔽した状態で行う必要が
ある。
【0017】また、カートリッジ18にはカートリッジ
本体20の外側面の図2矢印Barで示す位置に、図示
しないバーコードが記録されている。このバーコード
は、前述のフィルム情報及び個々のカートリッジ18を
識別するためのカートリッジ識別情報を表している。さ
らにこのバーコードは、カメラにより画像が露光された
場合、及び図示しないフィルム現像機によって現像処理
が行われた場合に各々バーが追加記録されることによ
り、カートリッジ18内に収納されているフィルム10
が露光済か否か、未現像か否かをも表している。
【0018】カメラによる画像の露光が終了したフィル
ム10は、先端部を含む全体がカートリッジ18内に収
納された状態でDPE店等で受付けされ、現像等の処理
が依頼される。DPE店で受付けされたカートリッジ1
8は、本発明に係る感光材料取扱装置40(図5参照)
で処理される。
【0019】次に感光材料取扱装置40の詳細について
説明する。感光材料取扱装置40はケーシング40Aの
上面に開口42A、42Bが設けられており、内部には
開口42A、42Bに対応して遮光蓋44A、44Bが
設けられている。遮光蓋44A、44Bは図5矢印A方
向に沿ってスライド可能とされており、遮光蓋開閉アク
チュエータ46(図8参照)によって、各々開口を閉止
する位置(図5に示す位置)、または開口を開放する位
置へ移動される。
【0020】遮光蓋開閉アクチュエータ46は制御装置
48に接続されており、制御装置48からの指示に応じ
て遮光蓋44A、44Bを開閉させる。オペレータは、
開口42Aが開放されている状態で、開口42Aを介し
て前述のカートリッジ18を感光材料取扱装置40の内
部に投入し、開口42Bが開放されている状態で、開口
42Bを介して本発明の第2のカートリッジに対応する
中間カートリッジ32を投入する。
【0021】この中間カートリッジ32は、図4に示す
ようにカートリッジ18のカートリッジ本体20とほぼ
同一の形状とされているものの、スプール32Aはカー
トリッジ18と異なり、貫通孔及び突起が形成されてい
ない。従って、開口34を介して中間カートリッジ32
の内部に送り込まれたフィルム10は先端部がフリーの
状態で中間カートリッジ32の内部に収納される。ま
た、フィルム10が通過する開口34の内壁には、カー
トリッジ18と同様に遮光布36が設けられているが、
フィルム10の端部が開口34から突出している状態で
あっても中間カートリッジ32の内部に光が侵入するこ
とのないように、カートリッジ18と比較して遮光布3
6の量が多く、かつ開口34の開口面積も小さくされて
いる。
【0022】一方、感光材料取扱装置40の開口42A
の斜め下方には、カートリッジ18を収容するコンテナ
50を装填するための装填部52が設けられている。コ
ンテナ50は円盤状とされ、半径方向の外周側近傍には
円周方向に沿って複数の円孔50Aが設けられている。
円孔50Aは、内径寸法がカートリッジ18を収容する
のに充分な大きさとされている。また、円孔50Aが設
けられた外周部は中央部の周囲を回転可能とされてい
る。感光材料取扱装置40は、装填部52にコンテナ5
0が装填されると、コンテナ回転アクチュエータ54
(図8参照)によってコンテナ50を図5矢印B方向に
回転駆動させることができるようになっている。コンテ
ナ回転アクチュエータ54は制御装置48に接続されて
おり、制御装置48からの指示に応じてコンテナ50を
回転させる。
【0023】また、図6に示すように、コンテナ50の
中央部には記憶装置56が設けられている。この記憶装
置56は不揮発性で書込み可能な半導体メモリで構成さ
れており、コンテナ50の中央部の上面設けられた端子
58に接続されている。装填部52には前記端子58に
対応する端子60(図8参照)が設けられており、端子
60は制御装置48に接続されている。従って、装填部
52にコンテナ50が装填されると、制御装置48とコ
ンテナ50の記憶装置56とが導通し、記憶装置56に
記憶された情報の読取り及び情報の書込みが可能とな
る。
【0024】また、開口42Bの斜め下方には中間カー
トリッジ32を収容するコンテナ62を装填するための
装填部64が設けられている。コンテナ62はコンテナ
50とほぼ同一の形状とされており、半径方向の外周側
近傍に円周方向に沿って設けられた複数の円孔62A
は、内径寸法が中間カートリッジ32を収容するのに充
分な大きさとされている。感光材料取扱装置40は、装
填部64にコンテナ62が装填されると、コンテナ回転
アクチュエータ66(図8参照)によってコンテナ62
を図5矢印C方向に回転駆動できるようになっている。
コンテナ回転アクチュエータ66も制御装置48に接続
されており、制御装置48からの指示に応じてコンテナ
62を回転させる。
【0025】装填部52の側方にはメモリカード装填部
68が設けられている。メモリカード装填部68に装填
されるメモリカード70は、前述のコンテナ50と同様
に、内部に図示しない記憶装置を備えており、この記憶
装置はメモリカード70に設けられた図示しない端子と
導通している。メモリカード装填部68には、前記端子
に対応する端子72(図8参照)が内部に設けられてお
り、この端子は制御装置48に接続されている。従って
メモリカード装填部68にメモリカード70が装填され
ると、メモリカード70の記憶装置と制御装置48とが
導通し、前記記憶装置に記憶された情報の読取り及び情
報の書込みが可能となる。
【0026】一方、ケーシング40Aは、メモリカード
装填部68の上方に対応する部分にスリット74が設け
られ、図5に想像線で示すようにDP袋76を装填する
ためのDP袋装填部とされており、ケーシング40Aの
内部の対応部分にはDP袋76にインクを用いて情報を
記録するDP袋情報記録部78(図8参照)が設けられ
ている。DP袋情報記録部78は制御装置48に接続さ
れており、制御装置48からの指示に応じてDP袋76
に所定の情報を記録する。
【0027】また装填部52の上方には、感光材料取扱
装置40に各種の指示を与えるための多数のスイッチを
備えた操作部80と、液晶ディスプレイ等で構成される
表示部82と、が設けられている。図8に示すように、
操作部80及び表示部82は制御装置48に接続されて
いる。表示部82は制御装置48からの指示に応じてメ
ッセージ等の所定の文字情報を表示する。
【0028】ところで、開口42Aを介して感光材料取
扱装置40の内部に投入されたカートリッジ18は、カ
ートリッジローディング部84(図8参照)に受け渡さ
れ、図7に示す処理位置(図7の左側)にセットされ
る。また、処理が終了したカートリッジ18は、カート
リッジ排出部86(図8参照)によって前記処理位置か
ら退避され、コンテナ50の円孔50A内に送り込まれ
る。カートリッジローディング部84及びカートリッジ
排出部86は制御装置48に接続されており、制御装置
48からの指示の応じて前記動作を行う。
【0029】カートリッジ18が処理位置にセットされ
た状態でカートリッジ18のスプール22に対応する位
置には、スプール駆動アクチュエータ88が配設されて
いる。このスプール駆動アクチュエータ88は制御装置
48に接続されており(図8参照)、制御装置48から
の指示に応じてカートリッジ18のスプール22を図7
矢印D方向または反対方向に回転させる。また、処理位
置の近傍にはカートリッジ18の露出部27Aを介して
カム27を回動させる図示しない駆動部も設けられてい
る。カートリッジ18に収納されているフィルム10
は、カム27が開口26を開放する位置に回動されスプ
ール22が矢印D方向に回転されるとカートリッジ18
から引き出され、後述する搬送ローラ対に挟持されて図
7矢印E方向へ搬送される(以下、この方向をフィルム
搬送方向という)。
【0030】また前記処理位置の斜め下方にはカートリ
ッジ情報読取部90が設けられている(図9も参照)。
カートリッジ情報読取部90は、処理位置にセットされ
たカートリッジ18に記録されているバーコードを読取
可能とされている。カートリッジ情報読取部90は制御
装置48に接続されており(図8参照)、読み取った情
報を制御装置48に出力する。
【0031】また、カートリッジ情報読取部90の斜め
下方にはデタッチプレート92が配置されている。図9
にも示すように、デタッチプレート92はピン94によ
って回動可能に軸支された基部92Aと、基部92Aの
先端部に取付けられ円弧状に湾曲された円弧状部92B
と、で構成されており、デタッチ駆動アクチュエータ9
6(図8参照)によって図7矢印F方向及びその反対方
向へ回動される。カートリッジ18からフィルム10が
全て引き出された状態でデタッチプレート92が矢印F
方向へ回動されると、図9に実線で示すように、円弧状
部92Bの先端部がカートリッジ18の開口26を介し
てフィルム10の下方側より内部に入り込み、フィルム
10の後端部とスプール22との係合を解除することが
可能とされている。
【0032】一方、処理位置にあるカートリッジ18の
開口26の近傍には、カッタ部98が設けられている。
カッタ部98はフィルム搬送路を挟んで対向する一対の
カッタ刃を備えており、カッタ駆動アクチュエータ10
0(図8参照)によって駆動され、フィルム10をフィ
ルム10の幅方向に沿って切断する。カッタ部98のフ
ィルム搬送方向下流側には、フィルム10の幅方向端部
付近を挟持する搬送ローラ対102がフィルム幅方向に
沿って2組配設されている。搬送ローラ対102はパル
スモータ104の駆動力が伝達されて回転し、フィルム
10をフィルム搬送方向下流側へ向けて搬送する。パル
スモータ104はドライバ106を介して制御装置48
に接続されており、制御装置48からの指示に応じて駆
動される。
【0033】搬送ローラ対102の下流側にはフィルム
センサ108が設けられている。フィルムセンサ108
は制御装置48に接続されている(図8参照)。このフ
ィルムセンサ108はフィルム搬送路を挟んで対向配置
された発光素子と受光素子の対で構成されており、発光
素子はフィルム10を感光させない赤外域の波長の光を
射出し、受光素子は前記波長の光の検出できるようにな
っている。発光素子と受光素子との間にフィルム10が
存在しない場合には受光素子の受光量が大きく、フィル
ム10が存在する場合には受光素子の受光量が小さい。
制御装置48は受光素子108から出力される信号のレ
ベルに基づいて、フィルムセンサ108配設部位にフィ
ルム10が存在するか、存在しないかを判断する。
【0034】フィルムセンサ108の下流側には、後端
整形ユニット110が設けられている。後端整形ユニッ
ト110は、フィルム搬送路を挟んで配置された雄型と
雌型とで構成され、図3に示すようにフィルム10の端
部を整形するカッタ刃を備えている。後端整形ユニット
110は制御装置48に接続されており(図8参照)、
制御装置48からの指示に応じて作動し、フィルム10
の後端を図3に示す形状に整形する。後端整形ユニット
110の下流側には、搬送ローラ対102と同様の構成
の搬送ローラ対112が設けられており、この搬送ロー
ラ対112の下流側には、所定間隔隔てて同様の構成の
搬送ローラ対114が設けられている。搬送ローラ対1
12、114はパルスモータ104の駆動力が伝達され
て回転し、フィルム10を搬送する。
【0035】搬送ローラ対112と搬送ローラ対114
との間には、フィルム10の磁気トラックに対応して読
取ヘッド116及び記録ヘッド118が設けられてい
る。図8に示すように、読取ヘッド116は増幅器12
0、A/D変換器122を介して制御装置48に接続さ
れており、磁気トラックに記録されていた情報は、読取
ヘッド116で読み取られ、デジタルデータに変換され
て制御装置48へ出力される。また、制御装置48はD
/A変換器124、増幅器126を介して記録ヘッド1
18に接続されており、制御装置48から出力された記
録データがアナログ信号に変換されて磁気トラックに記
録される。
【0036】搬送ローラ対114の下流側には、大径の
ヒートローラ128が設けられている。ヒートローラ1
28はヒータ130(図8参照)によって加熱される。
ヒータ130はヒータドライバ132を介して制御装置
48に接続されている。ヒータドライバ132にはヒー
トローラ128の表面温度を検出する図示しないセンサ
が接続されており、制御装置48からヒータ130のオ
ンが指示されると、表面温度が予め定められた設定温度
となるように通電が制御される。ヒートローラ128の
外周には、ヒートローラ128の全周の大部分に亘って
無端のベルト132が巻き掛けられている。ベルト13
2はヒートローラ128の外周に配設された4個の搬送
ローラ134A、134B、134C、134Dにも巻
掛けられている。
【0037】搬送ローラ134A〜134Dはモータ1
36の駆動力が伝達されて回転される。搬送ローラ13
4が回転されるとベルト132が移動され、これに伴っ
てベルト132が巻掛けられているヒートローラ128
も回転される。モータ136はドライバ138を介して
制御装置48に接続されており、制御装置48からの指
示に応じて駆動され、ベルト132を移動させてヒート
ローラ128を回転させる。
【0038】一方、搬送ローラ対114配設部位を通過
したフィルム10は、搬送ローラ134Aの下方に配置
されたローラ140A、140Bと、搬送ローラ134
Aに巻掛けられたベルト132と、に挟持されてヒート
ローラ128の外周に案内され、ベルト132によって
ヒートローラ128の外周面に圧接されて加熱されると
共に、ベルト132の移動及びヒートローラ128の回
転に伴って搬送される。搬送ローラ134D配設部位ま
で到達したフィルム10は、図示しない剥離ガイドによ
ってヒートローラ128の外周面から剥離され、搬送ロ
ーラ134Dの下方に配置されたローラ142A、14
2Bと、ベルト132と、に挟持されて下流側へ送り出
される。
【0039】搬送ローラ134D配設部位の下流側に
は、搬送ローラ対102と同様の構成の搬送ローラ対1
44が配設されている。また、搬送ローラ対144の下
流側には、各々所定間隔隔てて搬送ローラ対146、1
48が配設されている。これらの搬送ローラ対144、
146、148の配設部位には、フィルム搬送路の上方
及び下方に冷却ファン150A、150Bが設けられて
いる。冷却ファン150A、150Bはファンドライバ
152によって回転駆動され、フィルム搬送路を搬送さ
れるフィルム10へ向けて空気流を吹き付ける。これに
より、フィルム10が冷却される。ファンドライバ15
2は制御装置48に接続されており、制御装置48から
の指示に応じて冷却ファン150A、150Bを回転駆
動する。
【0040】搬送ローラ対148配設部位の下流側に
は、前述のフィルムセンサ108と同様の構成の後端検
出センサ154が設けられている。後端検出センサ15
4は制御装置48に接続されている(図8参照)。ま
た、後端検出センサ配設部位の下流側には、フィルムセ
ンサ108と同様の構成のパーフォレーション検出セン
サ160が、フィルム10に設けられたパーフォレーシ
ョン12、14、16に対応した位置に設けられてい
る。パーフォレーション検出センサ160も制御装置4
8に接続されている。パーフォレーション検出センサ1
60の下流側には、搬送ローラ対102と同様の構成の
搬送ローラ対162が配設されている。さらに、搬送ロ
ーラ対162の配設部位の下流側には中間カートリッジ
32が配置されている。
【0041】なお、後端検出センサ154の位置は、図
13に示すように中間カートリッジ32からの後端検出
センサ154の距離をD1、遮光布36の幅寸法をS、
フィルム10の後端から画像10Aの後端側の端部まで
の距離をLとすると、 D1+S<L …(1) となるように定められている。従って、フィルム10の
後端が後端検出センサ配設部位に位置する状態となるま
で、中間カートリッジ32内にフィルム10を収納すれ
ば、フィルムに記録された全ての画像10A記録部分
は、中間カートリッジ32内に収納されることになる。
【0042】中間カートリッジ32は図7に示す位置が
処理位置とされており、開口42Bを介して感光材料取
扱装置40の内部に投入された中間カートリッジ32
は、中間カートリッジローディング部164(図8参
照)に受け渡されて前記処理位置にセットされる。処理
が終了した中間カートリッジ32は、中間カートリッジ
排出部166(図8参照)によって前記処理位置から退
避され、コンテナ62の円孔62A内に送り込まれる。
なお、中間カートリッジローディング部164及び中間
カートリッジ排出部166は制御装置48に接続されて
おり、制御装置48からの指示の応じて前記動作を行
う。
【0043】また、制御装置48はマイクロコンピュー
タ等を含んで構成される。制御装置48にはアラーム1
68が接続されており、何らかの不都合が発生した場合
には前記アラームを作動させ、前記不都合の発生をオペ
レータに報知する。
【0044】次に図10のフローチャートを参照して本
実施例に係る感光材料取扱装置40の作用を説明する。
なお、図10のフローチャートは、感光材料取扱装置4
0の電源が投入され、装填部52、装填部64、メモリ
カード装填部68及びDP袋装填部に、各々コンテナ5
0、コンテナ62、メモリカード70及びDP袋76が
装填されると実行される。
【0045】まず、ステップ200ではヒータドライバ
132にヒータ130のオンを指示し、ヒートローラ1
28の加熱を開始させる。次のステップ202では遮光
蓋開閉アクチュエータ46により、開口42A、42B
を各々開放する位置へ遮光蓋42A、42Bをスライド
させる。これにより、感光材料取扱装置40へのカート
リッジ18及び中間カートリッジ32の投入が可能とな
る。
【0046】ステップ204では開口42Bを介して中
間カートリッジ32が投入されたか否か判定する。オペ
レータによって中間カートリッジ32が投入されるとス
テップ204の判定が肯定され、次のステップ206で
は、投入された中間カートリッジ32を中間カートリッ
ジローディング部164によって処理位置(図7右側に
図示する位置)にセットさせる。また、ステップ208
では開口42Aを介してカートリッジ18が投入された
か否か判定する。オペレータによってカートリッジ18
が投入されるとステップ208の判定が肯定され、ステ
ップ210で、投入されたカートリッジ18をカートリ
ッジローディング部84によって処理位置(図7左側に
図示する位置)にセットさせる。
【0047】カートリッジ18及び中間カートリッジ3
2の投入が完了すると、ステップ212では遮光蓋開閉
アクチュエータ46により、開口42A、42Bを各々
閉止する位置へ遮光蓋42A、42Bをスライドさせ
る。これにより、感光材料取扱装置40の内部が暗室と
なる。ステップ214では、カートリッジ18に記録さ
れたバーコードをカートリッジ情報読取部90によって
読み取り、読み取った情報を記憶する。
【0048】ステップ216では、カートリッジ18か
ら読み取った情報に基づいて、カートリッジ18に収納
されたフィルム10が感光材料取扱装置40で処理する
フィルムとしては不適当なフィルムであるか否か判定す
る。感光材料取扱装置40で処理されたフィルム10は
フィルム現像機で現像処理されるため、例えばフィルム
10が画像が撮影されていない未露光である、またはフ
ィルム10が現像済である等の場合には処理に不適当な
フィルムであると判断され、前記判定が肯定される。
【0049】ステップ216の判定が肯定されるとステ
ップ218へ移行し、アラーム168を作動させて通常
の処理を行えないことをオペレータに報知すると共に、
表示部82に「処理に不適当なフィルムである」旨のメ
ッセージと、不適当である理由を表示する。次のステッ
プ220では、前記処理に不適当と判断されたフィルム
10を収納しているカートリッジ18をカートリッジ排
出部86によって排出させ、コンテナ50の排出部86
に対応している円孔50A内に収容させる。ステップ2
22では、コンテナ50の記憶装置56に、カートリッ
ジ18の識別情報、処理に不適当と判断した理由等の情
報を、前記カートリッジ18を収容した円孔50Aの位
置を表す情報と対応させて記憶させる。
【0050】次のステップ224では、遮光蓋開閉アク
チュエータ46によって遮光蓋42Aをスライドさせて
開口42Aを開放させた後にステップ208へ戻る。こ
れにより、次に処理を行うカートリッジ18の投入が可
能となる。
【0051】一方、カートリッジ18に収納されている
フィルム10が処理に適当なフィルムであると判断され
てステップ216の判定が否定された場合には、ステッ
プ226へ移行する。ステップ226では駆動部により
カートリッジ18の開口26を開放する位置にカム27
を回動させた後に、フィルム10の先端部をカートリッ
ジ18から引き出すために、スプール駆動アクチュエー
タ88によってカートリッジ18のスプール22の回転
を開始させる。ステップ228ではスプール22の回転
を開始してから所定時間経過したか否か判定する。
【0052】ステップ228の判定が否定された場合に
は、フィルム10の先端部がフィルムセンサ108配設
部位に到達したか否か判定する。フィルム10の先端部
がフィルムセンサ108配設部位に到達し発光素子と受
光素子との間に入り込むと、受光素子の受光量が低下
し、受光素子から出力される信号がローレベルになる。
従って、前記判定は受光素子からの出力信号がローレベ
ルとなったか否かを判定することによって判断できる。
ステップ232の判定が否定された場合にはステップ2
28へ戻り、ステップ228またはステップ232の判
定が肯定されるまでスプール22の回転を継続して行
う。
【0053】所定時間が経過してもフィルム10の先端
部が検出されなかった場合には、ステップ228の判定
が肯定されてステップ230へ移行し、アラーム168
を作動させてフィルム10の引出しを行えないことをオ
ペレータに報知すると共に、表示部82に「引出しでき
ない」旨のメッセージを表示する。ステップ230の処
理をおこなった後はステップ220へ移行し、駆動部に
よりカム27を回動させ開口26を遮蔽させた後に前記
と同様にカートリッジ18を排出し、コンテナ50の記
憶装置56に情報を記憶させると共に、開口42Aを開
放させる。
【0054】一方、所定時間以内にフィルム10の先端
部が検出された場合には、ステップ234でフィルム引
出し・移し替え処理を行う。このフィルム引出し・移し
替え処理の詳細については図11のフローチャートを参
照して説明する。
【0055】図11のステップ250ではドライバ10
6を介してパルスモータ104を駆動し、搬送ローラ対
102、112、114、144、146、148、1
62を回転させると共に、ドライバ138を介してモー
タ136を駆動し、ベルト132を移動させることによ
ってヒートローラ132を回転させる。また、スプール
駆動アクチュエータ88によってスプール22にフィル
ム巻取方向にトルクを加える。これにより、フィルム1
0は所定のテンションが加わった状態でカートリッジ1
8から引き出されて搬送される。また、本ステップ25
0ではファンドライバ152を介して冷却ファン150
A、150Bを回転させる。
【0056】このフィルム10の引出し搬送に伴って、
次のステップ252ではフィルム10のトラックS1、
S2、T1、T2に磁気記録されたフィルム情報及び撮
影情報を読取ヘッド116によって読取り、読み取った
情報を図示しない記憶装置に記憶させる。一方、カート
リッジ18から引き出されたフィルム10は順次下流側
へ向けて搬送され、ヒートローラ128に巻掛けられて
加熱される。ヒートローラ128の設定温度はフィルム
10のベース材料のガラス転移点に対応する温度以上の
温度とされており、ヒータ130は、ヒートローラ12
8の表面温度が設定温度を維持するようにヒータドライ
バ132によって制御されている。このため、ヒートロ
ーラ128に巻掛けられたフィルム10は、一定時間継
続して前記設定温度となるように加熱される。
【0057】また、ヒートローラ128配設部位を通過
したフィルム10は、搬送ローラ対144、146、1
48に挟持されて直線的に搬送されると共に、冷却ファ
ン150A、150Bによって空気流が吹付けられて前
記ガラス転移点に対応する温度以下となるように冷却さ
れ、さらに直線的に搬送される状態が継続される。フィ
ルム10は、常にカートリッジ18内部にスプール22
に巻き取られた状態で保存されるので、フリーの状態で
一定の方向に湾曲しようとする癖、所謂巻き癖がついて
いる。この巻き癖は、各種の写真処理装置においてフィ
ルム10を処理する際に搬送不良を発生させる原因とな
るが、前記のようにヒートローラ128によって一旦加
熱された状態で冷却することにより、フィルム10の巻
き癖が矯正される。
【0058】また、搬送ローラ対162配設部位を通過
したフィルム10は、開口34を介して中間カートリッ
ジ32の内部に送り込まれ、フィルム10の搬送に伴っ
てスプール32Aの周囲に徐々に巻回されて中間カート
リッジ32内部に収納される。
【0059】次のステップ254では、カートリッジ1
8からフィルム10を全て引き出したか否か判定する。
これは、フィルム10の移動が停止したか否かを判定す
ることにより判断できる。ステップ254の判定が否定
されている間はステップ252におけるフィルム10か
らの情報の読取りを継続して行う。ステップ254の判
定が肯定されると、ステップ256でパルスモータ10
4、モータ136の駆動を停止し、各搬送ローラ対の回
転及びベルト132の移動を停止させる。
【0060】次のステップ258以降では、フィルム1
0とカートリッジ18との分離(以下、デタッチとい
う)を行う。すなわち、ステップ258ではデタッチ駆
動アクチュエータ96によって、デタッチプレート92
を一旦図7矢印F方向へ回動させた後に原位置に復帰
(反対方向に回動)させる。これにより、図9にも示す
ようにデタッチプレート92の円弧状部92Bの先端部
がカートリッジ18の内部に入り込み、カートリッジ1
8のスプール22に設けられた突起24と、フィルム1
0の後端部に設けられた孔30と、の係合を解除させよ
うとする。
【0061】ステップ260ではパルスモータ104を
駆動し搬送ローラ対102をフィルム引出し方向に一定
時間回転させ、ステップ262でフィルム10が移動し
たか否か判定することによってデタッチが成功したか否
かを判断する。ステップ258の処理によって、スプー
ル22の突起24とフィルム10の孔30との係合が解
除されデタッチが成功した場合にはステップ262の判
定が肯定され、ステップ264でカートリッジ排出部8
6によってデタッチが成功したカートリッジ18を排出
させ、コンテナ50の排出部86に対応している円孔5
0A内に収容させる。ステップ266ではコンテナ50
の記憶装置56に、カートリッジ18の識別情報等を、
前記カートリッジ18を収容した円孔50Aの位置を表
す情報と対応させて記憶させ、ステップ276へ移行す
る。
【0062】一方、ステップ262の判定が否定された
場合にはデタッチが失敗したと判断し、ステップ268
でデタッチ動作を所定回行ったか否か判定する。ステッ
プ268の判定が否定された場合にはステップ258へ
戻り、ステップ258〜262及びステップ268の処
理を繰り返す。デタッチ動作を所定回行ってもデタッチ
が失敗した場合には、ステップ268の判定が肯定され
てステップ270へ移行する。
【0063】ステップ270ではカッタ駆動アクチュエ
ータ100によってカッタ部98を作動させ、フィルム
10を幅方向に沿って切断する。ステップ272ではカ
ートリッジ18をカートリッジ排出部86によって排出
させ、コンテナ50の排出部86に対応している円孔5
0A内に収容させる。ステップ274ではコンテナ50
の記憶装置56に、カートリッジ18の識別情報と、カ
ートリッジ18内にフィルムの後端部が残っていること
を表す情報と、を前記カートリッジ18を収容した円孔
50Aの位置を表す情報と対応させて記憶させ、ステッ
プ276へ移行する。なお、このように、カートリッジ
18内にフィルム10の後端部が残っている場合には、
後に前記後端部を除去する作業を行う必要が生ずるの
で、この作業を容易に実施するためにはカートリッジ1
8の開口から一定距離隔てた部位を切断することが好ま
しい。
【0064】ステップ276では、メモリカード装填部
68に装填されたメモリカード70に、フィルム10の
各トラックから読み取ったフィルム情報及び撮影情報等
の情報を、カートリッジ識別情報と対応させて記憶させ
る。このメモリカード70は既存の写真処理システムで
も利用されているものであり、フィルム10に記録され
た画像を図示しない写真焼付装置によって焼付ける際に
写真焼付装置等にセットされる。従って、前記写真焼付
装置では新たに磁気情報を読み取る手段を設けなくて
も、メモリカード70に記憶されている撮影情報等を利
用して焼付条件決定等の処理を行うことができ、写真焼
付装置等の処理時間を短縮することができる。
【0065】ステップ278では、DP袋情報記録部7
8によってDP袋76にカートリッジ識別情報等の情報
を記録する。次のステップ280ではフィルム移し替え
処理を行う。このフィルム移し替え処理の詳細について
は図12のフローチャートを参照して説明する。
【0066】図12のステップ300では、パルスモー
タ104を駆動して各搬送ローラ対を回転させると共
に、モータ136を駆動することによってベルト132
を移動させてヒートローラを回転させ、後端がフリーと
なったフィルム10の搬送を開始する。次のステップ3
02ではフィルム10の後端部がフィルムセンサ配設位
置を通過したか否か判定する。フィルム10の後端部が
フィルムセンサ108配設部位を通過すると発光素子と
受光素子との間にフィルム10が存在しなくなり、受光
素子の受光量が上昇し、出力信号がハイレベルとなる。
従って、前記判定は受光素子からの出力信号がハイレベ
ルとなったか否かを判定することによって判断できる。
【0067】ステップ302の判定が肯定された場合に
は、ステップ304で後端整形ユニット110を作動さ
せ、フィルム10の後端を、図3にも示すように角部が
丸みを帯びかつ孔30が穿設された形状に整形する。こ
れにより、現像、焼付等の処理が全て完了し、フィルム
10をユーザに返却するためにカートリッジ18内に移
し替える際に、フィルム10の後端部(中間カートリッ
ジ32に移し替えた後は先端部)をスプール22の突起
24に係合させることを容易に行うことができる。
【0068】ステップ306では、記録ヘッド118に
フィルム10の後端に設けられたトラックS3、S4が
対応したときに、記録ヘッド118によってトラックS
3、S4にフィルム情報及びカートリッジ識別情報を記
録する。これにより、カートリッジ18に記録されてい
たカートリッジ識別情報が、カートリッジ18を収容す
るコンテナ50の記憶装置56、DP袋76及びフィル
ム10に各々記録されることになるので、カートリッジ
識別情報をキーとすることにより、ユーザにフィルム1
0を返却する際に行う、カートリッジ18とフィルム1
0とDP袋76とを対応させる照合作業を容易に行うこ
とができる。
【0069】次ンステップ310乃至322ではフィル
ム10の後端検出処理を行う。すなわち、ステップ30
8では、予めメモリ上に設けられたフラグ用のエリア
「フラグA」、「フラグB」を「0」にする。またドラ
イバ106はパルスモータ104駆動電流のパルス数を
カウントするカウンタを備えており、本ステップで前記
カウンタのカウント値をリセットする。
【0070】ステップ310では後端検出センサ154
がフィルム10の後端を検出したか否か判定する。ステ
ップ310の判定が否定された場合には、ステップ31
2でフィルム10に設けられたパーフォレーションをパ
ーフォレーション検出センサ160が検出したか否か判
定する。ステップ312の判定が否定された場合には、
ステップ314で前記カウンタのカウント値に基づいて
フィルム10を所定距離X搬送したか否か判定する。な
お、この所定距離Xとしては、図13(B)に示すよう
に後端検出センサ154とパーフォレーション検出セン
サ160との距離をD2とすると、 X>L−D2 …(2) とされている。従って、上記(2)式を満足するまでフ
ィルム10の搬送を行えば、フィルムに記録された全て
の画像10A記録部分は、中間カートリッジ32内に収
納されることになる。ステップ314の判定が否定され
た場合にはステップ310へ戻り、ステップ310、3
12、314の判定を繰り返す。
【0071】パーフォレーション検出センサ160がパ
ーフォレーションを検出した場合にはステップ312の
判定が肯定され、ステップ316で前記カウンタのカウ
ント値をリセットしてステップ310へ戻る。従って、
前記カウンタのカウント値は新たにパーフォレーション
が検出されるとリセットされることになるので、前記カ
ウンタのカウント値は、最後にパーフォレーションを検
出してからのフィルム10の搬送距離に対応している。
【0072】一方、後端検出センサ154で後端が検出
されるとステップ310の判定が肯定され、ステップ3
20でフラグAを「1」とした後に、ステップ322で
フラグA、フラグBが共に「1」となったか否か判定す
る。この場合にはステップ322の判定が肯定されてス
テップ310へ戻る。また、パーフォレーションを最後
に検出してから所定量以上搬送してもパーフォレーショ
ンが検出されない場合にはステップ314の判定が肯定
され、ステップ318でフラグBを「1」にして、ステ
ップ322へ移行する。この場合にはステップ322の
判定が肯定され、ステップ324でパルスモータ10
4、モータ136の駆動を停止してフィルム10の搬送
を停止する。
【0073】従って、フィルム10の後端が中間カート
リッジ32から所定量突出した状態でフィルムの搬送が
停止されることになる。なお、ステップ310の判定と
ステップ314の判定はいずれが先に肯定されてもよい
が、(1)式及び(2)式が共に満足されてフラグA、
フラグBが共に「1」にならないとフィルム10の搬送
は停止されない。このため、例えばセンサの誤検出や故
障等により、フィルム10の画像10Aが記録された部
分が中間カートリッジ32に収納されていない状態で搬
送が停止されて、前記画像10Aが失われる等の不都合
が発生することはない。
【0074】ステップ326では中間カートリッジ排出
部166を作動させ、フィルム10の巻き込みが完了し
た中間カートリッジ32を排出し、コンテナ62の排出
部166に対応している円孔62A内に収容させる。な
お、このとき中間カートリッジ32から突出しているフ
ィルム10の端部は、中間カートリッジ排出部166に
よって中間カートリッジ32の外周に巻付けされる。以
上により単一のカートリッジ18に収納されていたフィ
ルム10の中間カートリッジ32への移し替えが完了
し、ステップ328へ移行する。
【0075】ステップ328ではコンテナ50またはコ
ンテナ62が満杯になったか否か、すなわちコンテナ5
0の全ての円孔50A内にカートリッジ18が収容され
た状態となったか、またはコンテナ62の全ての円孔6
2A内に中間カートリッジ32が収容された状態となっ
たか否か判定する。ステップ328の判定が否定された
場合にはステップ334へ移行する。また、ステップ3
28の判定が否定された場合には、ステップ330へ移
行して表示部82にコンテナの交換を要求するメッセー
ジを表示させる。
【0076】なお、中間カートリッジ32を収容するコ
ンテナ62の交換が必要になった場合には、メモリカー
ド70の交換を要求するメッセージも併せて表示する。
感光材料取扱装置40の後段の装置(例えば写真焼付装
置)では、メモリカード70に記録された情報に基づい
て、単一のコンテナ62に収容された多数の中間カート
リッジ32を1単位として処理を行う。従って、メモリ
カード70はコンテナ62と1対1で対応しており、単
一のコンテナ62内に収容された全てのフィルム10に
関する情報が記録されている。このため、コンテナ62
を交換する場合にはメモリカード70も併せて交換させ
る。
【0077】次のステップ332では、交換を要求した
コンテナが交換されたか否か判定する。また、満杯とな
ったコンテナが中間カートリッジ32を収容するコンテ
ナ62であった場合には、メモリカード70が交換され
たか否かも併せて判定する。コンテナ(及びメモリカー
ド)が交換されるとステップ332の判定が肯定されて
ステップ334へ移行する。
【0078】ステップ334では、表示部82にカート
リッジ18及び中間カートリッジ32、及びDP袋76
の交換を要求するメッセージを表示させると共に、コン
テナ50、62に設けられた多数の円孔50A、62A
のうち、カートリッジ18中間カートリッジ32を収容
していない円孔がカートリッジ排出部に対応するように
コンテナ50、64を回転させる。ステップ334の処
理が終了すると、図10のフローチャートのステップ2
02へ戻り、上記処理を繰り返す。
【0079】上記のようにして中間カートリッジ32に
移し換えられたフィルム10は、図示しないフィルム現
像機で現像された後に画像が検定される。また、ネガフ
ィルムで同時プリントの場合には図示しない写真焼付装
置において印画紙に画像が焼付けされて処理される。全
ての処理が完了すると前述の照合作業を行われ、フィル
ム10に対応するカートリッジ18内に巻戻されて対応
するDP袋76内に収納され、ユーザに返却される。
【0080】なお、本実施例では、感光材料の予め定め
られた位置に設けられたマークを検出する検出手段とし
て、フィルム10に設けられたパーフォレーションを検
出するパーフォレーション検出センサ160を適用した
例を説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、フィルム10の画像記録領域外の予め定められた位
置に、例えば予めパンチ孔を穿孔したりインク等によっ
てマークを付与しておき、これをセンサによって検出す
るようにしてもよい。また、複数の検出手段として、後
端検出センサ154とパーフォレーション検出センサ1
60とを設けていたが、これに限定されるものではな
く、例えば後端検出センサをフィルム10の幅方向に沿
って複数配列し、各センサの検出結果に基づいてフィル
ム10の搬送を停止させるようにしてもよい。
【0081】また、本実施例ではカートリッジ18、中
間カートリッジ32及びDP袋76を、感光材料取扱装
置40に人手によってセットするようにしていたが、こ
れに限定されるものではなく、各々ストッカ等に集積さ
せておき、装置へ自動的に供給るようにしてもよい。
【0082】また、本実施例ではフィルム10が未現像
か否かをカートリッジ18に記録されたバーコードを読
み取ることによって判断していたが、これに限定される
ものではなく、カートリッジ18から引出したフィルム
の光透過率を測定することによって判断するようにして
もよい。
【0083】さらに、本実施例ではカートリッジ18に
収納されたフィルム10が処理に不適当なフィルムであ
った場合、及びカートリッジ18からのフィルム10の
引出しができなかった場合に、メッセージを表示させる
と共にコンテナ50の記憶装置56に記憶させるように
していたが、これに限定されるものではなく、感光材料
取扱装置40の制御装置48を、写真処理システムを統
括するコンピュータ等の制御装置にLAN(ローカルエ
リアネットワーク)を介して接続し、前記情報を伝達す
るようにしてもよい。また、上記のようなカートリッジ
18については通常のコンテナ50と異なるコンテナに
排出するようにしてもよい。
【0084】また、本実施例ではカートリッジ18に、
バーコードで情報を記録するようにしていたが、これに
限定されるものではなく、例えば磁気的に情報を記録す
るようにしてもよい。また、オペレータが内容を確認で
きるように前記情報を文字等で記録しておき、オペレー
タが操作部80を操作することによって前記情報を感光
材料取扱装置40に入力するようにしてもよい。
【0085】さらに、本実施例ではフィルム10に磁気
的に情報を記録するようにしていたが、これに限定され
るものではなく、例えばバーコードのように光学的に情
報を記録したり、パンチ孔等を穿孔することで情報を記
録するようにしてもよい。さらに、前記情報を文字等で
記録しておき、オペレータが前記情報を入力するように
してもよい。また、DP袋76についても、情報を磁気
的に、あるいは光学的に、さらには文字等によって記録
することができる。
【0086】また、本実施例では照合作業で用いるカー
トリッジ識別情報をカートリッジ18に記録しておき、
この識別情報をフィルム10及びDP袋76及びコンテ
ナ50の記憶装置56に記録するようにしていたが、こ
れに限定されるものではなく、例えば前記識別情報をD
P袋76に記録しておき、これを読み取って前記他の媒
体に記録するようにしてもよい。また、前記識別情報を
フィルム10に記録しておき、これを読み取って他の媒
体に記録するようにしてもよい。
【0087】さらに、本実施例ではヒートローラ128
の表面温度が予め定められた設定温度となるようにヒー
タ130の通電を制御するようにしていたが、これに限
定されるものではなく、例えばフィルム10の種類に応
じて設定温度を変更したり、フィルム10を製造してか
らの経過日数等によって判断されるフィルム10の巻き
癖の強さに応じて設定温度を変更するようにしてもよ
い。
【0088】また、本実施例ではデタッチプレート92
によるデタッチができなかった場合にフィルム10を切
断して処理を行っていたが、フィルム10の切断を行な
わずにカートリッジ18内にフィルムを巻き戻すように
してもよい。
【0089】さらに、上記ではユーザにフィルム10を
返却する際にカートリッジ18内に移し替えることを前
提として説明したが、従来のようにフィルム10はフィ
ルムシートに収納してユーザに返却し、カートリッジ1
8は再利用するようにしてもよい。再利用する際には、
カートリッジ18に記録された情報に基づいて、製造者
や品種毎に分別することができる。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、第1の
カートリッジに収納された長尺の感光材料を引出して第
1のカートリッジと分離させ、感光材料を搬送し、感光
材料の端部が外部に露出した状態で内部と外部とを遮光
できる第2のカートリッジの内部へ順次収納させると共
に、各々感光材料の端部または感光材料の予め定められ
た部位に設けられたマークを検出する複数の検出手段を
設け、複数の検出手段の検出結果に基づいて感光材料の
端部の位置を各々判断し、各々判断した端部が第2のカ
ートリッジから予め定められた所定距離隔てた位置に位
置したときに第2のカートリッジへの感光材料の収納を
停止させるようにしたので、内部に収納した感光材料の
先端部が外部に露出した状態で内部に光が侵入する可能
性のあるカートリッジに収納された感光材料を、既存の
写真処理装置で処理させることができる、という優れた
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係るフィルムの平面図である。
【図2】(A)はカムによって開口が開放された状態、
(B)は開口が遮蔽された状態を各々示すカートリッジ
の断面図である。
【図3】フィルムの後端部を示す平面図である。
【図4】中間カートリッジの断面図である。
【図5】感光材料取扱装置の外観を示す斜視図である。
【図6】カートリッジを収納するコンテナを示す斜視図
である。
【図7】感光材料取扱装置の主要部の構成を示す斜視図
である。
【図8】感光材料取扱装置の制御装置周辺の接続関係を
示す概略ブロック図である。
【図9】デタッチプレートの動作状態を説明するための
概略図である。
【図10】本実施例の作用を説明するフローチャートで
ある。
【図11】フィルム引出し・移し替え処理を説明するフ
ローチャートである。
【図12】フィルム移し替え処理を説明するフローチャ
ートである。
【図13】(A)はフィルムの後端部を示す平面図、
(B)は中間カートリッジと後端検出センサ、パーフォ
レーション検出センサとの位置関係を示す概略図であ
る。
【符号の説明】
10 フィルム 18 カートリッジ 32 中間カートリッジ 40 感光材料取扱装置 48 制御装置 104 パルスモータ 154 後端検出センサ 160 パーフォレーション検出センサ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のカートリッジに収納された撮影済
    でかつ未現像の長尺の感光材料を、露光させない状態で
    前記第1のカートリッジから引出して第1のカートリッ
    ジと分離させる分離手段と、 前記分離手段によって第1のカートリッジから分離され
    た感光材料を露光させない状態で搬送し、感光材料の端
    部が外部に露出した状態で内部と外部とを遮光できる第
    2のカートリッジの内部へ順次収納させる収納手段と、 各々感光材料の端部または感光材料の予め定められた部
    位に設けられたマークを検出する複数の検出手段と、 前記複数の検出手段の検出結果に基づいて感光材料の端
    部の位置を各々判断し、各々判断した端部が、前記第2
    のカートリッジから予め定められた所定距離隔てた位置
    に位置したときに前記収納手段による第2のカートリッ
    ジへの感光材料の収納を停止させる制御手段と、 を含む感光材料取扱装置。
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