JP3103443U - 蝶番 - Google Patents

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Abstract

【課題】扉を閉じた状態で蝶番の構成部材が露出せず、家具や仏壇などの意匠性を向上することができるとともに、扉に強固に固定することができ、さらに、扉の開閉を円滑に行うことができる蝶番を提供すること。
【解決手段】本体B側に固定される棒状部材1と、扉W側に固定される板状部材2と、棒状部材1及び板状部材2を揺動可能に連結する支軸3とからなり、棒状部材1を挟んでその両側に板状部材2の管状に巻いて形成した連結部21を配し、この連結部21を貫通させた支軸3を棒状部材1に形成した凹部11に嵌入するとともに、棒状部材1の外径φD1を連結部21の外径φD2より大径に形成する。
【選択図】図1

Description

本考案は、蝶番に関し、特に、扉を閉じた状態で蝶番の構成部材が露出せず、家具や仏壇などの意匠性を向上することができる蝶番に関するものである。
家具や仏壇などの扉を揺動可能に支持するために蝶番が用いられている。
そして、この蝶番として、管状に巻いて形成した連結部(ナックル)を有する2枚の板状部材を、連結部に支軸を貫通して連結することにより、揺動可能に一体化したものが従来から汎用されている。
しかしながら、この蝶番は、扉を閉じた状態で蝶番の構成部材である板状部材が、本体側の側面に露出し、意匠性が重要視される家具や仏壇などにおいて、家具や仏壇などの意匠性を損なわない蝶番の作成に手数とコストを要するという問題があった。
この問題点を解消するため、一端に凸部が形成された棒状雄部材と、一端に前記凸部と嵌合する凹部が形成された棒状雌部材とからなる蝶番が提案されている(特許文献1参照)。
この蝶番は、蝶番を棒状雄部材と棒状雌部材とで構成しているため、蝶番の構成部材が露出せず、家具や仏壇などの意匠性を向上することができる反面、棒状部材を扉、特に、厚みのない扉に強固に固定することが困難で、長期間の使用によって緩みが生じ易いという問題があった。
また、この蝶番は、棒状雄部材と棒状雌部材の外径を同径に形成しているため、一方の棒状部材を固定した本体側に、他方の棒状部材やこの棒状部材を固定した扉が接触し、扉の開閉を円滑に行えないという問題があった。
実公平6−40841号公報
本考案は、上記従来の蝶番の有する問題点に鑑み、扉を閉じた状態で蝶番の構成部材が露出せず、家具や仏壇などの意匠性を向上することができるとともに、扉に強固に固定することができ、さらに、扉の開閉を円滑に行うことができる蝶番を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本考案の蝶番は、本体側に固定される棒状部材と、扉側に固定される板状部材と、棒状部材及び板状部材を揺動可能に連結する支軸とからなる蝶番であって、前記棒状部材を挟んでその両側に板状部材の管状に巻いて形成した連結部を配し、該連結部を貫通させた支軸を棒状部材に形成した凹部に嵌入するとともに、前記棒状部材の外径を連結部の外径より大径に形成したことを特徴とする。
この場合において、連結部に支軸を貫通させた状態で連結部をかしめて一体化することができる。
本考案の蝶番は、本体側に固定される棒状部材と、扉側に固定される板状部材と、棒状部材及び板状部材を揺動可能に連結する支軸とからなる蝶番であって、前記棒状部材を挟んでその両側に板状部材の管状に巻いて形成した連結部を配し、該連結部を貫通させた支軸を棒状部材に形成した凹部に嵌入するとともに、前記棒状部材の外径を連結部の外径より大径に形成するようにしているので、扉を閉じた状態では、本体側に固定された棒状部材及び扉側に固定された板状部材の連結部が見えるだけで、蝶番の構成部材が実質的に露出せず、家具や仏壇などの意匠性を向上することができるとともに、扉側に固定される板状部材は、厚みのない扉の場合でも、ビス等によって扉に強固に固定することができ、さらに、棒状部材を固定した本体側と板状部材の管状に巻いて形成した連結部や扉との間に隙間が形成され、両者が接触しないことから、棒状部材を挟んでその両側に板状部材の管状に巻いて形成した連結部を配することにより軸振れが少なくなることと相俟って、扉の開閉を円滑に行うことができる。
また、連結部に支軸を貫通させた状態で連結部をかしめて一体化することにより、蝶番の組み立てを簡易に行うことができる。
以下、本考案の蝶番の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1〜図2に、本考案の蝶番の一実施例を示す。
この蝶番Hは、家具や仏壇などの本体(側板)B側に固定される略円柱状の棒状部材1と、扉W側に固定される管状に巻いて形成した略円筒状の連結部(ナックル)21を有する板状部材2と、棒状部材1及び板状部材2を揺動可能に連結する支軸3とから構成されている。
棒状部材1、板状部材2及び支軸3は、特に限定されるものではないが、銅、黄銅、青銅、ステンレススチール等の金属で形成され、必要に応じて、メッキや塗装などの表面処理を施すようにする。
棒状部材1と板状部材2とは、棒状部材1を挟んでその両側に板状部材2の管状に巻いて形成した連結部21を配し、この連結部21を貫通させた支軸3を棒状部材1に形成した凹部11に嵌入することにより、揺動可能に一体化するようにしている。
この場合、板状部材2の管状に巻いて形成した連結部21に支軸3を貫通させた状態で連結部21をかしめて一体化することができ、これにより、蝶番Hの組み立てを簡易に行うことができる。
そして、棒状部材1の外径φD1を、板状部材2の管状に巻いて形成した連結部21の外径φD2より大径、具体的には、棒状部材1の外径φD1と連結部21の外径φD2の差を、0.1〜1.0mm、より好ましくは、0.2〜0.5mm程度に形成するようにする。
この蝶番Hは、上記の構成からなるため、図2(a)に示すように、扉Wを閉じた状態では、家具や仏壇などの本体(側板)B側に固定された棒状部材1及び扉W側に固定された板状部材2の連結部21が見えるだけで、蝶番Hの構成部材が実質的に露出せず、家具や仏壇などの意匠性を向上することができるとともに、蝶番Hの作成の手数とコストを軽減することができる。
また、扉W側に固定される板状部材2は、厚みのない扉の場合でも、板状部材2に形成したビス孔22にビス(図示省略)を適用することよって扉Wに強固に固定することができる。
なお、家具や仏壇などの本体(側板)B側に固定される略円柱状の棒状部材1は、棒状部材1に形成した釘孔22に比較的長さのある釘又はビス4を適用することよって本体(側板)Bに強固に固定することができる。
さらに、棒状部材1の外径φD1を、板状部材2の管状に巻いて形成した連結部21の外径φD2より大径に形成することによって、棒状部材1を固定した家具や仏壇などの本体(側板)Bと板状部材2の管状に巻いて形成した連結部21や扉Wとの間に隙間が形成されることとなり、両者が接触しないことから、棒状部材1を挟んでその両側に板状部材2の管状に巻いて形成した連結部21を配することにより軸振れが少なくなることと相俟って、扉Wの開閉を円滑に行うことができる。
以上、本考案の蝶番について、その実施例に基づいて説明したが、本考案は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
本考案の蝶番は、扉を閉じた状態で蝶番の構成部材が露出せず、家具や仏壇などの意匠性を向上することができるとともに、扉に強固に固定することができ、さらに、扉の開閉を円滑に行うことができることから、意匠性が重要視される家具や仏壇などの扉を揺動可能に支持するために用いられる蝶番の用途に好適に用いることができる。
本考案の蝶番の一実施例を示し、(a)は正面図、(b)は横断面図、(c)は分解図、(d)は分解横断面図である。 同蝶番を家具や仏壇などに適用した説明図で、(a)は扉を閉じた状態を、(b)は扉を開いた状態を、それぞれ示す。
符号の説明
B 本体
W 扉
H 蝶番
φD1 棒状部材の外径
φD2 板状部材の連結部の外径
1 棒状部材
2 板状部材
21 連結部
3 支軸

Claims (2)

  1. 本体側に固定される棒状部材と、扉側に固定される板状部材と、棒状部材及び板状部材を揺動可能に連結する支軸とからなる蝶番であって、前記棒状部材を挟んでその両側に板状部材の管状に巻いて形成した連結部を配し、該連結部を貫通させた支軸を棒状部材に形成した凹部に嵌入するとともに、前記棒状部材の外径を連結部の外径より大径に形成したことを特徴とする蝶番。
  2. 連結部に支軸を貫通させた状態で連結部をかしめて一体化したことを特徴とする請求項1記載の蝶番。
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