JP3103391U - インスタント麺食品 - Google Patents
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Abstract
【課題】 作りたての魚介だしの風味を充分に活かし、一般家庭でも手軽に食すことができるインスタント麺食品の提供。
【解決手段】 麺と、スープ入り袋と、乾燥魚介の削り節或いはこの粉砕物を透水性袋に封入してなるだし入り袋とを、一緒に包装容器に収納した構成とする。この際、乾燥魚介として、鰹節、煮干し、鯖節、干し貝柱、干しエビなどの一種又は二種以上を使用したり、だし入り袋を不織布で形成したりする。
【選択図】 図1
【解決手段】 麺と、スープ入り袋と、乾燥魚介の削り節或いはこの粉砕物を透水性袋に封入してなるだし入り袋とを、一緒に包装容器に収納した構成とする。この際、乾燥魚介として、鰹節、煮干し、鯖節、干し貝柱、干しエビなどの一種又は二種以上を使用したり、だし入り袋を不織布で形成したりする。
【選択図】 図1
Description
本考案は、麺類からなるインスタント食品に関し、詳しくは、抽出用のだし入り袋を別個装させたインスタント麺食品に関するものである。
従来より、うどんやラーメンなどの麺類を家庭などで手軽に食せるものとしたインスタント麺食品が広く普及している。一般的なインスタント麺食品は、乾麺、半生麺、生麺或いはゆで麺を凍らせた冷凍麺などと、粉末或いは濃縮たれからなるスープの素とから構成され、これに刻みネギなどの各種具材やラー油、七味或いはコショウなどの各種香味料などを適宜組み合わせたものとなしてある。近年では、各産地の特産物を活かしたご当地ラーメンもインスタント食品として普及し始めている。
このようなうどんやラーメンなどの麺類では、麺のコシや具材の種類も大切であるが、スープの味や香りが最も重要とされる。とりわけ、ラーメンでは、醤油味、味噌味、塩味、豚骨味などを主流とし、スープ全体のコクや風味付けを、肉エキス、魚介エキス、野菜エキス、動植物油などを適宜調合することにより行っている。インスタント麺食品において、これらのスープは、通常、濃縮したり粉末化させ、だしを含めてスープの素として個装され、麺と共に提供されている。
また、特殊な味のラーメンのインスタント食品として、一般的なスープの素とは別に、グルタミンソーダ等の各種調味料と、わさび粉、茶、及び練り梅からなるお茶漬け味添加材とを別々に個装したものを麺と一緒に収納したものがある(例えば、特許文献1参照)。また、漢方薬の成分をスープにブレンドしたものを袋に封入し、生麺、豚肉や豆板醤とセットにしたものもある(例えば、特許文献2参照)。
一方、上記産地の特産物を活かしたラーメンには、スープに小魚によるだしを利用したものがあり、他方、麺と醤油味の小魚だしによる汁とをセットにして提供されるうどんのインスタント食品もある。
しかしながら、上記した各インスタント麺食品では、魚介だしのコクや香りを充分に引き出すことができず、とりわけ作りたての食欲をそそる磯の香りを望むことはできなかった。
実用新案登録第3073719号公報
特開2002−291429号公報
解決しようとする問題点は、従来のインスタント麺食品では、風味ある魚介だしを充分に活かしたものとならず、食欲のそそる香りのスープや汁を味わうことができないことにある。而して、本考案の目的とするところは、作りたての魚介だしの風味を充分に活かし、而も一般家庭でも手軽に食すことができるインスタント麺食品を提供することにある。
本考案は、麺類からなるインスタント食品であって、麺と、スープ入り袋と、乾燥魚介の削り節或いはこの粉砕物を透水性袋に封入してなるだし入り袋とを、一緒に包装容器に収納した構成となす。
この際、上記だし入り袋は、不織布で形成され、鰹節、煮干し、鯖節、干し貝柱、干しエビなどの削り節或いは粉砕物の一種又は二種以上をだし素材として封入させたものとなしてある。
また、麺はラーメンやうどんで、半生麺となしたり、スープ入り袋は、アルミ箔製となし、濃縮たれや油などを充填封入させてある。
本考案のインスタント麺食品では、魚介だしを食する間際に抽出させてスープや汁をつくるので、香りがよく、魚介だしのよく効いた完成品を提供することができる。これにより、一般家庭でも、専門店の風味を手軽に味わえるものとなる。また、だし入り袋は、不織布で作成した透水性袋内に各種乾燥魚介の削り節や粉砕物を充填封入させたものとなしてあるので、だしの抽出を効率良く簡便に行えるほか、風味豊かなスープや汁がこのだし液にスープ素材などを混ぜるだけで簡単に作成することができる。また、だしを抽出し終えただし入り袋は、そのまま捨てることができるので周囲を汚すこともないので簡便に扱える。
以下、本考案に係るインスタント麺食品を図面を参照して説明する。
図1は、本考案に係るインスタント麺食品の包装容器から内容物を取り出した状態を示す斜視図であり、1は包装容器、2はだし入り袋、3は麺、4はスープ入り袋である。
図1は、本考案に係るインスタント麺食品の包装容器から内容物を取り出した状態を示す斜視図であり、1は包装容器、2はだし入り袋、3は麺、4はスープ入り袋である。
包装容器1は、特に制限されるものではなく、内容物の長期保存を可能とするポリエチレン製袋やアルミ箔製袋、或いは贈答品用に化粧箱などを用い、一食分の麺食品を収納させるものとなしてある。
だし入り袋2は、図2に示す如く、透水性袋2aで形成され、中に乾燥魚介の削り節2bやその粉砕物2cを充填封入させている。透水性袋2aは、特に制限されるものではないが、不織布やポリエチレンネットなどで形成され、一食分用としては数cm角程度の方形体になされる。ここに、上記だし素材2b、2cが透水性袋2a内に充填封入されたことにより、一般的には手間のかかるだし取りが、お湯の中に該袋2を投入し、一定時間煮沸させた後に取り出すだけの極めて簡単な作業で可能になる。また、透水性袋2aを不織布で形成したものは、袋2a内の魚介の削り節2bや粉砕物2cから生じる小片がだし汁中に透過しないので、混入物のない澄んだだし汁をつくることができる。
上記だし入り袋2に充填される乾燥魚介としては、鰹節、煮干し、鯖節、干し貝柱、干しエビなどが挙げられ、だしが抽出しやすいように削ったり粉砕した状態で充填封入されている。これら乾燥魚介は、スープや汁の風味を最大限に引き出すように一種又は2種以上を適宜組み合わせて用いるものとする。一食分のだし素材2b、2cの分量は、一般的なもので3〜5g程度である。
麺3は、ラーメン、うどんなどであり、乾麺、生麺、半生麺或いはゆで麺を凍らせた冷凍麺であってもよい。とりわけ、半生麺を用いたものは、安定した状態で長期に保存できるほか、専門店の味わいを再現する上で好ましい。この際、麺3は、衛生面及び乾燥防止の点からポリエチレン製袋3aなどに入れて真空密封させるとよい。
スープ入り袋4は、一食分のスープや汁を濃縮させた濃縮たれが充填封入されている。該袋4をアルミ箔で形成したものは、内容物を光による酸化から保護できるので、動植物油などが含有されるラーメン用スープを充填させるのに適している。ここに、充填されるスープ素材は、各種調味料、肉エキス、魚介エキス及び野菜エキスなどであり、また各種調味料としては、醤油、味噌、食塩、カレー粉、砂糖及びみりんなどが挙げられる。これらスープ素材は、通常、一食分を10〜50g程度の濃縮たれに濃縮されている。
本考案では、夫々れ上記の如く作成しただし入り袋2、麺3及びスープ入り袋4をセットにして包装容器1に収納し提供するものとなしてある。この際、これら収納物のほかに、麺用具材として、乾燥ネギ、蒲鉾、チャーシュー、メンマ、コーンなどを小袋に充填したものや、香味料として、七味、コショウ、ラー油などを小袋に充填したものを収納させるものとなしてもよい。
上記の如く構成される本考案のインスタント麺食品を食する場合、まず包装容器1からだし入り袋2、麺3及びスープ入り袋4などを取り出し、スープは、だし入り袋2を鍋で沸騰させたお湯の中に入れて、適宜時間煮沸させた後、だし入り袋を取り出し、この中にスープ入り袋4から濃縮たれや油などを添加して作成し、麺3は、スープとは別に、別鍋で沸騰させたお湯の中でほぐしながら適宜茹でておく。次いで、丼にスープを注ぎ、その中へ茹でた麺をお湯を切って投入し、好みに応じて、具材を載せて食するものとする。
以下、本考案の実施例について説明するが、本考案はこれらの実施例に限定されるものではない。
半生ラーメン玉120gをポリエチレン製袋に入れて真空密封したものと、醤油をベースにした各種エキスが配合された濃縮たれ及び豚の背油を含有させた凡そ60gのスープ入り袋と、凡そ5gの鰹節と煮干しの粉砕物を含有させた不織布製だし入り袋と、乾燥ネギ入り小袋と、メンマ、チャーシューを夫々れ真空包装させたポリエチレン製小袋とを一緒にアルミ箔製袋に収納させる。
半生うどん玉120gをポリエチレン製袋に入れたものと、ポリエチレン製袋に醤油をベースとした凡そ80g程度の濃縮麺汁と、凡そ5gの鰹節と煮干しの粉砕物を含有させた不織布製だし入り袋と、乾燥ネギ入り小袋と、七味入り小袋と、味付け油揚げを真空密封させたものとを、一緒にポリエチレン製袋に収納させる。
1 包装容器
2 だし入り袋
2a 透水性袋
2b 削り節
2c 粉砕物
3 麺
3a 袋
4 スープ入り袋
2 だし入り袋
2a 透水性袋
2b 削り節
2c 粉砕物
3 麺
3a 袋
4 スープ入り袋
Claims (4)
- 麺類からなるインスタント食品であって、麺と、スープ入り袋と、乾燥魚介の削り節或いはこの粉砕物を透水性袋に封入してなるだし入り袋とを、一緒に包装容器に収納し提供可能となしたことを特徴とするインスタント麺食品。
- だし入り袋は、不織布で形成され、鰹節、煮干し、鯖節、干し貝柱、干しエビなどの削り節或いは粉砕物の一種又は二種以上をだし素材として封入させてあることを特徴とする請求項1に記載のインスタント麺食品。
- 麺はラーメンやうどんであり、半生麺となしてあることを特徴とする請求項2に記載のインスタント麺食品。
- スープ入り袋は、アルミ箔製となし、濃縮たれや油などを封入させてあることを特徴とする請求項3に記載のインスタント麺食品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004000590U JP3103391U (ja) | 2004-02-16 | 2004-02-16 | インスタント麺食品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004000590U JP3103391U (ja) | 2004-02-16 | 2004-02-16 | インスタント麺食品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3103391U true JP3103391U (ja) | 2004-08-12 |
Family
ID=43256863
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004000590U Expired - Lifetime JP3103391U (ja) | 2004-02-16 | 2004-02-16 | インスタント麺食品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3103391U (ja) |
-
2004
- 2004-02-16 JP JP2004000590U patent/JP3103391U/ja not_active Expired - Lifetime
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