JP3102860B2 - ファン一体型発熱素子冷却装置 - Google Patents

ファン一体型発熱素子冷却装置

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JP3102860B2
JP3102860B2 JP10795698A JP10795698A JP3102860B2 JP 3102860 B2 JP3102860 B2 JP 3102860B2 JP 10795698 A JP10795698 A JP 10795698A JP 10795698 A JP10795698 A JP 10795698A JP 3102860 B2 JP3102860 B2 JP 3102860B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高発熱素子や高発
熱ユニットを冷却するための冷却装置すなわちヒートシ
ンクに関し、特に、高密度集積回路パッケージ等の高発
熱素子や高発熱ユニットを冷却するためのファン一体型
発熱素子冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ(パソコン)、
ワークステーション等のデスクトップ型あるいはデスク
サイド型のコンピュータのように、比較的小型であるが
多機能かつ高性能の電子機器には、高密度の集積回路パ
ッケージが用いられており、それが局部的な高発熱源と
なっている。通常、このような高密度の集積回路パッケ
ージには個別あるいは共通に放熱フィンが設けられ、自
然通風による自然冷却、あるいは、機器全体に共通の冷
却ファンによる強制冷却を用いて、他の素子やユニット
とともに冷却されている。
【0003】最近の高集積度のLSIパッケージは、数
ワットの発熱を生じるものがあり、しかも、用いられる
クロック周波数の上昇とともにその発熱量は増大してお
り、特に5乃至6ワット以上の発熱を生じるLSIパッ
ケージに対しては上述の通常のヒートシンクでは十分な
冷却を得ることができないという事情がある。強制冷却
用の冷却ファンとしては、例えば上述したデスクトップ
型のパーソナルコンピュータについては60乃至80m
m角、あるいは、デスクサイド型のコンピュータについ
ては120mm角のサイズのファンが、かなりの高速、
例えば3000乃至5000rpm、で回転されて、用
いられているが、より強力な冷却能力を有するものを用
いるのは、機器サイズ、コストおよび騒音の面から、不
可能である。
【0004】すなわち、ファンを大型化すれば、それに
伴う機器サイズの増大およびコスト増とともに、騒音も
増大するが、冷却能力はそれらに見合う程増加しない
し、また、複数個のファンを直列あるいは並列に配設し
て用いても、機器サイズおよびコストはそれに応じて増
加するが、得られる冷却風量は同様に倍増しない。ま
た、ファンをより高速回転させるのは騒音の面から困難
であり、更に、大型のものを低速回転させるようにして
も機器サイズおよびコスト面のデメリットに見合う冷却
効果および騒音面でのメリットが得られない。このよう
な理由から、結果として、例えば上述した高発熱LSI
パッケージのヒートシンクに対して十分な冷却用風量を
供給することができない。
【0005】それを解決するために、機器中に含まれて
いるそれらの高発熱素子やユニットは通常例えば数箇所
に限られているので、それらの高発熱素子あるいはユニ
ットに対しては個別に例えば25乃至40mm角程度の
小型の冷却ファンを組み合わせたヒートシンクを配設し
て、それぞれの高発熱素子あるいはユニットのヒートシ
ンクに個別に必要な量の冷却風を送って、局所的に強制
冷却することが考えられている。
【0006】図1は、そのような冷却ファンとヒートシ
ンクが組み合わされた実装構造の種類すなわち型を概念
的に例示する一部断面を含む正面図であり、ここでは、
LSIパッケージのヒートシンクに適用した例が示され
ている。図中、1はLSIパッケージ、2は熱伝導性の
良好な材料により形成されたヒートシンク、3は冷却用
ファンユニットである。同図(A)に示されているよう
なヒートシンク2上にファンユニット3が載置された形
態の直上実装型、および、同図(B)に示されているよ
うなヒートシンク2中にファンユニット3が埋め込まれ
ている形態の埋め込み実装型が考えられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな高発熱素子やユニットのための個別の冷却ファンを
備えたヒートシンクの実現に当たっては、機器の小型化
および高密度実装化の中で、そのサイズ面において適合
し、しかも、高い冷却効率を達成することができる形状
や構造等についての検討は未だ不十分である。特に、最
近の高密度実装機器に適応しうる薄型の冷却構造につい
ての検討は不十分である。
【0008】そこで、本発明は、冷却効率を改善し、し
かも、高密度実装を可能とする形状や構造を有する高発
熱素子や高発熱ユニットを冷却するためのファンを備え
たヒートシンク、すなわち、ファン一体型発熱素子冷却
装置を提供することを目的とする。本発明のより具体的
な目的は、均一な放熱を可能とするファン構造を有する
ファン一体型発熱素子冷却装置を提供することである。
【0009】本発明の他の具体的な目的は、均一な放熱
を可能とするヒートシンク構造を有するファン一体型発
熱素子冷却装置を提供することである。本発明の更に他
の具体的な目的は、薄型サイズを可能とするファン構造
を有するファン一体型発熱素子冷却装置を提供すること
である。本発明の更に他の具体的な目的は、薄型サイズ
を可能とするヒートシンクおよびファンの並設構造を有
するファン一体型発熱素子冷却装置を提供することであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、発熱素
子の上面に配設され、かつ、少なくとも中央部を除いて
配設された複数の放熱フィンを有するヒートシンクと、
そのヒートシンクの中央部に対向する吸排気口を有し、
かつ、ヒートシンクの上面を覆うように装着されたカバ
ーと、そのカバーの吸排気口内であって、かつ、ヒート
シンクの中央部に埋め込まれるように配設された冷却用
ファンユニットとを備えた埋め込み型のファン一体型発
熱素子冷却装置において、ファンユニットの駆動用回路
部品がカバーの内面やヒートシンクの内面に取り付けら
れる。
【0011】更にまた、本発明によれば、基板上に装着
された発熱素子の上面に配設され、かつ、複数の放熱フ
ィンを有するヒートシンクと、そのヒートシンクの上面
を覆うように固定され、かつ、上記ヒートシンクの側方
に延びる延長部を有するカバーと、そのカバーの延長部
の下部に装着されたファンユニットとを備え、ファンユ
ニットの回転によりカバーと発熱素子間のヒートシンク
に冷却風を集中的かつ有効に導くようになっている側方
実装型のファン一体型発熱素子冷却装置が構成される。
【0012】
【作用】上記構成により、本発明によるファン一体型発
熱素子冷却装置は、ヒートシンク中央部にファンユニッ
トが埋め込まれた埋め込み型において、ファンユニット
の回転制御用回路部品を、モータの上あるいは下部に設
けることなく、ヒートシンクあるいはカバーの内面に取
り付けるようにし、それにより得られたスペース分ほど
冷却装置をより薄型とすることができ、あるいは、ファ
ンモータを縦長として径を小さくして冷却装置全体を小
型化することができる。
【0013】更にまた、ファンユニットを発熱素子およ
びヒートシンクの組立体の側方に配設する側方実装型に
おいて、効果的に冷却風をヒートシンクに導くことので
きる閉塞された構成とし、しかも、内部に冷却風を発熱
部分に有効に案内するための部材を配設することによ
り、冷却装置を薄型に形成し、しかも、冷却効率を高め
ることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明によるファン一体型発熱素子冷
却装置の数個の実施例について、図面を参照しつつ、説
明する。図2は、本発明によるファン一体型発熱素子冷
却装置の第1の実施例の構成を示す正面断面図(A)お
よび上面図(B)であり、図2(A)は図2(B)の切
断面A−Aに沿う断面図である。本実施例は、図1
(A)に示されている直上実装型のファンおよびヒート
シンクの一体構造を有するものであり、1は例えばLS
Iパッケージ等の高発熱素子、2は熱伝導性の良好な材
料により形成されたヒートシンク、2−1、・・・およ
び2−2、・・・はヒートシンク2の放熱フィン、3は
高発熱素子専用の小型のファンユニット、3−1はファ
ンモータ、3−2は主翼、3−3は補助翼である。な
お、図中の点線矢印は冷却風の流れすなわちエアーフロ
ーを示しており、図示したエアーフローは吸い込み型
(プル方式)の場合であり、吹き出し型(プッシュ方
式)の場合は逆方向のエアーフローとなる。
【0015】この直上実装型のようにファン回転部がヒ
ートシンクの上(あるいは下)に近接した構造、すなわ
ち、ファンユニット3と放熱フィン2−1、・・・とが
対向する構造においては、モータ3−1の直下部分が冷
却のデッドゾーンとなり、通常、中央部に集中する高温
部分を直接冷却しないために冷却効率の低下がもたらさ
れる。
【0016】特に、LSIパッケージの場合を例にとっ
て説明すれば、パソコン、ワークステーション等の最近
の高密度実装機器における回路基板は狭い間隔で高密度
に配設されており、この直上実装型のようにLSIパッ
ケージである発熱素子1、ヒートシンク2およびファン
ユニット3を積み上げる構造の場合には、ヒートシンク
2を厚く形成することができない。そのため、中央部か
らの放熱効果が悪化し、中央部が高温化することとな
り、発熱素子1の中央部から周辺部にかけての温度分布
を大きく変化させない、すなわち、「均熱化」させるこ
とが十分にできなくなるという問題がある。加えて、通
常のLSIパッケージに用いられるセラミックスパッケ
ージの場合には、AIN(窒化アルミニウム)パッケー
ジ等と比較して、その熱伝導特性から、もともとその発
熱において均熱化が十分でなく、発熱素子1の均熱化を
一層妨げることとなっている。
【0017】このように均熱化の不十分な直上実装型の
冷却構造においては、上記したデッドゾーンに高温部分
が位置し、そのために冷却効率の低下がもたらされるこ
ととなる。本実施例は、この点を改善するためのもので
あり、そのために、図2に示されているように、ファン
モータ3−1の下部に補助翼3−3、・・・が設けられ
る。図3は、図2に示されている直上実装型の冷却構造
の正面断面図の中央部分の拡大断面図であり、プル方式
におけるエアーフロー(a)および(b)、補助翼3−
3および中央部のフィン2−2の構造が示されている。
【0018】補助翼3−3は、図示されているように、
例えばモータファン3−1の下部に取り付けられるが、
デッドゾーンの空気をよく拡散するためにヒートシンク
2の幅内にまで垂下あるいは延在して、補助翼3−3と
ヒートシンク2のベース部との間に適度な間隔、例え
ば、数mmを設けるようにし、また、その間には、発熱
素子1の中央部分の放熱効果を保つために、短いフィン
2−2、・・・が配設される。図4は、補助翼3−3の
各種形状を例示する下面図であり、回転中心から放射状
に配設されるが、点対称に配設されるもの(1)、
(2)、(3)、(7)のほか,必ずしも点対称でない
もの(6)やその一部のみを設けるもの(4)、(5)
等がある。
【0019】本実施例によれば、補助翼3−3によって
デッドゾーン部分がかきまわされ、また、遠心力によっ
て空気が外部に吐き出されることにより、図4に示され
ているように、中央部デッドゾーンにエアーフロー
(b)が生じて、熱の拡散が促進される。これにより、
ファン主翼による周辺部から中央部に引き出されるエア
ーフロー(a)とともに、発熱素子1の熱放散を均一化
して、素子1の均熱化を図り、かつ、冷却効率を高める
ことができる。更に、本実施例の構造によれば、その改
善された冷却効率により低回転のファンを用いることが
できるために、機器の騒音を減らし、しかも、機器全体
の長寿命化にも役立つこととなる。
【0020】なお、本実施例の冷却構造は、特にプル方
式のものに用いて有効であるが、プッシュ方式のものに
対しても一応の効果を奏することができる。図5は、本
発明によるファン一体型発熱素子冷却装置の第2の実施
例の構成を示す上面図、前面図および側面図であり、図
6は図5の切断面A−Aに沿う正面断面図である。本実
施例は、図1(A)に示されている直上実装型のファン
およびヒートシンクの一体構造を有するものであり、放
熱フィン2−1を有するヒートシンク2およびファンユ
ニット3のみの構造が示されており、発熱素子1は省略
されている。そして、本実施例においては、図6中に点
線矢印により示されているように、冷却風は放熱フィン
2−1、・・・に吹きつけられて、エアーフロー(c)
を生じるプッシュ方式が採用されている。
【0021】本実施例においては、前述したと同様な直
上実装型の冷却構造におけるデッドゾーンに基づく冷却
効率の低下を軽減するために、ヒートシンク2のベース
面2−3は中央部分が低くなるように円錐状あるいは角
錐状に傾斜され、放熱フィン2−1、・・・は周辺部の
ものよりも中央部の放熱フィン2−2が長くなるように
形成されており、それによって、周辺部と中央部との間
で流体圧力差が生成され、冷却風が中央部に寄せられる
ようになっている。同時に、図5および図6に示されて
いるように、そのように傾斜されたベース面2−3に沿
い、かつ、その中央部から周辺部までの全面にわたって
延在するように、例えば螺旋状に、ヒートパイプ4が配
設されている。また、ヒートパイプ4の実装方法として
は、ヒートシンク2のベース面2−3に予め溝を設けて
埋め込む方法、ベース面2−3上に直置きしてロウ付け
する方法等がある。
【0022】図7は、本実施例の変形実施例の上面図、
前面図および側面図である。この変形実施例において
は、ヒートシンク2のベース面2−3は傾斜した二つの
面2−3’、2−3’により形成され、ヒートパイプ4
は、例えば、図示されているように、断面V字型のベー
ス面2−3’の谷底にメインのヒートパイプ4−1を設
置し、そこからベース面2−3’の傾斜に合わせてサブ
のヒートパイプ4−2、・・・を接続するようにして配
設する。
【0023】本実施例の冷却構造によれば、傾斜したベ
ース面2−3あるいは2−3’を有するヒートシンク2
の構成により冷却風を素子中央部に引き寄せ、かつ、中
央部の吹き出しの抵抗を下げることによって風速を上げ
て、均熱化が不十分な素子の中央部における高温の放熱
を促進するとともに、ヒートパイプ4あるいは4−1、
4−2により中央部の高温を素子周辺の比較的低温部に
伝達して、中央部の発熱を周囲に分散することができ
る。これにより、発熱素子1の均熱化が更に促進され、
かつ、ヒートシンク外周部の温度が上昇することによ
り、外部への放熱量が増大し、したがって、冷却効率が
向上することとなる。
【0024】なお、本実施例における円錐状あるいは角
錐状に形成されたヒートシンク2のベース面2−3の変
形として、それを螺旋階段状に形成して、その階段に沿
ってヒートパイプ4を配設することもできるし、ヒート
パイプ4を円錐あるいは角錐状のベース面2−3に沿っ
て放射状に配設することもできる。また、本実施例の冷
却構造は、特にプッシュ方式のものに用いて有効である
が、プル方式のものに対しても一応の効果を奏すること
ができる。
【0025】前述したように、LSIパッケージの場
合、ワークステーション等の最近の高密度実装機器にお
ける回路基板は例えば20mm強の間隔をおいて配設さ
れてきており、上記した直上実装型の冷却構造によって
はその対応に限界がある。例えば、LSIパッケージの
厚さを5mm、ヒートシンクの厚さを5mm、現在のと
ころ最も薄いファンの厚さを10mmとし、更に、IC
ソケットの突出があることを考えれば、ヒートシンクお
よび冷却ファンを組み合わせた厚みを10mm程度のも
のとし、更にパッケージを結合した全体の厚みを15m
m程度のものとする必要がある。そこで、図1(B)に
示されているような埋め込み実装型の冷却構造が考えら
れている。
【0026】図8は、そのような埋め込み実装型の冷却
構造の構成を示す上面図、前面図および側面図である。
ここで、2はヒートシンク、3はファンユニット、5は
カバーであり、発熱素子1は省略されている。図9は、
図8における切断面A−Aに沿う断面のうちの中央部分
を拡大した部分拡大断面図である。図示されているよう
に、ファンユニット3は、ヒートシンク2を覆うカバー
5に形成されている吸排気口51の下部においてヒート
シンク2の幅内に埋め込まれるように装着されており、
ヒートシンク2の放熱フィン2−1はファンユニット3
の周囲に配設されている。図中、3−1はファンモー
タ、3−2はファン主翼、31はコイル、32はマグネ
ット、33はファンモータの軸受、34は回路部品およ
び基板である。なお、カバー5には、吸排気口5−1に
連接して円筒部材5−2が形成されており、装着された
ファンユニット3を取り囲んで冷却風を案内し、かつ、
ヒートシンク2のベース面2−3との間の隙間により冷
却風を絞り込む絞り機構を構成している。
【0027】図9(A)は、通常のプル方式の埋め込み
実装型の冷却構造の拡大断面を示しており、カバー5は
ファンユニット3を例えば支持用スポーク5−3、・・
・により支持し、例えば、図8に示されているように、
ヒートシンク2の四隅の支柱により支持されている。フ
ァンモータ3−1の下部には前述したデッドゾーンDZ
が形成され、また、上部にはファンモータ駆動用の回路
部品および基板34がファンユニット軸受部に取り付け
られている。図9(B)は、図9(A)と同様の埋め込
み実装型の冷却構造の拡大断面を示しており、ここで
は、ファンユニット3がヒートシンク2のベース面2−
3に支持され、また、回路部品および基板34がファン
モータ3−1の下部に取り付けられている外は、図9
(A)の構造と同様である。このように、いずれの構造
を採用するとしても、埋め込み実装型の冷却構造におい
ては、ファンモータ駆動用の回路部品および基板34が
ファンモータ3−1の上あるいは下に装着されており、
その分だけファンユニットの厚さを増加させることとな
っている。
【0028】図10は、本発明によるファン一体型発熱
素子冷却装置の第3の実施例の構成を示す上面図、前面
図および側面図、図11は図10における切断面A−A
に沿う断面のうちの中央部分を拡大した部分拡大断面図
であり、ファンユニット3がカバー側に支持された構造
(A)およびヒートシンク側に支持された構造(B)の
二つの構造を示している。これらの図から明らかなよう
に、本実施例においては、ファンモータ駆動用の回路部
品および基板34が、図11(A)に示されているよう
に、カバー5に装着されるか、あるいは、図11(B)
に示されているように、ヒートシンク2の例えばベース
面に装着されている。この時、冷却ファンの駆動用のホ
ール素子35は別にカバーあるいはヒートシンク上のフ
ァンモータ3−1に対向する位置に装着される。
【0029】本実施例の冷却構造によれば、例えば、フ
ァンユニット3がカバー5側に支持された構造を示す図
11(A)に示されているように、回路部品および基板
34をファンモータ3−1の上部から取り除いたスペー
ス分、また、ファンユニット3がヒートシンク2側に支
持された構造を示す図11(B)に示されているよう
に、回路部品および基板34をファンモータ3−1の下
部から取り除いたスペース分、ファンモータ3−1を縦
長にしてその径を小さく構成し、図9(A)に示したデ
ッドゾーンDZの領域を縮小することができる。それに
より、冷却効率が改善され、したがって、より低回転の
ファンによって同等な冷却能力を得ることができること
となり、それに伴って騒音が軽減され、また、機器の長
寿命化に寄与することとなる。
【0030】図12は、本発明によるファン一体型発熱
素子冷却装置の第3の実施例の変形実施例の構成を示す
上面図、前面図および側面図であり、図13は図12に
おける切断面A−Aに沿う断面のうちの中央部分を拡大
した部分拡大断面図であり、ファンユニット3がカバー
5側に支持された構造(A)およびヒートシンク2側に
支持された構造(B)の二つの構造を示している。この
変形実施例においては、回路部品および基板34および
ホール素子35の配置は図10および図11の場合と同
様であるが、図13(A)に示されているように、回路
部品および基板34をファンモータ3−1の上部から取
り除いたスペース分、また、図13(B)に示されてい
るように、回路部品および基板34をファンモータ3−
1の下部から取り除いたスペース分、ファンユニット3
の厚みを薄くすることにより、ファン一体型発熱素子冷
却装置全体を薄型に構成することができる。これによ
り、最近の高密度実装型の機器に対しても使用すること
が可能となり、ファン一体型発熱素子冷却装置の適用範
囲を拡大することができる。
【0031】なお、本実施例における更に他の変形例と
して、図示してはいないが、回路部品および基板34を
カバーのファンモータ支持用スポーク5−3、ファンモ
ータ3−1のケース、あるいは、ヒートシンクの放熱フ
ィン2−1に装着することもできる。また、図示した実
施例およびその変形実施例においてはプル方式の冷却構
造が採用されているが、プッシュ方式を採用する場合に
も適用可能であることはいうまでもない。更に、回路部
品および基板34とファンモータ3−1との間の配線が
必要となるが、通常のワイヤを用いて配線すれば風力抵
抗を増大することとなるので、例えば、偏平ないわゆる
フレキシブル配線板を用いてカバーやヒートシンクのベ
ース面に貼り付けて配線することができる。
【0032】次に、前述したような最近の高密度実装機
器に実装されるLSIパッケージの場合、例えば、ある
程度ピッチの決まったシェルフやノートパソコンのよう
に高さ制限のある場合等のより高度な高密度実装が必要
となってきており、上記した直上実装型の冷却構造、更
には、上記した埋め込み型の冷却構造によっても、機器
への搭載ができないケースもあり、更に薄型の冷却構造
が求められている。
【0033】図14は、そのような要求を満たすべく案
出された、本発明によるファン一体型発熱素子冷却装置
の第4の実施例の構成を示す上面図(A)および正面断
面図(B)であり、図15はその斜視図である。本実施
例は、ファンユニット3が発熱素子1とヒートシンク2
との組立体の側方に配設され、それらが熱伝導性の良好
な材料で作られたカバー5により結合されている側方実
装型のファン一体型発熱素子冷却装置を構成している。
【0034】本実施例においては、熱伝導性の良好な材
料のカバー5は、ヒートシンク2に一体形成あるいはネ
ジ止め等により固定されたヒートシンク2を覆う部分
と、それから延長してネジ止めや嵌め合い等によってフ
ァンユニット3に結合され、ファンユニット3が対向し
て装着される吸排気口5−1を持った延長部分を有して
いる。そして、この延長部分の三方の外側面部は側面板
5−4、・・により塞がれており、また、ファンユニッ
ト3の下部も底面板5−5により閉塞されている。な
お、6は邪魔板、7はガイド、10は例えばLSIパッ
ケージ等の発熱素子1が装着される基板、11はファン
ユニット3への電源供給用ピンであり、ファンユニット
3は、例えば、この電源供給用ピン11を含む複数のピ
ンにより基板10に固定されるようにすることができ
る。
【0035】本実施例は上述のように構成されているの
で、冷却風はプッシュ方式により供給され、図14中に
点線矢印により示されているエアーフローとして、カバ
ー5の上面の吸気口5−1から吸い込まれ、例えば図示
されているような適当な邪魔板6やガイド7により案内
されて、ヒートシンク2に送られて、ファンユニット3
と反対側端部から排気されることとなる。
【0036】図16は本実施例の第1の変形実施例の構
成を示す上面図であり、図17はその斜視図である。本
第1の変形実施例は、図14および図15に示されてい
る側方実装型のファン一体型発熱素子冷却装置と同様な
構成を有しており、同等な構成要素には同一の符号が付
されている。加えて、この変形例においては、ファンユ
ニット部の一つあるいは二つ以上の側面板5−4に、例
えば図示のように、開口部8、・・・が設けられてい
る。この開口部8、・・・は、ファンユニット3の背部
側、すなわち、ヒートシンク2から遠い側に設けられて
おり、空気を一部を逃がすことにより閉塞されたファン
ユニット3の背部において風圧が高まるのを回避し、フ
ァンの圧力損失を減らして負担を軽減し、結果として、
十分な風量を確保することができることとなる。
【0037】また、本実施例においては、カバー5はヒ
ートシンク2の上面のみを覆うようにすることができ、
また、吸排気口のための側面部を除き、ヒートシンク2
の側面をも塞ぐようにすることができる。図18は、そ
れらを実施したカバー5’を有する本実施例の第2の変
形実施例の構成を示す斜視図であり、カバー5’の側面
板5’−4、5’−4によりヒートシンク2のファンユ
ニット3の反対側端部を除いた両側面が塞がれている。
【0038】更に、図14に示されている本実施例の場
合、発熱素子1としては、素子の上面に半導体チップが
取り付けられるキャビティアップ型が用いられている
が、素子の下面に半導体チップが取り付けられているキ
ャビティダウン型の素子の場合には、チップからの伝熱
経路の短いピン側にも冷却風を流すようにすれば、素子
1のキャップに設けられているヒートシンク2側のみに
冷却風を流す場合よりも冷却効率を上げることができ
る。図19は、そのための本実施例の第3の変形実施例
の構成を示す上面図(A)および正面断面図(B)であ
る。本第3の変形実施例においては、エアーフローを上
下に分流することができるように断面楔状のガイド7’
を設けるとともに、ファンユニット部の底面板5−5に
通風孔9が設けられる。これにより、図中点線矢印によ
り示されているように、エアーフローが形成されること
となる。
【0039】図20は、本実施例の第4の変形実施例の
構成を示す上面図(A)および正面断面図(B)であ
り、ここでは、ヒートシンクとして、図14乃至図19
に示されているような角型のものに代えて、積層型の放
熱フィンを有する円板状のヒートシンク2’が用いられ
ている。カバー5は円板状ヒートシンク2’の両サイド
に嵌め込み固定されており、例えば、図20のB部分を
拡大して示す図21に示されているように、カバー5の
端縁の両側部に複数個の下向きフック5−6を設けて、
上方からカバー5を差し込んでヒートシンク2’の端縁
と係合させることによって、取り外し自在に取り付ける
ことができる。これにより、カバー5を取り外して、フ
ァンユニット3の保守、点検が容易となる。
【0040】図22は、本実施例の第5の変形実施例の
構成を示す上面図(A)および正面断面図(B)であ
り、図23はその斜視図である。この変形実施例におい
ては、図14乃至図15に示されているカバー上面の吸
気口から空気を吸い込むものに代えて、ファンユニット
部の底面板5−5に吸排気口5−1’を設け、空気をフ
ァン部と基板10との間隙から導入して吸排気口5−
1’から吸い込むようにするものである。この場合、空
気がファン下部から吸入されるので邪魔板(6)は不要
となる。こうして、図22および図23中に点線矢印に
より示すようにエアーフローが生じる。この場合は、吸
気口における圧損が、図14乃至図15に示されている
ものに比べて、高くなるが、ファンユニット3内におけ
る流れがスムーズなものとなる。
【0041】図24乃至図26は、それぞれ、本実施例
において用いられるヒートシンク2の放熱フィン2−
1、・・・の配設形状の例を示す上面図および前面図で
ある。図示されているように、放熱フィン2−1の配設
領域を、ヒートシンク2の全域にわたるものだけでな
く、素子1の発熱部の直上部分のみとすることにより、
ヒートシンクによる圧損を低減し、風速を確保すること
ができる。また、ヒートシンク2の両側にガイド壁2−
4、2−4を設けたり(図24および図25)、素子1
の発熱部に案内するガイド壁2−5、2−5を設けて
(図26)、冷却風が放熱フィンの配設されていない部
分を通って側方に排気されないようにし、かつ、局部的
に配設されている放熱フィン2−1、・・・に効果的に
案内して、冷却効率を高めることができる。
【0042】上記した本実施例の説明においては、ヒー
トシンクの放熱フィンの形状としてピン型あるいは積層
型のものが用いられているが、本実施例のような側方実
装型の冷却構造においては、それらに限られず、例えば
プレート型をも含む各種形状のものをも有効に用いるこ
とができる。また、冷却方式として、ファンから吐き出
した空気をヒートシンクに吹き当てるプッシュ方式を採
用しているが、ヒートシンクを通る風を吸い込むプル方
式を採用することもできる。
【0043】
【発明の効果】以上のように、本発明によるファン一体
型発熱素子冷却装置によれば、ヒートシンクの上にファ
ンユニットを載置する直上実装型、ヒートシンク中央部
にファンユニットが埋め込まれた埋め込み型およびファ
ンユニットを発熱素子およびヒートシンクの組立体の側
方に配設する側方実装型の利点を有効に生かしつつ、冷
却効率を高め、かつ、より薄型に構成するものであり、
例えばパーソナルコンピュータ、ワークステーション等
の最近の高密度実装機器の要求に応えることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】冷却ファンとヒートシンクが組み合わされた実
装構造の型を概念的に例示する一部断面を含む正面図で
ある。
【図2】本発明によるファン一体型発熱素子冷却装置の
第1の実施例の構成を示す正面断面図(A)および上面
図(B)である。
【図3】図2冷却構造の正面断面図の中央部分の拡大断
面図である。
【図4】補助翼の各種形状を例示する下面図である。
【図5】本発明によるファン一体型発熱素子冷却装置の
第2の実施例の構成を示す上面図、前面図および側面図
である。
【図6】図5の切断面A−Aに沿う正面断面図である。
【図7】本発明によるファン一体型発熱素子冷却装置の
第2の実施例の変形実施例の上面図、前面図および側面
図である。
【図8】本発明によるファン一体型発熱素子冷却装置の
第2の実施例の構成を示す上面図、前面図および側面図
である。
【図9】図8における切断面A−Aに沿う断面のうちの
中央部分を拡大した部分拡大断面図である。
【図10】本発明によるファン一体型発熱素子冷却装置
の第3の実施例の構成を示す上面図、前面図および側面
図である。
【図11】図10における切断面A−Aに沿う断面のう
ちの中央部分を拡大した部分拡大断面図である。
【図12】本発明によるファン一体型発熱素子冷却装置
の第3の実施例の変形実施例の構成を示す上面図、前面
図および側面図である。
【図13】図12における切断面A−Aに沿う断面のう
ちの中央部分を拡大した部分拡大断面図である。
【図14】本発明によるファン一体型発熱素子冷却装置
の第4の実施例の構成を示す上面図(A)および正面断
面図(B)である。
【図15】本発明によるファン一体型発熱素子冷却装置
の第4の実施例の構成を示す斜視図である。
【図16】本発明によるファン一体型発熱素子冷却装置
の第4の実施例の第1の変形実施例の構成を示す上面図
である。
【図17】本発明によるファン一体型発熱素子冷却装置
の第4の実施例の第1の変形実施例の構成を示す斜視図
である。
【図18】本発明によるファン一体型発熱素子冷却装置
の第4の実施例の第2の変形実施例の構成を示す斜視図
である。
【図19】本発明によるファン一体型発熱素子冷却装置
の第4の実施例の第3の変形実施例の構成を示す上面図
(A)および正面断面図(B)である。
【図20】本発明によるファン一体型発熱素子冷却装置
の第4の実施例の第4の変形実施例の構成を示す上面図
(A)および正面断面図(B)である。
【図21】図18のB部分を拡大して示す部分拡大図で
ある。
【図22】本発明によるファン一体型発熱素子冷却装置
の第4の実施例の第5の変形実施例の構成を示す上面図
(A)および正面断面図(B)である。
【図23】本発明によるファン一体型発熱素子冷却装置
の第4の実施例の第5の変形実施例の斜視図である。
【図24】本発明によるファン一体型発熱素子冷却装置
の第4の実施例におけるヒートシンクの放熱フィンの配
設形状の例を示す上面図および前面図である。
【図25】本発明によるファン一体型発熱素子冷却装置
の第4の実施例におけるヒートシンクの放熱フィンの配
設形状の例を示す上面図および前面図である。
【図26】本発明によるファン一体型発熱素子冷却装置
の第4の実施例におけるヒートシンクの放熱フィンの配
設形状の例を示す上面図および前面図である。
【符号の説明】
1…発熱素子 2…ヒートシンク 2−1、2−2…放熱フィン 2−3、2−3’…ベース面 2−4、2−5…ガイド壁 3…ファンユニット 3−1…ファンモータ 3−2…主翼 3−3…補助翼 4、4−1、4−2…ヒートパイプ 5、5’…カバー 5−1…吸気口 5−2…円筒部材 5−3…支持用スポーク 5−4、5’−4…側面板 5−5…底面板 5−6…フック 6…邪魔板 7…ガイド 8…開口部 9…通風孔 10…基板 11…電源供給ピン 31…コイル 32…マグネット 33…軸受 34…回路部品および基板 35…ホール素子

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発熱素子の上面に配設され、かつ、ベー
    ス面上に少なくともファン装着部分を除いて配設された
    複数の放熱フィンを有するヒートシンクと、該ヒートシ
    ンクのファン装着部分に対向する位置に吸排気口を有
    し、かつ、該ヒートシンクの上面を覆うように装着され
    たカバーと、該カバーの吸排気口の下部に位置する該ヒ
    ートシンクのファン装着部分内に埋め込まれるように装
    着された冷却用ファンユニットとを備えたファン一体型
    発熱素子冷却装置において、 上記ファンユニットの駆動用回路部品が上記カバーの内
    面および上記ヒートシンクの内面の少なくとも一方に取
    り付けられている装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のファン一体型発熱素子
    冷却装置において、ファンユニットの駆動用回路部品と
    ファンユニットとの間を電気的に接続するための偏平な
    配線板がカバーの内面およびヒートシンクの内面の少な
    くとも一方に貼り付けられている装置。
  3. 【請求項3】 基板上に装着された発熱素子の上面に配
    設され、かつ、複数の放熱フィンを有するヒートシンク
    と、 上記ヒートシンクの上面を覆うように固定され、かつ、
    上記ヒートシンクの側方に延びる延長部を有するカバー
    と、 上記カバーの延長部の下部に装着されたファンユニット
    とを備え、 上記ファンユニットの回転により上記カバーと上記発熱
    素子間の上記ヒートシンクに冷却風を導くようになって
    いるファン一体型発熱素子冷却装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のファン一体型発熱素子
    冷却装置において、カバーの延長部に吸排気口が設けら
    れ、かつ、該カバーの延長部のヒートシンク側を除いた
    外側部を塞ぐ側面板およびファンユニットの下部を覆う
    底面板が設けられている装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のファン一体型発熱素子
    冷却装置において、カバーの延長部の内面に取り付けら
    れ、かつ、ヒートシンクとファンユニットとの間に垂下
    する邪魔板およびエアーフローをヒートシンクの放熱フ
    ィンに導くガイドが設けられている装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のファン一体型発熱素子
    冷却装置において、ガイドが冷却風を上下に分流しうる
    形状を有しており、かつ、ファンユニット下部の底面板
    に通風孔が設けられている装置。
  7. 【請求項7】 請求項3に記載のファン一体型発熱素子
    冷却装置において、カバーの延長部のヒートシンク側を
    除いた外側部を塞ぐ側面板およびファンユニットの下部
    を覆う底面板が設けられ、かつ、該底面板に吸排気口が
    設けられており、該底面板と基板との間隙を通して吸排
    気するようになっている装置。
  8. 【請求項8】 請求項3に記載のファン一体型発熱素子
    冷却装置において、ヒートシンクが円形状であり、そし
    て、カバーがその端縁の両側部にヒートシンク端縁と取
    り外し自在に係合するフック部を更に有している装置。
  9. 【請求項9】 請求項3に記載のファン一体型発熱素子
    冷却装置において、ヒートシンクの放熱フィンが発熱素
    子の発熱部分直上部に局部的に配設されている装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のファン一体型発熱素
    子冷却装置において、ヒートシンクの少なくとも放熱フ
    ィンが配設されていない部分に冷却風を逃がすことなく
    放熱フィンに案内するためのガイド壁が設けられている
    装置。
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