JP3102669U - フイルム封筒 - Google Patents

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浩補 岩清水
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共栄産業株式会社
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Abstract

【課題】内容物等を切断する虞れが無くハサミやカッター等の刃物を用いて簡単且つ素早く開封することができ、特に数枚或いは数十枚を重ねた状態での開封作業に便利で、しかも、製作が簡単で低コストにて提供することができるフイルム封筒を提供する
【解決手段】封筒本体Aの閉鎖された底部5の角部に、本体部A-1の融着結合縁A-10に係わるように開封切断口6を設けて、この切断口6にハサミやカッター等の刃物Bの刃先B-1を挿入させ、閉鎖底部5の折込み縁線5-1に沿わせて切断することで簡単且つ素早く開封し得るようにした。
【選択図】図1

Description

本考案は、フイルム封筒に関する。
近年、経済性、防水性、耐久性等の種々の優れた特性を有するフイルム封筒が出回っている。フイルム素材としては、透明或いは半透明であるポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリエステル樹脂等のポリレフィン系プラスチックが一般的に用いられている。
ところで、この種の封筒(郵便封筒)は、内部に書類等の内容物を入れ、封緘フラップの内側等に備えられている粘着層から離型紙を剥がした後に、封緘フラップを内側に折り込むことで、粘着層が本体部の表面に接着されて開口部が封緘される工夫が成されている。
しかし乍ら、開封する際には内容物を誤って切らないように、内容物を封緘フラップにより封緘されている開口部側又は底部側に移動させた後に、ハサミを用いて開口部近傍又は底部近傍に沿って切断しなければならず面倒で手間が掛かる不具合が合った。特に会社等においては毎日のように多数の顧客から送られてくる数十枚(多数枚)の封筒を開封する必要があり、大変である。
即ち、紙の封筒では開口部近傍等に沿って千切って行えばこと足りるものであるが、フイルム封筒の場合では思うように千切れないために、ハサミを用いて前述のように切断する必要があった。
そこで、この様なフイルム封筒の問題を解決すべく、粘着層によって本体部に接着されない封緘フラップ部分又は底部近傍に沿わせて開封用の分断線やミシン目を入れて開封し得るように工夫された封筒が知られている(特許文献1)。
また、前記分断線やミシン目に替えて引き裂きテープからなる開封部が具備されている封筒も知られている(特許文献2)。
しかし乍ら、上記封筒においては、粘着層の他に製造ラインに引き裂きテープを供給する等の必要があり、製造工程が煩雑である。また、分断線やミシン目を入れるための設備等を必要とする等から、コスト高になり易いものとなっていた。
特開2002−59941号 実開平8−786号
本考案が解決しようとする課題は、内容物等を切断する虞れが無くハサミやカッター等の刃物を用いて簡単且つ素早く開封することができ、特に数枚或いは数十枚を重ねた状態での開封作業に便利で、しかも、製作が簡単で低コストにて提供することができるフイルム封筒を提供することにある。
上記課題を解決するために本考案は、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリエステル樹脂等のポリレフィン系プラスチックからなる封筒本体の閉鎖された底部の少なくとも一側角部に、本体部の融着結合縁に係わるように適宜の開口形状と大きさを有する開封切断口を設けてなることにある(請求項1)。
上記開封切断口の形状や大きさは特に限定されるものではないが、大きさとしては刃物の刃先が挿入し得る程度の開口大きさであれば良い(請求項2)。
また、上記開封切断口は閉鎖底部の両側角部に設けることが好適なものとなる。
本考案のフイルム封筒によれば、封筒本体の閉鎖された底部の角部に、刃物を挿し込む開封切断口を設けて、開封する際には開封切断口に刃物を挿し込んで閉鎖底部の折込み縁線に沿わせて切断する開封作業を行うことで、書類等の内容物を誤って切断することなく配簡単且つ素早く開封することができる。
即ち、閉鎖底部の折込み縁線に沿う切断は、内容物、特に資料等の紙面が切断方向となることで、資料等を切断する虞れが無い。よって、従来のように内容物を封緘フラップにより封緘されている開口部側又は底部側に移動させる等の行為は不要となる。とくに、数十枚を積み重ねた状態での開封作業が可能となり、その効果が大となる。
また、封緘フラップにて開口部を封緘せしめた後において開封切断口が、内部空気を外部に排気するための排気口として作用することで、本体部内に内容物挿入時における巻き込み空気が停滞することが無い。換言すれば、巻き込み空気による封筒個々の嵩張りが無くなる。
また、製造ラインにおいて、従来のように、引き裂きテープを供給するなどの必要が無くなり、切断すると言った簡単な仕法で開封切断口を備えることができることで、低コストでの提供が可能になる。
本考案の最良の実施形態を図1〜図5に基づいて説明する。
図1は、本考案フイルム封筒の実施形態の一例を示し、封筒本体Aは、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリエステル樹脂等のポリレフィン系プラスチックからなり、開口部1に備えられている封緘フラップ2の内側には離型紙3を有する粘着層4が備えられており、反対側の閉鎖底部5に両側角部には開封切断口6が備えられていて、この切断口6にハサミやカッター等の刃物Bの刃先B-1を挿入させ、閉鎖底部5の折込み縁線5-1に沿わせて切断することで、開封し得るようにしてある。
開封切断口6は、閉鎖底部5の両側角部に、本体部A-1の融着結合縁A-10に係わるように設けられるもので、その開口形状としては図5に示すように、正面視略L字形、フの字形或いは円弧形状等が挙げられ、その大きさとしては刃物Bの刃先B-1を挿入し得る程度とすることで、刃先B-1を挿入させて閉鎖底部5の折込み縁線5-1に沿って切断せしめて開封することができるように設けてなる。
次ぎに、本例フイルム封筒の使用例を簡単に説明する。
本体部A-1内に書類等の内容物Cを入れて開口部1を封緘する場合には図2に示すように、開口部1から内容物Cを本体部A-1内に差し込み、封緘フラップ2の内側に備えられている粘着層4から離型紙3を剥がし、封緘フラップ2を内側に折り返すことにより、粘着層4が本体部A-1の表面に接着し、開口部1は封緘される。
そして、封筒を受け取った際の開封時には閉鎖底部5の両側角部の何れか一側の開封切断口6に刃物Bの刃先B-1を挿し込み、閉鎖底部5の折込み縁線5-1に沿って切断する作業を行なうことで、内容物Cを誤って切断することなく、簡単且つ素早く開封することができる。
また、数十枚の封筒の開封作業を行う際には図3に示すように、閉鎖底部5側を揃えながら積み重ねることで、この重ね状態にて各封筒の開封切断口6に刃物Bの刃先B-1を挿入させて数十枚の封筒を素早く開封する開封作業を行うことができる。
本考案フイルム封筒の実施形態の一例を示す斜視図で、開封切断口の刃物の刃先を挿入させた状態 (a)は開口部から本体部内に書類等の内容物を入れる状態を示す斜視図、(b)は内容物を入れた後に離型紙を剥がして封緘フラップを内側に折り込む状態を示す斜視図、(c)は封緘フラップを織り込んで開口部を封緘せしめた状態を示す斜視図 数枚乃至多数枚の封筒を積み重ねた状態で開封作業を行う使用の一例を示す斜視図 封筒を製造ラインにおいて製作するに際して、開封切断口を切断により設けるか製作の一例を示す平面図 開封切断口の種々の開口形状を示す要部の拡大図で、(a)はL字形の場合を示す、(b)はフの字形の場合を示す、(c)は円弧形状の場合を示す
符号の説明
A:封筒本体 A-1:本体部
A-10:融着結合縁 1:開口部
2:封緘フラップ 5:底部
5-1:折込み縁線 6:開封切断口
B:刃物 C:内容物

Claims (2)

  1. 封筒本体の閉鎖された底部の少なくとも一側角部に、本体部の融着結合縁に係わるように適宜の大きさを有する開封切断口を設けてなることを特徴とするフイルム封筒。
  2. 請求項1記載の開封切断口が、刃物の刃先を挿入し得る程度の大きさに開口されてなることを特徴とするフイルム封筒。
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