JP3102654B2 - 基板の洗浄装置 - Google Patents
基板の洗浄装置Info
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- JP3102654B2 JP3102654B2 JP03350727A JP35072791A JP3102654B2 JP 3102654 B2 JP3102654 B2 JP 3102654B2 JP 03350727 A JP03350727 A JP 03350727A JP 35072791 A JP35072791 A JP 35072791A JP 3102654 B2 JP3102654 B2 JP 3102654B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基板表面の汚れを取り
除く洗浄装置に係り、特に、表示装置等に使用されるガ
ラス基板の表面を洗浄する基板の洗浄装置に関するもの
である。
除く洗浄装置に係り、特に、表示装置等に使用されるガ
ラス基板の表面を洗浄する基板の洗浄装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶表示、プラズマ表示等のフラ
ットパネル・ディスプレイ等に使用されるガラス基板
は、その製造工程中において表面の汚れを取り除くため
に、複数枚を同時に液中に浸して洗浄する浸漬(ディッ
プ)方式あるいは、一枚ずつ送りながらブラシ等で洗浄
する枚葉方式等の洗浄が行われている。
ットパネル・ディスプレイ等に使用されるガラス基板
は、その製造工程中において表面の汚れを取り除くため
に、複数枚を同時に液中に浸して洗浄する浸漬(ディッ
プ)方式あるいは、一枚ずつ送りながらブラシ等で洗浄
する枚葉方式等の洗浄が行われている。
【0003】ディップ方式の洗浄は、図4に示すよう
に、複数枚のガラス基板1をラック2に収容し、このラ
ック2を洗剤、水、温純水等の洗浄液を入れた超音波洗
浄槽3中に順次槽を変えて浸し洗浄を行う方式である。
この方式では、例えば、槽を変えながら、洗剤、水、温
純水で数回洗浄し、イソプロピルアルコール等に浸漬後
引き上げて乾燥させるような洗浄工程が用いられ、5〜
6槽から12〜15槽程度の槽が並べて使用される。
に、複数枚のガラス基板1をラック2に収容し、このラ
ック2を洗剤、水、温純水等の洗浄液を入れた超音波洗
浄槽3中に順次槽を変えて浸し洗浄を行う方式である。
この方式では、例えば、槽を変えながら、洗剤、水、温
純水で数回洗浄し、イソプロピルアルコール等に浸漬後
引き上げて乾燥させるような洗浄工程が用いられ、5〜
6槽から12〜15槽程度の槽が並べて使用される。
【0004】また、枚葉方式の洗浄は、図5に示すよう
に、ガラス基板1を一枚ずつ送りながら洗浄する方式で
あり、例えば、順次、洗剤を使用したブラシ4による洗
浄、水を使用したブラシ4による洗浄、シャワー5によ
る洗浄、超音波洗浄槽6に浸漬した洗浄、シャワー7に
よる洗浄等の洗浄工程を経た後、エアーナイフ8あるい
は絞りロール等で水切りを行っている。
に、ガラス基板1を一枚ずつ送りながら洗浄する方式で
あり、例えば、順次、洗剤を使用したブラシ4による洗
浄、水を使用したブラシ4による洗浄、シャワー5によ
る洗浄、超音波洗浄槽6に浸漬した洗浄、シャワー7に
よる洗浄等の洗浄工程を経た後、エアーナイフ8あるい
は絞りロール等で水切りを行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のディップ方式の
洗浄は、洗浄液中に浸したガラス基板1を超音波でのみ
洗浄し、ガラス基板1の表面をこすることができないた
め、洗浄能力が十分でなく、また槽3を多数並べるため
全体として洗浄工程が長くなる欠点があった。一方、枚
葉方式の洗浄は、ブラシ等を使用するため表面に付着し
た汚れも取れやすく洗浄能力はあるが、水切り、乾燥が
不十分になるおそれがあり、また洗浄工程も長くなる欠
点があった。従って、一方のみの洗浄方式だけでは十分
でないため、枚葉方式で洗浄した後、再びディップ方式
で洗浄することも行われていた。すなわち、従来の洗浄
方式では、洗浄工程が長くなり時間がかかるとともに、
一方だけでは洗浄能力が十分でない問題点があった。
洗浄は、洗浄液中に浸したガラス基板1を超音波でのみ
洗浄し、ガラス基板1の表面をこすることができないた
め、洗浄能力が十分でなく、また槽3を多数並べるため
全体として洗浄工程が長くなる欠点があった。一方、枚
葉方式の洗浄は、ブラシ等を使用するため表面に付着し
た汚れも取れやすく洗浄能力はあるが、水切り、乾燥が
不十分になるおそれがあり、また洗浄工程も長くなる欠
点があった。従って、一方のみの洗浄方式だけでは十分
でないため、枚葉方式で洗浄した後、再びディップ方式
で洗浄することも行われていた。すなわち、従来の洗浄
方式では、洗浄工程が長くなり時間がかかるとともに、
一方だけでは洗浄能力が十分でない問題点があった。
【0006】そこで本発明は、洗浄工程が短くなり短時
間に洗浄でき、かつ洗浄能力を向上できる基板の洗浄装
置を提供することを目的とする。
間に洗浄でき、かつ洗浄能力を向上できる基板の洗浄装
置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の基板の洗浄装置は、複数枚の被洗浄基板を
一定間隔で整列して収容したラックを配置する浸漬式洗
浄槽と、前記槽内に配置したラックを基板の一定間隔ご
とに断続的に槽内を移動させる移動機構と、前記槽の下
部側から前記基板を上方へ押し上げる押し上げ機構と、
前記槽の上部に配置され押し上げられた基板の表面を洗
浄するブラシ機構とを備えたことを特徴とするものであ
る。
に、本発明の基板の洗浄装置は、複数枚の被洗浄基板を
一定間隔で整列して収容したラックを配置する浸漬式洗
浄槽と、前記槽内に配置したラックを基板の一定間隔ご
とに断続的に槽内を移動させる移動機構と、前記槽の下
部側から前記基板を上方へ押し上げる押し上げ機構と、
前記槽の上部に配置され押し上げられた基板の表面を洗
浄するブラシ機構とを備えたことを特徴とするものであ
る。
【0008】
【作用】本発明によれば、複数枚の基板をラックに収納
して浸漬式洗浄槽で超音波等によりディップ方式の洗浄
ができると同時に、槽内でラックを移動機構で基板の一
定間隔ごとに断続的に移動させ、押し上げ機構で基板を
一枚ずつ押し上げブラシ機構で洗浄することで枚葉方式
の洗浄ができ、全体として洗浄工程が短くなり短時間に
洗浄でき、かつ洗浄能力が向上する。
して浸漬式洗浄槽で超音波等によりディップ方式の洗浄
ができると同時に、槽内でラックを移動機構で基板の一
定間隔ごとに断続的に移動させ、押し上げ機構で基板を
一枚ずつ押し上げブラシ機構で洗浄することで枚葉方式
の洗浄ができ、全体として洗浄工程が短くなり短時間に
洗浄でき、かつ洗浄能力が向上する。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図示の一実施例により具体的
に説明する。図1は本発明実施例の基板の洗浄装置の構
成を説明する斜視図、図2は本発明実施例の基板の洗浄
装置の側面図である。
に説明する。図1は本発明実施例の基板の洗浄装置の構
成を説明する斜視図、図2は本発明実施例の基板の洗浄
装置の側面図である。
【0010】これらの図において、本実施例の基板の洗
浄装置10は、ディップ方式と枚葉方式の洗浄が同時に
できるようにしたものであり、複数枚の洗浄するガラス
基板11を一定間隔で整列して収容したラック12を配
置する浸漬式洗浄槽13と、この槽13内に配置された
ラック12をガラス基板11の一定間隔ごとに断続的に
槽13内を移動させる移動機構14と、槽13の下部側
からガラス基板11を上方へ押し上げる押し上げ機構1
5と、槽13の上部に配置され押し上げられたガラス基
板11の表面を洗浄するブラシ機構16とから構成され
ている。ガラス基板11は、例えば、液晶表示等に用い
るフラットパネル・ディスプレイを構成する基板であ
り、すべて同じ大きさの矩形状に形成され、ラック12
内に表面を垂直にし、かつ一定の間隔で平行に整列して
収容されている。
浄装置10は、ディップ方式と枚葉方式の洗浄が同時に
できるようにしたものであり、複数枚の洗浄するガラス
基板11を一定間隔で整列して収容したラック12を配
置する浸漬式洗浄槽13と、この槽13内に配置された
ラック12をガラス基板11の一定間隔ごとに断続的に
槽13内を移動させる移動機構14と、槽13の下部側
からガラス基板11を上方へ押し上げる押し上げ機構1
5と、槽13の上部に配置され押し上げられたガラス基
板11の表面を洗浄するブラシ機構16とから構成され
ている。ガラス基板11は、例えば、液晶表示等に用い
るフラットパネル・ディスプレイを構成する基板であ
り、すべて同じ大きさの矩形状に形成され、ラック12
内に表面を垂直にし、かつ一定の間隔で平行に整列して
収容されている。
【0011】上記浸漬式洗浄槽13は、槽内の洗剤や水
等の洗浄液中にガラス基盤11を浸して超音波により洗
浄するディップ方式の超音波洗浄槽であり、内部にはラ
ック12が配置でき、かつそのラック12が内部で水平
方向に移動できる程度の大きさに形成されている。
等の洗浄液中にガラス基盤11を浸して超音波により洗
浄するディップ方式の超音波洗浄槽であり、内部にはラ
ック12が配置でき、かつそのラック12が内部で水平
方向に移動できる程度の大きさに形成されている。
【0012】上記移動機構14は、浸漬式洗浄槽13に
配置されたラック12を断続的に水平方向に移動させる
ための機構であり、この浸漬式洗浄槽13の底をラック
12を載せて水平方向にコロ等により移動する台車1
7、及びこの台車17の一方の端部側に設けられたラッ
ク18とピニオン19等の移動手段からなる。このピニ
オン19は、所定の駆動手段により断続的に回転し、台
車17を矢印X方向にガラス基板11の一定間隔ごとに
断続的に水平移動するようになっている。
配置されたラック12を断続的に水平方向に移動させる
ための機構であり、この浸漬式洗浄槽13の底をラック
12を載せて水平方向にコロ等により移動する台車1
7、及びこの台車17の一方の端部側に設けられたラッ
ク18とピニオン19等の移動手段からなる。このピニ
オン19は、所定の駆動手段により断続的に回転し、台
車17を矢印X方向にガラス基板11の一定間隔ごとに
断続的に水平移動するようになっている。
【0013】上記押し上げ機構15は、浸漬式洗浄槽1
3の下部側のほぼ中央部に設けれらたシリンダー20等
からなり、そのピストン21の先端側は浸漬式洗浄槽1
3の底から垂直上方に槽内中に突出されており、先端部
にはガラス基板11の下端部を支える上向きのU字形に
形成された支持部22が設けられている。このピストン
21のストロークは、支持部22が浸漬式洗浄槽13の
液中から上方に出る程度になっている。
3の下部側のほぼ中央部に設けれらたシリンダー20等
からなり、そのピストン21の先端側は浸漬式洗浄槽1
3の底から垂直上方に槽内中に突出されており、先端部
にはガラス基板11の下端部を支える上向きのU字形に
形成された支持部22が設けられている。このピストン
21のストロークは、支持部22が浸漬式洗浄槽13の
液中から上方に出る程度になっている。
【0014】上記ブラシ機構16は、押し上げ機構15
で押し上げられたガラス基板11の表面を両側から洗浄
する2対の洗浄ローラ23と、この洗浄ローラ23の両
側から洗浄液をガラス基板11に供給するシャワーパイ
プ24等とからなる。この洗浄ローラ23は、例えば、
スポンジや羽ブラシ等であり、ガラス基板11の押し上
げ方向と反対方向に回転駆動されている。
で押し上げられたガラス基板11の表面を両側から洗浄
する2対の洗浄ローラ23と、この洗浄ローラ23の両
側から洗浄液をガラス基板11に供給するシャワーパイ
プ24等とからなる。この洗浄ローラ23は、例えば、
スポンジや羽ブラシ等であり、ガラス基板11の押し上
げ方向と反対方向に回転駆動されている。
【0015】また、上記ブラシ機構16の上方には、押
し上げ機構15で押し上げられたガラス基板11の上端
部を支持するための下向きのU字形に形成された支持部
25がスプリング26の下端部に設けられ、このスプリ
ング26の上端部は上方の固定部に固定されている。す
なわち、押し上げ機構15で押し上げられたガラス基板
11の上端部は、支持部25で支持され、かつ押し上げ
機構15の上下ストロークに応じてスプリング26が矢
印Y方向に伸縮するようになっている。
し上げ機構15で押し上げられたガラス基板11の上端
部を支持するための下向きのU字形に形成された支持部
25がスプリング26の下端部に設けられ、このスプリ
ング26の上端部は上方の固定部に固定されている。す
なわち、押し上げ機構15で押し上げられたガラス基板
11の上端部は、支持部25で支持され、かつ押し上げ
機構15の上下ストロークに応じてスプリング26が矢
印Y方向に伸縮するようになっている。
【0016】図3は本発明実施例の基板の洗浄装置を用
いた洗浄工程の一例を説明する図である。同図におい
て、第1の洗浄工程は、上記説明の基板の洗浄装置10
で洗浄液として洗剤液が使用される。第2の洗浄工程
は、同じ基板の洗浄装置10に洗浄液として水が使用さ
れる。第3の洗浄工程は、上記説明のラック12の移動
機構14と、押し上げ機構15と、ブラシ機構16等と
を備え、ガラス基板11に洗浄液を供給するシャワー部
31が設けられた洗浄装置32である。第4の洗浄工程
は、従来の超音波による温水の浸漬式洗浄槽の洗浄装置
33である。第5の洗浄工程は、超音波によらない浸漬
式洗浄槽の洗浄装置34で、引き上げて乾燥させること
ができる。
いた洗浄工程の一例を説明する図である。同図におい
て、第1の洗浄工程は、上記説明の基板の洗浄装置10
で洗浄液として洗剤液が使用される。第2の洗浄工程
は、同じ基板の洗浄装置10に洗浄液として水が使用さ
れる。第3の洗浄工程は、上記説明のラック12の移動
機構14と、押し上げ機構15と、ブラシ機構16等と
を備え、ガラス基板11に洗浄液を供給するシャワー部
31が設けられた洗浄装置32である。第4の洗浄工程
は、従来の超音波による温水の浸漬式洗浄槽の洗浄装置
33である。第5の洗浄工程は、超音波によらない浸漬
式洗浄槽の洗浄装置34で、引き上げて乾燥させること
ができる。
【0017】上記構成の基板の洗浄装置10では、まず
洗浄するガラス基板11は、ラック12に一定間隔で整
列して収容され、このラック12が洗浄液を入れた浸漬
式洗浄槽13の移動機構14の台車17上に配置され
る。ここでガラス基板11は、浸漬式洗浄槽13の超音
波によりディップ方式の洗浄が行われる。また、この超
音波によるディップ方式の洗浄中に、移動機構14によ
りガラス基板11の一定間隔ごとにX方向に断続的に移
動され、押し上げ機構15の上部に位置するガラス基板
11が一枚押し上げられ、洗浄液の上部においてブラシ
機構16で洗浄が行われる。このブラシ機構16におい
て洗浄されたガラス基板11は、押し上げ機構15のピ
ストン21が下降して、洗浄液中のラック12に戻さ
れ、再びディップ方式の洗浄が行われる。以下同様にし
て、移動機構14と押し上げ機構15の断続的な駆動に
より順次ガラス基板11がブラシ機構16で洗浄され
る。すなわち、多数枚のガラス基板11をディップ方式
で洗浄を行いながら、一枚ずつ洗浄ローラ23で枚葉方
式による洗浄ができる。
洗浄するガラス基板11は、ラック12に一定間隔で整
列して収容され、このラック12が洗浄液を入れた浸漬
式洗浄槽13の移動機構14の台車17上に配置され
る。ここでガラス基板11は、浸漬式洗浄槽13の超音
波によりディップ方式の洗浄が行われる。また、この超
音波によるディップ方式の洗浄中に、移動機構14によ
りガラス基板11の一定間隔ごとにX方向に断続的に移
動され、押し上げ機構15の上部に位置するガラス基板
11が一枚押し上げられ、洗浄液の上部においてブラシ
機構16で洗浄が行われる。このブラシ機構16におい
て洗浄されたガラス基板11は、押し上げ機構15のピ
ストン21が下降して、洗浄液中のラック12に戻さ
れ、再びディップ方式の洗浄が行われる。以下同様にし
て、移動機構14と押し上げ機構15の断続的な駆動に
より順次ガラス基板11がブラシ機構16で洗浄され
る。すなわち、多数枚のガラス基板11をディップ方式
で洗浄を行いながら、一枚ずつ洗浄ローラ23で枚葉方
式による洗浄ができる。
【0018】図3に示すような工程によるガラス基板1
1の洗浄では、まず、第1の洗浄工程で、洗剤を使用し
て超音波によるディップ方式の洗浄を行いつつ一枚ずつ
ブラシ等による枚葉方式の洗浄が行われ、続いて第2の
洗浄工程で、水を使用して同様のディップ方式の洗浄と
枚葉方式の洗浄が行われる。次に、第3の洗浄工程で
は、シャワー部31から洗浄液を供給しつつ、ブラシ等
による枚葉式洗浄が行われ、続いて第4の洗浄工程で、
従来の温水によるディップ式洗浄が行われる。最後の第
5の洗浄工程では、温水によるディップ洗浄が行われ、
引き上げて乾燥が行われる。
1の洗浄では、まず、第1の洗浄工程で、洗剤を使用し
て超音波によるディップ方式の洗浄を行いつつ一枚ずつ
ブラシ等による枚葉方式の洗浄が行われ、続いて第2の
洗浄工程で、水を使用して同様のディップ方式の洗浄と
枚葉方式の洗浄が行われる。次に、第3の洗浄工程で
は、シャワー部31から洗浄液を供給しつつ、ブラシ等
による枚葉式洗浄が行われ、続いて第4の洗浄工程で、
従来の温水によるディップ式洗浄が行われる。最後の第
5の洗浄工程では、温水によるディップ洗浄が行われ、
引き上げて乾燥が行われる。
【0019】以上のように、本実施例では、従来の超音
波によるディップ方式の洗浄だけでは、取れにくかった
汚れもブラシ等を使用した枚葉方式の洗浄を同時に行う
ため、洗浄能力を向上でき、また、枚葉方式の不十分な
水切りや乾燥の問題も同時に解決することができた。さ
らに、ディップ方式の洗浄を行いつつ、枚葉式洗浄を行
うため、全体として洗浄工程を短くすることが可能にな
り、洗浄時間も短縮することができるようになった。
波によるディップ方式の洗浄だけでは、取れにくかった
汚れもブラシ等を使用した枚葉方式の洗浄を同時に行う
ため、洗浄能力を向上でき、また、枚葉方式の不十分な
水切りや乾燥の問題も同時に解決することができた。さ
らに、ディップ方式の洗浄を行いつつ、枚葉式洗浄を行
うため、全体として洗浄工程を短くすることが可能にな
り、洗浄時間も短縮することができるようになった。
【0020】なお、上記実施例では、台車17をラック
18とピニオン19で水平方向に移動させる移動機構1
4としているが、これに限ることなく、少なくとも浸漬
式洗浄槽13の洗浄液中において断続的に移動する機構
であればよい。また、押し上げ機構は、ガラス基板11
を洗浄液上部に押し上げる機構であればよく、必要によ
りガラス基板11をガイドする案内部を設けるようにし
てもよい。
18とピニオン19で水平方向に移動させる移動機構1
4としているが、これに限ることなく、少なくとも浸漬
式洗浄槽13の洗浄液中において断続的に移動する機構
であればよい。また、押し上げ機構は、ガラス基板11
を洗浄液上部に押し上げる機構であればよく、必要によ
りガラス基板11をガイドする案内部を設けるようにし
てもよい。
【0021】また、上記実施例では、5つの洗浄工程と
しているが、これに限定されず、本実施例と同様な洗浄
装置10をさらに途中の工程に追加したり、別のディッ
プ式洗浄装置を追加することもできる。
しているが、これに限定されず、本実施例と同様な洗浄
装置10をさらに途中の工程に追加したり、別のディッ
プ式洗浄装置を追加することもできる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数枚の基板をラックに収納して浸漬式洗浄槽で超音波等
によりディップ方式の洗浄ができ、槽内でラックを移動
機構で基板の一定間隔ごとに断続的に移動させ、押し上
げ機構で基板を一枚ずつ押し上げブラシ機構で洗浄する
ことで同時に枚葉方式の洗浄ができため、洗浄工程が短
くなるとともに短時間に洗浄でき、かつ洗浄能力が向上
する効果がある。
数枚の基板をラックに収納して浸漬式洗浄槽で超音波等
によりディップ方式の洗浄ができ、槽内でラックを移動
機構で基板の一定間隔ごとに断続的に移動させ、押し上
げ機構で基板を一枚ずつ押し上げブラシ機構で洗浄する
ことで同時に枚葉方式の洗浄ができため、洗浄工程が短
くなるとともに短時間に洗浄でき、かつ洗浄能力が向上
する効果がある。
【図1】本発明実施例の基板の洗浄装置の構成を説明す
る斜視図である。
る斜視図である。
【図2】本発明実施例の基板の洗浄装置の側面図であ
る。
る。
【図3】本発明実施例の基板の洗浄装置を用いた洗浄工
程の一例を説明する図でる。
程の一例を説明する図でる。
【図4】従来のディップ方式によるガラス基板の洗浄工
程を説明する図である。
程を説明する図である。
【図5】従来の枚葉方式によるガラス基板の洗浄工程を
説明する図である。
説明する図である。
10 洗浄装置 11 ガラス基板 12 ラック 13 浸漬式洗浄槽 14 移動機構 15 押し上げ機構 16 ブラシ機構 17 台車 18 ラック 19 ピニオン 20 シリンダー 21 ピストン 22 支持部 23 洗浄ローラ 24 シャワーパイプ 25 支持部 26 スプリング 31 シャワー部 32、33、34 洗浄装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B08B 1/00 - 7/04
Claims (1)
- 【請求項1】 複数枚の被洗浄基板を一定間隔で整列し
て収容したラックを配置する超音波により洗浄する浸漬
式洗浄槽と、前記槽内に配置したラックを基板の一定間
隔ごとに断続的に槽内を水平方向へ移動させる移動機構
と、前記槽の下部側から前記基板を上方へ押し上げる押
し上げ機構と、前記槽の上部に配置され押し上げられた
基板の表面を洗浄するブラシ機構と、前記ブラシ機構の
上方に設けられ前記押し上げ機構で押し上げられた基板
の上端部を該押し上げ機構の上下ストロークに応じて伸
縮するスプリングを介して支持する支持部とを備えたこ
とを特徴とする基板の洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03350727A JP3102654B2 (ja) | 1991-12-12 | 1991-12-12 | 基板の洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03350727A JP3102654B2 (ja) | 1991-12-12 | 1991-12-12 | 基板の洗浄装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05161883A JPH05161883A (ja) | 1993-06-29 |
JP3102654B2 true JP3102654B2 (ja) | 2000-10-23 |
Family
ID=18412445
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03350727A Expired - Fee Related JP3102654B2 (ja) | 1991-12-12 | 1991-12-12 | 基板の洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3102654B2 (ja) |
-
1991
- 1991-12-12 JP JP03350727A patent/JP3102654B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05161883A (ja) | 1993-06-29 |
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