JP2835494B2 - 洗浄装置 - Google Patents

洗浄装置

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JP2835494B2
JP2835494B2 JP6134741A JP13474194A JP2835494B2 JP 2835494 B2 JP2835494 B2 JP 2835494B2 JP 6134741 A JP6134741 A JP 6134741A JP 13474194 A JP13474194 A JP 13474194A JP 2835494 B2 JP2835494 B2 JP 2835494B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種の機械部品,電子
部品,文具,雑貨等々の構成部品を洗浄する工業用の洗
浄装置に関し、詳しくは、被洗浄物を洗うための洗浄液
を収容する洗浄槽と、該洗浄槽の洗浄液を被洗浄物から
洗い流すリンス槽と、洗浄した被洗浄物を乾燥させる乾
燥室とを備え、被洗浄物を収容したバスケットをコンベ
アに沿って洗浄槽上およびリンス槽上および乾燥室に順
次移動させるようにした洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】フロンやトリクロロエタンなどの有機溶
剤が、ガラス,プラスチック,金属などの工業用洗浄に
多量に使用されていた。近年、オゾン層の破壊,地球環
境汚染等の関係から、これら溶剤の使用が制限されるこ
とになり、これに代る洗浄剤の開発が要望されている。
また、アルカリ洗浄液を用い、超音波式,噴流式,スプ
レー式などの手段によって前記各部品の洗浄がおこなわ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記したような従来の
洗浄方法では、洗浄に時間がかかり、能率的ではなかっ
た。 また、被洗浄物を洗うための洗浄液を収容する洗浄
槽と、該洗浄槽の洗浄液を被洗浄物から洗い流すリンス
槽と、洗浄した被洗浄物を乾燥させる乾燥室とを備 え、
被洗浄物を収容したバスケットをコンベアに沿って洗浄
槽上およびリンス槽上および乾燥室に順次移動させるよ
うにした洗浄装置のように、洗浄,リンス,乾燥作業を
一連に行う洗浄装置の場合には、洗浄やリンスに時間が
かかると、洗浄から乾燥までの一連の作業がを効率的に
かつ迅速に行うことができなくなるだけでなく、不具合
があった。しかも、前記洗浄から乾燥まで一連に行う装
置の場合には、被洗浄物は洗浄液がかなり付着したまま
リンス槽内に持ち込まれるので、洗浄液の消耗が早くな
るとともに、リンス液の汚れの進行が早くなり、洗浄液
およびリンス液を経済的に使用することができなくなる
ことがあった。一方、前記したフロン等の有機溶剤の使
用が制限され、これに代る同等の性能と取扱のできる安
全な洗浄剤が開発されていないので、このような状況の
もとでは能率的な洗浄装置の開発が望まれていた。本発
明は、前記事情に鑑みてなされたもので、洗浄,リン
ス,乾燥の一連の作業を効率的にかつ迅速に行うことが
できるとともに、洗浄液およびリンス液を経済的に使用
することができる洗浄装置を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、前記目的を
達成するために、被洗浄物を洗うための洗浄液を収容す
る洗浄槽と、該洗浄槽の洗浄液を被洗浄物から洗い流す
リンス槽と、洗浄した被洗浄物を乾燥させる乾燥室とを
備え、被洗浄物を収容したバスケットをコンベアに沿っ
て洗浄槽上およびリンス槽上および乾燥室に順次移動さ
せるようにした洗浄装置において、複合振動を与える手
段を備えた振動板と、該振動板を吊下げる防振スプリン
グと、該振動板の下部にあって前記バスケットを保持す
る支持手段と、該支持手段に前記バスケットを固定する
抑え手段と、前記バスケットを下方へ降ろす昇降手段と
を、前記洗浄槽およびリンス槽上にそれぞれ備え、もっ
て、前記バスケットを前記昇降手段によって降ろして被
洗浄物を洗浄液に浸漬しているときには前記振動を与え
る手段によって与えられる振動により洗浄作用を促進さ
せ、前記被洗浄物を洗浄液から引き上げたときには前記
振動を与える手段によって与えられる振動により前記被
洗浄物から洗浄液の水切り作用を行なわせる ようにして
いる。
【0005】
【作用】本発明の装置によって、洗浄液中に浸漬した被
洗浄物に全方向にわたって複合振動を与えて、その洗浄
作用を促進させるとともに、被洗浄物を洗浄液から引き
上げたときには複合振動により洗浄液を振り落とす、い
わゆる水切り作用を行なわせている。
【0006】
【実施例】図1及び図2は本発明に係る洗浄装置の実施
例を示す。図において、1はアルカリ洗浄液を収容した
超音波洗浄槽、2,3はアルカリ洗浄液を洗い流す各
ンス槽、4,5は乾燥装置室である。7はこれらの洗浄
槽1の上方およびリンス槽2,3の上方および乾燥装置
室4の上部の乾燥室4eに連設されたローラーコンベア
である。9は被洗浄物を収容する網状のバスケットで、
該バスケット9はシリンダー10によって、ローラーコ
ンベア7上を左右に移動できるように構成してある。な
お、前記超音波洗浄槽1は底部に超音波振動子1aが設
けてある。前記乾燥装置室には、上方に熱風を噴射す
る熱風噴射口4aが設けてあり、該熱風噴射口4aにヒ
ーター4b、ファン4c、吸入口4dが連設してある。
前記超音波洗浄槽1およびリンス槽2,3および乾燥装
置室4の上部には、振動装置30がそれぞれ配設してあ
り、12はこれら振動装置30の上部並びに周囲を覆う
フレームである。
【0007】振動装置30において、31はフレーム1
2に一端を固定した複数のガイドポール、32はガイド
ポール31を貫挿した保持板、33はゴムブッシュ、3
4はフレーム12の上部に固定した作動用のシリンダ
ー、35はシリンダー34の作動ロッド、36は作動ロ
ッド35と前記保持板32との間に介設したタイヤカッ
プリングである。また、40は保持板32の下方に間隔
を置いて設けた振動板、41,42は振動板40上に固
定したバイブレーションモータ(以下モータと略記す
る)で、振動板40に対して上下振動と水平振動とを与
える位置に設けてある。たとえば振動板40の上面に直
角方向に立設した取付板41aに、モータ41を図示の
ように固定し、他方、モータ42は振動板40上に直接
固定してある。すなわち、モータの回転軸の軸線が互い
直交する位置に配設してあり、これにより、モータ4
1による振動面とモータ42による振動面を互いに直交
させて、振動板40に全方向の振動(複合振動)を与え
るようになっている。
【0008】43は保持板32と振動板40との間に介
設し両者を連絡支承する複数の防振スプリング、45は
同じく保持板32と振動板40とが離れすぎないように
一定位置でストップさせる複数のストッパである。な
お、振動板40の四隅にはガイドポール31を挿通する
穴40aがそれぞれ設けてある。46は振動板40上に
設けた作動用のシリンダー、47は該シリンダー46の
作動ロッド、48は作動ロッド47の下端に設けた抑え
板である。この抑え板48は上下に移動し、収容したバ
スケット9を上方から押え付ける役目をする。50は振
動板40の下部に設けたL状の支持フレームで、該支持
フレーム50は、その水平部50aに複数のローラ51
を配列してあり、該ローラ51上に前記バスケット9が
載置できるように構成してある。
【0009】また、55は入口の扉で、シリンダー56
によって上下方向に開閉される。また、57は出口の扉
で、シリンダー58によって上下方向に開閉される。5
9は出口に設けたエアカーテンである。なお、バイブレ
ーションモータ41,42に代って、電磁バイブレータ
や空気式バイブモータなどの振動発生装置を用いても
よい。要は、これらの振動発生装置が、バイブレーショ
ンモータ41,42の場合と同様に、振動方向が互いに
直交し、振動板40に全方向の振動(複合振動)を与え
るように配設されれば良い。これらのバイブレータや空
気式バイブロモータは、振幅の調製が簡単にできるとと
もに、微振動(微振幅)を起すことができるため、精密
部品同士の振動・衝突が原因で起る打痕の防止に都合が
よい。
【0010】この洗浄装置は次の要領で作業をおこな
う。まず被洗浄物を収容したバスケット9をローラーコ
ンベア7上に載置し、これをシリンダー10によって超
音波洗浄槽1の上部まで移動させる。なお、事前にフレ
ーム12のシリンダー56を作動させ入口の扉55を上
方に引き上げて開放しておく。超音波洗浄槽1の上部に
は、ローラーコンベア7の水平位置と同じ位置に、振動
装置30の支持フレーム50に支えられた複数のローラ
51があり、該ローラ51上にバスケット9が移動した
状態となっている。次に、シリンダー34を作動させる
ことによって、振動装置30はガイドポール31に案内
されて下降し、支持フレーム50に保持されたバスケッ
ト9を超音波洗浄槽1の洗浄液中に水没(浸漬)させ、
図1の状態とする。なお、水没に先だってシリンダー4
6を作動させて抑え板(抑え手段)48によってバスケ
ット9をローラ51上に押しつけ固定しておく。
【0011】次に振動装置30を作動させ(即ちモータ
41,42を回転させ)、全方向にわたって振動を与え
る。この結果、バスケット内の被洗浄物は振動し、被洗
浄物間に、間欠的かつ繰り返して間隙を作り、かつ閉塞
するという現象を起す。したがって、洗浄液は被洗浄物
のこの間隙に流入,流出の繰返しを、その振動数(2,
000〜30,000回/分)だけ与えるので、各洗浄
物の間隙に速い洗浄液の流れが生ずる。そのため、強力
な洗浄作用が発生する。たとえば、多数の重なり合った
被洗浄物(ワッシャー類,小ネジ類,ペン先,カメラ・
複写機・テレビ・ビデオ等々の精密機械部品)の微細な
金具類などには特に優れた洗浄効果(脱脂作業)を発揮
する。次にシリンダー34を上方に作動させて、バスケ
ット9を引き上げ、次のリンス槽2の上部に移動させ
る。ここにも同様な振動装置が配置されており、同様に
支持フレーム50の複数のローラ上にバスケット9が位
置した状態となる。
【0012】以下、同じ要領でリンス槽2内の洗浄液に
沈め、付着,残留しているアルカリ洗浄液を洗い流す。
最後に、乾燥装置室4の上部にバスケット9を移動さ
せ、そこで乾燥装置を作動させ、熱風噴射口4aより上
方のバスケット9内の被洗浄物に対して熱風を吹き付け
て乾燥させる。乾燥処理が終了したあとはシリンダー5
8を作動させ、出口の扉57を開きフレーム12の外へ
移動させる。なお、前記各洗浄槽1およびリンス槽2,
3は、それぞれ独立した昇降機構を備えており、これら
は被洗浄物の種類や洗浄条件に応じてその槽の数,組合
せを適宜えらび洗浄をおこなえばよい。本実施例では、
被洗浄物を収容したバスケット9が洗浄槽1またはリン
ス槽2,3内に位置されている間は勿論、該バスケット
を大気中に吊り上げているときにも複合振動を与えてい
る。これにより、洗浄液中にバスケット9を浸漬してい
るときには、複合振動によって洗浄作用を促進させるこ
とができ、バスケット9を大気中に吊り上げて次の工程
に移動させるときには、複合振動によって被洗浄物の洗
浄液が振り落とされて、いわゆる物理的な水切り作用を
得ることができる。このため、洗浄工程における洗浄液
を次ぎのリンス工程まで持ち込む量が少なくなるので、
リンス液が洗浄液によって汚されるのを可及的に防止す
ることができるとともに、洗浄液を洗い落とすリンス作
業を迅速に行うことができ、しいては、乾燥室4e内に
おける被洗浄物の乾燥作業も迅速に行うことが可能とな
る。
【0013】次に他の実施例について説明する。この装
置は被洗浄物を収容したバスケットを回転させながら振
動を与えて洗浄をおこなう方式である。なお、前記実施
例と同一部品は同一符号を付して説明を省略する。図3
〜図5において、109は被洗浄物を収容する網状で円
筒状のバスケットで、該バスケット109は軸15に両
側に突出する軸部109aを設けてあり、その軸部10
9aにやや軸径の大きい軸部109bをそれぞれ設けて
ある。また、一方の軸部109aの端部寄りに歯車16
0が設けてある。107は前記バスケット109の軸部
109aを転動せしめるレールである。130は振動装
置、140は振動板である。振動板140は、前記バス
ケット109を支持する枠状の支持フレーム150を下
方に設けてある。この支持フレーム150は前記バスケ
ット109の軸部109aの両端部を支承する下端部1
50aを内側にそれぞれ設けてある。この支持フレーム
150の下端部150aの上面は、振動装置130が上
昇して上限位置にあるとき、前記レール107の上面と
同一平面上にあるようにしてある。146は振動板14
0上に設けた作動用の一対のシリンダー、147はそれ
ぞれのシリンダー146の作動ロッドであり、これらは
作動ロッド146は前記バスケット109の軸部109
aの直上に配置してあり、この作動ロッド147の先端
に逆V字状の抑え金具(抑え手段)161を設け、この
抑え金具161によって軸部109aの軸部109bを
上方から抑えるように構成し、バスケット109を支持
フレーム150に固定するようになっている。
【0014】162は槽底部に設けたスタンド、163
はスタンド162上に回転自在に支持された歯車であ
る。歯車163の軸部163aは端部にスプロケットホ
イル164を設けてあり、該スプロケットホイル164
はチェーン等の伝動手段を介して、槽上部に配設したギ
ヤードモータ165に連動している。なお、166はス
タンド162上に間隔を置いて配設された一対のホイー
ルである。この実施例では、まずシリンダー10によっ
てバスケット109を転動させて振動装置30の支持フ
レーム150の下端部150a上に移動させたあと、シ
リンダー146を作動させて抑え金具161によってバ
スケット109の軸部109bを抑えて固定する。次に
これを洗浄槽内に沈めると、バスケット109の軸部に
固定してある歯車160が、槽底部に設けた歯車163
に歯合った状態となる。この状態でギヤードモータ16
5を作動せしめると、バスケット109は回転を始め
る。同時に振動装置130を作動させると、バスケット
109は回転しながら、全方向の振動を受けることにな
る。
【0015】以上のように本発明に係る洗浄装置によれ
ば、次のような利用,応用が可能である。すなわち、洗
浄槽,リンス槽,乾燥室は、各々独立機構を有したパッ
ケージ式,モジュール型とし、被洗浄物のタクトタイ
ム,条件により、各槽や室の数を設定し連結することで
各種条件や用途に対応させることができる。また水平方
向に、コンベヤ上の被洗浄物を移動させながら振動、特
にエキセントリックな振動を与え、各セクションで洗浄
液やリンス液を四方から高圧にて吹き付けたり、また乾
燥についても同じ要領で熱風を吹き付けたり、さらにこ
れら振動・洗浄・リンス・乾燥をコンベヤ等を用いて一
工程でおこなうことも可能である。また、移動時間につ
いても、バイブレータの振幅を変えることにより任意に
設定することも可能である。
【0016】
【発明の効果】本発明に係る洗浄装置によれば、被洗浄
物を収容したバスケットが洗浄槽またはリンス槽内に位
置されている間は勿論、該バスケットを大気中に吊り上
げているときにも複合振動を与えるようにしている。こ
れにより、洗浄液中にバスケットを浸漬しているときに
は、複合振動によって洗浄作用を促進させることがで
き、バスケットを大気中に吊り上げて次の工程に移動さ
せるときには、複合振動によって被洗浄物の洗浄液が振
り落とされて、いわゆる物理的な水切り作用を得ること
ができる。このため、洗浄工程において被洗浄物に付着
した洗浄液を次ぎのリンス工程まで持ち込む量が少なく
なるので、洗浄液が早く消耗するのを抑制することがで
きるとともに、リンス液の汚れの進行を遅くすることが
できる。このため、洗浄液およびリンス液を経済的に使
用することが可能となり、しいては、乾燥室内における
被洗浄物の乾燥作業も迅速に行うことが可能となる。し
たがって、本発明では、洗浄,リンス,乾燥の一連の作
業を効率的にかつ迅速に行うことができる。 さらに、本
発明では、洗浄槽内に被洗浄物を浸漬したあと、複合振
動を与えて全方向に振動させるようにしたので、洗浄力
や洗浄時間が短縮され、洗浄能力が向上する。また、
発明では、振動の振幅を調製することができるので、被
洗浄物に応じて微振動を起すことができ、精密部品など
の振動による打痕等の発生を防止することができる。
えて、洗浄液中に浸漬した状態でバイブレーション振動
を与えることにより、被洗浄物は揺動し、被洗浄物間に
間隙が間欠的にかつ繰り返し作られたり閉塞したりする
現象を起すため、洗浄液の被洗浄物の間隙への流入およ
び吐出が振動数だけ起り、洗浄効果は極めて大きい。
らにまた、前記洗浄機能に加えて、被洗浄物自体に回転
動作(バレル式)を与える場合は、より複雑、かつ不規
則な振動と揺動を起すので、大きな洗浄効果を得ること
ができるとともに洗浄時間の大幅な短縮化を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る洗浄装置の一実施例を全体的に示
す図である。
【図2】図1の装置の側面を示すである。
【図3】本発明に係る洗浄装置の図1に対応する他の実
施例を一部省略して示す図である。
【図4】図3の装置の側面を示すである。
【図5】図3における抑え金具を拡大して示す図であ
る。
【符号の説明】
1 超音波洗浄槽 2,3 リンス槽 4 乾燥装置室4e 乾燥室 7 ローラーコンベア 9 バスケット 30 振動装置 32 保持板 40 振動板 41,42 バイブレーションモータ 43 スプリング48 抑え板(抑え手段) 50 支持フレーム 51 ローラ109 バスケット 161 抑え金具(抑え手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B08B 3/00 - 3/14

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被洗浄物を洗うための洗浄液を収容する
    洗浄槽と、該洗浄槽の洗浄液を被洗浄物から洗い流すリ
    ンス槽と、洗浄した被洗浄物を乾燥させる乾燥室とを備
    え、被洗浄物を収容したバスケットをコンベアに沿って
    洗浄槽上およびリンス槽上および乾燥室に順次移動させ
    るようにした洗浄装置において、 複合振動を与える手段を備えた振動板と、該振動板を吊
    下げる防振スプリングと、該振動板の下部にあって前記
    バスケットを保持する支持手段と、該支持手段に前記バ
    スケットを固定する抑え手段と、前記バスケットを下方
    へ降ろす昇降手段とを、前記洗浄槽およびリンス槽上に
    それぞれ備え、もって、前記バスケットを前記昇降手段
    によって降ろして被洗浄物を洗浄液に浸漬しているとき
    には前記振動を与える手段によって与えられる振動によ
    り洗浄作用を促進させ、前記被洗浄物を洗浄液から引き
    上げたときには前記振動を与える手段によって与えられ
    る振動により前記被洗浄物から洗浄液の水切り作用を行
    なわせることを特徴とする洗浄装置。
  2. 【請求項2】 前記複合振動を与える手段として複数の
    バイブレーションモータを用い、これらのバイブレーシ
    ョンモータを、それらの振動方向が互いに直交するよう
    に配置したことを特徴とする請求項1に記載の洗浄装
    置。
  3. 【請求項3】 前記バイブレーションモータに替えて、
    電磁バイブレータまたは空気式バイブロモータを用いた
    ことを特徴とする請求項1に記載の洗浄装置。
  4. 【請求項4】 複合振動を与える手段を備えた振動板
    と、該振動板を吊下げる防振スプリングと、振動板の下
    部にあって洗浄液に浸漬する被洗浄物の支持手段と、被
    洗浄物の昇降手段とを備えた洗浄装置において、前記複
    合振動を与える手段として複数のバイブレーションモー
    タを用い、これらのバイブレーションモータを、それら
    の回転軸の軸線が互いに直交するように配置したことを
    特徴とする洗浄装置。
  5. 【請求項5】 前記バイブレーションモータに替えて、
    電磁バイブレータま たは空気式バイブロモータを用い、
    それらの振動方向が互いに直交するように配置したこと
    を特徴とする請求項4に記載の洗浄装置。
  6. 【請求項6】 複合振動を与える手段を備えた振動板
    と、該振動板を吊下げる防振スプリングと、振動板の下
    部にあって洗浄液に浸漬する被洗浄物の支持手段と、被
    洗浄物の昇降手段と、被洗浄物を収容する回転可能なバ
    スケットと、該バスケットを洗浄液内で回転させる手段
    とを備えたことを特徴とする洗浄装置。
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