JPH05273769A - ドラム洗浄方法 - Google Patents

ドラム洗浄方法

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Publication number
JPH05273769A
JPH05273769A JP6873392A JP6873392A JPH05273769A JP H05273769 A JPH05273769 A JP H05273769A JP 6873392 A JP6873392 A JP 6873392A JP 6873392 A JP6873392 A JP 6873392A JP H05273769 A JPH05273769 A JP H05273769A
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JP
Japan
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drum
outer peripheral
peripheral surface
cleaning
pure water
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6873392A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Morimoto
英治 森本
Yasuhide Ono
泰秀 大野
Masaru Watanabe
優 渡辺
Kazuyoshi Osawa
一嘉 大沢
Takafumi Yamaji
啓文 山地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mita Industrial Co Ltd filed Critical Mita Industrial Co Ltd
Priority to JP6873392A priority Critical patent/JPH05273769A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】洗浄液により洗浄されたドラム外周面を、すす
ぎ液により跳ね返りを抑制しつつ全周を均一に洗浄す
る。 【構成】鉛直状態に保持されて回転されているドラム4
に対して、ドラム4の上方に配置されたノズル60から純
水がドラム4外周面にその軸方向に沿って噴射される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、電子写真複写
機に使用される感光体ドラムを製造する際に使用される
ドラム洗浄装置において、外周面に感光層が形成される
アルミニウムドラム等に塗布液を塗布する前に実施され
るドラム洗浄工程の後に実施されるすすぎ洗浄等のドラ
ム洗浄方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真複写機等の画像形成装置に使用
される感光体ドラムは、通常、アルミニウムドラムの外
周面に、感光性物質を含有する塗布液を塗布することに
より、感光層を形成して製造される。この塗布液を塗布
する際に、アルミニウムドラムに汚れ等が付着している
と、その汚れ等によって形成される感光層が悪影響を受
ける。そのため、アルミニウムドラムは、塗布液が塗布
される前にドラム洗浄装置により洗浄される。
【0003】ドラムの洗浄には、通常、図25に示すよ
うに、円柱状をした一対のリテーナ110および120によっ
てドラム100が上下方向から挟持されて、鉛直状態に保
持される。各リテーナ110および120は、中央部にドラム
100内に間隙113および123を有して嵌入し得る円柱状の
突出部112および122をそれぞれ有しており、各突出部11
2および122の周囲の支持面111および121にドラム100の
上端面および下端面が圧接される。そして、少なくとも
一方のリテーナ110または120を回転駆動してドラム100
を回転させ、回転するドラム100の外周面に、回転およ
び軸方向への往復移動されるブラシローラ(図示せず)
が圧接されて、該ブラシローラに洗浄液を吹き付けられ
ることにより、ドラム100の外周面が洗浄されるように
なっている。
【0004】ブラシローラによってドラム100が洗浄さ
れると、1つの純水ノズル130からポンプ140によって送
給されるすすぎ液としての純水が、回転されているドラ
ム100に、所定の吐出量で所定時間にわたって吹き付け
られて、該ドラム100の外周面に付着した洗剤成分を洗
い流すすすぎ洗浄が行われる。純水ノズル130は、ドラ
ム100外周面に対して斜め上方から放射状に純水を噴射
するようになっている。その後に、洗浄されたドラム10
0が次の工程へと搬送される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような洗浄装置に
おけるすすぎ洗浄では、予め設定された所定の吐出量で
所定の時間にわたって純水ノズル130から純水が噴射さ
れることにより、ドラム100外周面の洗浄が終了する。
このために、純水ノズル130は、ドラム100外周面が確実
にすすぎ洗浄されるように、ドラム100外周面に対して
適切な位置および角度に調整して取り付ける必要があ
る。しかしながら、純水ノズル130を調整して取り付け
ているにも拘らず、ドラム100外周面が均一にすすぎ洗
浄されないおそれがある。
【0006】本発明はこのような問題点を解決するもの
であり、その目的は、すすぎ液によってドラム外周面を
全周にわたって短時間で均一にすすぎ洗浄し得るドラム
洗浄装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のドラム洗浄方法
は、鉛直状に支持されたドラム外周面を洗浄液によって
洗浄した後に、回転された状態の該ドラム外周面にすす
ぎ液を吹き付けて該ドラム外周面をすすぎ洗浄するドラ
ム洗浄方法であって、前記すすぎ液が、ドラム外周面の
上方から該外周面に沿って下方へと噴射されることを特
徴としてなり、そのことにより、上記目的が達成され
る。
【0008】また、本発明のドラム洗浄方法は、鉛直状
に支持されたドラム外周面を洗浄液によって洗浄した後
に、該ドラムの外周面にすすぎ液を吹き付けて該ドラム
外周面をすすぎ洗浄するドラム洗浄方法であって、前記
すすぎ液が、該ドラムの放射方向に対して傾斜した状態
で、該ドラム外周面に吹き付けられることを特徴として
なり、そのことにより、上記目的が達成される。
【0009】
【作用】本発明のドラム洗浄方法では、回転されている
鉛直状態のドラムに対して、上方から該ドラム外周面に
沿って噴射されるすすぎ液により、該ドラム外周面全体
が均一にすすぎ洗浄される。
【0010】また、本発明のドラム洗浄方法では、ドラ
ムの放射方向に対して傾斜した状態ですすぎ液が噴射さ
れることにより、該ドラムの外周面が全周にわたって均
一に洗浄される。
【0011】
【実施例】本発明の実施例について以下に説明する。本
発明のドラム洗浄方法は、図1および図2に示すドラム
洗浄装置によって実施される。該ドラム洗浄装置は、洗
浄室1と、一対のアルミニウム製ドラム4を保持して該
洗浄室1内に搬入および搬出するドラム搬送ユニット40
と、該ドラム搬送ユニット40にて洗浄室1内に搬入され
た各ドラム4をチャックして回転させるように該洗浄室
1内に設けられた一対のチャックユニット10および10
と、各チャックユニット10にてそれぞれチャックされて
回転される各ドラム4をそれぞれ洗浄する一対の洗浄ユ
ニット20および20と、を有する。洗浄室1の外部に位置
する一対のドラム4および4は、該ドラム搬送ユニット
40に載置されて、図2の矢印B方向へ移動されて洗浄室
1内へと搬入される。洗浄室1内に設けられた洗浄ユニ
ット20は、各ドラム4の洗浄室1内への搬入方向とは直
交する方向である図3の矢印A方向への移動可能になっ
ている。
【0012】洗浄室1は、図3および図4に示すよう
に、直方体状に枠組みされており、ドラム4が搬入され
る前面および該前面に対向する後面とが、透明な前面カ
バー1dおよび後面カバー1fによって覆われており、前面
と後面との間の対向する各側面がそれぞれ透明な側面カ
バー1eによって覆われている。さらに、洗浄室1の上面
は、透明な上面カバー1gで覆われている。前面カバー1d
にはドラム4の搬入口1k(図3参照)が開口している。
【0013】該洗浄室1の下部には、下部支持板1aが水
平状態で設けられており、また、洗浄室1の上下方向中
央部には中央支持板1bが水平状態で設けられている。下
部支持板1aには、前面カバー1dの搬入口1kから洗浄室1
の外方へ延出するブラケット1hが連結されており、この
ブラケット1h上には、ドラム搬送ユニット40等を支持す
る搬送系支持板1cが、該ブラケット1hからドラム搬入口
1kを通って下部支持板1a上に延びた状態で固定されてい
る。また、下部支持板1aの下側には、上方から落下する
排液を受けとめるための排液タンク7が設けられてい
る。さらに、洗浄室1内の底面の各隅部には、移動用の
キャスター2と高さ調整用のアジャスター3とがそれぞ
れ設けられている。
【0014】ドラム4を搬送するドラム搬送ユニット40
は、図2に示すように、搬送系支持板1c上に沿って設け
られた支持台41を有している。この支持台41は、図5お
よび図6に示すように、各側面の上部には、ドラム搬送
方向に沿って延びる案内溝41aおよび41aがそれぞれ設け
られており、各案内溝41aに、支持台41の上面を跨ぐパ
レット42の各側部がスライド可能に嵌合している。支持
台41内には、サーボモータおよびドラム搬送方向に延び
るボールネジ(いずれも図示せず)が設けられており、
パレット42が該ボールネジにネジ結合されている。従っ
て、サーボモータが回転駆動されてボールネジが回転さ
れることにより、パレット42が各案内溝41aに沿って移
動される。そして、サーボモーターが停止されることに
より、パレット42が任意の位置にて停止されるようにな
っている。
【0015】パレット42上には、ドラム搬送方向に適当
な間隔をあけた一対の支持シャフト44および44が、それ
ぞれ鉛直状態で取り付けられており、各支持シャフト44
の上端部には、鉛直状態になったドラム4の下端部を支
持する下部リテーナ45が取り付けられている。各下部リ
テーナ45は、図7に示すように、円筒状をしており、各
下部リテーナ45と支持シャフト44との間に介在されたベ
アリング47によって、それぞれ支持シャフト44に対して
回転されるようになっている。下部リテーナ45は、支持
されるドラム4の下端面を支持する下部の支持台部46
と、該ドラム4の内部に嵌入するように該支持台部46か
ら上方へ突出した突出部49と、該突出部49の上部に嵌合
されたキャップ部48と、を有している。支持台部46は、
上部の外周面が上方になるにつれて順次縮径するテーパ
ー面46aとなっており、中央部の外周面が一定外径の直
円柱状になっている。また、下部外周面は、下方になる
につれて順次縮径するテーパー面46bとなっている。そ
して、上部テーパー面46a上に鉛直状態になったドラム
4の下端面が載置されて支持されるようになっている。
【0016】ドラム搬送ユニット40は、図2に示すよう
に、洗浄室1の外部に位置する端部において、各下部リ
テーナ45のテーパー面46a上にドラム4がそれぞれ載置
され、各ドラム4が下部リテーナ45上に載置されたこと
が各ドラムセンサー50によって確認されると、パレット
42が支持台41の各案内溝41aに沿って移動される。そし
て、各ドラム4が洗浄室1内の各チャックユニット10に
おけるドラムをチャッキングし得る位置に到達すると、
パレット42の移動が停止される。
【0017】図5に示すように、洗浄室1の前面カバー
1dに設けられたドラム搬入口1kの側方には、上下方向に
所定の間隔をあけて、水平状態になった一対の連結部材
53および53の一方の端部が取り付けられている。各連結
部材53はそれぞれ伸縮可能になっており、その他方の端
部には、ドラム搬入口1kのほぼ全体を覆い得る大きさに
なった例えば透明なアクリル板製のシャッター54が連結
されている。また、上側の連結部材53の上方には、水平
状態になったシャッター開閉用シリンダ55が設けられて
おり、該シャッター開閉用シリンダ55のピストンロッド
55aが、シャッター54の上端部に連結されている。従っ
て、シャッター開閉用シリンダー54のピストンロッド54
aが進出することにより、シャッター54が水平移動し、
図5に二点鎖線で示すように、ドラム4の搬入口1kが該
シャッター54により覆われた状態になる。
【0018】ドラム搬送ユニット40によって搬送された
ドラム4をチャッキングする各チャックユニット10は、
図2に示すように、洗浄室1内にてドラム搬送方向に並
設されており、各チャックユニット10内をドラム搬送ユ
ニット40が挿通している。各チャックユニット10は、図
8に示すように、直方体状に枠組みされたフレーム11を
それぞれ有している。各フレーム11は、ドラム搬送ユニ
ット40の搬送方向に延びる一対の支持板12および12によ
って、洗浄室1の下部支持板1a上にスライド可能に支持
されている。下部支持板1a上には、図9および図10に
示すように、ドラム搬送方向(図10の矢印B方向)に
延びる一対のボールネジ13および13が、ドラム搬送方向
と直交する方向に適当な間隔をあけて水平状態で架設さ
れている。各ボールネジ13は、各フレーム11の底部にそ
れぞれ固定されたナット部材14に噛み合っており、各ナ
ット部材14が各フレーム10の底面にそれぞれ連結されて
いる。各ボールネジ13の一方の端部には操作レバー13a
が設けられており、該操作レバー13aを回転操作するこ
とによって各ボールネジ13が回転される。そして、各ボ
ールネジ13が回転されることによりナット部材14がボー
ルネジ13の軸方向へと移動されて、各フレーム11が一体
となってドラム搬送方向へと移動される。そして、各フ
レーム11がドラム搬送ユニット40および後述の洗浄ユニ
ット30に対して所定の位置となるように位置決めされ
る。
【0019】フレーム11の上部には、図8および図9に
示すように、仕切板11aが水平状態で設けられており、
この仕切板11aのドラム搬送ユニット40上に位置する側
部には、2本の回転軸15aが、ドラム搬送方向に所定の
間隔をあけて、それぞれ回転可能に貫通している。そし
て、各回転軸15aの下端部に、ドラム搬送ユニット40に
て搬送される各ドラム4の上端部に嵌合してた各ドラム
をチャッキングする上部リテーナ15がそれぞれ設けられ
ている。各回転軸15aの上端部は、フレーム11の上面に
配置された昇降用シリンダ15bにそれぞれ連結されてお
り、該昇降用シリンダ15bにより回転軸15aが昇降駆動さ
れるようになっている。また、回転軸15aには仕切り板1
1aの上面に沿うようにスプロケット15cが取り付けられ
ている。仕切板11aにおけるドラム搬送ユニット40の上
方領域からの遠方側には、ドラム回転用モーター15dが
設けられており、該モーター15dの出力軸にスプロケッ
ト15eが取り付けられている。そして、該スプロケット1
5eと回転軸15aに取り付けられたスプロケット15cとの間
に、チェーン15fが巻き掛けられており、該モーター15d
によって回転軸15aが回転駆動されるようになってい
る。
【0020】ドラム4の上端部を保持する上部リテーナ
15は、図11に示すように、円柱状になった上部に連続
する下部外周面が、下方になるにつれて順次縮径したテ
ーパー面16になっている。このような上部リテーナ15
は、下部リテーナ45のテーパー面46上に各ドラム4が載
置されて、所定のチャッキング位置に搬送されると、昇
降用シリンダ15bが駆動されることにより下降される。
そして、該上部リテーナ15が下降されることにより、該
上部リテーナ15のテーパー面16がドラム4の上端部に嵌
合され、さらに、該上部リテーナ15が下降されることに
より、該上部リテーナ15は、ドラム4を下部リテーナ45
に押し付けて該ドラム4を確実にチャッキングされる。
そして、このような状態で、回転軸15aが回転されるこ
とにより、ドラム4が回転される。
【0021】各チャックユニット10のフレーム11には、
図8に示すように、鉛直状態で固定されたロッド61がそ
れぞれ設けられている(図8には一方のチャックユニッ
ト10のフレーム11に設けられたロッド61が現れてい
る)。各ロッド61の中程には、図1および図9に示すよ
うに、水平状態となったアーム62が取り付けられてお
り、各アーム62の先端部に、純水ノズル60がそれぞれ取
り付けられている。
【0022】各純水ノズル60は、図12に示すように、
上部リテーナ15と下部リテーナ45との間にチャッキング
されたドラム4の軸方向に沿って純水がドラム外周面に
吹き付けられるように、該ドラム4の上方に噴射口を下
方に向けて取り付けられている。各純水ドラム60から
は、噴射される純水が放射状に広がらないように、所定
の流速で純水が噴射されるようになっており、噴射され
る純水によってドラム外周面に付着した洗剤成分が洗い
流される。
【0023】各ドラム4を洗浄する各洗浄ユニット20
は、各チャックユニット10に対向して洗浄室1内にそれ
ぞれ設けられており、図13に示すように、その下方に
配置された洗浄用搬送ユニット30によって各チャックユ
ニット10に対して接離するようになっている。そして、
各洗浄ユニット20が各チャックユニット10に接近した際
に、各チャックユニット10にてチャッキングされたドラ
ム4に接触するブラシローラ21が、各チャックユニット
10側の側部に鉛直状態で支持されている。
【0024】洗浄用搬送ユニット30は、チャックユニッ
ト10に接離する方向に延びる箱状の架台部31を有してお
り、該架台部31の各側面の上部には、案内溝31aおよび3
1aがその長手方向に沿って設けられている。各案内溝31
aには架台部31の上面を跨ぐパレット32の各端部がスラ
イド可能に嵌合している。架台部31の内部には、サーボ
モータ35およびボールネジ33が設けられている。ボール
ネジ33はサーボモータ35の出力軸に連結されており、該
サーボモータ35によって回転される。該ボールネジ33に
は、パレット32に取り付けられたナット部材34が螺合し
ており、ボールネジ33が回転することによりナット部材
34がボールネジ33の軸方向へと移動されて、パレット32
が架台部31の各案内溝31aに沿ってスライドされる。サ
ーボモータ35は、ブラシローラ21の外周部がドラム4の
外周面に僅かに接触する粗洗浄位置と、その後に該ブラ
シローラ21がドラム4に密接される仕上げ洗浄位置と、
にパレット32を停止させるようになっている。
【0025】パレット32における該パレット32の移動方
向と直交する方向の各側部上には、図14および図15
に示すように、ステンレス鋼板製の三角形状をした一対
のブラケット22および22が立設されている。各ブラケッ
ト22はパレット32からチャックユニット10から離れる方
向へと延出しており、図16に示すように、各三角形ブ
ラケット22の内側面には、それぞれ上下方向に長く延び
る固定側板22aおよび22aが取り付けられている。各固定
側板22aは、ブラケット22の上方へと延びている。各固
定側板22a間のパレット32上には、図14に示すよう
に、出力軸を水平としたブラシ昇降用モータ23が取り付
けられており、該ブラシ昇降用モーター23の出力軸に
は、図15に示すように、プーリー23eが固定されてい
る。また、各固定側板22aの上部間には、固定側ブラケ
ット22dが架設されており、該固定側ブラケット22dのド
ラムユニット10とは反対側である裏面には、図16に示
すように、プーリー22eが回転可能に支持されている。
そして、該プーリー22eと、ブラシ昇降用モーター23に
取り付けられたプーリー23eとの間に、昇降用ベルト23b
が巻き掛けられている。各固定側板22aの上部外側面に
は、平板状のガイドレール22bがそれぞれ取り付けられ
ており、各ガイドレール22b間には、各ガイドレール22b
によって各側部が案内される可動側ブラケット22fが、
上下方向へのスライド可能に設けられている。そして、
該可動側ブラケット22fが取付ブロック23cによって昇降
用ベルト23bに連結されており、該昇降用ベルト23bの昇
降によって該可動側ブラケット22fが昇降されるように
なっている。
【0026】該可動側ブラケット22fの各側部の外側面
には、上下方向に延びる可動側板22cおよび22c
が、各ガイドレール22bで案内されて昇降するように、
それぞれ取り付けられており(図14)、可動側ブラケ
ット22fが昇降することにより、上下方向に長く延びる
各可動側板22cが昇降される。このようなブラシローラ2
1の昇降機構は、例えばABS樹脂製の防水カバー22g
(図14参照)により覆われている。
【0027】各可動側板22cの下端部には、図14に示
すように、チャックユニット10側に延出する、直角三角
形状をなすステンレス鋼板製の下部ブラケット24がそれ
ぞれ取り付けられている。また、各可動側板22cの上端
部には、チャックユニット10側および反対側へと延出す
る、ステンレス鋼板製の二等辺三角形状をなす上部ブラ
ケット24aがそれぞれ取り付けられている。各下部ブラ
ケット24および上部ブラケット24aのチャックユニット1
0側へ延出する部分の先端には、水平状の下部支持板24b
および上部支持板24cがそれぞれチャックユニット10側
へ延出するように固定されており、各支持板24bおよび2
4cの先端部間に、洗浄用のブラシローラ21が、鉛直状態
で支持されるようになっている。
【0028】上部支持板24cを貫通する駆動軸25bの上端
部には、図14に示すように、スプロケット25cが固定
されており、該上部支持板24cを一方の端部に支持する
上部ブラケット24aの他方の端部には、ブラシローラ21
を回転駆動するためのローラ回転用モーター25が、出力
軸を上方へ延出するように取り付けられている。該ロー
ラ回転用モータ25の出力軸にはスプロケット25aが取り
付けられており、図17に示すように、該スプロケット
25aと、駆動軸25bに取り付けられたスプロケット25cと
に、チェーン25fが巻き掛けられている。該チェーン25f
は、上部支持板24cの上面に回転可能に設けられたアイ
ドルスプロケット25gおよび25hによって張力が付与され
た状態になっており、ローラ回転用モータ25の動力が、
該チェーン25fによって駆動軸25bへ伝達される。そし
て、駆動軸25bが回転されることにより、該駆動軸25bに
連結された上部ロール軸21cが回転駆動されて、ブラシ
ローラ21が回転される。このようなブラシローラ21の回
転駆動機構である各スプロケット25a、25c、25g、25hお
よびチェーン25fは、例えばABS樹脂製の上部カバー
25k(図14参照)により覆われている。
【0029】下部支持板24bおよび上部支持板24cの
間には、図14に示すように、ブラシローラ21の外周面
に沿ったノズル固定板26が取り付けられている。ノズル
固定板26には、ブラシローラ21の外周面に対向して、上
下方向に等しい間隔があけられた複数の貫通孔26aが形
成されており、各貫通孔26aには洗浄液ノズル26bがそれ
ぞれ固定されている。各洗浄液ノズル26bから、ドラム
4を洗浄するための洗浄液がブラシローラ21へ噴射され
るようになっている。
【0030】このような構成のドラム洗浄装置によっ
て、ドラム4を洗浄する際には、まず、図18に示すよ
うに、ドラム搬送ユニット40のパレット42を、洗浄室1
の外部にまで搬出する。このとき、シャッター54がシャ
ッター開閉用シリンダ55によって、洗浄室1のドラム搬
入口1kが開放されるように駆動される。そして、洗浄室
1外に位置されたパレット42の各下部リテーナ45上に、
洗浄すべきドラム4を載置する。各下部リテーナ45上に
ドラム4がそれぞれ載置されると、各ドラム4の側方に
位置するドラムセンサー50が、それぞれそのような状態
を検出し、ドラム搬送ユニット40が駆動される。そし
て、パレット42がドラム搬入口1kを通って洗浄室1内へ
と移動され、各ドラム4が各チャックユニット10のチャ
ッキング位置とされる。そして、パレット42が洗浄室1
内の各チャックユニット10内に達すると、ドラム搬送ユ
ニット40によるパレット42の搬送が停止される。また、
このとき、シャッター開閉用シリンダ55が駆動されてシ
ャッター54がドラム搬入口1kを閉塞するように移動され
る。
【0031】このようにして、各ドラム4がチャックユ
ニット10内に搬送されると、昇降用シリンダ15bが駆動
されて、各回転軸15aがそれぞれ下降される。これによ
り、各回転軸15aの下端部に取り付けられた上部リテー
ナ15のテーパー面16が、各ドラム4の上端部にそれぞれ
嵌入される。その結果、図11に示すように、ドラム4
は、上部リテーナ15のテーパー面16と、下部リテーナ45
のテーパー面46との間に挟み込まれ、上部リテーナ15か
らドラム4に付加される押圧力によって、ドラム4は各
テーパー面16および46に沿って滑動する。そして、ドラ
ム4の軸心線が上部リテーナ15および下部リテーナ45の
軸心線に一致した状態になると、ドラム4の滑動が停止
して、ドラム4が鉛直状態でチャッキングされる。
【0032】このとき、下部リテーナ45上に載置されて
いるドラム4に対して、上部リテーナ15を回転させつつ
下降させることにより、テーパー面16およびテーパー面
46上をドラム4が滑動しやすくなり、ドラム4と上部リ
テーナ15および下部リテーナ45との軸心線とが、より確
実に一致される。
【0033】各ドラム4がそれぞれのチャックユニット
10によってチャッキングされた状態になると、ドラム回
転用モータ15dが回転駆動されて、上部リテーナ15が回
転駆動される。これにより、上部リテーナ15と下部リテ
ーナ45とによってチャッキングされたドラム4が回転さ
れる。ドラム4が回転状態になると、洗浄ユニット20が
動作されて、洗浄液が各洗浄液ノズル26bからブラシロ
ーラ21に吹き付けられつつ、ローラ回転用モータ25によ
りブラシローラ21が回転駆動され、さらに、ブラシ昇降
用モータ23によりブラシローラ21全体が昇降されている
状態で、洗浄用搬送ユニット30により、洗浄ユニット20
全体が各チャックユニット10に接近する方向へと移動さ
れる。そして、各洗浄ユニット20におけるブラシロール
21のブラシ毛がドラム4の外周面に僅かに接触した粗洗
浄位置に各洗浄ユニット20が達すると、各洗浄ユニット
20の移動が停止される。この粗洗浄位置では、ブラシロ
ーラ21のブラシ毛が回転されているドラム4の外周面に
軽く接触した状態になり、ブラシローラ21が各洗浄液ノ
ズル26aから洗浄液が吹き付けられつつ回転および昇降
され、これにより、該ドラム4外周面に付着した汚れ
が、ドラム4の外周面を傷付けることなく粗洗浄され
る。
【0034】なお、本実施例では、スポンジ板90がパレ
ット42の上面を覆って構成している。このために、ドラ
ム4外周面を洗浄した洗浄液は、該スポンジ板90による
跳ね返りが抑制され、洗浄後の汚染された洗浄液が跳ね
返って再びドラム4に付着することが防止される。そし
て、洗浄室1の底部へ流下する洗浄液は、該洗浄室1の
下部に設けられた排液タンク7に受け止められて外部へ
排出される。
【0035】このようなブラシローラ21による粗洗浄が
完了すると、各洗浄ユニット20が各チャックユニット10
内のドラム4にさらに接近するように移動されて、ブラ
シローラ21のブラシ毛が密着する仕上げ洗浄位置とされ
る。このような該仕上げ洗浄位置では、ブラシローラ21
のブラシ毛が回転されているドラム4に密着された状態
となり、ブラシローラ21が各洗浄液ノズル26aから洗浄
液を吹き付けられつつ回転および昇降される。これによ
り、粗洗浄工程にて完全に除去されていないドラム4上
の汚れが、ブラシローラ21によって確実に除去される。
このとき、粗洗浄工程ではドラム4の主な汚れがほぼ除
去されているために、仕上げ洗浄工程ではブラシローラ
21がドラム4の汚れで汚染されるおそれもない。
【0036】このようにして、ドラム4が洗剤成分を含
む洗浄液によって洗浄されると、図12に示すように、
ドラム4を回転させながら、純水ノズル60から純水がド
ラム4の外周面に沿って該ドラム4の軸方向に放射状に
広がることなく噴射される。これにより、ドラム4外周
面に付着している洗浄液が洗い流される。このとき、ノ
ズル60からは所定の流速で純水が噴射されており、しか
も、ドラム4外周面に沿って純水が通流するために、そ
の純水によってドラム4外周面に付着している洗浄液が
確実に洗い流される。ノズル60から噴射される純水は、
ドラム4外周面に沿って通流するために、周囲への飛散
が抑制され、しかも、純水が無駄に消費されることが防
止される。さらに、ノズル60はドラム4の上方から直下
方へ向かって純水を流下させるので、ドラム4から除去
された洗剤成分がドラム4に再付着するおそれがなく、
洗浄効果が一層促進される。
【0037】この場合にも、純水ノズル60から噴射され
てドラム4をすすぎ洗浄した純水は、スポンジ板90によ
って跳ね返りが抑制されるために、ドラム4に汚染され
て純水が再付着することが防止される。
【0038】純水によるドラム4の洗浄が終了すると、
上部リテーナ15が上昇されてドラム4のチャッキングが
解除される。そして、シャッター54がドラム搬入口1kを
開放するように動作され、その後に、ドラム搬送ユニッ
ト40が、各ドラム4を洗浄室1の外部へと搬出させるべ
く動作される。洗浄室1の外部にドラム4が搬出される
と、該ドラム4は次の工程へと搬送される。その後に、
洗浄すべきドラム4がドラム搬送ユニット40に搬入され
て、以下、前述の動作と同様の動作が繰り返されてドラ
ムが洗浄される。
【0039】次に本発明のドラム洗浄方法の第2実施例
を図19〜図20に基づいて説明する。本実施例では、
上部リテーナ15および下部リテーナ45によって鉛直状に
支持されたドラム4の外周面に、複数(例えば8つ)の
純水ノズル81によって純水を吹き付けるようになってい
る。各純水ノズル81は鉛直状態で支持されているドラム
4に嵌合された円環状の支持リング80に、周方向に等し
い間隔をあけて取り付けられている。支持リング80はド
ラム4に対してその軸方向へ相対的に移動するようにな
っている。各純水ノズル81は、図20および図21に示
すように、噴射される純水が、ドラム4外周面の接線方
向になるように、ドラム4の放射方向に対して角度θだ
け傾斜した状態で取り付けられている。各ノズル81の傾
斜角度θは、ドラム4の半径をr、ドラム4の中心Oと
ノズル81の先端の噴射口との距離をkとすると、-sin-1
(r/k)≦θ≦sin-1(r/k)に設定されている。上部リ
テーナ15と下部リテーナ45とにより鉛直状態で支持され
たドラム4は、各純水ノズル81から噴射される純水が全
外周面にわたって吹き付けられるように、昇降されるよ
うになっている。
【0040】ドラム4外周面をすすぎ洗浄する場合に
は、各純水ノズル81から噴射される純水がドラム4の外
周面に純水を吹き付けながら、ドラム4が回転されつつ
軸方向に往復移動されることによりドラム4外周面に付
着する洗剤成分が除去される。各純水ノズル81に対する
ドラム4の軸方向への往復移動が数回繰り返されること
により、ドラム4は外周面の全体にわたってすすぎ洗浄
される。その結果、ドラム4の外周面に付着している洗
剤成分が、ドラム4の外周面が全周にわたって均一に、
しかも短時間で洗い流される。
【0041】図22は本発明のドラム洗浄方法の第3実
施例の実施状態を示している。本実施例では、上部リテ
ーナ15および下部リテーナ45によって鉛直状態に支持さ
れたドラム4の側方に純水ノズル89が配置されている。
この純水ノズル89は、ドラム4の軸方向長さに対して若
干長くなった上下方向長さを有するタンク部86と、該タ
ンク部86内に加圧された純水を流入させる流入管部85
と、を有している。そして、タンク部86の側部には、該
タンク部86の上下方向の全長にわたって上下方向に延び
るノズル部83が設けられており、該ノズル部83全体から
加圧された純水が噴射されるようになっている。該ノズ
ル部83の上端は、ドラム4の上端よりもΔhだけ上方に
位置されている。また、該ノズル部83は、図23に示す
ように、ドラム4の放射方向に対して、所定の角度αだ
け傾斜した状態で、ドラム4外周面の上下方向全体にわ
たって純水を吹き付けるように、ドラム4外周面から距
離bだけ離れて配置されている。
【0042】本実施例では、タンク部86内にほぼ満杯に
純水が充填された状態で、流入管部85に所定圧力に加圧
された純水が圧送されると、洗浄タンク86内の純水が、
ノズル部83から、その上下方向の全長にわたって噴射さ
れる。そして、噴射された純水が、回転駆動されるドラ
ム4の外周面に、該ドラム4の放射方向に対して傾斜状
態で吹き付けられて、該純水によってドラム4外周面全
体に付着する洗剤成分が除去される。ノズル部83上端か
ら噴射される純水は、該ノズル部83上端がドラム4の上
端からΔhだけ高くなっており、従って、ドラム4の上
端にも確実に純水が吹き付けられる。ノズル部83から噴
射される純水の流速vは、重力加速度をgとすると、v
≧b(g/2Δh)1/2とされる。また、純水の流速vは、
タンク部86内の純水に印加される圧力をp、純水の密度
をρとすると、 v=(2gΔh−(p/ρ))1/2 で表される。
【0043】このようなドラム洗浄方法では、回転され
ているドラム4にノズル部83から噴射される純水が吹き
付けられることにより、ドラム4の外周面全周が純水に
よって均一に洗浄される。しかも、純水はドラム4の外
周面に放射方向に対して傾斜状態で吹き付けられるため
に、ドラム4の周囲に純水が飛散することが抑制され
る。しかも、純水はドラム4の上下方向全体にわたって
均一に吹き付けられるために、ドラム4の軸方向におけ
る洗浄ムラが防止される。さらに、本実施例では、複数
のノズルを設ける必要がなく、しかも簡潔な構造であ
る。
【0044】なお、上記各実施例において、図18に示
すように、ドラム4下端部が支持された下部リテーナ45
を支持するパレット42の上面をスポンジ板90にて覆う構
成としたが、図24に示すように、パレット42の上面を
メッシュ板91で覆うようにしてもよい。この場合にも、
メッシュ板91に流下する洗浄液および純水の跳ね返りが
抑制されて、ドラムが汚染されることが防止される。
【0045】
【発明の効果】本発明のドラム洗浄方法は、このよう
に、回転されている鉛直状態のドラムに対して、上方か
ら該ドラム外周面に沿ってすすぎ液が噴射されるため
に、該ドラム外周面全体が均一にすすぎ洗浄される。
【0046】また、ドラムの放射方向に対して傾斜した
状態ですすぎ液が噴射されるために該ドラムの外周面全
周にわたって均一に洗浄される。しかも、該ドラム外周
面に吹き付けられるすすぎ液の跳ね返りが抑制される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のドラム洗浄方法が実施されるドラム洗
浄装置の全体の概略構成を示す正面図である。
【図2】そのドラム洗浄装置の全体の概略構成を示す側
面図である。
【図3】そのドラム洗浄装置おける洗浄室の正面図であ
る。
【図4】その洗浄室の側面図である。
【図5】ドラム洗浄装置におけるドラム搬送ユニットの
側面図である。
【図6】そのドラム搬送ユニットの正面図である。
【図7】そのドラム搬送ユニットに設けられた下部リテ
ーナの一部破断側面図である。
【図8】ドラム洗浄装置におけるチャックユニットの側
面図である。
【図9】そのチャックユニットの正面図である。
【図10】そのチャックユニットの下部の断面図であ
る。
【図11】本発明のドラム洗浄装置に使用されるチャッ
キング機構の動作説明図である。
【図12】本発明方法によるドラム洗浄状態を示す斜視
図である。
【図13】ドラム洗浄装置の洗浄ユニットの要部の概略
構成図である。
【図14】その洗浄ユニットの側面図である。
【図15】その洗浄ユニットの正面図である。
【図16】その洗浄ユニットの背面図である。
【図17】その洗浄ユニットの平面である。
【図18】そのブラシローラの周辺部の斜視図である。
【図19】本発明の洗浄方法の他の実施例を示す斜視図
である。
【図20】その洗浄方法の実施状態を示す平面図であ
る。
【図21】その洗浄方法に使用されるノズルの説明図で
ある。
【図22】本発明の洗浄方法の他の実施例を示す斜視図
である。
【図23】その洗浄方法の実施状態を示す平面図であ
る。
【図24】前記洗浄装置における洗浄ユニットの他の実
施例の斜視図である。
【図25】従来のドラム洗浄装置の概略構成図である。
【符号の説明】
1 フレーム 4 ドラム 10 チャックユニット 15 上部リテーナ 20 洗浄ユニット 21 ブラシローラ 23 昇降用モータ 32,42 パレット 33 ボールネジ 40 ドラム搬送ユニット 45 下部リテーナ 60 ノズル
フロントページの続き (72)発明者 大沢 一嘉 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内 (72)発明者 山地 啓文 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉛直状に支持されたドラム外周面を洗浄
    液によって洗浄した後に、回転された状態の該ドラム外
    周面にすすぎ液を吹き付けて該ドラム外周面をすすぎ洗
    浄するドラム洗浄方法であって、 前記すすぎ液が、ドラム外周面の上方から該外周面に沿
    って下方へと噴射されることを特徴とするドラム洗浄方
    法。
  2. 【請求項2】 鉛直状に支持されたドラム外周面を洗浄
    液によって洗浄した後に、該ドラムの外周面にすすぎ液
    を吹き付けて該ドラム外周面をすすぎ洗浄するドラム洗
    浄方法であって、 前記すすぎ液が、該ドラムの放射方向に対して傾斜した
    状態で、該ドラム外周面に吹き付けられることを特徴と
    するドラム洗浄方法。
  3. 【請求項3】 前記すすぎ液は、回転されているドラム
    に対して該ドラムの軸方向全体にわたって吹き付けられ
    る請求項2に記載のドラム洗浄方法。
  4. 【請求項4】 前記すすぎ液が、前記ドラム外周面に対
    して周方向に適当な間隔をあけて吹き付けられる請求項
    2に記載のドラム洗浄方法。
JP6873392A 1992-03-26 1992-03-26 ドラム洗浄方法 Withdrawn JPH05273769A (ja)

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JP6873392A JPH05273769A (ja) 1992-03-26 1992-03-26 ドラム洗浄方法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104492775A (zh) * 2014-11-26 2015-04-08 太仓四方友信制桶有限公司 高净度钢桶清洗工艺
JPWO2016189681A1 (ja) * 2015-05-27 2018-03-15 富士機械製造株式会社 配管装置および、洗浄装置

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CN104492775A (zh) * 2014-11-26 2015-04-08 太仓四方友信制桶有限公司 高净度钢桶清洗工艺
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Effective date: 19990608