JP3101670U - カバーの伸び及び収縮の定位調整装置 - Google Patents

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【課題】 精確に調整できるカバーの伸び及び収縮の定位調整装置を提供する。
【解決手段】 駆動を受けて開く定位点と閉じる定位点との間を移動可能な伸び及び収縮機構を含む。主機1はモーターユニット11を含み、それはカバー台に設けるモーターがある。全体回路は回路基板120があり、また、回路基板120の上に中央処理ユニット、メモリー、探測回路及び制御回路が配置されている。探測回路はモーターに連れられて回転する回転盤1231があり、また、回転盤1231の回転数を測定する光センサー1232があり、回転盤1231には多数の貫通孔が設けてられている。制御器2はプッシュボタン回路21及び多数のプッシュボタン211があり、それによってモーターの正逆回転または停止を制御する。
【選択図】 図1

Description

本考案は、カバーの伸び及び収縮の定位調整装置に関するものである。
一般の家では、門または窓において、門及び窓の外側に遮る電動開閉設備を設けるのは普通である。例えば、巻き納めるスタイルの電動シャッター、推移式の電動鉄門、巻き納めるスタイルの電動簾またはカーテンなどシート状のものである。それによって家の安全を保護し、または、日差し及び雨を遮ったりする効果がある。この他に電動開閉設備といえば、投影幕用に使う巻き幕のシート(簾幕)があり、展開する時、一般のプロジェクターがディスプレーするために使われ、使わない時に、巻き納めることができる。
図5に示されたのは、従来知られた電動カバーの伸び及び収縮設備構造の一つであり、伸び及び収縮設備は一般によく見られた電動シャッターに属する。それは、一つの伸び及び収縮機構11’、一つの伸び及び収縮機構11’の移動を駆動するモーター12’、一つのモーター12’の正逆回転をコントロールする制御器13’及び一つの伸び及び収縮機構11’の定位点を調整する定位調整装置2’を含む。
伸び及び収縮機構11’は巻きドア式の設計に属し、モーター12’に駆動されて上へ巻き納めたり、下へ降ろしたりすることができ、定位調整装置2’はモーター12’の側に設けてある。
モーター12’は正逆回転する時に、伸び及び収縮機構11’を上へ巻き納めたり、下へ降ろしたりすることによって、伸び及び収縮機構11’を巻き納めまたは展開の状態にさせることができる。
制御器13’は一つのケース131’、多数のケース131’に設けるプッシュボタン132’及びそれらプッシュボタン132’を繋ぐための接線組133’があり、接線組133’はモーター12’に電気連接するために、それぞれそれのプッシュボタン132’を押すことによって、モーター12’の正逆回転または停止をコントロールすることができる。
図6を合わせて参考にしてください。定位調整装置2’はボルト21’、第一スライドブロック22’、第二スライドブロック23’、第一微動スイッチ24’及び第二微動スイッチ25’があり、且つ二つの第一微動スイッチ24’及び第二微動スイッチ25’は二つの第一スライドブロック22’と第二スライドブロック23’とが移動する道に位置している。
ボルト21’の一端末は傘歯車26’と連動して、傘歯車26’はモーター12’(図5に示されたよう)に駆動される傘歯車121’と互いに噛み合うために、モーターに電気を通したら、正回転または逆回転をする時、ボルト21’はそれらの傘歯車26’及び傘歯車121’の噛み合いによって違った方向へ連れられて回転するようになり、且つ第一スライドブロック22’及び第二スライドブロック23’を連れて移動するようになり、また、第一微動スイッチ24’及び第二微動スイッチ25’はそれぞれ第一スライドブロック22’または第二スライドブロック23’に押されると、生じた通過または遮断の変化によって、結果的に適時モーター12’の電源を切ることができ、そうすると伸び及び収縮機構11’を上へ巻き納めたり、下へ降ろしたりする開閉の定位点をコントロールすることができる。
しかし上記のような従来知られた電動伸び及び収縮設備は、ある期間使用すると、よく機械の構造及び人為のミスなどの原因で定位点が偏移することを齎すために、伸び及び収縮機構が開くまたは閉じる定位点になるとき、よりよい予期した位置に達していなくなり、例えば、伸び及び収縮機構11’は、閉じる場合、床と貼り合わせることができず、または、床と貼り合せても停止できず、過度に下へ押し続くために、モーター12’が損壊することを齎し、且つ調整する場合、手間がかかってスライドブロック22’及びスライドブロック23’の位置を調整して再びテストを行なわなければならないために、精確に調整し難くなったり、調整が不便になったりする欠点がある。
本考案における定位調整装置とは電動の伸び及び収縮設備の中に設けてあり、電動の伸び及び収縮設備とは駆動を受けながら光センサーによって探測して、開く定位点と閉じる定位点との間を移動できるような伸び及び収縮機構を含み、定位調整装置は主機及び主機の稼動をコントロールする制御器を含むものである。
主機はモーターユニット及び全体回路があり、モーターユニットはカバー台に設けるモーターを有して、モーターが稼動すると、例の伸び及び収縮機構を移動させるように駆動でき、全体回路は回路基板があり、また、回路基板に配置される中央処理ユニット、メモリー、探測回路及び制御回路を有して、中央処理ユニットはプログラミング化によって必要な動作手順を立てて、探測回路は探測光によって光線が通過または遮断する信号の変化を探測して、モーターの回転数を測定するものであり、また、探測したデータを中央処理ユニットへ送り、中央処理ユニットによってメモリーに保存して、制御回路は中央処理ユニットの出力端に連接され、中央処理ユニットから指令を出すことによってモーターユニットの正逆回転または停止を制御するのである。
制御器はプッシュボタン回路を有して、プッシュボタンには押されると接線組によって予定信号を中央処理ユニットへ伝送する多数のプッシュボタンがあり、それによってモーターユニットの正逆回転または停止をコントロールすることができ、また、例の伸び及び収縮機構の開く定位点と閉じる定位点とを設定することもでき、制御器は例の伸び及び収縮機構の開閉定位点を設定する時、主機の探測回路によってモーターユニットの回転数のデータを検知するものであり、また、関係するデータをメモリーに保存して、それを例の伸び及び収縮機構の開閉定位点の移動する根拠とするのである。
図1を参考にしてください。本考案の一実施例によるカバーの電動伸び及び収縮設備の定位調整装置は、主機1及び一つの主機1の稼動をコントロールするための制御器2がある。
主機1とは例の電動伸び及び収縮設備の伸縮収縮機構(図の中に示されていないが)と予め連結するように用いられるものであり、それによって制御機2の制御を受ける時、伸び及び収縮機構の作動を駆動することができ、そして、伸び及び収縮機構の設置は使用する形態の異なりによって差異があり、例えば、前述したように、面状の巻き納め式、固定の長いシート式または伸縮ドア式などの構造にしてもよいものであり、そして、開閉機構は本実施例の設計重点ではないために以下は再び説明を加えないことにする。代わって、一般の電動シャッター、ドア(窓)または簾を例にするのであり、そして、例の伸び及び収縮機構及び主機1は普通としてより高い位置に設けられるものである。
主機1は一つのモーターユニット11及び一つの回路基板120があり、また、一般の壁またはその他の適当な固定物に固着できる。
モーターユニット11はモーター及び歯車組(図の中に示されていないが)があり、また、駆動歯車111と連動して、駆動歯車111の伸び及び収縮機構の移動を駆動するものである。
図2に示されたように、全体回路12は一つの回路基板120及び回路基板120に配置される中央処理ユニット121、メモリー122、探測回路123、ディスプレー回路124、制御回路125、電源検知回路126及び電源サプライヤー127を有している。
中央処理ユニット121はプログラミング化によって必要な動作手順を立てて、コード解読、計算、執行信号の発信及び制御などの機能を行なうものである。
メモリー122は中央処理ユニット121が読み取るデータを保存するために使われるものである。
図3における探測回路123はモーターユニット11に連れられて回転する回転盤1231があり、一つの回転盤1231の回転数を測定する光センサー1232がある。設計上、当実施例において、回転盤1231は歯車1233を連続に設けて、且つ歯車123はモーターユニット11の駆動歯車111と連動になるが、実施する場合、これに限られないのである。例えば、回転盤1231はモーターユニット11に直接に連動されるように設置されてもよい。更に、回転盤1231をもう一つの馬力がより小さいモーターに設けて、小さいモーターによって回転盤1231を連れて回転させても同様に計数の効果が収められるが、小さいモーターの回転は前述したモーターユニット11と同期にならないといけない(図の中に示されていない)。
光センサー1232によって回転盤1231の回転数が測定できるような設計とは、回転盤1231において円周の方向に沿って間隔を置いて多数の貫通孔1234を開けることによって、一つ毎の貫通孔1234が回って光センサー1232を通過する時、光センサー1232は光線の通過または遮断の信号の変化によって貫通孔1234の通過数が分かって、且つ測定した信号を中央処理ユニット121に伝送して、それによってモーターユニット11が対応する回転数を測定して記録することができ、また、データが探測回路123を経由して中央処理ユニット121まで伝送されたら、中央処理ユニット121はそれを根拠にして関係する計算及び執行の判断を行なうのである。
ディスプレー回路124は中央処理ユニット121と連接になり、中央処理ユニット121がディスプレーしようとする工作状態の変化をディスプレーするのに使われるのである。ディスプレー回路124において複数の発光二極体を使うことができ、必要な場合は音声回路を付け加えてもよい。
制御回路125は中央処理ユニット121の出力端に連接して、中央処理ユニット121から指令が出されると、モーターユニット11の正逆回転または停止を制御することができる。
電源検知回路126は中央処理ユニット121に連接して、電源検知回路126の設置とは、本実施例が実施される場合、より完備になるために設置されるのである。それは、必要な電源が停電し、突然に電圧が変化する場合、信号を中央処理ユニット121まで出力して、中央処理ユニット121によって既に半分執行された関係データを一時保存しておき、電源が正常に回復したら、再び保存されたデータによって完成されていない部分を継続して執行できるようにさせるために、停電してから半分まで執行されたデータをそのまま失うことにならず、電源復帰になったら、中央処理ユニット121はまた改めてトータルのフローを執行できるようになるのである。
電源サプライヤー127は主機1の関係回路の必要になる電源を供給できるものである。それは、前述した中央処理ユニット121、メモリー122、探測回路123、ディスプレー回路124、制御回路125及び電源検知回路126などである。
制御器2はプッシュボタン回路21及びプッシュボタン回路21と前述した主機1との間に連接する接線組22がある。
プッシュボタン回路21に多数のプッシュボタン211があり、接線組22によって主機1の全体回路12の中央処理ユニット121に連接している。一般の上下への巻き納めまたは降ろしの電動シャッターまたは簾を例にしたら、それらのプッシュボタン211は押されて操作される場合、実際に使用するのに合わせるために、少なくともそれぞれ「上、下、停止、設定、微調整」などの機能を別々に制御する上ボタン、下ボタン、停止ボタン、設定ボタン及び微調整ボタンを備える。上、下及び停止などの機能については、従来一般の制御器に備えられている基本的な制御ボタンであり、つまり、主機1を入力すると、中央処理ユニット121によって制御器2のボタン211が押されたかどうかを探測して、押されたことがある場合、予め設定する動作を行なうようになり、例えば、中央処理ユニット121によって上、下または停止などボタンが押されたことが分かったら、モーターユニット11を上へ巻き納める開閉機構、下へ降ろす開閉機構または駆動停止などの基本稼動に駆使するのである。それらの稼動について再び説明をしないが、以下は只本実施例に備える「設定」及び「微調整」の機能に関するプッシュボタン及び操作状況について詳しく説明する。
1.定位点の設定:一般の電動シャッターまたは電動門(窓)簾と言えば、上へ巻き納め、下へ降ろすという開閉の定位点の設置そのものである。(1)本実施例では「閉じる定位点」に関する設定操作とは、まず設定ボタンを1秒押してから放し、また直ぐに持続して下へのボタンをモーターユニット11が開閉機構を下へ予め設定した位置まで降ろすように駆動するまで押してから放して、それから停止ボタンを押すと、閉じる定位点の設定が完了するのである。(2)「開く定位点」に関する設定操作とは、上記の動作に続き、直ぐに持続して上へのボタンをモーターユニット11が開閉機構を予め設定した高度の位置まで巻き納めるように駆動するまで押してから放して、それから停止ボタンを押すと、設定が完了するのである。
前述した設定動作は、実は、探測回路123によって回転盤1231の回転と相応して計算したデータを中央処理ユニット121によってメモリー122の中に保存しておいて、後から開閉定位点になる位置の根拠に当てるのである。
閉じる定位点と開く定位点との設定が完了したら、上下のプッシュボタンの再び押されて執行する稼動は、中央処理ユニット121が相応する信号を制御回路125まで出力してから、制御回路125によってモーターユニット11の正逆回転を制御して、それぞれ伸び及び収縮機構の上下への移動を駆使するものである。稼動期間中、中央処理ユニット121は、モーターユニット11が回転する時、同時に回転盤1231を連れて回る回転数が前述したメモリー122に設定及び保存された設定回転数になると、モーターユニット11の回転を停止させることによって伸び及び収縮機構が設定された位置で停止になって、且つ定位になるのである。また、本実施例では保護機能があり、つまり、モーターユニット11が作動する期間、探測回路123がある予定時間(例えば2秒)内に回転盤1231が回転することまたは回転数が既に設定値を超える時、全体の主機1は自動で稼動を停止することになり、それによってモーターユニット11が断電になり、且つディスプレー回路124の音声回路または発光二極体を動作するように駆動して、使用者に点検するようにと注意するのである。
2.微調整機能の操作:微調整ボタンを1秒押せば微調整の動作に入ることができる。続けて上へのボタンまたは下へのボタンを押して、一回毎に上へのボタンまたは下へのボタンを押すと、皆中央処理ユニット121から一つの予定信号を出力でき、制御回路125によってそれぞれモーターユニット11を正逆方向へ予定の回転数で回らせるように駆動し、回転数は必要によって違った設定を行なうことができ、例えば、1回転または2回転などにでき、そうすると開閉機構の移動量を小幅に調整しやすくなるのである。そして、微調整の操作機能を終わらせる場合、只停止ボタンを押せばいいのである。
この他に、図4は本考案のもう一つの実施例である。それは、主機1に無線接収回路128を設けて、且つ制御器2に発射回路23を対応するように設置し、制御器2は発射回路23によって信号を発射して、主機1の接収回路128にそれを接収させて、モーターユニット11の動作をコントロールすることになるのである。
また、本実施例の主機1はモーターユニット11の左側(図に示されていない)に設置されると、(前述の実施例では右側での接合形態である)モーターユニット11と主機1との接合の方向が反対になるために、本実施例では中央処理ユニット121のプログラムにて反対方向に組み立てる時の動作状態を設計して、且つ制御器2から信号を中央処理ユニット121まで伝送して、モーターユニット11が反対方向に接合する時の対応する回転方向を設定することができるために、本実施例では主機との繋ぐ方向が違ってもそれぞれ対応して正常に動作できるのである。
本考案の一実施例によるカバーの伸び及び収縮の定位調整装置を示す模式図である。 本考案の一実施例によるカバーの伸び及び収縮の定位調整装置の主機の全体回路及び制御器の回路を示すブロック図である。 本考案の一実施例によるカバーの伸び及び収縮の定位調整装置のモーターユニットと探測回路との連結関係を示す断面図である。 本考案のもう一つの実施例によるカバーの伸び及び収縮の定位調整装置の主機の全体回路及び制御器の回路を示すブロック図である。 従来の電動伸び及び収縮設備の斜視図である。 従来の電動伸び及び収縮設備の断面図である。
符号の説明
1 主機、2 制御器、11 モーターユニット、12 全体回路、21 プッシュボタン回路、22 接線組、23 発射回路、111 駆動歯車、120 回路基板、121 中央処理ユニット、122 メモリー、123 探測回路、124 ディスプレー回路、125 制御回路、126 電源検知回路、127 電源サプライヤー、128 接収回路、211 プッシュボタン、1231 回転盤、1232 光センサー、1233 歯車、1234 貫通孔

Claims (4)

  1. カバーの伸び及び収縮の定位調整装置であり、駆動を受けて開く定位点と閉じる定位点との間を移動可能な一つの伸び及び収縮機構を含み、
    主機はモーターユニットを含み、それはカバー台に設けるモーターがあり、モーターが稼動すると、伸び及び収縮機構を移動可能であり、
    全体回路を含み、それは回路基板があり、回路基板の上に中央処理ユニット、メモリー、探測回路及び制御回路が配置されて、中央処理ユニットはプログラミング化によって必要な動作手順を立てるものであり、探測回路はモーターに連れられて回転する回転盤があり、回転盤の回転数を測定する光センサーがあり、回転盤において円周の方向に沿って多数の貫通孔が間隔をおいて設けてあり、貫通孔は光センサーを通ったら、光線の通過または遮断の信号の変化によって貫通孔の通過数量を検出可能であり、それによってモーターユニットの対応する回転数を測定可能であり、獲得したデータを中央処理ユニットへ転送し、中央処理ユニットはそのデータをメモリーに保存して、制御回路は中央処理ユニットの出力端に繋いで、中央処理ユニットから指令を出し、モーターユニットの正逆回転または停止を制御し、
    制御器があり、それはプッシュボタン回路があり、プッシュボタン回路に押されると、信号を中央処理ユニットへ転送する多数のプッシュボタンがあり、それによってモーターの正逆回転または停止を制御し、伸び及び収縮機構の開閉する定位点を設定する場合、主機の探測回路によってモーターの回転数のデータを検知し、関係するデータをメモリーに保存して上記の伸び及び収縮機構の開閉の定位点における移動の根拠とすることを特徴とするカバーの伸び及び収縮の定位調整装置。
  2. 主機の全体回路は、更に電源検知回路があり、電源検知回路は電源が突然に停電した時、停止信号を中央処理ユニットへ出力して、中央処理ユニットによって既に半分を執行した信号データを一時メモリーに保存し、電源が回復して正常に戻ったら、再び保存したデータによって残った部分の稼動を完了させることを特徴とする請求項1記載のカバーの伸び及び収縮の定位調整装置。
  3. 制御器において、主機と連接するための接線組を設けることを特徴とする請求項1記載のカバーの伸び及び収縮の定位調整装置。
  4. 主機において、無線の接収回路を設けて、制御器と対応する位置に発射回路を設けることを特徴とする請求項1記載のカバーの伸び及び収縮の定位調整装置。
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