JP3101647U - 犬の糞を回収する使い捨て容器 - Google Patents

Abstract

【課題】これまでの犬の糞を回収する装置は使い捨てにする概念が乏しく、仮に使い捨て容器があるとしても、取り扱いが容易で、かつキレイに回収できるような容器は見当たらなかった。そこで、この課題に対応する使い捨て容器を提供する。
【解決手段】紐２を取り付けた袋１を用いて糞を覆うように置き、紐がループ状になるように糞の前面で交差させ、さらに紐の先端を左右に引くと、最終的には紐が一本の線となって糞の下を通り抜ける性質を利用して、糞を回収することを特徴とする。この過程で、糞は紐に付帯する袋の中に自然に取り込まれるので、後は袋を下部の方から丸めて、コンパクトに処理することができる。
【選択図】図１

Description

考案の詳細な説明

この考案は、犬の糞を回収する使い捨て容器に関する。

従来の犬の糞を回収する装置は使い捨てにする概念が乏しく、仮にあるとしても、取り扱いが容易で、かつキレイに処理できる商品は見当たらなかった。

考案が解決しようとする課題

この考案は上記のような事情に着目して開発されたもので、取り扱いが容易で、かつキレイに犬の糞を回収する使い捨て容器を提供する。

課題を解決するための手段

紐（２）を糞の周りにループ状に置いて、（２）の先端を左右に引くと、ループは小さく絞り込まれ、最終的には（２）が一本の線となって糞の下を通り抜けてしまう性質を利用して、課題を解決する方策とした。

本考案の実施例を図面に参照して、以下に説明する。

〔図−１〕は本考案の鳥瞰図である。容器のより具体的な形状をイメージすれば〔図−２〕のようになる。円筒状の袋（１）をａ−ａ′の方向から裁断し、次にｂ−ｂ′の方向から裁断する。続いて、ａ−ａ′の裁断面に沿って長さ５０センチメートル程度の紐（２）を取り付けた形である。

使用の態様を説明する。まず、〔図−１〕の袋（１）の部分を上にとり、（１）で糞を覆うように置き、紐（２）は糞の前面で交差させる。
続いて、回収の動作は、この考案の特徴が（２）の働きによることから、（２）の動作を〔図−３〕に現して説明する。（２）の両側の先端を手に取って、地面に近いところで左右に引いて（２）のループを絞り込むと、（２）は糞の下に入り込んでループが小さくなり、最終的には一本の線となって糞の下を通り抜けてしまう。
本考案はこの性質を利用したもので、その過程で糞は（２）に付帯する（１）の中に自然に取り込まれてしまうので、後は（１）を下部の方から丸めてコンパクトに収容することができる。（２）は後処理の括り紐として活用することもできる。

袋（１）の材料は糞の滲み出しを防ぐために防水材を用いるが、処理後に（１）を丸める際の手にかかる感触を考慮して、（１）の内側に紙タオル地のように弾力性のある材料を張り付けることもできる。

本考案の効果

本考案は袋（１）と紐（２）を組み合わせ、（２）の動作を工夫して課題を解決しており、取り扱いが容易で、かつキレイに犬の糞を回収する使い捨て容器を提供するものである。

この考案の鳥瞰図である。 袋（１）の形状のイメージ図である。 この考案の動作に用いる紐（２）の軌跡図である。

符号の説明

１は糞を回収する袋
２は糞を回収する動作に用いる紐

Claims (1)

1. 袋（１）の端部に紐（２）を取り付けた犬の糞を回収する使い捨て容器

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