JP2014064491A - 犬の糞取り器 - Google Patents
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Abstract
【課題】技術的構造を極限まで簡単にし、使い易さ、持ち運びの便利さ、衛生的な後処理を提供する。
【解決手段】犬の糞を回収する袋部の開口部は、回動可能な4本のアングル2で囲われて連結軸で連結されており、アングルの袋部が開口したときは四角形状となり、開口部が閉口したときは4本のアングルが閉じてほぼ直線となり、アングルの一本の端に先を曲げたシャフト1を固定し、連結軸を介した対象側のアングルの端には、握り部と固定部とで構成されたくの字形状の袋部レバー3の固定部を取り付け、この袋部レバーの握り部はワイヤー14でシャフトの反対側にあるグリップ7や引きレバーで構成される操作部の引きレバーと繋がっており、この引きレバーとグリップを一緒に握ると袋部が開口し、逆に、引きレバーを放すとシャフトと袋部レバーの握り部を連結するように取り付けられたバネによって、袋部が閉口することを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】犬の糞を回収する袋部の開口部は、回動可能な4本のアングル2で囲われて連結軸で連結されており、アングルの袋部が開口したときは四角形状となり、開口部が閉口したときは4本のアングルが閉じてほぼ直線となり、アングルの一本の端に先を曲げたシャフト1を固定し、連結軸を介した対象側のアングルの端には、握り部と固定部とで構成されたくの字形状の袋部レバー3の固定部を取り付け、この袋部レバーの握り部はワイヤー14でシャフトの反対側にあるグリップ7や引きレバーで構成される操作部の引きレバーと繋がっており、この引きレバーとグリップを一緒に握ると袋部が開口し、逆に、引きレバーを放すとシャフトと袋部レバーの握り部を連結するように取り付けられたバネによって、袋部が閉口することを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、犬の糞を地面に落とすこと無く犬から直接回収し、衛生的かつ容易に処理をすることができる犬の糞取り装置に関するものである。
犬の糞公害は、都市部だけでなく田舎でもまだ解決されておらず、非衛生的で悪臭などの迷惑を被ることが多く、ある都市ではペットに課税をしようとしているくらいであるが、それは、飼い主のモラルの問題だけでは無く、今まで犬の糞取り器に性能面で特に優れた製品が無く、糞取り器自体が普及しなかったのも理由の一つである。
本発明は、技術的構造を極限まで簡単にし、使い易さ、持ち運びの便利さ、衛生的な後処理を実現する目的で開発されたものである。
これまでの犬の糞取り器は、構造が複雑で取り扱いが難しく、又、重量も重たかったので持ち運びに不便だった。
これまでの犬の糞取り器は、シャフトが直なので糞を取るときは低い姿勢でないと取り難かった。
これまでの犬の糞取り器は、袋の口が閉まらないものがあって、移動中は臭いが外に出て周りの者に迷惑をかけることが多かった。
これまでの犬の糞取り器は、糞を取った後の処理が非衛生的で、臭いや汚れに悩まされることがあった。
本発明の操作部は、グリップと引きレバーとシャフト止めブロックとこれらを止める左右のガイド板で構成されており、引きレバーがグリップに対して平行に上下動するため、袋部の開口のとき素早く握ることができ、前記操作部がシャフトに対してT字に取り付けられているため、糞の回収のときや持ち運びに便利である。
本発明の袋部の開口部は、4本のアングルを四角形状に回動可能に連結軸で連結しており、この連結方法としては、ナットやワッシャーを含むビスで組み立てて連結する、リベットで連結する、ハトメで連結するがある。
本発明は、アルミ素材のシャフトの先端を曲げて袋部のアングルに直接取り付けてあるので、構造が非常に簡単になり、シャフトと袋部を強固に固定することができた。但し、シャフトの素材は、アルミに限定されるものではなく、ステンレスやプラスチックでも良い。(図2)
本発明は、落下する犬の糞を袋部ができるだけ水平に受けるように、アルミ素材のシャフトをくの字形状に立ち上がるように曲げてあるので、普通の立ったままの姿勢で楽に取ることができる。(図1)
本発明は、袋を閉じるためのバネを使用しているので、袋部レバーや引きレバーを操作しない場合においては、確実に袋の口を閉じることができ、移動中は臭いが外に出難い。バネとしてはトーションバネや押しバネがある。(図2、6)
本発明は、半固定の外袋と取り出し用の中袋の二袋重ねで使用し、取り出すときは中袋の口を摘まんで出すので、臭いが気にならず衛生的である。(図4)
本発明の袋部の開口部は、外枠をアルミ素材のアングルで囲んであるので軽くて丈夫である。但し、アングルの素材は、アルミに限定されるものではなく、ステンレスやプラスチックでも良い。(図2)
本発明は取り出し用の中袋を入れるが、このとき、袋部アングルに直結されている袋部レバーで袋を開けて入れることができるし、取り出すときも同様であるので便利である。(図2)
本発明は、シャフトの長さを長くして、立ったままの姿勢で糞を取ることができるので楽である。(図1)
本発明の外袋は、例えば、厚手のビニールや布製の袋で構成されており、両面テープで止めてあるので、汚れた時や破れた時は取り替えることができる。(図5)
本発明の袋の口の形状は、ワイヤーの長さを調節するネジが付いているので、犬の大きさに合わせて変えることができる。(図3b)
本発明の取り出し用中袋は、例えば、薄手のビニール袋やレジ袋を使用することができ、四方を折り返してクリップで止めるので、万が一糞が掛かっても袋部本体が汚れることはなく、風で飛ばされることも無い。又、土に返る素材の袋を使用すると庭や畑に埋めて肥料として利用することができ、環境にもやさしい。(図5)
これまで沢山の犬の糞取り器が作られてきたが、その多くが諸問題を残し広範囲に普及はしなかった。しかし、本発明はこれらを全面的に解決し、これまでに無い衛生的で使い易い世界基準に成りうるもので、これが広く愛用されるようになれば犬の糞公害は大いに改善される。
実施例にて使用方法を説明する。
使用前の準備
1、袋部レバー3とシャフト1を一緒に片手で握り、袋部を開口して(図2a)取り出し用の中袋9を外袋8の中に入れる(図4)。
2、中袋9の口を四方外に折り返して、アングル2の下方からクリップ10で左右二箇所止める(図4,5)。
3、開いた中袋9の中に軽く手を入れて中袋を広げ、中の空間を広くする。
4、袋部レバー3を放して袋を閉じる(図2b)。
5、操作部の引きレバー6を何回か引いたり放したりして、袋の開閉を確かめる(図2,3)。
1、袋部レバー3とシャフト1を一緒に片手で握り、袋部を開口して(図2a)取り出し用の中袋9を外袋8の中に入れる(図4)。
2、中袋9の口を四方外に折り返して、アングル2の下方からクリップ10で左右二箇所止める(図4,5)。
3、開いた中袋9の中に軽く手を入れて中袋を広げ、中の空間を広くする。
4、袋部レバー3を放して袋を閉じる(図2b)。
5、操作部の引きレバー6を何回か引いたり放したりして、袋の開閉を確かめる(図2,3)。
使用中
1、犬が糞をしそうになる手前から、引きレバー6を引いて袋の口を開けておく(図1、2,3)。
2、犬がかがんだら、直ぐに袋の口をお尻に近付けて糞を取る(図1)。そのとき、お尻に触れると嫌がるので、少し離して糞の落下が見えるようにする。
3、糞をしながら犬が歩き回ることもあるのでしっかりとフォローする。
4、終わったら引きレバー6を放して口を閉じ、グリップ7を持って移動する(図2b、3b)。
5、二度三度と糞をすることもあるので、必ず犬の後を歩きその都度回収する。
1、犬が糞をしそうになる手前から、引きレバー6を引いて袋の口を開けておく(図1、2,3)。
2、犬がかがんだら、直ぐに袋の口をお尻に近付けて糞を取る(図1)。そのとき、お尻に触れると嫌がるので、少し離して糞の落下が見えるようにする。
3、糞をしながら犬が歩き回ることもあるのでしっかりとフォローする。
4、終わったら引きレバー6を放して口を閉じ、グリップ7を持って移動する(図2b、3b)。
5、二度三度と糞をすることもあるので、必ず犬の後を歩きその都度回収する。
使用後の処理
1、アングル2の下に止めてある中袋のクリップ10を二箇所外す(図4,5)。
2、折り返してある中袋9の口の先端を摘まんで上に上げ、臭いが飛散しないように袋の口をねじる。
3、袋部レバー3とシャフト1を一緒に片手で握り、袋の口を開いて中袋を取り出す。(図2、a)
1、アングル2の下に止めてある中袋のクリップ10を二箇所外す(図4,5)。
2、折り返してある中袋9の口の先端を摘まんで上に上げ、臭いが飛散しないように袋の口をねじる。
3、袋部レバー3とシャフト1を一緒に片手で握り、袋の口を開いて中袋を取り出す。(図2、a)
1 シャフト
2 アングル
3 袋部レバー
4 バネ
5 ビス(ナット及びワッシャーを含む)
6 引きレバー
7 グリップ
8 外袋
9 中袋
10 クリップ
11 ワイヤー調節ネジ
12 ガイド板
13 シャフト止めブロック
14 ワイヤー
15 両面テープ
2 アングル
3 袋部レバー
4 バネ
5 ビス(ナット及びワッシャーを含む)
6 引きレバー
7 グリップ
8 外袋
9 中袋
10 クリップ
11 ワイヤー調節ネジ
12 ガイド板
13 シャフト止めブロック
14 ワイヤー
15 両面テープ
Claims (3)
- 犬の糞を回収する袋部の開口部は、回動可能な4本のアングルで囲われて連結軸で連結されており、前記アングルの袋部が開口したときは四角形状となり、前記開口部が閉口したときは、前記4本のアングルが閉じてほぼ直線となり、前記アングルの一本の端に先を曲げたシャフトを固定し、連結軸を介した対象側のアングルの端には、握り部と固定部とで構成されたくの字形状の袋部レバーの固定部を取り付け、前記袋部が閉口したとき、袋部レバーの握り部がシャフトの軸線上に斜め方向に延びるように配置された構造とし、この袋部レバーの握り部は、ワイヤーでシャフトの反対側にあるグリップや引きレバーで構成される操作部の引きレバーと繋がっており、この引きレバーとグリップを一緒に握ると、ワイヤーを介して前記袋部レバーの握り部がシャフトに引き寄せられ、この袋部レバーが取り付けられたアングルが外に開いて袋部が開口し、逆に、前記引きレバーを放すと、シャフトと袋部レバーの握り部を連結するように取り付けられたバネによって、ワイヤーにより引き寄せられていた袋部レバーの握り部がシャフトから離れ、袋部が閉口することを特徴とする犬の糞取り器。
- 前記袋部の取り付けから約三分の一の箇所の前記シャフトを、10度以上30度以下の角度を付け、前記袋部の開口に対して立ち上がるように構成していることを特徴とする、請求項1に記載の犬の糞取り器。
- 前記袋部は、半固定(両面テープで取り付け)の外袋と使用前に取り付ける中袋の二袋重ねになっており、糞を取った後は前記中袋を取出すことを特徴とする犬の糞取り器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012210786A JP2014064491A (ja) | 2012-09-25 | 2012-09-25 | 犬の糞取り器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012210786A JP2014064491A (ja) | 2012-09-25 | 2012-09-25 | 犬の糞取り器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014064491A true JP2014064491A (ja) | 2014-04-17 |
Family
ID=50741560
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012210786A Pending JP2014064491A (ja) | 2012-09-25 | 2012-09-25 | 犬の糞取り器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014064491A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6437619B1 (ja) * | 2017-10-26 | 2018-12-12 | 陳紹宇 | ペット用糞便収集装置 |
WO2022101837A1 (de) * | 2020-11-13 | 2022-05-19 | Preugschas Lutz | Vorrichtung und verfahren zum aufnehmen von exkrementen |
-
2012
- 2012-09-25 JP JP2012210786A patent/JP2014064491A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP6437619B1 (ja) * | 2017-10-26 | 2018-12-12 | 陳紹宇 | ペット用糞便収集装置 |
WO2022101837A1 (de) * | 2020-11-13 | 2022-05-19 | Preugschas Lutz | Vorrichtung und verfahren zum aufnehmen von exkrementen |
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