JP3101186U - 衛生マスク - Google Patents

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Abstract

【課題】衛生マスクに必要とされる種々の機能を全て満足できるようにする。
【解決手段】外側ガーゼ5と、第1不織布6と、第2不織布7と、口元側ガーゼ8が、外側から口元側に向かって、上記の順で並設されることで、マスク本体1が構成されて、外側ガーゼ5、第1・第2不織布6,7及び口元側ガーゼ8の外周部が、熱接着により、一体化されると共に、口元側ガーゼ8の裏面の外周部に、左右一対の耳掛けが熱接着され、外側ガーゼ5、第1不織布6、第2不織布7の順で、糸密度が密になるようにされて、第1不織布6が第2不織布7よりも厚くされている。
【選択図】図3

Description

本考案は、鼻と口を覆って、塵、埃、花粉、微生物等の捕捉、喉の保護、治療や消毒等の衛生作業、料理や給食等に使用される衛生マスクに関する。
一般に、衛生マスクは、触感、口当たり、ボリューム感、外観体裁等の観点から、マスク本体が綿製ガーゼにより構成されると共に、塵、埃、花粉等を捕捉するために、ガーゼのプライ(層、重ね合わせ)数が12、16、24と多くされている。
しかし、これでは、通気性が悪く、衛生マスクの着用時に、息苦しさや喋り難さがあると共に、ガーゼの重ね合わせ数を多くした割に、花粉や微生物等を良好に捕捉できないとの問題があった。
そこで、上記問題を解決するために、近年、衛生マスクのマスク本体を、合成樹脂素材からなる不織布製としたものが提案されている。このものは、マスク本体がガーゼ製であるものに比較して、通気性が良く、衛生マスクの着用時に、息苦しさや喋り難さがないと共に、塵、埃、花粉、微生物等を良好に捕捉できる利点がある。
然しながら、マスク本体が不織布製のものは、マスク本体がガーゼ製のものに比較して、触感、口当たり、ボリューム感、外観体裁等で問題があると共に、長時間の衛生マスクの着用時に、不快感が著しいとの問題もあった。
上記のように、マスク本体がガーゼ製や不織布製の何れのものでも、問題があり、この問題を解決できる衛生マスクの提案が要望されていた。
解決しようとする問題点は、衛生マスクに必要とされる種々の機能を全て満足できる衛生マスクがなかった点である。
本考案は上記問題点を解決したもので、その特徴とするところは、外側ガーゼと、第1不織布と、第2不織布と、口元側ガーゼが、外側から口元側に向かって、上記の順で並設されることで、マスク本体が構成され、外側ガーゼ、第1不織布、第2不織布の順で、糸密度が密になるようにされ、第1不織布が第2不織布よりも厚くされた点にある。
尚、外側ガーゼ、第1・第2不織布及び口元側ガーゼの外周部が、熱接着により、一体化されると共に、口元側ガーゼの裏面の外周部に、左右一対の耳掛けが熱接着されることもある。
又、第1不織布がエアースルー不織布とされ、第2不織布がメルトブロー不織布とされることもある。
本考案によれば、下記の効果を奏する。
A.衛生マスクの外側及び口元側がガーゼから構成されているので、触感、口当たり、ボ リューム感、外観体裁が良好であり、衛生マスクを長時間着用しても、不快感がない。B.衛生マスクの本体のプライ数が少ない為、通気性が良く、衛生マスクの着用時に、息 苦しさや喋り難さがない。
C.衛生マスクの中間プライをバリア性のある不織布とすることで、塵、埃、花粉、風邪 のウィルス等の微生物等を良好に捕捉できる。
D.外側ガーゼ、第1不織布、第2不織布の順で、糸密度が密になるようにされたので、 大きな塵や埃は外側ガーゼで捕捉され、それよりも小さな塵や埃は第1不織布で捕捉さ れ、更に小さな塵や埃、或いは、花粉、微生物は第2不織布で捕捉されるというように 、マスク本体により、塵、埃、花粉、微生物等を効率的に捕捉できる。
E.第1不織布を第2不織布よりも厚くし、第1不織布として、厚みのあるものを使用し ているので、衛生マスクのボリューム感を更に向上でき、フイット感、着け心地を向上 できる。
請求項2記載の考案によれば、外側ガーゼ、第1・第2不織布及び口元側ガーゼの外周部が、熱接着により、一体化されると共に、口元側ガーゼの裏面の外周部に、左右一対の耳掛けが熱接着されたので、衛生マスクを容易に製造できる。
請求項3記載の考案によれば、第1不織布として、厚みが充分にあるエアースルー不織布を使用しているので、衛生マスクのボリューム感を更に向上できる。又、第2不織布として、繊維が極細で、糸密度が密なメルトブロー不織布を使用しているので、塵、埃、花粉、微生物等を更に良好に捕捉できる。
本考案は、衛生マスクに必要とされる種々の機能を全て満足できる衛生マスクを提供する。
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明すると、衛生マスクは、マスク本体1と、ノーズワイヤ2と、左右一対の耳掛け3を有する。
マスク本体1は、鼻、口、顎を覆うもので、外側ガーゼ5と、合成樹脂製とされた第1・第2不織布6,7と、口元側ガーゼ8を有する4プライ(層)構造とされて、これらが、外側から口元側に向かって、上記の順で並設されると共に、これら外周部が超音波による熱接着(ヒートシール)9により一体化されている。詳しくは、上記熱接着時に、加熱により、第1・第2不織布6,7が溶融し、これが、外側・口元側ガーゼ8の繊維に絡み付いて、固化することにより、外側ガーゼ5と、合成樹脂製第1・第2不織布6,7と、口元側ガーゼ8が一体化される。このように、マスク本体1を超音波による熱接着により一体化しているので、マスク本体1を容易に製造できる。マスク本体1の上下方向中央部には、立体的なギャザー(プリーツ)10が左右方向に配設されており、衛生マスクの着用時に、ギャザー10を広げることで、マスク本体1による、鼻や口の圧迫が抑制され、これにより、息苦しさや喋り難さが軽減される。
外側・口元側ガーゼ5,8は綿製とされており、塵、埃、花粉、微生物等の捕捉を行なうフィルター機能を有している。
第1不織布6は、厚みのあるフィルターとされて、第2不織布7よりも厚くされており、マスク本体1に厚み(ボリューム感)を持たせる機能と、塵、埃、花粉、微生物等の捕捉を行なうフィルター機能を有する。第1不織布6では、フィルター機能よりも、マスク本体1に厚みを持たせる機能が優先されており、この観点から、第1不織布6としては、厚み(ボリューム感)が充分にあるエアースルー不織布が好ましい。
第2不織布7は、塵、埃、花粉、微生物等の捕捉を行なうフィルター機能を、主要な機能として有するもので、この観点から、第2不織布7としては、繊維が(超)極細で、糸密度が密である(換言すれば、「布目が細かい」、更に、換言すれば、「通過可能な粒子の大きさが小さい)メルトブロー不織布が好ましい。尚、外側ガーゼ5、第1不織布6、第2不織布7の順で、糸密度が密になる(換言すれば、「布目が細かくなる」、更に、換言すれば、「通過可能な粒子の大きさが小さくなる」)ようにされている。
ノーズワイヤ2は、マスク本体1を着用者の鼻の形にフィットさせるもので、これにより、衛生マスクの着用時に、マスク本体1がずれ難くなると共に、鼻の側方側の隙間も略閉塞される。ノーズワイヤ2は、例えば、第1・第2不織布6,7の上端部間に介装されて、マスク本体1内の上端部に左右方向に配設されている。ノーズワイヤ2は、マスク本体1の熱接着時に、マスク本体1における、ノーズワイヤ2周辺部が熱接着されることで、マスク本体1に固定される。ノーズワイヤ2としては、例えば、軟質の針金、プラスチック樹脂等が使用される。
耳掛け3は、マスク本体1の左右両端部に備えられるもので、マスク本体1の熱接着時に、口元側ガーゼ8の裏面に熱接着されている。このように、耳掛け3をマスク本体1に超音波により熱接着しているので、耳掛け3をマスク本体1に容易に取り付けることができる。耳掛け3としては、例えば、スパンデックス(ポリウレタン)製の伸縮性を有し且つ断面略長方形状の平たい紐が使用されている。このように、平たい紐を使用すれば、上記熱接着時に、耳掛け3と口元側ガーゼ8の接触面積を大とでき、両者を良好に熱接着できる。尚、この熱接着時には、耳掛け3の端部が溶融して、口元側ガーゼ8の繊維と絡み付いて、固化する。又、耳掛け3として、スパンデックス製のものを使用すると、ゴム製のものを使用した場合に比較して、上記熱接着時に、傷付き難く、強度が弱くならないと共に、繰り返し伸縮させても、弾力性が失われにくい。更に、耳掛け3として、スパンデックス製の平たい紐を使用すれば、衛生マスクの着用時に、耳掛け3がソフトに着用者の肌に当たり、付け心地が良好である。
上記構成例によれば、下記の効果がある。
A.衛生マスクの外側及び口元側がガーゼから構成されているので、触感、口当たり、ボ リューム感、外観体裁が良好であり、衛生マスクを長時間着用しても、不快感がない。B.衛生マスクが4プライ構造で、プライ数が少ないと共に、中間プライが不織布である ので、通気性が良く、衛生マスクの着用時に、息苦しさや喋り難さがない。
C.衛生マスクの中間プライに不織布を使用したので、塵、埃、花粉、風邪のウィルス等 の微生物等を良好に捕捉できると共に、特に、第2不織布7として、繊維が極細で、糸 密度が密なメルトブロー不織布を使用すれば、塵、埃、花粉、微生物等を更に良好に捕 捉できる。
D.外側ガーゼ5、第1不織布6、第2不織布7の順で、糸密度が密になるようにされた ので、大きな塵や埃は外側ガーゼ5で捕捉され、それよりも小さな塵や埃は第1不織布 6で捕捉され、更に小さな塵や埃、或いは、花粉、微生物は第2不織布7で捕捉される というように、マスク本体1により、塵、埃、花粉、微生物等を効率的に捕捉できる。E.第1不織布6を第2不織布7よりも厚くし、第1不織布6として、厚みのあるものを 使用しているので、衛生マスクのボリューム感を更に向上できると共に、特に、第1不 織布6として、厚みが充分にあるエアースルー不織布を使用すれば、衛生マスクのボリ ューム感を更に向上できる。
尚、上記実施例では、第1・第2不織布を、夫々、一枚としたが、複数枚としてもよく、又、中間プライに、上記以外の不織布や、その他のフィルターや布(生地)等を付加してもよい。
本考案の一実施例を示す斜視図である。 図1の背面図である。 図2のA−A線矢視断面図である。
符号の説明
1 マスク本体
3 耳掛け
5,8 外側・口元側ガーゼ
6,7 第1・第2不織布
9 熱接着

Claims (3)

  1. 外側ガーゼと、第1不織布と、第2不織布と、口元側ガーゼが、外側から口元側に向かって、上記の順で並設されることで、マスク本体が構成され、
    外側ガーゼ、第1不織布、第2不織布の順で、糸密度が密になるようにされ、
    第1不織布が第2不織布よりも厚くされた衛生マスク。
  2. 外側ガーゼ、第1・第2不織布及び口元側ガーゼの外周部が、熱接着により、一体化されると共に、
    口元側ガーゼの裏面の外周部に、左右一対の耳掛けが熱接着された請求項1記載の衛生マスク。
  3. 第1不織布がエアースルー不織布とされ、第2不織布がメルトブロー不織布とされた請求項1又は2記載の衛生マスク。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006043227A (ja) * 2004-08-06 2006-02-16 Yokoi:Kk 立体マスク
JP2013052153A (ja) * 2011-09-05 2013-03-21 Hakugen:Kk マスク

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