JP3101148B2 - デファレンシャル装置 - Google Patents

デファレンシャル装置

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JP3101148B2
JP3101148B2 JP11488394A JP11488394A JP3101148B2 JP 3101148 B2 JP3101148 B2 JP 3101148B2 JP 11488394 A JP11488394 A JP 11488394A JP 11488394 A JP11488394 A JP 11488394A JP 3101148 B2 JP3101148 B2 JP 3101148B2
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泰彦 石川
雅彦 朝日
宏昭 柏崎
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栃木富士産業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両などに用いられる
デファレンシャル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両のデファレンシャル装置に
あっては、片輪スリップ時に、スリップを起こしていな
いタイヤに充分な回転力を与えるための種々の対処がな
されており、そのひとつに、例えば特開平5−2805
96号公報に開示されたものがある。
【0003】このデファレンシャル装置100は、図4
及び図5に示すように、図外のエンジンの駆動力により
回転するケース50内にスラストブロック103を挾ん
で第1及び第2のドライブシャフト101,102がケ
ース50の回転中心と同心上に配置されると共に、この
第1及び第2のドライブシャフト101,102のそれ
ぞれに共に回転するように第1及び第2のサイドギヤ7
1,72が対向配置されており、かつケース50に設け
た収容孔61,62内にケース50の回転力を第1及び
第2のサイドギヤ71,72に伝達する伝達ギヤとして
の第1及び第2のピニオンギヤ81,82が収容されて
大略構成されている。
【0004】ケース50は、ケース本体51とカバー5
2とからなり、ケース50内の収容室50aには、ケー
ス50の回転軸と同心の第1のドライブシャフト101
と第2のドライブシャフト102とが回転可能に挿入さ
れている。
【0005】このため、ケース本体51には第1のドラ
イブシャフト101が挿通する第1の軸孔51aが、ま
たカバー52には第2のドライブシャフト102が挿通
する第2の軸孔52aがそれぞれ形成されている。
【0006】そして、ケース50内に挿入された第1の
ドライブシャフト101と第2のドライブシャフト10
2の外周部には、第1のサイドギヤ71と第2のサイド
ギヤ72がそれぞれスプライン係合されている。
【0007】第1のサイドギヤ71はその端部が大孔径
部71aに形成されており、かつ第2のサイドギヤ72
はその端部が小径部72aに形成されており、第1及び
第2のサイドギヤ71,72は小径部72aを大孔径部
71aに嵌入させて第1及び第2のドライブシャフト1
01,102の軸方向に直列に配置されている。このと
き第2のサイドギヤ72の小径部72aにはスラストワ
ッシャ53が嵌入しており、このスラストワッシャ53
により第1,第2のサイドギヤ71,72間、及び各サ
イドギヤ71,72とケース50との間のクリアランス
を調整している。
【0008】スラストブロック103は、図6に示すよ
うに第2のサイドギヤ72の内径と略同等の外径を有す
る柱状体からなり、第2のサイドギヤ72の小径部72
a側の端部内に嵌入されて、第1,第2のドライブシャ
フト101,102間に配置されている。このスラスト
ブロック103により第1,第2のドライブシャフト1
01,102はその相互漸近方向の移動が規制されてい
る。
【0009】また、ケース本体51及びカバー52に
は、第1の軸孔51a及び第2の軸孔52aの外周に沿
って、一対の収容孔61,62がそれぞれ4箇所でカバ
ー52に連通して形成されている。この収容孔61,6
2のうちカバー52に設けられた収容孔61a,62a
は全周に内周面が形成され、ケース本体51に設けられ
た収容孔61b,62bは収容室50a側に開放されて
いる。
【0010】この一対の収容孔61,62の一方には、
第1のピニオンギヤ81が収容され、他方には、第2の
ピニオンギヤ82が収容されている。この両ピニオンギ
ヤ81,82はカバー52側の収容孔61a,62aの
連通部位で相互に噛合っており、かつ第1のピニオンギ
ヤ81がケース本体51側の収容孔61bで第1のサイ
ドギヤ71に噛合っており、第2のピニオンギヤ82が
ケース本体51側の収容孔62bで第2のサイドギヤ7
2に噛合っている。
【0011】このように構成されたデファレンシャル装
置100はそのケース50が、図示しないベアリングに
よって車体側に保持されている。ケース本体51のフラ
ンジ部51bには、図示しないギヤが取り付けられ、こ
のギヤには、エンジンの回転力が動力伝達装置を経て入
力される。また、第1,第2のドライブシャフト10
1,102は、それぞれ図示しない車両の左右の車輪に
連動連結されている。
【0012】なお、図4中、符号55はカバー52をケ
ース本体51へ固着するためのボルトである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】この従来のデファレン
シャル装置100は、ドライブ時に第1及び第2のサイ
ドギヤ71,72に相互に漸近する方向a及びbの負荷
が作用したときに、両サイドギヤ71,72の同方向の
移動が両サイドギヤ71,72の対向側面間に位置する
スラストワッシャ53を押圧することによって抑制され
る。
【0014】このため、従来のデファレンシャル装置1
00は、ドライブ時の両サイドギヤ71,72間の摩擦
力を増大させることができず、この結果トランスファレ
シオがドライブ時とコースティング時とで略同一となっ
て、前記トランスファレシオを容易に変更することも難
しく設計自由度の狭いものとなっていた。
【0015】また、従来のデファレンシャル装置100
は、第1及び第2のドライブシャフト101,102の
スラスト方向の移動をスラストブロック103で規制し
ているが、スラストブロック103は位置決めされない
状態で第2のサイドギヤ72に嵌入されているので、両
ドライブシャフト101,102のスラストガタを抑制
することが難しいという課題を有している。
【0016】さらに、従来のデファレンシャル装置10
0は、スラストワッシャ53を用いていることにより、
部品点数が増加しており、その分作業能率を低下させる
という課題をも有している。
【0017】本発明は、前記した事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は組立作業能率の向上,ドライブ
時の駆動力の向上、及び設計自由度の拡大を可能とし、
かつドライブシャフトの安定した取付状態の得られるデ
ファレンシャル装置を提供するにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ため請求項1記載の発明は、エンジンの駆動力により回
転するケース内に、スラストブロックを挾んで第1及び
第2のドライブシャフトが前記ケースの回転中心と同心
上に配置されると共に、前記第1及び第2のドライブシ
ャフトのそれぞれに共に回転するように第1及び第2の
サイドギヤが対向配置されており、かつ前記ケースに設
けた収容孔内に前記ケースの回転力を前記第1及び第2
のサイドギヤに伝達する伝達ギヤが前記ドライブシャフ
トと平行に収容されているデファレンシャル装置におい
て、前記第1及び第2のサイドギヤの各対向側面の内周
部に軸心に向かって傾斜するギヤ側傾斜周面が形成され
ており、かつ前記スラストブロックの前記第1及び第2
のドライブシャフトにそれぞれ対向する両側外周部に前
記ギヤ側傾斜周面に当接するブロック側傾斜周面が形成
されていることを特徴としている。
【0019】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載のデファレンシャル装置であって、前記スラストブロ
ックの両側部が大径部を共有する相互に逆向きの円錐台
形状に形成されていることを特徴としている。
【0020】
【作用】請求項1記載の発明は、前記した構成になって
いるので、ドライブ時に第1及び第2のサイドギヤに相
互に漸近する方向の負荷が作用したときに、ギヤ側傾斜
周面とブロック側傾斜周面との当接により、前記両サイ
ドギヤの同方向の移動が規制されると共に、前記負荷に
よる前記ブロック側傾斜周面に対する前記ギヤ側傾斜周
面の押付け力により、前記第1及び第2のサイドギヤと
スラストブロックとの間の摩擦力が増大し、結果として
両サイドギヤ間の摩擦力が増大する。
【0021】また、請求項1記載の発明は、ブロック側
傾斜周面及びギヤ側傾斜周面の傾斜角度の増減により、
前記した摩擦力の大きさを制御することができる。
【0022】さらに、請求項1記載の発明は、ブロック
側傾斜周面をギヤ側傾斜周面に当接させることによっ
て、スラストブロックを第1及び第2のサイドギヤ間に
容易に位置決めできる。
【0023】請求項2記載の発明は、円錐台形状の周面
がブロック側傾斜周面を構成しており、この円錐台形状
の周面にギヤ側傾斜周面が当接することにより、第1及
び第2のサイドギヤの移動を規制し、前記両サイドギヤ
とスラストブロックとの間の摩擦力を増大し、かつスラ
ストブロックの位置決めを行なうことができる。
【0024】
【実施例】以下、本発明を図示した実施例に基づいて具
体的に説明する。
【0025】図1は一実施例としてのデファレンシャル
装置1を示す。
【0026】このデファレンシャル装置1はスラストブ
ロック2の形状、及び第1及び第2のサイドギヤ3,4
とスラストブロックとの組付構造が相違し、他の構成は
前述した従来のデファレンシャル装置100と同様にな
っている。このとき第1及び第2のサイドギヤ3,4は
それぞれ従来のデファレンシャル装置100の第1及び
第2のサイドギヤ71,72に対応して設けられてお
り、他の同一構成要素は同一符号を付して説明する。
【0027】すなわち、デファレンシャル装置1は、図
外のエンジンの駆動力により回転するケース50内にス
ラストブロック2を挾んで第1及び第2のドライブシャ
フト101,102がケース50の回転中心Cと同心上
に配置されると共に、この第1及び第2のドライブシャ
フト101,102のそれぞれに共に回転するように第
1及び第2のサイドギヤ3,4が対向配置されており、
かつケース50に設けた収容孔61,62内にケース5
0の回転力を第1及び第2のサイドギヤ3,4に伝達す
る伝達ギヤとしての第1及び第2のピニオンギヤ81,
82が収容されて構成されている。
【0028】そして、デファレンシャル装置1は、従来
のデファレンシャル装置100と同様に両ピニオンギヤ
81,82が収容孔61a,62aの連通部位で相互に
噛合っており、かつ第1のピニオンギヤ81が収容孔6
1bで第1のサイドギヤ3に噛合っており、第2のピニ
オンギヤ82が収容孔62bで第2のサイドギヤ4に噛
合っている。
【0029】また、第1及び第2のサイドギヤ3,4の
各対向側の内周部には、軸心に向かって傾斜するギヤ側
傾斜周面3a,4aが形成されており、かつスラストブ
ロック2の両側外周部にはギヤ側傾斜周面3a及び4a
にそれぞれ当接するブロック側傾斜周面21及び22が
形成されており、これら両サイドギヤ3,4とスラスト
ブロック2とはギヤ側傾斜周面3a及び4aをそれぞれ
ブロック側傾斜周面21及び22に当接させて組付けら
れている。
【0030】このときスラストブロック2は具体的には
図2に示すように、その両側部が大径部を共有する相互
に逆向きの略同一の円錐台形状に形成されており、この
円錐台形状の周面がブロック側傾斜周面21,22を構
成している。
【0031】このように組付けられたデファレンシャル
装置1はドライブ時には、第1のサイドギヤ3と第2の
サイドギヤ4は相対運動をしないので、第1のピニオン
ギヤ81と第2のピニオンギヤ82も相対運動をしな
い。すなわち、エンジンの駆動により、動力伝達装置を
介してケース50が回転し、第2のピニオンギヤ82
は、ケース50の収容孔62からケース50の回転方向
の力を受けて第2のサイドギヤ4に力を伝達し、第1の
ピニオンギヤ81は、ケース50の収容孔61からケー
ス50の回転方向の力を受けて第1のサイドギヤ3に力
を伝達する。これにより、第1,第2のドライブシャフ
ト101,102が回転する。
【0032】このデファレンシャル装置1は、ドライブ
時に第1及び第2のサイドギヤ3,4に相互に漸近する
方向a,bの負荷が作用するが、このときにギヤ側傾斜
周面3a及び4aがそれぞれブロック側傾斜周面21及
び22に当接して、両サイドギヤ3,4の同方向の移動
が規制されると共に、前記負荷によるブロック側傾斜周
面21,22に対するギヤ側傾斜周面3a,4aの押付
け力により第1及び第2のサイドギヤ3,4とスラスト
ブロック2との間の摩擦力が増大し、結果として両サイ
ドギヤ3,4間の摩擦力が増大するようになっている。
【0033】このようにデファレンシャル装置1は、両
サイドギヤ3,4の漸近方向a,bの移動をブロック側
傾斜周面21,22で受けるようにしたので、従来のス
ラストワッシャが不要となって部品点数の低減化を図る
ことができ、ひいては組立作業能率の向上を図ることが
できると共に、前記したサイドギヤ3,4間の摩擦の増
大によりコースティング時に比べドライブ時のトランス
ファレシオが向上し、この結果ドライブ時の駆動力を向
上させることができる。
【0034】また、デファレンシャル装置1は、ブロッ
ク側傾斜周面21,22の傾斜角度の増減により、前記
した摩擦力の大きさを制御することができるので、トラ
ンスファレシオの変更が容易となって設計自由度の拡大
を図ることができる。
【0035】すなわち、図3に示すように、スラストブ
ロック2の接触面の力学的半径Rm[mm],軸方向の
押付け力P[N],円錐台の半頂角α[°],接触面の
垂直力Ph[N]、及び摩擦係数μとしたときの第1,
第2のドライブシャフト101,102間の伝達トルク
T[N]は下記(1)式で導かれる。
【0036】 T=μRmPh =μRm(P/(sin α+μcos α))=μ′RmP …(1) ここで、軸方向の押付け力P[N]は下記(2)式で導
かれ、 P=Phsin α+Phμcos α =Ph(sin α+μcos α) …(2) (2)式より、接触面の垂直力Ph[N]は Ph=P/(sin α+μcos α) …(3) となり、かつ見掛上の摩擦係数μ′は下記(4)式で導
かれる。 μ′=μ/(sin α+μcos α) …(4) 前記(1)式はこれら(2)乃至(4)式らか導出され
る。
【0037】そして前記(1)式より導出されるトラン
スファレシオ(前進)はα=15°,20°,30°の
ときそれぞれ、3.3,3.1,2.7となり、容易に
トランスファレシオを変更することができる。
【0038】さらに、デファレンシャル装置1は、ブロ
ック側傾斜周面21,22をギヤ側傾斜周面3a,4a
に当接させることによって、スラストブロック2を第
1,第2のサイドギヤ3,4間に容易に位置決めできる
ので、両ドライブシャフト101,102のスラスト方
向のガタつきを有効に阻止して両ドライブシャフト10
1,102の安定した取付状態を得ることができる。
【0039】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1記
載の発明によれば、第1及び第2のサイドギヤの各対向
側面の内周部にギヤ側傾斜周面を形成し、かつスラスト
ブロックの両側外周部に前記ギヤ側傾斜周面に当接する
ブロック側傾斜周面を形成して、ドライブ時に第1及び
第2のサイドギヤに相互に漸近する方向の負荷が作用し
たときに、ギヤ側傾斜周面とブロック側傾斜周面との当
接により、前記両サイドギヤの同方向の移動を規制する
ように構成したので、従来のスラストワッシャの不要に
よる部品点数の低減により組立作業能率の向上を図るこ
とができる。
【0040】また、請求項1記載の発明によれば、前記
した負荷により前記ブロック側傾斜周面に対する前記ギ
ヤ側傾斜周面の押付け力により、第1及び第2のサイド
ギヤとスラストブロックとの間の摩擦力が増大し、結果
として前記両サイドギヤ間の摩擦力が増大するので、コ
ースティング時に比べドライブ時のトランスファレシオ
が向上し、この結果ドライブ時の駆動力を向上させるこ
とができる。
【0041】さらに、請求項1記載の発明によれば、ブ
ロック側傾斜周面及びギヤ側傾斜周面の傾斜角度の増減
により、前記した摩擦力の大きさを制御することができ
るので、トランスファレシオの変更が容易となって、設
計自由度の拡大を図ることができる。
【0042】その上、請求項1記載の発明によれば、ブ
ロック側傾斜周面をギヤ側傾斜周面に当接させることに
よって、スラストブロックを第1及び第2のサイドギヤ
間に容易に位置決めできるので、ドライブシャフトのス
ラスト方向のガタつきを有効に阻止してドライブシャフ
トの安定した取付状態を得ることができる。
【0043】また、請求項2記載の発明によれば、円錐
台形状の周面がブロック側傾斜周面を構成しており、こ
の円錐台形状の周面にギヤ側傾斜周面が当接することに
より、前記した請求項1記載の発明の効果を適確に奏す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例としてのデファレンシャル装置の図4
のV−V線に対応する断面図であり、両ドライブシャフ
トについてはケース外部両側の鎖線部分のみ示されケー
ス内部は図示を省略されてある。
【図2】図1のデファレンシャル装置に用いられるスラ
ストブロックの斜視図である。
【図3】図2のスラストブロックの設計説明図である。
【図4】従来のデファレンシャル装置の正面図である。
【図5】図4のV−V線に沿う断面図であり、両ドライ
ブシャフトについてはケース外部両側の鎖線部分のみ示
されケース内部は図示を省略されてある。
【図6】従来のスラストブロックの斜視図である。
【符号の説明】
1 デファレンシャル装置 2 スラストブロック 3 第1のサイドギヤ 4 第2のサイドギヤ 3a,4a ギヤ側傾斜周面 21,22 ブロック側傾斜周面 50 ケース 61,62 収容孔 81 第1のピニオンギヤ(伝達ギヤ) 82 第2のピニオンギヤ(伝達ギヤ) 101 第1のドライブシャフト 102 第2のドライブシャフト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−37455(JP,A) 特開 平5−280596(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 1/45

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの駆動力により回転するケース
    内に、スラストブロックを挾んで第1及び第2のドライ
    ブシャフトが前記ケースの回転中心と同心上に配置され
    ると共に、前記第1及び第2のドライブシャフトのそれ
    ぞれに共に回転するように第1及び第2のサイドギヤが
    対向配置されており、かつ前記ケースに設けた収容孔内
    に前記ケースの回転力を前記第1及び第2のサイドギヤ
    に伝達する伝達ギヤが前記ドライブシャフトと平行に収
    容されているデファレンシャル装置において、 前記第1及び第2のサイドギヤの各対向側面の内周部に
    軸心に向かって傾斜するギヤ側傾斜周面が形成されてお
    り、かつ前記スラストブロックの前記第1及び第2のド
    ライブシャフトにそれぞれ対向する両側外周部に前記ギ
    ヤ側傾斜周面に当接するブロック側傾斜周面が形成され
    ていることを特徴とするデファレンシャル装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のデファレンシャル装置で
    あって、 前記スラストブロックの両側部が大径部を共有する相互
    に逆向きの円錐台形状に形成されていることを特徴とす
    るデファレンシャル装置。
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