JP3100282U - 電子レンジ調理容器付き冷凍魚介類 - Google Patents

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大嶋 生三
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有限会社大広
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Abstract

【課題】冷凍魚介類の生産工程を短縮し、自然の素材のまま製造し、商品自体の旨味を味わえ、商品に大きな目減りがない方法で、製造経費も安く、消費者に安価に提供できる電子レンジ調理容器付き冷凍魚介類を開発することにある。
【解決手段】原料である冷凍魚介類を解凍工程と、水洗い工程と、原料の洗浄工程と、塩もみ工程と、再度、洗浄工程と、水切り工程と、原料の解体工程と、計量工程と、袋詰め工程と、原料の真空包装工程と、原料の急速冷凍工程と、原料のパック詰め工程と、これらを金属探知機を通す工程と、箱詰め工程との組み合わせからなる冷凍魚介類の製造方法と、これら原料を蒸気抜き2a付き蓋2を有する耐熱容器3内のスノコ4上に均等に並べ、適料の水、もしくは酒を入れ、蓋をし、電子レンジYで適当時間蒸すことを特徴とする電子レンジ調理容器付き冷凍魚介類である。
【選択図】    図1

Description

 この考案は、電子レンジ調理容器付き冷凍魚介類に関するものである。
 従来、冷凍魚介類は、例えば、タコの場合、解凍する工程と、この解凍されたタコを水洗いする工程と、水洗いされたタコを洗浄する工程と、タコを股切りする工程(他の魚介類の場合には分切りする)と、この股切りしたタコを塩もみする工程と、塩もみされたタコを再度、洗浄する工程と、発色液に約15分浸漬する工程と、トンネル蒸し機で蒸す工程と、このトンネル蒸し機で蒸されたタコが加熱不充分な際にボイル槽で再度加熱す工程と、予冷槽に入れる工程と、本冷槽(酸化防止剤液−エリソルビン酸ナトリウムと亜硫酸塩入り)に浸漬する工程と、これらの処理されたタコを水切りする工程と、水切りされたタコを計量する工程と、これらのタコを箱詰めする工程と、箱詰めされたタコを金属探知機で金属異物が混入していないか検査する工程と、これら箱詰めされたタコを氷詰めする工程と、チルド状で出荷する工程があり、これらのタコは翌日店舗で小分けされてパック販売されている。
 そして、これらの方法において、発色剤・酸化防止剤は、タコの発色効果を高め、色の定着を良くするため用いられており、PH調整剤はチルド販売のため、生菌数を抑えるために用いられている。これらの薬品は役所の認可を受けたものではあるが、色目と日持ちを考えた結果、現在も添加剤として使用されている。
 また、トンネル蒸し機で加熱しているが、部分的に加熱が不充分な箇所があるために、再度ボイル槽にて加熱しなければならない。この時に加熱が不充分であると,当然のことながら翌日には品質の劣化をまねき、廃棄処分とされる。
 このような工程と時間や薬品を使用して、なおかつ、ボイルすることにより、20%〜30%の目減りが発生するため、原価計算をすると、割高になってしまうという欠点があった。
 しかも、解凍から製品まで約半日の時間を要しており、また、十分な加熱を要するため商品は、画一化されており、寿司職人などが好む柔らかく味わいのあるタコは市場では手に入らないという欠点もあった。
 さらに、当日生産されたものを夕方に発送し、翌日の店頭にならび、売りに掛けられている。従って、消費者の口に入るまでには、早くても一日以上経過したものであり、新鮮な品とはいえないという欠点もあった。
 さらに、これらの冷凍魚介類を、電子レンジを用いて解凍・加熱調理しても、美味しく調理出来ないないという欠点があった。
 そこで、解決しようとする問題点は、冷凍魚介類の生産工程を短縮し、自然の素材のまま製造し、商品自体の旨味を味わえ、商品に大きな目減りがない方法で、製造経費も安く、消費者に安価に提供でき、しかも、電子レンジ調理容器と組み合わせることにより、簡単に調理できる電子レンジ調理容器付き冷凍魚介類を開発することにある。
 そこで、この考案は、冷凍魚介類を製造するにあたり、生産工程が大幅に短縮でき、薬品を一切使用せず、商品自体の旨味を味わえ、冷凍するにあたり、特殊な容器を用いて、電子レンジを使用して蒸すことにより、美味しく、しかも、簡単に調理でき、しかもパック材等のゴミを最小限に抑え、地球の環境問題にも対応・貢献できる電子レンジ調理容器付き冷凍魚介類を開発・提供する。
 この考案によると、生産工程を大幅に短縮され、製造コストの低減がはかれ、また、薬品を一切使用しないため、商品自体の旨味が味わえ、製造工程中に大きな目減りもなく、消費者に安価に提供できる。
 さらに、その考案の冷凍魚介類に電子レンジ調理容器を組み合わせることにより、電子レンジで好みにあった調理を素早く加熱することが可能であり、本来のうま味を逃さず、素材を生かした料理を美味しく食べることができる。
 また、耐熱性の容器本体は、冷凍魚介類の包装用容器として設けており、反復継続し繰り返し使用でき、しかも、食材とは別々に保管できることにより、冷蔵庫も場所を取らないものである。
 さらに、使用する容器本体は、一度購入すれば、あとは食材だけ買い求めればよく、また、商品は真空包装でしかも、小分け包装されているため、商品にロスがなく衛生的で品質保持が確保できるものである。
 そこで、この考案は、前処理する冷凍魚介類の製造方法と、この冷凍魚介類を電子レンジを使用し、しかも、特殊な電子レンジ用容器を用いて、蒸すことにより、美味しく、しかも、簡単に調理できる電子レンジ調理容器付き冷凍魚介類を開発した。
 次に、先ず、この考案に使用する真空冷凍包装される冷凍魚介類の製法の一実施例をフローチャートに従って詳述すると、述べると、原料である冷凍魚介類(1)を解凍する工程と、この解凍された原料を水洗いする工程と、水洗いされた原料を洗浄する工程と、水洗いされ、洗浄された原料を塩もみする工程と、塩もみされた原料を再度、洗浄する工程と、洗浄された原料を水切りする工程と、水切りされた原料を解体する工程と、解体された各原料を計量する工程と、これらを袋詰めする工程と、袋詰めされた原料を真空包装する工程と、袋詰めされ、真空包装された原料を急速冷凍する工程と、これら真空包装され、急速冷凍された原料を袋(X)にパック詰めする工程と、これらを金属探知機を通す工程と、これらを箱詰めする工程との組み合わせから製造された冷凍魚介類を用いる。
 尚、蒸気抜き付き蓋を有する耐熱容器の具体的な一実施例を説明すると、耐熱性素材を用いて構成され、容器本体(3)には、蒸気抜き(2a)付き蓋(2)を被着するものであり、該容器本体(3)内にスノコ(4)を設けたものであり、これを電子レンジ(Y)で適当時間加熱するものである。
 そして、この冷凍魚介類(1)を、流水急速解凍もしくは自然解凍し、これら冷凍魚介類(1)を袋(X)より取り出し、蒸気抜き(2a)付き蓋(2)を有する耐熱容器(3)内のスノコ(4)上に均等に並べ、適料の水、もしくは酒を入れ、蓋(2)をし、電子レンジで適当時間蒸すことを特徴とする電子レンジ調理容器付き冷凍魚介類である。
 また、上記考案で使用される冷凍魚介類(1)は、タコ、蟹、海老、いか、貝類、魚肉のすり身、魚肉の切り身から選ばれたものである。
 また、蒸す方法の一例としては、電子レンジ(Y)を『強』にセットし、タイマーを合わせて、スイッチを入れる。魚介類(1)が200gの場合は、約1.5〜2分、250gの場合は、約2〜3分、300gの場合は、約3〜4分とし、殻つき製品(蟹類・貝類)は4〜5分と長めに設定する。
 尚、調整方法として、調理時間を最初は短めにして、好みに応じて加熱時間を調整する。
 さらに、解凍後の魚介類(1)をタレに一晩浸漬することにより、好みの味付け料理ができ、電子レンジで加熱後、甘酢や三杯酢に漬け込むことにより、手軽に酢の物ができる。
 この考案の冷凍魚介類と電子レンジに用いる包装用容器とを用いことにより、生鮮魚介類の前処理の作業、電子レンジを使用すること、そして、調理方法に適合する耐熱容器の製造にも産業上の利用が可能である。
この考案に使用する耐熱容器の一実施例を示す説明図である。 この考案の一実施例を状態を示す断面図である。 この考案に使用する冷凍魚介類の製法の一実施例を示すフローチャート図である。
符号の説明
 1 生鮮魚介類
 2a 蒸気抜き
 2 蓋
 3 耐熱容器
 4 スノコ
 X 袋
 Y 電子レンジ

Claims (1)

  1.  冷凍魚介類(1)を解凍する工程と、この解凍された原料を水洗いする工程と、水洗いされた原料を洗浄する工程と、水洗いされ、洗浄された原料を塩もみする工程と、塩もみされた原料を再度、洗浄する工程と、洗浄された原料を水切りする工程と、水切りされた原料を解体する工程と、解体された各原料を計量する工程と、これらを袋詰めする工程と、袋詰めされた原料を真空包装する工程と、袋詰めされ、真空包装された原料を急速冷凍する工程と、これら真空包装され、急速冷凍された原料を袋(X)にパック詰めする工程と、これらを金属探知機を通す工程と、これらを箱詰めする工程からなる冷凍魚介類であって、この袋(X)に真空包装された冷凍魚介類(1)と、耐熱性素材で構成され、蓋(2)には蒸気抜き(2a)を有し、容器本体(3)内にスノコ(4)を有する包装用容器本体との組み合わせからなることを特徴とする電子レンジ調理容器付き冷凍魚介類。
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