JP3100245U

JP3100245U - ワイヤーハンガー用ピンチ

Info

Publication number: JP3100245U
Application number: JP2003270690U
Authority: JP
Inventors: 高橋　信
Original assignee: 高橋　信
Priority date: 2003-07-16
Filing date: 2003-07-16
Publication date: 2004-05-13
Anticipated expiration: 2009-07-16

Abstract

【課題】洗濯物が風により落下することを防止すると共に、カラスによるワイヤーハンガーの持ち去りをも防止することも可能とする。そして、１個のワイヤーハンガーに複数個の小物の洗濯物を吊し干すことができ、ワイヤーハンガーを有効に利用することができるワイヤーハンガー用ピンチを提供する。
【解決手段】ワイヤーハンガー固定用ピンチ１とワイヤーハンガー、洗濯物用固定用ピンチ２をナイロン糸３でつなぎ、ハンガーや洗濯物を固定できるようになっている。また、複数個のハンガーピンチをワイヤーハンガーに取り付け使用することでワイヤーハンガーの有効利用ができる。
【選択図】図１

Description

本考案はワイヤーハンガーに固定可能なピンチと、洗濯物を抑えたりワイヤーハンガーに固定したりできるピンチを組み合わせた洗濯物用固定具である。

技術背景

従来のワイヤーハンガーに取り付け、利用するピンチを使った物には、ワイヤーハンガーにピンチを付けたフレームを取り付け、洗濯物を固定しようとする物がある。（例えば、特許文献１，特許文献２参照。）
特開平２０００−１４９９３（図１）特開平９−２０１４９３（図１）

風による洗濯物の落下や、カラスによるワイヤーハンガーの持ち去りがよく起こり、洗濯を行う際の障害になっている。また、無償で提供されるワイヤーハンガーは多数利用されているが、その多くが利用されずに捨てられている。そこで、資源の無駄を省くためにもワイヤーハンガーの有効な利用法を考案する。
従来のフレームを使った洗濯物用固定具は、フレームが大きすぎ、整理する際に収納が難しく、一回ごとに取り外さなくては整理しにくいという欠点があった。また、付属品として無償で手に入るワイヤーハンガーに取り付ける器具としては、製作に金銭がかかりすぎるという欠点も併せ持っていた。

本考案はピンチを２個組み合わせた簡単な構造となっている。

本考案により洗濯物が風により落下することを防止すると共に、カラスによるワイヤーハンガーの持ち去りをも防止することが可能となる。また、１個のワイヤーハンガーに複数個の小物の洗濯物を干すことができ、ワイヤーハンガーを有効にできる物である。
そして、本ワイヤーハンガー用ピンチは、製作する際に安価で仕上げることができるため、安価での提供が可能となるものである。さらに、本ワイヤーハンガー用ピンチは小さくかさばらないため、ワイヤーハンガーに取り付けたまま収納しても整理が容易におこなえるものである。

図１ワイヤーハンガー固定用ピンチ１の固定面はワイヤー部分の径と同じ溝をつけ固定後もずれないようにする。図１ワイヤーハンガー、洗濯物用固定ピンチ２の固定面にはワイヤー部分の径と同じ溝を十字につける。図１ナイロン糸３には柔軟で風雨にも劣化しにくいナイロン製の糸を使う。

（イ）図１ワイヤーハンガー固定用ピンチ１をワイヤーハンガー上部に取り付け、図１ワイヤーハンガー、洗濯物用固定ピンチ２で洗濯物を固定し、風による洗濯物落下を防止する。
（ロ）図１ワイヤーハンガー固定用ピンチ１をワイヤーハンガー上部に取り付け、図１ワイヤーハンガー、洗濯物用固定ピンチ２をワイヤーハンガー先端部に取り付け、洗濯物を干さない場合のカラスのワイヤーハンガー持ち去りを防止する。
（ハ）図１ワイヤーハンガー固定用ピンチ１を複数個ワイヤーハンガー下部に取り付けることで、一つのワイヤーハンガーで複数の小物の洗濯物をつるし、干すことができる。

　本考案の斜視図である。

符号の説明

１ワイヤーハンガー固定用ピンチ
２ワイヤーハンガー、洗濯物用固定ピンチ
３ナイロン糸

Claims

ワイヤーハンガーのワイヤー部分に取り付けることのできるピンチを２個つなぎ、風による洗濯物の落下や、カラスによるワイヤーハンガーの持ち去りを防止できる洗濯物用固定具である。
１個のワイヤーハンガーに複数個の小物の洗濯物を干すことのできる請求項１の洗濯物用固定具である。