JP3160665U - 配線用線状物の引っ掛け具 - Google Patents

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Abstract

【課題】安価に製造することができると共に、配線しようとするケーブル等の線状物の線径の大小にかかわりなく、その線状物を引っ掛けやすく外れないように保持させて、天井裏や壁空間等の小空間であっても、ケーブル等の牽引や押し込みの配線作業を容易に行うことができるようにした配線用線状物の引っ掛け具を提供する。【解決手段】差込み空間を介して前後に対向させた二本の線材1、2のそれぞれの基端部1a、2aを配線竿の先端に取り付け、前記一方の線材1は、中間部に左右何れかの外方に膨出させた湾曲部1bを形成すると共に、先端部に前記湾曲部1bと反対方向に曲げたフック部1cを形成し、前記他方の線材2は、中間部に前記線材1の湾曲部1bと反対方向の外方に膨出させた湾曲部2bを形成すると共に、先端部に前記湾曲部2bと反対方向に曲げたフック部2cを形成した。【選択図】図3

Description

この考案は、電線、ケーブル等の線状物を天井裏や壁空間等の小空間に配線するときに使用する引っ掛け具に関するものである。
従来、この種の配線用線状物の引っ掛け具としては、例えば図16、17に示したように、手持ち操作用操作竿Aの先端部に連結する連結部11と、基端部12aがこの連結部11に連結された逆V字状または逆U字状の引っ掛け具本体12とからなり、この引っ掛け具本体12を丸棒状の一本の線材から構成してなるものが存在する。
そして、前記引っ掛け具は、基端側部分13aが引っ掛け具本体12の基体12b側に取り付けられ、先端部分13bが引っ掛け具本体12の折り返し部12c近くに配置された帯板状のスプリング体13を備えており、このスプリング体13と引っ掛け具本体12における引っ掛け体12dとの間に逆V字状の隙間Saが形成されているとしている(特許文献1)。
そのため、前記図16、17に示した引っ掛け具は、配線しようとするケーブルの線径の大小にかかわりなく、ケーブルを隙間Sa内においてスプリング体13の押圧力によって挟持させた状態で保持させて、引き寄せることができるので、天井裏等における小空間であっても、配線工事を容易にかつ短時間に行うことができるという効果を有するとしている。
また、この種の配線用線状物の引っ掛け具としては、例えば図18、19に示したように、前記図16、17に示したものと同様の連結部11と、引っ掛け具本体12とからなり、さらに引っ掛け具本体12に左右方向に延びる横軸14bを介して回動自在に保持された回転体14とからなるものが存在する。
そして、前記回転体14は、外周面に多数の係合突起14aを有し、この外周面と前記引っ掛け具本体12の立ち上がり部12e及び上端部分との間にかけて、電線挿入用の隙間Sbが形成されており、この隙間Sbが上端奥部に至る程小さくなるように形成されているとしている(特許文献2)。
そのため、前記図18、19に示した引っ掛け具は、配線しようとするケーブルの線径の大小にかかわりなく、ケーブルを回転体14と引っ掛け具本体12との隙間Sb内において挟持させた状態で保持させて、引き寄せることができるので、天井裏等における小空間であっても、配線工事を容易にかつ短時間に行うことができるとしている。しかも、前記隙間Sbが上端奥部に至るほど狭く形成されているので、引き寄せようとするケーブルが電話線のような小径のケーブルから三相電線のような比較的太いケーブルまで、前記隙間Sbの合った位置で回転体14と引っ掛け具本体12とで挟持することができ、これにより一つの引っ掛け具で径や巻線の異なる多種のケーブルに対応させることができるという効果を有するとしている。
実用新案登録第2591717号公報 実用新案登録第2590903号公報
しかしながら、図16、17に示した配線用線状物の引っ掛け具では、引っ掛け具本体12及びスプリング体13から構成されており、構造が簡単であるといえるが、引っ掛け具本体12は丸棒状の一本の線材から構成され、スプリング体13は帯板から構成されており、二種の構成部材からなるため、これらの部材を組み合わせなければならず、安価に製造できるとはいえなかった。
また、前記配線用線状物の引っ掛け具では、引っ掛け具本体12と帯板スプリング体13でケーブル等を挟み込み保持しようとしているが、器具の性質上、帯板スプリング体13の幅を大きくとることができず有効な保持力を確保できないで、ケーブル等がすべり抜けるという課題を有していた。
さらに、図18、19に示した配線用線状物の引っ掛け具では、引っ掛け具本体12及び回転体14から構成されており、構造が複雑であるうえ、引っ掛け具本体12は丸棒状の一本の線材から構成され、回転体14は爪車などから構成されており、二種の構成部材からなるため、これらの部材を組み合わせなければならず、図16、17に示した引っ掛け具と同様に安価に製造できるとはいえなかった。
また、前記配線用線状物の引っ掛け具においても、ケーブル等を引っ掛け具本体12と回転体14とで挟持させた場合、回転体14は自由な回転ができなくなり回転体14外周の爪が障害物に引っ掛かってしまい、配線作業を手際よく行うことができないという課題を有していた。
そこで、この考案は、安価に製造することができると共に、配線しようとするケーブル等の線状物の線径の大小にかかわりなく、一捻りするだけで、その線状物を引っ掛けやすく、相対した開口部を持つフック部で外れないように保持させて、天井裏や壁空間等の小空間であっても、ケーブル等の牽引や押し込みの配線作業を容易に行うことができるようにした配線用線状物の引っ掛け具を提供することを目的としてなされたものである。
さらに、この考案は、天井裏や壁空間等の小空間において、配線しようとするケーブル等の線状物を送り込むときも、配線後の引っ掛け具を引き戻すときも、その線状物を容易に引っ掛けることができ、天井裏や壁空間等の既設の電線や、断熱材等の障害物に引っ掛かり難いものとし、配線作業を手際よく行うことができるようにした配線用線状物の引っ掛け具を提供することを目的としてなされたものである。
そのため、この考案の配線用線状物の引っ掛け具は、差込み空間Sを介して前後に対向させた二本の線材1、2のそれぞれの基端部1a、2aを配線竿Aの先端に取り付け、前記一方の線材1は、中間部に左右何れかの外方に膨出させた湾曲部1bを形成すると共に、先端部に前記湾曲部1bと反対方向に曲げたフック部1cを形成したものとし、前記他方の線材2は、中間部に前記線材1の湾曲部1bと反対方向の外方に膨出させた湾曲部2bを形成すると共に、先端部に前記湾曲部2bと反対方向に曲げたフック部2cを形成したものとしている。
そして、この考案の配線用線状物の引っ掛け具は、前記二本の線材1、2を互いに前後略対称形状にしたものとしている。
さらに、この考案の配線用線状物の引っ掛け具は、前記基端部1aと基端部2aの間に、上方から下方にかけて徐々に窄めるようにした線状物挟み部4を設けたものとしている。
また、この考案の配線用線状物の引っ掛け具は、前記湾曲部1bとフック部1cの間に、下方から上方にかけて徐々に窄めるようにした線状物挟み部5aを設け、前記湾曲部2bとフック部2cの間に、下方から上方にかけて徐々に窄めるようにした線状物挟み部5bを設けたものとしている。
この考案の配線用線状物の引っ掛け具は、以上に述べたように構成されているので、安価に製造することができると共に、配線しようとするケーブル等の線状物の線径の大小にかかわりなく、一捻りするだけで、その線状物を外れないように引っ掛けることができ、天井裏や壁空間等の小空間であっても、配線作業を容易に行うことができるようになった。
さらに、この考案の配線用線状物の引っ掛け具は、天井裏や壁空間等の小空間において、配線しようとするケーブル等の線状物を送り込むときも、配線後の引っ掛け具を引き戻すときも、天井裏や壁空間等の既設の電線や、断熱材等の障害物に引っ掛かり難いものとなり、配線作業を手際よく行うことができるようになった。
この考案の配線用線状物の引っ掛け具の第一実施形態を伸縮竿の先端に取り付けた状態の説明図である。 この考案の配線用線状物の引っ掛け具の第一実施形態を線状体の先端に取り付けた状態の説明図である。 図1、2に示す引っ掛け具の斜視図である。 図1、2に示す引っ掛け具の正面図である。 図1、2に示す引っ掛け具の側面図である。 図1、2に示す引っ掛け具の底面図である。 この考案の配線用線状物の引っ掛け具の第二実施形態を伸縮竿の先端に取り付けた状態の説明図である。 この考案の配線用線状物の引っ掛け具の第二実施形態を線状体の先端に取り付けた状態の説明図である。 図7、8に示す引っ掛け具の斜視図である。 図7、8に示す引っ掛け具の正面図である。 図7、8に示す引っ掛け具の側面図である。 図7、8に示す引っ掛け具の底面図である。 図1、2に示す引っ掛け具の使用状態の説明図である。 図7、8に示す引っ掛け具の一使用状態の説明図である。 図7、8に示す引っ掛け具の他の使用状態の説明図である。 従来の引っ掛け具の一例の斜視図である。 図16に示す従来の引っ掛け具の側面図である。 従来の引っ掛け具の他の例の斜視図である。 図18に示す従来の引っ掛け具の側面図である。
以下、この考案の配線用線状物の引っ掛け具を実施するための形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
第一実施形態としてのこの考案の配線用線状物の引っ掛け具は、図1、2に示したように、配線竿Aの先端に、差込み空間Sを介して前後に対向させた二本の線材1、2のそれぞれの基端部1a、2aを取り付けたものとしている。
前記線材1、2のうち、一方の線材1は、図3、4に示したように、中間部に左右何れかの外方に膨出させた湾曲部1bを形成すると共に、先端部に前記湾曲部1bと反対方向に曲げたフック部1cを形成したものとしている。前記他方の線材2は、中間部に前記線材1の湾曲部1bと反対方向の外方に膨出させた湾曲部2bを形成すると共に、先端部に前記湾曲部2bと反対方向に曲げたフック部2cを形成したものとしている。
前記配線竿Aは、図1に示したような、繰り出したり繰り込んだりすることにより伸縮自在とした伸縮竿としたり、図2に示したような、長尺の線状体などとすることができる。
前記線材1、2は、図3、4に示したように、互いに前後対称形状にしており、通常、鋼線材としているが、剛性に富んだ合成樹脂材や合成樹脂複合材料等としてもよい。なお、前記線材1、2のそれぞれの基端部1a、2aを配線竿Aの先端に取り付けるには、取付け具Bを介在させたものとしているが、この取付け具Bを介在させることなく、両者を直結したものとしてもよい。
前記線材1、2の基端部1a、2aは、図3、4に示したように、隙間3を設けて、前後に互いに平行に対向させたものとしており、略直線状に形成している。なお、前記線材1、2の基端部1a、2aは、隙間3を設けることなく、両者を接触させたものとしてもよい。
前記線材1、2に形成した湾曲部1b及び湾曲部2bは、図4に示したように、楕円の略長辺形の円弧状に形成し、互いに左右反対方向に左右略対称形状として、外方に膨張させたものとしている。なお、図示した湾曲部1b及び湾曲部2bは、楕円の略長辺形の円弧状に形成したものとしたが、この形状に限られることなく、円形もしくは湾曲部を有したものであればよい。
前記線材1、2に形成したフック部1c及びフック部2cは、図4に示したように、楕円の略短辺形の円弧状に形成し、互いに左右反対方向に左右略対称形状として、鉤状に曲げたものとしている。なお、図示したフック部1c及びフック部2cは、楕円の略短辺形の円弧状に形成したものとしたが、この形状に限られることなく、鉤状に曲げたものであればよい。
さらに、第二実施形態としてのこの考案の配線用線状物の引っ掛け具は、図7、8に示したように、配線竿Aの先端に、差込み空間Sを介して前後に対向させた二本の線材1、2のそれぞれの基端部1a、2aを取り付けたものとしている。
前記線材1、2のうち、一方の線材1は、図9、10に示したように、中間部に左右何れかの外方に膨出させた湾曲部1bを形成すると共に、先端部に前記湾曲部1bと反対方向に曲げたフック部1cを形成したものとしている。前記他方の線材2は、中間部に前記線材1の湾曲部1bと反対方向の外方に膨出させた湾曲部2bを形成すると共に、先端部に前記湾曲部2bと反対方向に曲げたフック部2cを形成したものとしている。
前記配線竿Aは、第一実施形態と同様に、図7に示したような、繰り出したり繰り込んだりすることにより伸縮自在とした伸縮竿としたり、図8に示したような、長尺の線状体などとすることができる。
前記線材1、2は、図9、10に示したように、互いに前後対称形状にしており、通常、鋼線材としているが、剛性に富んだ合成樹脂材や合成樹脂複合材料等としてもよい。なお、前記線材1、2のそれぞれの基端部1a、2aを配線竿Aの先端に取り付けるには、取付け具Bを介在させたものとしているが、この取付け具Bを介在させることなく、両者を直結したものとしてもよい。
前記線材1、2の基端部1a、2aは、図9、11に示したように、前後に互いに対向させたものとしており、基端部1aと基端部2cの間には、上方から下方にかけて徐々に窄めるようにした線状物挟み部4を設けたものとしている。このようにした線状物挟み部4は、線径の異なる線状物を挟み込むことができる。
前記線材1、2に形成した湾曲部1b及び湾曲部2bは、図10に示したように、楕円の略長辺形の円弧状に形成し、互いに左右反対方向に左右略対称形状として、外方に膨張させたものとしている。なお、図示した湾曲部1b及び湾曲部2bは、楕円の略長辺形の円弧状に形成したものとしたが、この形状に限られることなく、円形もしくは湾曲部を有したものであればよい。
前記線材1、2に形成したフック部1c及びフック部2cは、図10に示したように、楕円の略短辺形の円弧状に形成し、互いに左右反対方向に左右略対称形状として、鉤状に曲げたものとしている。なお、図示したフック部1c及びフック部2cは、楕円の略短辺形の円弧状に形成したものとしたが、この形状に限られることなく、鉤状に曲げたものであればよい。
さらに、前記線材1の湾曲部1bとフック部1cの間には、図9、10に示したように、下方から上方にかけて徐々に窄めるようにした線状物挟み部5aを設け、前記線材2の湾曲部2cとフック部2cの間には、図9、10に示したように、下方から上方にかけて徐々に窄めるようにした線状物挟み部5bを設けたものとしている。このようにした線状物挟み部5a、5bは、線径の異なる線状物を挟み込むことができる。
以上のように構成したこの考案の配線用線状物の引っ掛け具を使用して、天井裏や壁空間等に電線、ケーブル等の線状物を配線するには、この引っ掛け具を取り付けた配線竿Aを点検口等から天井裏や壁空間等に入れ、配線竿Aを天井裏や壁空間に送り込んでいき、この配線竿Aの先端部を引っ掛けようとする電線、ケーブル等の付近に持って行く。
そして、この考案の配線用線状物の引っ掛け具に、電線、ケーブル等の線状物Lの先端部を次のようにして引っ掛ける。
第一実施形態として示したこの考案の配線用線状物の引っ掛け具では、先ず、図13(a)(b)に示したように、線材1、2間の差込み空間Sに前記線状物Lの先端部を入り込ませる。次に、図13(c)に示したように、線材1、2を配線竿Aを中心として90度回転させる。さらに、図13(d)に示したように、線材1、2を下に引いて、線材1の湾曲部1bとフック部1cの間、及び線材2の湾曲部2bとフック部2cの間に線状物Lを引っ掛ける。
第二実施形態として示したこの考案の配線用線状物の引っ掛け具では、先ず、図14(a)(b)に示したように、線材1、2間の差込み空間Sに前記線状物Lの先端部を入り込ませる。次に、図14(c)に示したように、線材1、2を配線竿Aを中心として90度回転させる。さらに、図14(d)に示したように、線材1、2を下に引いて、線材1の湾曲部1bとフック部1cの間の線状物挟み部5a、及び線材2の湾曲部2bとフック部2cの間の線状物挟み部5bに線状物Lを引っ掛けると共に挟み込む。
そこで、前記配線竿Aを引き戻すと、線状物Lが天井裏や壁空間等に引き込まれ、これにより天井裏や壁空間等に線状物Lが配線されることになる。
なお、第一、二実施形態として示したこの考案の配線用線状物の引っ掛け具では、前記したように通常は二本の線材1、2により、配線しようとするケーブル等の線状物Lを強力に保持するが、何らかの要因で、一時的に線材1の湾曲部1bとフック部1cの間及び線材2の湾曲部2bとフック部2cの間や、線材1の線状物挟み部5a及び線材2の線状物挟み部5bから線状物Lが抜け落ちてしまった場合でも、互いに相対した形状の二本の線材1、2の間に線状物Lをおいておくことにより、図13(c)、図14(c)に示すように、線状物Lを引っ掛けた状態を保持することができる。
また、第二実施形態として示したこの考案の配線用線状物の引っ掛け具では、図15に示したように、線材1、2間の差込み空間Sに前記線状物Lの先端部を入り込ませ、そのままこれら線材1、2の基端部1a、2aに設けた線状物挟み部4に入り込ませていくことにより、この線状物挟み部4に線状物Lを引っ掛けると共に挟み込むことができる。
このようにした場合には、前記配線竿Aを天井裏や壁空間に送り込んでいくだけによっても、天井裏や壁空間等に線状物Lを配線することができるものとなる。
この考案の配線用線状物の引っ掛け具を使用すれば、以上に述べたように天井裏や壁空間等に電線、ケーブル等の線状物を配線する場合に、配線しようとする線状物Lの線径の大小にかかわりなく、この線状物Lの先端部を、線材1の湾曲部1bとフック部1cの間、及び線材2の湾曲部2bとフック部2cの間に引っ掛けたり、これらの間に引っ掛ける共に挟み込んで、その線状物Lを外れないように保持させることができるので、配線作業を容易に行うことができるようになる。
さらに、この考案の配線用線状物の引っ掛け具では、天井裏や壁空間等に配線しようとする線状物Lを送り込むときも、配線後に引っ掛け具を引き戻すときも、線材1、2の湾曲部1b又は湾曲部2bの何れかが天井裏面や壁面に接触することになるので、天井裏や壁空間等の既設の電線や、断熱材等の障害物に引っ掛かり難いものとなり、配線作業を手際よく行うことができるようになる。
また、この考案の配線用線状物の引っ掛け具では、二本の線材1、2のみから構成されているので、安価に製造することができるものとなる。
1 線材
1a 基端部
1b 湾曲部
1c フック部
2 線材
2a 基端部
2b 湾曲部
2c フック部
4 線状物挟み部
5a 線状物挟み部
5b 線状物挟み部
A 配線竿
S 差込み空間

Claims (4)

  1. 差込み空間(S)を介して前後に対向させた二本の線材(1、2)のそれぞれの基端部(1a、2a)を配線竿(A)の先端に取り付け、前記一方の線材(1)は、中間部に左右何れかの外方に膨出させた湾曲部(1b)を形成すると共に、先端部に前記湾曲部(1b)と反対方向に曲げたフック部(1c)を形成したものとし、前記他方の線材(2)は、中間部に前記線材(1)の湾曲部(1b)と反対方向の外方に膨出させた湾曲部(2b)を形成すると共に、先端部に前記湾曲部(2b)と反対方向に曲げたフック部(2c)を形成したものとしたことを特徴とする配線用線状物の引っ掛け具。
  2. 前記二本の線材(1、2)を互いに略左右対称形状にしたことを特徴とする請求項1記載の配線用線状物の引っ掛け具。
  3. 前記基端部(1a)と基端部(2a)の間に、上方から下方にかけて徐々に窄むようにした線状物挟み部(4)を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の配線用線状物の引っ掛け具。
  4. 前記湾曲部(1b)とフック部(1c)の間に、下方から上方にかけて徐々に窄むようにした線状物挟み部(5a)を設け、前記湾曲部(2b)とフック部(2c)の間に、下方から上方にかけて徐々に窄めるようにした線状物挟み部(5b)を設けたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の配線用線状物の引っ掛け具。
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