JP3100215U - 靴 - Google Patents

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熊切 昌弘
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株式会社ニューバランスジャパン
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Abstract

【課題】 靴甲被内面にパッドを設けて足後部等のフィット性・安定性を高めることができ、また、パッドによる足の押圧にめりはりを効かせることができる靴を提供する。
【解決手段】 足の内側における内側踝m後方の第1部分及び土踏まずのアーチ部である第2部分を押圧する内側パッド10と、足の外側における外側踝m’後方の第3部分及び踵前方の第4部分を押圧する外側パッド20を靴1の甲被3内面に設ける。内側パッド10は、第1部分に対応する凸部11と第2部分に対応する凸部12とこれら凸部間で厚さが薄くされた凹部13とを有する。外側パッド20は、第3部分に対応する凸部21と第4部分に対応する凸部22とこれら凸部間で厚さが薄くされた凹部23とを有する。
【選択図】   図10

Description

 本考案は、靴、特に足後部の安定性・フィット性を高めることができる運動靴に関するものである。
 従来、スポンジ等を付加してフィッティング感を高めた運動靴として、履き口の上端部に厚さ10mm程度のスポンジを、靴内側から後部を通って外側へと連続して一体に付設したものが知られている。
 しかしながら、足の履き口上端部対応部分以外の部分、例えば足後部を押圧することができるような靴はなく、足後部のフィット性が悪く、該部分が不安定で浮きやすいといった問題が生じる場合があった。また、上記した履き口部のスポンジは、厚さが均一で押圧力も均一となるため、押さえにめりはりがないといった問題もあった。
 本考案は、以上のような点に着目してなされたもので、その目的は、足後部等のフィット性・安定性を高めることができ、また、足の押圧にめりはりを効かせることができる靴を提供することにある。
 本考案によれば、上記課題を解決するため、足の内側における内側踝後方の第1部分と、足の内側における土踏まずのアーチ部である第2部分と、足の外側における外側踝後方の第3部分と、足の外側における踵前方の第4部分との内の少なくとも一の部分を押圧するクッション性を有する凸状のパッドを甲被内面に設けたことを特徴とする靴が提供される。
 本考案では、靴の甲被内面にパッドを付設して、足の第1〜第4部分(図4及び図5参照)の内の少なくとも一の部分を押圧させることができるが。当該パッドを、前記第1〜第4部分の全てに対し設けることが望ましい。かかるパッドによって、足の所定部位を押圧することにより、足後部、特に踵部分を安定させ、靴にフィットさせることができる。
 パッドとしては、汎用ポリウレタンスポンジ、特殊粘弾性スポンジ等のスポンジを所定の形状に成型したもの外被で被うようにしたもの等を好ましく用いることができ、これを、靴の甲被内面に縫い付けるなどにより一体に取り付けることができる。
 本考案では、前記第1及び第2部分に対応するパッドは、第1部分と第2部分との間にパッド厚を薄くした凹部を有する内側パッドとして一体に形成され、また、前記第3及び第4部分に対応するパッドは、第3部分と第4部分との間にパッド厚を薄くした凹部を有する外側パッドとして一体に形成され得る。この場合、内側の第1及び第2部分押圧用のパッドを別々ではなく一つの内側パッドとして作製できるため、パッドの靴甲被への取付け工程も二つ別々の場合に比べ簡易化することができる。外側の第3及び第4部分押圧用のパッドについても同様である。
 本考案では、前記パッドを断面ほぼ半球形状に突出するように作製できる。また、パッドの厚さは、第1部分と第2部分とを結ぶ方向及び第3部分と第4部分とを結ぶ方向に沿って常に変化する、すなわち一定とならないように設定することができる。これにより、押圧力が不均一となってめりはりを効かせることができる。
 本考案では、第1〜第4部分に対応する各パッドの最大厚をそれぞれ同一の厚さにすることもできるが、足に対する安定性やフィット性を高めるため、前記第1部分に対応するパッドの最大厚と第2部分に対応するパッドの最大厚が異なると共に、前記第3部分に対応するパッドの最大厚と第4部分に対応するパッドの最大厚が異なるように設計することが望ましい。更に、前記第1部分に対応するパッドの最大厚が、第2部分に対応するパッドの最大厚より薄く、前記第3部分に対応するパッドの最大厚が、第4部分に対応するパッドの最大厚より薄くなるように設定することができる。なお、これとは逆に、第1部分対応パッドの最大厚を第2部分対応パッドの最大厚より厚くしたり、第3部分対応パッドの最大厚を第4部分対応パッドの最大厚より厚くすることも可能である。
 また、前記第1部分に対応するパッドの最大厚と第3分部に対応するパッドの最大厚が異なると共に、前記第2部分に対応するパッドの最大厚と第4部分に対応するパッドの最大厚が異なるように設計することもでき、更に、前記第1部分に対応するパッドの最大厚が、第3部分に対応するパッドの最大厚より厚く、前記第2部分に対応するパッドの最大厚が、第4部分に対応するパッドの最大厚より厚くなるように設定することができる。これにより、足後部の安定性・フィット性を更に高めることができる。なお、逆に、第1部分対応パッドの最大厚を第3部分対応パッドの最大厚より薄くしたり、第2部分対応パッドの最大厚を第4部分対応パッドの最大厚より薄くすることも可能である。
 以下、本考案の好適な実施形態を添付図面に基づいて説明する。
 図1及び図2は、本考案に係る靴(スポーツシューズ)1を便宜的に縦に二分割して、その内部の内側及び外側を示している。靴1は、底体2と甲被3とから基本構成され、甲被3内面の内側及び外側にクッション性を有する内側パッド10及び外側パッド20が一体に付設されている。
 図3及び図4は、靴1を履いた場合に、内側パッド10及び外側パッド20が足のどの部位に当接するかを示す説明図である。内側パッド10は、足の内側における内側踝mの後方から土踏まずのアーチ部分にかけて斜めに拡張し、また、外側パッド20は、足の外側における外側踝m’の後方から踵の前方にかけて斜めに拡張するように、靴1内に取り付けられる。
 図5及び図6は内側パッド10の斜視図及び縦断面図であり、図7及び図8は外側パッド20の斜視図及び縦断面図である。内側パッド10は、内側踝mの後方部分(第1部分)を押圧すべく凸状に厚くされた第1凸部11と、土踏まずアーチ部分(第2部分)を押圧すべく厚くされた第2凸部12と、これら凸部間で相対的に窪む凹部13とを有する。第1及び第2凸部11及び12はいずれも、断面が段状ではなく湾曲してほぼ半球状に突出しており(第1凸部11の横断面を示す図9等参照)、従って、各凸部11、12の縦横に沿って厚さは一定ではなく常に変化する。また、第2凸部12の頂部(厚さが最も厚くなる部分)は、第1凸部11の頂部よりも若干高く設定される。
 外側パッド20は、外側踝m’の後方部分(第3部分)を押圧すべく厚くされた第3凸部21と、踵前方部分(第4部分)を押圧すべく厚くされた第4凸部22と、これら凸部間の凹部23とを有する。第3及び第4凸部21及び22も上記の第1及び第2凸部11、12と同様に、断面ほぼ半球状に突出する。第4凸部22の頂部は、第3凸部21の頂部よりも若干高く設定される。また、第1及び第2凸部11、12の各頂部は、第3及び第4凸部21、22の各頂部よりもそれぞれ若干高く設定される。一例として、好ましくは、第1凸部頂部厚は約19mm、第2凸部頂部厚は約25mm、第3凸部頂部厚は約15mm、第4凸部頂部厚は約19mm、及び、凹部13、23の厚さは9mmとされる。 
 内側及び外側パッド10、20は、上記凹凸を有する所定の形状に形成したスポンジを外被で被うようにして靴甲被3の内面に縫い付けるなどにより甲被3に付設することができる。また、内側及び外側パッド10、20の凹部13、23に対応する足部分は、特に押圧を必要としないため、パッド10を第1部分押圧用と第2部分押圧用の二つに分けると共に、パッド20を第3部分押圧用と第4部分押圧用の二つに分けてそれぞれ作製することができる。しかし、その場合、四つのパッドを甲被3の内面に取り付けなければならず、二つのパッド10、20で済む場合に比べパッドの取付けに手間がかかる。
 以上の靴1では、内側パッド10及び外側パッド20の押圧作用により、足後部、特に踵部分が安定し、また、各パッド10、20の凸部11、12、21、22と凹部13、23が成す凹凸、及び各凸部の一定ではない厚みによって、押圧強度がパッド全体で均一ではなく、そのため押さえにめりはりが生じ、良好なフィット感を得ることができる。なお、図10は、靴1に足を入れる前の内外パッド10、20の凹凸を便宜的に示し、図11はそこに足を入れた後のパッド10、20を示す。
 以上では、各凸部11、12、21、22の最大厚が、凸部12>凸部11、凸部22>21、凸部11>凸部21、凸部12>凸部22、凸部11=凸部22となる例を挙げたが、本考案はこれに限定されるものではなく、例えば、上記最大厚が凸部12<凸部11、凸部22<凸部21、凸部11<凸部21、凸部12<凸部22等となっていてもよい。
靴を便宜的に縦に二分割してその内部内側を示す斜視説明図である。 靴を便宜的に縦に二分割してその内部外側を示す斜視説明図である。 内側パッドが当接する足の内側部分を示すための説明図である。 外側パッドが当接する足の外側部分を示すための説明図である。 内側パッドの斜視図である。 図5のA−Aに沿う内側パッドの縦断面図である。 外側パッドの斜視図である。 図7のB−Bに沿う外側パッドの縦断面図である。 図5のC−Cに沿う内側パッドの第1凸部の横断面図である。 履く前(初期状態)の靴内の内側及び外側パッドを示す説明図である。 履いた後の靴内の内側及び外側パッドと足を示す説明図である。
符号の説明
 1 靴
 10 内側パッド
 11 第1凸部
 12 第2凸部
 13 凹部
 20 外側パッド
 21 第3凸部
 22 第4凸部
 23 凹部

Claims (10)

  1. 足の内側における内側踝後方の第1部分と、足の内側における土踏まずのアーチ部である第2部分と、足の外側における外側踝後方の第3部分と、足の外側における踵前方の第4部分との内の少なくとも一の部分を押圧するクッション性を有する凸状のパッドを甲被内面に設けたことを特徴とする靴。
  2. 前記パッドを、前記第1、第2、第3及び第4部分の全てに対し設けた請求項1記載の靴。
  3. 前記第1及び第2部分に対応するパッドは、第1部分と第2部分との間にパッド厚を薄くした凹部を有する内側パッドとして一体に形成され、また、前記第3及び第4部分に対応するパッドは、第3部分と第4部分との間にパッド厚を薄くした凹部を有する外側パッドとして一体に形成される請求項2記載の靴。
  4. 前記パッドは断面ほぼ半球形状に突出する請求項1〜3のいずれか記載の靴。
  5. 前記パッドの厚さは、第1部分と第2部分とを結ぶ方向及び第3部分と第4部分とを結ぶ方向に沿って常に変化する請求項1〜4のいずれか記載の靴。
  6. 前記第1部分に対応するパッドの最大厚と第2部分に対応するパッドの最大厚が異なると共に、前記第3部分に対応するパッドの最大厚と第4部分に対応するパッドの最大厚が異なる請求項2〜5のいずれか記載の靴。
  7. 前記第1部分に対応するパッドの最大厚は、第2分部に対応するパッドの最大厚より薄く、前記第3部分に対応するパッドの最大厚は、第4部分に対応するパッドの最大厚より薄い請求項6記載の靴。
  8. 前記第1部分に対応するパッドの最大厚と第3分部に対応するパッドの最大厚が異なると共に、前記第2部分に対応するパッドの最大厚と第4部分に対応するパッドの最大厚が異なる請求項2〜7のいずれか記載の靴。
  9. 前記第1部分に対応するパッドの最大厚は、第3部分に対応するパッドの最大厚より厚く、前記第2部分に対応するパッドの最大厚は、第4部分に対応するパッドの最大厚より厚い請求項8記載の靴。
  10. 当該靴は運動用のものである請求項1〜9のいずれか記載の靴。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013048852A (ja) * 2011-08-31 2013-03-14 Regal Corp クッション付き革靴とクッション付き裏材
JP2016510681A (ja) * 2013-03-14 2016-04-11 エイチビーエヌ シュー,エルエルシー フットウェア用ヒールスタビライザー
JP2016077407A (ja) * 2014-10-14 2016-05-16 株式会社 Akaishi 履き物用パッド

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