JP3100044U - 電気炊飯器と電気炊飯器における蒸気孔の開閉具 - Google Patents

電気炊飯器と電気炊飯器における蒸気孔の開閉具 Download PDF

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Abstract

【課題】 炊飯器本体の蓋に内蔵される蒸気排出手段の蒸気孔を蓋の外面から開閉自在できる電気炊飯器と電気炊飯器における蒸気孔の開閉具を提供すること。
【解決手段】 蒸気排出手段3の蒸気孔4の外端を、蓋2の上面に取着される開閉蓋bで開閉自在に密閉する。
 また、開閉具Aは内部空間19に蒸気孔4を包蔵する蓋体16と支持体18と両者を連結するリンク17とから成り、開閉具Bは内部空間19に蒸気孔4を包蔵する蓋体27と、該内部空間19を外部に連通する連通口28と、該連通口28を開閉自在に密閉する開閉蓋29とから成る。
 このほか、開閉具A、B共に、それぞれの蓋体16、27の下端に接合座24を構成したものも提供される。
【選択図】 図1

Description

 本考案は、電気炊飯器と電気炊飯器における蒸気孔の開閉具に関する。
 登録実用新案公報(実用登録第3021760号)には、電気炊飯器の保温時に、ボールバルブ9cによって蓋3に設けた下側排出孔9bを閉じて外部空気の流入を遮断することが開示されているが、炊き上がり時の減圧状態での蓋3を開け易くするために、前記遮断はボールバルブ9cで下側排出孔9bが完全に密閉されないように構成されている。すなわち、蒸気排出手段9が蓋3の内部に収納される点で不都合さが内在するものであり、内蓋に開口された蒸気孔が蓋の蒸気孔に連通する一般的な電気炊飯器においては、保温時に起きるご飯の変質が問題となる。
 さらに、炊き上げ時のおねばがボールタップに付着するので、これの清掃に手数を要する問題がある。
登録実用新案公報(実用登録第3021760号、段落番号0004〜0007)
 本考案は、炊飯器本体の蓋に内蔵される蒸気排出手段の蒸気孔を、蓋の外面から開閉自在できる電気炊飯器と電気炊飯器における蒸気孔の開閉具を提供するものである。
 請求項1に記載された電気炊飯器は、炊飯器本体の蓋に内蔵される蒸気排出手段である蒸気孔を、蓋の上面に取着される開閉蓋で開閉自在に密閉して成る。
 請求項2に記載された電気炊飯器における蒸気孔の開閉具は、所要平面積の内部空間を形成する蓋体と、該蓋体の内部空間を外部に連通する連通口と、該連通口を開閉自在に密閉する開閉蓋とから成る。
 請求項3に記載された電気炊飯器における蒸気孔の開閉具は、所要平面積の内部空間を形成する蓋体と、該蓋体の上部で一端が折曲自在に係合されるリンクと、該リンクの他端で折曲自在に係合される支持体とから成る。
 請求項4に記載された電気炊飯器における開閉具は、請求項2又は請求項3に記載された電気炊飯器における開閉具において、蓋体の下端周縁がリング状の接合座に嵌着されて成る。
 本考案によれば、炊飯器本体の蓋の蒸気孔を蓋の外側から開閉するものであるから、保温時には蒸気の流出及び空気中の雑菌の進入を防止し保温時のご飯の変質を抑えることができる。
 炊飯器本体1の蓋2の上面に取着される開閉蓋bは、合成樹脂製であることを考慮すれば、軸受部6と係止片7が蓋2の上面に凹設する嵌着溝8に嵌着接合(接着剤を併用するなど)され、開閉蓋bの蓋本体5と軸受部6との関係も、ビスなどで回動自在に係合することもできるが、合成樹脂成形による量産を考えれば蓋本体5のピン軸9が軸受部6の軸孔10に連通する絞り溝11から弾性変形によって挿入され軸孔10に軸支される。蓋本体5の前方下面に上向きに形成する鉤状凹部12の内向きの突起12が係止片7の前側のくぼみ14に弾性変形により係止され、蓋本体5の下面に周設されたパッキン15が蒸気排出手段3の各蒸気孔4を包蔵して蓋2の上面に密着する。
 また、上端に開閉蓋29を設けた外付けの開閉具Bでは、開閉蓋29の下面に設けたシール材35が蒸気孔4を外部に連通する連通口28閉塞し、開閉蓋29の前部両側面が蓋体27に掘設した溝部32に若干の弾性変形を伴って押圧嵌入させて連通口28の密閉状態を保持し、蓋体27の下端周縁が両面接着シート26を介して炊飯器本体1の蓋2の上面に直接接着されるほか、両面接着シート26などにより蓋2の上面に接着されるリング状の接合座24を介して蓋体27の下端を密着接合するものなどであり、この場合の接合座24は蓋2の上面形状になじむように下面に弾性体25を一体に接合したものなどで提供される。
 さらに、蒸気孔4の一群に被蓋される蓋体16と支持体18とをリンク17で係合する外付けの開閉具Aでは、蓋体16の上部に立設する芯棒21と支持体18の支軸23にそれぞれ横設するピン軸9は、リンク17の前後に設ける各軸受部6の軸孔10に連通する絞り溝11から弾性変形によって挿入されて該軸孔10に軸支される。
 本考案の実施例を説明すると、開閉蓋を有する電気炊飯器aは図1(a)に示すように、炊飯器本体1の蓋2に内設された蒸気排出手段3である4個の蒸気孔4を開閉する爪状の蓋本体5が蓋2に次の手段で開閉係止自在に取付けられている。すなわち、蓋本体5の軸受部6と、蓋本体5の前部底面に突設した係止片7とを設けて、蓋本体を軸受部6で開閉自在とし、蓋2に凹設した嵌合溝8に係止片7を係脱自在としている。蓋本体5と一体のピン軸9は軸受部6の軸孔10に連通する絞り溝11から溝幅を弾性変形によって拡幅しつつ軸孔10に挿入され軸支される。また、蓋本体5は前方下面を上り勾配先細り状に形成しその勾配の起点近傍で上向きに形成する鉤状凹部12の内向きの突起13が係止片7の前側のくぼみ14に弾性変形によって内側へのけ反らせて係止される。蓋本体5の下面は該下面に周設されたリング状のパッキン15で図1(b)に示すように、蒸気排出手段3の各蒸気孔4を包蔵して蓋2の上面に密着される。
 本考案電気炊飯器aの使用は、炊飯時には開閉蓋bの蓋本体5を開け各蒸気孔4を外部に開口して従来通りご飯を炊き上げる。保温時には図1(a)に示す状態とすると各蒸気孔4は蓋本体5によって外気と遮断されるから、保温時の蒸気が外部に流出されず、空気中の雑菌の進入も防止されるので、ご飯が固くなったり黄ばむなどの変質が抑えられる。
 本考案電気炊飯器における蒸気孔の開閉具(以下、単に開閉具とする。)Aについて説明すると、図2、図3に示すように蒸気排出手段3の全蒸気孔4に被蓋される蓋体16と、蓋体16の姿勢を所定に保持するリンク17と、リンク17を支持する支持体18とから成り、蓋体16は内面に各蒸気孔4を包蔵する内部空間19が形成され、内部空間19の底周縁には弾性変形自在なシール材20が接合され、蓋体16の上部に立設した芯棒21にピン軸9がその両端を突出して横設される。支持体18は下方の吸盤22に立設した支軸23に前記と同様にピン軸9がその両端を所要に突出して横設される。そして、両ピン軸9はリンク17の前後に設ける各軸受部6の軸孔10に連通する絞り溝11からその溝幅を弾性変形によって拡幅しつつ該軸孔10に挿入され軸支される。
 このようにして成る開閉具Aは図5に示すように、蒸気排出手段3の各蒸気孔4が炊飯器本体1の蓋2の上面に開口されている電気炊飯器cに次のように使用される。
 すなわち、各蒸気孔4を蓋体16の内部空間19に包蔵できる状態で蓋2の上面に蓋体16を位置決めし、その姿勢で支持体18の吸盤22を蓋2の上面に吸着させる。
 このように電気炊飯器cの蓋2に外付けされた開閉具Aは、炊飯時には図2の仮想線で示すように蓋体16が支持体18のピン軸9を中心に反転され、蒸気孔4が開口され、保温時には図5に示す状態で各蒸気孔4が蓋体16で密閉され、前記と同様の働きでご飯の変質が抑えられる。
 この開閉具Aはリンク17の前後の軸受部6と蓋体16の芯棒21及び支持体18の支軸23との係合が折曲自在ではあるが、蓋体16の蓋2の上面への密着性を考慮してきつい係合となる。蓋体16の密閉性をより確実とするには図4に示すように、蓋体16の下面のシール材20に着脱自在に嵌着するリング状の接合座24を設け、接合座24の下面には電気炊飯器cの蓋2の上面形状になじむ弾性体25を一体に接合し、弾性体25を介して両面接着シート26の外面を蓋2の上面に接着し、接合座24の上面と蓋体16の下面のシール材20において密閉性を図ることができる。
 本考案の他の開閉具Bを図6乃至図8に示すと、蒸気排出手段3の全蒸気孔4を包蔵できる面積の内部空間19を内底に形成する蓋体27と、蓋体27の上部に凹設した凹部31に嵌入して内部空間19を外部に連通する連通口28を密閉する開閉蓋29と、蓋体27の底面の小径部30に着脱自在に内嵌するリング状の接合座24とから成る。
 蓋体27は円形の凹部31の周壁で外方へ向けた部分壁に溝部32(図7)が上部をやや狭い幅として掘られ、連通口28によって凹部31と内部空間19とは連通している。
開閉蓋29は下部の圧接部33が凹部31に嵌入自由とされ、圧接部33の上部に連接する指掛け部34が溝部32に押し込み自在とされ、圧接部33の底面に接着したシール材35で連通口28を密閉自在とし、指掛け部34の反対側に形成した二股部36に差し渡されたピン軸9が、蓋体27の上面に立設する軸受部6の軸孔10に連通する絞り溝11からその溝幅を弾性変形によって拡幅しつつ軸孔10に挿入され軸支される。接合座24の下面には蓋2の上面に馴染むリング状の弾性体25が接着されてそれに接着した両面接着シート26により蓋2の上面に接着される。蓋体27の小径部30の下端に接着されたシール材35は接合座24の凹部37の底面に密着する。
 このほか、開閉具Bは図8に示すように蓋体27の下面に接合座24を嵌着することなく、蓋2の上面に馴染むリング状の弾性体25が接着されそれに両面接着シート26が接着されて提供される。
 開閉具Bにおいても前記と同様に蒸気排出手段3の全蒸気孔4を、内部空間19に包蔵する状態で接合座24を介し、或いは直接蓋体27が蓋2の上面に接合される。炊飯時には指掛け部34に指を掛けて開閉蓋29を開けて蒸気孔4を外気に連通させ、保温時には開閉蓋29を指掛け部34により圧接部33を蓋体27の凹部31に押し込んで連通口28を閉じ、前記と同様にご飯の変質が抑えられる。
 このほか、蒸気孔4の開閉手段としては、上下方向の開閉に代えて蓋体27を前後にスライドさせることや、鉛直軸心に対して回動させることで蒸気孔4を外気に対して連通遮断自在にできる。
 本考案は、炊飯器本体の蓋の構造に簡易な改良を加えることにより、保温時のご飯の変質を抑えたものであるから、既製の電気炊飯器においては開閉具の取着によってその目的を達成させる。
本考案に係る電気炊飯器aの説明図であり、(a)は炊飯器本体1の蓋2に組み込まれた開閉蓋bの縦断面説明図で、(b)は同上状態の開閉蓋bの平面図である。 本考案に係る開閉具Aの正面図である。 開閉具Aの平面図である。 開閉具Aの他の実施態様における一部を縦断した正面図である。 開閉具Aを取着した電気炊飯器cの説明図である。 本考案に係る開閉具Bの縦断面図である。 同上開閉具Bの平面図である。 同上開閉具Bの他の実施態様における縦断面図である。
符号の説明
 1 炊飯器本体
 2 蓋
 3 蒸気排出手段
 4 蒸気孔
 5 蓋本体
 6 軸受部
 7 係止片
 8 嵌着溝
 9 ピン軸
 10 軸孔
 11 絞り溝
 12 鉤状凹部
 13 突起
 14 くぼみ
 15 パッキン
 16 蓋体
 17 リンク
 18 支持体
 19 内部空間
 20 シール材
 21 芯棒
 22 吸盤
 23 支軸
 24 接合座
 25 弾性体
 26 両面接着シート
 27 蓋体
 28 連通口
 29 開閉蓋
 30 小径部
 31 凹部
 32 溝部
 33 圧接部
 34 指掛け部
 35 シール材
 36 二股部
 37 凹部
 a、c 電気炊飯器
 b 開閉蓋
 A、B 開閉具

Claims (4)

  1.  炊飯器本体の蓋に内蔵される蒸気排出手段である蒸気孔を、該蓋の上面に取着される開閉蓋で開閉自在にして成る電気炊飯器。
  2.  所要平面積の内部空間を形成する蓋体と、該蓋体の内部空間を外部に連通する連通口と、該連通口を開閉自在に密閉する開閉蓋とから成り、炊飯器本体の蒸気孔を包蔵して炊飯器本体の蓋に配設されることを特徴とする電気炊飯器における蒸気孔の開閉具。
  3.  所要平面積の内部空間を形成する蓋体と、該蓋体の上部で一端が折曲自在に係合されるリンクと、該リンクの他端で折曲自在に係合される支持体とから成り、炊飯器本体の蓋に接合される支持体を介して、蓋体で該炊飯器本体の蒸気孔を開閉自在に密閉することを特徴とする電気炊飯器における蒸気孔の開閉具。
  4.  蓋体の下端周縁がリング状の接合座に嵌着されて成る請求項2又は3記載の電気炊飯器における蒸気孔の開閉具。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0615952U (ja) * 1992-07-30 1994-03-01 武三郎 守本 工作機械におけるチヤックハンドル収納装置

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