JP3099404B2 - 水晶発振器 - Google Patents

水晶発振器

Info

Publication number
JP3099404B2
JP3099404B2 JP03094023A JP9402391A JP3099404B2 JP 3099404 B2 JP3099404 B2 JP 3099404B2 JP 03094023 A JP03094023 A JP 03094023A JP 9402391 A JP9402391 A JP 9402391A JP 3099404 B2 JP3099404 B2 JP 3099404B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crystal oscillator
crystal
temperature
unit
frequency
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP03094023A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04324704A (ja
Inventor
辰夫 高橋
一郎 小山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP03094023A priority Critical patent/JP3099404B2/ja
Publication of JPH04324704A publication Critical patent/JPH04324704A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3099404B2 publication Critical patent/JP3099404B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
  • Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コードレス電話等の移
動体通信機器に用いられる基準周波数を決定するための
温度補償用の水晶発振器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コードレス電話等の移動体通信機
器では、小型化,軽量化,低消費電流化が要望されてお
り、機器の性能を左右する温度補償用水晶発振器につい
ても、これらの要望は高まってきている。
【0003】以下に従来の一般的な発振用増幅器内蔵の
ICによる温度補償用水晶発振器の構成について図面を
用いて説明する。図2は従来の温度補償用水晶発振器の
具体的な回路の一例を示す回路図であり、IC2に内蔵
されている発振用増幅器10を用いて、入力端子11と
出力端子12間に水晶振動子3を接続し、入力端子11
と接地端子13間に温度補償用コンデンサC1を接続
し、出力端子12と接地端子13間に温度補償用コンデ
ンサC2およびトリマーコンデンサC3を接続して、水
晶発振器が構成されている。
【0004】水晶振動子3の周波数温度特性に対し、外
付けの温度補償用コンデンサC1,C2で温度補償を行
ない、一般的にはコードレス用では±4PPm/0〜40
℃に入るように設計されている。又、トリマーコンデン
サC3により、水晶振動子3の周波数バラツキ等を十分
カバーできるよう周波数調整を行なっている。
【0005】次に図3および図4に、上記温度補償用水
晶発振器の従来の一般的な実装法を示しており、各々
(a)は平面図、(b)は側面図である。図3は、基板
1の上に水晶発振用増幅器を内蔵したPLLICパッケ
ージ2および、水晶振動子3を実装すると共に、水晶振
動子3については、高密度実装のため、ICパッケージ
上の空間a1を利用して、入出力の足を折り曲げて実装
している。図4は、図3の実装に加えて、ICパッケー
ジ2と水晶振動子3の間に樹脂a2でかためた構成にな
っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例の実装法では、図3(a)の場合、振動に弱く周波数
ズレ、S/N劣化が生じる。又、図3(b)の場合、I
Cパッケージと水晶振動子間に樹脂を塗布することで振
動には強いがICの放熱が水晶振動子に伝わりやすく、
電源スイッチ・ON時の周波数ドリフトが大きくなると
いう欠点がある。故に、特に移動体通信用としての基準
に要求される高安定で周波数精度の高い発振器性能を十
分に実現することが困難であるなどの課題を有してい
た。
【0007】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
で、高安定な周波数精度を有する温度補償用水晶発振器
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の温度補償用水晶発振器は、発振用増幅器内
蔵のICと水晶振動子,温度補償用コンデンサ,側面シ
ールド板,表カバーを具備し、前記水晶振動子パッケー
ジを中央に位置させ、その下面部のICパッケージおよ
びその上面部の表カバー間に空間を設け、かつ表カバー
には水晶振動子パッケージ上面部分に一ヵ所以上の穴を
設けると共に、前記水晶振動子パッケージの一部と側面
シールド板を樹脂で接着する構成としたものである。
【0009】
【作用】この構成によってICの放熱を水晶振動子に伝
わりにくくし、かつ水晶振動子が固定されるため高安定
で周波数精度の高い温度補償用水晶発振器を構成するこ
とができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。図1は、コードレス用高周波ユニット
中の温度補償用水晶発振器の部分を示したものであり、
(a)は高周波ユニットの表カバーの平面図、(b)は
基板部分の平面図、(c)はユニットの側面断面図であ
る。
【0011】図1において、基板1の表面に水晶発振用
増幅器内蔵のPLLIC2に入出力の足が折り曲げられ
て水晶振動子が実装され、又、トリマーコンデンサC
3,側面シールド板(VCOシールドケース)4がIC
の近くに実装されている。又、基板1裏面には、温度補
償用コンデンサC1,C2も実装され、フレーム5およ
び、裏カバー6,表カバー7でおおわれ高周波ユニット
ができている。ここで従来例と異なる点は、高周波ユニ
ットの中央に位置する水晶振動子3と、その下面部のI
Cパッケージ2との間、およびその上面部の表カバー7
との間に空間9a,9bを設け、水晶振動子3と側面シ
ールド板(VCOシールドケース)4との間を樹脂8で
接着しており、更に、表カバー7は高密度実装のため、
水晶振動子3の部分のみにふくらみ7aをもたせ、4ヵ
所に穴7b,7c,7d,7eを設けている。水晶振動
子3の周囲に空間9a,9bがあると共に、表カバー7
の穴7b,7c,7d,7eによる通風効果により、I
C2の発熱は水晶振動子3には伝わりにくく、又、側面
シールド板(VCOシールドケース)4と水晶振動子3
を樹脂で固定しているため、水晶振動子3には振動が伝
わりにくくなると共に水晶振動子の熱抵抗を下げ、水晶
振動子の放熱効果もある。本実施例により、周波数温度
特性±4PPm10〜40℃以内のコードレス対応の温度
補償用水晶発振器が実現でき、電源スイッチ・ON時の
周波数ドリフトも従来例に比べて約1/2に改善され、
振動に対するS/N劣化も少ないものができた。
【0012】本実施例ではVCOシールドケースが側面
シールド板の働きをしているが側面シールド板の働きを
するものであれば、どのようなものでもよい。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明による温度補償用水
晶発振器の実装法には次のような効果が得られた。第一
にICからの放熱が直接水晶振動子に伝わらないため、
電源スイッチ・ON時の周波数ドリフトが極めて良好に
なる。第二に水晶振動子と側面シールド板を樹脂で接着
することにより、振動に強く、周波数安定度の高い発振
器ができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a),(b),(c)は本発明の一実施例に
おける温度補償用水晶発振器の実装状態を示す表カバー
の平面図、基板部分の平面図および全体ユニットの断面
【図2】発振用増幅器内蔵のICを用いた温度補償用水
晶発振器の構成を示す回路図
【図3】(a),(b)は従来の温度補償用水晶発振器
の実装状態を示す平面図および側面図
【図4】(a),(b)は従来の温度補償用水晶発振器
の実装状態を示す平面図および側面図
【符号の説明】 1 基板 2 IC 3 水晶振動子 4 側面シールド板 5 フレーム 6 裏カバー 7,7a 表カバー 7b〜7e 表カバーの穴 8 樹脂 9a,9b 空間 C1,C2 温度補償用コンデンサ C3 トリマーコンデンサ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03B 5/30 - 5/42 H03L 7/08 H01L 25/00 H05K 7/20

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に発振用増幅器内蔵のICと、水晶
    振動子がその端子でもって装着され、前記水晶振動子
    は、前記発振用増幅器内蔵のIC上に空間を設けて配置
    され、かつ前記水晶振動子の一部が前記基板上に装着さ
    れたシールド板と樹脂により接着された水晶発振器。
  2. 【請求項2】水晶発振器が基板に固定された複数の穴を
    設けたカバーにより囲われていることを特徴とする請求
    項1記載の水晶発振器。
JP03094023A 1991-04-24 1991-04-24 水晶発振器 Expired - Fee Related JP3099404B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03094023A JP3099404B2 (ja) 1991-04-24 1991-04-24 水晶発振器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03094023A JP3099404B2 (ja) 1991-04-24 1991-04-24 水晶発振器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04324704A JPH04324704A (ja) 1992-11-13
JP3099404B2 true JP3099404B2 (ja) 2000-10-16

Family

ID=14098964

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03094023A Expired - Fee Related JP3099404B2 (ja) 1991-04-24 1991-04-24 水晶発振器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3099404B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7828519B2 (en) 2005-02-07 2010-11-09 Sanyo Denki Co., Ltd. Axial flow fan
US9664407B2 (en) 2012-07-03 2017-05-30 Mitsubishi Electric Corporation Indoor unit for air-conditioning apparatus with fan bellmouth and motor stay

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4695110B2 (ja) * 2007-03-19 2011-06-08 日本電波工業株式会社 Pll制御発振器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7828519B2 (en) 2005-02-07 2010-11-09 Sanyo Denki Co., Ltd. Axial flow fan
US9664407B2 (en) 2012-07-03 2017-05-30 Mitsubishi Electric Corporation Indoor unit for air-conditioning apparatus with fan bellmouth and motor stay

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04324704A (ja) 1992-11-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5966052A (en) Voltage-controlled oscillator with input and output on opposite corners of substrate
KR100965468B1 (ko) 온도 보상 수정 발진기
JP2960374B2 (ja) 圧電発振器
JP3099404B2 (ja) 水晶発振器
JP2004320417A (ja) 温度補償圧電発振器
JP4310486B2 (ja) 圧電発振器
JP2000114877A (ja) 圧電発振器
JP2001308640A (ja) 温度補償一体化基板及び温度補償水晶発振器
US7049174B2 (en) Method of manufacturing mounting substrate and surface mount crystal oscillator
JP4529623B2 (ja) 圧電発振器
JP2000124738A (ja) 圧電発振器および圧電振動デバイス
JP2553807Y2 (ja) 発振器
JP3528824B2 (ja) 圧電デバイス及び電子機器
KR20030055680A (ko) 온도보상형 수정발진기 및 그 제조방법
JP2001077627A (ja) 温度補償圧電発振器
JP3008467B2 (ja) 電圧制御発振器
JPH10190355A (ja) 圧電デバイス用パッケージ
JP3128253B2 (ja) 小型水晶発振器
JP4127445B2 (ja) 表面実装型パッケージ
JP3396155B2 (ja) 圧電発振器
JPH066442Y2 (ja) 蛍光表示管
JPH10173475A (ja) 圧電振動子
JPH11112235A (ja) 温度補償型圧電発振器の容器とその製造方法
JP2004312285A (ja) 表面実装型圧電発振器
JP2974034B2 (ja) 回路基板及びこれを用いた水晶発振器

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070818

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080818

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees