JP3098866B2 - ピペラジン誘導体 - Google Patents

ピペラジン誘導体

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JP3098866B2
JP3098866B2 JP04212338A JP21233892A JP3098866B2 JP 3098866 B2 JP3098866 B2 JP 3098866B2 JP 04212338 A JP04212338 A JP 04212338A JP 21233892 A JP21233892 A JP 21233892A JP 3098866 B2 JP3098866 B2 JP 3098866B2
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09KMATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • C09K19/00Liquid crystal materials
    • C09K19/52Liquid crystal materials characterised by components which are not liquid crystals, e.g. additives with special physical aspect: solvents, solid particles
    • C09K19/58Dopants or charge transfer agents
    • C09K19/586Optically active dopants; chiral dopants
    • C09K19/588Heterocyclic compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D295/00Heterocyclic compounds containing polymethylene-imine rings with at least five ring members, 3-azabicyclo [3.2.2] nonane, piperazine, morpholine or thiomorpholine rings, having only hydrogen atoms directly attached to the ring carbon atoms
    • C07D295/04Heterocyclic compounds containing polymethylene-imine rings with at least five ring members, 3-azabicyclo [3.2.2] nonane, piperazine, morpholine or thiomorpholine rings, having only hydrogen atoms directly attached to the ring carbon atoms with substituted hydrocarbon radicals attached to ring nitrogen atoms

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶の新規なキラル添
加剤(chiral dopant)及びそれらの製造方法並びに該添
加剤を含む液晶混合物及びそれらの光学及び電気−光学
目的のための用途に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】電気−
光学表示のための液晶物質は、しばしば一つまたはそれ
以上のキラル構造を誘導するための光学活性添加剤を含
む。例えば、TNセル(ねじれネマティック)中でのね
じれの方向の逆転を避けるために、またはSTNセル
(超ねじれネマティック)、SBEセル(超複屈折効
果)またはOMIセル(光学モ−ド干渉)のような高度
なねじれネマティック構造を有するセル中で十分なねじ
れを得るために、ねじれネマティック構造を有する表示
のための液晶相が光学活性添加剤と共に添加される。さ
らに、相変換セルのためのコレステリック液晶は、好適
にはネマティック基本物質及び一つまたはそれ以上の光
学活性添加剤からなり、そして傾斜したキラルスメクテ
ィックに基ずく表示のための強誘電性液晶は、好適には
傾斜したキラルスメクティック相を有する物質及び一つ
またはそれ以上の光学活性添加剤からなることができ
る。
【0003】液晶表示の電気−光学特性は、温度依存性
であり、特に多重操作の場合に問題となる。しかしなが
ら、この温度依存性は、昇温によりより低いピッチを誘
導するキラル添加剤を加えることにより少なくとも部分
的に補償できることが知られている。そのような逆温度
依存性は、これまで、少数の化合物にのみ見出されてい
た。しかしながら、異なる相対的温度依存性を有し、異
なるねじれ方向を誘導する少なくとも2個のキラル添加
剤を用いることにより達成することもできる(米国特許
4264148 号)。もちろん、これには比較的大量のキラル
添加剤を必要とする。
【0004】コレステリック液晶は、波長がらせんピッ
チにほぼ等しい波長範囲でのみ光を実質的に反射する。
この反射した光のスペクトル巾を、液晶の適切な選択に
より変えることができる。この反射光は完全に円偏光で
ある。反射光の回転の方向は、コレステリックらせん構
造の回転の方向に依存している。逆方向に円偏光してい
る光は、損なわれずに透過する。これらの特性を光学フ
ィルター、偏光子、倹光子などの製造のために利用でき
る。さらに、コレステリック液晶はサーモクロミックな
応用にも様々に用いられる。
【0005】上記の応用のためのコレステリック液晶
は、好適にはネマティックまたはコレステリック基本物
質及び所望のらせんピッチを簡単に調節することのでき
る一つまたはそれ以上のキラル添加剤からなることがで
きる。可視光の波長範囲にピッチを有するコレステリッ
ク混合物を製造するために、キラル添加剤は、できるだ
け高いねじれ能力、及び通常の液晶物質への良好な溶解
性を持たねばならない。さらに、キラル添加剤は十分な
安定姓を持たねばならない。それらは液晶物質の中間相
型(メソフェーズ)と良好な相溶性を持たねばならず、
そして中間相範囲をあまり厳密に限定してはならない。
上記の目的のための添加剤が、本発明により提供され
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、式:
【化2】 (式中、環A1 及びA2 は、それぞれ独立して、非置換
もしくは少なくとも1個のハロゲン、シアノ及び/もし
くはメチルで置換されているピリジン−2,5−ジイ
ル、ピリミジン−2,5−ジイルまたは1,4−フェニ
レンを表し;R1 及びR2 は、それぞれ独立して、場合
により1個の−CH2 −基または2個の非隣接−CH2
−基が−O−、−COO−、及び/もしくは−OOC−
により置きかえられていてもよい、並びに/または1個
の−CH2 −CH2 −基が−CH=CH−により置きか
えられていてもよい炭素原子1から18個を有するアル
キルを表す。但し、R1 及びR2 の少なくとも1つはキ
ラルである)で示されるキラル化合物に関する。
【0007】式Iの化合物は、それ自体公知の方法で容
易に製造することができる。それらは、粘性が比較的低
く、電場及び磁場に対して安定である。それらは、通常
の液晶物質に良好な溶解性を持ち、液晶の高度なねじれ
構造を容易にする。一般に、液晶類の透明点は高いが、
式Iの化合物の添加により有意に低下する。式Iの化合
物は、ネマティックまたはコレステリック液晶ばかりで
なく、スメクティック液晶においても添加剤として用い
ることができる。
【0008】”少なくとも1個のハロゲン、シアノ及び
/もしくはメチルで置換されている1,4−フェニレ
ン”なる用語は、本発明の範囲において1,4−フェニ
レン、2−フルオロ−1,4−フェニレン、2,3−ジ
フルオロ−1,4−フェニレン、2−クロロ−1,4−
フェニレン、2−ブロモ−1,4−フェニレン、2−シ
アノ−1,4−フェニレン、2,3−ジシアノ−1,4
−フェニレン、2−メチル−1,4−フェニレン、など
の基を含む。1,4−フェニレン、2−フルオロ−1,
4−フェニレン及び2,3−ジフルオロ−1,4−フェ
ニレンが好適である。”ハロゲン”なる用語は、本発明
の範囲においてフッ素、塩素、臭素またはヨウ素を意味
し、特にフッ素及び塩素である。
【0009】”場合により1個の−CH2 −基または2
個の非隣接−CH2 −基が−O−、−COO−及び/も
しくは−OOC−により置きかえられていてもよい、並
びに/または1個の−CH2 −CH2 −基が−CH=C
H−により置きかえられていてもよい炭素原子1から1
8個を有するアルキル”なる用語は、本発明の範囲にお
いて炭素原子1から18個、好適には1から12個また
は4から12個の直鎖のみならず分岐鎖であり、例えば
1 −C12アルキル、C4 −C12−2−メチルアルキ
ル、C4 −C12−2−(3−アルケニル)エチル、C4
−C12−1−(アルコキシカルボニル)エチル、C5
12−1−[(アルケニルオキシ)カルボニル]エチル
などを含む。そのような残基は、例えば2−ブチル、2
−ペンチル、2−ヘキシル、2−ヘプチル、2−オクチ
ル、2−ノニル、2−デシル、2−ウンデシル、2−ド
デシル、2−メチルブチル、2−メチルペンチル、2−
メチルヘキシル、2−メチルヘプチル、2−メチルオク
チル、2−メチルノニル、2−メチルデシル、2−メチ
ルウンデシル、2−メチルドデシル、2−(3−ブテニ
ル)エチル、2−(3E−ペンテニル)エチル、2−
(3E−ヘキセニル)エチル、2−(3E−ヘプテニ
ル)エチル、2−(3E−オクテニル)エチル、2−
(3E−ノネニル)エチル、2−(3E−デセニル)エ
チル、2−(3E−ウンデセニル)エチル、2−(3E
−ドデセニル)エチル、1−(メトキシカルボニル)エ
チル、1−(エトキシカルボニル)エチル、1−(プロ
ピルオキシカルボニル)エチル、1−(ブトキシカルボ
ニル)エチル、1−(ペンチルオキシカルボニル)エチ
ル、1−(ヘキシルオキシカルボニル)エチル、1−
(ヘプチルオキシカルボニル)エチル、1−(オクチル
オキシカルボニル)エチル、1−(ノニルオキシカルボ
ニル)エチル、1−([トランス−2−プロペニルオキ
シ]カルボニル)エチル、1−([トランス−2−ブテ
ニルオキシ]カルボニル)エチル、1−([トランス−
2−ペンテニルオキシ]カルボニル)エチル、1−
([トランス−2−ヘキセニルオキシ]カルボニル)エ
チル、1−([トランス−2−ヘプテニルオキシ]カル
ボニル)エチル、1−([トランス−2−オクテニルオ
キシ]カルボニル)エチル、1−([トランス−2−ノ
ネニルオキシ]カルボニル)エチルなどである。
【0010】環A1 及びA2 が同じ意義を有し、残基R
1 及びR2 が同じ意義を有する式Iの化合物が好適であ
る。環A1 及びA2 が非置換もしくは少なくとも1個の
ハロゲン、シアノ及び/またはメチルで置換されている
ピリジン−2,5−ジイルまたは1,4−フェニレンを
表す式Iの化合物が特に好適である。さらに、特に好適
な式Iの化合物は、炭素原子4から12個、特に4から
8個のキラルアルキルを有し、両方のアルキル基がR−
配置または両方のアルキル基がS−配置である化合物で
ある。キラル中心は環の中心部分にできるだけ近いのが
好ましく、それにより特に高いねじれ能力が達成され
る。
【0011】環A1 及びA2 がピリジン−2,5−ジイ
ルを表す式Iの化合物が特に好適である。これらの化合
物は、良好な溶解性及び高い分極率により特徴ずけら
れ、それによりこの化合物はネマティック混合物中への
添加剤としてのそれらの用途に加えて、強誘電性液晶で
の用途としても適切であり優れている。式Iの化合物の
他の好適な化合物は、環A1 及びA2 が非置換もしくは
少なくとも1個のハロゲン、シアノ及び/またはメチル
で置換されている1,4−フェニレンを表す化合物であ
る。
【0012】上述したように、式Iの化合物は、合成的
に容易に得ることできる。環A1 及びA2 が1,4−フ
ェニレンを表す式Iの化合物は、商業的に入手可能な
1,4−ピペリジンジイルジフェニルをそれ自体公知の
方法でビス−4,4´−(1,4−ピペラジンジイル)
ジベンズアルデヒドをへてROHとのエステル化のため
の適切な誘導体へ変換することにより製造することがで
きる(J.Med.Chem.10,111[1967] )。環A1 及びA2
ピリジン−2,5−ジイルを表す式Iの化合物は、相当
する6−クロロニコチン酸エステルとピペラジンとを適
切な溶媒中で結合することにより製造することができ
る。製造方法は、実施例でさらに詳細に説明される。
【0013】本発明は、また液晶担持物質及び一つまた
はそれ以上の式Iの光学活性化合物を含む液晶混合物に
も関する。適切な担持物質は、十分な中間相を持つ実質
的にすべて液晶物質である。式Iの化合物は、ネマティ
ックまたはコレステリック担持物質のためのキラル添加
剤として特に適切である。液晶担持物質は、単一化合物
または混合物であり、そして好適には少なくとも約60
℃特に好適には少なくとも約80℃に透明点を有してい
る。
【0014】式Iのキラル添加剤の量は、実質的にその
ねじれ能力及び所望のピッチにより決められる。従っ
て、キラル添加剤の量は適用場面に従い広範囲に変える
ことができ、例えば約0.1から30重量%で変えるこ
とができる。セルの種類と厚みに依存して、ねじれネマ
ティック構造を持つ液晶に基ずく表示のためには主とし
て約30−40μmのピッチが必要であり、従ってそれ
相応に少量で十分である。一方、コレステリック層によ
る可視光の反射に基ずく適用のためには、約0.4−
0.6μmのピッチが必要であり、それ相応に多量のキ
ラル添加剤を必要とする。
【0015】適切な液晶担持物質は公知であり、多くの
ものが商業的に入手可能である。一般に、担持物質とし
て二つまたはそれ以上の成分を持つ液晶混合物が好適で
ある。しかしながら、基本的に単一の液晶化合物も、そ
れが十分に広い中間相を持つならばまた担持物質として
用いることができる。
【0016】以下の一般式:
【化3】
【0017】
【化4】
【0018】(式中、環A3 は1,4−フェニレン、ピ
リジン−2,5−ジイル、ピリミジン−2,5−ジイ
ル、、トランス−1,4−シクロヘキシレンまたはトラ
ンス−1,3−ジオキサン−2,5−ジイルを表し;環
4 は1,4−フェニレンまたはトランス−1,4−シ
クロヘキシレンを表し;nは0または1の数を表し;Z
1 及びZ2 はそれぞれ独立して単結合または−CH2
2 −(これにより二つの芳香環は常に単結合により結
合している)を表し;R3 及びR6 はそれぞれ独立して
アルキル、アルコキシアルキル、3E−アルケニル及び
飽和環上において1E−アルケニルを表し;R4 はアル
キル、3E−アルケニル、4−アルケニル、アルコキ
シ、2E−アルケニルオキシ、3−アルケニルオキシ、
1−アルキニル、シアノ、イソチオシアナトまたはフッ
素を表し;R5 はアルキル、3E−アルケニル、4−ア
ルケニルまたはトランス−1,4−シクロヘキシレン上
に1E−アルケニルまたは1,4−フェニレン上におい
てシアノ、イソチオシアナト、アルコキシ、2E−アル
ケニルまたは3−アルケニルオキシを表し;R7 はアル
キル、1E−アルケニル、3E−アルケニル又は4−ア
ルケニルを表わし;R8はシアノ、アルキル、1E−ア
ルケニル、3E−アルケニル、4−アルケニル、アルコ
キシ、2E−アルケニルオキシ、3−アルケニルオキ
シ、アルコキシメチルまたは(2E−アルケニル)オキ
シメチルを表し;X1 は水素、フッ素または塩素を表
し;X2 はシアノ、フッ素または塩素を表し;X3 は水
素またはフッ素を表し;X4 は塩素またはフッ素を表
す)で示される化合物が、液晶担持物質として特に適切
である。R3 、R4 、R5 、R6 、R7 及びR8 は、好
適には炭素原子1乃至12個、特に好適には1乃至7個
を有する。
【0019】上述の”芳香環”なる用語は、1,4−フ
ェニレン、ピリジン−2,5−ジイルまたはピリミジン
−2,5−ジイルを意味する。上述の”飽和環”なる用
語は、トランス−1,4−シクロヘキシレンまたはトラ
ンス−1,4−ジオキサン−2,5−ジイルを意味す
る。
【0020】本発明は、以下の実施例によりさらに詳細
に説明される。液晶相及び相転移に関連して、Cは結晶
相を意味し、Nはネマティック相を意味し、N* はコレ
ステリック相を意味し、Sはスメクティック相を意味
し、Iは等方相を意味する。らせんピッチはPで示し
た。光学的対掌体は、それぞれの場合に”鏡像性”、例
えば同じ融点などを有し、しかし反対のらせん回転及び
反射光の反対の円偏光に導く。
【0021】
【実施例】
例1.(S)−1−(エトシキカルボニル)エチル 6
−クロロニコチネート1.4g、ピペラジン0.2g及
びエタノール25mlの混合物を80℃で二日間加熱し
た。反応混合物を水500mlで処理し、次いでジエチル
エーテルそれぞれ100mlで三回抽出した。有機層を合
せ、濃厚食塩水それぞれ500mlで二回洗浄し、硫酸マ
グネシウムで乾燥し、濾過したのち濃縮した。残渣を、
シリカゲル、溶離剤としてトルエン/酢酸エチル(容量
4:1)によるクロマトグラフィに付した。エタノ−ル
から再結晶して純粋なビス−[(S)−1−(エトキシ
カルボニル)エチル] 6,6´−(1,4−ピペラジ
ンジイル)ジニコチネートを得た。m.p.(C−I)
143℃、[α]589 20=+68.3°。
【0022】出発物質として用いた(S)−1−(エト
キシカルボニル)エチル 6−クロロニコチネートを以
下のようにして合成した a)6−クロロニコチン酸1.5g及びチオニルクロラ
イド25mlとをトルエン中80℃で24時間加熱した。
この溶液を減圧下で留去し、残渣を無水(absolute)ト
ルエン20mlで処理し、溶液を再度減圧下で留去した。
残渣の固体を真空管中で昇華した。6−クロロニコチノ
イルクロライド14.84gを得た。m.p.:48
℃。
【0023】b)6−クロロニコチノイルクロライド
2.5gを無水トルエン50mlにとり、エチルL(−)
−ラクトン1.5gを無水ピリジン5mlに溶解した溶液
で処理した。反応混合物を1時間還流下に加熱し、次い
で冷却し、希塩酸で処理し、ジクロロメタンそれぞれ5
0mlで三回抽出した。有機層を合せ、水それぞれ100
mlで二回洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥しのち濃縮し
た。粗生成物を、シリカゲル、溶離剤としてトルエン/
酢酸エチル(容量4:1)によるクロマトグラフィに付
した。純粋な(S)−1−(エトキシカルボニル)エチ
ル 6−クロロニコチネート2.6g(97%)を得
た。[α]589 20=+14.4°。 以下の化合物を同
様の方法で合成した。
【0024】ビス−[(S)−1−(メトキシカルボニ
ル)エチル] 6,6´−(1,4−ピペラジンジイ
ル)ジニコチネート、m.p.169℃、[α]589 20
=+70.9°;ビス−[(S)−1−(プロピルオキ
シカルボニル)エチル] 6,6´−(1,4−ピペラ
ジンジイル)ジニコチネート、m.p.160℃;ビス
−[(S)−1−(ブトキシカルボニル)エチル]
6,6´−(1,4−ピペラジンジイル)ジニコチネー
ト、m.p.125℃、[α]589 20=+61.6°;
ビス−[(S)−1−([トランス−2−ブテニルオキ
シ]カルボニル)エチル] 6,6´−(1,4−ピペ
ラジンジイル)ジニコチネート;ビス−[(S)−1−
([トランス−2−ペンテニルオキシ]カルボニル)エ
チル] 6,6´−(1,4−ピペラジンジイル)ジニ
コチネート;ビス−[(S)−1−([トランス−2−
ヘキセニルオキシ]カルボニル)エチル] 6,6´−
(1,4−ピペラジンジイル)ジニコチネート,m.
p.130℃;ビス−[(S)−1−([トランス−2
−ペンチル]カルボニル)エチル] 6,6´−(1,
4−ピペラジンジイル)ジニコチネート、m.p.11
9℃、[α]589 20=+49.8°;ビス−[(S)−
1−([トランス−2−ヘキシル]カルボニル)エチ
ル] 6,6´−(1,4−ピペラジンジイル)ジニコ
チネート;ビス−[(S)−1−([トランス−2−ヘ
プチル]カルボニル)エチル] 6,6´−(1,4−
ピペラジンジイル)ジニコチネート;ビス−[(S)−
1−([トランス−2−オクチル]カルボニル)エチ
ル] 6,6´−(1,4−ピペラジンジイル)ジニコ
チネート、m.p.94℃、[α]589 20=+65°;
ビス−[(S)−1−([トランス−2−ノニル]カル
ボニル)エチル] 6,6´−(1,4−ピペラジンジ
イル)ジニコチネート;ビス−[(R)−1−(メトキ
シカルボニル)エチル] 6,6´−(1,4−ピペラ
ジンジイル)ジニコチネート、m.p.169℃、
[α]589 20=+70.9°;ビス−[(R)−1−
(プロピルオキシカルボニル)エチル] 6,6´−
(1,4−ピペラジンジイル)ジニコチネート、m.
p.160℃;ビス−[(R)−1−(ブトキシカルボ
ニル)エチル] 6,6´−(1,4−ピペラジンジイ
ル)ジニコチネート、m.p.125℃、[α]589 20
=−61.6°;ビス−[(R)−1−(トランス−2
−ブテニルオキシ)カルボニルエチル] 6,6´−
(1,4−ピペラジンジイル)ジニコチネート;ビス−
[(R)−1−([トランス−2−ペンテニルオキシ]
カルボニル)エチル] 6,6´−(1,4−ピペラジ
ンジイル)ジニコチネート;ビス−[(R)−1−[ト
ランス−2−ヘキセニルオキシ]カルボニル)エチル]
6,6´−(1,4−ピペラジンジイル)ジニコチネ
ート、m.p.130℃;ビス−[(R)−1−([ト
ランス−2−ペンチル]カルボニル)エチル] 6,6
´−(1,4−ピペラジンジイル)ジニコチネート、
m.p.119℃、[α]589 20=−49.8°;ビス
−[(R)−1−([トランス−2−ヘキシル]カルボ
ニル)エチル] 6,6´−(1,4−ピペラジンジイ
ル)ジニコチネート;ビス−[(R)−1−([トラン
ス−2−ヘプチル]カルボニル)エチル] 6,6´−
(1,4−ピペラジンジイル)ジニコチネート;ビス−
[(R)−1−([トランス−2−オクチル]カルボニ
ル)エチル]6,6´−(1,4−ピペラジンジイル)
ジニコチネート、m.p.94℃、[α]589 20=−6
5°;ビス−[(R)−1−([トランス−2−ノニ
ル]カルボニル)エチル] 6,6´−(1,4−ピペ
ラジンジイル)ジニコチネート;
【0025】例2.ビス−4,4´−(1,4−ピペラ
ジンジイル)ベンゾイルクロライド1.1g、エチル
L(−)−ラクテート0.5g及びトルエン25mlを例
1b)と同様の方法で反応させた。ビス−[(S)−1
−(エトキシカルボニル)エチル] 4,4´−(1,
4−ピラジンジイル)ジベンゾエート0.8gを得た。
出発物質として用いたビス−4,4´−(1,4−ピペ
ラジンジイル)ベンゾイルクロライドを以下のようにし
て合成した。 a)ビス−4,4´−(1,4−ピペラジンジイル)ジ
ベンズアルデヒド2gをアセトン100mlに溶解した溶
液をジョーンズ試薬100mlを適下することにより処理
した。混合物を室温で1時間撹拌し、次いで水100ml
に注いだ。それにより生成した沈殿を濾別し、少量ずつ
の水で洗浄し、減圧下に乾燥した。粗生成物をエタノー
ルから再結晶した純粋なビス−4,4´−(1,4−ピ
ペラジンジイル)ジ安息香酸1.2gを得た。 b)ビス−4,4´−(1,4−ピペラジンジイル)ジ
安息香酸1.2g及びチオニルクロライド10mlとをト
ルエン100ml中で例1b)と同様の方法で反応させ
た。ビス−4,4´−(1,4−ピペラジンジイル)ベ
ンゾイルクロライド1.1gを得た。
【0026】以下の化合物を同様の方法で合成した。ビ
ス−[(S)−1−(メトキシカルボニル)エチル]
4,4´−(1,4−ピペラジンジイル)ジベンゾエー
ト;ビス−[(S)−1−(プロピルオキシカルボニ
ル)エチル] 4,4´−(1,4−ピペラジンジイ
ル)ジベンゾエート;ビス−[(S)−1−(ブトキシ
カルボニル)エチル] 4,4´−(1,4−ピペラジ
ンジイル)ジベンゾエート;ビス−[(S)−1−
([トランス−2−ペンチル]カルボニル)エチル]
4,4´−(1,4−ピペラジンジイル)ジベンゾエー
ト;ビス−[(S)−1−([トランス−2−ヘキシ
ル]カルボニル)エチル] 4,4´−(1,4−ピペ
ラジンジイル)ジベンゾエート;ビス−[(S)−1−
([トランス−2−ヘプチル]カルボニル)エチル]
4,4´−(1,4−ピペラジンジイル)ジベンゾエー
ト;ビス−[(S)−1−([トランス−2−オクチ
ル]カルボニル)エチル] 4,4´−(1,4−ピペ
ラジンジイル)ジベンゾエート;ビス−[(S)−1−
([トランス−2−ノニル]カルボニル)エチル]
4,4´−(1,4−ピペラジンジイル)ジベンゾエー
ト;
【0027】例3.以下のネマティック液晶基本混合物
BM−1を液晶物質中で誘導されたピッチ及びその温度
依存性を測定するために用いた。 4´−エチル−4−シアノビフェニル, 5.36重量% 4´−プロピル−4−シアノビフェニル, 3.18重量% 4´−ブチル−4−シアノビフェニル, 6.08重量% 4−(トランス−4−プロピルシクロヘキシル)ベンゾニトリル, 6.53重量% 4−(トランス−4−ペンチルシクロヘキシル)ベンゾニトリル, 14.67重量% 4−エチル−1−(トランス−4−プロピルシクロヘキシル)ベンゼン, 5.21重量% 4−エトキシ−1−[2−(トランス−4−プロピルシクロヘキシル)エチル ]ベンゼン, 16.54重量% 4″−ペンチル−4−シアノ−p−ターフェニル, 5.60重量% 4´−(トランス−4−ペンチルシクロヘキシル)−4−シアノビフェニル, 5.71重量% 1−[2−(トランス−4−ブチルシクロヘキシル)エチル]−4−(トラン ス−4−ブチルシクロヘキシル)ベンゼン, 15.95重量% 4−[2−(トランス−4−ブチルシクロヘキシル)エチル]−4´−(トラ ンス−4−ペンチルシクロヘキシル)ビフェニル, 4.74重量% 4−[2−(トランス−4−ブチルシクロヘキシル)エチル]−4´−(トラ ンス−4−ペンチルシクロヘキシル)ビフェニル, 4.74重量% 4−[2−(トランス−4−ブチルシクロヘキシル)エチル]−4´−(トラ ンス−4−ペンチルシクロヘキシル)−1,1´−エチレンジベンゼン, 7.59重量% トランス−4−[2−トランス−4−プロピルシクロヘキシル)エチル]シク ロヘキサンカルボン酸 4−シアノフェニルエステル, 2.84重量%
【0028】m.p.<−30℃、cl.p.(N−
I)90℃;△ε=8.5;△n=0.139及びη=
22mPa・s(22℃での測定)。液晶基本混合物B
M−1を以下の光学活性添加剤のそれぞれと処理した。 D−1=ビス−[(R)−1−([トランス−2−オク
チル]カルボニル)エチル] 6,6−(1,4−ピペ
ラジンジイル)ジニコチネート。 D−2=ビス−[(S)−1−(エトキシカルボニル)
エチル] 6,6´−(1,4−ピペラジンジイル)ジ
ニコチネート。 キラル化合物を添加した混合物で得られた結果を表1に
まとめた。
【0029】
【表1】
【0030】ここでのA、B及びCは次式のパラメータ
ーである。 1/Pc=A+BT1 +CT1 2、そしてP、c及びT1
は次の意義を表す。 T1 =T−22℃; T =摂氏温度℃; P =ピッチ:μm(プラスの値は右旋性のらせん構造
を意味し、マイナスの値は左旋性のらせん構造を意味す
る); c =光学活性添加剤の濃度:重量%。
【0031】例4.以下のネマティック液晶基本混合物
BM−2を強誘電性スメクティック液晶物質の自発分極
を測定するために用いた。 2−(4−オクチルオキシフェニル)−5−ヘプチルピリミジン, 4.6重量% 2−(4−ノニルオキシフェニル)−5−ノニルピリミジン, 15.7重量% 2−(4−ヘキシルオキシフェニル)−5−ノニルピリミジン, 15.7重量% 2−(4−デシルオキシフェニル)−5−デシルピリミジン, 13.6重量% 4−デシルオキシ安息香酸 4−[2−(トランス−4−フェニルシクロヘキ シル)エチル]フェニル エステル, 25.1重量% 4−ウンデシルオキシ安息香酸 4−[2−(トランス−4−フェニルシクロ ヘキシル)エチル]フェニル エステル, 12.6重量% 4−ドデシルオキシ安息香酸 4−[2−(トランス−4−フェニルシクロヘ キシル)エチル]フェニル エステル, 12.6重量%
【0032】液晶基本混合物BM−2を光学活性添加剤
と処理した。 D−3=ビス−[(S)−1−([トランス−2−オク
チル]カルボニル)エチル] 6,6´−(1,4−ピ
ペラジンジイル)ジニコチネート。 BM−2:93重量% D−3 : 7重量% △T(Sc* )−4℃,Ps(TSC * −15℃)=88
nC/cm2 ,τ550μsec. △T(Sc* ) =SA 、NまたはIへの相転移
温度Sc* の低下。 Ps(TSC * −15℃)=相転移温度以下で測定された
自発分極。 τ =スイッチング速度。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G02F 1/13 500 G02F 1/13 500 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07D 213/00 - 213/80 C07D 295/00 - 295/14 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式: 【化1】 (式中、環A1 及びA2 は、それぞれ独立して、非置換
    もしくは少なくとも1個のハロゲン、シアノ及び/もし
    くはメチルで置換されているピリジン−2,5−ジイ
    ル、ピリミジン−2,5−ジイルまたは1,4−フェニ
    レンを表し;R1 及びR2 は、それぞれ独立して、場合
    により1個の−CH2 −基または2個の非隣接−CH2
    −基が−O−、−COO−、及び/もしくは−OOC−
    により置きかえられていてもよく、並びに/または1個
    の−CH2 −CH2 −基が−CH=CH−により置きか
    えられていてもよい炭素原子1から18個を有するアル
    キルを表す。但し、R1 及びR2 の少なくとも1つはキ
    ラルである)で示される光学活性化合物。
  2. 【請求項2】 環A1 及びA2 が、同様に残基R1 及び
    2 が、それぞれ同じ意義を有する請求項1記載の光学
    活性化合物。
  3. 【請求項3】 環A1 及びA2 が、非置換もしくは少な
    くとも1個のハロゲン、シアノ及び/もしくはメチルで
    置換されているピリジン−2,5−ジイルまたは1,4
    −フェニレンを表す請求項1または2記載の光学活性化
    合物。
  4. 【請求項4】 R1 及びR2 が、1個の−CH2 −基ま
    たは2個の非隣接−CH2 −基が−O−、−COO−及
    び/もしくは−OOC−により置きかえられていてもよ
    い、並びに/または1個の−CH2 −CH2 −基が1個
    の−CH=CH−基により置きかえられていてもよい炭
    素原子4から12個を有する分岐状アルキルを表す請求
    項1乃至3いずれか1項記載の光学活性化合物。
  5. 【請求項5】 R1 及びR2 がC1 −C12−アルキル、
    4 −C12−2−メチルアルキル、C4 −C12−2−
    (3−アルケニル)エチル、C4 −C12−1−(アルコ
    キシカルボニル)エチルまたはC5 −C12−1−(アル
    ケニルオキシカルボニル)エチルを表す請求項1乃至4
    いずれか1項記載の光学活性化合物。
  6. 【請求項6】 環A1 及びA2 がピリジン−2,5−ジ
    イルを表し;R1 及びR2 が、炭素数4乃至8個を有す
    る、2−アルキル、1−(アルコキシカルボニル)エチ
    ルまたは1−(2−アルケニルオキシカルボニル)エチ
    ルを表す請求項1乃至5いずれか1項記載の光学活性化
    合物。
  7. 【請求項7】 液晶担持物質及び請求項1の式Iの光学
    活性化合物の1つまたはそれ以上を含む液晶混合物。
  8. 【請求項8】 光学及び電気−光学目的のために請求項
    7記載の液晶混合物を使用する方法。
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