JP3098781U - 電子式平板測量装置 - Google Patents

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西山 道雄
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ユート工業株式会社
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Abstract

【課題】電子式平板測量装置により測量を行う際の作業者の負担を軽減すると共に、作業の効率化を図る。
【解決手段】電子式平板測量装置において、音声入力手段4及びこの音声入力手段に入力された音声を認識して上記コンピュータに対するコマンドを出力する音声認識手段11と、コンピュータによる処理結果を音声信号の形で出力する信号発生手段13及びこの信号発生手段からの出力信号に応じて音声を出力する音声出力手段5、とを設け、少なくとも主要なコマンドと処理結果を音声によって入出力するように構成した。従って、作業者は測距儀からほとんど目を離すことなく、あるいはミラーを確実に保持したまま音声によってコンピュータに必要なコマンドを送り、また処理の結果を知ることができるので、負担が軽減されると共に作業を効率よく、且つミスなく進めることができる。
【選択図】      図1

Description

【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、操作性を改善した電子式平板測量装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電子式平板測量装置は、観測対象となる地物の測定結果と地物に対する観測情報をオンラインでコンピュータに入力して地形図データを編集し、これをディスプレイ装置に地形図として出力できるように構成されている。この装置を用いて測量を行う場合の作業形態としては、測距儀側の作業者がコンピュータを操作する第1の作業形態と、ミラー側の作業者がコンピュータを操作する第2の作業形態とが一般的である。いずれの場合も、作業の概略は
(作業1)被測定物である地物にミラーを立てる。
(作業2)コンピュータで被測定物の表記記号を選ぶ。
(作業3)測距儀をミラーに合わせる。
(作業4)コンピュータに観測開始のコマンドを送る。
(作業5)正常に観測できたことを画面上の点の位置で確認する。
の各作業をミラーを移動しながら順次繰り返すことになる。ここで、上記の(作業2)はコンピュータの操作、(作業3)は測距儀の操作、(作業4)と(作業5)はコンピュータの操作である。
【0003】
上述した第1の作業形態の場合には、測距儀を覗きながら操作する作業とコンピュータを操作する作業とが交互に発生するため、測距儀側の作業者が忙しくて疲労が大きくなると共にミスを犯しやすくなる。一方、ミラー側ではミラーの設置が終わってから測距儀側作業者の作業が終了するまで待つ必要があるため、待ち時間が長くなって極めて効率が悪くなる。また、第2の作業形態の場合には、片手でミラーを支えながら空いている他方の手だけでコンピュータを操作する必要があるため、コンピュータの操作が困難であり、しかもコンピュータの操作に気をとられてミラーの姿勢に狂いを生じさせて測量の精度に悪影響を及ぼす可能性があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
この考案はこれらの点に着目し、作業者の負担軽減と作業の効率化が可能な電子式平板測量装置を提供することを目的としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、この考案の装置は、観測対象となる地物との相対的な位置を測定する測定手段、地物に対する観測情報を測量現場において入力できる情報入力手段、上記測定手段による測定結果及び情報入力手段からの情報がオンラインによって入力され、これらの諸情報を表示可能な地形図データに編集するコンピュータ、及びディスプレイ装置、とを備えており、上記コンピュータにより編集された結果を測量現場においてディスプレイ装置に地形図として出力するように構成された電子式平板測量装置において、音声入力手段及びこの音声入力手段に入力された音声を認識して上記コンピュータに対するコマンドを出力する音声認識手段と、コンピュータによる処理結果を音声信号の形で出力する信号発生手段及びこの信号発生手段からの出力信号に応じて音声を出力する音声出力手段、とを設け、少なくとも主要なコマンドと処理結果を音声によって入出力するように構成されている。
【0006】
このような構成により、作業者は測定手段である測距儀からほとんど目を離すことなく、あるいはミラーを確実に保持したままで音声によってコンピュータにコマンドを送り、また処理の結果を知ることができるようになり、負担が軽減されると共に作業を効率よく進めることができる。
【0007】
上記の音声入力手段としてはマイクが、また音声出力手段としてはイヤホンがそれぞれ使用されるが、これらに限定されるものではなく、音声の入出力手段として使用できるものであれば代替可能である。このような構成により、音声による入出力を支障なく行うことができる。
【0008】
上記の音声によって入力されるコマンドとしては、少なくとも地物を選択するコマンド、観測開始のコマンド及びエラー回避コマンドが設定される。これにより、測量に最低限必要なコマンドについてはわざわざコンピュータを手で操作する必要がなく、コマンド入力を容易に行うことが可能となる。なお、音声入力が用いられるコマンドは上記に限定されるものではなく、必要に応じて適宜選定することができる。
【0009】
上記の音声によって出力される信号としては、少なくとも正常動作の確認信号及びエラー発生信号が選定される。これにより、正常に動作したか否かの確認のためにコンピュータを操作したり、ディスプレイを見たりする必要がなくなり、正常動作の確認を容易に行うことが可能となる。なお、音声出力が用いられる信号は上記に限定されるものではなく、必要に応じて適宜設定することができる。
【0010】
【考案の実施の形態】
次にこの考案の実施の形態の一例について説明する。図1はこの装置の基本的な構成を示すブロック図であり、1は測定手段である測距儀、2は情報入力手段である入力部、3はコンピュータ、4は音声入力手段であるマイク、5は音声出力手段であるイヤホンである。6は観測対象となる地物、すなわち測点、7は測点6に立てられるミラーである。
【0011】
コンピュータ3は、マイク4から入力される音声を認識してコマンドを出力する音声認識手段11、入力部2から入力される観測情報と音声認識手段11から入力されるコマンドに応じて所定の処理を行う電子平板処理部12、この電子平板処理部12による処理結果を音声信号の形で出力する信号発生手段13及びディスプレイ装置14を備えている。なお、電子平板処理部12はCPUなどを用いて構成されている。上記の音声認識手段11は、音声認識回路11a、符号化処理回路11b、コマンド発生回路11c等で構成され、信号発生手段13は、正常動作の確認信号である作業完了コード及びエラー発生信号であるエラーコードを発生するコード発生回路13a、このコード発生回路13aから出力されるコードに応じた音声を出力する音声出力回路13b等で構成されている。
【0012】
図2に示すように、マイク4とイヤホン5は作業者の頭部に装着されるように構成されており、コンピュータ3とはUSBなどのケーブル15で接続される。コンピュータ3は測量現場に適したモバイルタイプのものが使用され、そのキーボード3aが入力部2としても利用されるようになっている。なお、これらの構成は一例であり、他の適宜の構成を採用することができる。
【0013】
この実施の形態の装置を用いた測量では、ミラー7を順次移動しながら、前述した(作業1)から(作業5)までの手順が繰り返されるのであるが、現場で多用される地物の選択、観測開始及びエラー回避の各コマンドが作業者から音声で発せられると、これを音声認識手段11が処理してコマンドを発し、それに従ってコンピュータ3が所定の動作を行うように構成され、また、観測後には信号発生手段13によって正常動作の確認信号やエラー発生信号が音声で出力されるように構成されている。従って、作業者は測距儀1を覗いたままでコンピュータ3を操作し、また観測が正常に行われたか否かを知ることができる。なお、音声により入出力されるコマンドや信号は上記に限定されるものではなく、必要に応じて適宜変更することができる。
【0014】
このように、作業者は測距儀1からほとんど目を離すことなくコンピュータ3を操作すると共にその結果を知ることができるので、ミラー7が移動を始めると同時に測距儀1による追跡作業を開始することができ、ミラー7の準備完了とほぼ同時に観測開始の指示が出せる。従って、従来のように測距儀を覗きながら操作する作業とコンピュータを操作する作業とが交互に発生することに起因する問題点が解消され、作業効率を大幅に向上することができるのである。以上は前述の第1の作業形態の場合であるが、第2の作業形態の場合でも、片手でミラーを支えながら他方の手でコンピュータを操作するという必要がなくなり、作業が容易になると共に測量精度を向上するすることができる。なお、この第2の作業形態の場合には、コンピュータ3が測距儀1から離れているので、両者間の信号の送受は例えば無線通信によって行われることになる。
【0015】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、この考案の電子式平板測量装置は、音声入力手段及びこの音声入力手段に入力された音声を認識して上記コンピュータに対するコマンドを出力する音声認識手段と、コンピュータによる処理結果を音声信号の形で出力する信号発生手段及びこの信号発生手段からの出力信号に応じて音声を出力する音声出力手段、とを設け、少なくとも主要なコマンドと処理結果を音声によって入出力するように構成したものである。
【0016】
従って、作業者は測定手段である測距儀からほとんど目を離すことなく、あるいはミラーを確実に保持したまま音声によってコンピュータにコマンドを送り、また処理の結果を知ることができるので、負担が軽減されると共に作業を効率よく、且つミスなく進めることができる。
【0017】
上記の音声によって入力されるコマンドとして、少なくとも地物を選択するコマンド、観測開始のコマンド及びエラー回避コマンドを選定したものでは、測量に最低限必要なコマンドの入力を容易に行うことが可能となる。
【0018】
上記の音声によって出力される信号として、少なくとも正常動作の確認信号及びエラー発生信号を選定したものでは、正常に動作したか否かの確認のためにコンピュータを操作する必要がなくなり、正常動作の確認を容易に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施の形態の装置のブロック図である。
【図2】同装置の使用状態の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 測距儀(測定手段)
2 入力部(情報入力手段)
3 コンピュータ
4 マイク(音声入力手段)
5 イヤホン(音声出力手段)
6 地物
7 ミラー
11 音声認識手段
11a 音声認識回路
11b 符号化処理回路
11c コマンド発生回路
12 電子平板処理部
13 信号発生手段
13a コード発生回路
13b 音声出力回路
14 ディスプレイ装置

Claims (4)

  1. 観測対象となる地物との相対的な位置を測定する測定手段、地物に対する観測情報を測量現場において入力できる情報入力手段、上記測定手段による測定結果及び情報入力手段からの情報がオンラインによって入力され、これらの諸情報を表示可能な地形図データに編集するコンピュータ、及びディスプレイ装置、とを備えており、上記コンピュータにより編集された結果を測量現場においてディスプレイ装置に地形図として出力するように構成された電子式平板測量装置において、音声入力手段及びこの音声入力手段に入力された音声を認識して上記コンピュータに対するコマンドを出力する音声認識手段と、コンピュータによる処理結果を音声信号の形で出力する信号発生手段及びこの信号発生手段からの出力信号に応じて音声を出力する音声出力手段、とを設け、少なくとも主要なコマンドと処理結果を音声によって入出力するように構成されたことを特徴とする電子式平板測量装置。
  2. 音声入力手段がマイクであり、音声出力手段がイヤホンである請求項1記載の電子式平板測量装置。
  3. 音声によって入力されるコマンドが、少なくとも地物を選択するコマンド、観測開始のコマンド及びエラー回避コマンドである請求項1または2に記載の電子式平板測量装置。
  4. 音声によって出力される信号が、少なくとも正常動作の確認信号及びエラー発生信号である請求項1乃至3のいずれかに記載の電子式平板測量装置。
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JP2019211222A (ja) * 2018-05-31 2019-12-12 株式会社トプコン 測量装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019211222A (ja) * 2018-05-31 2019-12-12 株式会社トプコン 測量装置
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