JP3098567U - 蒸し鍋 - Google Patents

Abstract

【課題】従来の蒸し鍋による蒸し料理、水だき等の煮物の料理を行う場合それぞれ異なった鍋で料理をしていて不便な場合がある。
【解決の手段】内鍋の開口部、上部に蒸気口を有する蒸し鍋において、内鍋の中央部に湯口のある筒を設け、蒸すと同時に湯口より熱湯が内鍋に入るようにしたものである。
【選択図】　図１

Description

【０００１】
【考案の属する技術分野】
本考案は、鍋料理方法の多様化を図った調理に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来の鍋料理は図１の水炊き等の煮鍋、図２の蒸し鍋のように、それぞれ異なった鍋での調理。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
図３の水炊き等の煮鍋、図４の蒸し鍋のように、それぞれ異なった鍋が必要であった。
【０００４】
本考案は従来の蒸し鍋をより便利にするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本考案は従来の蒸し鍋をより便利にする手段として、蒸し鍋に湯口のある筒を設け、蒸すと同時に湯口より熱湯が鍋に入るようにしたものである。
【０００６】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態を図１〜図２に基づいて説明する。
【０００６】
本考案は図１の断面図において外鍋１、内鍋２、蓋３、で構成され、内鍋２の外周開口部の上部に蒸気口１３を有している、内鍋２の中央部に筒１２が突き出し、上部に蒸気口１４を有している。
【０００７】
図２の断面図において、外鍋１の熱湯が内鍋底１１より高位の２１の位置で煮沸を行う場合、外鍋１の熱湯による蒸気が外鍋１と内鍋２の間に充満し、蒸気圧が内鍋２と蓋３との間よりも蒸気圧が強くなると外鍋１の熱湯が押され蒸気口１４から熱湯がでる、熱湯は内鍋２に溜まる、蒸気口１３から蒸気がでる、結果、蓋３で覆われた内鍋２の室内は蒸気で充満され、余分な蒸気は蒸気口１５から出る、内鍋２の食材３１は熱湯と蒸気で加熱される。
【０００８】
外鍋１の熱湯が内鍋底１１より低位の２２の場合、外鍋１と内鍋２の室内、内鍋２と蓋３の室内がつながって、圧力が同じになり、蒸気口１４から熱湯が出ない為、内鍋２の室内は蒸気口１３、蒸気口１４、からの蒸気のみで充満され、食材３１は蒸気のみで加熱される。
【０００８】
【考案の効果】
上述したように本考案の蒸し鍋により、煮料理と蒸し料理を１つの鍋で選択可能にした蒸し鍋。
【０００９】
また、内鍋２を複数、備えることで、複数の料理ができる。
【００１０】
内鍋２の食材３１は蒸される為、食材３１その物の味が外に溶け出す量が少ないので、食材３１その物の味が味わえる。
【図面の簡単な説明】
【図１】「本考案の構成を示した断面図である。」
１外鍋、　２内鍋、　３蓋、　１２筒、　１３、蒸気口、　１４蒸気口、
【図２】「本考案の実施形態を示した断面図である。」
１１内鍋下部、　　１５蒸気口、　２１湯面高位、　２２湯面低位、３１食材、
【図３】「従来の水だきの鍋を示した断面図である。」
１外鍋、　３蓋
【図４】「本考案に関係する、従来の蒸し鍋を示した断面図である。」
１外鍋、　２内鍋、　３蓋、　１３蒸気口

Claims (1)

1. （１）内鍋と外鍋で構成される蒸し鍋の、内鍋側、外周部の上部に蒸気口の穴が開いている蒸し鍋において、内鍋の中央部、上部に蒸気口が開いた筒を有する蒸し鍋。
   （２）内鍋の中央部、上部に蒸気口が開いた筒を有した請求項１記載の蒸し鍋。

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