JP3098086U - 封筒ホルダ - Google Patents

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Abstract

【課題】封筒を横長となるように立てた姿勢としても途中から折れ曲がる虞を未然に防止できるようにする。
【解決手段】封筒1の蓋部1aを表裏両面より覆うように嵌入させる蓋部嵌入カバー部5と、その表面側部材5aから一連に延びて封筒1の表面側の縦方向所要長さ領域に添わせることができるようにしたベース部4と、蓋部嵌入カバー部5の裏面側部材5bから一連に延びて封筒1に挿入することによりベース部4との間にて封筒1の表面形成部を挟持できるようにした舌片部7と、ベース部4の幅方向一側部に接続してベース部4との間にて封筒の幅方向一側片部を挟持できるようにしたフラップ部9により封筒ホルダIを形成する。封筒1の蓋部1aを、蓋部嵌入カバー部5にて保持させることにより補強すると同時に、封筒1の表面形成部を、ベース部4と舌片部7との間にて挟持させることにより補強させる

【選択図】    図1

Description

【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は主として角形2号の如き大きい封筒を横長にした状態で棚や机上のブックエンドの間に立てても折れ曲がって倒れたりすることなく保持できるようにすると共に、書類等の収納物を封筒内へ容易に出し入れできるようにするための封筒ホルダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
職場で業務用の書類を、たとえば、製品毎に整理したり、顧客毎に整理する場合に簡易なやり方として、個別に予め用意しておいた角形2号の如き大きな封筒に必要書類を入れて行くようにする整理の仕方がある。このような整理の仕方をする場合は、必要枚数の封筒を用意し、該各封筒にそれぞれ分類項目を設定しておき、この状態にて、上記分類すべき書類を、それぞれ対応する分類項目の封筒に順次差し入れることにより、各書類を項目ごとに分けると同時に、互いに関連する書類を纏めて一つの封筒へ収納させるようにすることができる。この際、上記書類を封筒へ差し入れる手作業を、より容易に実施できるようにするために、図3に示す如く、書類を差し入れるための各封筒1を、たとえば、棚や机上に並べて置くとき、該各封筒1の開口部1bをいずれも手前側に向け且つ横長となるようにして立てた姿勢(幅方向が上下となるように立てた姿勢)として、横方向に並べて配置させておくと、書類2を、その分類項目が対応する封筒1にそれぞれ手前側から開口部1bを通して差し入れるようにすることが簡単にできて便利である。更に、上記各封筒1の蓋部1aを、それぞれの封筒1毎の分類項目の表示欄3として使用することにより、上記各封筒1の蓋部1aを見ることで、該封筒1に差し入れるべき書類2の分類項目を容易に確認できるようにすることができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記のように、封筒1を横にして立てた姿勢で横方向に並べておき、この各封筒1に、分類された書類2を差し入れて行くと、封筒1に差し入れられた書類が折れ曲がろうとすると、封筒1自体の強度では支えきれずに封筒1も幅方向に大きく折れ曲がって横に倒れてしまうことがある。このように封筒1が折れ曲がって自立できない状態になると、該封筒1に対しては、その後の書類の差し入れ作業が困難になるため、引続き書類を差し入れる場合には、上記折れ曲がった封筒1を伸ばしながら次の書類2を差し入れるようにしなければならず、書類の分類、整理作業の手間が嵩むという問題がある。
【0004】
又、封筒1の蓋部1aに分類項目の見出しとなる表示欄3として、顧客名、管理期間、書類名等の必要事項を記載しておくようにしている場合、該表示欄3の確認のために蓋部1aをめくって見るようにする操作が多数回に亘るようになると、該蓋部1aが折れ曲がったり、汚損したりする虞がある。その場合に、蓋部1aが折れ曲がったり、汚損した封筒1をその都度新たな封筒1に取り替えるようにすると、資源の無駄が生じることになる。更に、上記分類の表示欄3をはっきりと表示させるために、該表示欄3にフェルトペン等で必要事項を直接記載するようにすると、その封筒1は、該分類の書類1を収納しておくものとしてしか使用できず、当該書類1を収納しておく必要がなくなった場合には、他の分類の書類2を入れて再び使用するには不適となってしまい、封筒1の無駄が生じることも懸念される。
【0005】
そこで、本考案は、封筒を横長となるようにして立てた姿勢にして書類を封筒内に収納しても該封筒が幅方向の途中より折れ曲がることがないようにすると共に、封筒への書類の出し入れをより容易にできるようにし、更に、封筒に直接必要事項を表示しなくても見出しとして機能させることが可能な封筒ホルダを提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記課題を解決するために、封筒の蓋部を表裏両面より覆うように嵌入させる蓋部嵌入カバー部と、該蓋部嵌入カバー部の表面側部材から一連に延びて封筒の表面側の縦方向所要長さまでの領域に全面に亘り添わせることができるようにしたベース部と、上記蓋部嵌入カバー部の裏面側部材から一連に延びて封筒の開口部より内側へ挿入させることにより上記ベース部との間にて上記封筒の表面形成部を挟むことができるようにした舌片部と、上記ベース部の幅方向一側辺に接続して該ベース部との間にて上記封筒の幅方向の一側辺部を挟持できるようにしたフラップ部とからなる構成を有する封筒ホルダとする。
【0007】
本考案の封筒ホルダにおける蓋部嵌入カバー部の表面側部材と裏面側部材の間に、封筒の蓋部を嵌入させて保持させると同時に、ベース部と、封筒内に挿入した舌片部との間にて、該封筒の表面形成部を挟持させ、更に、ベース部とフラップ部との間にて上記封筒の幅方向の一側辺部を挟持させると、上記封筒は、本考案の封筒ホルダの蓋部嵌入カバー部により蓋部が補強されると共に、表面形成部が上記本考案の封筒ホルダのベース部及び舌片部により挟まれて補強されるようになる。このため上記封筒を横長となるように立てた姿勢として書類を差し入れたときに、差し入れた書類が折れ曲がろうとしても、該封筒が折れ曲がる虞を未然に防止することができる。又、この際、上記封筒には、開口部を通して内側へ本考案の封筒ホルダにおける舌片部が挿入されているため、書類を上記舌片部に沿わせて移動させることにより、該書類を上記封筒に対し容易に出し入れすることが可能となる。
【0008】
又、ベース部の幅方向の一側辺に加えて、他側辺にもフラップ部を接続して設けて、上記ベース部材と各フラップ部材との間にて封筒の幅方向の両側辺部を挟持できるようにした構成とすることにより、保持すべき封筒を、幅方向へのずれを生じさせることなくより確実に保持することができる。
【0009】
更に、蓋部嵌入カバー部の裏面側部材を表示欄として所要事項を消去可能に書き込むことができるようにした構成とすることにより、上記本考案の封筒ホルダにて保持させる封筒の蓋部へ直接的な記載を要することなく、上記封筒に収納すべき書類についての必要事項を容易に表示することができる。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、図面に基づいて本考案の実施の形態を説明する。
【0011】
図1(イ)(ロ)は本考案の封筒ホルダの実施の一形態を示すもので、該封筒ホルダIは、封筒1の開口部1bを閉じるための蓋部1aを表裏両面より覆うように嵌入させる二つ折構造とした樹脂製の蓋部嵌入カバー部5と、該嵌入カバー部5の表面側部材5aから一連に延びて封筒1の表面側の縦方向所要長さまでの領域に全面に亘り沿わせて配置させるための樹脂製のベース部4と、上記蓋部嵌入カバー部5の裏面側部材5bから一連に延びて封筒1の開口部1bより内側へ挿入させておくようにして、上記ベース部4との間にて上記封筒1の表面形成部を挟んで保持できるようにするための樹脂製の舌片部7と、上記ベース部4の幅方向一側辺に接続して上記封筒1の幅方向の一側辺部を挟持できるように折曲げ形成した樹脂製のフラップ部9とからなる構成とする。
【0012】
詳述すると、上記蓋部嵌入カバー部5は封筒1の蓋部1aの形状と対応した略台形状をなしていて、裏面側部材5bを表示欄3として機能させて、フェルトペン等で必要事項を直接記載するようにし、消したり書いたり自由にできるようにすると共に、封筒1の蓋部1aに嵌めて該蓋部1aを保護することができるようにしてある。又、ベース部4は、図1(ロ)に示す如く、上記蓋部嵌入カバー部5の表面側部材5aから一連に延ばしてあるもので、上記封筒1の幅寸法と略同寸法で該封筒1の表面側の縦方向の所要長さ領域を覆い得る矩形状としてある所要の折曲げ強度を有する封筒本体保持部材6からなる構成としてある。
【0013】
上記舌片部7は、図1(ロ)に示す如く、上記蓋部嵌入カバー部5の裏面側部材5bから一連に延ばしてあるもので、上記封筒1の内側へ挿入できるよう該封筒1よりも狭幅として長く延ばした舌状の挿入部材8からなる構成としてある。
【0014】
又、上記フラップ部9は、図1(ロ)に示す如く、上記ベース部4を構成する封筒本体保持部材6の長手方向のほぼ全長に亘る長さ寸法を有し、且つ所要の幅寸法を備えてなる略矩形状としてあり、該封筒本体保持部材6の幅方向の一側辺部に接続されて、封筒1の一側辺部を挟持するようにしてあり、更に、表面側には必要事項を記載できるようにしてある。
【0015】
上記蓋部嵌入カバー部5、ベース部4、舌片部7及びフラップ部9からなる本考案の封筒ホルダIは、上記蓋部嵌入カバー部5を、表面側部材5aと裏面側部材5bとの内側に封筒1の蓋部1aを嵌入できるように隙間を形成させるようにすると共に、必要に応じて図1(ロ)に一点鎖線で示す如き辺縁部同士を、ヒートシールあるいは接着剤等により一体に接着するようにし、該蓋部嵌入カバー部5の表面側部材5aと裏面側部材5bに上記ベース部4と舌片部7を延長させて一体化し、該舌片部7の挿入部材8を封筒1内に挿入して、該封筒1の表面形成部を、上記挿入部材8と封筒本体保持部材6とで挟持させ、保持すべき封筒1の蓋部1aを蓋部嵌入カバー部5内に挿入させるようにする。
【0016】
又、同時に、フラップ部9の幅方向の一側辺部(図では上側辺部)を、上記ベース部4の幅方向の一側辺部と重なるよう配置して、図1(ロ)に二点鎖線で示す如き上記フラップ部9とベース部4の互いに対応する一側辺縁部同士を、所要長さに亘りヒートシールあるいは接着剤等により一体に接着することにより、ベース部4に沿う配置とされたフラップ部9と上記ベース部4との一側辺部同士の隙間にて、封筒1の幅方向一側辺部を挟むことができるようにしてある。
【0017】
上記において、蓋部嵌入カバー部5、ベース部4、舌片部7、フラップ部9を形成する樹脂は、所要の強度、すなわち、上記一体化してあるベース部4と舌片部7との隙間にて封筒1の表面形成部を挟持させると共に、蓋部嵌入カバー部5の表面側部材5aと裏面側部材5bの隙間に蓋部1aを嵌入させて保持させた状態の封筒1を横長となるように立てた姿勢とする場合に、該封筒1を幅方向の途中より折れ曲がらないよう補強できる強度を備えたものとしてある。なお、上記強度を備えるようにしてあれば任意の材質の樹脂製のものを使用できる。又、上記蓋部嵌入カバー部5、ベース部4、舌片部7、フラップ部9を形成する樹脂は、同じ材質あるいは異なる材質のいずれであってもよい。なお、図1(イ)(ロ)では、便宜上、上記蓋部嵌入カバー部5、ベース部4、舌片部7、フラップ部9の厚み寸法を厚く記載してある。したがって、該厚み寸法が上記各部4,5,7,9の実際の厚み寸法を反映するものではない。
【0018】
更に、上記舌片部7の少なくとも反ベース部4側面部は、滑りのよい材質による平滑面として、封筒1の内側に上記舌片部7の挿入部材8を挿入した状態にて、上記封筒1に差し入れるべき書類2を、上記舌片部7の反ベース部4側面部に沿わせることで、該封筒1の開口部1bを通して内側へ円滑に出し入れすることができるようにすることが望ましい。
【0019】
上記構成としてある本考案の封筒ホルダIを使用する場合は、先ず、保持させるべき封筒1の表面側にベース部4を配置させた状態にて、舌片部7の挿入部材8を上記封筒1内に挿入し、上記封筒1の蓋部1aが、上記蓋部嵌入カバー部5の表面側部材5aと裏面側部材5bの間に形成されている隙間に差し込まれるようにし、次に、フラップ部9をめくって上記封筒1の裏面側へ引き出すことにより、該フラップ部材10とベース部材4との間にて、上記封筒1の幅方向の一側辺部を挟むようにさせる。
【0020】
これにより、上記蓋部嵌入カバー部5により封筒1の蓋部1aが保持されると共に、ベース部4、舌片部7、フラップ部9は上記封筒1の表面、内面、裏面とそれぞれ面同士で接触させられるようになるため、この接触する面同士の間に摩擦力が作用している間、たとえば、該封筒ホルダIを装着した封筒1を横長となるように立てた姿勢で横方向に並べることにより、隣接する封筒1同士の間に押圧力が作用し、これにより、上記封筒1と封筒ホルダーIとの接触する面同士の間に多少押し付けあうような力が作用している間は、上記本考案の封筒ホルダIにより封筒1が容易に外れることなく保持されるようになる。
【0021】
したがって、上記本考案の封筒ホルダIを装着した封筒1を、横にして立てた姿勢で棚や机上に横方向に並べて配置し、この際、必要に応じて蓋部嵌入カバー部5の裏面側部材5bに設けた表示欄3に所要の分類項目等の必要事項の見出しとして記載しておき、この状態にて、該見出しにそれぞれ対応するように、書類を順次分類して封筒1へ差し入れるようにすれば、従来と同様に、書類1の分類、整理を行うと同時に、一連の書類1を纏めて一つの封筒1に収納できるようになる。
【0022】
この際、上記封筒1は、上記本考案の封筒ホルダIにより保持されているため、該封筒1が幅方向の途中で折れ曲がる虞を未然に防止でき、このため書類2の分類を継続して行うことができて、作業に要する手間を従来に比して削減することが可能になる。
【0023】
又、上記蓋部嵌入カバー部5に設けてある表示欄3に見出しを消去可能に付すことにより、従来封筒1の蓋部1aに表示欄3を設けて見出しを付していた場合とほぼ同様に見易い見出しとすることができ、この見出しに従って書類2を整理、分類することができる。この際、上記封筒1の蓋部1aは、蓋部嵌入カバー部5によって保護されているため、該封筒1の蓋部1aが折れたり汚損したりする虞を防止できると共に、封筒1の蓋部1aに表示欄3を直接設ける必要をなくすことができ、このため、封筒1の蓋部1aは何も書込みのないきれいなままとすることができて、封筒1から収納されている書類を抜けば、該封筒1を他の目的に容易に再利用することが可能となり、封筒1の無駄を防止することができる。
【0024】
更に、上記封筒ホルダIは、各部4,5,7,9と封筒1の対応する接触面との間に、該各接触する面同士を押し付けるような力が外部から作用しないようにした状態、たとえば、封筒1の反開口部1b側端部と、封筒ホルダIの蓋部嵌入カバー部5の先端部で且つ嵌入させた封筒1の蓋部1aと重なっていない部分をそれぞれ両手でつまんで、引き離すようにすれば、封筒1より容易に分離することができる。したがって、上記書類2の分類、整理等の作業を行うことにより関連する書類2を纏めて収納した封筒1から、上記本考案の封筒ホルダIを取り外せば、上記書類2を収納した封筒1のみを持ち歩いたり、該封筒1を、上記関連するもの同士で纏められた書類2の郵送に供することが容易に実施できる。
【0025】
次に、図2(イ)(ロ)は本考案の実施の他の形態を示すもので、図1(イ)(ロ)に示したものと同様の構成において、ベース部4の幅方向の他側辺部にも、幅方向の一側辺部に取り付けてあるフラップ部9と同様のフラップ部9を取り付けてなる封筒ホルダIとしたもので、該封筒ホルダIを封筒1に装着するときに、上記ベース部4の幅方向の両側辺部に接続してある各フラップ部9とベース部4との間にて、上記封筒1の幅方向の両側辺部を共に挟んで保持できるようにしたものである。
【0026】
その他の構成は図1(イ)(ロ)に示したものと同様であり、同一のものには同一符号が付してある。
【0027】
本実施の形態によれば、封筒1の幅方向両側辺部を保持させることができるため、本考案の封筒ホルダIの封筒1の幅方向に対するずれを抑えることができることから、上記封筒1の保持をより確実なものとすることができる。
【0028】
なお、本考案は上記実施の形態にのみ限定されるものではなく、ベース部4とフラップ部9は、対応する辺部同士を全長に亘って一体となるよう接着するようにしてもよく、又、必要強度が得られれば長手方向所要間隔部分を断続的に接着して一体化するようにしてもよいこと、図1(イ)(ロ)に示した実施の形態におけるフラップ部9は、封筒1を横にして幅方向が上下となるように立てた姿勢とするときに、該封筒1の幅方向にて上側となる側辺部をベース部4との間で挟持することができるようにすれば、該フラップ部9のベース部4に対する取付位置は幅方向のいずれにも自在に設定できること、本考案の封筒ホルダIを封筒1から取り外すべく蓋部嵌入カバー部5の先端部を嵌入されている封筒1の蓋部1aに対し押圧力を作用させることなく持てるように、上記蓋部嵌入カバー部5の先端部所要位置に、把持用部材(図示せず)を突設するようにしてもよいこと、更に、本考案の封筒ホルダIは、深い構造の引出しの中にて書類を分類して収納させるようにするための封筒Iに装着して用いるようにしてもよいこと、その他本考案の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0029】
【考案の効果】
以上述べた如く、本考案の封筒ホルダによれば、封筒の蓋部を表裏両面より覆うように嵌入させる蓋部嵌入カバー部と、該蓋部嵌入カバー部の表面側部材から一連に延びて封筒の表面側の縦方向所要長さまでの領域に全面に亘り添わせることができるようにしたベース部と、上記蓋部嵌入カバー部の裏面側部材から一連に延びて封筒の開口部より内側へ挿入させることにより上記ベース部との間にて上記封筒の表面形成部を挟むことができるようにした舌片部と、上記ベース部の幅方向一側辺に接続して該ベース部との間にて上記封筒の幅方向の一側辺部を挟持できるようにしたフラップ部とからなる構成としてあるので、次の如き優れた効果を発揮する。
(1) 蓋部嵌入カバー部により封筒の蓋部を補強できると同時に、ベース部と上記封筒内に挿入した舌片部により該封筒の表面形成部を補強でき、これにより、上記封筒を横長となるように立てた姿勢としても、該封筒が幅方向の途中で折れ曲がる虞を未然に防止することができる。したがって、上記本考案の封筒ホルダを装着した封筒に書類を差し入れる作業を継続して行うことができて、該作業に要する手間を従来に比して削減することが可能になる。
(2) 蓋部嵌入カバー部により封筒の蓋部を保護することができて、該封筒の蓋部が折れたり汚損したりする虞を防止できる。このため本考案の封筒ホルダを装着した状態にて封筒に書類を収納した後、上記封筒ホルダを取り外すようにすれば、上記書類を収納した封筒を持ち歩いたり、該封筒を、収納した書類の郵送に供することが容易に実施できる。
(3) ベース部の幅方向の一側辺に加えて、他側辺にもフラップ部を接続して設けて、上記ベース部材と各フラップ部材との間にて封筒の幅方向の両側辺部を挟持できるようにした構成とすることにより、保持すべき封筒を、幅方向へのずれを生じさせることなくより確実に保持することができる。
(4) 更に、蓋部嵌入カバー部の裏面側部材を表示欄として所要事項を消去可能に書き込むことができるようにした構成とすることにより、上記本考案の封筒ホルダにて保持させる封筒の蓋部へ直接的な記載を要することなく、上記封筒に収納すべき書類についての必要事項を容易に表示することができる。このために、該封筒を、他の分類項目の書類の収納に再利用する等、他の目的に容易に再利用することが可能となり、封筒の無駄を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の封筒ホルダの実施の一形態を示すもので、(イ)は封筒に装着した状態を示す概略斜視図、(ロ)は各部を分解した状態で示す概略斜視図である。
【図2】本考案の実施の他の形態を示すもので、(イ)は封筒に装着した状態を示す概略斜視図、(ロ)は各部を分解した状態で示す概略斜視図である。
【図3】従来、封筒を用いて書類の分類、整理を行う場合における封筒の配置例を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
I 封筒ホルダ
1 封筒
1a 蓋部
3 表示欄
4 ベース部
5 蓋部嵌入カバー部
5a 表面側部材
5b 裏面側部材
7 舌片部
9 フラップ部

Claims (3)

  1. 封筒の蓋部を表裏両面より覆うように嵌入させる蓋部嵌入カバー部と、該蓋部嵌入カバー部の表面側部材から一連に延びて封筒の表面側の縦方向所要長さまでの領域に全面に亘り添わせることができるようにしたベース部と、上記蓋部嵌入カバー部の裏面側部材から一連に延びて封筒の開口部より内側へ挿入させることにより上記ベース部との間にて上記封筒の表面形成部を挟むことができるようにした舌片部と、上記ベース部の幅方向一側辺に接続して該ベース部との間にて上記封筒の幅方向の一側辺部を挟持できるようにしたフラップ部とからなる構成を有することを特徴とする封筒ホルダ。
  2. ベース部の幅方向の一側辺に加えて、他側辺にもフラップ部を接続して設けて、上記ベース部材と各フラップ部材との間にて封筒の幅方向の両側辺部を挟持できるようにした請求項1記載の封筒ホルダ。
  3. 蓋部嵌入カバー部の裏面側部材を表示欄として所要事項を消去可能に書き込むことができるようにした請求項1又は2記載の封筒ホルダ。
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