JP3140325U - クリップボード - Google Patents
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Abstract
【課題】必要な書類や筆記用具等を記入用紙と共に収納して持ち歩くことが可能なクリップボードを提供する。
【解決手段】板体2の上方に設けたクリップ式の挟持部3及び板体の背面2bに設けた袋状の収納部4から構成され、収納部4は袋状の本体の上部に折返し片4aを設け、折返し片は面ファスナー等の係止テープ或いは係止ボタン等の係止部材により係止することができることを特徴とするクリップボード1の構成及びクリップボードを構成する収納部を本体の上辺に差し込み片を設け、前記本体の上部に設けた折返し片には先端に突出した差し込み片を設け、前記差し込み片を本体上辺の差し込み孔に差し込むことで、折返し片を本体に係止することができる収納部としたことを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】板体2の上方に設けたクリップ式の挟持部3及び板体の背面2bに設けた袋状の収納部4から構成され、収納部4は袋状の本体の上部に折返し片4aを設け、折返し片は面ファスナー等の係止テープ或いは係止ボタン等の係止部材により係止することができることを特徴とするクリップボード1の構成及びクリップボードを構成する収納部を本体の上辺に差し込み片を設け、前記本体の上部に設けた折返し片には先端に突出した差し込み片を設け、前記差し込み片を本体上辺の差し込み孔に差し込むことで、折返し片を本体に係止することができる収納部としたことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本考案は、背面に収納部を設けることでメモや書類、筆記用具等を収納することができるクリップボードに関するものである。
従来、クリップボードは筆記板となる板体の上方にクリップを備えた挟持部を設け、前記挟持部に挟んで保持した紙片やノート等の記入用紙に記入をする際等に使用されるものであるが、単に板体に挟持部を取り付けたにすぎないものであるため、挟持部に保持した紙片等以外のメモや書類を一緒に持ち歩くための収納部等は設けられておらず、大きさの違う紙片を挟持部に挟んでいると、小さい紙片が落ちやすくなる場合がある。
このような収納部が設けられていないという課題を解決するものとしては、特許文献1に記載の通りに、挟着クリップを箱形のケース状にすることで、前記ケース状の挟着クリップ内に筆記具等の文房具を収納することができる多機能クリップボードが提案されている。
しかしながら、前記の多機能クリップボードでは、箱形ケース状の挟着クリップ内に収納することのできないもの、例えばメモや書類等を収納することはできず、紙片や書類等を一緒に持ちたいときには記入用紙と共に挟着クリップで挟持するほかないので、メモや書類等が必要な場合には不便である。
登録実用新案公報第3064003号
そこで、本考案は、必要な書類や筆記具等を一緒に収納して持ち歩くことが可能なクリップボードを提供することを目的としたものである。
本考案は、上記の課題を解決するために、板体2と、前記板体2の上方に設けたクリップ式の挟持部3と、前記板体2の背面2bに設けた袋状の収納部4とからなり、前記収納部4の上部に折返し片4aを設けるとともに前記折返し片4aに係止テープ5、5a又は係止ボタン8、8aを設けたことを特徴とするクリップボード1の構成とした。
また、板体10の背面に設けた袋状の収納部12を本体12cの上辺に差し込み孔12dを設け、前記本体12cの上部に設けた折返し片12aには先端に突出した差し込み片12bを設け、前記差し込み片12bを本体上辺の差し込み孔12dに差し込むことで、折返し片12aを本体12cに係止することができる収納部としたことを特徴とするクリップボード9の構成とした。
本考案は、板体の背面に設けた袋状の収納部に必要な書類やメモ、筆記用具等を収納することができ、前記収納部の開口部は面ファスナー等の係止テープや係止ボタン等を用いて折返し片を係止することで開口部を閉じることができるので、収納部内に収納した紙片や筆記用具を落とす不安もなく、持ち歩くことが可能となる。
本考案であるクリップボードは、筆記板となる板体の正面上方には記入用紙を挟持するための挟持部を設け、板体の背面には必要な資料やメモ等の紙片、筆記用具等を収納することができる収納部を設け、前記収納部の開口部は面ファスナー等の係止テープ或いは係止ボタン等の係止部材を用いて折返し片と本体を係止することで閉じることができるので、収納部に収納した紙片や筆記用具を落とすことがない。
図1は本考案であるクリップボードの正面から見た斜視図、図2は本考案であるクリップボードの背面から見た斜視図である。図1及び図2に示すように、本考案であるクリップボード1は、板体2、前記板体2の上方に設けた挟持部3及び板体2の背面に設けた収納部4から構成されている。
本考案であるクリップボード1を構成する板体2の正面2aは筆記板として使用するので、筆記板として足るだけの厚み及び固さを有するものである。前記板体2の正面2aには上方中央部にクリップ式の挟持部3が設けられている。
前記挟持部3は、固定板3aを介して回動部3b及び挟持部材3cが板体2に固定されている。バネ式の回動部3bにより、挟持部材3cが上下に回動し、固定板3aと挟持部材3cの間に記入用紙を挟んで保持する。
図2に示すように、本考案であるクリップボード1を構成する板体2の背面2bには収納部4が設けられている。収納部4は袋状の本体4bの上部に折返し片4aが設けられており、折返し片4aの縁辺及び本体4bの上方には面ファスナー等の互いに係止する係止テープ5、5aが取り付けられている。
収納部4の上方に設けた折返し片4aを本体4b方向に折り返して、折返し片4aに取り付けた係止テープ5と本体4bに取り付けた係止テープ5aを係止させることで、収納部4の開口部を閉じることができる。
図3は本考案であるクリップボードの使用状態を示す正面斜視図、図4は本考案であるクリップボードの使用状態を示す背面斜視図である。図3に示すように、本考案であるクリップボード1を使用する際には、筆記板となる板体2の表面2aに記入用紙を取り付けて使用する。
その際には、板体2の上方に設けた挟持部3の挟持部材3cを上方向に回動させてできた隙間に記入用紙6を載置し、挟持部材3cを元の位置に戻すことで、挟持部3に記入用紙6が挟まれ保持される。
図4に示すように、本考案であるクリップボード1の板体2の背面2bに設けた袋状の収納部4には必要な資料7や紙片7a等の紙類、更にはボールペンや鉛筆等の筆記具7b等を収納することができる。
収納部4の本体4bに必要な紙片7aや筆記具7b等を収納したら、図4中の矢印で示したように折返し片4aを本体4b側に折り返し、互いに係止する折返し片4aに取り付けた係止テープ5と本体4bに取り付けた係止テープ5aを係止させることで、本体4bの開口部を閉じることができる。それにより、収納部4内に収納したものが落ちる心配がなくなる。
図5は本考案であるクリップボードの使用状態を示す背面斜視図である。図5に示すように、本考案であるクリップボード1を構成する板体2の背面2bに設けた収納部4では、折返し片4aを折り返して本体4bの開口部を閉じる係止手段として、図4までに示した係止テープ5、5aに限らず、図5に示したような係止ボタン8、8aを用いてもよい。
折返し片4aの左右に係止ボタン8、8を取り付け、本体4bの左右上方には前記係止ボタン8、8と係合する係止ボタン8a、8aをそれぞれ取り付ける。そして、折返し片4aを本体4b側に折り返して、互いに係合する係止ボタン8、8aを係合させて本体4bの開口部を閉じることができる。
図6は本考案であるクリップボードの第2実施例の正面斜視図、図7は本考案であるクリップボードの第2実施例の背面斜視図、図8は本考案であるクリップボードの第2実施例の使用状態を示す背面斜視図である。図6から図8に示すように、本考案であるクリップボード9が板体10、挟持部11、収納部12から構成されている点は、図5までに示した第一実施例のクリップボード1と同様である。
図7に示すように、クリップボード9を構成する板体10の背面10bに設けた収納部12は、本体12cの上辺に長方形の差し込み孔12dが穿設され、本体12cの上部に設けた折返し片12aの先端には突出するように差し込み片12が設けられている。また、本体12aの両端にはマチ12e、12eが設けられているので、開口部が広げやすく、収納部内に書類や筆記具等を収納しやすい。
図7中に示した矢印及び図8の使用状態を示す背面斜視図に示したように、本考案の第二実施例であるクリップボード9では、収納部12の開口部を閉じる際に、収納部12の上部に設けた折返し片12aを本体12c方向に折り返し、折返し片12aの先端に設けた差し込み片12bを本体に設けた差し込み孔12dに差し込むことで折返し片12aを本体12cに係止し、開口部を閉じることができる。
1 クリップボード
2 板体
2a 正面
2b 背面
3 挟持部
3a 固定板
3b 回動部
3c 挟持部材
4 収納部
4a 折返し片
4b 本体
5、5a 係止テープ
6 記入用紙
7 資料
7a 紙片
7b 筆記具
8 係止ボタン
9 クリップボード
10 板体
10a 正面
10b 背面
11 挟持部
11a 固定板
11b 開口部
11c 挟持部材
12 収納部
12a 折返し片
12b 差し込み片
12c 本体
12d 差し込み孔
12e マチ
2 板体
2a 正面
2b 背面
3 挟持部
3a 固定板
3b 回動部
3c 挟持部材
4 収納部
4a 折返し片
4b 本体
5、5a 係止テープ
6 記入用紙
7 資料
7a 紙片
7b 筆記具
8 係止ボタン
9 クリップボード
10 板体
10a 正面
10b 背面
11 挟持部
11a 固定板
11b 開口部
11c 挟持部材
12 収納部
12a 折返し片
12b 差し込み片
12c 本体
12d 差し込み孔
12e マチ
Claims (2)
- 板体と、前記板体の上方に設けたクリップ式の挟持部と、前記板体の背面に設けた袋状の収納部とからなり、前記収納部の上部に折返し片を設けるとともに前記折返し片4aに係止テープ又は係止ボタンを設けたことを特徴とするクリップボード。
- 折返し片に差し込み片を設けるとともに両端にマチを設けた収納部の本体の上辺に前記差し込み片を差し込むための差し込み孔を設けたことを特徴とする請求項1に記載のクリップボード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008000052U JP3140325U (ja) | 2008-01-10 | 2008-01-10 | クリップボード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008000052U JP3140325U (ja) | 2008-01-10 | 2008-01-10 | クリップボード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3140325U true JP3140325U (ja) | 2008-03-21 |
Family
ID=43290454
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008000052U Expired - Fee Related JP3140325U (ja) | 2008-01-10 | 2008-01-10 | クリップボード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3140325U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012056267A (ja) * | 2010-09-13 | 2012-03-22 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 用箋挟み |
JP5194234B1 (ja) * | 2012-04-25 | 2013-05-08 | 倉松 八代 | 標題紙着脱自在型背見出収納具 |
JP2015098183A (ja) * | 2015-03-05 | 2015-05-28 | 重宣 宮 | クリップボード |
JP2023070986A (ja) * | 2021-11-10 | 2023-05-22 | 株式会社リヒトラブ | クリップボード |
-
2008
- 2008-01-10 JP JP2008000052U patent/JP3140325U/ja not_active Expired - Fee Related
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JP7328710B2 (ja) | 2021-11-10 | 2023-08-17 | 株式会社リヒトラブ | クリップボード |
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